JP2001023867A - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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JP2001023867A
JP2001023867A JP19362699A JP19362699A JP2001023867A JP 2001023867 A JP2001023867 A JP 2001023867A JP 19362699 A JP19362699 A JP 19362699A JP 19362699 A JP19362699 A JP 19362699A JP 2001023867 A JP2001023867 A JP 2001023867A
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bottomed metal
insulating
layer capacitor
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JP19362699A
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Keiichi Ogawa
恵一 小川
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NEC Tokin Hyogo Ltd
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Tokin Ceramics Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/13Energy storage using capacitors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品の低背化ならびに部品点数を削減で
きると共に、プリント基板実装時の安定化が図れる電子
部品を提供すること。 【解決手段】 電子部品は、部品素子12の一方の電極
面が接するように内蔵される有底金属ケース13を有す
る。また、電子部品は、有底金属ケース13の開口部を
封口し、かつ、有底金属ケース13の側面と部品素子1
2の側面との接触、ショートを防止する絶縁部と、取り
付け基板と前記有底金属ケースとの接触、ショートを防
止する実装部を兼ねた物を一体成形した絶縁実装部1を
備えている。前記絶縁実装部1は、耐熱性を持った電気
絶縁材より成り、インサート成形などによる一対のリ一
ド端子15,17が配置されており、このリード端子の
一方は、部品素子12の電極面と接し、他方のリード端
子は有底金属ケース13と接するように配置される。表
面実装に際しては、前記一対のリ一ド端子15,17の
基板実装側先端部は、取り付け基板に対向する面に合わ
せて折り曲げられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品に関し、
さらに詳しく言えば、プリント基板への実装に好適な電
子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子部品、例えば、電気
二重層コンデンサ55は、図7に示すように構成されて
いた。すなわち、電気二重層コンデンサセル11を必要
枚数、直列方向に積層した電気二重層コンデンサ素子1
2を、有底筒状の有底金属ケース13に電気二重層コン
デンサ素子12の一方の電極面が接するように収納し、
有底金属ケース13の開口側には、電気二重層コンデン
サ素子12の他方の電極面に接触した電極板14に接す
るようにリード端子15が配され、電気二重層コンデン
サ素子12側面と有底金属ケース13側面が接触しない
ように、絶縁ケース18を介し、有底金属ケース13の
開口部を封じるように電極板16とこれに接続された他
方のリード端子17が配置されていた。
【0003】さらに、有底金属ケース13と電気二重層
コンデンサ素子12間、電気二重層コンデンサ素子12
とリード端子間15、及び、電気二重層コンデンサセル
−セル間の接触抵抗を下げるため、一定の圧力を素子積
層方向にかけ、有底金属ケース13をカシメることによ
り封口し、さらに、基板実装時に、プリン卜基板と有底
金属ケース13の接触、ショートを防止するために、有
底金属ケース13の外周に絶縁性スリーブ56を掛ける
ことにより構成されていた。
【0004】また、プリント基板へ表面実装するための
表面実装型電気二重層コンデンサとして、図8(a),
(b),(c)に示すように、一対のリード端子15,
17を挿通するための挿通孔を有する絶縁板51を一方
の電極面側に取り付けた電気二重層コンデンサ50が提
案されている(実開平5−28023号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示す電気二重層コンデンサ55は、プリント基板実装時
に、各リード端子を基板のスルホールに差し込むように
構成されており、外装有底金属ケースと基板との接触、
ショートを防止するために絶縁性スリーブ56が必要と
なり、部品点数が多くなるという欠点があった。
【0006】また、表面実装する際、図7に示す電気二
重層コンデンサ55のリード端子を基板面と平行となる
ように直角に折り曲げ加工を行うだけでは、凹凸が生
じ、実装時の安定性に欠け、実用的ではない。
【0007】また、図8(a),(b),及び(c)に
示すように,電気二重層コンデンサ50の本体に表面実
装用絶縁板51を取り付けた場合、部品点数が多くなる
という欠点に加え、電気二重層コンデンサ50の本体と
絶縁板51との間に、空間部53が存在するため、低背
化に限界があつた。
【0008】そこで、本発明の第1の技術的課題は、有
底金属ケース側面と部品素子側面との接触、ショートを
防止する絶縁ケースと取り付け基板へ実装する実装部を
兼ねたものを一体成形しているため、有底金属ケースの
外周に絶縁性スリーブを掛けることなく有底金属ケース
とプリント基板との接触、ショートを防止できる電子部
品を提供することにある。
【0009】また、本発明の第2の技術的課題は、プリ
ント基板へ表面実装する際に、絶縁体のような表面実装
のための新たな部品を加えることなく、基板実装時の安
定性が得られ、且つ、小型で低背化を図ることができる
電子部品を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、部品素
子と、前記部品素子の一方の電極面が接するように内蔵
される有底金属ケースと、前記有底金属ケースの開口部
を封口するとともに一対のリード端子及び前記一対のリ
ード端子が配置された耐熱性を備えた電気絶縁材を有す
る絶縁実装部とを有し、前記絶縁実装部は、前記有底金
属ケースの側面と前記部品素子の側面との接触・ショー
トを防止する絶縁部と、取り付け基板及び前記有底金属
ケースとの接触・ショートを防止する実装部とを兼ねる
ように一体成形したものからなり、前記一対のリード端
子の内の一方は前記部品素子の電極面と電気的に接触
し、前記一対のリード端子の内の他方は前記有底金属ケ
一スと電気的に接触するように配置されていることを特
徴とする電子部品が得られる。
【0011】また、本発明によれば、前記電子部品にお
いて、前記絶縁実装部には、前記一対のリード端子がイ
ンサート成形によって形成されていることを特徴とする
電子部品が得られる。
【0012】また、本発明によれば、前記電子部品にお
いて、前記一対のリード端子の基板実装側先端部は、前
記取り付け基板に対向する面に合わせて折り曲げられて
いることを特徴とする電子部品が得られる。
【0013】また、本発明によれば、前記電子部品にお
いて、上記絶縁実装部に配置された一対のリード端子
は、前記絶縁実装部を貫通しており、前記絶縁実装部
は、前記取り付け基板へ表面実装する基板実装面に、前
記リード端子を貫通した貫通部につながる凹部を設け、
前記凹部は中心から外側に向かって形成されており、前
記リード端子の基板実装側先端部は、前記凹部内に収ま
るように折り曲げられたことを特徴とする電子部品が得
られる。
【0014】また、本発明によれば、前記いずれかの電
子部品において、上記絶縁実装部は、前記有底金属ケー
スの外周と同径、または、前記有底金属ケース外周より
も大きい径を有することを特徴とする電子部品が得られ
る。
【0015】更に、本発明によれば、前記いずれかの電
子部品において、上記絶縁実装部が、前記有底金属ケー
ス外周と同径、または、前記有底金属ケース外周よりも
小さい径を有することを特徴とする電子部品が得られ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0017】ここで,本発明の実施の形態においては、
電子部品の一例として、電気二重層コンデンサについて
説明する。
【0018】図1(a)は本発明の第1の実施の形態に
よる電気二重層コンデンサを示す斜視図であり、図1
(b)は図1(a)の電気二重層コンデンサの底側から
眺めた斜視図である。図2(a)は図1(a)及び
(b)の電気二重層コンデンサの断面図である。
【0019】図1(a)、(b)及び図2を参照する
と、電気二重層コンデンサ10は、電気二重層コンデン
サセル11を複数重ね合わせて、直列方向に積層した電
気二重層コンデンサ素子12を、有底筒状の有底金属ケ
ース13に電気二重層コンデンサ素子(以下、単に部品
素子と呼ぶ)12の一方の電極面が接するように収納し
ている。
【0020】また、電気二重層コンデンサ10は、有底
金属ケース13の開口部を封口し、かつ、有底金属ケー
ス13の側面と部品素子12側面との接触及びショート
を防止する絶縁部と、取り付け基板と前記有底金属ケー
ス13との接触及びショートを防止する実装部を兼ねた
物を一体成形した絶縁実装部1を備えている。
【0021】この絶縁実装部1は、耐熱性を持った電気
絶縁材より成り、有底金属ケース13よりも大きな底面
積を有している。
【0022】有底金属ケース13と部品素子12間、部
品素子12とリード端子15間、及び、電気二重層コン
デンサセル11ーセル11間の接触抵抗を下げるため、
一定の圧力を素子積層方向にかけ、有底金属ケース13
をカシメることにより封口されている。
【0023】一対のリード端子15、17が、例えば、
インサート成形などによって、配置され、このリード端
子15の一方は、部品素子12の電極面と接する電極板
14の他面と接し、他方のリード端子17は有底金属ケ
ース13と接するように配置されている。このリード端
子15,17は、互いに外方に向かって電気二重層コン
デンサ10の底面に設けられた溝形状の凹部1a,1b
に沿うように形成されている。
【0024】すなわち、基板実装時に、従来のように、
有底金属ケース13の外周に、絶縁性スリーブを設ける
ことなく構成でき、部品点数を削減できる。
【0025】また、図8に示す従来の絶縁ケース52と
絶縁板51を、本発明の第1の実施の形態では一体成形
することにより、部品点数を削減し、図8のような空間
部53を作らず、本発明の第1の実施の形態によるもの
では、低背化を図ることができる。
【0026】この第1の実施の形態による電気二重層コ
ンデンサ10を具体的には、次のように製造されてい
る。
【0027】図1及び図2に示す絶縁実装部1として、
PPS樹脂(ポリフェニレンサルファイド樹脂)を用
い、有底金属ケース13の外周より大きく成形し、さら
に、リード端子15、17の基板実装側先端部を取り付
け基板と対向する向きに成型し、有底金属ケース13と
してSUS材、電気二重層コンデンサ素子12は従来の
素子を用いて電気二重層コンデンサを作製した。
【0028】一方、比較例として、図8に示した従来の
表面実装型電気二重層コンデンサ10を用いた。
【0029】また、部品素子12は、本発明の第1の実
施の形態によるもの及び比較例共に同じものを用いた。
この様にして得た試料の各20pの製品背高、及び初期
電気特性を測定した。その平均値を下記表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】上記表1に示すように、本発明の第1の実
施の形態によれば、電気特性は、従来品と同等で約1
0.9%背高を低背化し、かつ、部品点数を少なく構成
できる。
【0032】図3は本発明の第2の実施の形態による電
気二重層コンデンサを示す図である。
【0033】図3に示す本発明の第2の実施の形態によ
る電気二重層コンデンサ20は,第1の実施の形態によ
るものとは、リード端子15、17の形状が異なってい
る。即ち、リード端子15、17は、絶縁実装部1´の
底面から突出して、底面と略直角をなすように互いに平
行に延在している。プリント配線基板のスルーホール等
に装着されるタイプである。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態による電
気二重層コンデンサ20を下記のように製造した。
【0035】図3に示す絶縁実装部1´として、PPS
樹脂(ポリフェニレンサルファイド樹脂)を用い、有底
金属ケース13の外周より大きく成形し、さらに、リー
ド端子12、17の基板実装側先端部を取り付け基板と
直角に成型し、有底金属ケース13として、SUS材、
電気二重層コンデンサ素子12は従来の素子を用いて、
電気二重層コンデンサを作製した。
【0036】一方、比較例として、図7に示した従来の
電気二重層コンデンサ55を用いた。また、部品素子1
2は、本発明の第2の実施の形態及び比較例共に同じも
のを用いた。この様にして得た試料の各20pの製品背
高、及び初期電気特性を測定し、基板取り付け後の基板
と有底金属ケースの接触ショートの有無を確認した。
【0037】その結果を下記表2に示す
【表2】
【0038】上記表2に示すように、本発明の第2の実
施の形態によれば、電気特性及び製品背高さは従来品と
同等で、かつ、絶縁スリーブを使うことなく、部品点数
を少なく構成できる。
【0039】図4(a)は本発明の第3の実施の形態に
よる電気二重層コンデンサを示す斜視図であり、図4
(b)は図4(a)の電気二重層コンデンサの底側から
眺めた斜視図である。図5は図4(a)及び(b)の電
気二重層コンデンサの断面図である。
【0040】図4(a)、(b)及び図5を参照する
と、電気二重層コンデンサ21は、電気二重層コンデン
サセル11を複数重ね合わせて、直列方向に積層した部
品素子12を、有底筒状の有底金属ケース13に部品素
子12の一方の電極面が接するように収納している。ま
た、電気二重層コンデンサ21は、有底金属ケース13
の開口部を封口し、かつ、有底金属ケース13の側面と
部品素子12側面との接触及びショートを防止する絶縁
部と、取り付け基板と前記有底金属ケース13との接触
及びショートを防止する実装部を兼ねた物を一体成形し
た絶縁実装部2を備えている。
【0041】この絶縁実装部2は、耐熱性を持った電気
絶縁材より成り、有底金属ケース13よりも小さな底面
積を有している。
【0042】有底金属ケース13と部品素子12間、部
品素子12とリード端子間15、及び電気二重層コンデ
ンサセル11ーセル11間の接触抵抗を下げるため、一
定の圧力を素子積層方向にかけ、有底金属ケース13を
カシメることにより封口されている。
【0043】一対のリード端子15、17が、例えば、
インサート成形などによって、配置され、このリード端
子15の一方は、部品素子12の電極面に設けられた電
極板14と接し、他方のリード端子17は有底金属ケー
ス13と接するように配置されている。このリード端子
15、17の基板実装側の先端は、互いに外方に向かっ
て電気二重層コンデンサ21の底面に設けられた溝形状
の凹部2a,2bに沿うように形成されている。
【0044】すなわち、基板実装時に、従来のように、
有底金属ケース13の外周に、絶縁性スリーブを設ける
ことなく構成でき、部品点数を削減できる。また、本発
明の第3の実施の形態においては、図8に示す絶縁ケー
ス52と絶縁板51を一体成形することにより、部品点
数を削減し、空間部53を作らず、低背化を図ることが
できる。
【0045】次に本発明の第3の実施の形態による電気
二重層コンデンサ21を下記のように製造した。
【0046】図4及び図5に示す絶縁実装部2として、
PPS樹脂(ポリフェニレンサルファイド樹脂)を用
い、有底金属ケース13の外周より小さく成形し、さら
に、リ一ド端子15、17の基板実装側先端部を取り付
け基板と対向する向きに成型し、有底金属ケース13と
してSUS材、部品素子12は従来の素子と同様なもの
を用いて、電気二重層コンデンサ21を作製した。
【0047】一方、比較例として、図8に示した従来の
表面実装型電気二重層コンデンサを用いた。また、部品
素子12は、本発明の第3の実施例及び比較例共に同じ
ものを用いた。この様にして得た試料の各20pの製品
背高、及び、初期電気特性を測定した。その平均値を下
記表3に示す。
【0048】
【表3】
【0049】上記表3に示すように、本発明の第3の実
施の形態によれば、電気特性は従来品と同等で、約1
2.7%背高を低背化し、かつ、部品点数を少なく構成
できることが判明した。
【0050】図6は本発明の第4の実施の形態による電
気二重層コンデンサを示す図である。
【0051】図6に示す本発明の第4の実施の形態によ
る電気二重層コンデンサ22は,第3の実施の形態によ
るものとは、リード端子15、17の形状が異なってい
る。即ち、リード端子15、17は、絶縁実装部2´の
底面から突出して、底面と略直角をなすように互いに平
行に延在している。プリント配線基板のスルーホール等
に装着されるタイプである。
【0052】次に、本発明の第4の実施の形態による電
気二重層コンデンサを下記のように製造した。
【0053】図6に示す絶縁実装部2´として、PPS
樹脂(ポリフェニレンサルファイド樹脂)を用い、有底
金属ケース13の外周より大きく成形し、さらに、リー
ド端子の基板実装側先端部を取り付け基板と直角に成型
し、有底金属ケース13として、SUS材、部品素子1
2は従来の素子と同様なものを用いて、電気二重層コン
デンサを作製した。
【0054】一方、比較例として、図7に示した従来の
電気二重層コンデンサ55を用いた。また、部品素子1
2は、本発明の第4の実施の形態及び比較例共に同じも
のを用いた。
【0055】この様にして得た試料の各20pの製品背
高、及び、初期電気特性を測定し、基板取り付け後の基
板と有底金属ケースの接触ショートの有無を確認した。
その結果を下記表4に示す。
【0056】
【表4】
【0057】上記表4に示すように、本発明の第4の実
施の形態によれば、電気特性及び背高は従来品と同等
で、かつ、絶縁スリーブを使うことなく、部品点数を少
なく構成できる。
【0058】なお、上記実施の形態においては、電子部
品の一例として、電気二重層コンデンサについて説明し
たが、本発明は電気二重層コンデンサに限定されるもの
ではなく、他の電子部品にも上記した構造を適用できる
ことは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、有
底金属ケースの側面と部品素子の側面との接触・ショー
トを防止する絶縁ケースと取り付け基板へ実装する実装
部を兼ねたものを一体成形しているため、有底金属ケー
スの外周に絶縁性スリーブを設けることなく有底金属ケ
ースとプリント基板との接触・ショートを防止でき、さ
らに、プリント基板へ、表面実装する際、絶縁板のよう
な表面実装のための新たな部品を加えることなく、基板
実装時の安定性が得られ、かつ、小型、低背化を図るこ
とができる電子部品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施の形態による電気
二重層コンデンサを示す斜視図である。(b)は(a)
の電気二重層コンデンサの底側から眺めた斜視図であ
る。
【図2】図1(a)及び(b)の電気二重層コンデンサ
の断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態による電気二重層コ
ンデンサを示す断面図である。
【図4】(a)は本発明の第3の実施の形態による電気
二重層コンデンサを示す斜視図である。(b)は(a)
の電気二重層コンデンサの底側から眺めた斜視図であ
る。
【図5】図4(a)及び図4(b)の電気二重層コンデ
ンサの断面図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態による電気二重層コ
ンデンサを示す断面図である。
【図7】従来技術による電気二重層コンデンサの一例を
示す図である。
【図8】(a)は従来技術による電気二重層コンデンサ
の他の一例を示す斜視図である。(b)は(a)の電気
二重層コンデンサの底面側から眺めた斜視図である。
(c)は(a)の電気二重層コンデンサの断面図でえあ
る。
【符号の説明】
1,1´,2,2´ 絶縁実装部 1a,1b,2a,2b,51a,51b 凹部 10,20,21,22,50,55 電気二重層コ
ンデンサ 11 電気二重層コンデンサセル 12 電気二重層コンデンサ素子(部品素子) 13 有底金属ケース 14 電極板 15 リード端子 16 電極板 17 リード端子 18,52 絶縁ケース 51 絶縁板 53 空間部 56 絶縁性スリーブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品素子と、前記部品素子の一方の電極
    面が接するように内蔵される有底金属ケースと、前記有
    底金属ケースの開口部を封口するとともに一対のリード
    端子及び前記一対のリード端子が配置された耐熱性を備
    えた電気絶縁材を有する絶縁実装部とを有し、前記絶縁
    実装部は、前記有底金属ケースの側面と前記部品素子の
    側面との接触・ショートを防止する絶縁部と、取り付け
    基板及び前記有底金属ケースとの接触・ショートを防止
    する実装部とを兼ねるように一体成形したものからな
    り、前記一対のリード端子の内の一方は前記部品素子の
    電極面と電気的に接触し、前記一対のリード端子の内の
    他方は前記有底金属ケ一スと電気的に接触するように配
    置されていることを特徴とする電子部品。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子部品において、前記
    絶縁実装部には、前記一対のリード端子がインサート成
    形によって形成されていることを特徴とする電子部品。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電子部品において、前記
    一対のリード端子の基板実装側先端部は、前記取り付け
    基板に対向する面に合わせて折り曲げられていることを
    特徴とする電子部品。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電子部品において、上記
    絶縁実装部に配置された一対のリード端子は、前記絶縁
    実装部を貫通しており、前記絶縁実装部は、前記取り付
    け基板へ表面実装する基板実装面に、前記リード端子を
    貫通した貫通部につながる凹部を設け、前記凹部は中心
    から外側に向かって形成されており、前記リード端子の
    基板実装側先端部は、前記凹部内に収まるように折り曲
    げられたことを特徴とする電子部品。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の内のいずれかに記載の
    電子部品において、上記絶縁実装部は、前記有底金属ケ
    ースの外周と同径、または、前記有底金属ケース外周よ
    りも大きい径を有することを特徴とする電子部品。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4の内のいずれかに記載の
    電子部品において、上記絶縁実装部が、前記有底金属ケ
    ース外周と同径、または、前記有底金属ケース外周より
    も小さい径を有することを特徴とする電子部品。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006302851A (ja) * 2005-03-23 2006-11-02 Kyocera Corp セラミック容器およびこれを用いた電池または電気二重層キャパシタ、ならびに電気回路基板
JP2010147147A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Nec Tokin Corp 電気二重層コンデンサ及びその製造方法

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