JP6327405B2 - アンテナ装置および電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、近距離無線通信(NFC :Near Field Communication)システム等に用いられるアンテナ装置およびそれを備えた電子機器に関するものである。
従来、NFCシステムに用いられるアンテナ装置として、例えば、特許文献1に記載のものがある。このアンテナ装置は給電コイルおよび面状導体を備える。給電コイルはRFICに接続される。面状導体は、外縁の一部から内部へ延びるスリットを有する。給電コイルは、そのコイル開口がスリットの方を向くように、面状導体の主面に配置される。通信相手側のコイルアンテナが面状導体に近接すると、面状導体が放射板として機能することで、給電コイルは面状導体を介して通信相手側のコイルアンテナと磁界結合する。
特開2014−75775号公報
各種携帯電子機器等では、さらなる小型化や薄型化が求められている。この要求を実現するため、面状導体、および、給電コイルとRFICとを接続する配線パターンを同層に形成することが考えられる。この場合、面状導体と配線パターンとの間に絶縁のための隙間が必要になる。しかし、この隙間から不要な方向に広がる磁束により、給電コイルと通信相手側のコイルアンテナとの磁界結合に寄与する磁束の割合が低下する。このため、給電コイルと通信相手側のコイルアンテナとの磁界結合が弱くなってしまう。
本発明の目的は、小型化や薄型化を実現しつつ、通信相手側のアンテナと強く磁界結合できるアンテナ装置およびそれを備えた電子機器を提供することにある。
本発明のアンテナ装置は、回路基板、給電回路、コイルアンテナ、配線パターン、面状の第1導体パターン、面状の第2導体パターンおよび接続導体を備える。コイルアンテナは回路基板に実装される。配線パターンは、回路基板に形成され、コイルアンテナと給電回路とを接続する。第1導体パターンは、回路基板に形成され、回路基板の平面視で、コイルアンテナ、給電回路および配線パターンにより形成されるループ状電流経路、の外側に位置する。第2導体パターンは、回路基板に形成され、回路基板の平面視で、ループ状電流経路の内側に位置する。前記接続導体または前記配線パターンは、第1導体パターンと第2導体パターンとを少なくとも2箇所で接続し、回路基板に形成される。接続導体の少なくとも1箇所は層間接続導体を含んで構成される。
この構成により、配線パターンと第1導体パターンおよび第2導体パターンとの間の隙間から磁束が広がって漏れると、第1導体パターン、第2導体パターンおよび接続導体からなる閉ループに渦電流が流れる。この渦電流が流れることで、配線パターンと第1導体パターンおよび第2導体パターンとの間の隙間から広がる磁束を打ち消すように磁束が発生する。このため、コイルアンテナと通信相手側のコイルアンテナとの磁界結合に寄与しない磁束が弱められ、コイルアンテナと通信相手側のコイルアンテナとの結合係数を高めることができる。
前記コイルアンテナは、一方のコイル開口が前記第1導体パターンの外縁に近接し、他方の開口が前記第1導体パターンの前記外縁より内側に位置することが好ましい。この構成により、コイルアンテナの一方のコイル開口を出入りする磁束は第1導体パターンの外縁より外側へ拡がり、コイルアンテナの他方のコイル開口を出入りする磁束は第1導体パターンに形成される開口を通過しないので、コイルアンテナおよび第1導体パターンは効果的に放射に作用する。
前記接続導体は、平面視でコイルアンテナと重なるように回路基板に形成され、第1導体パターンと第2導体パターンと連続的に接続する面状の第3導体パターンを含むことが好ましい。この構成により、接続導体を簡素な構成で形成することができる。
前記接続導体は、前記配線パターンのうち前記回路基板に形成される配線パターンの一部に対し絶縁状態で重なり、前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとを連続的に接続する第4導体パターンを含むことが好ましい。この構成により、接続導体を簡素な構成で形成することができる。
前記給電回路は回路基板に構成されていることが好ましい。この構成により、アンテナ装置をさらに小型化および薄型化できる。
前記第1導体パターンおよび第2導体パターンはグランド導体であることが好ましい。この構成により、面状に広がる導体を特別に設ける必要がない。
本発明の電子機器はアンテナ装置および筐体を備える。アンテナ装置は、回路基板、給電回路、コイルアンテナ、配線パターン、面状の第1導体パターン、面状の第2導体パターンおよび接続導体を備える。コイルアンテナは回路基板に実装される。配線パターンは、回路基板に形成され、コイルアンテナと給電回路とを接続する。第1導体パターンは、回路基板に形成され、回路基板の平面視で、コイルアンテナ、給電回路および配線パターンにより形成されるループ状電流経路、の外側に位置する。第2導体パターンは、回路基板に形成され、回路基板の平面視で、ループ状電流経路の内側に位置する。前記接続導体または前記配線パターンは、第1導体パターンと第2導体パターンとを少なくとも2箇所で接続し、回路基板に形成される。接続導体の少なくとも1箇所は層間接続導体を含んで構成される。この構成により、上記と同様の効果を有する電子機器を得ることができる。
本発明によれば、アンテナ装置およびそれを備えた電子機器において、小型化や薄型化を実現しつつ、コイルアンテナと通信相手側のコイルアンテナとの結合係数を高めることができる。
図1は第1の実施形態に係るアンテナ装置および通信相手側のコイルアンテナの斜視図である。 図2は第1の実施形態に係るアンテナ装置の要部の平面図である。 図3は通信相手側のコイルアンテナにより生成される磁束の一部を示す断面図である。 図4は配線パターン14と導体パターン151,152との隙間から広がる磁束により生じる渦電流を示す斜視図である。 図5第2の実施形態に係るアンテナ装置を備えた電子機器の筐体内部の構造を示す平面図である。 図6(A)は第3の実施形態の第1の例に係るアンテナ装置の要部の平面図である。図6(B)は第3の実施形態の第2の例に係るアンテナ装置の要部の平面図である。 図7は第4の実施形態の第1の例に係るアンテナ装置の平面図である。 図8(A)、図8(B)、図8(B)、図8(C)は、第4の実施形態の第2の例から第4の例に係るアンテナ装置の平面図である。 図9(A)は第5の実施形態に係るアンテナ装置の要部の平面図である。図9(B)は、このアンテナ装置の各導体パターンの領域の例を示す平面図である。
以降、図を参照して幾つかの具体的な例を挙げて、本発明を実施するための複数の形態を示す。各図中には同一箇所に同一符号を付している。要点の説明または理解の容易性を考慮して、便宜上実施形態を分けて示すが、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能である。第2の実施形態以降では第1の実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については実施形態毎には逐次言及しない。
《第1の実施形態》
図1は第1の実施形態に係るアンテナ装置および通信相手側のコイルアンテナの斜視図である。図2は第1の実施形態に係るアンテナ装置の要部の平面図である。図3は、通信相手側のコイルアンテナにより生成される磁束の一部を示す断面図である。図4は、配線パターン14と導体パターン151,152との隙間から広がる磁束により生じる渦電流を示す斜視図である。なお、図1,3に示す磁束の向きは、通信相手側のコイルアンテナに所定方向の電流が流れたときのものである。
アンテナ装置10は、回路基板11、コイルアンテナ12、給電回路13、配線パターン14、導体パターン15、および接続導体16を備える。コイルアンテナ12は回路基板11の第1主面S1に実装されている。給電回路13は回路基板11の第1主面S1に構成されている。配線パターン14は、回路基板11の第1主面S1に形成され、コイルアンテナ12と給電回路13とを接続する。導体パターン15は回路基板11の第1主面S1の略全面に形成されている。導体パターン15はグランド導体である。これにより、面状に広がる導体を特別に設ける必要がない。
導体パターン15は、面状の第1導体パターン151、面状の第2導体パターン152および面状の第3導体パターン153を含む。第1導体パターン151は、回路基板11の第1主面S1に形成され、コイルアンテナ12、給電回路13および配線パターン14で囲まれた領域の外側に位置する。第2導体パターン152は、回路基板11の第1主面S1に形成され、コイルアンテナ12、給電回路13および配線パターン14で囲まれた領域の内側に位置する。接続導体16および第3導体パターン153は第1導体パターン151と第2導体パターン152とを接続する。第3導体パターン153は本発明の係る「接続導体」の一つである。
コイルアンテナ12は回路基板11の外縁(導体パターン15の外縁)に配置されている。コイルアンテナ12のコイル開口は回路基板11の端面に近接している。コイルアンテナ12の巻回軸は回路基板11の第1主面S1に対して平行な方向を向いている。コイルアンテナ12の巻回軸は、コイルアンテナ12の配置箇所における回路基板11の外縁に沿う方向に対して、略直交する方向を向いている。コイルアンテナ12の開口面は、コイルアンテナ12の配置箇所における回路基板11の外縁に沿う方向に平行である。コイルアンテナ12の開口面は、コイルアンテナ12の配置箇所における回路基板11の端面に平行である。コイルアンテナ12は、配線パターン14と一体的に連続したパターンとして形成されたアンテナランド17A,17Bにおいてコイルアンテナ12の端子電極(図示せず)が接続されるように回路基板11に実装されている。
コイルアンテナ12は、磁性体材料を含む磁性体コアと、この磁性体コアに巻回されたコイル状の導体とを含む。このコイル状の導体は、磁性体コアに巻回された導線(巻き線導体)であってもよいし、複数の誘電体層を積層してなる積層体や複数の磁性体層を積層してなる積層体、あるいは、1または複数の誘電体層と1または複数の磁性体層とを積層してなる積層体に形成された導体パターンであってもよい。コイルアンテナ12は、特に、複数の磁性体層(例えばフェライトセラミック層)を積層してなる積層体に面内導体パターンおよび層間導体パターンにてコイル状の導体を構成したチップ型のものであることが好ましい。これにより、小型で表面実装可能なコイルアンテナを構成できる。
給電回路13の第1端は、配線パターン14により、コイルアンテナ12のコイル状の導体の第1端に接続されている。給電回路13の第2端は、配線パターン14により、コイルアンテナ12のコイル状の導体の第2端に接続されている。給電回路13はRFIC131および整合回路用のチップ部品132を含む。RFIC131は、チップ部品132で構成される整合回路を介してコイルアンテナ12に接続されている。RFIC131は、例えば、NFC用RFICチップであり、NFC用のHF帯の高周波信号を処理する半導体ICチップである。チップ部品132は、例えば、チップインダクタやチップキャパシタである。
配線パターン14と導体パターン15との間には、配線パターン14と導体パターン15とを絶縁するために、隙間(ギャップ)が形成されている。換言すると、配線パターン14と導体パターン15との間には、導体パターンが形成されず、回路基板11の表面が露出している。配線パターン14の一部は平面視で(回路基板11の第1主面S1の法線方向から見て)第1導体パターン151と第2導体パターン152との間に配置されている。
第1導体パターン151は回路基板11の第1主面S1の略全面に形成されている。第1導体パターン151は平面視で第2導体パターン152を囲むように形成されている。第1導体パターン151と第2導体パターン152とは、接続導体16および第3導体パターン153により2箇所で接続されている。導体パターン151,152,153および接続導体16は導体による閉ループを形成する。接続導体16および第3導体パターン153はアンテナランド17A,17Bの近傍に形成されている。第3導体パターン153は、面状の導体パターンであり、平面視でコイルアンテナ12と重なるように回路基板11の第1主面S1に形成されている。第3導体パターン153は回路基板11とコイルアンテナ12との間に配置されている。つまり、回路基板11の主面を平面視したとき、コイルアンテナ12と第3導体パターン153は少なくとも一部が重なっている。第3導体パターン153は第1導体パターン151および第2導体パターン152と一体的に連続したパターンとして形成されている。
接続導体16は層間接続導体161A,161Bおよび線状の導体パターン162を含む。導体パターン162は、回路基板11の第1主面S1とは反対側の第2主面S2に形成されている。導体パターン162は平面視で第1導体パターン151の縁から第2導体パターン152の縁まで延伸している。導体パターン162は、導体パターン162の配置箇所における配線パターン14の延伸方向に対して直交する方向に延伸している。
層間接続導体161Aは平面視で第1導体パターン151の縁に形成されている。層間接続導体161Aは平面視で導体パターン162の第1端と重なる。層間接続導体161Aは第1導体パターン151と導体パターン162とを接続する。層間接続導体161Bは平面視で第2導体パターン152の縁に形成されている。層間接続導体161Bは平面視で導体パターン162の第2端と重なる。層間接続導体161Bは第2導体パターン152と導体パターン162とを接続する。
通信相手側のコイルアンテナ21にはRFIC22が接続されている。コイルアンテナ21のコイル開口面が回路基板11の第1主面S1に略平行な状態で、コイルアンテナ21が回路基板11の第1主面S1に近接すると、コイルアンテナ21が生成する磁束φにより導体パターン15に渦電流が発生する。これにより、磁束φは導体パターン15を通過することを妨げられる。このため、磁束φは、回路基板11の第1主面S1の近傍において、回路基板11の第1主面S1に略平行な方向を有し、平面視でコイルアンテナ21から略放射状に広がる。また、磁束φは、回路基板11の第1主面S1の近傍において、回路基板11の中央より回路基板11の外縁で強くなる。コイルアンテナ12は回路基板11の外縁に配置され、かつ、コイルアンテナ12の開口面は回路基板11の端面に平行なので、コイルアンテナ12は通信相手側のコイルアンテナ21と強く磁界結合する。
第1の実施形態では、図4に示すように、配線パターン14と導体パターン151,152との隙間から磁束が広がって漏れると、導体パターン151,152,153および接続導体16からなる閉ループに渦電流iが流れる。これにより、配線パターン14と導体パターン151,152との隙間から広がる磁束が抑制される。このため、コイルアンテナ12と通信相手側のコイルアンテナ21との磁界結合に寄与しない磁束が弱められ、コイルアンテナ12と通信相手側のコイルアンテナ21との結合係数が高まる。第1の実施形態では、特にアンテナランド17Bの周囲を渦電流が流れるので、アンテナランド17Bの周囲の隙間から広がる磁束を効果的に抑制できる。
《第2の実施形態》
第2の実施形態に係る電子機器は、筐体と、筐体の内部に配置されたアンテナ装置とを備える。図5は、第2の実施形態に係るアンテナ装置を備えた電子機器の筐体内部の構造を示す平面図である。この電子機器はスマートフォンに代表される通信端末装置である。筐体41の内部には回路基板31A,31B、バッテリーパック42等が収められている。回路基板31Aには、コイルアンテナ12および給電回路13が配置され、配線パターン14、導体パターン15および接続導体16が形成されている。すなわち、筐体41の内部には、第1の実施形態と同様に構成されたアンテナ装置が配置されている。回路基板31Aには、UHF帯アンテナ43、カメラモジュール44等も搭載されている。また、回路基板31BにはUHF帯アンテナ45等が搭載されている。回路基板31Aと回路基板31Bとはケーブル46を介して接続されている。
なお、本実施形態では電子機器の一例としてスマートフォンを用いて説明したが、フィーチャーフォン等の携帯電話やPDA、スマートグラスやスマートウォッチ等のウェアラブル端末、ノートPC、タブレット端末、カメラ、ゲーム機、玩具、SDカードやSIMカード等の情報記憶媒体でも同様に適応できる。
《第3の実施形態》
第3の実施形態の第1の例では、層間接続導体を含む接続導体のみを用いて、第1導体パターンと第2導体パターンとが接続される。図6(A)は第3の実施形態の第1の例に係るアンテナ装置の要部の平面図である。第1導体パターン151と第2導体パターン152とは接続導体16,58により2箇所で接続されている。接続導体58は平面視でコイルアンテナ12と重なるように回路基板11に形成されている。
接続導体58は層間接続導体581A,581Bおよび線状の導体パターン582を含む。導体パターン582は回路基板11の第2主面に形成されている。層間接続導体581Aは、平面視で導体パターン151,582に重なり、第1導体パターン151と導体パターン582とを接続する。層間接続導体581Bは、平面視で導体パターン152,582に重なり、第2導体パターン152と導体パターン582とを接続する。
第3の実施形態の第2の例では、第1導体パターンと第2導体パターンとが2箇所よりも多くの箇所で接続される。図6(B)は第3の実施形態の第2の例に係るアンテナ装置の要部の平面図である。第1導体パターン151と第2導体パターン152とは、第3導体パターン153および接続導体16,68により3箇所で接続されている。接続導体68は、接続導体16と同様に構成され、接続導体16に並んで配置されている。第3の実施形態の第2の例では、第1の実施形態に比べて、第1導体パターン151と第2導体パターン152との接続箇所が多いので、導体パターン151,152を通る閉ループの数が多い。このため、不要な方向に磁束が広がることを効果的に抑制できる。
《第4の実施形態》
第4の実施形態の第1の例では、コイルアンテナが平面視で回路基板の内部に配置される。また、回路基板の第1主面の略全面に形成された導体パターンに、回路基板の外縁からコイルアンテナの開口まで延伸する導体非形成部であるスリットが形成される。図7は第4の実施形態の第1の例に係るアンテナ装置の平面図である。コイルアンテナ12は平面視で回路基板11の内部に配置されている。回路基板11の第1主面の略全面に形成された導体パターン75には、回路基板11の外縁(導体パターン75の外縁)からコイルアンテナ12の開口まで延伸するスリット78が形成されている。コイルアンテナ12の巻回軸はスリット78の延伸方向に平行な方向を向いている。第4の実施形態の第1の例では、コイルアンテナ12が平面視で回路基板11の端面以外の部分に配置されても、コイルアンテナ12が導体パターン75の縁に配置されるので、コイルアンテナ12と通信相手側のコイルアンテナとが強く磁界結合される。
第4の実施形態の第2の例から第4の例では、コイルアンテナが平面視で回路基板の外縁のさまざまな箇所に配置される。図8(A)から図8(C)は第4の実施形態の第2の例から第4の例に係るアンテナ装置の平面図である。回路基板81は平面視で矩形状である。第4の実施形態の第2の例において、コイルアンテナ12は、平面視で、回路基板11の長辺の近傍、かつ、回路基板11の長辺方向の中央に配置されている。第4の実施形態の第3の例において、コイルアンテナ12は、平面視で、回路基板11の短辺の近傍、かつ、回路基板11の短辺方向の中央に配置されている。第4の実施形態の第4の例において、コイルアンテナ12は平面視で回路基板11の角(コーナー)に配置されている。第4の実施形態のいずれの例でも、不要な方向に磁束が広がることを抑制できる。
《第5の実施形態》
第5の実施形態では、第1導体パターンと第2導体パターンとを連続的に接続する第4導体パターンを含むアンテナ装置の例について示す。
図9(A)は第5の実施形態に係るアンテナ装置の要部の平面図である。図9(B)は、このアンテナ装置の各導体パターンの領域の例を示す平面図である。但し、コイルアンテナ12は破線で表している。コイルアンテナ12の構成は第1の実施形態で示したとおりである。
アンテナ装置は、回路基板11、コイルアンテナ12、給電回路13、アンテナランド17A,17B、配線パターン14,18、および面状の導体パターンを備える。コイルアンテナ12は回路基板11の第1主面(図9(A)(B)に表れている面)に実装されている。給電回路13は回路基板11の第1主面に構成されている。配線パターン14は、回路基板11の第1主面に形成され、コイルアンテナ12と給電回路13とを接続する。配線パターン18は、回路基板11の内層または第2主面(第1主面の対向面)に形成され、コイルアンテナ12と給電回路13とを接続する。
給電回路13の第1端は、配線パターン14およびアンテナランド17Aを介して、コイルアンテナ12のコイル状の導体の第1端に接続されている。給電回路13の第2端は、層間接続導体181B、配線パターン18、層間接続導体181Aおよびアンテナランド17Bを介して、コイルアンテナ12のコイル状の導体の第2端に接続されている。給電回路13はRFIC131および整合回路用のチップ部品132を含む。RFIC131は、チップ部品132で構成される整合回路を介してコイルアンテナ12に接続される。RFIC131およびチップ部品132の構成は、第1の実施形態で示したとおりである。
本実施形態のアンテナ装置においては、回路基板11の第1主面に、回路基板11の平面視で、コイルアンテナ12、給電回路13および配線パターン14,18により形成されるループ状電流経路、の外側に位置する面状の第1導体パターン151が設けられている。また、回路基板11の第1主面に、回路基板11の平面視で、前記ループ状電流経路の内側に位置する面状の第2導体パターン152が形成されている。また、第1導体パターン151と第2導体パターン152とを連続的に接続する第3導体パターン153が形成されている。さらに、第1導体パターン151と第2導体パターン152とを連続的に接続する面状の第4導体パターン154(図9(B)参照)が形成されている。第4導体パターン154と配線パターン18とは回路基板11を介して対向している。すなわち、第4導体パターン154は回路基板11に形成される配線パターン18の一部に対し絶縁状態で重なる。
上記第3導体パターン153、第4導体パターン154は、本発明に係る「接続導体」に対応する。
図9(B)において、領域Z1は第1導体パターン151の領域、領域Z2は第2導体パターン152の領域、領域Z3は第3導体パターン153の領域、領域Z4は第4導体パターン154の領域、をそれぞれ表している。アンテナランド17Bは、第1導体パターン151、第3導体パターン153、第2導体パターン152、および第4導体パターン154で取り囲まれるので、アンテナランド17Bの周囲の隙間から広がる磁束を効果的に抑制できる。
また、各実施形態では、主にNFC等の磁界結合を利用した通信システムにおけるアンテナ装置及び電子機器を説明したが、各実施形態におけるアンテナ装置及び電子機器は、磁界結合を利用した非接触電力伝送システム(電磁誘導方式、磁界共鳴方式等)でも同様に用いることが出来る。つまり、各実施形態におけるアンテナ装置を非接触電力伝送システムの送電装置または受電装置における送電アンテナ装置または受電アンテナ装置として適応させることが出来る。
なお、各実施形態における給電回路とは、コイルアンテナに信号(電力)を供給する回路およびコイルアンテナから信号(電力)を受給する回路の少なくとも何れかを指す。
なお、各実施形態における回路基板に形成された配線パターンおよび導体パターンは何れも回路基板の主面(表面、裏面)だけでなく、回路基板の内部において形成されていてもよい。
Z1…第1導体パターンの領域
Z2…第2導体パターンの領域
Z3…第3導体パターンの領域
Z4…第4導体パターンの領域
10…アンテナ装置
11,31A,31B,81…回路基板
12,21…コイルアンテナ
13…給電回路
14,18…配線パターン
15,75,162,582…導体パターン
16,58,68…接続導体
17A,17B…アンテナランド
22,131…RFIC
41…筐体
42…バッテリーパック
43,45…UHF帯アンテナ
44…カメラモジュール
46…同軸ケーブル
78…スリット
132…チップ部品
151…第1導体パターン
152…第2導体パターン
153…第3導体パターン
154…第4導体パターン
161A,161B,581A,581B…層間接続導体
181A,181B…層間接続導体

Claims (15)

  1. 回路基板と、
    給電回路と、
    前記回路基板に実装されたコイルアンテナと、
    前記回路基板に形成され、前記コイルアンテナと前記給電回路とを接続する配線パターンと、
    前記回路基板に形成され、前記回路基板の平面視で、前記コイルアンテナ、前記給電回路および前記配線パターンにより形成されるループ状電流経路、の外側に位置する面状の第1導体パターンと、
    前記回路基板に形成され、前記回路基板の平面視で、前記ループ状電流経路の内側に位置する面状の第2導体パターンと、
    前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとを接続し、前記回路基板に形成された接続導体と、を備え、
    前記接続導体または前記配線パターンの少なくとも1箇所は層間接続導体を含んで構成され、
    前記コイルアンテナは、一方のコイル開口が前記第1導体パターンの外縁に近接し、他方の開口が前記第1導体パターンの前記外縁より内側に位置する、アンテナ装置。
  2. 前記接続導体は、平面視で前記コイルアンテナと重なるように前記回路基板に形成され、前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとを連続的に接続する面状の第3導体パターンを含む、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記接続導体は、前記配線パターンのうち前記回路基板に形成される配線パターンの一部に対し絶縁状態で重なり、前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとを連続的に接続する第4導体パターンを含む、請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記給電回路は前記回路基板に構成されている、請求項1からのいずれかに記載のアンテナ装置。
  5. 前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンはグランド導体である、請求項1からのいずれかに記載のアンテナ装置。
  6. 回路基板と、
    給電回路と、
    前記回路基板に実装されたコイルアンテナと、
    前記回路基板に形成され、前記コイルアンテナと前記給電回路とを接続する配線パターンと、
    前記回路基板に形成され、前記回路基板の平面視で、前記コイルアンテナ、前記給電回路および前記配線パターンにより形成されるループ状電流経路、の外側に位置する面状の第1導体パターンと、
    前記回路基板に形成され、前記回路基板の平面視で、前記ループ状電流経路の内側に位置する面状の第2導体パターンと、
    前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとを接続し、前記回路基板に形成された接続導体と、を備え、
    前記接続導体または前記配線パターンの少なくとも1箇所は層間接続導体を含んで構成され、
    前記接続導体は、平面視で前記コイルアンテナと重なるように前記回路基板に形成され、前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとを連続的に接続する面状の第3導体パターンを含む、アンテナ装置。
  7. 前記接続導体は、前記配線パターンのうち前記回路基板に形成される配線パターンの一部に対し絶縁状態で重なり、前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとを連続的に接続する第4導体パターンを含む、請求項6に記載のアンテナ装置。
  8. 前記給電回路は前記回路基板に構成されている、請求項6または7に記載のアンテナ装置。
  9. 前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンはグランド導体である、請求項6から8のいずれかに記載のアンテナ装置。
  10. 回路基板と、
    給電回路と、
    前記回路基板に実装されたコイルアンテナと、
    前記回路基板に形成され、前記コイルアンテナと前記給電回路とを接続する配線パターンと、
    前記回路基板に形成され、前記回路基板の平面視で、前記コイルアンテナ、前記給電回路および前記配線パターンにより形成されるループ状電流経路、の外側に位置する面状の第1導体パターンと、
    前記回路基板に形成され、前記回路基板の平面視で、前記ループ状電流経路の内側に位置する面状の第2導体パターンと、
    前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとを接続し、前記回路基板に形成された接続導体と、を備え、
    前記接続導体または前記配線パターンの少なくとも1箇所は層間接続導体を含んで構成され、
    前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンはグランド導体である、アンテナ装置。
  11. 前記接続導体は、前記配線パターンのうち前記回路基板に形成される配線パターンの一部に対し絶縁状態で重なり、前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとを連続的に接続する第4導体パターンを含む、請求項10に記載のアンテナ装置。
  12. 前記給電回路は前記回路基板に構成されている、請求項10に記載のアンテナ装置。
  13. 回路基板と、
    給電回路と、
    前記回路基板に実装されたコイルアンテナと、
    前記回路基板に形成され、前記コイルアンテナと前記給電回路とを接続する配線パターンと、
    前記回路基板に形成され、前記回路基板の平面視で、前記コイルアンテナ、前記給電回路および前記配線パターンにより形成されるループ状電流経路、の外側に位置する面状の第1導体パターンと、
    前記回路基板に形成され、前記回路基板の平面視で、前記ループ状電流経路の内側に位置する面状の第2導体パターンと、
    前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとを接続し、前記回路基板に形成された接続導体と、を備え、
    前記接続導体または前記配線パターンの少なくとも1箇所は層間接続導体を含んで構成され、
    前記コイルアンテナは、一方のコイル開口が前記第1導体パターンの外縁に近接し、他方の開口が前記第1導体パターンの前記外縁より内側に位置する、電子機器。
  14. 回路基板と、
    給電回路と、
    前記回路基板に実装されたコイルアンテナと、
    前記回路基板に形成され、前記コイルアンテナと前記給電回路とを接続する配線パターンと、
    前記回路基板に形成され、前記回路基板の平面視で、前記コイルアンテナ、前記給電回路および前記配線パターンにより形成されるループ状電流経路、の外側に位置する面状の第1導体パターンと、
    前記回路基板に形成され、前記回路基板の平面視で、前記ループ状電流経路の内側に位置する面状の第2導体パターンと、
    前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとを接続し、前記回路基板に形成された接続導体と、を備え、
    前記接続導体または前記配線パターンの少なくとも1箇所は層間接続導体を含んで構成され、
    前記接続導体は、平面視で前記コイルアンテナと重なるように前記回路基板に形成され、前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとを連続的に接続する面状の第3導体パターンを含む、電子機器。
  15. 回路基板と、
    給電回路と、
    前記回路基板に実装されたコイルアンテナと、
    前記回路基板に形成され、前記コイルアンテナと前記給電回路とを接続する配線パターンと、
    前記回路基板に形成され、前記回路基板の平面視で、前記コイルアンテナ、前記給電回路および前記配線パターンにより形成されるループ状電流経路、の外側に位置する面状の第1導体パターンと、
    前記回路基板に形成され、前記回路基板の平面視で、前記ループ状電流経路の内側に位置する面状の第2導体パターンと、
    前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとを接続し、前記回路基板に形成された接続導体と、を備え、
    前記接続導体または前記配線パターンの少なくとも1箇所は層間接続導体を含んで構成され、
    前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンはグランド導体である、電子機器。
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