JP2002125097A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JP2002125097A JP2002125097A JP2000315574A JP2000315574A JP2002125097A JP 2002125097 A JP2002125097 A JP 2002125097A JP 2000315574 A JP2000315574 A JP 2000315574A JP 2000315574 A JP2000315574 A JP 2000315574A JP 2002125097 A JP2002125097 A JP 2002125097A
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Abstract
実施できる画像読取装置を提供する。 【解決手段】 画像読取装置は、原稿設置台2と、光源
3と、ミラー4,6,7と、レンズ9と、ラインセンサ
10と、A/Dコンバータ11と、画像処理部20と、
光源3へ電力を供給するとともに、通電のオンオフおよ
び通電電流を制御するコピーランプ電源13と、コピー
ランプ電源13に光源3の点灯開始指示信号および消灯
指示信号を出力するタイミング制御手段14と、画像処
理部20から供給されるラインセンサ10の出力信号を
解析して光源3の光量を監視する光量計測手段19など
で構成され、タイミング制御手段14は光量計測手段1
9の計測結果に基づいて点灯開始指示信号を出力するタ
イミングを決定する。
Description
ミリ装置などに応用でき、原稿を読み取って電気信号に
変換する画像読取装置に関する。
ンプを含む光学系で原稿を走査し、感光体上に原稿の静
電潜像を形成して、現像、転写を行う卓上複写機が記載
されており、露光ランプの点灯後、光学系の走査開始前
に露光ランプの光量を検出して、検出結果から走査開始
タイミングを決定している。
光走査する露光ランプの点灯電圧および点灯開始時間を
制御する際に、露光ランプに点灯電圧を印加させてから
立上りが完了するまでの立上り時間に基づいて、点灯電
圧を印加させるタイミングを可変とする露光制御方法が
記載されている。
3号では、露光ランプの光量立ち上げ時間に応じて光学
系の走査開始タイミングを変更しているため、露光ラン
プや電源等のばらつき、商用電源の電圧変動、環境温度
の変化、連続動作時における光源の温度変化などに起因
して光量立ち上げ時間が遅くなった場合、走査開始タイ
ミングも遅くなる。その結果、画像読取に必要な時間が
長くなってしまい、特に原稿自動交換装置等を用いた連
続読取において画像読取速度が遅くなってしまう。
プの点灯電圧に応じて点灯開始タイミングを変更するに
過ぎないため、露光ランプや電源等のばらつき、商用電
源の電圧変動、環境温度の変化、連続動作時における光
源の温度変化などに起因して光量立ち上げ時間が遅くな
った場合には何ら対処できない。
安定した画像読取を実施できる画像読取装置を提供する
ことである。
に読み取って電気信号に変換する画像センサと、原稿に
照明光を照射する光源と、光源への電力供給が制御可能
な電源と、電源に点灯開始指示信号を出力する制御手段
と、制御手段が点灯開始指示信号を出力した時点から画
像センサの出力信号の時間変化を監視するための光量計
測手段とを備え、制御手段は、光量計測手段による計測
結果に基づいて点灯開始指示信号を出力するタイミング
を決定することを特徴とする画像読取装置である。
動作において光源の光量立ち上げ時間を予め計測してお
いて、次回以降はこの計測結果に基づいて点灯開始指示
信号を出力するタイミングを決定することによって、ラ
ンプや電源等のばらつき、機器の個体差、部品の劣化、
商用電源の電圧変動、環境温度の変化などに起因して光
源の光量立ち上げ時間が変動した場合も、安定した光量
で画像読取を実施でき、特に光量立ち上げ時間が延びた
場合にも適切に対処できる。その結果、画像読取信号の
出力レベルが安定するとともに、従来よりも点灯時間の
短縮化が図られ、省エネルギーに寄与する。
電気信号に変換する画像センサと、原稿に照明光を照射
する光源と、光源の光量を検出する光源センサと、光源
への電力供給が制御可能な電源と、電源に点灯開始指示
信号を出力する制御手段と、制御手段が点灯開始指示信
号を出力した時点から光源センサの出力信号の時間変化
を監視するための光量計測手段とを備え、制御手段は、
光量計測手段による計測結果に基づいて点灯開始指示信
号を出力するタイミングを決定することを特徴とする画
像読取装置である。
動作において光源の光量立ち上げ時間を予め計測してお
いて、次回以降はこの計測結果に基づいて点灯開始指示
信号を出力するタイミングを決定することによって、ラ
ンプや電源等のばらつき、機器の個体差、部品の劣化、
商用電源の電圧変動、環境温度の変化などに起因して光
源の光量立ち上げ時間が変動した場合も、安定した光量
で画像読取を実施でき、特に光量立ち上げ時間が延びた
場合にも適切に対処できる。その結果、画像読取信号の
出力レベルが安定するとともに、従来よりも点灯時間の
短縮化が図られ、省エネルギーに寄与する。
設けることによって、基準原稿を用意しなくても光源の
光量立ち上げ時間を計測でき、さらに通常の原稿読取動
作と並行して光源の光量をリアルタイムで監視できるた
め、最新の計測結果を用いて高精度の制御を実現でき
る。たとえば、点灯開始時の光源温度によって光量立ち
上げ特性が変化するような光源を使用して連続読取動作
を行う場合、直前の読取動作における光量計測結果を用
いて点灯開始タイミングを精度良く決定することが可能
になる。
の光源温度計測手段を備えることを特徴とする。
がり時間とが一定の相関を持つ光源、たとえば低温ほど
光量立ち上げ時間が延びる傾向を持つハロゲンランプ等
を使用した場合や連続読取動作を行う場合、光源の温度
を監視することによって、点灯開始タイミングを精度良
く決定することが可能になる。
以外のタイミングで、定期または不定期に光源を予熱点
灯することを特徴とする。
ミングで、定期または不定期に光源を予熱点灯すること
によって、光源の温度をある程度高く維持できるため、
安定した光量立ち上げ時間を確保できる。
光量立ち上げ時間が通常の点灯開始タイミングの可変範
囲を超えて非常に長くかかる。この対策として原稿読取
動作の開始以前に予め光源に電流を流して光源の温度を
高めておけば、原稿読取動作時に短時間で光量立ち上げ
が可能になる。たとえば複写機の場合、1)コピースイッ
チのオン→2)給紙動作開始→3)所定位置で用紙搬送停止
→4)待機→5)光源点灯開始→6)原稿読取開始などの順で
動作するが、光量立ち上げ時間が長くなると、光源点灯
開始のタイミングを待機中に留まらず、それより前の段
階に遡らせる必要が出てくる。そうすると装置全体を制
御するCPU(中央処理装置)の負担が増加したり、制
御が極めて複雑になる。
オン→2)給紙動作開始・光源点灯開始→3)所定位置で用
紙搬送停止・光源消灯→4)待機→5)光源点灯開始→6)原
稿読取開始などの順で動作することによって、原稿読取
動作開始時での光源温度をある程度高く維持できるた
め、CPUの負担を増やすこと無く、安定した光量立ち
上げ時間を確保できる。
原稿読取時の光量と比べて50%程度に制御することに
よって、光源の保温に必要以上のエネルギーを節約でき
るため、省エネルギーが図られ、しかも光源の定格緩和
によるコスト低減が図られる。
の光源温度計測手段と、光源温度の計測結果に基づい
て、予熱点灯時の電流を変更する電流制御手段とを備え
ることを特徴とする。
づいて予熱点灯時の電流を変更することによって、光源
の保温に必要以上のエネルギーを節約でき、適正な電流
で予熱点灯を行うことができる。たとえばハロゲンラン
プを使用した場合、光量立ち上げ時間はフィラメントの
温度に依存しており、光源温度がある程度高ければ短時
間で安定した光量に到達できる。したがって、光源温度
に応じて予熱点灯時の電流を制御することによって、消
費電力の低減および光量立ち上げ時間の短縮を実現でき
る。
果に基づいて、予熱点灯時の電流を変更する電流制御手
段を備えることを特徴とする。
結果に基づいて予熱点灯時の電流を変更することによっ
て、安定した光量が得られるように、適正な電流で予熱
点灯を行うことができる。たとえばハロゲンランプを使
用した場合、光量立ち上げ時間はフィラメントの温度に
依存しており、光源温度がある程度高ければ短時間で安
定した光量に到達できる。したがって、光量立ち上げ時
間に応じて予熱点灯時の電流を制御することによって、
消費電力の低減および光量立ち上げ時間の短縮を実現で
きる。
読取装置の一例を示す構成図である。ここではフラット
ベッド型スキャナを例として説明するが、本発明はこれ
に限定されない。
と、ミラー4,6,7と、レンズ9と、ラインセンサ1
0と、A/Dコンバータ11と、画像処理部20などで
構成される。
され、上面に原稿1が載置される。原稿設置台2の一部
には、主走査方向に長いシエーディング補正用の白板1
2が設けられる。
光源、たとえばハロゲンランプで構成され、原稿設置台
2を介して原稿1の下面に照明光を照射する。ミラー4
は、原稿からの反射光をミラー6へ向かって反射する。
光源3およびミラー4は、副走査方向に速度Vaで移動
するランプユニット5に搭載される。
ズ9へ向かって反射する機能を有し、副走査方向に速度
Vb(=Va/2)で移動するミラーユニット8に搭載
される。こうしてランプユニット5およびミラーユニッ
ト8が移動しても、原稿1からラインセンサ10までの
光路長は一定に保たれる。
集光して、原稿画像をラインセンサ10の撮像面に結像
する。ラインセンサ10は、CCD(電荷結合素子)等
で構成され、多数の光電変換部が主走査方向に直線状に
配置された撮像面を有し、クロック信号によって結像画
像を走査して電気信号に変換し、画像信号を出力する。
0からの画像信号をデジタル信号に変換する。画像処理
部20は、A/Dコンバータ11からのデジタル画像信
号に所望の処理を施して、画像印刷装置などに供給す
る。
がら、ラインセンサ10が主走査を行うことによって、
原稿1の画像全体が読み取られ、画像処理部20に格納
される。
図である。画像読取装置は、図1と同様に、原稿設置台
2と、光源3と、ミラー4,6,7と、レンズ9と、ラ
インセンサ10と、A/Dコンバータ11と、画像処理
部20などで構成され、さらにコピーランプ電源13
と、タイミング制御手段14と、光量計測手段19が設
けられる。
供給するとともに、通電のオンオフおよび通電電流を制
御する。
て動作する処理プログラム等で構成され、コピーランプ
電源13に光源3の点灯開始指示信号および消灯指示信
号を出力する。
する処理プログラム等で構成され、画像処理部20から
供給されるラインセンサ10の出力信号を解析して光源
3の光量を監視するとともに、光量の計測結果をタイミ
ング制御手段14へ供給する。
源3の光量立ち上げ時間を計測する場合、ランプユニッ
ト5を白板12付近に移動した後、光量計測手段19は
タイミング制御手段14に点灯開始を指示し、タイミン
グ制御手段14はコピーランプ電源13に点灯開始指示
信号を出力し、光源3を点灯させる。すると光源3から
の照明光が白板12で反射し、ミラー4,6,7および
レンズ9を通過してラインセンサ10に入射する。光量
計測手段19は、点灯開始指示信号を出力した時点から
ラインセンサ10の出力信号の時間変化を監視し、記憶
するとともに、光源3の光量がゼロから増加して所定の
閾値、たとえば飽和光量の90%に到達するまでの光量
立ち上げ時間を計測する。
源3のウォームアップが不十分であると推定できため、
次回の原稿読取動作においてタイミング制御手段14は
点灯開始指示信号を出力するタイミングを基準タイミン
グより早めになるように決定する。一方、計測した光量
立ち上げ時間が短ければ、光源3のウォームアップが十
分であると推定できため、次回の原稿読取動作において
タイミング制御手段14は点灯開始指示信号を出力する
タイミングを基準タイミングより遅めになるように決定
する。
のばらつき、機器の個体差、部品の劣化、商用電源の電
圧変動、環境温度の変化などに起因して光源3の光量立
ち上げ時間が変動した場合も、安定した光量で画像読取
を実施できる。
図である。画像読取装置は、図1と同様に、原稿設置台
2と、光源3と、ミラー4,6,7と、レンズ9と、ラ
インセンサ10と、A/Dコンバータ11と、画像処理
部20などで構成され、さらにコピーランプ電源13
と、タイミング制御手段14と、光量計測手段19と、
温度センサ15と、温度計測手段18が設けられる。
段14、光量計測手段19は図2のものと同様であり、
重複説明を省く。
光源3の近傍に設置され、光源3の温度を検出する。温
度計測手段18は、CPUによって動作する処理プログ
ラム等で構成され、温度センサ15の検出信号に基づい
て光源3の温度を監視し、光源温度の計測結果をタイミ
ング制御手段14へ供給する。
源3の光量立ち上げ時間を計測する場合、ランプユニッ
ト5を白板12付近に移動した後、光量計測手段19は
タイミング制御手段14に点灯開始を指示し、タイミン
グ制御手段14はコピーランプ電源13に点灯開始指示
信号を出力し、光源3を点灯させる。すると光源3から
の照明光が白板12で反射し、ミラー4,6,7および
レンズ9を通過してラインセンサ10に入射する。光量
計測手段19は、点灯開始指示信号を出力した時点から
ラインセンサ10の出力信号の時間変化を監視し、記憶
するとともに、光源3の光量がゼロから増加して所定の
閾値、たとえば飽和光量の90%に到達するまでの光量
立ち上げ時間を計測する。
源3のウォームアップが不十分であると推定できため、
次回の原稿読取動作においてタイミング制御手段14は
点灯開始指示信号を出力するタイミングを基準タイミン
グより早めになるように決定する。一方、計測した光量
立ち上げ時間が短ければ、光源3のウォームアップが十
分であると推定できため、次回の原稿読取動作において
タイミング制御手段14は点灯開始指示信号を出力する
タイミングを基準タイミングより遅めになるように決定
する。
測手段18による光源温度の計測結果を参照して、計測
した光量立ち上げ時間に補正を加えて、点灯開始指示信
号の出力タイミングを変更する。
って、点灯開始タイミングを精度良く決定することが可
能になり、より安定した画像読取を実施できる。
図である。画像読取装置は、図1と同様に、原稿設置台
2と、光源3と、ミラー4,6,7と、レンズ9と、ラ
インセンサ10と、A/Dコンバータ11と、画像処理
部20などで構成され、さらにコピーランプ電源13
と、タイミング制御手段14と、光量計測手段19と、
光源センサ16が設けられる。
段14は図2のものと同様であり、重複説明を省く。
光源3の近傍に設置され、光源3の光量を検出する。光
量計測手段19は、光源センサ16の検出信号に基づい
て光源3の光量を監視するとともに、光量の計測結果を
タイミング制御手段14へ供給する。
源3の光量立ち上げ時間を計測する場合、光量計測手段
19はタイミング制御手段14に点灯開始を指示し、タ
イミング制御手段14はコピーランプ電源13に点灯開
始指示信号を出力し、光源3を点灯させる。このとき光
源センサ16は光源3からの直接光を検出しているた
め、白板12は不要となり、ランプユニット5の位置制
御を省略できる。
号を出力した時点から光源センサ16の出力信号の時間
変化を監視するとともに、光源3の光量がゼロから増加
して所定の閾値、たとえば飽和光量の90%に到達する
までの光量立ち上げ時間を計測する。
源3のウォームアップが不十分であると推定できため、
次回の原稿読取動作においてタイミング制御手段14は
点灯開始指示信号を出力するタイミングを基準タイミン
グより早めになるように決定する。一方、計測した光量
立ち上げ時間が短ければ、光源3のウォームアップが十
分であると推定できため、次回の原稿読取動作において
タイミング制御手段14は点灯開始指示信号を出力する
タイミングを基準タイミングより遅めになるように決定
する。
のばらつき、機器の個体差、部品の劣化、商用電源の電
圧変動、環境温度の変化などに起因して光源3の光量立
ち上げ時間が変動した場合も、安定した光量で画像読取
を実施できる。
図である。画像読取装置は、図1と同様に、原稿設置台
2と、光源3と、ミラー4,6,7と、レンズ9と、ラ
インセンサ10と、A/Dコンバータ11と、画像処理
部20などで構成され、さらにコピーランプ電源13
と、タイミング制御手段14と、電流制御手段17が設
けられる。
段14は図2のものと同様であり、重複説明を省く。
時の点灯および消灯だけでなく、原稿読取動作以外のタ
イミングで、定期または不定期に光源を予熱点灯するた
めに光源3の点灯開始指示信号および消灯指示信号を出
力する。
する処理プログラム等で構成され、コピーランプ電源1
3に原稿読取動作時の通電電流値および予熱点灯時の通
電電流値を出力する。
ミングチャートであり、図7は予熱点灯ありの光源動作
を示すタイミングチャートであり、図8は電流値50%
の予熱点灯ありの光源動作を示すタイミングチャートで
ある。
合、時刻t1でタイミング制御手段14はコピーランプ
電源13に点灯開始指示信号を出力し、電流制御手段1
7はコピーランプ電源13に原稿読取動作時の通電電流
値(100%)を出力すると、コピーランプ電源13は
電流値100%で光源3の通電を開始し、光源3の光量
が次第に増加する。このとき光量が所定の閾値、たとえ
ば飽和光量の90%に到達する時刻t2までが光量立ち
上げ時間となる。時刻t2から時刻t3まではランプユ
ニット5が助走する予備時間として確保され、時刻t3
から実際の原稿読取動作を行い、時刻t4までが画像読
取時間となる。時刻t4でタイミング制御手段14はコ
ピーランプ電源13に消灯指示信号を出力し、電流制御
手段17はコピーランプ電源13に電流値0%を出力
し、ランプユニット5の戻り動作を実行する。時刻t5
以降は、時刻t1と同様になる。
点灯を行うもので、時刻t11でタイミング制御手段1
4はコピーランプ電源13に点灯開始指示信号を出力
し、電流制御手段17はコピーランプ電源13に原稿読
取動作時の通電電流値(100%)を出力すると、コピ
ーランプ電源13は電流値100%で光源3の通電を開
始し、光源3の光量が次第に増加する。時刻t12でタ
イミング制御手段14はコピーランプ電源13に消灯指
示信号を出力し、電流制御手段17はコピーランプ電源
13に電流値0%を出力し、時刻t11から時刻t12
までが予熱点灯時間となる。時刻t12から時刻t13
までは任意の待機時間にあてられ、時刻t13からは原
稿読取動作に入り、時刻t16までは図6の時刻t1〜
t4に相当する動作となり、時刻t17で再び予熱点灯
を開始している。
値50%の予熱点灯を行うもので、時刻t21でタイミ
ング制御手段14はコピーランプ電源13に点灯開始指
示信号を出力し、電流制御手段17はコピーランプ電源
13に原稿読取動作時の50%電流値を出力すると、コ
ピーランプ電源13は電流値50%で光源3の通電を開
始し、光源3の光量が次第に増加する。時刻t22でタ
イミング制御手段14はコピーランプ電源13に消灯指
示信号を出力し、電流制御手段17はコピーランプ電源
13に電流値0%を出力し、時刻t21から時刻t22
までが予熱点灯時間となる。時刻t22から時刻t23
までは任意の待機時間にあてられ、時刻t23からは原
稿読取動作に入り、タイミング制御手段14はコピーラ
ンプ電源13に点灯開始指示信号を出力し、電流制御手
段17はコピーランプ電源13に原稿読取動作時の通電
電流値(100%)を出力する。時刻t23から時刻t
26までは図6の時刻t1〜t4に相当する動作とな
り、時刻t27で再び予熱点灯を開始している。
で、定期または不定期に光源3を予熱点灯することによ
って、光源3の温度をある程度高く維持できるため、安
定した光量立ち上げ時間を確保できる。
稿読取時の光量と比べて50%程度に制御することによ
って、光源3の保温に必要以上のエネルギーを節約でき
るため、省エネルギーが図られる。
図である。画像読取装置は、図1と同様に、原稿設置台
2と、光源3と、ミラー4,6,7と、レンズ9と、ラ
インセンサ10と、A/Dコンバータ11と、画像処理
部20などで構成され、さらにコピーランプ電源13
と、タイミング制御手段14と、電流制御手段17と、
温度センサ15と、温度計測手段18が設けられる。
段14、電流制御手段17は図5のものと同様であり、
重複説明を省く。
光源3の近傍に設置され、光源3の温度を検出する。温
度計測手段18は、CPUによって動作する処理プログ
ラム等で構成され、温度センサ15の検出信号に基づい
て光源3の温度を監視し、光源温度の計測結果をタイミ
ング制御手段14および電流制御手段17へ供給する。
様な予熱点灯動作を実現でき、さらに光源温度の計測結
果に基づいて予熱点灯時の電流値を変更することによっ
て、光源3の保温に必要以上のエネルギーを節約できる
ため、消費電力の低減および光量立ち上げ時間の短縮を
実現できる。
成図である。画像読取装置は、図1と同様に、原稿設置
台2と、光源3と、ミラー4,6,7と、レンズ9と、
ラインセンサ10と、A/Dコンバータ11と、画像処
理部20などで構成され、さらにコピーランプ電源13
と、タイミング制御手段14と、電流制御手段17と、
光量計測手段19と、光源センサ16が設けられる。
段14、電流制御手段17は図5のものと同様であり、
重複説明を省く。
光源3の近傍に設置され、光源3の光量を検出する。光
量計測手段19は、光源センサ16の検出信号に基づい
て光源3の光量を監視するとともに、光量の計測結果を
タイミング制御手段14へ供給する。
同様な予熱点灯動作を実現でき、さらに光量の計測結果
に基づいて予熱点灯時の電流値を変更することによっ
て、光源3の保温に必要以上のエネルギーを節約できる
ため、消費電力の低減および光量立ち上げ時間の短縮を
実現できる。
成図である。画像読取装置は、図1と同様に、原稿設置
台2と、光源3と、ミラー4,6,7と、レンズ9と、
ラインセンサ10と、A/Dコンバータ11と、画像処
理部20などで構成され、さらにコピーランプ電源13
と、タイミング制御手段14と、電流制御手段17と、
光量計測手段19が設けられる。
段14、電流制御手段17は図5のものと同様であり、
重複説明を省く。
する処理プログラム等で構成され、画像処理部20から
供給されるラインセンサ10の出力信号を解析して光源
3の光量を監視するとともに、光量の計測結果をタイミ
ング制御手段14へ供給する。
同様な予熱点灯動作を実現でき、さらに光量の計測結果
に基づいて予熱点灯時の電流値を変更することによっ
て、光源3の保温に必要以上のエネルギーを節約できる
ため、消費電力の低減および光量立ち上げ時間の短縮を
実現できる。
源の光量立ち上げ時間を予め計測しておいて、次回以降
はこの計測結果に基づいて点灯開始指示信号を出力する
タイミングを決定することによって、ランプや電源等の
ばらつき、機器の個体差、部品の劣化、商用電源の電圧
変動、環境温度の変化などに起因して光源の光量立ち上
げ時間が変動した場合も、安定した光量で画像読取を実
施でき、特に光量立ち上げ時間が延びた場合にも適切に
対処できる。その結果、画像読取信号の出力レベルが安
定するとともに、従来よりも点灯時間の短縮化が図ら
れ、省エネルギーに寄与する。
て、点灯開始タイミングを精度良く決定することが可能
になる。
定期または不定期に光源を予熱点灯することによって、
光源の温度をある程度高く維持できるため、安定した光
量立ち上げ時間を確保できる。このとき、光源温度の計
測結果あるいは光量の計測結果に基づいて予熱点灯時の
電流を変更することによって、適正な電流で予熱点灯を
行うことができる。
構成図である
ートである。
ートである。
タイミングチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 原稿を光学的に読み取って電気信号に変
換する画像センサと、 原稿に照明光を照射する光源と、 光源への電力供給が制御可能な電源と、 電源に点灯開始指示信号を出力する制御手段と、 制御手段が点灯開始指示信号を出力した時点から画像セ
ンサの出力信号の時間変化を監視するための光量計測手
段とを備え、 制御手段は、光量計測手段による計測結果に基づいて点
灯開始指示信号を出力するタイミングを決定することを
特徴とする画像読取装置。 - 【請求項2】 原稿を光学的に読み取って電気信号に変
換する画像センサと、 原稿に照明光を照射する光源と、 光源の光量を検出する光源センサと、 光源への電力供給が制御可能な電源と、 電源に点灯開始指示信号を出力する制御手段と、 制御手段が点灯開始指示信号を出力した時点から光源セ
ンサの出力信号の時間変化を監視するための光量計測手
段とを備え、 制御手段は、光量計測手段による計測結果に基づいて点
灯開始指示信号を出力するタイミングを決定することを
特徴とする画像読取装置。 - 【請求項3】 光源の温度を監視するための光源温度計
測手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載
の画像読取装置。 - 【請求項4】 制御手段は、原稿読取動作以外のタイミ
ングで、定期または不定期に光源を予熱点灯することを
特徴とする請求項1または2記載の画像読取装置。 - 【請求項5】 光源の温度を監視するための光源温度計
測手段と、 光源温度の計測結果に基づいて、予熱点灯時の電流を変
更する電流制御手段とを備えることを特徴とする請求項
4記載の画像読取装置。 - 【請求項6】 光量計測手段による計測結果に基づい
て、予熱点灯時の電流を変更する電流制御手段を備える
ことを特徴とする請求項4記載の画像読取装置。
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