JP3625419B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やファクシミリ装置などに応用でき、原稿を読み取って電気信号に変換する画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平6−175473号には、露光ランプを含む光学系で原稿を走査し、感光体上に原稿の静電潜像を形成して、現像、転写を行う卓上複写機が記載されており、露光ランプの点灯後、光学系の走査開始前に露光ランプの光量を検出して、検出結果から走査開始タイミングを決定している。
【0003】
特開平6−130512号には、原稿を露光走査する露光ランプの点灯電圧および点灯開始時間を制御する際に、露光ランプに点灯電圧を印加させてから立上りが完了するまでの立上り時間に基づいて、点灯電圧を印加させるタイミングを可変とする露光制御方法が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特開平6−175473号では、露光ランプの光量立ち上げ時間に応じて光学系の走査開始タイミングを変更しているため、露光ランプや電源等のばらつき、商用電源の電圧変動、環境温度の変化、連続動作時における光源の温度変化などに起因して光量立ち上げ時間が遅くなった場合、走査開始タイミングも遅くなる。その結果、画像読取に必要な時間が長くなってしまい、特に原稿自動交換装置等を用いた連続読取において画像読取速度が遅くなってしまう。
【0005】
特開平6−130512号では、露光ランプの点灯電圧に応じて点灯開始タイミングを変更するに過ぎないため、露光ランプや電源等のばらつき、商用電源の電圧変動、環境温度の変化、連続動作時における光源の温度変化などに起因して光量立ち上げ時間が遅くなった場合には何ら対処できない。
【0006】
本発明の目的は、種々の変動要因に対して安定した画像読取を実施できる画像読取装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、原稿を光学的に読み取って電気信号に変換する画像センサと、
原稿に照明光を照射する光源と、
光源への電力供給が制御可能な電源と、
電源に点灯開始指示信号を出力する制御手段と、
制御手段が点灯開始指示信号を出力した時点から画像センサの出力信号の時間変化を監視して、点灯開始指示信号を出力した時点から光源の光量が所定のしきい値に達するまでの時間である光量立ち上げ時間を計測する光量計測手段と、
光源の温度を計測する光源温度計測手段とを備え、
制御手段は、初期動作時において光量計測手段によって計測される光量立ち上げ時間に、光源温度計測手段によって計測される温度測定結果を参照して、初期動作時に計測した光量立ち上げ時間に補正を加えて、点灯開始指示信号を出力するタイミングを決定することを特徴とする画像読取装置である。
【0008】
本発明に従えば、電源投入時などの初期化動作において光量計測手段によって光源の光量立ち上げ時間を予め計測しておいて、光源温度計測手段によって計測される温度測定結果を参照して、初期動作時に計測した光量立ち上げ時間に補正を加えて、点灯開始指示信号を出力するタイミングを決定する。
このように本発明では、計測される光源の温度に基づいて、点灯開始指示信号を出力するタイミングを変更する。光源の温度と光量立ち上がり時間とが一定の相関を持つ光源、たとえば低温ほど光量立ち上げ時間が延びる傾向を持つハロゲンランプ等を使用した場合や連続読取動作を行う場合、光源の温度を計測し、その計測結果を参照することによって、点灯開始タイミングを精度良く決定することが可能になる。したがって、ランプや電源等のばらつき、機器の個体差、部品の劣化、商用電源の電圧変動、環境温度の変化などに起因して光源の光量立ち上げ時間が変動した場合も、安定した光量で画像読取を実施でき、特に光量立ち上げ時間が延びた場合にも適切に対処できる。その結果、画像読取信号の出力レベルが安定するとともに、従来よりも点灯時間の短縮化が図られ、省エネルギーに寄与する。
【0009】
また本発明は、原稿を光学的に読み取って電気信号に変換する画像センサと、
原稿に照明光を照射する光源と、
光源の光量を検出する光源センサと、
光源への電力供給が制御可能な電源と、
電源に点灯開始指示信号を出力する制御手段と、
制御手段が点灯開始指示信号を出力した時点から光源センサの出力信号の時間変化を監視して、点灯開始指示信号を出力した時点から光源の光量が所定のしきい値に達するまでの時間である光量立ち上げ時間を計測する光量計測手段と、
光源の温度を計測する光源温度計測手段とを備え、
制御手段は、初期動作時において光量計測手段によって計測される光量立ち上げ時間に、光源温度計測手段によって計測される温度測定結果を参照して、初期動作時に計測した光量立ち上げ時間に補正を加えて、点灯開始指示信号を出力するタイミングを決定することを特徴とする画像読取装置である。
【0010】
本発明に従えば、電源投入時などの初期化動作において光量計測手段によって光源の光量立ち上げ時間を予め計測しておいて、光源温度計測手段によって計測される温度測定結果を参照して、初期動作時に計測した光量立ち上げ時間に補正を加えて、点灯開始指示信号を出力するタイミングを決定する。
このように本発明では、計測される光源の温度に基づいて、点灯開始指示信号を出力するタイミングを変更する。光源の温度と光量立ち上がり時間とが一定の相関を持つ光源、たとえば低温ほど光量立ち上げ時間が延びる傾向を持つハロゲンランプ等を使用した場合や連続読取動作を行う場合、光源の温度を計測し、その計測結果を参照することによって、点灯開始タイミングを精度良く決定することが可能になる。したがって、ランプや電源等のばらつき、機器の個体差、部品の劣化、商用電源の電圧変動、環境温度の変化などに起因して光源の光量立ち上げ時間が変動した場合も、安定した光量で画像読取を実施でき、特に光量立ち上げ時間が延びた場合にも適切に対処できる。その結果、画像読取信号の出力レベルが安定するとともに、従来よりも点灯時間の短縮化が図られ、省エネルギーに寄与する。
【0011】
また、画像センサとは別個に光源センサを設けることによって、基準原稿を用意しなくても光源の光量立ち上げ時間を計測でき、さらに通常の原稿読取動作と並行して光源の光量をリアルタイムで監視できるため、最新の計測結果を用いて高精度の制御を実現できる。たとえば、点灯開始時の光源温度によって光量立ち上げ特性が変化するような光源を使用して連続読取動作を行う場合、直前の読取動作における光量計測結果を用いて点灯開始タイミングを精度良く決定することが可能になる。
【0012】
また本発明は、制御手段は、原稿読取動作以外のタイミングで、定期または不定期に光源を予熱点灯することを特徴とする。
【0013】
本発明に従えば、原稿読取動作以外のタイミングで、定期または不定期に光源を予熱点灯することによって、光源の温度をある程度高く維持できるため、安定した光量立ち上げ時間を確保できる。
【0014】
たとえば光源の温度が非常に低い場合は、光量立ち上げ時間が通常の点灯開始タイミングの可変範囲を超えて非常に長くかかる。この対策として原稿読取動作の開始以前に予め光源に電流を流して光源の温度を高めておけば、原稿読取動作時に短時間で光量立ち上げが可能になる。たとえば複写機の場合、1)コピースイッチのオン→2)給紙動作開始→3)所定位置で用紙搬送停止→4)待機→5)光源点灯開始→6)原稿読取開始などの順で動作するが、光量立ち上げ時間が長くなると、光源点灯開始のタイミングを待機中に留まらず、それより前の段階に遡らせる必要が出てくる。そうすると装置全体を制御するCPU(中央処理装置)の負担が増加したり、制御が極めて複雑になる。
【0015】
こうした対策として、1)コピースイッチのオン→2)給紙動作開始・光源点灯開始→3)所定位置で用紙搬送停止・光源消灯→4)待機→5)光源点灯開始→6)原稿読取開始などの順で動作することによって、原稿読取動作開始時での光源温度をある程度高く維持できるため、CPUの負担を増やすこと無く、安定した光量立ち上げ時間を確保できる。
【0016】
さらに、予熱点灯時の電流値を、たとえば原稿読取時の光量と比べて50%程度に制御することによって、光源の保温に必要以上のエネルギーを節約できるため、省エネルギーが図られ、しかも光源の定格緩和によるコスト低減が図られる。
【0017】
また本発明は、光源の温度を監視するための光源温度計測手段と、
光源温度の計測結果に基づいて、予熱点灯時の電流を変更する電流制御手段とを備えることを特徴とする。
【0018】
本発明に従えば、光源温度の計測結果に基づいて予熱点灯時の電流を変更することによって、光源の保温に必要以上のエネルギーを節約でき、適正な電流で予熱点灯を行うことができる。たとえばハロゲンランプを使用した場合、光量立ち上げ時間はフィラメントの温度に依存しており、光源温度がある程度高ければ短時間で安定した光量に到達できる。したがって、光源温度に応じて予熱点灯時の電流を制御することによって、消費電力の低減および光量立ち上げ時間の短縮を実現できる。
【0019】
また本発明は、光量計測手段による計測結果に基づいて、予熱点灯時の電流を変更する電流制御手段を備えることを特徴とする。
【0020】
本発明に従えば、光量立ち上げ時間の計測結果に基づいて予熱点灯時の電流を変更することによって、安定した光量が得られるように、適正な電流で予熱点灯を行うことができる。たとえばハロゲンランプを使用した場合、光量立ち上げ時間はフィラメントの温度に依存しており、光源温度がある程度高ければ短時間で安定した光量に到達できる。したがって、光量立ち上げ時間に応じて予熱点灯時の電流を制御することによって、消費電力の低減および光量立ち上げ時間の短縮を実現できる。
【0021】
また本発明は、制御手段は、原稿読取動作の前段階で光源を予熱点灯させることを特徴とする。
【0022】
本発明に従えば、原稿読取動作の開始以前に予め光源の温度を高めておけば、原稿読取動作時に短時間で光量立ち上げが可能となる。上述したように1)コピースイッチのオン→2)給紙動作開始・光源点灯開始→3)所定位置で用紙搬送停止・光源消灯→4)待機→5)光源点灯開始→6)原稿読取開始などの順で動作することによって、原稿読取動作開始時での光源温度をある程度高く維持できるため、CPUの負担を増やすこと無く、安定した光量立ち上げ時間を確保できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明が適用可能な画像読取装置の一例を示す構成図である。ここではフラットベッド型スキャナを例として説明するが、本発明はこれに限定されない。
【0024】
画像読取装置は、原稿設置台2と、光源3と、ミラー4,6,7と、レンズ9と、ラインセンサ10と、A/Dコンバータ11と、画像処理部20などで構成される。
【0025】
原稿設置台2は、透明なガラス板等で構成され、上面に原稿1が載置される。原稿設置台2の一部には、主走査方向に長いシエーディング補正用の白板12が設けられる。
【0026】
光源3は、原稿1の幅方向に沿った棒状の光源、たとえばハロゲンランプで構成され、原稿設置台2を介して原稿1の下面に照明光を照射する。ミラー4は、原稿からの反射光をミラー6へ向かって反射する。光源3およびミラー4は、副走査方向に速度Vaで移動するランプユニット5に搭載される。
【0027】
ミラー6,7は、ミラー4からの光をレンズ9へ向かって反射する機能を有し、副走査方向に速度Vb(=Va/2)で移動するミラーユニット8に搭載される。こうしてランプユニット5およびミラーユニット8が移動しても、原稿1からラインセンサ10までの光路長は一定に保たれる。
【0028】
レンズ9は、ミラーユニット8からの光を集光して、原稿画像をラインセンサ10の撮像面に結像する。ラインセンサ10は、CCD(電荷結合素子)等で構成され、多数の光電変換部が主走査方向に直線状に配置された撮像面を有し、クロック信号によって結像画像を走査して電気信号に変換し、画像信号を出力する。
【0029】
A/Dコンバータ11は、ラインセンサ10からの画像信号をデジタル信号に変換する。画像処理部20は、A/Dコンバータ11からのデジタル画像信号に所望の処理を施して、画像印刷装置などに供給する。
【0030】
ランプユニット5が副走査方向に移動しながら、ラインセンサ10が主走査を行うことによって、原稿1の画像全体が読み取られ、画像処理部20に格納される。
【0031】
図2は、本発明の第1実施形態を示す構成図である。画像読取装置は、図1と同様に、原稿設置台2と、光源3と、ミラー4,6,7と、レンズ9と、ラインセンサ10と、A/Dコンバータ11と、画像処理部20などで構成され、さらにコピーランプ電源13と、タイミング制御手段14と、光量計測手段19が設けられる。
【0032】
コピーランプ電源13は、光源3へ電力を供給するとともに、通電のオンオフおよび通電電流を制御する。
【0033】
タイミング制御手段14は、CPUによって動作する処理プログラム等で構成され、コピーランプ電源13に光源3の点灯開始指示信号および消灯指示信号を出力する。
【0034】
光量計測手段19は、CPUによって動作する処理プログラム等で構成され、画像処理部20から供給されるラインセンサ10の出力信号を解析して光源3の光量を監視するとともに、光量の計測結果をタイミング制御手段14へ供給する。
【0035】
電源投入時などの初期化動作において、光源3の光量立ち上げ時間を計測する場合、ランプユニット5を白板12付近に移動した後、光量計測手段19はタイミング制御手段14に点灯開始を指示し、タイミング制御手段14はコピーランプ電源13に点灯開始指示信号を出力し、光源3を点灯させる。すると光源3からの照明光が白板12で反射し、ミラー4,6,7およびレンズ9を通過してラインセンサ10に入射する。光量計測手段19は、点灯開始指示信号を出力した時点からラインセンサ10の出力信号の時間変化を監視し、記憶するとともに、光源3の光量がゼロから増加して所定の閾値、たとえば飽和光量の90%に到達するまでの光量立ち上げ時間を計測する。
【0036】
計測した光量立ち上げ時間が長ければ、光源3のウォームアップが不十分であると推定できるため、次回の原稿読取動作においてタイミング制御手段14は点灯開始指示信号を出力するタイミングを基準タイミングより早めになるように決定する。一方、計測した光量立ち上げ時間が短ければ、光源3のウォームアップが十分であると推定できるため、次回の原稿読取動作においてタイミング制御手段14は点灯開始指示信号を出力するタイミングを基準タイミングより遅めになるように決定する。
【0037】
こうして光源3やコピーランプ電源13等のばらつき、機器の個体差、部品の劣化、商用電源の電圧変動、環境温度の変化などに起因して光源3の光量立ち上げ時間が変動した場合も、安定した光量で画像読取を実施できる。
【0038】
図3は、本発明の第2実施形態を示す構成図である。画像読取装置は、図1と同様に、原稿設置台2と、光源3と、ミラー4,6,7と、レンズ9と、ラインセンサ10と、A/Dコンバータ11と、画像処理部20などで構成され、さらにコピーランプ電源13と、タイミング制御手段14と、光量計測手段19と、温度センサ15と、温度計測手段18が設けられる。
【0039】
コピーランプ電源13、タイミング制御手段14、光量計測手段19は図2のものと同様であり、重複説明を省く。
【0040】
温度センサ15は、ランプユニット5内の光源3の近傍に設置され、光源3の温度を検出する。温度計測手段18は、CPUによって動作する処理プログラム等で構成され、温度センサ15の検出信号に基づいて光源3の温度を監視し、光源温度の計測結果をタイミング制御手段14へ供給する。
【0041】
電源投入時などの初期化動作において、光源3の光量立ち上げ時間を計測する場合、ランプユニット5を白板12付近に移動した後、光量計測手段19はタイミング制御手段14に点灯開始を指示し、タイミング制御手段14はコピーランプ電源13に点灯開始指示信号を出力し、光源3を点灯させる。すると光源3からの照明光が白板12で反射し、ミラー4,6,7およびレンズ9を通過してラインセンサ10に入射する。光量計測手段19は、点灯開始指示信号を出力した時点からラインセンサ10の出力信号の時間変化を監視し、記憶するとともに、光源3の光量がゼロから増加して所定の閾値、たとえば飽和光量の90%に到達するまでの光量立ち上げ時間を計測する。
【0042】
計測した光量立ち上げ時間が長ければ、光源3のウォームアップが不十分であると推定できるため、次回の原稿読取動作においてタイミング制御手段14は点灯開始指示信号を出力するタイミングを基準タイミングより早めになるように決定する。一方、計測した光量立ち上げ時間が短ければ、光源3のウォームアップが十分であると推定できるため、次回の原稿読取動作においてタイミング制御手段14は点灯開始指示信号を出力するタイミングを基準タイミングより遅めになるように決定する。
【0043】
さらにタイミング制御手段14は、温度計測手段18による光源温度の計測結果を参照して、計測した光量立ち上げ時間に補正を加えて、点灯開始指示信号の出力タイミングを変更する。
【0044】
こうして光源3の温度を監視することによって、点灯開始タイミングを精度良く決定することが可能になり、より安定した画像読取を実施できる。
【0045】
図4は、本発明の第3実施形態を示す構成図である。画像読取装置は、図1と同様に、原稿設置台2と、光源3と、ミラー4,6,7と、レンズ9と、ラインセンサ10と、A/Dコンバータ11と、画像処理部20などで構成され、さらにコピーランプ電源13と、タイミング制御手段14と、光量計測手段19と、光源センサ16が設けられる。
【0046】
コピーランプ電源13、タイミング制御手段14は図2のものと同様であり、重複説明を省く。
【0047】
光源センサ16は、ランプユニット5内の光源3の近傍に設置され、光源3の光量を検出する。光量計測手段19は、光源センサ16の検出信号に基づいて光源3の光量を監視するとともに、光量の計測結果をタイミング制御手段14へ供給する。
【0048】
電源投入時などの初期化動作において、光源3の光量立ち上げ時間を計測する場合、光量計測手段19はタイミング制御手段14に点灯開始を指示し、タイミング制御手段14はコピーランプ電源13に点灯開始指示信号を出力し、光源3を点灯させる。このとき光源センサ16は光源3からの直接光を検出しているため、白板12は不要となり、ランプユニット5の位置制御を省略できる。
【0049】
次に光量計測手段19は、点灯開始指示信号を出力した時点から光源センサ16の出力信号の時間変化を監視するとともに、光源3の光量がゼロから増加して所定の閾値、たとえば飽和光量の90%に到達するまでの光量立ち上げ時間を計測する。
【0050】
計測した光量立ち上げ時間が長ければ、光源3のウォームアップが不十分であると推定できるため、次回の原稿読取動作においてタイミング制御手段14は点灯開始指示信号を出力するタイミングを基準タイミングより早めになるように決定する。一方、計測した光量立ち上げ時間が短ければ、光源3のウォームアップが十分であると推定できるため、次回の原稿読取動作においてタイミング制御手段14は点灯開始指示信号を出力するタイミングを基準タイミングより遅めになるように決定する。
【0051】
こうして光源3やコピーランプ電源13等のばらつき、機器の個体差、部品の劣化、商用電源の電圧変動、環境温度の変化などに起因して光源3の光量立ち上げ時間が変動した場合も、安定した光量で画像読取を実施できる。
【0052】
図5は、本発明の第4実施形態を示す構成図である。画像読取装置は、図1と同様に、原稿設置台2と、光源3と、ミラー4,6,7と、レンズ9と、ラインセンサ10と、A/Dコンバータ11と、画像処理部20などで構成され、さらにコピーランプ電源13と、タイミング制御手段14と、電流制御手段17が設けられる。
【0053】
コピーランプ電源13、タイミング制御手段14は図2のものと同様であり、重複説明を省く。
【0054】
タイミング制御手段14は、原稿読取動作時の点灯および消灯だけでなく、原稿読取動作以外のタイミングで、定期または不定期に光源を予熱点灯するために光源3の点灯開始指示信号および消灯指示信号を出力する。
【0055】
電流制御手段17は、CPUによって動作する処理プログラム等で構成され、コピーランプ電源13に原稿読取動作時の通電電流値および予熱点灯時の通電電流値を出力する。
【0056】
図6は予熱点灯なしの光源動作を示すタイミングチャートであり、図7は予熱点灯ありの光源動作を示すタイミングチャートであり、図8は電流値50%の予熱点灯ありの光源動作を示すタイミングチャートである。
【0057】
まず図6において、原稿読取動作を行う場合、時刻t1でタイミング制御手段14はコピーランプ電源13に点灯開始指示信号を出力し、電流制御手段17はコピーランプ電源13に原稿読取動作時の通電電流値(100%)を出力すると、コピーランプ電源13は電流値100%で光源3の通電を開始し、光源3の光量が次第に増加する。このとき光量が所定の閾値、たとえば飽和光量の90%に到達する時刻t2までが光量立ち上げ時間となる。時刻t2から時刻t3まではランプユニット5が助走する予備時間として確保され、時刻t3から実際の原稿読取動作を行い、時刻t4までが画像読取時間となる。時刻t4でタイミング制御手段14はコピーランプ電源13に消灯指示信号を出力し、電流制御手段17はコピーランプ電源13に電流値0%を出力し、ランプユニット5の戻り動作を実行する。時刻t5以降は、時刻t1と同様になる。
【0058】
次に図7は、原稿読取動作の前段階で予熱点灯を行うもので、時刻t11でタイミング制御手段14はコピーランプ電源13に点灯開始指示信号を出力し、電流制御手段17はコピーランプ電源13に原稿読取動作時の通電電流値(100%)を出力すると、コピーランプ電源13は電流値100%で光源3の通電を開始し、光源3の光量が次第に増加する。時刻t12でタイミング制御手段14はコピーランプ電源13に消灯指示信号を出力し、電流制御手段17はコピーランプ電源13に電流値0%を出力し、時刻t11から時刻t12までが予熱点灯時間となる。時刻t12から時刻t13までは任意の待機時間にあてられ、時刻t13からは原稿読取動作に入り、時刻t16までは図6の時刻t1〜t4に相当する動作となり、時刻t17で再び予熱点灯を開始している。
【0059】
次に図8は、原稿読取動作の前段階で電流値50%の予熱点灯を行うもので、時刻t21でタイミング制御手段14はコピーランプ電源13に点灯開始指示信号を出力し、電流制御手段17はコピーランプ電源13に原稿読取動作時の50%電流値を出力すると、コピーランプ電源13は電流値50%で光源3の通電を開始し、光源3の光量が次第に増加する。時刻t22でタイミング制御手段14はコピーランプ電源13に消灯指示信号を出力し、電流制御手段17はコピーランプ電源13に電流値0%を出力し、時刻t21から時刻t22までが予熱点灯時間となる。時刻t22から時刻t23までは任意の待機時間にあてられ、時刻t23からは原稿読取動作に入り、タイミング制御手段14はコピーランプ電源13に点灯開始指示信号を出力し、電流制御手段17はコピーランプ電源13に原稿読取動作時の通電電流値(100%)を出力する。時刻t23から時刻t26までは図6の時刻t1〜t4に相当する動作となり、時刻t27で再び予熱点灯を開始している。
【0060】
こうして原稿読取動作以外のタイミングで、定期または不定期に光源3を予熱点灯することによって、光源3の温度をある程度高く維持できるため、安定した光量立ち上げ時間を確保できる。
【0061】
また、予熱点灯時の電流値を、たとえば原稿読取時の光量と比べて50%程度に制御することによって、光源3の保温に必要以上のエネルギーを節約できるため、省エネルギーが図られる。
【0062】
図9は、本発明の第5実施形態を示す構成図である。画像読取装置は、図1と同様に、原稿設置台2と、光源3と、ミラー4,6,7と、レンズ9と、ラインセンサ10と、A/Dコンバータ11と、画像処理部20などで構成され、さらにコピーランプ電源13と、タイミング制御手段14と、電流制御手段17と、温度センサ15と、温度計測手段18が設けられる。
【0063】
コピーランプ電源13、タイミング制御手段14、電流制御手段17は図5のものと同様であり、重複説明を省く。
【0064】
温度センサ15は、ランプユニット5内の光源3の近傍に設置され、光源3の温度を検出する。温度計測手段18は、CPUによって動作する処理プログラム等で構成され、温度センサ15の検出信号に基づいて光源3の温度を監視し、光源温度の計測結果をタイミング制御手段14および電流制御手段17へ供給する。
【0065】
図9の構成においても図7および図8と同様な予熱点灯動作を実現でき、さらに光源温度の計測結果に基づいて予熱点灯時の電流値を変更することによって、光源3の保温に必要以上のエネルギーを節約できるため、消費電力の低減および光量立ち上げ時間の短縮を実現できる。
【0066】
図10は、本発明の第6実施形態を示す構成図である。画像読取装置は、図1と同様に、原稿設置台2と、光源3と、ミラー4,6,7と、レンズ9と、ラインセンサ10と、A/Dコンバータ11と、画像処理部20などで構成され、さらにコピーランプ電源13と、タイミング制御手段14と、電流制御手段17と、光量計測手段19と、光源センサ16が設けられる。
【0067】
コピーランプ電源13、タイミング制御手段14、電流制御手段17は図5のものと同様であり、重複説明を省く。
【0068】
光源センサ16は、ランプユニット5内の光源3の近傍に設置され、光源3の光量を検出する。光量計測手段19は、光源センサ16の検出信号に基づいて光源3の光量を監視するとともに、光量の計測結果をタイミング制御手段14へ供給する。
【0069】
図10の構成においても図7および図8と同様な予熱点灯動作を実現でき、さらに光量の計測結果に基づいて予熱点灯時の電流値を変更することによって、光源3の保温に必要以上のエネルギーを節約できるため、消費電力の低減および光量立ち上げ時間の短縮を実現できる。
【0070】
図11は、本発明の第7実施形態を示す構成図である。画像読取装置は、図1と同様に、原稿設置台2と、光源3と、ミラー4,6,7と、レンズ9と、ラインセンサ10と、A/Dコンバータ11と、画像処理部20などで構成され、さらにコピーランプ電源13と、タイミング制御手段14と、電流制御手段17と、光量計測手段19が設けられる。
【0071】
コピーランプ電源13、タイミング制御手段14、電流制御手段17は図5のものと同様であり、重複説明を省く。
【0072】
光量計測手段19は、CPUによって動作する処理プログラム等で構成され、画像処理部20から供給されるラインセンサ10の出力信号を解析して光源3の光量を監視するとともに、光量の計測結果をタイミング制御手段14へ供給する。
【0073】
図11の構成においても図7および図8と同様な予熱点灯動作を実現でき、さらに光量の計測結果に基づいて予熱点灯時の電流値を変更することによって、光源3の保温に必要以上のエネルギーを節約できるため、消費電力の低減および光量立ち上げ時間の短縮を実現できる。
【0074】
【発明の効果】
以上詳説したように本発明によれば、初期動作時において、光源の光量立ち上げ時間を予め計測しておいて、次回以降はこの計測結果と、光源温度計測手段の温度計測結果とに基づいて点灯開始指示信号を出力するタイミングを決定することによって、ランプや電源等のばらつき、機器の個体差、部品の劣化、商用電源の電圧変動、環境温度の変化などに起因して光源の光量立ち上げ時間が変動した場合も、安定した光量で画像読取を実施でき、特に光量立ち上げ時間が延びた場合にも適切に対処できる。その結果、画像読取信号の出力レベルが安定するとともに、従来よりも点灯時間の短縮化が図られ、省エネルギーに寄与する。
【0075】
また、光源の温度を監視することによって、点灯開始タイミングを精度良く決定することが可能になる。
【0076】
また、原稿読取動作以外のタイミングで、定期または不定期に光源を予熱点灯することによって、光源の温度をある程度高く維持できるため、安定した光量立ち上げ時間を確保できる。このとき、光源温度の計測結果あるいは光量の計測結果に基づいて予熱点灯時の電流を変更することによって、適正な電流で予熱点灯を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な画像読取装置の一例を示す構成図である
【図2】本発明の第1実施形態を示す構成図である。
【図3】本発明の第2実施形態を示す構成図である。
【図4】本発明の第3実施形態を示す構成図である。
【図5】本発明の第4実施形態を示す構成図である。
【図6】予熱点灯なしの光源動作を示すタイミングチャートである。
【図7】予熱点灯ありの光源動作を示すタイミングチャートである。
【図8】電流値50%の予熱点灯ありの光源動作を示すタイミングチャートである。
【図9】本発明の第5実施形態を示す構成図である。
【図10】本発明の第6実施形態を示す構成図である。
【図11】本発明の第7実施形態を示す構成図である。
【符号の説明】
1 原稿
2 原稿設置台
3 光源
4,6,7 ミラー
5 ランプユニット
8 ミラーユニット
9 レンズ
10 ラインセンサ
11 A/Dコンバータ
12 白板
13 コピーランプ電源
14 タイミング制御手段
15 温度センサ
16 光源センサ
17 電流制御手段
18 温度計測手段
19 光量計測手段
20 画像処理部

Claims (6)

  1. 原稿を光学的に読み取って電気信号に変換する画像センサと、
    原稿に照明光を照射する光源と、
    光源への電力供給が制御可能な電源と、
    電源に点灯開始指示信号を出力する制御手段と、
    制御手段が点灯開始指示信号を出力した時点から画像センサの出力信号の時間変化を監視して、点灯開始指示信号を出力した時点から光源の光量が所定のしきい値に達するまでの時間である光量立ち上げ時間を計測する光量計測手段と、
    光源の温度を計測する光源温度計測手段とを備え、
    制御手段は、初期動作時において光量計測手段によって計測される光量立ち上げ時間に、光源温度計測手段によって計測される温度測定結果を参照して、初期動作時に計測した光量立ち上げ時間に補正を加えて、点灯開始指示信号を出力するタイミングを決定することを特徴とする画像読取装置。
  2. 原稿を光学的に読み取って電気信号に変換する画像センサと、
    原稿に照明光を照射する光源と、
    光源の光量を検出する光源センサと、
    光源への電力供給が制御可能な電源と、
    電源に点灯開始指示信号を出力する制御手段と、
    制御手段が点灯開始指示信号を出力した時点から光源センサの出力信号の時間変化を監視して、点灯開始指示信号を出力した時点から光源の光量が所定のしきい値に達するまでの時間である光量立ち上げ時間を計測する光量計測手段と、
    光源の温度を計測する光源温度計測手段とを備え、
    制御手段は、初期動作時において光量計測手段によって計測される光量立ち上げ時間に、光源温度計測手段によって計測される温度測定結果を参照して、初期動作時に計測した光量立ち上げ時間に補正を加えて、点灯開始指示信号を出力するタイミングを決定することを特徴とする画像読取装置。
  3. 制御手段は、原稿読取動作以外のタイミングで、定期または不定期に光源を予熱点灯することを特徴とする請求項1または2記載の画像読取装置。
  4. 光源の温度を監視するための光源温度計測手段と、
    光源温度の計測結果に基づいて、予熱点灯時の電流を変更する電流制御手段とを備えることを特徴とする請求項3記載の画像読取装置。
  5. 光量計測手段による計測結果に基づいて、予熱点灯時の電流を変更する電流制御手段を備えることを特徴とする請求項3記載の画像読取装置。
  6. 制御手段は、原稿読取動作の前段階で光源を予熱点灯させることを特徴とする請求項3記載の画像読取装置。
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