JP2001017898A - オイル塗布装置 - Google Patents
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Abstract
用開始時から適正量の低粘度シリコーンオイルの塗布を
可能にし、使用中の無用なオイルの滲み出しが少なく、
通紙再開直後に過剰なオイル塗布が行われる恐れのな
い、従って、OHP用紙に対する複写又は印刷の場合で
あっても定着画像に濃淡むらを生じさせない、極めて均
一なオイル塗布を可能にするオイル塗布装置を提供する
こと。 【解決手段】 多孔質オイル保持部材にシリコーンオイ
ルを含浸し、そのオイル塗布側に剛軟度が50〜70mm
の耐熱性繊維フェルトを付設し、更に、そのオイル塗布
側にオイル塗布量制御層を付設してなるオイル塗布装
置。
Description
写真式プリンタ等における定着装置の構成部品であるオ
イル塗布装置に関する。
ける定着装置では、記録紙上に転写されたトナーを定着
する際、加熱定着ロールにトナーが付着することがあ
り、そのトナーが次の記録紙を汚損するのを防止するた
め、定着ロールに微量のシリコーンオイル等の離型オイ
ルをオイル塗布ローラにて塗布し、加熱定着ロールにト
ナーが付着したり、記録紙が付着して巻き上がらないよ
うにしている。このような機能を有するオイル塗布ロー
ラは、既に様々なものが提案されている。例えば、塗布
する離型オイルを蓄えておくオイル保持部材として、金
属製孔あき中空パイプや耐熱性繊維からなる円筒状成形
体を用い、その円筒状成形体表面に耐熱性フェルトから
なるオイル移行層を設け、更にその上に多孔質膜からな
るオイル塗布量制御層を付設したオイル塗布ローラが知
られている。このうち、特開平9−108601号公報
に記載のオイル保持部としては、耐熱性繊維が結合剤に
よって相互に結合されてなり繊維間に結合剤の存在しな
い微細な連通空隙を有し、且つ均一に分布した孔径0.
05〜2mmの気孔群を有し総空隙率が30〜90%であ
る多孔質円筒状成形体が開示されている。この多孔質円
筒状成形体を用いたオイル塗布ローラは、オイル保持部
材がシリコーンオイルを多量に保持し且つそれを長期間
にわたって安定したオイル塗布が行われる点で都合がよ
い。
ープリンタの定着装置に使用した場合、モノクロ方式の
ものと比べると、多量のオイルを定着ロールに塗布する
必要上50〜100cSt という比較的低粘度のシリコー
ンオイルが使用されるため、通紙枚数にして数百〜数千
までのような使用開始から暫くの間はオイル塗布量が過
大になる傾向がある。また、同様の理由で、機械停止中
にも滲み出すオイル量が増え、通紙再開直後の短時間は
やはり適量を越えるシリコーンオイルが定着ロールに塗
布されてしまうという問題がある。
ト製のOHP用紙に行われる場合はごく僅かなオイル塗
布むらによってもトナーの定着が影響を受けて定着画像
に濃淡むらを生じやすいが、特にテープ状フェルトを螺
旋巻きで隙間が無いように巻付けることにより形成され
たオイル移行層の表面は見掛けは平坦でもテープ状フェ
ルトの端面の突き合わせ部分に微妙な段差があって、そ
れが螺旋状に伸びているため、僅かではあるが筋状のオ
イル塗布むらを生じる原因となり、ひいては定着画像の
濃淡むらの原因となる。
制御層とオイル移行層との間に更に弾性体層を設け、こ
の弾性体層の弾性変形能に基づく緩衝作用により、オイ
ル塗布ローラと定着ローラとの間の接触圧がオイル移行
層であるフェルト層の凹凸により変動して前述のオイル
塗布むら及び画像の定着むらを惹起する現象を防止する
方法があるが、テープ状フェルトの螺旋巻きで形成され
るフェルト層と弾性体層の2層を形成する必要がある点
で製作上複雑で、コストアップとなるという問題があ
る。
ッド状成形体にオイル移行層又は弾性体層を付設し、更
にオイル塗布量制御層を接着したオイル塗布ローラにお
いては、接着面積が小さいことによる接着強度不足のた
め、オイル塗布量制御層がズレたり、剥がれたりし、常
時安定して定着ロールに離型オイルを塗布することが難
しいという問題もあった。
は、製作が容易な簡易な構造であって、しかも使用開始
時から適正量の低粘度シリコーンオイルの塗布を可能に
し、使用中の無用なオイルの滲み出しが少なく、通紙再
開直後に過剰なオイル塗布が行われる恐れのない、ま
た、OHP用紙に対する複写又は印刷の場合であっても
定着画像に濃淡むらを生じさせない、極めて均一なオイ
ル塗布を可能にするオイル塗布装置を提供することにあ
る。
制御層が運転中にズレたり、剥がれたりせず、しかもオ
イル保持部材に接着させることが容易なオイル塗布装置
を提供することにある。
発明者らは、鋭意検討を行った結果、多孔質オイル保持
部材とオイル塗布量制御層の間に付設されるオイル移行
層を、特定の剛軟度を有する耐熱性繊維フェルトの1層
又は多層とすれば、オイル塗布むら及び定着画像の濃淡
むらの対策としての異なる2種のフェルト状物や弾性体
層を付設する必要がなく、製作が容易な簡易な構造とす
ることができ低コスト化が可能であると共に、OHP用
紙に対する複写又は印刷の場合であっても定着画像に濃
淡むらを生じさせない極めて均一なオイル塗布を可能に
することなどを見出し、本発明を完成するに至った。
材にシリコーンオイルを含浸し、そのオイル塗布側に剛
軟度が30〜90mmの耐熱性繊維フェルトを付設し、更
に、そのオイル塗布側にオイル塗布量制御層を付設して
なることを特徴とするオイル塗布装置を提供するもので
ある。
れる多孔質オイル保持部材としては、例えば、特開平9
−108601号公報に示されるものと同様のものが挙
げられ、大容量の気孔群中に多量のシリコーンオイルを
保持するものである。保持されたシリコーンオイルは、
微細な繊維間空隙を経由して毛細管現象により耐熱性繊
維フェルト層に移行し、次いで、多孔質膜のオイル塗布
量制御層に浸透して、最後にオイル塗布量制御層表面に
滲み出す。多孔質オイル保持部材に保持されるシリコー
ンオイルは、通常25℃で50〜1000cSt 、好まし
くは50〜300cSt の低粘度シリコーンオイルが使用
される。
孔質膜であり、シリコーンオイルの塗布量を好適な状態
に安定化させるものである。当該オイル塗布量制御層と
しては、例えば厚さ15〜130μm 、平均気孔径0.
05〜3.0μm 、気孔率60〜90%、透気度3〜1
500秒/100cc の多孔質膜が好ましく、後述するよう
に、オイル塗布量制御層と耐熱性繊維フェルトを接着剤
とシリコーンゴムの混合物で接着する場合は、厚さ15
〜130μm 、平均気孔径0.05〜3.0μm であっ
て、接着された状態での透気度が1万〜300万秒/10
0cc の多孔質膜が好ましい。シリコーンワニスとシリコ
ーンゴムの混合物で、例えばPTFE(ポリテトラフル
オロエチレン)膜を接着すると、接着が接着面全体で均
一に行われる。このため、多孔質膜であるPTFE膜の
孔が所定の割合でシリコーンワニスで埋まり、PTFE
膜の透気度が大きくなる。なお、シリコーンワニスとシ
リコーンオイルとの混合比によって、接着剤で埋まる孔
の割合、すなわち透気度を制御することができる。オイ
ル塗布装置としての実装状態において、透気度がこの範
囲にあれば良好なオイル塗布性能が得られる。また、こ
の透気度は接着剤の種類や接着方法にかかわらずこの範
囲の値を示す。該多孔質膜の好まし材質は、PTFEで
ある。かかるオイル塗布量制御層は、上記低粘度シリコ
ーンオイル及び後述の特定の剛軟度を有する耐熱性繊維
フェルトとの共働により、使用開始時及び運転開始時に
おけるオイル過剰塗布の問題が顕著に改善されると共
に、定常運転中にはこの多孔質膜を設けない場合よりも
むしろ多い量のオイル塗布が行われ、極めて安定したオ
イル塗布が行われる。ここで、「透気度」はB型ガーレ
ー式デンソメータにより測定されるガーレー数(単位:
秒/100cc )であり、接着剤とシリコーンゴムの混合物
で接着した場合は、塗布されたオイル塗布量制御層表面
からトルエンでオイルを溶出させ、接着剤のみを残存さ
せた状態で透気度を測定する。「気孔率」は比重測定値
から次式;気孔率(%)=〔1−嵩比重/真比重〕×1
00により計算される値である。
度が30〜90mmの耐熱性繊維フェルトとしては、特に
制限されないが、例えばアラミド系耐熱性繊維フェルト
が使用され、これは、商品名「ノーメックス」(日本フ
ェルト工業社製)などがあり市販されている。剛軟度は
通常、織物などの曲げ強度に対する抵抗の程度を示し、
JIS L 1096に規定の「剛軟性」のA法「カンチレバー
法」で求められる値である。また、耐熱性繊維フェルト
の剛軟度はフェルト密度に比例し、フェルトの気孔径に
反比例する。従って、剛軟度の数値が大きいほどフェル
トは密であり、気孔径は小さく、所謂硬いフェルトであ
り、剛軟度の数値が小さいほどフェルトは粗であり、気
孔径は大きく、所謂柔らかいフェルトである。一方、本
発明において、オイル移行層である耐熱性繊維フェルト
には、オイル保持部材に保持されるシリコーンオイルの
適正量を吸い上げる機能とオイルの塗布むらを防止する
ための柔軟性の双方の機能が要求される。シリコーンオ
イルの吸い上げ機能の点からは、オイル保持部材である
多孔質体の空隙孔よりも微細な繊維間空間を有し、毛細
管現象により常に適正量の吸い上げを達成する必要があ
り、フェルト密度の高い硬いフェルトが要求される。ま
た、オイルの塗布むらを防止する柔軟性の点からは該耐
熱性繊維フェルトが硬すぎるとオイルむらを生じるから
これには一定の柔らかさが要求される。すなわち、該剛
軟度30〜90mmはシリコーンオイルの吸い上げ機能と
オイルの塗布むらを防止するための柔軟性の双方の機能
の相反する要求点を同時に満足させたものであり、下限
値の30mmはオイル保持部材に保持されるシリコーンオ
イルの適正量を吸い上げるという観点から決定された値
であり、上限値の90mmはオイルの塗布むらを抑制する
観点から決定された値である。また、該耐熱性繊維フェ
ルトの好ましいものとしては、剛軟度40〜80mm、厚
さ0.4〜1.0mm、密度150〜250kg/m3 のもの
である。また、特に好ましい剛軟度は52〜68mmであ
る。
持部材に付設する方法としては、特に制限されず、本発
明のオイル塗布装置がローラ状のものであれは、多孔質
丸棒状オイル保持成形体の外周に海苔巻き状に1層〜5
層で、好ましくは2〜4層で巻付ければよい。また、本
発明のオイル塗布装置がパッド状のものであれは多孔質
パッド状オイル保持成形体のオイル塗布側に1層〜5層
で、好ましくは2〜4層で取り付ければよい。
繊維フェルトと前記オイル塗布量制御層とは、接着剤と
シリコーンオイルとの混合物で接着されていてもよい。
これにより、分散状態の接着剤の硬化により多孔質オイ
ル保持部材とオイル塗布量制御層とが全体的に分散状態
で接着し、分散状態のシリコーンオイルによりオイル塗
布量制御層が全体的に分散状態でシリコーンオイルの通
油路を確保する。この混合物は充分に混合され、接着剤
とシリコーンオイルが互いに分散していることが重要で
あり、耐熱性繊維フェルトの外周全面に混合物が塗布さ
れ、その塗布面にオイル塗布量制御層を1回巻付け接着
する。すなわち、耐熱性繊維フェルトの外周全面に接触
するオイル塗布量制御層の全面を混合物にて接着する。
この接着剤は、シリコーンオイルと共存した状態で、耐
熱性繊維フェルトとオイル塗布量制御層とを接着できる
ものであれば、特に制限されないが、接着剤としてはシ
リコーンワニスが使用でき、前記混合物は該シリコーン
ワニス(SW)と前記シリコーンオイル(SO)との混
合比(SW:SO)が9:1〜2:8(SW:SO=
9:1〜2:8)である。混合比が9:1を下回り、例
えば10:0となるようになると、接着部分が多くシリ
コーンオイルの通油路が少なく塗布量が不足することに
なる。逆に、混合比が2:8を上回り、例えば1:9と
なるようになると、接着部分が少なくなり耐熱性繊維フ
ェルトとオイル塗布量制御層との接着強度が不足するこ
とになる。
ワニスと称されるものが使用できる。すなわち、シリコ
ーンゴムの架橋密度を極端に高くしたものがシリコーン
レジンであり、シリコーンワニスは未反応のシリコーン
レジンを溶剤に溶かして得られる。このシリコーンワニ
スは3〜4官能成分が多く、シリコーンゴムに比べて接
着能力が優れる。また、シリコーンワニスと混合させる
シリコーンオイルの具体例としては、直鎖状メチルシリ
コーンオイル、分岐状メチルシリコーンオイル、メチル
フェニルシリコーンオイル及びジメチル基のいくつかを
他の有機基に置換えられた変性シリコーンオイルが挙げ
られ、その粘度は、通常25℃で100〜100,00
0cSt 、好ましくは5000〜30,000cSt であ
る。
製造法について説明する。先ず、多孔質オイル保持部材
を準備する。すなわち、多孔質オイル保持部材は、繊維
径約2〜15μm の耐熱性繊維に、気孔を形成させるた
めの耐水性粒状有機物及び適当な結合材、さらに必要に
応じて該多孔質オイル保持部材の繊維間空隙量調整のた
めの無機質充填材を所望の比率で配合し、適量の水を加
えて混合したものを所望の形状に成形する。前記耐熱性
繊維としては、アルミノシリケート質繊維、アルミナ繊
維、ガラス繊維、アラミド繊維などが挙げられる。ま
た、前記耐水性粒状有機物としては、粒状合成樹脂、木
粉、カーボン粉などが挙げられる。各原料の配合割合の
具体例としては、耐熱性繊維100重量部、耐水性粒状
有機物10〜300重量部、結合材2〜300重量部で
ある。
せ、さらに約150〜400℃で、無機結合剤を併用し
た場合は約400〜1000℃で焼成して粒状有機物を
燃焼又は分解・ガス化させることにより消失させると、
その後に気孔が残る。
成形条件等を選ぶことにより、焼成済成形体に孔径0.
05〜2mmの気孔群と、好ましくは孔径5〜30μm の
繊維間連通空隙が形成され、それにより総空隙率が30
〜90%、好ましくは約70〜85%のものが得られ
る。これにより、機械的な強度を確保しつつ多量のオイ
ルを保持可能にし、且つ保持したオイルを円滑に吐出可
能にできる。
粘度が50〜1000cSt 、好ましくは50〜300cS
t の低粘度シリコーンオイル中に浸漬して該シリコーン
オイルを含浸させ、保持部材中の気孔のほとんどがシリ
コーンオイルで満たされるようにする。多孔質オイル保
持部材としては、上記の他、任意の繊維質又は金属製の
多孔質円筒状又はパッド状の成形体を使用することがで
きる。
イル保持部材と同様の寸法を有する剛軟度30〜90mm
の耐熱性繊維フェルトを、該多孔質オイル保持部材のオ
イル塗布側に付設する。該多孔質オイル保持部材が例え
ば、多孔質丸棒状物の場合、その外周に海苔巻き状に1
層〜5層、好ましくは2〜4層に巻き付ける。この耐熱
性繊維フェルトは、オイル保持部材からシリーンオイル
の適量を持続して吸い上げるだけでなく、適度に弾性変
形することによって定着装置の加熱定着ローラとオイル
塗布ローラとの接触面積を大きくし、オイル塗布むらを
なくすと共に、OHP用紙に対する複写又は印刷の場合
であっても定着画像に濃淡むらを生じさせない作用を奏
する。
御層を該耐熱性繊維フェルトのオイル塗布側に取り付
け、又は巻き付けて固定する。固定(付設)方法として
は、特に制限されないが、前述の接着剤としてシリコー
ンワニスとシリコーンオイルの混合物を用いて多孔質オ
イル保持部材と耐熱性繊維フェルトを接着することが、
オイル塗布むらがなく、且つオイル塗布量制御層が運転
中にズレたり、剥がれたりせず、しかもオイル保持部材
に接着させるのが容易なオイル塗布装置が得られる点で
好ましい。多孔質膜のオイル塗布量制御層としては、ポ
リテトラフルオロエチレン製のものが好ましい。該ポリ
テトラフルオロエチレン製多孔質膜は、気孔の大きさ及
び量、膜厚等が異なる種々の特性を有するものが市販さ
れており、本発明で使用するものも容易に入手可能であ
る。市販品の例としては、商品名「ポアフロン」(住友
電気工業社製)等がある。
布装置は、複写機やプリンタの定着装置に装着するため
の支軸の取り付けは、シリコーンオイル含浸前又は含浸
後の任意の段階で行うことができる。
造を図1〜図4に基づいて説明する。図1は本発明の実
施の形態であるオイル塗布ローラの定着装置における設
置状態を示す側面図、図2は本発明の実施の形態である
オイル塗布ローラの径方向の断面図、図3は本発明の実
施の形態であるオイル塗布ローラの軸方向の断面図であ
る。図において、1はオイル塗布ローラを示し、オイル
塗布ローラ1は、多孔質オイル保持部材2にオイル移行
層11を設け、更にオイル塗布量制御層3を単に巻き付
けるか、又は接着剤とシリコーンオイルとの混合物にて
接着してなることを基本構成要素とするものである。そ
して、このオイル塗布ローラ1は、定着装置4に組み込
まれ、定着装置4は、加熱定着ロール5と加圧ロール6
との間に記録紙7を通し、記録紙7の表面7aに転写さ
れたトナー8を定着させるものであるが、加熱定着ロー
ル5に記録紙7の表面7a上のトナー8が付着しないよ
うに、加熱定着ロール5にオイル塗布ローラ1を対接さ
せ、離型オイルであるシリコーンオイルを加熱定着ロー
ル5に塗布している。
が装着されている。このオイル保持部材2の外周には耐
熱性繊維フェルト11が形成されている。この耐熱性繊
維フェルト11は、オイル保持部材2の外周に巻き付け
られ、オイル保持部材2よりシリコーンオイルを吸収
し、オイル塗布量制御層3へシリコーンオイルを供給す
る役目を担っている。オイル塗布量制御層3は、延伸し
たポリテトラフルオロエチレン(PTFE)多孔質膜
(以下、PTFE多孔質膜という)が使用されている。
このオイル塗布量制御層3は、オイル保持部材2の外周
に形成されたオイル移行層の耐熱性繊維フェルト11に
単に巻き付けるか、又は接着剤とシリコーンオイルとの
混合物にて接着されるが、この混合物は充分に混合さ
れ、互いに分散していることが重要であり、耐熱性繊維
フェルト11の外周全面に混合物が塗布され、その塗布
面にオイル塗布量制御層3を1回巻き付け接着する。
すものである。図4に示すのは、加熱定着ロール5に離
型オイルを塗布するオイル塗布装置の構造として、その
形状が略平板状のパッド形式を採用した例である。この
構造においては、多孔質材料やフェルトのような材料か
らなる略平板状のオイル保持部52の表面に耐熱性繊維
フェルト11を介してPTFE多孔質膜53が付設され
ている。
に説明する。 実施例1 アルミノシリケート質繊維を主材として、外径28.4
mm×内径8.0mm×長さ338.0mmのオイル保持部材
を作製した。このオイル保持部材は微細な繊維間空隙と
孔径約0.1〜0.3mmの気孔を有し、総空隙率が78
%であった。このオイル保持部材に25℃の粘度が10
0cSt のシリコーンオイル約120g含浸し、次いで中
空部にシャフトを挿通し、両端部を固定した。次に、外
周面に剛軟度60mm、厚さ0.7mm、目付け130g/m2
のアラミド系耐熱性繊維フェルト(商品名「ノーメック
ス」日本フェルト工業社製)を海苔巻き状に4周巻き付
けて固定し、更に、膜厚50μm、孔径0.1μm の延
伸したPTFE多孔質膜であるオイル塗布量制御層をア
ラミド系耐熱性繊維フェルトの外周面に海苔巻き状に1
回巻き付けて固定し、オイル塗布ローラを得た。このオ
イル塗布ローラを下記の試験(1)及び(2)により評
価した。結果を表1に示す。
速度4ppm )の定着装置にオイル塗布ローラを装着し、
マゼンダ単色のベタ画像をA4サイズのOHP用紙に一
枚定着、通紙させ、OHP用紙上におけるシリコーンオ
イルの塗布ムラの有無を観察する。シリコーンオイルの
塗布ムラは、マゼンダ単色のベタ画像の濃淡や色ムラと
して観察される。 (2)オイル塗布量は市販のカラープリンタで所定枚数
プリントし、その前後でのオイル塗布ローラの重量減少
からオイル塗布量を算出する。適正なオイル塗布量は定
着ローラのトナーが付着しない程度のオイル塗布量を予
め実験的に求めたものである。「○」は適量を示し、
「少」はオイル塗布量が少ないことを示す。
度52mm(実施例2)、剛軟度68mm(実施例3)とす
る以外は、実施例1と同様にして行った。結果を表1に
示す。
mm×内径8.0mm×長さ338.0mmのオイル保持部材
を作製した。このオイル保持部材は微細な繊維間空隙と
孔径約0.1〜0.3mmの気孔を有し、総空隙率が78
%であった。このオイル保持部材に25℃の粘度が10
0cSt のシリコーンオイル約120g含浸し、次いで中
空部にシャフトを挿通し、両端部を固定した。次に、外
周面に剛軟度96mm、厚さ2.0mm、目付け520g/m2
の30mm幅の短冊状アラミド系耐熱性繊維フェルト(商
品名「ノーメックス」日本フェルト工業社製)を螺旋状
に隙間が無いように巻き付けて固定し、その外周に剛軟
度60mm、厚さ0.7mm、目付け130g/m2の弾性フェ
ルトを1周の海苔巻き状の巻き付けて固定し、更に、そ
の外周に膜厚50μm、孔径0.1μm の延伸したPT
FE多孔質膜であるオイル塗布量制御層を巻き付けて固
定し、オイル塗布ローラを得た。このオイル塗布ローラ
を上記の試験(1)により評価した。
mm×内径8.0mm×長さ338.0mmのオイル保持部材
を作製した。このオイル保持部材は微細な繊維間空隙と
孔径約0.1〜0.3mmの気孔を有し、総空隙率が78
%であった。このオイル保持部材に25℃の粘度が10
0cSt のシリコーンオイル約120g含浸し、次いで中
空部にシャフトを挿通し、両端部を固定した。次に、外
周面に剛軟度126mm、厚さ2.8mm、目付け730g/
m2の30mm幅の短冊状アラミド系耐熱性繊維フェルト
(商品名「ノーメックス」日本フェルト工業社製)を螺
旋状に一部が重なるように巻き付けて固定し、更に、そ
の外周に膜厚50μm、孔径0.1μm の延伸したPT
FE多孔質膜であるオイル塗布量制御層を巻き付けて固
定し、オイル塗布ローラを得た。このオイル塗布ローラ
を上記の試験(1)により評価した。
度28mm(比較例3)とする以外は、実施例1と同様に
して行った。結果を表1に示す。
度が30〜90mm、好ましくは50〜70mmのものは、
これをオイル保持部材とオイル塗布量制御層の間に1層
付設するという、簡易な構造でオイルの塗布むらが防止
できる。また、比較例1は性能上問題はないが、2種類
のフェルトを使用するため手間がかかる。比較例2よ
り、この剛軟度が30〜90mmの上限を越えるものはオ
イルの塗布むらが認められ、比較例3より、下限を下回
るものはオイルの塗布むらは少ないものの、オイルの塗
布量が少なくなる。
造であって、しかも使用開始時から適正量の低粘度シリ
コーンオイルの塗布を可能にし、使用中の無用なオイル
の滲み出しが少なく、通紙再開直後に過剰なオイル塗布
が行われる恐れのない、従って、OHP用紙に対する複
写又は印刷の場合であっても定着画像に濃淡むらを生じ
させない極めて均一なオイル塗布を可能にする。また、
オイル塗布量制御層が運転中にズレたり、剥がれたりせ
ず、しかもオイル保持部材に接着させるのが容易とな
る。
定着装置における設置状態を示す側面図である。
径方向の断面図である。
軸方向の断面図である。
ラの定着装置における設置状態を示す側面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 多孔質オイル保持部材にシリコーンオイ
ルを含浸し、そのオイル塗布側に剛軟度が30〜90mm
の耐熱性繊維フェルトを付設し、更に、そのオイル塗布
側にオイル塗布量制御層を付設してなることを特徴とす
るオイル塗布装置。 - 【請求項2】 前記耐熱性繊維フェルトと前記オイル塗
布量制御層とは、接着剤とシリコーンオイルとの混合物
で接着されることを特徴とする請求項1記載のオイル塗
布装置。 - 【請求項3】 前記オイル塗布量制御層は、厚さ15〜
130μm 、平均気孔径0.05〜3.0μm 、気孔率
60〜90%、透気度3〜1500秒/100cc の多孔質
膜であることを特徴とする請求項1記載のオイル塗布装
置。 - 【請求項4】 前記オイル塗布量制御層は、厚さ15〜
130μm 、平均気孔径0.05〜3.0μm であっ
て、接着された状態での透気度が1万〜300万秒/10
0cc の多孔質膜であることを特徴とする請求項2記載の
オイル塗布装置。 - 【請求項5】 前記オイル塗布量制御層は、ポリテトラ
フルオロエチレン多孔質膜である請求項1記載のオイル
塗布装置。 - 【請求項6】 前記接着剤はシリコーンワニスであり、
前記混合物は該シリコーンワニス(SW)と前記シリコ
ーンオイル(SO)との混合比(SW:SO)が9:1
〜2:8である請求項2記載のオイル塗布装置。
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