JPH0527296B2 - - Google Patents

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JPH0527296B2
JPH0527296B2 JP58119177A JP11917783A JPH0527296B2 JP H0527296 B2 JPH0527296 B2 JP H0527296B2 JP 58119177 A JP58119177 A JP 58119177A JP 11917783 A JP11917783 A JP 11917783A JP H0527296 B2 JPH0527296 B2 JP H0527296B2
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Yoshinori Ejima
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、電荷蓄積型光電変換素子などからな
る撮像素子を用いて、原稿面を走査することによ
り、画像情報を電気信号に変換する原稿読取装置
に関するものである。
従来技術 この種の原稿読取装置としては、従来、第1図
に示す構成のものがある。ここで、1は交流電源
から給電される螢光灯の点灯回路、2はその点灯
回路1により点灯駆動される原稿照明用螢光灯、
3は螢光灯2からの光により照明される読取原
稿、4は螢光灯2によつて照射された原稿3上の
画素情報を含む反射光を撮像素子5の受光面上に
結像するためのレンズ系、6は撮像素子5により
光電変換して得られた画像信号を増幅する画像信
号増幅器、7はこの画像信号をデジタル信号に変
換するA/D変換器、8はA/D変換器7からの
デジタル画像信号の出力レベルの変動を補正する
ための自動利得制御回路であり、この自動利得制
御回路8により光電変換されたデジタル信号のレ
ベルを常に一定に保ちながら順次に画像信号を取
出す。
ここで原稿3の画素情報を光電変換する場合、
その信号出力レベルは螢光灯2の明るさの変動や
原稿面の背景濃度の違い、増幅器6の増幅度の変
動などによつて大きく変動する。自動利得制御回
路8は、この信号出力レベルの変動を補正するた
めに用いられるものであり、例えば、画像情報を
記載した原稿面の背景濃度、すなわち原稿紙自身
白地部分を検知し、この白地部分の信号レベルに
基づき出力信号レベルを一定値に保つものであ
る。通常の原稿においては、いずれの走査線にお
いても白地の部分が存在し、しかもその白地部分
における信号レベルが最も大きいから光電変換信
号の最大値を一定に保つような構成により、画像
信号出力レベルの変動を補正するようにしてい
る。
ところが、写真などのように全面にわたつて中
間調を有する原稿を読取る場合には、通常の文書
原稿のような基準となる背景部分(白地部分)が
存在せず走査毎に光電変換信号の最大値が異なる
ことがありうる。従つて従来の方法で光電変換信
号のレベルを制御すると、再現画像は部分的に濃
度が変化して、忠実な中間調を再現できない場合
がある。従つて、写真などを含む中間調画像に対
しては、原稿を読取るあいだ、光電変換信号の増
幅度を常に一定に保つておく必要がある。
また、この際に、雰囲気温度または電源電圧の
変動や劣化による螢光灯の光量変化があると光電
変換信号のレベルが変動し、従つて良好な画像を
再現できなくなる欠点がある。
また、撮像素子の読取動作に光源の調光動作が
影響を及ぼし、画像にムラを生じることもある。
目 的 本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、原
稿露光用光源の光量検知用のセンサ等を設けるこ
となく、簡単な構成で、ライン毎にムラの無い安
定した高品位の原稿読み取り情報を得ることがで
きる原稿読み取り装置を提供することである。
実施例 第2図は本発明の一実施例に係る原稿画像の読
取部Rの構成の模式的概略断面図である。読取部
Rの上部には、ガラス等より成る原稿台GDがあ
り、利用者はこの原稿台GD上に複写しようとす
る原稿を載置する。原稿台GDの下部には原稿を
照明する螢光灯L1,L2、この螢光灯L1,L2から
出射した光が効果的に原稿台GDに載置された原
稿面を照射する様設けられた反射鏡RM1,RM2
原稿を走査(副走査)する第1の平面鏡PM1
第2の平面鏡PM2、原稿面の光像を結像させる
光学レンズOPL、OPLを通過した光の強弱を読
取るための一次元CCD(Charge Coupled
Device)からなる撮像素子CCDが設けられてい
る。
光源L1,L2、反射鏡RM1,RM2および第1の
平面鏡PM1は支持体STにより一体となつており、
キヤリツジCA1に固定されている。キヤリツジ
CA1は周知の駆動手段により案内レールGL上を
図中左から右へ(F方向)往動および右から左へ
復動する。第2の平面鏡PM2は第1の平面鏡
PM1と同一方向へ第1の平面鏡PM1の移動速度
の1/2のスピードでキヤリツジCA2により案内
レールGL上を移動する。
尚、往動終了時には平面鏡PM1,PM2は図中
点線で示す位置PM1′,PM2′まで移動する。この
時原稿台GDから平面鏡PM1,PM2及びレンズ
OPLを通つて撮像素子CCDまでの光路長は常に
一定に保たれる。また、撮像素子CCDの往走査
方向は図面に垂直な方向であり、平面鏡PM1
PM2の往動中、撮像素子CCDの受光要素からの
信号を順序良く読み出すならば、原稿面をラスタ
ースキヤンした順次信号を得ることができる。
支持体STの図示実線位置が原稿読取開始時の
定位置(ホームポジシヨン)である。このホーム
ポジシヨンに支持体STがある場合には原稿台GD
の原稿載置領域外に設けられた基準読取信号を得
るための白色塗装部WBが走査される。
第3図は、原稿読取装置の一実施例を示し、第
1図と同一部材には同一符号を付してある。
ここで、9は高周波交流電源のデユーテイ比を
コントロールして螢光灯への給電をコントロール
する調光回路、10は読取原稿3に関連して、例
えば原稿保持部材の原稿載置領域外に設けられた
基準読取信号を得るための白色塗装部、11は
A/D変換器7からクロツクパルス中によつて取
出した白色塗装部10からの6ビツトの画像信号
と予じめ設定された6ビツトの白色基準画素信号
とを比較するためのコンパレータであり、基準読
取画素信号が白色基準画素信号よりも大きいとき
に比較出力を生じる。この比較出力をアツプ・ダ
ウンカウンタ12のアツプ・ダウン制御入力端子
U/Dに供給する。このカウンタ12は1ライン
の画像読取開始毎に入力する水平同期信号HSに
同期して、U/D入力に応じた係数方向に、端子
CLKへ入力されるクロツクパルスの計数を行い、
その計数出力を出力端子Qから取出すものであ
る。13は1ライン毎に撮像素子5に蓄積開始を
指令する水平同期信号HSに同期して、端子CLK
に入力されるクロツクパルスの個数を計数して、
出力端子Qからその計数出力を取出すクロツクカ
ウンタである。これらカウンタ12および13か
らの各計数出力をコンパレータ14に供給し、両
計数出力が等しいときに比較結果を出力する。こ
の比較出力をフリツプフロツプ15のリセツト入
力端子Rに入力するとともに、フリツプフロツプ
15のセツト入力端子Sには水平同期信号HSを
供給し、この水平同期信号HSに同期してそのQ
出力端子より調光回路9に供給するための制御信
号を取出す。
以上の各部11,12,13,14および15
により、調光回路9に対する自動利得制御回路1
6を構成する。
以上の構成において、螢光灯2の光量変化によ
る白色塗装部10の光電変換信号のレベル変動
を、コンパレータ11において1走査における注
目画素の白色基準画素信号と比較することによつ
て得る。そのコンパレータ出力に応じて螢光灯調
光回路9が螢光灯2に印加すべき高周波交流電源
のduty ratioを変化せしめることにより螢光灯2
の光量制御を行う。この具体的な説明を以下に行
う。
まず、水平同期信号HSによりセツトされたフ
リツプフロツプ15は、カウンタ12及び13か
らの各計数出力が一致する迄、即ちコンパレータ
14からの比較出力信号がHレベルとなる迄、そ
の制御信号出力QがHレベルとなり、調光回路9
に入力される。これにより螢光灯2が点灯し、ま
た、このとき撮像素子5により画像読取が開始さ
れる。この撮像素子5に蓄積された画像信号は不
図示の走査クロツクにより読出され、増幅器6を
介し、A/D変換器7によりA/D変換され、デ
ジタル画像信号として出力される。
ここで、1走査周期における螢光灯2の点灯率
は第4図A〜Cのような関係にある。第4図Aは
基準クロツクパルス列を示し、第4図Bは水平同
期信号HSを示し、第4図Cはフリツプフロツプ
15のQ出力を示す。螢光灯は水平同期信号HS
の立下がりから1走査におけるクロツク数Mの期
間内で点灯し、クロツク数Nの期間内では消灯す
る。従つて、この螢光灯2の点灯率は、 点灯率=m/(m+n)×100(%) となる。
いま、コンパレータ11のB端子に入力される
白色基準画素信号のレベルを(000001)と予め設
定しておき、クロツク数mのときにコンパレータ
のA端子に入力される白色塗装部からの読取画素
レベルが(000010)、すなわち光量不足であると
仮定する。両者をコンパレータ11で比較する。
この場合A>Bなのでコンパレータ11で得られ
たHレベル出力がアツプ・ダウンカウンタ12に
入力され、このカウンタ12はクロツク信号
CLKをアツプカウントし、m+1となる。この
カウント値m+1が次の走査における螢光灯の点
灯時間として、アツプダウンカウンタ12にセツ
トされる。次の走査開始において、水平同期信号
HSの入力時にカウンタ13はクロツクのカウン
トを開始する。そして、アツプダウンカウンタ1
2のセツト値とカウンタ13とのカウント値(Q
出力)はコンパレータ14で比較される。
コンパレータ14の出力はカウンタ13のQ出
力がm+1となるまでHレベルとなり、従つて、
フリツプフロツプ15のQ出力は水平同期信号
HSの立下りから、コンパレータ14の出力がL
レベルとなる迄Hレベルである。このHレベルの
Q出力の入力時には調光回路9は螢光灯2を点灯
する。
カウンタ13のQ出力がm+1となると、アツ
プダウンカウンタ12のセツト値に一致し、コン
パレータ14の出力はLレベルとなり、フリツプ
フロツプ15はLレベルとなる。これにより、調
光回路9は螢光灯2の点灯を停止する。このとき
撮像素子5にたくわえられた電荷は再びコンパレ
ータ11で比較され、まだ、白色基準信号にみた
ない場合には、アツプダウンカウンタ12をアツ
プモードにしてカウントをm+2とする。これに
より、次の露光時間が1カウント分更に長くな
る。
以上のような動作が繰返され、白色塗装部10
の読取画素レベルが白色基準画素レベルと同一に
なるまで即ち、コンパレータ11の出力がLレベ
ルとなるまで螢光灯2の1走査における点灯時間
を増加していく。このようにして、螢光灯2の点
灯率を制御することにより、白色塗装部10を用
いて照明用光源の調光を行い、もつて、常に一定
のレベルの光電変換信号を得ることができる。
また、撮像素子にたくわえられた電荷が白色基
準信号より大となつた場合にはアツプダウンカウ
ンタ12をダウンモードにし、次の走査における
点灯時間を減少させるべく、カウンタ値を減少さ
せる。このように、何回かの白色塗装部10のス
キヤンによつて光量を所定値にセツトした後、原
稿の読取を開始する。
なお、上述した実施例においては、基準画素信
号を得る対象を白色塗装部としたが、この基準画
素信号を得る部分は白色に限らず、中間調色彩で
もよいことは勿論である。この場合にはコンパレ
ータ11の基準画素信号の設定レベルを中間調色
彩に応じた値に変更することにより、白色塗装部
と同様の光量制御を行うことができる。さらに、
白色および中間調の双方の塗装部を設け、原稿の
内容に応じてこれら塗装部を切換え選択して用い
ることにより、原稿画素レベルにより近い再現画
像を得るようにすることもできる。また、原稿照
明用光源としては上述した螢光灯の他に、他の放
電管あるいはハロゲンランプ等任意所望の光源を
用いること勿論である。
また、基準画素信号は、白色塗装部の1走査読
取で得た各画素信号を平均したものでもよい。
以上に説明したところから明らかなように、予
め設定された基準色彩レベルとそれに対応する色
彩部の読取画素レベルとを比較し、その比較結果
に応じて、調光回路に入力される点灯信号の点灯
周期を制御することによつて、照明用光源の調光
を行い、常に一定のレベルの光電変換信号を得る
ことができる。従つて、良好な画像を再現するの
に有効である。
第5図は第3図における自動利得制御回路16
の他の構成例を示す図である。原稿の読取に際
し、螢光灯点灯用の調光開始信号が入力すると、
フリツプフロツプ26及び29はクリアされ、ま
た、アツプダウンカウンタ22は水平同期信号
HSのカウント動作状態にセツトされる。尚、こ
の調光開始信号は撮像素子5の電荷蓄積開始信号
ともなる。
アツプダウンカウンタ22には、一般的な点灯
時間に対応したカウント値nが初期設定されてい
る。ラツチ23はアツプダウンカウンタ23に初
期セツトされたカウント値nをアンドゲート27
からのクロツクに同期してコンパレータ24のB
入力に出力する。コンパレータ24のA入力には
水平同期信号HSの入力からクロツクのカウント
を開始するカウンタ25のカウント値が入力され
ており、このカウント値とラツチ23からの値と
を比較し、ラツチ23の値が大の場合(A<B)
にフリツプフロツプ26にHレベルの出力する。
フリツプフロツプ26はHレベル入力時にクロツ
ク入力に同期して調光回路9へHレベル信号(Q
出力)を出力する。
一方、カウンタ25のカウント値がラツチ23
の値に一致したならば、コンパレータ24の(A
<B)出力はLレベルとなり、従つてクロツクに
同期したフリツプフロツプ26のQ出力はLレベ
ルとなる。
この点灯時間によつて撮像素子にたくわえられ
た電荷がまだ白色基準信号に満たない場合には、
コンパレータ21のA>B出力がHレベルなの
で、アツプダウンカウンタ22はアツプモードと
なり、水平同期信号HSの入力により1カウント
アツプする(即ちn+1となる)。そして、カウ
ントアツプされた値をラツチ23を介してコンパ
レータ24のB入力に与え、前述の如く再びカウ
ンタ25のカウント値(Q出力)との比較を行な
つて、1走査における点灯時間を制御する。
この動作を、白色塗装部を読取つた値が白色基
準信号と一致するまで繰返し行なう。
コンパレータ21にて、A/Dコンパレータ2
0の出力と白色基準信号が一致したことが判断さ
れれば、コンパレータ21のA>B出力はLレベ
ルとなり、また、A=B出力がHレベルとなる。
従つて、フリツプフロツプ29はアンドゲート2
7からのクロツクに同期して、読取開始信号を出
力するとともに、インバータ28を介し、アンド
ゲート27を不作動とする。従つて、ラツチ23
にはクロツクが印加されず、現在のラツチ出力を
保持する。即ち、このラツチ23に保持された値
が一走査における螢光灯の最適な点灯時間に対応
したクロツク数である。フリツプフロツプ29か
らの読取開始信号はマイクロコンピユータ等から
なる不図示の露光走査制御部に送られ、これによ
り、原稿の露光走査を開始する。従つて、適正な
点灯時間にて原稿が露光走査されることになる。
尚、A/Dコンバータ20からの入力が白色基
準信号より大となつた場合には、コンパレータ2
1のA>B出力はLとなり、アツプダウンカウン
タ22はダウンモードとなつて水平同期信号HS
により減算動作しコンパレータ24のB入力への
値が減少する。従つて、螢光灯の1走査における
点灯時間が短かくなる。
新たな原稿露光に際しては、再び調光開始信号
が入力されて、フリツプフロツプ26,29がク
リアされ及びアツプダウンカウンタ22が新たな
カウント状態となり、再び白色塗装部を用いた最
適な点灯時間の決定動作を行なつた後、原稿露光
を行なう。このように、原稿毎に露光量が最適値
にセツトされるので、良好な画像読取が達成でき
る。
次に、第6図に本発明の更に他の実施例を示
す。
第6図は本発明を適用したレーザビームプリン
タにおける原稿読取系および書き込み系を示す。
ここで、第2図と同一のものには同一番号を付
した。原稿読取系30において、10は撮像素子
5の有効読取領域における、例えば原稿保持部材
に配設した、読取信号を得るための白色塗装部、
32は基準信号と読取信号とを比較し所定の演算
を行うマイクロコンピユータ、33はクロツクパ
ルスCKの計数を行うカウンタ、34は後述のよ
うに入力端AおよびBにそれぞれカウンタ33か
らカウント数およびマイクロコンピユータ32か
ら演算結果が供給され、それら両者の値の大小を
比較するコンパレータである。35は入力端Dに
コンパレータ34から比較出力が供給され、出力
端Qから調光回路9に制御信号を送るためのフリ
ツプフロツプである。次に書込系40において、
41はレーザ光の位置検出素子、42は静電潜像
を形成するための感光体、43はレーザ発振器、
44はレーザ発振器43から発せられたレーザビ
ーム、45は感光体42上にレーザビーム44を
走査させるための回転多面鏡であり、また46は
光検出信号を電気信号に変換して読取系30に送
るための光電変換装置である。
かかる構成の下に、螢光灯2の光量変化による
白色塗装部10の光電変換信号レベルと基準信号
との比較、および演算を行い、螢光灯による原稿
への点灯時間幅を制御し、更に螢光灯2の点灯周
期を書込系の一ライン走査周期に同期させること
により、原稿3への照射光量の制御を行うもので
ある。以下、具体的に説明を行う。
マイクロコンピユータ32の出力ポートPOに
初期値n、またカウンタ33に初期値0を設定し
(n>0)、リセツト信号RESをマイクロコンピ
ユータ32に入力する。これにより、あらかじめ
第7図の如くプログラムされた命令にしたがつ
て、マイクロコンピユータ32の制御の下に各部
の動作が開始する。コンパレータ34では、、入
力端AおよびBを介して供給された値AおよびB
の比較がなされている。今、A=0、B=nなの
でA<Bと判定され、コンパレータ出力はハイレ
ベルとなる。この結果点灯回路の制御の下に螢光
灯2がカウンタ33のカウント値がnとなる迄点
灯する。
白色塗装部10から反射した光は、集光レンズ
4を通して撮像素子5上に結像され、これにより
光電変換された信号は増幅器6により増幅され
る。この後、A/D変換器7によりデジタル信号
に変換され、マイクロコンピユータ32に入力さ
れる。ここで、白色の基準信号レベルLをプログ
ラム内で(0001)と設定し、第7図のように白色
塗装部10から得られた画像信号レベル
L′(FLDATA)と基準信号レベルL(0001)との
大小判定を行う。
例えば、画像信号レベルL′が(0010)であれば
光量が小さいと判定し得るようになし、この場合
には出力ポートPOにあらかじめ設定されている
数値nに1を加算して(n+1)として、この値
をコンパレータ34に出力する。これにより、コ
ンパレータ34においては、入力端Aを介して供
給される値(A)、すなわちクロツクパルスCKの計
数値が(n+1)になつた時に、その出力がロー
レベルとなるので、前回走査より1クロツク分だ
け螢光灯2の点灯時間が長くなる。すなわち、螢
光灯2による白色塗装部10への照射光量が増加
する。以下、順次同様の動作を行い、画像信号レ
ベルL′が(0001)となるまで1走査毎にマイクロ
コンピユータ32の出力ポートPOの数値が1づ
つ増加される。
逆に、光量が大きければ、すなわち画像信号レ
ベルL′が(0000)であれば、初期設定値nから1
を減じた値(n−1)をコンパレータ34に出力
する。これにより、螢光灯2の点灯時間幅が短く
なり、螢光灯2による照射光量が減少する。
次に、水平同期信号Hsyncを発生させるべく構
成した書き込み系40の動作を説明する。第8図
にHsync、コンパレータ34の出力及び調光回路
9の出力を示す。この書み込み系40は、レーザ
を光記録用の光源とし、そのレーザ光をレンズ、
光偏向素子などの光学系を通して感光体上に照射
し、ビームスポツトを形成させるように構成した
光走査装置である。前述した読取系40からの画
像信号は、レーザ発振装置43に入力され、画像
信号に応じたレーザビーム44に変換される。こ
のレーザビーム44は、回転多面鏡45により反
射され、感光体42上にビームスポツトを形成す
る。ここで、一ライン走査毎にビームスポツトが
レーザ光検出素子41を通過するように構成し、
この検出素子41により検出された光信号を光電
変換装置46によりトリガパルスに変換し、水平
同期信号Hsyncとして読取系30におけるカウン
タ33の入力端LDに、また撮像素子5に電荷蓄
積開始信号として供給する。カウンタ33は、こ
の信号Hsyncの入来によつて計数値が0にリセツ
トされ、クロツクパルスCKの計数を再び0から
開始する。すなわちカウンタ33の計数値とマイ
クロコンピユータ32の出力ポートPOの数値と
の1走査毎の大小判定が、この信号Hsyncの周期
で行なわれる。
以上の動作を繰り返し、螢光灯2へ供給される
高周波交流電源のデユーテイ比をを変化せしめ
て、点灯時間幅の調整を出力ポートPOの数値制
御で行ない、更に点灯周期信号Hsyncに同期させ
以て白色画素信号レベルL′が基準信号レベルLと
同一レベルになる様に制御する。その後、原稿露
光を行なう。
なお、上述した実施例においては、マイクロコ
ンピユータと周辺素子とを組合わせて光量制御を
行なつたが、マイクロコンピユータ単独でも勿論
制御可能である。この場合の構成を第9図に示
す。第9図において第6図と同一部分には同一番
号を付してある。マイクロコンピユータ32の出
力を直接調光回路9に供給するようになし、ま
た、書き込み系40からの水平同期信号Hsyncを
マイクロコンピユータ32に供給する。更に第6
図におけるカウンタ33、コンパレータ34およ
びフリツプフロツプ35によつて達成される動作
を予じめプログラムとしてマイクロコンピユータ
32のROMに書き込んでおき、水平同期信号
Hsyncの周期で点灯時間幅を制御するように構成
すればよい。
第10図にROMに書込まれたプログラムを示
す。
まず、露光開始時において、マイクロコンピユ
ータ32内のRAMカウンタCNT1及びCNT2
mをセツトする。その後、書き込み系40から水
平同期信号Hsyncが入力したなら、POポートを
Hレベルにする。そして、カウンタCNT1をカウ
ント入力に同期して1ずつ減算し、0となつたな
らばPOポートをLレベルにする。即ち、カウン
タCNT1にセツトされた数値の期間POポートを
Hレベルとして、調光回路9に印加する。調光回
路9は前述の如く、Hレベルの入力時、螢光灯拾
弐高周波交流電源の通電を行なう。これにより1
走査における点灯時間が決定される。
POポートの出力終了後、A/D変換器7から
入力するデータを基準信号(例えば0001)で減算
する。そして、減算結果が大の場合は、点灯時間
が短かいものと判断して、カウンタCNT2を4加
算し、減算結果が小又はDの場合はカウンタ
CNT2を1減算する。そして、この演算結果を次
の走査における螢光灯点灯時間とする。
これを繰返すことにより、螢光灯の1走査にお
ける点灯時間を決定する。そして、この点灯時間
を用いて原稿の露光を開始する。
効 果 以上説明したように本発明によれば、原稿露光
用光源の光量検知用のセンサ等を設けることな
く、簡単な構成で、ライン毎にムラの無い安定し
た高品位の原稿読み取り情報を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の原稿読取装置の構成を示すブロ
ツク図、第2図は原稿画像読取部の構成を示す概
略図、第3図は本発明による原稿読取装置の回路
構成例を示す図、第4図は1走査における点灯制
御の状態を示す図、第5図は自動利得制御回路の
他の実施例を示す図、第6図は本発明による原稿
読取装置の他の回路構成例を示す図、第7図は第
6図の制御プログラムを示すフローチヤート図、
第8図は各部波形を示す図、第9図は本発明によ
る原稿読取装置の更に他の回路構成例を示す図、
第10図は第9図の制御プログラムを示すフロー
チヤート図であり、1は点灯回路、2は螢光灯、
5は撮像素子である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 通電により点灯する原稿露光用の光源と、 前記光源により露光された原稿画像を水平同期
    信号に同期してライン毎に読み取つて画像信号を
    出力する一次元撮像手段と、 該一次元撮像手段を副走査方向に移動させるた
    めの駆動手段と、 前記一次元撮像手段による原稿読み取り範囲外
    に配設される標準濃度板と、 原稿画像の読取前、前記一次元撮像手段が前記
    標準濃度板を読る取る位置にある時に、前記一次
    元撮像手段よりの信号レベルが所定のレベルとな
    る様に、前記一次元撮像手段から出力される信号
    に基づいて前記水平同期信号に同期したライン毎
    の前記光源の点灯時間を決定する制御手段と、 前記制御手段によりライン毎の前記光源の点灯
    時間が決定された後に、その点灯時間でライン毎
    に点灯する光源によつて露光される原稿画像の読
    取開始を指示する指示信号を出力する出力手段と
    を有することを特徴とする原稿読取装置。
JP58119177A 1983-06-29 1983-06-29 原稿読取装置 Granted JPS6010872A (ja)

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