JP7147345B2 - 画像読取装置、画像形成装置及び読取制御方法 - Google Patents

画像読取装置、画像形成装置及び読取制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像読取装置、画像形成装置及び読取制御方法に関する。
画像形成装置等に搭載された画像読取装置として、CIS(Contact Image Sensor)からなる読み取りセンサーを備えた画像読取装置が知られている。この画像読取装置は、発光ダイオード(LED)等からなる光源と、受光レンズと、読み取りセンサーと、を所定位置に配置した読み取りユニットを備え、光源を点灯させて原稿に光を当て、反射光を読み取りセンサーで受光して原稿の画像を読み取るようになっている。
上記の画像読取装置において、光源の光量分布に起因するむらを除去するためのシェーディング補正が行われている。具体的には、まず、白色の基準を決定するためのシェーディングシートを光源に対向配置するようにし、シェーディングシートに対して光源から光を照射し、その反射光を読み取りセンサーで受光することで、白色の基準となる白基準データ(シェーディングデータ)を予め取得する。次いで、実際の原稿読み取り動作時に、原稿を読み取って得られた画像データを、予め取得したシェーディングデータを用いて補正(シェーディング補正)する。
従来のシェーディング補正においては、シェーディングシートと読み取りセンサーのガラス面を清掃したとしても、ゴミを完全に除去することが困難であるため、1ライン全てにゴミのないシェーディングデータを1回のスキャンで取得することが難しい。
そこで、シェーディングデータを取得する際に、読み取りセンサーを移動させながらデータを取得する機構や、ゴミを拭き取るための機構を設ける構成が知られている。しかしながら、上記の読み取りセンサーの移動機構やゴミの拭き取り機構を設ける構成では、メカ構造が複雑になりコストがかさむという課題がある。
その他、ゴミの前後N画素(例えば前10画素)について、ゴミの前後N画素の平均値とゴミのないシェーディングデータの平均値との差分を補正して、該当画素を置き換える技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ゴミのない第1のデータをゴミのある第2のデータで除算して感度比分布データを作成し、2回目の読み取りデータを感度比分布データで補正した後、ゴミのある画素について第1のデータの該当画素で補完する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
また、1ラインのゴミの数が所定数(比)を超えた場合に1ラインを初期データで置き換えるとともに、所定数以下の場合にゴミのある画素のみを初期データで置き換える技術が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2005-277752号公報 特開2012-103291号公報 特開2013-70163号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の技術は、読み取りセンサーを右左中央で3等分したそれぞれの平均値を利用して補完する技術であるため、ゴミが多く間隔が狭い場合に平均値にゴミの影響が出やすくなり、置き換えたときに該当画素との境界で階調段差が生じてしまうおそれがある。階調段差が生じたシェーディングデータを用いてシェーディング補正を行うと、画像にスジが発生するという課題がある。
また、上記特許文献2記載の技術は、回数の少ないスキャンデータにおいて、ノイズの影響などで各画素の感度比にばらつきが生じるおそれがあり、また、ゴミの間隔が狭い場合などは、フィルタリング時に補完する該当画素が周囲のゴミによる階調低下の影響を受けるおそれがあるため、補完データを使用して画素ごとにゴミのある箇所を置き換えた場合に階調段差が生じやすい。
また、上記特許文献3記載の技術は、補完制御の処理コストを削減することを目的として、1ラインの全画素又はゴミのある1画素のみを置き換えるパターンしか考慮されていないため、ゴミの影響を完全に除去することが困難であった。
本発明は、ゴミの拭き取りが完全でない場合でも、ゴミの影響を除去して画像スジの発生を抑制することが可能な画像読取装置、画像形成装置及び読取制御方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
光を出射する光源と、前記光源から出射された光を反射する基準部材と、前記基準部材により反射された光を収束する受光レンズと、前記受光レンズにより収束された光を読み取る読取部と、を備える画像読取装置であって、
前記読取部により前記基準部材が読み取られて得られた第1の白データに基づいて、前記基準部材又は前記読取部にゴミがあるか否かを判定する第1の判定部と、
前記第1の判定部によりゴミがあると判定された場合に、追加で前記読取部により前記基準部材が読み取られて得られた第2の白データを用いて前記第1の白データを補完し、理想的な初期白基準データを作成する作成部と、
ジョブの画像読み取りの直前に前記読取部により前記基準部材が読み取られて得られた第3の白データを、前記作成部により作成された理想的な初期白基準データを用いて補完する補完部と、
を備え
前記作成部は、前記理想的な初期白基準データを作成する際、前記第2の白データを用いて補完した前記第1の白データの前記第1の判定部により前記ゴミがあると判定された全ての箇所が前記ゴミがない状態となったか否かを判定し、前記ゴミがない状態となったと判定した場合に、前記第2の白データを用いて補完した前記第1の白データを前記理想的な初期白基準データとして確定することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、
前記第2の白データに基づいて、前記第1の白データにおいて前記第1の判定部によりゴミがあると判定された画素を含むチップに該当する該当チップにゴミがあるか否かを判定する第2の判定部を備え、
前記読取部は、複数のチップからなり、
前記作成部は、前記第2の判定部により前記該当チップにゴミがないと判定された場合に、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定されたチップのデータを、前記第2の白データの前記該当チップのデータで置き換えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像読取装置において、
前記作成部は、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定されたチップの平均階調と前記第2の白データの前記該当チップの平均階調とが所定の差以内である場合に、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定されたチップのデータを、前記第2の白データの前記該当チップのデータで置き換えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の画像読取装置において、
前記作成部は、前記第2の判定部により所定回数以上ゴミがあると判定された場合であって、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定されたチップの平均階調と前記第2の白データの前記該当チップの平均階調とが所定の差以内である場合に、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定された画素のデータを、前記第2の白データの前記第1の白データにおいて前記ゴミがあると判定された画素に該当する画素のデータで置き換えるか否かをユーザーに選択させるための画面を表示部に表示させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2又は3に記載の画像読取装置において、
前記作成部は、前記第2の判定部により所定回数以上ゴミがあると判定された場合であって、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定されたチップの平均階調と前記第2の白データの前記該当チップの平均階調とが所定の差以内である場合に、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定された画素のデータを、前記第2の白データの前記第1の白データにおいて前記ゴミがあると判定された画素に該当する画素のデータで置き換えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2~5のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
前記作成部は、前記第1の判定部によりゴミがあると判定された画素を含むチップが複数ある場合に、前記第2の白データが得られるごとに、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定されたチップのデータを、前記第2の白データの前記該当チップのデータで順次置き換えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項2~5のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
前記作成部は、前記第1の判定部によりゴミがあると判定された画素を含むチップが複数ある場合に、前記第2の白データを複数取得し、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定されたチップのデータを、前記第2の白データの前記該当チップのデータのうち最も階調段差が小さいデータで置き換えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項2~7のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
前記作成部は、前記第1の判定部によりゴミがあると判定された画素を含む2つのチップの間に前記第1の判定部によりゴミがあると判定された画素を含まないチップが挟まれている場合に、前記第1の白データの前記2つのチップ及び前記2つのチップに挟まれているチップのデータを、前記第2の白データの前記2つのチップ及び前記2つのチップに挟まれているチップに該当するチップのデータで置き換えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、
前記作成部は、前記第1の判定部によりゴミがあると判定された画素が複数ある場合に、前記第2の白データを複数取得し、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定された画素のデータを、前記第2の白データの、前記第1の白データにおいて前記ゴミがあると判定された画素に該当する画素のデータのうち最も階調段差が小さい画素のデータで置き換えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1~9のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
前記第1の判定部により所定回数以上ゴミがあると判定された場合に、前記読取部に異常がある旨の警告を報知する報知部を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1~10のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
前記第1の判定部により所定回数以上ゴミがあると判定された場合に、ゴミ判定の基準となる閾値を変更する閾値変更部を備えることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の画像読取装置において、
前記閾値変更部は、前記第1の判定部によりゴミがあると判定された回数に基づいて、前記閾値を変更することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項11又は12に記載の画像読取装置において、
前記閾値変更部により前記閾値が変更された際に、前記第1の白データ及び前記第2の白データをリセットし、次に前記読取部により前記基準部材が読み取られて得られたデータを前記第1の白データとして取得するリセット部を備えることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項1~13のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
前記作成部は、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定されたデータを、前記第2の白データのデータで置き換える際、前記第2の白データが得られるごとに、データの置き換え幅を、1ライン、1ラインの半分、2チップ、1チップ、画素の順に変更することを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、請求項1~13のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
前記作成部は、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定されたデータを、前記第2の白データのデータで置き換える際、前記第1の判定部によりゴミがあると判定された回数に基づいて、データの置き換え幅を変更することを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、
画像形成装置において、
請求項1~1のいずれか一項に記載の画像読取装置と、
前記読取部により読み取られた原稿の画像を用紙上に形成する画像形成部と、
を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、
光を出射する光源と、前記光源から出射された光を反射する基準部材と、前記基準部材により反射された光を収束する受光レンズと、前記受光レンズにより収束された光を読み取る読取部と、を備える画像読取装置の読取制御方法において、
前記読取部により前記基準部材が読み取られて得られた第1の白データに基づいて、前記基準部材又は前記読取部にゴミがあるか否かを判定する第1の判定ステップと、
前記第1の判定ステップでゴミがあると判定された場合に、追加で前記読取部により前記基準部材が読み取られて得られた第2の白データを用いて前記第1の白データを補完し、理想的な初期白基準データを作成する作成ステップと、
ジョブの画像読み取りの直前に前記読取部により前記基準部材が読み取られて得られた第3の白データを、前記作成ステップで作成された理想的な初期白基準データを用いて補完する補完ステップと、
を含み、
前記作成ステップは、前記理想的な初期白基準データを作成する際、前記第2の白データを用いて補完した前記第1の白データの前記第1の判定ステップで前記ゴミがあると判定された全ての箇所が前記ゴミがない状態となったか否かを判定し、前記ゴミがない状態となったと判定した場合に、前記第2の白データを用いて補完した前記第1の白データを前記理想的な初期白基準データとして確定することを特徴とする
本発明によれば、ゴミの拭き取りが完全でない場合でも、ゴミの影響を除去して画像スジの発生を抑制することができる。
本実施形態に係る画像形成装置を構成する各装置の主制御構成を示すブロック図である。 画像読取部の概略構成を示す図である。 画像読取部の動作の一例を示すフローチャートである。 画像読取部の動作の変形例1を示すフローチャートである。 画像読取部の動作の変形例5を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[1.構成の説明]
本実施形態に係る画像形成装置1は、例えば、プリンター機能、スキャナー機能、コピー機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有する複合機である。画像形成装置1は、原稿から画像を読み取って得られた画像データ又は外部機器から受信した画像データに基づいて、用紙上に画像を形成する。
画像形成装置1は、図1に示すように、制御部10と、画像読取部(画像読取装置)20と、操作表示部30と、画像形成部40と、記憶部50と、通信部60と、を備えて構成されている。
制御部10は、CPU、RAM、ROM等を備えて構成される。CPUは、ROMに記憶されている各種プログラム(ファームウェア等)をRAMに展開し、RAMに展開した各種プログラムとの協働により、画像形成装置1の動作を統括的に制御する。また、RAMは、画像形成部40が受け取る画像データ及び印刷ジョブを印刷完了まで保持する。
画像読取部20は、図示しない原稿台又は自動原稿搬送部(ADF:Auto Document Feeder)に載置された原稿の画像を走査露光装置の光学系により走査露光し、その反射光を読み取りセンサーにより読み取り、これにより、画像信号を得る。この画像信号は、A/D変換、シェーディング補正、圧縮等の処理が施された後、画像データ(原稿データ)として画像形成部40に転送される。なお、画像形成部40に転送される画像データとしては、画像読取部20で読み取ったものに限らず、例えば、通信部60により画像形成装置1に接続された外部装置(図示省略)から受信したものであってもよい。
画像読取部20は、図2に示すように、読み取りユニット20Aと、画像読取制御装置20Bと、を備えて構成されている。
読み取りユニット20Aは、光を出射する発光ダイオード(LED)等からなる光源21と、光源21から出射された光を反射するシェーディングシート(基準部材)22と、シェーディングシート22により反射された光を収束する受光レンズ23と、受光レンズ23により収束された光を読み取る複数のチップ(例えば17チップ)からなる読み取りセンサー(読取部)24と、を備えて構成されている。
画像読取制御装置20Bは、AFE(Analog Front End)25と、1次記憶部26と、演算処理部27と、を備えて構成されている。
AFE25は、読み取りセンサー24により読み取られたセンサー信号をデジタル信号に変換するAD演算部251と、光源21の点灯/消灯を制御する光源制御部252と、を備えて構成されている。
1次記憶部26は、AD演算部251によりデジタル信号に変換されたセンサー信号を記憶する。1次記憶部26は、光源21から出射された光をシェーディングシート22に照射したときのセンサー信号を記憶する。
演算処理部27は、読み取りセンサー24によりシェーディングシート22が読み取られて得られた第1の白データに基づいて、シェーディングシート22又は読み取りセンサー24にゴミがあるか否かを判定する(第1の判定部)。また、演算処理部27は、ゴミがあると判定された場合に、追加で読み取りセンサー24によりシェーディングシート22が読み取られて得られた第2の白データを用いて第1の白データを補完し、理想的な初期白基準データを作成する(作成部)。さらに、演算処理部27は、ジョブの画像読み取りの直前に読み取りセンサー24によりシェーディングシート22が読み取られて得られた第3の白データを、作成された理想的な初期白基準データを用いて補完する(補完部)。
操作表示部30は、LCD(Liquid Crystal Display)又は有機ELディスプレイを備え、ディスプレイ上には、透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルを備えて構成される。
操作表示部30は、制御部10から入力される表示制御信号に従って、各種設定画面、各種ボタン、各機能の動作状況等の表示を行う。操作表示部30は、画面上に表示されたボタンが手指やタッチペン等で押下された場合、押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置に対応付けられた操作信号を制御部10に出力する。なお、タッチパネルは感圧式に限らず、例えば静電式や光式等であってもよい。また、操作表示部30は、表示画面外に各種ハードキーを備え、ハードキーが押下された場合、押下されたキーに対応付けられた操作信号を制御部10に出力する。ユーザーは、操作表示部30を操作して、画質設定、倍率設定、応用設定、出力設定及び用紙設定等の画像形成に関する設定、用紙搬送指示、並びに、装置の起動、停止操作などを行うことができる。
画像形成部40は、画像読取部20から受け取った画像データ又は外部機器から通信ネットワーク経由で受け取った印刷ジョブに基づいて用紙上に画像を形成し、印刷物を作成する。画像形成部40は、帯電された像担持体(感光体)に形成される静電潜像が現像されてトナー像となり、中間転写体(中間転写ベルト)上で各色のトナー像が重ね合わされてから用紙に転写される、いわゆる電子写真方式の画像形成部である。
記憶部50は、不揮発メモリー等を備えて構成され、各種プログラムや各種設定データ、ジョブデータ等を制御部10から読み書き可能に記憶する。また、記憶部50は、読取画像、ファックス画像、フォントデータ等を記憶する。
通信部60は、通信用IC及び通信コネクタなどを有する通信インターフェイスであり、制御部10の制御の下、所定の通信プロトコルを用いて通信ネットワークに接続されている外部装置と各種情報の送受信を行う。また、通信部60は、USBを介して各種情報の入出力を行うことも可能である。
[2.動作の説明]
次に、本実施形態に係る画像形成装置1の画像読取部20の動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。なお、本発明では、シェーディングシート22のスキャン(読み取り)を行う前に、サービスマンにより手動でシェーディングシート22及び読み取りセンサー24のガラス面の清掃が行われる。
まず、演算処理部27は、読み取りユニット20Aを制御してシェーディングシート22の読み取りを行い、白データを取得する(ステップS101)。なお、本発明では、ステップS101で1回目に取得された白データを「第1の白データ」、2回目以降に取得された白データを「第2の白データ」と称する。
次に、演算処理部27は、ステップS101で取得した白データに基づいて、シェーディングシート22又は読み取りセンサー24にゴミがあるか否かを判定する(ステップS102)。具体的には、演算処理部27は、SLA周期判定やダイナミックレンジの判定といった読み取りセンサー24の特性を排除したゴミ判定処理を実施し、シェーディングシート22又は読み取りセンサー24にゴミがあるか否かを判定する。すなわち、演算処理部27は、本発明の第1の判定部として機能する。
演算処理部27は、シェーディングシート22又は読み取りセンサー24にゴミがあると判定した場合(ステップS102:YES)、ステップS104へと移行する。
一方、演算処理部27は、シェーディングシート22又は読み取りセンサー24にゴミがないと判定した場合(ステップS102:NO)、ステップS101で取得した白データを初期シェーディングデータ(初期白基準データ)として確定し(ステップS103)、1次記憶部26又は記憶部50に記憶する。
ステップS104において、演算処理部27は、ステップS101における白データの取得が初回(1回目)であるか否かを判定する。
演算処理部27は、ステップS101における白データの取得が1回目であると判定した場合(ステップS104:YES)、1回目の白データ(1ライン分のデータ)を、初期シェーディングデータの候補(第1の白データ)として1次記憶部26に一時記憶した後(ステップS105)、ステップS101へと移行する。
一方、演算処理部27は、ステップS101における白データの取得が1回目でないと判定した場合(ステップS104:NO)、ステップS106へと移行する。
ステップS106において、演算処理部27は、ステップS101で取得した白データに基づいて、1回目のスキャン時にステップS105で記憶した初期シェーディングデータ候補のNG箇所(ゴミがある画素)に該当する箇所にゴミがないと判定した場合に、初期シェーディングデータ候補のNG箇所のデータを、白データの該当箇所のデータで置き換える(ステップS106)。すなわち、演算処理部27は、ステップS102でゴミがあると判定された場合に、追加で読み取りセンサー24によりシェーディングシート22が読み取られて得られた第2の白データ(ステップS101で取得した白データ)を用いて第1の白データ(初期シェーディングデータ候補)を補完し、理想的な初期白基準データを作成する本発明の作成部として機能する。
次に、演算処理部27は、初期シェーディングデータ候補の全て(1ライン分)のNG箇所がOK(ゴミがない状態)となったか否かを判定する(ステップS107)。
演算処理部27は、初期シェーディングデータ候補の全てのNG箇所がOKとなったと判定した場合(ステップS107:YES)、初期シェーディングデータ候補を初期シェーディングデータとして確定し、処理を終了する。
一方、演算処理部27は、初期シェーディングデータ候補の全てのNG箇所がOKとなっていないと判定した場合(ステップS107:NO)、ステップS101へと移行する。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置1の画像読取装置(画像読取部20)は、読取部(読み取りセンサー24)により基準部材(シェーディングシート22)が読み取られて得られた第1の白データに基づいて、基準部材又は読取部にゴミがあるか否かを判定する第1の判定部(演算処理部27)と、第1の判定部によりゴミがあると判定された場合に、追加で読取部により基準部材が読み取られて得られた第2の白データを用いて第1の白データを補完し、理想的な初期白基準データを作成する作成部(演算処理部27)と、ジョブの画像読み取りの直前に読取部により基準部材が読み取られて得られた第3の白データを、作成部により作成された理想的な初期白基準データを用いて補完する補完部(演算処理部27)と、を備える。
したがって、本実施形態に係る画像読取装置によれば、読み取りセンサー24やシェーディングシート22の清掃が不十分で一部にゴミが乗っている場合であっても、複数回スキャンを行うことで、ゴミがない状態で1回スキャンした場合のシェーディングデータと同等のシェーディングデータを取得することができるので、階調段差のないシェーディングデータを用いてシェーディング補正を行うことが可能となり、ゴミの拭き取りが完全でない場合でも、ゴミの影響を除去して画像スジの発生を抑制することができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(変形例1)
例えば、上記実施形態では、画素単位でデータを置き換えるようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、チップ単位でデータを置き換えるようにしてもよい。
以下、図4のフローチャートを参照して、画像読取部20の動作の変形例1を説明する。
まず、ステップS201~ステップS205の処理は、図3のステップS101~ステップS105の処理と同様であるので、説明を省略する。
次に、演算処理部27は、ステップS201で取得した白データに基づいて、1回目のスキャン時にステップS205で記憶した初期シェーディングデータ候補のNGチップ(ゴミがある画素を含むチップ)に該当するチップ(以下、該当チップ)にゴミがあるか否かを判定する(ステップS206)。すなわち、演算処理部27は、本発明の第2の判定部として機能する。
演算処理部27は、ステップS201で取得した白データの該当チップにゴミがあると判定した場合(ステップS206:YES)、ステップS201へと移行する。
一方、演算処理部27は、ステップS201で取得した白データの該当チップにゴミがないと判定した場合(ステップS206:NO)、次のステップS207へと移行する。
ステップS207において、演算処理部27は、初期シェーディングデータ候補のNGチップの平均階調とステップS206でゴミがないと判定した白データの該当チップ(置き換え候補チップ)の平均階調とが所定の差以内であるか否かを判定する。ここで、所定の差とは、階調段差が発生しない程度の差のことであり、例えば3階調である。
演算処理部27は、所定の差以内であると判定した場合(ステップS207:YES)、初期シェーディングデータ候補のNGチップのデータを、ステップS201で取得した白データの該当チップのデータで置き換える(ステップS208)。これにより、初期シェーディングデータ候補のNGチップのデータが、ステップS201で取得した白データの該当チップのデータにより、順次置き換えられることとなる。
一方、演算処理部27は、所定の差以内でないと判定した場合(ステップS207:NO)、ステップS201へと移行する。
次に、演算処理部27は、初期シェーディングデータ候補の全てのNGチップがOK(ゴミがない状態)となったか否かを判定する(ステップS209)。
演算処理部27は、初期シェーディングデータ候補の全てのNGチップがOKとなったと判定した場合(ステップS209:YES)、初期シェーディングデータ候補を初期シェーディングデータとして確定し、処理を終了する。
一方、演算処理部27は、初期シェーディングデータ候補の全てのNGチップがOKとなっていないと判定した場合(ステップS209:NO)、ステップS201へと移行する。
以上のように、変形例1に係る画像形成装置1の画像読取装置は、第2の白データに基づいて、第1の白データにおいて第1の判定部によりゴミがあると判定された画素を含むチップに該当する該当チップにゴミがあるか否かを判定する第2の判定部(演算処理部27)を備える。また、読取部は、複数のチップからなり、作成部は、第2の判定部により該当チップにゴミがないと判定された場合に、第1の白データのゴミがあると判定されたチップのデータを、第2の白データの該当チップのデータで置き換える。
したがって、変形例1に係る画像読取装置によれば、シェーディングデータをチップ単位で置き換えることができるので、画素単位で置き換える場合と比べ、チップ内における階調の連続性を確保することが可能となり、階調段差の発生を抑制することができる。例えば、画素単位で置き換える場合、ピークホールドではノイズの影響を受けやすく、反射率の高いゴミの場合に階調が高くなりやすいため、階調段差が発生しやすい。そこで、チップ単位で置き換えることで、ノイズの影響を除外することができるので、階調段差の発生を抑制することができる。
また、変形例1に係る画像読取装置によれば、作成部は、第1の白データのゴミがあると判定されたチップの平均階調と第2の白データの該当チップの平均階調とが所定の差以内である場合に、第1の白データのゴミがあると判定されたチップのデータを、第2の白データの該当チップのデータで置き換える。
したがって、変形例1に係る画像読取装置によれば、チップ内における階調の連続性をより確実に確保することができるので、階調段差の発生をより確実に抑制することができる。
また、変形例1に係る画像読取装置によれば、作成部は、第1の判定部によりゴミがあると判定された画素を含むチップが複数ある場合に、第2の白データが得られるごとに、第1の白データのゴミがあると判定されたチップのデータを、第2の白データの該当チップのデータで順次置き換える。
したがって、変形例1に係る画像読取装置によれば、ゴミのないチップのデータが得られるごとに、順次データを置き換えていくことができるので、スキャンするごとにゴミ判定を行うチップの数を低減させることが可能となり、効率的に階調段差のないシェーディングデータを取得することができる。
(変形例2)
なお、上記実施形態又は変形例1において、ステップS102(又はステップS202)で所定回数以上ゴミがあると判定された場合に、読み取りセンサー24に異常がある旨の警告(例えば、読み取りセンサー24の不良と交換を促す警告)を報知する報知部を備えるようにしてもよい。ここで、報知部としては、警告を表示可能な操作表示部30や、警告を音声出力可能な音声出力部(図示省略)等が挙げられる。
このように、第1の判定部により所定回数以上ゴミがあると判定された場合に、読取部に異常がある旨の警告を報知する報知部(操作表示部30等)を備えることで、早いタイミングでユーザーに読み取りセンサー24の不良を報知することができるので、シェーディングデータを作成する処理における無駄を低減しつつ、読み取りセンサー24の不良を改善することができる。
(変形例3)
また、変形例1において、ステップS206で所定回数以上ゴミがあると判定された場合であって、初期シェーディングデータ候補のNGチップの平均階調とステップS201で取得した白データの該当チップの平均階調とが所定の差以内である場合に、初期シェーディングデータ候補のゴミがあると判定された画素のデータを、ステップS201で取得した白データの該当画素のデータで置き換えるか否か(すなわち、チップ単位でなく画素単位で置き換えるか否か)をユーザーに選択させるための画面を表示部(操作表示部30)に表示させるようにしてもよい。この場合、ユーザーにより画素単位で置き換える旨が選択されると、画素単位で置き換えることとなる。
このように、作成部が、第2の判定部により所定回数以上ゴミがあると判定された場合であって、第1の白データのゴミがあると判定されたチップの平均階調と第2の白データの該当チップの平均階調とが所定の差以内である場合に、第1の白データのゴミがあると判定された画素のデータを、第2の白データの第1の白データにおいてゴミがあると判定された画素に該当する画素のデータで置き換えるか否かをユーザーに選択させるための画面を表示部(操作表示部30)に表示させることで、階調段差の発生の抑制を優先したチップ単位の置き換えか、スキャン回数の低減を優先した画素単位の置き換えか、をユーザーに選択させることができるので、ユーザーの状況に応じて臨機応変にシェーディングデータを取得することができる。
(変形例4)
また、変形例3では、初期シェーディングデータ候補のゴミがあると判定された画素のデータを、ステップS201で取得した白データの該当画素のデータで置き換えるか否かをユーザーに選択させるための画面を表示部に表示させるようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、ユーザーに選択させるための画面を表示部に表示させることなく、自動的にステップS201で取得した白データの該当画素のデータで置き換えるようにしてもよい。例えば、NG3回目まではチップ単位の置き換えを実施し、NG4回目以降は画素単位の置き換えを実施するようにしてもよい。
このように、作成部が、第2の判定部により所定回数以上ゴミがあると判定された場合であって、第1の白データのゴミがあると判定されたチップの平均階調と第2の白データの該当チップの平均階調とが所定の差以内である場合に、第1の白データのゴミがあると判定された画素のデータを、第2の白データの第1の白データにおいてゴミがあると判定された画素に該当する画素のデータで置き換えることで、スキャン回数を低減させることができるので、効率的にシェーディングデータを取得することができる。
(変形例5)
また、変形例1では、複数回スキャンした場合に、初期シェーディングデータ候補のNGチップのデータをゴミのないデータに順次置き換えるようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、NGチップのデータをゴミのないデータに順次置き換える代わりに、NGチップのデータを、最も階調段差が生じなくなるチップ(例えば平均諧調がNGチップと比べて3諧調(8bit)以内を満たしているチップ)のデータに置き換えるようにしてもよい。
以下、図5のフローチャートを参照して、画像読取部20の動作の変形例5を説明する。
まず、ステップS301~ステップS307の処理は、図4のステップS201~ステップS207の処理と同様であるので、説明を省略する。
次に、演算処理部27は、初期シェーディングデータ候補のNGチップのナンバー(識別番号)を1次記憶部26に一時記憶する(ステップS308)。このとき、演算処理部27は、初期シェーディングデータ候補のNGチップが今回NGの場合であってもOKの場合であっても、データを1次記憶部26に一時記憶しておく。
次に、演算処理部27は、ステップS308で記憶したNGチップのナンバーに基づいて、初期シェーディングデータ候補の全てのNGチップがOK(ゴミがない状態)となったか否かを判定する(ステップS309)。具体的には、演算処理部27は、ステップS308でNGチップのナンバーが記憶されなかった場合に、初期シェーディングデータ候補の全てのNGチップがOKとなったと判定する。
演算処理部27は、初期シェーディングデータ候補の全てのNGチップがOKとなったと判定した場合(ステップS309:YES)、NGからOKとなったチップのデータを、最も階調段差が小さいデータで置き換える(ステップS310)。その後、初期シェーディングデータ候補を初期シェーディングデータとして確定し、処理を終了する。
一方、演算処理部27は、初期シェーディングデータ候補の全てのNGチップがOKとなっていないと判定した場合(ステップS309:NO)、ステップS301へと移行する。
以上のように、変形例5に係る画像形成装置1の画像読取装置は、作成部が、第1の判定部によりゴミがあると判定された画素を含むチップが複数ある場合に、第1の白データのゴミがあると判定されたチップのデータを、第2の白データの該当チップのデータのうち最も階調段差が小さいチップのデータで置き換える。
したがって、変形例5に係る画像読取装置によれば、階調段差の影響を最小限にすることができるので、画像スジの発生を最大限抑制することができる。
(変形例6)
また、変形例5では、NGチップのデータを、最も階調段差が小さいチップのデータに置き換えるようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、NG画素(ゴミがある画素)のデータを、最も階調段差が小さい画素のデータに置き換えるようにしてもよい。この場合、初期シェーディングデータ候補のNG画素に該当する画素(以下、該当画素)が各スキャンにおいてNGであるかOKであるかにかかわらず、全てのスキャン分の該当画素のデータを記憶しておくようにするとよい。
このように、作成部が、第1の判定部によりゴミがあると判定された画素が複数ある場合に、第1の白データのゴミがあると判定された画素のデータを、第2の白データの、第1の白データにおいてゴミがあると判定された画素に該当する画素のデータのうち最も階調段差が小さい画素のデータで置き換えることで、階調段差の影響を最小限にすることができるので、画像スジの発生を最大限抑制することができる。
(変形例7)
また、実施形態において、ステップS102で所定回数以上ゴミがあると判定された場合に、ゴミ判定処理におけるゴミ判定の基準となる閾値を変更するようにしてもよい。この場合、演算処理部27は、本発明の閾値変更部として機能する。ここで、ゴミ判定の基準となる閾値は、階調段差の度合いを示しており、閾値が緩くなるとスジが目立ちやすくなる。なお、閾値の変更タイミングや変更後の閾値は、ユーザーが任意に設定することができる。
このように、第1の判定部により所定回数以上ゴミがあると判定された場合に、ゴミ判定の基準となる閾値を変更する閾値変更部(演算処理部27)を備えることで、スキャン回数を低減させることができるので、効率的にシェーディングデータを取得することができる。
例えば、NG3回目までは厳しめの閾値を設定するとともに、NG4回目からは緩めの閾値を設定するなど、NG判定の回数に基づいて自動で閾値を変更するようにしてもよい。
このように、閾値変更部が、第1の判定部によりゴミがあると判定された回数に基づいて、閾値を変更することで、スキャン回数を低減させることができるので、効率的にシェーディングデータを取得することができる。
また、閾値を変更して再度白データの取得を開始する際に、それまで取得していた白データをそのまま利用せずに一度リセットし、次に読み取りセンサー24によりシェーディングシート22が読み取られて得られたデータを再度1回目の白データ(第1の白データ)として取得し直す設定を設けるようにしてもよい。この場合、演算処理部27は、本発明のリセット部として機能する。
このように、閾値変更部により閾値が変更された際に、第1の白データ及び第2の白データをリセットし、次に読取部により基準部材が読み取られて得られたデータを第1の白データとして取得するリセット部(演算処理部27)を備えることで、閾値変更前のデータと閾値変更後のデータとが混在することを回避することができるので、データの置き換えミス等の発生を回避することができる。
(変形例8)
また、上記実施形態では、画素単位でデータを置き換えるようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、スキャンが行われて白データが得られるごとに、データの置き換え幅を、1ライン、1ラインの半分、2チップ、1チップ、画素の順に変更するなどのパターンを設けるようにしてもよい。
このように、作成部が、第1の白データのゴミがあると判定されたデータを、第2の白データのデータで置き換える際、第2の白データが得られるごとに、データの置き換え幅を、1ライン、1ラインの半分、2チップ、1チップ、画素の順に変更することで、スキャンするごとにデータの置き換え幅を小さくすることが可能となり、階調段差の発生の抑制とスキャン回数の低減とをバランスよく両立させることができる。
また、初期シェーディングデータ候補のNGチップとNGチップの間にOKチップが挟まれている場合(例えば、チップ3、5がNG、チップ4がOKの場合等)に、間のOKチップごと(すなわち、連続する3つのチップのデータを)新しい(ゴミがない)白データで置き換えるようにしてもよい。この場合、ユーザーにより、間のOKチップごと新しい白データで置き換えるか否かを選択できるようにしてもよい。
このように、作成部が、第1の判定部によりゴミがあると判定された画素を含む2つのチップの間に第1の判定部によりゴミがあると判定された画素を含まないチップが挟まれている場合に、第1の白データの2つのチップ及び2つのチップに挟まれているチップのデータを、第2の白データの2つのチップ及び2つのチップに挟まれているチップに該当するチップのデータで置き換えることで、本来置き換える必要のないOKチップを含む大きな塊でデータを置き換えることができるので、階調段差の発生を抑制することができる。
また、1度のスキャンで得られた白データを用いて、全ての置き換え幅のパターン(1ライン、1ラインの半分、2チップ、1チップ、画素等)について置き換え可能か否かを自動的に判定し、置き換え可能な置き換え幅を検索するようにしてもよい。この場合、データの置き換え幅を、1ライン、1ラインの半分、2チップ、1チップ、画素の順に変更して、置き換え可能な置き換え幅を検索する。
このように、作成部が、第1の白データのゴミがあると判定されたデータを、第2の白データのデータで置き換える際、追加で1度目に読み取られて得られた第2の白データを用いて、データを置き換え可能な置き換え幅を検索することで、スキャン回数を低減させることができるので、効率的にシェーディングデータを取得することができる。
また、NG判定の回数に基づいて、データの置き換え幅を自動で変更する設定を設けるようにしてもよい。例えば、NG判定の回数が2回までなら1ライン、3回なら1ラインの半分、4回なら2チップ、5回なら1チップ、6回以上なら画素といった設定を設けるようにしてもよい。
このように、作成部が、第1の白データのゴミがあると判定されたデータを、第2の白データのデータで置き換える際、第1の判定部によりゴミがあると判定された回数に基づいて、データの置き換え幅を変更することで、スキャンするごとにデータの置き換え幅を小さくすることが可能となり、階調段差の発生の抑制とスキャン回数の低減とをバランスよく両立させることができる。
また、上記実施形態では、読み取りセンサー24によりシェーディングシート22が読み取られて得られた白データに基づいて、理想的な初期白基準データを作成するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、読み取りセンサー24によりシェーディングシート22が読み取られて得られた黒データに基づいて、理想的な初期黒基準データを作成するようにしてもよい。この場合、光源21を消灯して暗闇の状態でシェーディングシート22の読み取りを行う方法や遮光された画素の入力データを使用する方法等を採用することで、シェーディングシート22を用いて黒データを取得することができる。
このように、第1の判定部が、さらに、読取部により基準部材が読み取られて得られた第1の黒データに基づいて、基準部材又は読取部にゴミがあるか否かを判定し、作成部が、第1の判定部によりゴミがあると判定された場合に、追加で読取部により基準部材が読み取られて得られた第2の黒データを用いて第1の黒データを補完し、理想的な初期黒基準データを作成し、補完部が、ジョブの画像読み取りの直前に読取部により基準部材が読み取られて得られた第3の黒データを、作成部により作成された理想的な初期黒基準データを用いて補完することで、白色のみならず、黒色の理想的な初期基準データを用いてシェーディング補正を行うことが可能となり、画像品質を向上させることができる。
その他、画像形成装置を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成装置
10 制御部
20 画像読取部(画像読取装置)
20A 読み取りユニット
21 光源
22 シェーディングシート(基準部材)
23 受光レンズ
24 読み取りセンサー(読取部)
20B 画像読取制御装置
25 AFE
251 AD演算部
252 光源制御部
26 1次記憶部
27 演算処理部(第1の判定部、作成部、補完部、第2の判定部、閾値変更部、リセット部)
30 操作表示部(報知部、表示部)
40 画像形成部
50 記憶部
60 通信部

Claims (17)

  1. 光を出射する光源と、前記光源から出射された光を反射する基準部材と、前記基準部材により反射された光を収束する受光レンズと、前記受光レンズにより収束された光を読み取る読取部と、を備える画像読取装置であって、
    前記読取部により前記基準部材が読み取られて得られた第1の白データに基づいて、前記基準部材又は前記読取部にゴミがあるか否かを判定する第1の判定部と、
    前記第1の判定部によりゴミがあると判定された場合に、追加で前記読取部により前記基準部材が読み取られて得られた第2の白データを用いて前記第1の白データを補完し、理想的な初期白基準データを作成する作成部と、
    ジョブの画像読み取りの直前に前記読取部により前記基準部材が読み取られて得られた第3の白データを、前記作成部により作成された理想的な初期白基準データを用いて補完する補完部と、
    を備え
    前記作成部は、前記理想的な初期白基準データを作成する際、前記第2の白データを用いて補完した前記第1の白データの前記第1の判定部により前記ゴミがあると判定された全ての箇所が前記ゴミがない状態となったか否かを判定し、前記ゴミがない状態となったと判定した場合に、前記第2の白データを用いて補完した前記第1の白データを前記理想的な初期白基準データとして確定することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記第2の白データに基づいて、前記第1の白データにおいて前記第1の判定部によりゴミがあると判定された画素を含むチップに該当する該当チップにゴミがあるか否かを判定する第2の判定部を備え、
    前記読取部は、複数のチップからなり、
    前記作成部は、前記第2の判定部により前記該当チップにゴミがないと判定された場合に、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定されたチップのデータを、前記第2の白データの前記該当チップのデータで置き換えることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記作成部は、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定されたチップの平均階調と前記第2の白データの前記該当チップの平均階調とが所定の差以内である場合に、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定されたチップのデータを、前記第2の白データの前記該当チップのデータで置き換えることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記作成部は、前記第2の判定部により所定回数以上ゴミがあると判定された場合であって、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定されたチップの平均階調と前記第2の白データの前記該当チップの平均階調とが所定の差以内である場合に、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定された画素のデータを、前記第2の白データの前記第1の白データにおいて前記ゴミがあると判定された画素に該当する画素のデータで置き換えるか否かをユーザーに選択させるための画面を表示部に表示させることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像読取装置。
  5. 前記作成部は、前記第2の判定部により所定回数以上ゴミがあると判定された場合であって、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定されたチップの平均階調と前記第2の白データの前記該当チップの平均階調とが所定の差以内である場合に、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定された画素のデータを、前記第2の白データの前記第1の白データにおいて前記ゴミがあると判定された画素に該当する画素のデータで置き換えることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像読取装置。
  6. 前記作成部は、前記第1の判定部によりゴミがあると判定された画素を含むチップが複数ある場合に、前記第2の白データが得られるごとに、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定されたチップのデータを、前記第2の白データの前記該当チップのデータで順次置き換えることを特徴とする請求項2~5のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  7. 前記作成部は、前記第1の判定部によりゴミがあると判定された画素を含むチップが複数ある場合に、前記第2の白データを複数取得し、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定されたチップのデータを、前記第2の白データの前記該当チップのデータのうち最も階調段差が小さいデータで置き換えることを特徴とする請求項2~5のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  8. 前記作成部は、前記第1の判定部によりゴミがあると判定された画素を含む2つのチップの間に前記第1の判定部によりゴミがあると判定された画素を含まないチップが挟まれている場合に、前記第1の白データの前記2つのチップ及び前記2つのチップに挟まれているチップのデータを、前記第2の白データの前記2つのチップ及び前記2つのチップに挟まれているチップに該当するチップのデータで置き換えることを特徴とする請求項2~7のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  9. 前記作成部は、前記第1の判定部によりゴミがあると判定された画素が複数ある場合に、前記第2の白データを複数取得し、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定された画素のデータを、前記第2の白データの、前記第1の白データにおいて前記ゴミがあると判定された画素に該当する画素のデータのうち最も階調段差が小さい画素のデータで置き換えることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  10. 前記第1の判定部により所定回数以上ゴミがあると判定された場合に、前記読取部に異常がある旨の警告を報知する報知部を備えることを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  11. 前記第1の判定部により所定回数以上ゴミがあると判定された場合に、ゴミ判定の基準となる閾値を変更する閾値変更部を備えることを特徴とする請求項1~10のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  12. 前記閾値変更部は、前記第1の判定部によりゴミがあると判定された回数に基づいて、前記閾値を変更することを特徴とする請求項11に記載の画像読取装置。
  13. 前記閾値変更部により前記閾値が変更された際に、前記第1の白データ及び前記第2の白データをリセットし、次に前記読取部により前記基準部材が読み取られて得られたデータを前記第1の白データとして取得するリセット部を備えることを特徴とする請求項11又は12に記載の画像読取装置。
  14. 前記作成部は、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定されたデータを、前記第2の白データのデータで置き換える際、前記第2の白データが得られるごとに、データの置き換え幅を、1ライン、1ラインの半分、2チップ、1チップ、画素の順に変更することを特徴とする請求項1~13のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  15. 前記作成部は、前記第1の白データの前記ゴミがあると判定されたデータを、前記第2の白データのデータで置き換える際、前記第1の判定部によりゴミがあると判定された回数に基づいて、データの置き換え幅を変更することを特徴とする請求項1~13のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  16. 請求項1~1のいずれか一項に記載の画像読取装置と、
    前記読取部により読み取られた原稿の画像を用紙上に形成する画像形成部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  17. 光を出射する光源と、前記光源から出射された光を反射する基準部材と、前記基準部材により反射された光を収束する受光レンズと、前記受光レンズにより収束された光を読み取る読取部と、を備える画像読取装置の読取制御方法において、
    前記読取部により前記基準部材が読み取られて得られた第1の白データに基づいて、前記基準部材又は前記読取部にゴミがあるか否かを判定する第1の判定ステップと、
    前記第1の判定ステップでゴミがあると判定された場合に、追加で前記読取部により前記基準部材が読み取られて得られた第2の白データを用いて前記第1の白データを補完し、理想的な初期白基準データを作成する作成ステップと、
    ジョブの画像読み取りの直前に前記読取部により前記基準部材が読み取られて得られた第3の白データを、前記作成ステップで作成された理想的な初期白基準データを用いて補完する補完ステップと、
    を含み、
    前記作成ステップは、前記理想的な初期白基準データを作成する際、前記第2の白データを用いて補完した前記第1の白データの前記第1の判定ステップで前記ゴミがあると判定された全ての箇所が前記ゴミがない状態となったか否かを判定し、前記ゴミがない状態となったと判定した場合に、前記第2の白データを用いて補完した前記第1の白データを前記理想的な初期白基準データとして確定することを特徴とする読取制御方法。
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