JP2001035751A - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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JP2001035751A
JP2001035751A JP11206783A JP20678399A JP2001035751A JP 2001035751 A JP2001035751 A JP 2001035751A JP 11206783 A JP11206783 A JP 11206783A JP 20678399 A JP20678399 A JP 20678399A JP 2001035751 A JP2001035751 A JP 2001035751A
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insulating plate
electric double
layer capacitor
lead terminals
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Keiichi Ogawa
恵一 小川
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NEC Tokin Hyogo Ltd
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Tokin Ceramics Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 取り付け基板に表面実装する際、実装安定性
が極めて良好で、かつ、リフローはんだ付けが容易に行
える電子部品を提供すること。 【解決手段】 部品素子52の一方の電極面が有底円筒
金属ケース11内面底部に接するように収納され、その
開口部は、有底円筒金属ケース11側面と部品素子側面
との接触、ショートを防止する有底円筒絶縁ケース14
により封口され、部品素子52の電極面から板状リード
端子13を絶縁ケース14を貫通させて引き出すととも
に、円筒金属ケースの開口部でかつ絶縁ケースの外側面
に設けた板状リード端子12を端部と同一端部に引き出
して電子部品本体を形成し、電子部品本体の一対の板状
リード端子12、13を引き出した端面に接するように
絶縁板17を配置した。絶縁板17は、耐熱性を持った
電気絶縁材より成り、一対の板状リード端子12,13
を貫通する貫通孔4,4を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品に関し、
さらに詳しく言えば、プリント基板への実装に好適な電
子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電子部品、例えば、電気
二重層コンデンサは、図15に示すように構成されてい
た。すなわち、電気二重層コンデンサセル51(以下、
単にセルと呼ぶ)を必要枚数、直列方向に積層した電気
二重層コンデンサ素子52(以下、単に素子と呼ぶ。)
を、有底円筒金属ケース11(以後、単に金属ケースと
呼ぶ。)に素子52の一方の電極面が金属ケース11内
面底部に接するように収納する。金属ケース11開口側
は、素子52の他方の電極面に電極板13aに接するよ
うにリード端子13が配され、素子52側面と金属ケー
ス11側面が接触しないように、絶縁ケース14を介
し、他方のリード端子12が配置されていた。さらに、
金属ケース11と素子52間、素子52とリード端子間
13、及び、セル−セル間の接触抵抗を下げるため、一
定の圧力を素子積層方向にかけ、金属ケース11をカシ
メることにより封口し、さらに、基板実装時に、プリン
ト基板と金属ケース11の接触、ショートを防止するた
めに、金属ケース11の外周に絶縁性スリーブ53を掛
けることにより構成されていた。
【0003】しかしながら、図15に示す電気二重層コ
ンデンサは、プリント基板実装時に、各リード端子を基
板のスルホールに差し込むように構成されており、表面
実装する際、図15に示す電気二重層コンデンサのリー
ド端子12,13を基板面と平行となるように直角に折
り曲げ加工を行うだけでは、凹凸が生じ、実装時の安定
性に欠け、実用的ではなかった。
【0004】このような欠点を除去するものとしては、
いわゆる表面実装型のリードレス電子部品として、特開
昭59−211213号公報や特開平2−17624号
公報により、部品素子52を金属ケース内に収納し、封
口体にて開口部を封口してなる部品本体と、部品本体の
リード線を引き出した端面に当接するように配置され、
かつ、前記リード線が貫通する貫通孔を備えた絶縁板と
で構成し、前記絶縁板の外表面に前記リード線を収納す
る凹状の溝を備え、これにリード線が収まるように折曲
した電子部品が提案されている。また、リード端子の引
き出し位置を容易に調整、決定する方法として、実公昭
40−35322号公報により、リード端子貫通孔を有
する絶縁性ソケットを電子部品の外表面に当接すること
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図16(a),
(b),及び(c)に示した前記従来の表面実装型のリ
ードレス電子部品は、絶縁板17外表面の凹状の溝17
a,17bにリード端子12,13が収まるように、リ
ード端子12,13を直角に折曲げ、リード端子12,
13と絶縁板17外表面の位置が同じ、いわゆる、面一
の状態に成る。しかし、実際にリード端子を凹状の溝1
7a,17bに収まるように直角に折り曲げることは、
非常に困難であり、図17に示すように、リード端子1
2,13は、絶縁板17の外表面より浮き出し、絶縁板
17と取り付け基板21との間に隙間23が生じ、実装
安定性に欠ける。
【0006】さらに、取り付け基板21に表面実装する
際、図18に示すように、取り付け基板21に印刷され
たクリーム半田24上に電子部品を搭載すると、隙間2
3が生じ、ますます不安定になり、リフロー法による半
田付けの際、コンベアの振動により、基板に搭載した電
子部品が、基板の搭載パターンからズレたり、基板上の
他部品をショートさせたりする不具合が発生した。
【0007】また、図16に示した前記従来の表面実装
型のリードレス電子部品では、絶縁板17の凹状溝17
a,17bにリード端子を収納するため、リード端子の
三方が耐熱性の絶縁板17で覆われ、リフロー法により
表面実装する際、リード端子の温度が上昇し難くかっ
た。そのため、リフロー温度を高く設定しなければなれ
ず、部品本体、さらには、同時にマウントした他の電子
部品にも大きな熱ストレスをかけていた。
【0008】そこで、本発明の第1の技術的課題は、実
装安定性を向上させることができる電子部品を提供する
ことにある。
【0009】また、本発明の第2の技術的課題は、リフ
ロー法により表面実装する際、リード端子の温度が上昇
しやすく、リフロー温度の設定を低くでき、部品本体や
同時にマウントした他の電子部品への熱ストレスが軽減
できる電子部品を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、部品素
子の一方の電極面が内面底部に接するように前記部品素
子を収容する有底円筒金属ケース、前記有底円筒金属ケ
ースの開口部を当該有底金属ケースの側面と前記部品素
子の側面との接触又はショートを防止するように封口す
る有底円筒絶縁ケース、及び前記部品素子の電極面に電
気接続されて同一端面に引き出された一対の板状リード
端子を備えた電子部品本体と、前記一対の板状リード端
子を引き出した端面に接するように配された絶縁板とを
備え、前記絶縁板は、耐熱性を持った電気絶縁材より成
り、前記一対の板状リード端子を夫々貫通する貫通孔
と、前記絶縁板の外表面に設けられた前記一対の板状リ
ード端子の板厚以上の厚みをもつ少なくとも2つの凸部
とを備え、前記貫通孔を貫通した板状リード端子の先端
部は、前記絶縁板の底面に沿って折り曲げられているこ
とを特徴とする電子部品が得られる。
【0011】また、本発明によれば、前記電子部品にお
いて、前記凸部の夫々は、円錐、円柱、角錐、及び角柱
の内の少なくとも1種からなる形状を備えていることを
特徴とする電子部品が得られる。
【0012】さらに、本発明によれば、前記電子部品に
おいて、前記絶縁板は表裏を貫通する貫通孔を備えてい
ることを特徴とする電子部品が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明についてさらに詳細
に説明する。なお、本発明の説明においては、電子部品
として、表面実装型電気二重層コンデンサについて詳細
に説明するが、本発明は電気二重層コンデンサに限定さ
れるものではなく、他の電子部品についても全く同様で
ある。
【0014】図1は本発明の表面実装型電気二重層コン
デンサの基本構造を示す断面図及び図2は、図1のコン
デンサのリード端子と直角方向の側面図である。
【0015】図1を参照すると、表面実装型電気二重層
コンデンサは、図15の説明のところで示したように、
素子52の一方の電極面が金属ケース11の内面底部に
接するように収納されている。金属ケース11の開口部
は、金属ケース11の側面と素子52側面との接触、シ
ョートを防止する絶縁ケース14により封口されてい
る。
【0016】素子52の一方の電極面から板状リード端
子13を絶縁ケース14を貫通させて、電子部品本体の
一端面に引き出し、一方、素子52の他方の電極面に接
触した金属ケース11の開口部に設けられた電極板12
aから板状のリード端子12を電子部品本体の一端面に
引き出している。この電子部品本体の一対の板状リード
端子12,13を引き出した端面に接するように絶縁板
17が配されている。絶縁板17は、耐熱性を持った電
気絶縁材より成り、一対の板状リード端子12,13を
貫通する貫通孔4を設けている。
【0017】以上までは、従来技術と同様である。
【0018】しかし、本発明の表面実装型電気二重層コ
ンデンサは、図2に示すように、絶縁板17の外表面に
は、一対の板状リード端子12,13の板厚以上の厚み
をもつ、少なくとも2つの凸部1,2、3、5を設け、
かつ、貫通孔4を貫通した板状リード端子12,13の
先端部を絶縁板17の底面に沿って折り曲げている点
で、従来技術によるものとは異なっている。
【0019】図1及び図2に模式的に示すように、絶縁
板17外表面に沿って折り曲げられたリード端子12,
13と、絶縁板17外表面の凸部1,2,3,5の位置
が同じ、いわゆる、面一の状態となり、実装安定性が向
上する。、絶縁板17の外表面に設けた凸部1,2,
3,5は、円柱、角柱、円錐、角錐などの1種類だけ、
または、円柱と角錐の組み合わせの様に2種類以上の形
状を組み合わせても、その効果は、何ら変化するもので
はない。
【0020】また、図2に示すように、取り付け基板2
1に表面実装する際、印刷されたクリーム半田22の逃
げるスペースが存在するので、部品搭載時の安定性も向
上し、リフロー法による半田付けの際、不具合が発生し
なくなる。次に本発明の実施の形態について説明する。
【0021】(第1の実施の形態)図3は本発明の第1
の実施の形態による表面実装型電気二重層コンデンサの
底面側から見た斜視図である。図3に示すように、本発
明の第1の実施の形態による電気二重層コンデンサは、
図1に示すものと電子部品本体の基本構造は同一であ
り、次のように作製されている。
【0022】まず、絶縁板17として、PPS樹脂(ポ
リフェニレンサルファイド樹脂)を用い、一対の貫通孔
を設け、かつ、絶縁板17の外表面に円錐型の2つの凸
部1,1を設け、前記凸部1,1は、一対の板状リード
端子12,13を絶縁板17の底面に沿って折り曲げた
高さと面一と成る高さに成形し、電気二重層コンデンサ
本体の金属ケース11として、SUS材、電気二重層コ
ンデンサ素子は従来の素子を用いて、電気二重層コンデ
ンサを作製した。一方、比較用例として、図16に示し
た従来の表面実装型電気二重層コンデンサを用いた。ま
た、電気二重層コンデンサ素子52は、本発明の一実施
例及び比較例共に同じものを用いた。この様にして得た
試料の各100個を共晶半田(Pb63Sn37)を
0.2mmの肉厚に印刷した基板に実装し、赤外線熱風
併用リフロー炉を用いて、半田付けを行った。リフロー
炉の設定は、本発明の第1の実施の形態及び比較例共に
同じ条件で行った。その結果、例1の本発明品は、実装
時のガタツキ、位置ズレは発生せずに良好な実装安定性
が得られた。また、下記表1にリード端子の温度と時間
の測定結果を示す。
【0023】
【表1】
【0024】上記表1に示すように、本発明の第1の実
施の形態によれば、リード端子12,13の周囲は空間
になっており、リフロー法により表面実装する際、リー
ド端子の温度が上昇しやすく、リフロー温度の設定を低
くでき、部品本体や同時にマウントした他の電子部品へ
の熱ストレスが軽減できる。
【0025】(第2の実施の形態)図4は本発明の第2
の実施の形態による表面実装型電気二重層コンデンサの
底面側から見た斜視図である。図4示す本発明の第2の
実施の形態による電気二重層コンデンサは、図1に示す
ものと電子部品本体の基本構造は同一であり、次のよう
に作製されている。
【0026】絶縁板17として、PPS樹脂(ポリフェ
ニレンサルファイド樹脂)を用い、一対の貫通孔を設
け、かつ、絶縁板17の外表面に円錐型の3つの凸部
1,1,1を設け、前記凸部1,1,1は、一対の板状
リード端子12,13を絶縁板17の底面に沿って折り
曲げた高さと面一と成る高さに成形し、電気二重層コン
デンサ本体の金属ケース11として、SUS材、電気二
重層コンデンサ素子は従来の素子を用いて、電気二重層
コンデンサを作製した。
【0027】一方、比較用例として、図16に示した従
来の表面実装型電気二重層コンデンサを用いた。また、
電気二重層コンデンサ素子52は、本発明例及び比較例
共に同じものを用いた。この様にして得た試料の各10
0個を共晶半田(Pb63Sn37)を0.2mmの肉厚に
印刷した基板に実装し、赤外線熱風併用リフロー炉を用
いて、半田付けを行った。リフロー炉の設定は、本発明
の第2の実施の形態によるもの及び比較例共に同じ条件
で行った。その結果、第2の実施の形態による本発明品
は、実装時のガタツキ、位置ズレは発生せずに良好な実
装安定性が得られた。また、表2にリード端子の温度と
時間の測定結果を示す。
【0028】
【表2】
【0029】上記表2に示すように、本発明の第2の実
施の形態によれば、リード端子12,13の周囲は空間
になっており、リフロー法により表面実装する際、リー
ド端子の温度が従来品より上昇しやすく、リフロー温度
の設定を低くでき、部品本体や同時にマウントした他の
電子部品への熱ストレスが軽減できる。
【0030】(第3の実施の形態)図5は本発明の第3
の実施の形態による表面実装型電気二重層コンデンサの
底面側から見た斜視図である。図6は、図5の電気二重
層コンデンサの絶縁板を示す底面側から見た斜視図であ
る。
【0031】図5及び図6示す本発明の第3の実施の形
態による電気二重層コンデンサは、図1に示すものと電
子部品本体の基本構造は同一であり、次のように作製さ
れている。
【0032】図5及び図6に示す絶縁板17として、P
PS樹脂(ポリフェニレンサルファイド樹脂)を用い、
一対の貫通孔4,4を設け、かつ、絶縁板17の外表面
に円錐型の4つの凸部1,1,1,1を設け、前記凸部
1,1,1,1は、一対の板状リード端子12,13を
絶縁板17の底面に沿って折り曲げた高さと面一と成る
高さに成形し、電気二重層コンデンサ本体の金属ケース
11として、SUS材、電気二重層コンデンサ素子は従
来の素子を用いて、電気二重層コンデンサを作製した。
【0033】一方、比較用例として、図16に示した従
来の表面実装型電気二重層コンデンサを用いた。また、
電気二重層コンデンサ素子52は、本発明の第3の実施
の形態及び比較例共に同じものを用いた。この様にして
得た試料の各100個を共晶半田(Pb63Sn37)を
0.2mmの肉厚に印刷した基板に実装し、赤外線熱風
併用リフロー炉を用いて、半田付けを行った。リフロー
炉の設定は、本発明の第3の実施の形態によるもの及び
比較例共に同じ条件で行った。その結果、本発明の第3
の実施の形態による本発明品は、実装時のガタツキ、位
置ズレは発生せずに良好な実装安定性が得られた。ま
た、下記表3にリード端子の温度と時間の測定結果を示
す。
【0034】
【表3】
【0035】上記表3に示すように、本発明の第3の実
施の形態によれば、リード端子12,13の周囲は空間
になっており、リフロー法により表面実装する際、リー
ド端子の温度が従来品より上昇しやすく、リフロー温度
の設定を低くでき、部品本体や同時にマウントした他の
電子部品への熱ストレスが軽減できる。
【0036】(第4の実施の形態)図7は本発明の第4
の実施の形態による表面実装型電気二重層コンデンサの
底面側から見た斜視図である。図8は、図7の電気二重
層コンデンサの絶縁板を示す底面側から見た斜視図であ
る。
【0037】図7及び図8示す本発明の第4の実施の形
態による電気二重層コンデンサは、図1に示すものと電
子部品本体の基本構造は同一であり、次のように作製さ
れている。
【0038】図7及び8に示す絶縁板17として、PP
S樹脂(ポリフェニレンサルファイド樹脂)を用い、一
対の貫通孔を設け、かつ、絶縁板17の外表面に円錐型
の5つの凸部1,1,1,1,1を設け、前記凸部1,
1,1,1,1は、一対の板状リード端子12,13を
絶縁板17の底面に沿って折り曲げた高さと面一と成る
高さに成形し、電気二重層コンデンサ本体の金属ケース
11として、SUS材、電気二重層コンデンサ素子は従
来の素子を用いて、電気二重層コンデンサを作製した。
一方、比較例として、図16に示した従来の表面実装型
電気二重層コンデンサを用いた。また、電気二重層コン
デンサ素子52は、本発明の第4の実施の形態及び比較
例共に同じものを用いた。この様にして得た試料の各1
00個を共晶半田(Pb63Sn37)を0.2mmの肉厚
に印刷した基板に実装し、赤外線熱風併用リフロー炉を
用いて、半田付けを行った。リフロー炉の設定は、本発
明の第4の実施の形態によるもの及び比較例共に同じ条
件で行った。
【0039】その結果、本発明の第4の実施の形態によ
る本発明品は、実装時のガタツキ、位置ズレは発生せず
に良好な実装安定性が得られた。また、下記表4にリー
ド端子の温度と時間の測定結果を示す。
【0040】
【表4】
【0041】上記表4に示すように、本発明の第4の実
施の形態によれば、リード端子12,13の周囲は空間
になっており、リフロー法により表面実装する際、リー
ド端子の温度が従来品より上昇しやすく、リフロー温度
の設定を低くでき、部品本体や同時にマウントした他の
電子部品への熱ストレスが軽減できる。
【0042】(第5の実施の形態)図9は本発明の第5
の実施の形態による表面実装型電気二重層コンデンサの
絶縁板を示す底面側から見た斜視図である。図9示す本
発明の第5の実施の形態による電気二重層コンデンサ
は、図1に示すものと電子部品本体の基本構造は同一で
ある。
【0043】図9に示すように、絶縁板の底面の両側に
四画板状の凸部3,3,3,3と、中央部に円板状の凸
部2が形成されている。
【0044】これらの凸部2、3は、前述の凸部1と同
様に、板状の端子の厚み以上の厚みを有するように形成
されている。
【0045】前述の第1乃至第4の実施の形態と同様
に、本発明の第5の実施の形態によれば、リード端子1
2,13の周囲は空間になっており、リフロー法により
表面実装する際、リード端子の温度が従来品より上昇し
やすく、リフロー温度の設定を低くでき、部品本体や同
時にマウントした他の電子部品への熱ストレスが軽減で
きる。
【0046】(第6の実施の形態)図10は本発明の第
6の実施の形態による表面実装型電気二重層コンデンサ
の絶縁板を示す底面側から見た斜視図である。図10示
す本発明の第6の実施の形態による電気二重層コンデン
サは、図1に示すものと電子部品本体の基本構造は同一
である。
【0047】図10に示すように、絶縁板17の底面の
両側と中央部に円板状の凸部2,2,2,2,2が形成
されている。
【0048】これらの凸部2は、前述の凸部1と同様
に、板状のリード端子12,13の厚み以上の厚みを有
するように形成されている。
【0049】前述の第1乃至第5の実施の形態と同様
に、本発明の第6の実施の形態によれば、リード端子1
2,13の周囲は空間になっており、リフロー法により
表面実装する際、リード端子の温度が従来品より上昇し
やすく、リフロー温度の設定を低くでき、部品本体や同
時にマウントした他の電子部品への熱ストレスが軽減で
きる。
【0050】(第7の実施の形態)図11は本発明の第
7の実施の形態による表面実装型電気二重層コンデンサ
の絶縁板を示す底面側から見た斜視図である。図11示
す本発明の第7の実施の形態による電気二重層コンデン
サは、図1に示すものと電子部品本体の基本構造は同一
である。
【0051】図11に示すように、絶縁板17の底面の
両側と中央部に4角板状の凸部3,3,3,3,3が形
成されている。
【0052】これらの凸部3は、前述の凸部1と同様
に、板状のリード端子12,13の厚み以上の厚みを有
するように形成されている。
【0053】前述の第1乃至第6の実施の形態と同様
に、本発明の第7の実施の形態によれば、リード端子1
2,13の周囲は空間になっており、リフロー法により
表面実装する際、リード端子の温度が従来品より上昇し
やすく、リフロー温度の設定を低くでき、部品本体や同
時にマウントした他の電子部品への熱ストレスが軽減で
きる。
【0054】(第8の実施の形態)図12は本発明の第
8の実施の形態による表面実装型電気二重層コンデンサ
の装置の絶縁板を示す底面側から見た斜視図である。図
12示す本発明の第8の実施の形態による電気二重層コ
ンデンサは、図1に示すものと電子部品本体の基本構造
は同一である。
【0055】図12に示すように、絶縁板17の底面の
両側に円板状の凸部2,2,2,2と中央部に4角板状
の凸部3が形成されている。
【0056】これらの凸部2,3は、前述の凸部1と同
様に、板状のリード端子12,13の厚み以上の厚みを
有するように形成されている。
【0057】前述の第1乃至第7の実施の形態と同様
に、本発明の第8の実施の形態によれば、リード端子1
2,13の周囲は空間になっており、リフロー法により
表面実装する際、リード端子の温度が従来品より上昇し
やすく、リフロー温度の設定を低くでき、部品本体や同
時にマウントした他の電子部品への熱ストレスが軽減で
きる。
【0058】(第9の実施の形態)図13は本発明の第
9の実施の形態による表面実装型電気二重層コンデンサ
の装置の絶縁板を示す底面側から見た斜視図である。図
13示す本発明の第9の実施の形態による電気二重層コ
ンデンサは、図1に示すものと電子部品本体の基本構造
は同一である。
【0059】図13に示すように、絶縁板17の底面の
両側にそれぞれ角錐状の凸部5,5,5,5と中央部に
4角板状の凸部3が形成されている。
【0060】これらの凸部5,3は、前述の凸部1と同
様に、板状のリード端子12,13の厚み以上の厚みを
有するように形成されている。
【0061】前述の第1乃至第8の実施の形態と同様
に、本発明の第7の実施の形態によれば、リード端子1
2,13の周囲は空間になっており、リフロー法により
表面実装する際、リード端子の温度が従来品より上昇し
やすく、リフロー温度の設定を低くでき、部品本体や同
時にマウントした他の電子部品への熱ストレスが軽減で
きる。
【0062】(第10の実施の形態)図14は本発明の
第10の実施の形態による表面実装型電気二重層コンデ
ンサの絶縁板を示す底面側から見た斜視図である。図1
4に示す本発明の第10の実施の形態による電気二重層
コンデンサは、図1に示すものと電子部品本体の基本構
造は同一である。
【0063】図14に示すように、絶縁板17の底面の
両側と中央部に角錐状の凸部5,5,5,5,5が形成
されている。
【0064】これらの凸部5は、前述の凸部1と同様
に、板状のリード端子12,13の厚み以上の厚みを有
するように形成されている。
【0065】前述の第1乃至第9の実施の形態と同様
に、本発明の第10の実施の形態によれば、リード端子
12,13の周囲は空間になっており、リフロー法によ
り表面実装する際、リード端子の温度が従来品より上昇
しやすく、リフロー温度の設定を低くでき、部品本体や
同時にマウントした他の電子部品への熱ストレスが軽減
できる。
【0066】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明の電子部品
によれば、電子部品本体の一対の板状リード端子を引き
出した端面に接するように配された絶縁板を耐熱性を持
った電気絶縁材を用い、さらに、絶縁板には、一対の板
状リード端子を貫通する貫通孔を設け、かつ、絶縁板外
表面には、一対の板状リード端子の板厚以上の厚みをも
つ、少なくとも2つ以上の凸部を設け、かつ、絶縁板の
貫通孔を貫通した板状リード端子の先端部を絶縁板17
の底面に沿って折り曲げたことにより、一対の板状リー
ド端子と凸部の位置は、面一となり、実装安定性を向上
させることができる電子部品を提供することができる。
【0067】また、本発明によれば、取り付け基板に表
面実装する際、印刷されたクリーム半田の逃げるスペー
スができ、実装安定性が極めて良好な、チップ型電子部
品を提供することができる。
【0068】さらに、本発明によれば、リード端子の周
囲は空間になっており、リフロー法により表面実装する
際、リード端子の温度が上昇しやすく、リフロー温度の
設定を低くでき、部品本体や同時にマウントした他の電
子部品への熱ストレスが軽減できる電子部品を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表面実装型電気二重層コンデンサの基
本構造を示す図であり、リード端子と平行な断面図であ
る。
【図2】図1の表面実装型電気二重層コンデンサのリー
ド端子と直角方向の側面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による表面実装型電
気二重層コンデンサの底面側から見た斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態による表面実装型電
気二重層コンデンサの底面側から見た斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態による表面実装型電
気二重層コンデンサの底面側から見た斜視図である。
【図6】図5の絶縁板の底面側から見た斜視図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態による表面実装型電
気二重層コンデンサの底面側から見た斜視図である。
【図8】図7の絶縁板の底面側から見た斜視図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態による絶縁板の底面
側から見た斜視図である。
【図10】本発明の第6の実施の形態による絶縁板の底
面側から見た斜視図である。
【図11】本発明の第7の実施の形態による絶縁板の底
面側から見た斜視図である。
【図12】本発明の第8の実施の形態による絶縁板の底
面側から見た斜視図である。
【図13】本発明の第9の実施の形態による絶縁板の底
面側から見た斜視図である。
【図14】本発明の第10の実施の形態による絶縁板の
底面側から見た斜視図である。
【図15】従来例を示す電気二重層コンデンサの断面図
である。
【図16】(a)従来例を示す表面実装型電気二重層コ
ンデンサの上方から見た斜視図である。 (b)従来例を示す表面実装型電気二重層コンデンサの
下方から見た斜視図である。 (c)従来例を示す表面実装型電気二重層コンデンサの
断面図である。
【図17】従来例における表面実装型電気二重層コンデ
ンサの基板実装時のリード端子と平行な断面図である。
【図18】従来例における表面実装型電気二重層コンデ
ンサの基板実装時のリード端子と直角方向の側面図であ
る。
【符号の説明】
1,2,3,5 凸部 4 貫通孔11 有底円筒金属ケース 12 板状リード端子(−) 13 板状リード端子(+) 14 有底円筒絶縁ケース 17 絶縁板 21 取り付け基板 22 ソルダーペースト 23 隙間 51 電気二重層コンデンサセル 52 電気二重層コンデンサ素子 53 絶縁スリーブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品素子の一方の電極面が内面底部に接
    するように前記部品素子を収容する有底円筒金属ケー
    ス、前記有底円筒金属ケースの開口部を当該有底金属ケ
    ースの側面と前記部品素子の側面との接触又はショート
    を防止するように封口する有底円筒絶縁ケース、及び前
    記部品素子の両電極面に電気接続され同一端面に引き出
    された一対の板状リード端子を備えた電子部品本体と、
    前記一対の板状リード端子を引き出した端面に接するよ
    うに配された絶縁板とを備え、 前記絶縁板は、耐熱性を持った電気絶縁材より成り、前
    記一対の板状リード端子を夫々貫通する貫通孔と、前記
    絶縁板の外表面に設けられた前記一対の板状リード端子
    の板厚以上の厚みをもつ少なくとも2つの凸部とを備
    え、 前記貫通孔を貫通した板状リード端子の先端部は、前記
    絶縁板の底面に沿って折り曲げられていることを特徴と
    する電子部品。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子部品において、前記
    凸部の夫々は、円錐、円柱、角錐、及び角柱の内の少な
    くとも1種からなる形状を備えていることを特徴とする
    電子部品。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電子部品において、前記
    絶縁板は表裏を貫通する貫通孔を備えていることを特徴
    とする電子部品。
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