JP2001024293A - 信号線の接続構造 - Google Patents

信号線の接続構造

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JP2001024293A
JP2001024293A JP11191473A JP19147399A JP2001024293A JP 2001024293 A JP2001024293 A JP 2001024293A JP 11191473 A JP11191473 A JP 11191473A JP 19147399 A JP19147399 A JP 19147399A JP 2001024293 A JP2001024293 A JP 2001024293A
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Japan
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signal line
signal
wiring pattern
core
ferrite core
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JP11191473A
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English (en)
Inventor
Yoshiteru Ozaki
圭輝 小崎
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波ノイズ抑制用フェライトコアに信号線
を貫通させてプリント基板の電子回路に接続する構造で
は、信号線に引っ張り荷重がかかる。フェライトコアを
固定する構造では信号線の引き回しが制限される。 【解決手段】 プリント基板3は、切り欠き孔3Cを設
けて帯状基板領域3Dを形成し、この領域3Dに信号ケ
ーブル2と電子回路3B間を接続する配線パターンを形
成し(または信号線を通し)、カットコア構造のフェラ
イトコア4を帯状基板領域を周回させて装着支持する。
一対の切り欠き孔を設けてその間に帯状基板領域を形成
する構造を含む。配線パターンまたは信号線は、フェラ
イトコアに対するターン数を複数とした構造、信号の入
力側と出力側に分離したトランス構成、信号線をフェラ
イトコアに巻回した構造を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部接続ケーブル
を通した入出力信号など、信号線(または信号ケーブ
ル)によって装置内プリント基板上の電子回路と回路接
続するための信号線の接続構造に係り、特に磁性体コア
を信号線に電磁的に結合させて高周波ノイズを抑制する
接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電子回路を搭載した各種装置の信号の入
出力には、装置間に渡す信号ケーブルや装置とセンサ間
に設ける信号ケーブルが回路接続手段として用いられ
る。例えば、制御対象となる電動機の電流を検出するセ
ンサと、電動機の制御出力を得るインバータ制御装置の
プリント基板上の電子回路との間の回路接続に、信号ケ
ーブルが設けられる。また、装置内部においてもプリン
ト基板間の電子回路や同じプリント基板上の電子回路に
は、各種の信号入出力回路が必要となり、これら電子回
路間での信号線または信号ケーブルによる接続がなされ
る。
【0003】このような信号線による回路接続におい
て、信号線には誘導ノイズが重畳し易く、このノイズで
電子回路が誤動作することがある。特に、装置の外部を
引き回すケーブル(信号線)を介して装置内部のプリン
ト基板にコネクタ接続するものでは、誘導によって信号
線に高周波ノイズが重畳し易くなる。なお、同じ装置内
でもプリント基板間の信号入出力、同じプリント基板上
の電子回路間の信号入出力にも高周波ノイズが誘導され
ることが多い。
【0004】これら高周波ノイズの対策として、ビーズ
状のフェライトコアにケーブル等の信号線を貫通させる
ことでフェライトコアと信号線の間に電磁的な結合を得
てそのインダクタンスを高め、信号線に重畳する高周波
ノイズが電子回路に侵入するのを抑制している。
【0005】図3は、ケーブルを使ってプリント基板と
の接続を得る場合のフェライトコア取り付け構造を示
す。一端をセンサ1の出力端に接続したケーブル2の他
端はプリント基板3上のコネクタ3Aに接続することで
プリント基板3上の電子回路3Bに接続する。この接続
構造において、ケーブル2はフェライトコア4を貫通さ
せておく。フェライトコア4は、ノイズ電流の大きさに
応じて、数個から数十個設ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のフェライトコア
は、装置の設計段階では取り付けを想定しているわけで
なく、装置の動作試験段階で高周波ノイズが存在すると
きに初めて取り付けられるという対処療法的なものであ
る。
【0007】このため、フェライトコアの取り付けに
は、図3のように、ケーブル(信号線)2でフェライト
コア4を支持する構造になる。この構造では、フェライ
トコア4の重みによってケーブル2の両端コネクタに引
っ張り荷重がかかり、振動が加えられるケーブルの場合
にはコネクタ部分で断線や接触不良を起こす恐れがあ
る。
【0008】この問題には、固定部材を使用してフェラ
イトコアを信号線と共に装置本体に固定する構造で対応
できるが、部品点数の増加とコストアップになるし、フ
ェライトコアの固定位置によりケーブルの引き回しが制
限されてしまう。
【0009】本発明の目的は、フェライトコアなどの磁
性体コアを装置に固定するための部材を不要にし、信号
線に不要な引っ張り荷重を加えることなく磁性体コアを
支持でき、しかも信号線の引き回しを制限することのな
い信号線の接続構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するため、プリント基板に1つまたは一対の切り欠
き孔を設けることでプリント基板面にカットコア構造の
磁性体コアを装着支持できるようにし、この磁性体コア
内に配線パターンまたは信号線を通すことで高周波ノイ
ズを抑制できるようにしたもので、以下の構造を特徴と
する。
【0011】プリント基板上の電子回路の入出力信号を
信号線によって回路接続し、磁性体コアに前記信号線を
通した構造で該信号線に重畳した高周波ノイズを抑制す
る信号線の接続構造において、前記プリント基板は、1
つまたは一対の切り欠き孔を設けて該プリント基板面に
帯状基板領域を形成し、前記信号線と電子回路間を接続
できる配線パターンを該帯状基板領域に形成又は該帯状
基板領域に該信号線を配置した構造とし、前記磁性体コ
アは、複数に分割できるカットコア構造とし、この分割
したカットコアを前記配線パターンまたは信号線を取り
囲んで前記帯状基板領域に装着支持した構造を特徴とす
る。
【0012】また、前記帯状基板領域に設ける配線パタ
ーンまたは信号線は、前記磁性体コアに対するターン数
を複数とした構造を特徴とする。
【0013】また、前記帯状基板領域に設ける配線パタ
ーンまたは信号線は、信号の入力側と出力側に分離した
トランス構成にしたことを特徴とする。
【0014】また、前記帯状基板領域に配置する信号線
は、前記磁性体コアに巻回した構造を特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
信号線の接続構造であり、図3と同等の部分は同一符号
で示す。
【0016】プリント基板3は、その周辺に矩形状の切
り欠き孔3Cを設け、この切り欠き孔3Cと基板縁部の
間で形成される帯状基板領域3Dに配線パターン3Eが
形成される。この配線パターン3Eは、一端がコネクタ
3Aの端子に半田付け接続され、他端が電子回路3Bの
端子に半田付け接続される。
【0017】フェライトコア4は、個々のコア部材が複
数(例えば2つ)に分割できるカットコア構造にされ、
分割した対のカットコアはプリント基板3の配線パター
ン3Eを取り囲んで帯状基板領域3Dに接着支持させ
る。これら対のカットコアは、信号ケーブル2を通して
プリント基板3の電子回路3Bに侵入しようとする高周
波ノイズを抑制するのに必要な個数だけ設けられる。
【0018】以上の構造によれば、センサ1の検出信号
を信号ケーブル2とコネクタ3Aと配線パターン3Eを
通して電子回路3Bに入力することができる。そして、
信号ケーブル2に高周波ノイズが重畳している場合にも
配線パターン3Eがフェライトコア4内を通ることによ
りその間の電磁的結合により配線パターン3Eのインダ
クタンスが高くなり、高周波ノイズが電子回路3Bに侵
入するのを抑制できる。
【0019】しかも、フェライトコア4は、プリント基
板3面に支持されるため、その重みで信号ケーブル2の
両端コネクタに引っ張り荷重をかけることもない。ま
た、フェライトコア4を支持するための専用の支持部材
が不要になる。また、フェライトコア4は、信号ケーブ
ル2に直接に取り付けない構造になり、信号ケーブル2
の引き回しを制限することはない。
【0020】図2の(a)〜(d)は、本発明の他の実
施形態を示す信号線の接続構造である。同図の(a)
は、プリント基板3に一対の切り欠き孔3C1,3C2
を平行位置で設け、これら切り欠き孔3C1,3C2の
間に形成される帯状基板領域3D1に配線パターン3E
1を形成し、この領域3D1部分を周回させてフェライ
トコア4を設けたものである。
【0021】この構造によれば、図1の構造と同等の作
用効果を得ることができるのに加えて、フェライトコア
4がプリント基板3の外周からはみ出ることがなく、プ
リント基板を装置に搭載するのに際して、フェライトコ
アが構造的に邪魔になることがなくなる。
【0022】図2の(b)は、(a)の構造の配線パタ
ーン3E1のターン数を複数としたものである。すなわ
ち、配線パターン3E1は、切り欠き孔3C1の回りを
複数回通したパターン形成にされ、フェライトコア4と
の鎖交数を2以上にする。
【0023】この構造によれば、信号線とフェライトコ
アとの間の電磁的結合を高めることができ、フェライト
コア4の必要個数を少なくし、ひいては切り欠き孔3C
1,3C2を小さくすることができる。
【0024】図2の(c)は、(a)の構造における配
線パターン3E1を、信号の入力側になるコネクタ3A
に接続する配線パターン3E2と、信号の出力側になる
電子回路3Bに接続する配線パターン3E3とに分離し
たものである。
【0025】この構造によれば、配線パターン3E2と
3E3及びフェライトコア4によってトランス構成にす
ることができ、センサ1とプリント基板3又は電子回路
3Bとの間の信号の入出力に電気的絶縁を得て信号を取
り込むことができる。
【0026】なお、配線パターン3E2と3E3は、
(b)と同様に、ターン数を複数とした構造にすること
ができる。
【0027】図2の(d)は、(a)の構造における配
線パターン3E1に代えて、フェライトコア4に信号線
3E4を巻回したものである。
【0028】この構造によれば、プリント基板3には配
線パターン3E1の形成が不要になり、特にターン数を
高めるのが簡単になる。
【0029】以上の構造になる図2の(a)〜(d)
は、それらを組み合わせた構造にできるし、図1の構造
にも適用できるものである。また、図1及び図2では、
センサ1からの信号をプリント基板3の電子回路に入力
する場合を示すが、プリント基板同士の間の信号線接続
や同じプリント基板内の信号線接続に適用して同等の作
用効果を得ることができる。
【0030】また、実施形態では、フェライトコアの場
合を示すが、強磁性特性をもつ鉄やその他の金属などの
他の磁性体コアを使用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、プリン
ト基板に1つまたは一対の切り欠き孔を設けることでプ
リント基板面にカットコア構造の磁性体コアを装着支持
できるようにし、この磁性体コア内に配線パターンまた
は信号線を通すことで高周波ノイズを抑制できるように
したため、従来の磁性体コアを装置に固定するための部
材が不要になる。また、磁性体コアが信号線に不要な引
っ張り荷重を加えることなくその支持ができる。また、
磁性体コアの装着にも信号線の引き回しを制限すること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す信号線の接続構造。
【図2】本発明の他の実施形態を示す信号線の接続構
造。
【図3】従来の信号線の接続構造。
【符号の説明】
1…センサ 2…信号ケーブル 3…プリント基板 3A…コネクタ 3B…電子回路 3C、3C1、3C2…切り欠き孔 3D、3D1…帯状基板領域 3E、3E1、3E2、3E3…配線パターン 3E4…信号線 4…フェライトコア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上の電子回路の入出力信号
    を信号線によって回路接続し、磁性体コアに前記信号線
    を通した構造で該信号線に重畳した高周波ノイズを抑制
    する信号線の接続構造において、 前記プリント基板は、1つまたは一対の切り欠き孔を設
    けて該プリント基板面に帯状基板領域を形成し、前記信
    号線と電子回路間を接続できる配線パターンを該帯状基
    板領域に形成又は該帯状基板領域に該信号線を配置した
    構造とし、 前記磁性体コアは、複数に分割できるカットコア構造と
    し、この分割したカットコアを前記配線パターンまたは
    信号線を取り囲んで前記帯状基板領域に装着支持した構
    造を特徴とする信号線の接続構造。
  2. 【請求項2】 前記帯状基板領域に設ける配線パターン
    または信号線は、前記磁性体コアに対するターン数を複
    数とした構造を特徴とする請求項1記載の信号線の接続
    構造。
  3. 【請求項3】 前記帯状基板領域に設ける配線パターン
    または信号線は、信号の入力側と出力側に分離したトラ
    ンス構成にしたことを特徴とする請求項1または2に記
    載の信号線の接続構造。
  4. 【請求項4】 前記帯状基板領域に配置する信号線は、
    前記磁性体コアに巻回した構造を特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1に記載の信号線の接続構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004177222A (ja) * 2002-11-26 2004-06-24 Sunx Ltd 検出センサ
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