JPH11122441A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH11122441A
JPH11122441A JP9286387A JP28638797A JPH11122441A JP H11122441 A JPH11122441 A JP H11122441A JP 9286387 A JP9286387 A JP 9286387A JP 28638797 A JP28638797 A JP 28638797A JP H11122441 A JPH11122441 A JP H11122441A
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JP
Japan
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lamp
shading correction
original
reading
image
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Pending
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JP9286387A
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English (en)
Inventor
Toru Kamiyama
透 神山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光ランプのランプ寿命に悪影響を与えるな
どの不具合を生じることなく、ファーストコピー時間を
従来より短縮できる画像読取装置を提供する。 【解決手段】 露光用のハロゲンランプの点灯開始信号
となる読取スタート信号が出力されてから余り間を置か
ずに、走査光学系のキャリッジを駆動するスキャンモー
タの駆動を開始するモータスタート信号が出力される。
これにより、ハロゲンランプの点灯が開始されて、その
光量が100%となった直後(読取スタート信号の後、
時間t1経過後のa点)にシェーディング補正信号が出
力される。そして、シェーディング補正後に先端から原
稿を読取っていく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル複写機
などに用いられるイメージセンサを用いた画像読取装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】特公平4−17497号公報には、ハロ
ゲンランプを露光光源とする画像読取り装置において、
ハロゲンランプから照射される光量が安定した後に相対
移動(副走査)を開始するようにして、読み取った画像
を精度良くデジタル画像信号に変換する技術が開示され
ている。
【0003】また、ハロゲンランプの立上り時間を短縮
する手段として、予め定格の10〜20%の電圧をハロ
ゲンランプに印加して予備点灯しておく技術や、瞬間的
に過電圧を印加して、すぐ定格電圧に下げる技術があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カラー複写機では、特
に低濃度部(ハイライト部)の再現性が要求されるた
め、露光光源の光量の安定は重要であるので、露光ラン
プが充分に立ち上がっていない状態で露光を開始するこ
とはできない。また、近年はファーストコピー時間(1
枚目のコピーを得るのに要する時間)の短縮化の要求も
強い。
【0005】しかしながら、前記のようにハロゲンラン
プを予備点灯しておく従来技術では、無駄な電力を消費
し、ランプ寿命も短いという不具合がある。また、過電
圧を印加する技術でもランプ寿命が短いという不具合を
生じる。
【0006】また、前記特公平4−17497号公報に
開示の技術では、かかるランプ寿命などの問題は生じな
いものの、ハロゲンランプの点灯開始から副走査開始ま
での時間を充分に短縮することができないという不具合
がある。
【0007】この発明の目的は、露光ランプのランプ寿
命に悪影響を与えるなどの不具合を生じることなく、フ
ァーストコピー時間を従来より短縮できる画像読取装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、露光ランプと、この露光ランプの光で原稿を走査す
る走査装置と、前記原稿の反射光を光電変換して画像を
読み取るイメージセンサと、前記原稿の読み取り域外に
設けられ前記イメージセンサにより読み取り可能な基準
白板と、この基準白板の読み取りデータに基づきシェー
ディング補正を行なうシェーディング補正手段と、前記
露光ランプの点灯開始後、その光量が所定の定常状態に
達した直後を前記シェーディング補正の開始点とするよ
うに前記走査装置を駆動する読取制御手段と、を備えて
いることを特徴とするものである。
【0009】従って、ランプ光量が定常状態に達した直
後にシェーディング補正を開始することが可能となるの
で、基準白板の読取りや、その後の原稿の読取り走査は
従来(特公平4−17497号公報に開示の技術)より
速やかに行なわれ、また、従来のような予備点灯や過電
圧の印加は不要である。
【0010】ランプ光量が定常状態に達した直後にイメ
ージセンサにより基準白板の読み取りを行なうようにす
るためには、例えば、ランプの点灯開始後所定時間経過
後に、走査装置の光学系を駆動するモータの駆動を開始
するようにすることにより行なうことができる(請求項
2)。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施の形態
にかかるデジタルカラー複写機に搭載されるスキャナ部
1の光学系を示す縦断面図である。同図に示すように、
この光学系は、原稿Gを載置するためのコンタクトガラ
ス(原稿台)2の下部に配置されている。ハロゲンラン
プ3(この発明の露光ランプを実現する)はスキャナ部
1の露光光源となるものである。反射板4a、4bはハ
ロゲンランプ3の光を集光し、コンタクトガラス2上の
原稿Gを照射する。第1ミラー5、第2ミラー6、第3
ミラー7は、原稿Gの反射光を次々と反射し、レンズ8
は、この反射光をカラーCCD9(この発明のイメージ
センサを実現する)に結像する(反射板4a、4b、第
1ミラー5、第2ミラー6、第3ミラー7、レンズ8に
より、この発明の走査装置の一部である光学系を実現す
る)。カラーCCD9は、このスキャナ部1のイメージ
センサとなるものである。また、ハロゲンランプ3と第
1ミラー4とが一体となって第1キャリッジ11を構成
し、第2ミラー5と第3ミラー6とが一体となって第2
キャリッジ12を構成していて、この第1、第2キャリ
ッジ11、12は、スキャナモータ25(〔この発明の
走査装置の一部であるモータを実現する〕図1において
図示せず)により駆動され、原稿Gの副走査を行なう。
コンタクトガラス2の側部の原稿Gの読取り範囲外の位
置には白基準板13が設けられている。白基準板13
は、第1、第2キャリッジ11、12の移動により、原
稿Gを読み取るに先立って読み取られて、シェーディン
グ補正をおこなうためのものである。なお、符号14は
サーモスタットである。
【0012】図2は、スキャナ部1の制御ブロック図で
ある。同図に示すように、スキャナ制御部21はスキャ
ナ部1の各部を制御するマイクロコンピュータなどであ
る。メイン制御部22はデジタルカラー複写機全体を制
御するマイクロコンピュータなどである。スキャナ制御
部21は、ランプレギュレータ23を介してハロゲンラ
ンプ3を駆動し、モータドライバ24を介してスキャナ
モータ25を駆動する。また、スキャナ制御部21は、
カラーCCD8、所定のアナログ信号処理を行なうアナ
ログ信号処理部26、A/D変換を行なうA/D変換器
27、所定のデジタル信号処理を行なうデジタル信号処
理部28を制御する。また、デジタル信号処理部28で
は、白基準板13の画像信号に基づいてシェーディング
補正を行なう(これにより、この発明のシェーディング
補正手段を実現する)。
【0013】図2の各部の動作について説明すると、ま
ず、コピースタートスイッチ(図示せず)を操作するこ
とにより、メイン制御部22はデジタルカラー複写機の
プリンタ部(図示せず)と同期をとって、スキャナ制御
部21に読取スタート信号を出力する。これにより、ス
キャナ制御部21はランプレギュレータ23に制御信号
(読取りスタート信号)を送り、ハロゲンランプ3の点
灯を開始する。このハロゲンランプ3の点灯開始後所定
期間経過後にスキャナ制御部21はモータドライバ24
に制御信号(モータスタート信号)を送り、スキャナモ
ータ25の駆動を開始する。これにより、第1、第2キ
ャリッジ11、12が駆動されるが、原稿Gの読取りに
先立って、まず白基準板13が読取られ、この読取りの
際にスキャナ制御部21はデジタル信号処理部28など
にシェーディング補正信号を出力して、シェーディング
補正を行なう。すなわち、白基準板13の反射光はカラ
ーCCD8に結像する。この白基準板13の画像信号
は、アナログ信号処理部26で所定のアナログ信号処理
をされ、A/D変換器27でA/D変換された後、デジ
タル信号処理部28で所定のデジタル信号処理がされ
る。
【0014】図3は、スキャナ部1の各制御信号と、ハ
ロゲンランプ3のランプ光量、スキャナモータ25のモ
ータ速度及び原稿Gの読取りとのタイミングを示すタイ
ミングチャートである。同図に示すように、読取スター
ト信号が出力されてから余り間を置かずにモータスター
ト信号が出力され、ハロゲンランプ3の点灯が開始され
て、その光量が100%となった直後(読取スタート信
号の後、時間t1経過後のa点)にシェーディング補正
信号が出力される(これにより、この発明の読取制御手
段を実現する)。そして、シェーディング補正後に先端
から原稿Gを読取っていき、後端まで読み取ると、ハロ
ゲンランプ3を消灯し、スキャナモータ25を逆回転駆
動して第1、第2キャリッジ11、12を元の位置に戻
す。
【0015】図4は、従来技術の場合において図3に相
当するタイミングチャートである。従来技術の場合は読
取りスタート信号が出力されてからモータスタート信号
が出力されるまでに間があり、ハロゲンランプ3の光量
が100%となった直後(a点)ではなく、さらに時間
t2が経過した時点でシェーディング補正信号を出力し
ている。
【0016】このように、図3に示すスキャナ部1の動
作のタイミングは、図4に示す従来のものと異なる結
果、原稿Gの読取りの1サイクルに要する時間も従来よ
りΔtだけ短縮されるので(図3参照)、基準白板13
の読取りや、その後の原稿Gの読取り走査は従来より速
やかに行なわれる。また、従来のような予備点灯や過電
圧の印加は不要である。そのため、ハロゲンランプ3の
ランプ寿命を無用に縮めたり、無駄な電力を消費するこ
となく、ファーストコピー時間を従来より短縮すること
ができる。
【0017】
【発明の効果】この発明は、露光ランプと、この露光ラ
ンプの光で原稿を走査する走査装置と、前記原稿の反射
光を光電変換して画像を読み取るイメージセンサと、前
記原稿の読み取り域外に設けられ前記イメージセンサに
より読み取り可能な基準白板と、この基準白板の読み取
りデータに基づきシェーディング補正を行なうシェーデ
ィング補正手段と、前記露光ランプの点灯開始後、その
光量が所定の定常状態に達した直後を前記シェーディン
グ補正の開始点とするように前記走査装置を駆動する読
取制御手段と、を備えていることを特徴とするものであ
るので、ランプ光量が定常状態に達した直後にシェーデ
ィング補正を開始することが可能となり、基準白板の読
取りや、その後の原稿の読取り走査は従来より速やかに
行なわれ、また、従来のような予備点灯や過電圧の印加
は不要であるため、露光ランプのランプ寿命を無用に縮
めたり、無駄な電力を消費することなく、ファーストコ
ピー時間を従来より短縮できる画像読取装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態にかかるデジタルカラ
ー複写機に搭載されるスキャナ部の光学系を示す縦断面
図である。
【図2】前記スキャナ部の制御ブロック図である。
【図3】前記スキャナ部の各制御信号と、ハロゲンラン
プのランプ光量、スキャナモータのモータ速度及び原稿
の読取りとのタイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【図4】従来のスキャナ部の各制御信号と、ハロゲンラ
ンプのランプ光量、スキャナモータのモータ速度及び原
稿の読取りとのタイミングを示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1 画像読取装置 3 露光ランプ 4a 光学系 4b 光学系 5 光学系 6 光学系 7 光学系 8 光学系 9 イメージセンサ 13 基準白板 21 読取制御手段 25 モータ 28 シェーディング補正手段 G 原稿

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光ランプと、 この露光ランプの光で原稿を走査する走査装置と、 前記原稿の反射光を光電変換して画像を読み取るイメー
    ジセンサと、 前記原稿の読み取り域外に設けられ前記イメージセンサ
    により読み取り可能な基準白板と、 この基準白板の読み取りデータに基づきシェーディング
    補正を行なうシェーディング補正手段と、 前記露光ランプの点灯開始後、その光量が所定の定常状
    態に達した直後を前記シェーディング補正の開始点とす
    るように前記走査装置を駆動する読取制御手段と、を備
    えていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 走査装置は、 原稿に露光ランプの光を集光し、その反射光をイメージ
    センサに結像させる光学系と、この光学系を駆動するモ
    ータとを備えていて、 読取制御手段は、 前記露光ランプの点灯開始後所定時間経過後に前記モー
    タの駆動を開始するものであることを特徴とする請求項
    1に記載の画像読取装置。
JP9286387A 1997-10-20 1997-10-20 画像読取装置 Pending JPH11122441A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006270895A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置及び画像読取方法
US8264749B2 (en) 2006-02-09 2012-09-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading apparatus and image forming apparatus
US8587843B2 (en) 2007-05-07 2013-11-19 Ricoh Company, Ltd. Apparatus and a method for controlling a light source used for image reading

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