JPH0316273Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0316273Y2
JPH0316273Y2 JP3722985U JP3722985U JPH0316273Y2 JP H0316273 Y2 JPH0316273 Y2 JP H0316273Y2 JP 3722985 U JP3722985 U JP 3722985U JP 3722985 U JP3722985 U JP 3722985U JP H0316273 Y2 JPH0316273 Y2 JP H0316273Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating plate
electrolytic capacitor
leads
lead
electrolytic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3722985U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61153335U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3722985U priority Critical patent/JPH0316273Y2/ja
Publication of JPS61153335U publication Critical patent/JPS61153335U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0316273Y2 publication Critical patent/JPH0316273Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電解コンデンサの改良にかかり、
特に、基板への表面実装に対応したリードレス型
の電解コンデンサに関する。
〔従来の技術〕
一般の電解コンデンサは、電極箔と電解紙とを
巻回して形成したコンデンサ素子を、アルミニウ
ム等からなる有底筒状の外装ケースに収納し、外
装ケースの開口部に弾性ゴム等からなる封口体を
装着して構成している。
電極箔と電気的に接続され、コンデンサ素子の
端面から導かれたリードは、前記封口体を貫き、
封口体の外端面から外部に突出している。
従来、このような構造の電解コンデンサをリー
ドレス化し、基板への表面実装に対応させる手段
としては、特開昭59−211213号公報に記載され、
また第2図に示したようなものがある。すなわ
ち、電解コンデンサ1本体の外端面に絶縁板13
を配置し、電解コンデンサ1から導いたリード8
を、絶縁板13の中心部に形成した透孔14を通
して絶縁板13の裏面に突出させるとともに、絶
縁板13の裏面に沿つて折り曲げ、絶縁板13の
裏面を平面状に形成し、電解コンデンサ1本体の
自立を可能にしている。
このような従来のリードレス型電解コンデンサ
は、通常の電解コンデンサの構造を殆ど変更する
ことなく、基板15への表面実装を可能にする。
〔解決しようとする問題点〕
しかし、従来の構造によるリードレス型の電解
コンデンサでは、基板15の導体部分16と当接
する部分は、電解コンデンサ1本体から導いたリ
ード8のみである。したがつて、電解コンデンサ
1と基板15の導体部分16との接面積は狭くな
らざるを得ない。あるいは、リード8の先端を偏
平状に形成することも考えられるが、なお、充分
な接面積を設けることは困難であつた。
そのため、リード8と基板15の導体部分16
とが当接する部分が狭く、信頼性の高い接続状態
を得ることは困難であつた。
また、一般に電子部品をリフロー半田法により
表面実装した場合、リード8と基板15の導体部
分16とが半田17によつて接続される部分は、
第2図に示したように、リード8の端面であるこ
とが多い。すなわち、溶融した半田17は、リー
ド8の裏面が基板15と当接しているため、殆ど
リード8の裏面に入り込むことなく、リード8の
端面に這い上がるように融着する。したがつて、
リード8の端面の面積が小さいと、基板15の導
体部分16とリード8との電気的接続が不充分と
なる場合があつた。また、半田付けの状態によつ
ては、表面実装の後に、基板15の振動、あるい
は温度上昇に伴う電解コンデンサ1本体の内圧上
昇による封口体6の膨れ等により、リード8が半
田17の表面から離脱してしまう虞があつた。
この考案の目的は、従来の電解コンデンサの構
造を変更することなく、基板への表面実装を可能
にするとともに、半田付けによる良好な電気的接
続状態を実現することにある。
〔問題点を解決する手段〕
この考案は、コンデンサ素子を収納した電解コ
ンデンサの端面に、表面、側面もしくは裏面の少
なくともいずれかの面に電解コンデンサのリード
の径寸法とほぼ同じもしくは僅かに越える幅寸法
の溝状の凹部が形成された耐熱性合成樹脂からな
る絶縁板を平行に配置するとともに、リードを、
絶縁板の表面から側面および裏面に沿つて順次折
り曲げて絶縁板の凹部に収納し、絶縁板の裏面を
平面状に形成したことを特徴としている。
〔作 用〕
電解コンデンサの外端面には、耐熱性合成樹脂
からなる絶縁板が配置され、電解コンデンサから
導いたリードがこの絶縁板を係留するので、電解
コンデンサ本体の自立が可能となる。
また、絶縁板の裏面は、リードが密着して平面
状に形成されるので、この考案により得られた電
解コンデンサの安定性を確保することが容易にな
る。
〔実施例〕
以下この考案の実施例を図面にしたがい説明す
る。
第1図は、この考案の第1の実施例を示した一
部断面図、第3図はこの考案の実施例で使用する
絶縁板の外観形状を示す斜視図、第4図は、第2
の実施例を示した斜視図である。
第1図において、電解コンデンサ1は、電極箔
3と電解紙4とを巻回したコンデンサ素子2を、
アルミニウムからなる有底筒状の外装ケース5に
収納して形成している。電極箔3と電気的に接続
され、コンデンサ素子2の端面から導かれたリー
ド8は、封口体6を貫き、封口体6の外端面から
外部に突出している。
封口体6の外表面には、第3図に示したよう
な、エポキシ樹脂等の耐熱性合成樹脂からなる絶
縁板9が、封口体6の外端面に対面するように配
置される。この絶縁板9の側面および底面の一部
には、リード8の径寸法とほぼ同寸法の幅を有す
る溝状の凹部10が形成されている。電解コンデ
ンサ1の端面から突出したリード8は、絶縁板9
の外表面に沿つて折り曲げられるとともに、溝状
凹部10に嵌め込まれる。その結果、リード8の
折り曲げにより、絶縁板9を電解コンデンサ1に
係留させることができるとともに、絶縁板9の裏
面には、略平面が形成される。したがつて、電解
コンデンサ1本体の自立が可能になる。
なお、外部に突出した複数のリード8は、絶縁
板9に設けた溝状凹部10の形状に合わせて、予
め封口体6の突出部分から封口体6の外端面に平
行に、かつ各々反対方向に折り曲げておいてもよ
い。
第4図は、この考案の第2の実施例に使用され
る絶縁板の外観形状を示したもので、電解コンデ
ンサ本体は、第1の実施例と同様に通常の電解コ
ンデンサを用いる。
電解コンデンサの外端面に配置される絶縁板1
1は、第1の実施例と同様に、耐熱性合成樹脂か
らなり、その一対の両側面には、絶縁板11の上
面から裏面にかけてしだいに拡がる斜面状の凹部
12が形成されている。
電解コンデンサから導いたリードは、絶縁板1
1の斜面状凹部12および裏面に沿つて折り曲げ
られ、絶縁板11の裏面を平面状に形成するとと
もに、絶縁板11を電解コンデンサ本体に係留さ
せる。
第2の実施例の場合、電解コンデンサの外端面
から突出したリードは、第1の実施例と比較し
て、その突出部分において直角に折り曲げられる
ことがない。したがつて、第1の実施例と比較し
て、折り曲げ部分が少なく、リードおよびコンデ
ンサ素子にかかる機械的ストレスを低減させるこ
とができる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案は、コンデンサ素子を
収納した電解コンデンサの端面に、表面、側面も
しくは裏面の少なくともいずれかの面に電解コン
デンサのリードの径寸法とほぼ同じもしくは僅か
に越える幅寸法の溝状の凹部が形成された耐熱性
合成樹脂からなる絶縁板を平行に配置するととも
に、リードを、絶縁板の表面から側面および裏面
に沿つて順次折り曲げて絶縁板の凹部に収納し、
絶縁板の裏面を平面状に形成したことを特徴とし
ているので、電解コンデンサの自立が可能になる
とともに、絶縁板の裏面には、電解コンデンサか
ら導いたリードが配置されるので、従来の構造を
殆ど変更することなく、基板へ表面実装すること
ができる。
また、リードは、絶縁板の外表面に沿つて折り
曲げられるので、絶縁板の側面にリードが配置さ
れることになる。したがつて、この考案によつて
得られた電解コンデンサをリフロー半田法により
表面実装する場合、溶融した半田が絶縁板の側
面、すなわち、リードに這い上がるように溶着
し、確実な電気的接続を実現させることができ
る。
また、前記封口体の外端面に配置される絶縁体
は、表面、側面または裏面、もしくはこれらの複
数の面に、コンデンサ素子から導いたリードの径
寸法とほぼ同じ寸法もしくは僅かに超える寸法の
幅を有する溝状の凹部が形成されていることを特
徴としているので、絶縁板と電解コンデンサ本体
との接合状態を安定させることが容易となる。
以上のように、この考案は、従来の電解コンデ
ンサの構造を殆ど変更することなく、基板への表
面実装を可能にした有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の第1の実施例を示す一部
断面図、第2図は、従来のリードレス型電解コン
デンサの構造を示す一部断面図である。第3図
は、この考案の実施例において使用する絶縁板の
外観形状を示す斜視図、第4図は、第2の実施例
において使用する絶縁板の外観形状を示す斜視図
である。 1……電解コンデンサ、2……コンデンサ素
子、3……電極箔、4……電解紙、5……外装ケ
ース、6……封口体、7……外装スリーブ、8…
…リード、9,11,13……絶縁板、10,1
2……凹部、14……透孔、15……基板、16
……導体部分、17……半田。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンデンサ素子を収納した電解コンデンサの端
    面に、表面、側面もしくは裏面の少なくともいず
    れかの面に電解コンデンサのリードの径寸法とほ
    ぼ同じもしくは僅かに越える幅寸法の溝状の凹部
    が形成された耐熱性合成樹脂からなる絶縁板を平
    行に配置するとともに、リードを、絶縁板の表面
    から側面および裏面に沿つて順次折り曲げて絶縁
    板の凹部に収納し、絶縁板の裏面を平面状に形成
    したことを特徴とする電解コンデンサ。
JP3722985U 1985-03-15 1985-03-15 Expired JPH0316273Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3722985U JPH0316273Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3722985U JPH0316273Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61153335U JPS61153335U (ja) 1986-09-22
JPH0316273Y2 true JPH0316273Y2 (ja) 1991-04-08

Family

ID=30543122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3722985U Expired JPH0316273Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0316273Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61153335U (ja) 1986-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0316273Y2 (ja)
JP2673991B2 (ja) チップ型コンデンサおよびその製造方法
JP4441958B2 (ja) チップ形コンデンサ
JPH0246027Y2 (ja)
JPH0249704Y2 (ja)
JPH0236267Y2 (ja)
JPH0310663Y2 (ja)
JPH0325393Y2 (ja)
JP2606297B2 (ja) 電子部品
JP2832719B2 (ja) チップ形コンデンサ
JPH0249701Y2 (ja)
JPH0459767B2 (ja)
JPH0351962Y2 (ja)
JPH0440267Y2 (ja)
JPH0244510Y2 (ja)
JPH0539622Y2 (ja)
JPH0412665Y2 (ja)
JP2673990B2 (ja) コンデンサ
JPH0249532B2 (ja) Denshibuhin
JPS61220320A (ja) 電解コンデンサ
JPH0263283B2 (ja)
JPH0314039Y2 (ja)
JPH0246037Y2 (ja)
JPH0467332B2 (ja)
JPS61220411A (ja) 電解コンデンサ