JP2011030106A - 非接触icカードリーダ・ライタのシールドアンテナ、そのアンテナ・シールド - Google Patents

非接触icカードリーダ・ライタのシールドアンテナ、そのアンテナ・シールド Download PDF

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Abstract

【課題】非接触ICカードとの通信に必要な磁界成分の抑圧を最小限に抑えつつ、かつ電界成分の漏洩を最小限に抑える。
【解決手段】アンテナコイル1を挟むような形で、電界シールドパターンであるシールドパターン2およびシールドパターン3を配置する。シールドパターン2、3は、アンテナコイル1全体の幅Tよりも非常に幅狭のシールドパターンを何重にも巻くことで、全体として、アンテナコイル1全体を覆う形となっている。そして、シールドパターン2とシールドパターン3とが互いに逆向きに巻かれている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、非接触ICカード・リーダ/ライタのアンテナのシールドに関する。
近年、電子マネーや電子乗車券などの分野において、非接触ICカードの普及が進んでいる。
図4は、一般的な非接触ICカードシステムの構成図である。
図4に示す非接触ICカードシステムは、非接触ICカード・リーダ/ライタ50と非接触ICカード60から構成される。
非接触ICカード・リーダ/ライタ50は、通信制御部51、送信回路52、受信回路53、アンテナ部(共振周波数調整用コンデンサ54、調整用抵抗55、アンテナコイル56)等を有する。また、非接触ICカード60は、通信制御部61、検波回路62、受信回路63、負荷変調回路64、共振周波数調整用コンデンサ65、アンテナコイル66等を有する。
本発明は非接触ICカード・リーダ/ライタ50のアンテナコイル56に係るものであり、上述した非接触ICカード・リーダ/ライタ50及び非接触ICカード60の各構成要素は、一般的なものであるので、ここでは特に説明しない。
以下、上述した各構成要素には特に触れることなく、非接触ICカード・リーダ/ライタ50と非接触ICカード60との通信について概略的に説明する。
まず、非接触ICカード・リーダ/ライタ50から放射される磁界により、非接触ICカード60は内蔵するICが動作する為の電力を得て当該ICを起動する。
リーダ・ライタ50から非接触ICカード60への通信は、上記リーダ/ライタ50が放射する磁界の振幅に変調をかけることによりを実現し、非接触ICカード60からリーダ・ライタ50への通信は、リーダ・ライタ50が放射する磁界に対して非接触ICカード60内で負荷を切り替えを行い、これをリーダ・ライタ50が検出することにより行われる(負荷変調)。
つまり、非接触ICカード・リーダ/ライタ50−非接触ICカード60間の通信には磁界のみが必要であるが、実際にはリーダ・ライタ50のアンテナコイル56を流れる高周波電流により電界も放射され、これが周辺の他の電子機器に対して悪影響を及ぼす恐れがある、と言う問題があった。
上記の問題を解決するために、特許文献1の方式が提案されている。これは、アンテナコイルを覆う形で、コイルの上下に電界シールドパターンで挟むような構造により、電界の漏洩を抑制するものである。
特許文献1では、例えばその図1や図2に示すような(そして、後述する図5に示すような)形状の電界シールドを用いている。すなわち、そのシールドパターンの幅がアンテナコイルの全体幅と略同様となる、幅広の電界シールドを用いている。そして、この幅広のシールドパターンによりアンテナコイル全体が覆われることになる。
特開2001−326526号公報
しかしながら、従来より、磁界により(電磁誘導効果により)導体内に渦電流が発生することが知られており、シールドにおいても渦電流が発生することになる。特に、アンテナコイルを特許文献1のような形状の(幅広の;面積の大きい)シールドで覆うと、例えば図5に示すようにシールドパターンに局所的に多数の渦電流が流れることにより、本来、放射されるべき磁界が抑圧される作用を及ぼす(渦電流による磁力線の打消し効果が大きい)と言う問題があった。つまり、通信可能距離が短くなるという問題があった。
よく知られているように渦電流の大きさは周波数に比例する。そして、ICカードシステムではアンテナコイルを高周波信号が流れることになる。
本発明の課題は、非接触ICカード・リーダ/ライタに係り、非接触ICカードとの通信に必要な磁界成分の抑圧を最小限に抑えつつ、かつ他の機器に影響を及ぼす恐れのある電界成分の漏洩を最小限に抑えるためのシールドアンテナ、そのアンテナ・シールドを提供することである。
本発明による非接触ICカード リーダ・ライタのシールドアンテナは、ループ状のアンテナコイルと、該アンテナコイルを挟むように配置される1対の電界シールドとを有し、該各電界シールドは、そのシールドパターンが一端は接地され他端は開放となっているループ状のパターンであり、該シールドパターンの幅は前記アンテナコイルの全体幅に比べて充分に狭く、且つ、前記アンテナコイルからの磁界により前記シールドパターン上に発生する誘導電流の向きが、前記1対の電界シールドで相互に異なる向きとなることを特徴とする。あるいは、ループ状のアンテナコイルと、該アンテナコイルを挟むように配置される1対の電界シールドとを有し、該各電界シールドは、そのシールドパターンが一端は接地され他端は開放となっており、かつ細い導線を複数回ループ状に巻き回すパターンであり、該シールドパターンの幅は前記アンテナコイルの全体幅と略同一であり、且つ、前記アンテナコイルからの磁界により前記シールドパターン上に発生する誘導電流の向きが、前記1対の電界シールドで相互に異なる向きとなることを特徴とする。 上記構成のシールドアンテナでは、ループ状のアンテナコイルを挟むような形で2つの電界シールドを形成すると共に、「アンテナコイルによる磁界によって電界シールドパターン上に生じる電流の向きが、2つの電界シールドで相互に逆向きになる」ように構成することで、磁界および電界に対する影響は、互いに相殺されることになる。
更に、幅狭のシールドパターンを用いる構成としたことで、局所的に渦電流が流れるにしても、特許文献1の構成に比べればその影響は小さなものとなる。
このように、本発明によれば、シールドパターン上に発生する電流による悪影響を抑制することができ磁界の抑圧を最小限に抑えることができる電界シールドを提供することができる。
上記構成は、一例としては、例えば、前記1対の電界シールドの前記シールドパターンが、相互に逆向きに巻かれていることにより、上記誘導電流の向きが前記1対の電界シールドで相互に異なる向きとなる。
あるいは、他の一例としては、前記1対の電界シールドの前記シールドパターンが同一パターンであり、一方のシールドパターンにおいて接地されている端は、他方のシールド
パターンにおいては開放されていることにより、上記誘導電流の向きが前記1対の電界シールドで相互に異なる向きとなる。
本発明のシールドアンテナ、そのアンテナ・シールドによれば、非接触ICカードシステムのリーダ・ライタにおいて、通信に必要な磁界の抑圧を最小限に抑えつつ、つまり非接触ICカードとの通信距離の低下を最小限に抑えつつ、他の電子機器へ影響を及ぼす恐れのある、電界の漏洩を最小限に抑えることが可能となる。
本例のリーダ/ライタのシールドアンテナの基本構成である。 本例のリーダ/ライタのシールドアンテナの構成図(その1)である。 本例のリーダ/ライタのシールドアンテナの構成図(その2)である。 一般的な非接触ICカードシステムの構成図である。 特許文献1のシールドアンテナの問題点を説明する為の図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1に、本例の非接触ICカード リーダ/ライタのシールドアンテナの基本構成を示す。
図1において、アンテナコイル1は、上記従来で説明した図4に示す非接触ICカード
リーダ/ライタ50のアンテナコイル56に相当するものであり、ループアンテナである。アンテナコイル1に例えば図4に示す送信回路52から高周波電流が入力されることにより、電界及び磁界を発生させる。
本手法では、このアンテナコイル1にシールドを施しているものである。すなわち、図示の通り、アンテナコイル1を挟むような形で、電界シールドであるシールドパターン2およびシールドパターン3を配置している。この様にアンテナコイル1を挟むような形で2つの電界シールドパターンを形成すること自体は、上記特許文献1等に既に開示されていることである。但し、特許文献1はデータキャリアのアンテナに係るものであり、リーダ/ライタのアンテナに係るものではない。
尚、アンテナに対してシールドが施された構成を、シールドアンテナと呼ぶものとする。上記の例では、アンテナコイル1と、シールドパターン2およびシールドパターン3とから成る構成を、シールドアンテナと呼ぶことになる。また、アンテナに対するシールド構成(本例ではシールドパターン2およびシールドパターン3によるシールド構成)を、アンテナ・シールドと呼ぶものとする。
また、尚、図示しないが、アンテナコイル1と各シールドパターン2,3との間には、例えば電気絶縁層を介在させて電気的に絶縁している。これは、例えば、アンテナコイル1、及びシールドパターン2,3は、プリント基板に形成されている。これは、一般的なことであり、特に図示等しないが、例えば3層以上の導体層が積層された基板を使用するものである。尚、アンテナコイル1と各シールドパターン2,3との距離については特に言及しないが、出来るだけ距離が短いことが望ましい。
特許文献1等に開示のシールドパターンとの違いは、特許文献1等ではアンテナコイル全体を覆う形の幅の広いシールドパターンであるのに対して、本例では幅の狭い(少なくとも特許文献1のものに比べて非常に狭い)シールドパターンを何重にも巻いた形状となっている。つまり、1本の細い導線(金属線等)をループ状に何重にも巻いた形状(複数回ループ状に巻き回した形状)となっている。
図1に示すようにアンテナコイル1の全体幅をTとした場合、特許文献1のシールドパターンの幅T1は、ほぼTと同じとなる。一方、図1に示すシールドパターン2およびシールドパターン3は、その幅T2がTやT1に比べて非常に(充分に)狭くなっている。そして、この様な幅狭のシールドパターンを何重にも巻くことでループパターンを形成し、シールドパターン2およびシールドパターン3は、全体として、アンテナコイル1全体を覆う形となっている。これは、アンテナコイル1パターンに対する法線方向(図示の矢印で示す)から見て、アンテナコイル1パターン全体を覆う形となっている。換言すれば、シールドパターン2,3の全体幅が、アンテナコイル1の全体幅と同程度(略同一)となっている。
但し、“アンテナコイル1パターン全体を覆う”といっても、従来の特許文献1のように隙間無く覆うものではなく、図1を見れば明らかなように、上記幅狭のシールドパターン間に隙間が生じている。換言すれば、全体としてシールドパターンの面積が特許文献1のものより小さい。
尚、上記「アンテナコイル1の全体幅T等に比べて非常に(充分に)狭い幅」に関する明確な定義や具体的な数値は示せないが、シールドパターン2、3は二重巻き以上の巻き数とするものと考えられるので、仮に二重巻きとしたならば、“2×T2+隙間の幅”がTやT1と略同様になることになるので、少なくともTやT1の半分よりも狭い幅となるものと考えられる。図1〜図3に示すように三重巻きとするならば、幅T2は、少なくともTやT1の1/3よりも狭い幅となるものと考えられる。
この様に、シールドパターン2およびシールドパターン3を例えばアンテナコイル1と同様のループパターンとし、このループパターンの幅を狭くすることにより、パターンを通過する磁束の本数が上記特許文献1に比べて少ないことから、結果として局所的に流れる渦電流の発生も抑制され(減少し)、磁界への影響を抑えることが可能となる。その一方で、上記の通り、シールドパターン2およびシールドパターン3は、全体として、(上記の通り隙間があるにせよ)アンテナコイル1全体を覆う形となるので、電界の漏洩を抑制する機能が極端に低下するようなことはない。
尚、上記幅狭のシールドパターンの幅の具体的数値については、特に言及しない。例えば、設計者等が、実験等により電界抑制の効果を確認しながら、適宜決定すればよい。
このようにして、本例のシールドアンテナによれば、遠方における電界成分を抑圧しつつ、非接触ICカードとの通信に必要な磁界への影響を抑えることが可能となる。
また、シールドパターン2およびシールドパターン3の形状は、アンテナコイル1の形状と略同様の形状としてもよい。つまり、例えば図1に示す例ではアンテナコイル1は二重巻きとなっているが、シールドパターン2、3は三重巻きとなっている。これに対して、シールドパターン2、3を、アンテナコイル1の形状に合わせて二重巻きとするように構成してもよい。尚、これは、単に二重巻きとするだけでなく、アンテナコイル1の形状に合わせることが望ましい。すなわち、図1の法線上で見た場合に、アンテナコイル1のパターンがある位置の真上と真下に、シールドパターン2、3のパターン(導線)があるように配置することが望ましい。
また、図1に示す構成では、シールドパターン2とシールドパターン3は同じ形状となっており、また、シールドパターン2およびシールドパターン3は、一端が接地、他端が開放されたループパターンであることから、閉ループとはならず(開ループとなる)、したがってアンテナコイル1からの磁界の発生を妨げることはない。また、図1の構成では、図示の通り、シールドパターン2およびシールドパターン3は、同じ端が接地され、同じ端が開放されている。図示の例では、両方とも、ループの外側の端Aが接地されており、ループの内側の端Bが開放されている。つまり、形状が同じだけでなく、接地、開放に関しても同じとなっている。
上記図1に示した基本的な構成に基づいて、図2、図3に示す構成を提案する。
図2、図3の構成は、その効果は同じである。勿論、どちらも上記図1の基本構成による効果も得られる。
図2、図3の構成では、アンテナコイル1から発生する磁界により微小な電流(誘導電流)がシールドパターン2,3を流れるとしても、流れる電流の向きはシールドパターン2とシールドパターン3とでは逆向きになるように構成することで、結果として上記電流による磁界および電界に対する影響が、互いに相殺されることになる。
図2、図3の構成は上記「流れる電流の向きが、シールドパターン2とシールドパターン3とで逆向きになるようにする」為の構成の一例を示すものである。
尚、図2のシールドパターンの形状は、図1とは多少異なることから、図示の通り、シールドパターン2’,3’と記している。これは、後述する図3においても同様であり、シールドパターン2’’,3’’と記している。
まず、図2の構成について説明する。
これについては図1の構成と異なる点について説明する。
上記の通り、図1の構成では、シールドパターン2の形状とシールドパターン3の形状とが同じとなっている。つまり、ループが同じ向きになっている。
これに対して、図2に示す構成では図示の通り、シールドパターン2’とシールドパターン3’とではループの向きが逆になっている。
この様に、シールドパターン2’とシールドパターン3’とが互いに逆向きに巻かれていることから、アンテナコイル1から発生する磁界により微小な電流(誘導電流)がシールドパターン2’,3’を流れるとしても、流れる電流の向きはシールドパターン2’とシールドパターン3’とでは逆向きになり(例えば図示の矢印の通り)、結果として磁界および電界に対する影響は、互いに相殺されることになる。
図3の構成は、上記「アンテナコイル1による磁界によってシールドパターン上に生じる電流の向きが、シールドパターン2とシールドパターン3とでは逆向きになる」構成の他の例である。
図3の構成では、図1の構成と同様、シールドパターン2’’の形状とシールドパターン3’’の形状とが同じとなっている。つまり、ループが同じ向きになっている。
但し、図1の構成では、シールドパターン2とシールドパターン3とで、接地する端、開放する端が、同じであった。すなわち、シールドパターン2、シールドパターン3のどちらも、ループの外側の端Aが接地され、内側の端Bが開放されていた。
これに対して、図3の構成では、図示の通り、シールドパターン2’’とシールドパターン3’’とでは、接地する端、開放する端が、異なるものとなっている。図示の例では
、シールドパターン2’’に関してはループの外側の端Aが接地、内側の端Bが開放であるが、シールドパターン3’’に関してはループの内側の端Bが接地、外側の端Aが開放となっている。
図2、図3に示す構成例に限るものではなく、上記「アンテナコイル1による磁界によってシールドパターン上に生じる電流(誘導電流)の向きが、シールドパターン2とシールドパターン3とでは逆向きになる」ことを実現する構成であれば、他の構成であってもよい。
以上説明した通り、本例の非接触ICカード リーダ/ライタのシールドアンテナでは、アンテナコイルを挟むような形で2つの電界シールドパターンを形成すると共に、「アンテナコイルによる磁界によって電界シールドパターン上に生じる電流の向きが、2つの電界シールドパターンで相互に逆向きになる」ように構成することで、磁界および電界に対する影響は、互いに相殺されることになるという効果が得られるようになる。
更に、この電界シールドパターンの幅を非常に狭いものとし(特許文献1の幅T1に比べて非常に狭いものとし;あるいはアンテナコイル1全体の幅Tに比べて非常に狭い(充分に狭い)ものとし)、また、2つの電界シールドパターンの形状は、ループ状に何重にも巻いた形状とすることで(例えばアンテナコイルと略同様の形状とすることで)、電界の漏洩を抑制しつつ、渦電流の発生を抑圧して磁界への影響を抑えることができる。
また、2つの電界シールドパターンは、一端が接地、他端が開放されたループパターンであることから、閉ループとはならず(開ループとなる)、アンテナコイル1からの磁界の発生を妨げることはない。
以上述べたことは、換言すれば、例えば特許文献1の構成に比べて、通信可能距離が長くなるという効果が得られるものとなる。
1 アンテナコイル
2 シールドパターン
3 シールドパターン

Claims (6)

  1. ループ状のアンテナコイルと、
    該アンテナコイルを挟むように配置される1対の電界シールドとを有し、
    該各電界シールドは、そのシールドパターンが一端は接地され他端は開放となっているループ状のパターンであり、該シールドパターンの幅は前記アンテナコイルの全体幅に比べて充分に狭く、且つ、前記アンテナコイルからの磁界により前記シールドパターン上に発生する誘導電流の向きが、前記1対の電界シールドで相互に異なる向きとなることを特徴とする、非接触ICカード リーダ・ライタのシールドアンテナ。
  2. ループ状のアンテナコイルと、該アンテナコイルを挟むように配置される1対の電界シールドとを有し、
    該各電界シールドは、そのシールドパターンが一端は接地され他端は開放となっており、かつ細い導線を複数回ループ状に巻き回すパターンであり、
    該シールドパターンの幅は前記アンテナコイルの全体幅と略同一であり、且つ、前記アンテナコイルからの磁界により前記シールドパターン上に発生する誘導電流の向きが、前記1対の電界シールドで相互に異なる向きとなる
    ことを特徴とする、非接触ICカード リーダ・ライタのシールドアンテナ。
  3. 前記1対の電界シールドの前記シールドパターンが、相互に逆向きに巻かれていることにより、前記誘導電流の向きが前記1対の電界シールドで相互に異なる向きとなることを特徴とする請求項1または2に記載の非接触ICカード リーダ・ライタのシールドアンテナ。
  4. 前記1対の電界シールドの前記シールドパターンが同一パターンであり、一方のシールドパターンにおいて接地されている端は、他方のシールドパターンにおいては開放されていることにより、前記誘導電流の向きが前記1対の電界シールドで相互に異なる向きとなることを特徴とする請求項1または2に記載の非接触ICカード リーダ・ライタのシールドアンテナ。
  5. アンテナコイルを挟むように配置される1対の電界シールドであって、
    該各電界シールドは、そのシールドパターンが一端は接地され他端は開放となっているループ状のパターンであり、該シールドパターンの幅は前記アンテナコイルの全体幅に比べて充分に狭く、且つ、前記アンテナコイルからの磁界により前記シールドパターン上に発生する誘導電流の向きが、前記1対の電界シールドで相互に異なる向きとなることを特徴とする、非接触ICカード リーダ・ライタのアンテナ・シールド。
  6. アンテナコイルを挟むように配置される1対の電界シールドであって、
    該各電界シールドは、そのシールドパターンが一端は接地され他端は開放となっており、かつ細い導線を複数回ループ状に巻き回すパターンであり、
    該シールドパターンの幅は前記アンテナコイルの全体幅と略同一であり、且つ、前記アンテナコイルからの磁界により前記シールドパターン上に発生する誘導電流の向きが、前記1対の電界シールドで相互に異なる向きとなる
    ことを特徴とする、非接触ICカード リーダ・ライタのアンテナ・シールド。
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