JP2000513171A - 高電圧cmosレベルシフタ - Google Patents

高電圧cmosレベルシフタ

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Abstract

(57)【要約】 高電圧レベルシフタは、高電圧供給レンジを2つ以上のサブレンジに分割するための1つ以上の相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対(MP1,MN1)を有する。このレベルシフタは、相補NMOS入力トランジスタ(MNI,M’NI)を備える差動構造を有している。交差接続されたPMOS出力トランジスタ(MPO,M’PO)が相補出力を与える。相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対はNMOS入力トランジスタのドレインをPMOS出力トランジスタのドレインから分離する。高電圧レンジをhサブレンジに分割するために、それぞれが単調に増加する固定中間電圧によりバイアスされている、h−1相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対が使用される。共用バイアス実施例では、各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対は単一の対応する中間電圧によりバイアスされる。分割バイアス実施例では、各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対は、対応するNMOSバイアス電圧及び対応するPMOSバイアス電圧によりバイアスされる。ここで、NMOSバイアス電圧は、和つまりNMOS閾値電圧及びPMOS閾値電圧だけPMOSバイアス電圧より高い。別の形態では、PMOSトランジスタのNウエルが、共用バイアス実施例における上方に縦方向に隣接する中間電圧に結合されており、また分割バイアス実施例における上方に縦方向に隣接するNMOSバイアス電圧に結合されている。非常に高い電圧用途向けツインタブ実施例では、NMOSトランジスタのP−ウエルは、共用バイアス実施例における下方に縦方向に隣接する中間電圧に結合されており、また分割バイアス実施例における下方に縦方向に隣接するPMOSバイアス電圧に結合されている。

Description

【発明の詳細な説明】 高電圧CMOSレベルシフタ 発明の背景 1.発明の分野 本発明は高電圧CMOS回路の分野に関する。特に、本発明は相補低電圧入力 と相補高電圧出力とを有するレベルシフタ回路に関する。 2.関連技術の説明 デバイスの制限に起因して、従来の高電圧動作用の回路は高電圧が存在した時 は切り換わらず、そのためこの回路は高電圧が回路に印加された時は状態を切り 換えることができなかった。高電圧を扱うための従来の回路能力を制限する具体 的なデバイスパラメータは酸化物降伏電圧、接合降伏電圧、及びホットスイッチ ング電圧である。 酸化物降伏電圧は、ゲート酸化物が破壊するゲート−ソース電圧あるいはゲー ト−ドレイン電圧である。SiO2の絶縁破壊強度は約8×106V/cmである 。約150Åの最近のデバイスゲート酸化物厚さでは、ゲート酸化物降伏電圧は 約12Vにすぎない。 接合降伏電圧は、ドレインまたはソースの電気絶縁に用いる逆バイアスダイオ ード接合がアバランシェ作用あるいはツェナー作用のために破壊する、ドレイン またはソースとウエルまたは基板との間の逆バイアスのレベルである。「ドーナ ツ」トランジスタのゲートはそのドレイン、ソース、あるいはドレイン及びソー スを部分的に重ねる。動作において、特定の電圧範囲内にある電圧がドーナツト ランジスタのゲートに印加される。ドーナツトランジスタにおける上側ゲートの 存在は、通常は上側ゲートが無い場合に存在するであろうより高いピーク電界強 度よりも、逆バイアスダイオード接合の 空乏領域におけるピーク電界強度を減少させる。そのため、ドーナツトランジス タは、接合降伏が生じる前に、ソース又はドレインとウエル又は基板との間の逆 バイアスを高レベルに維持できる。最近の典型的なデバイスパラメータについて は、10Vのゲート−基板電圧を有するドーナツトランジスタ用の接合降伏電圧 は約15Vであり、標準トランジスタ用の接合降伏電圧は約10Vである。この ゲート電圧レベルでは、ゲート電圧が上昇するにつれて、接合降伏電圧はゲート 電圧と共に、ゲート−基板電圧の約1.0倍の倍率でほぼ線形に上昇する。 過度に大きいドレイン−ソース電圧が存在する場合においてトランジスタがそ の導通状態を変化する時に、ホットスイッチングが発生する。高いドレイン−ソ ース電圧が存在する時にトランジスタがオフからオン或いはオンからオフに変化 する場合に、デバイスを損傷する寄生バイポーラトランジスタが活性化される。 最近のデバイスでは、ホットスイッチングドレイン−ソース電圧の制限Vhslは 約7Vである。このホットスイッチングドレイン−ソース電圧の制限Vhslは数 多くの技術的パラメータに依存している。 ホットスイッチングを避けるための7Vの制限は前述の3つの制限のうち最も 低いものであるため、ホットスイッチングが引き起こす制約は満たすのが最も困 難である。 図1は従来の低電圧レベルシフタを示している。2つの相補入力IN及び/I N及び2つの相補出力OUT及び/OUTとがある。入力INが高にあり且つ反 転入力/INが低にある時は、出力OUTはトランジスタMNIにより低に駆動さ れ、また反転出力/OUTはトランジスタMPO’により高に駆動される。入力I Nが低にあり且つ反転入力/INが高にある時は、反転出力/OUTはトランジ スタMNI’により低に引かれ、出力OUTはトランジスタMPO’により高に引か れる。両入力が低にある時は、スイッチ出力OUT及び/OUTは前の状態を保 持する。供給電圧VHがホットスイッチ ングの制限Vhslを超える場合、従来のスイッチ100は信頼できなくなる。 以下の表1は2つの入力状態に対応した図1の回路100のノード電圧を示し ている。入力INが高にあり且つ入力/INが低にある時は、出力トランジスタ MPOのソース−ドレイン電圧は12Vであり、入力トランジスタMNI’のドレイ ン−ソース電圧は12Vである。次に、INが低に且つ/INが高になるように 、両入力がその状態を変化すると、トランジスタMPO及びMNI’内でホットスイ ッチングが発生する。再び入力状態を変化する際に、トランジスタMPO’及びMNI 内でホットスイッチングが発生する。このように、供給電圧がホットスイッチ ング閾値を超えた時に、図1の回路100の全てのトランジスタでホットスイッ チングが発生する。 前述の説明から明らかなように、高電圧CMOSレベルシフタには、ホットス イッチング閾値の制限、接合降伏の制限或いは酸化物降伏の制限を破らずに、ス イッチングを高電圧動作中に生じさせることを可能にするという要求が存在する 。 発明の概要 従来の高電圧レベルシフタは、高電圧条件下ではホットスイッチ ング閾値の制約が破られるので、高電圧条件下で動作しながら状態を切り換える ことができなかった。酸化物降伏電圧の制約及び接合降伏電圧の制約も実現可能 な高電圧回路設計を制限する。このように、本発明の目的は、ホットスイッチン グ、酸化物降伏や接合降伏の制約を破らない高電圧レベルシフタを提供すること である。本発明の別の目的は、回路面積及びスイッチング時間を最小にする高電 圧レベルシフタを提供することである。本発明の更に別の目的は、非常に高い供 給電圧に適合するように拡張できる高電圧レベルシフタ構造を提供することであ る。 本発明によれば、1つ以上の相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対 が出力ノードを入力プルダウントランジスタから分離し、そのため高供給電圧レ ンジVHが幾つかのサブレンジに分離される。各相補NMOS/PMOS直列中 間トランジスタ対は、交差接続された差動レベルシフタ構造の各側に対して直列 に接続された1つのNMOSトランジスタ及び1つのPMOSトランジスタを有 している。これが内部ノードの電圧の振れ幅を低減し、これにより過剰なドレイ ン−ソース電圧の発生を防止しまたホットスイッチングの発生を防止する。 共用バイアス実施例では、各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対 の4つの全てのトランジスタのゲートが固定中間電圧によりバイアスされる。こ れらの固定中間電圧は幾つかの電圧サブレンジの各々の間に境界を生じさせる。 所与の相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対におけるN形及びP形中 間トランジスタの両方が同じ中間電圧によりバイアスされるので、相補NMOS /PMOS直列中間トランジスタ対のソースにおける電圧の振れ幅が中間NMO S及びPMOS電圧の閾値電圧により低減される。高電圧供給レンジがh個のサ ブレンジ分割されれば、単にh−1個の中間電圧が必要である。 分割バイアス実施例では、各相補NMOS/PMOS直列中間ト ランジスタ対のゲートをバイアスするために、2つの別個の中間バイアス電圧が 使用される。各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対では、2つのN MOSトランジスタのゲートは対応するNMOSバイアス電圧によりバイアスさ れ、また2つのPMOSトランジスタのゲートは対応するPMOSバイアス電圧 によりバイアスされる。このように、高電圧供給レンジをh個のサブレンジに分 割するためには、分割バイアス実施例によれば、2*(h−1)中間電圧が必要 とされる。所与の相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対においては、 NMOSバイアス電圧は2閾値電圧だけPMOSバイアス電圧を超える。このこ とが、各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対のソースにおいて、各 サブレンジの範囲内で最大電圧振れ幅を可能にする。電圧の振れ幅が最大にされ るので、各NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対の電流容量が最大にされ る。所与の面積に対しては、レベルシフタのスイッチング時間が最小にされる。 本発明の他の形態によれば、PMOS中間トランジスタを分離するNウエルは 、共用バイアス実施例では上方に縦方向に隣接する中間電圧に結合され、また分 割バイアス実施例では上方に縦方向に隣接するNMOSバイアス電圧に結合され る。非常に高い電圧用途に適するツインタブ実施例では、NMOS中間トランジ スタを分離するPウエルは、共用バイアス実施例では下方に縦方向に隣接する中 間電圧に結合され、また分割バイアス実施例では下方に縦方向に隣接するPMO Sバイアス電圧に結合される。NMOS及びPMOS中間トランジスタの両方の ボデイについてこの制御は、全ての中間トランジスタにおける基板効果を最小に し、また接合降伏の可能性をなくす。 上記の特徴及び利点に加えて本発明の他の特徴及び利点は、本発明の詳細な説 明に十分に説明されるように図面から明らかになるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、従来の相補入力と異なる出力とを有する低電圧レベルシフタを示して いる。 図2は、2つの電圧サブレンジ、1つの相補NMOS/PMOS直列中間トラ ンジスタ対、及び1つの中間電圧を有する、本発明に係る高電圧レベルシフタの 共用バイアス実施例を示している。 図3は、本発明に係る高電圧レベルシフタの共用バイアス実施例に使用するN MOS/PMOS直列中間トランジスタ対を示している。 図4は、3つの電圧サブレンジ、2つの相補NMOS/PMOS直列中間トラ ンジスタ対、及び2つの中間バイアス電圧を有する、本発明に係る高電圧レベル シフタの共用バイアス実施例を示している。 図5は本発明に係る高電圧レベルシフタの分割バイアス実施例に使用するNM OS/PMOS直列中間トランジスタ対を示している。 図6は、3つの電圧サブレンジ、2つの相補NMOS/PMOS直列中間トラ ンジスタ対、2つのNMOSバイアス電圧、及び2つのPMOSバイアス電圧を 有する、本発明に係る高電圧レベルシフタの分割バイアス実施例を示している。 図7は、全ての中間トランジスタに対する基板効果を最小にし、且つ7つの電 圧サブレンジ、6つの相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対、6つの NMOSバイアス電圧、及び6つのPMOSバイアス電圧を有する、本発明に係 る高電圧レベルシフタのツインタブ分割バイアス実施例を示している。 各図は本発明の詳細な説明において十分に説明されている。 発明の詳細な説明 従来の高電圧レベルシフタは、高電圧の供給がある時は、現状技 術のホットスイッチングの制限が破らずに状態を切り換えることができなかった 。本発明に係る高電圧レベルシフタは、まずNANDフラッシュメモリの分野に 対して発明された。NANDフラッシュメモリは通常プログラミング及び消去動 作のために異常に高い電圧を必要とする。本発明に係る高電圧レベルシフタは、 他のフラッシュ技術及び他の高電圧回路にも適用できる。本発明は、高電圧CM OS回路の動作に特に適している。 図2は本発明の簡単な実施例200を示している。本発明に係る回路200で は、高供給電圧Vhは12Vである。この12Vは、6Vの中間電圧V1により2 つのサブレンジに分割される。一対の付加トランジスタMN1及びMP1が出力ノー ドOUTを入力トランジスタMN1から分離する。同様に、一対の付加トランジス タMN1’及びMP1’が反転出力ノード/OUTを反転入力トランジスタMN1’か ら分離する。以下の表2は、全ての中間トランジスタMP1,MN1,MP1’及びMN 1 ’の閾値電圧の絶対値が等しく且つ単に1Vである場合における、図2の回路 200のノード電圧を示している。各列の電圧は図2のトランジスタの各々のド レイン及びソース電圧を表している。従って、表2の縦方向に隣接する2つの番 号間の差は、図2のトランジスタのソース−ドレイン電圧あるいはドレイン−ソ ース電圧を表している。表2の縦方向に隣接する2つの番号が7V以上は異なら ないことから、図2の回路200ではホットスイッチングが回避できる。 図3は、電圧範囲を分割する本発明に係る回路構造を示したものである。Vk より小さい初期電圧Vyで、ノードXがプルアップされつつあり且つノードYが フローティングである場合には、たとえノードXが強いデバイスによりプルアッ プされても、VyはVk−VtNKを超えることが出来ない。ここで、VtNKはNMO SトランジスタMNKの閾値電圧である。同様に、ノードXがフローティングであ る場合には、たとえノードYが強いデバイスによりプルダウンされても、Vxは Vk+VtPKよりも低くプルダウンされることはない。ここで、VtPKはPMOS トランジスタMPKの閾値電圧の絶対値である。ノードYが低電位にプルされる時 にはPMOSトランジスタMPKがカットオフし、一方ノードXが高電位にプルさ れる時にはNMOSトランジスタMNKがカットオフする。この電気的分離は、正 に大きな電圧範囲VHを2以上の小さな電圧範囲に分割するために必要とされる 。中間電圧VkはVk+VtPKにおいて高電圧ノードXに対する低位の限界を設定 し、且つVk−VtNKにおいて低電圧ノードYに対する高位の限界を設定する。 図4は、この電気的分離回路を18Vという高供給電圧VHを扱う3つの異な る電圧サブレンジへ拡張する場合を示している。2つの中間電圧V1及びV2は1 8V供給範囲内で均等に配置されている。つまり、V2は12Vであり、V1は6 Vである。以下の表3は、各種の中間トランジスタの閾値電圧を用いて、図4に 示された回路に対する各種のノード電圧を表にしたものである。表3に示す ものは、入力の変化に応じて全てのトランジスタがカットオフされた後に達成さ れた最終ノード電圧である。中間トランジスタMN1,MN1’,MP1,MP1’,MN2 ,MN2’,MP2,MP2’の閾値電圧はそれぞれVTN1,VTN1’,VTP1,VTP1 ’,VTN2,VTN2’,VTP2,及びVTP2’である。 プルダウンされるレベルシフタの側のノード電圧は、中間PMOSトランジス タのカットオフにより決定される。同様に、プルアップされるレベルシフタの側 のノード電圧は、中間NMOSトランジスタのカットオフにより決定される。 表3の縦方向に隣接する電圧のノードがホットスイッチング限界よりも大きい 限り、図4の回路は正しく動作する。しかし、最近の デバイスでは、閾値電圧は一般に1Vより大きい。モデムデバイスはおよそ1. 5Vの閾値電圧を有している。 典型的なCMOSプロセスでは、ソース/ドレイン領域及びウエルにより形成 されたP/N接合が逆バイアスされるようにバイアスされたN形ウエル内に、P MOSトランジスタが形成される。この構造がPMOSトランジスタを電気的に 絶縁する。NMOSトランジスタも電気的に絶縁されねばならない。しかし、N MOSトランジスタ用のP形ウエルを形成する代わりに、NMOSトランジスタ がウエルなしに形成できるように、しばしば完全な基板がP形として初期に形成 される。P形基板は、グランド電圧又は正電圧で動作するN形のソース又はドレ イン領域が電気的に絶縁されるように接地される。 図4の回路400におけるトランジスタの直列接続は、より高いソース及びド レイン電圧で動作するNMOSトランジスタの閾値電圧を増加させる。正常な条 件下で、NMOSトランジスタのゲート−ソース電圧がトランジスタの閾値より も大きい時には、N形ソース及びP形基板内の空乏層は一定の幅のままであり、 電荷キャリアはソースからチャネルに引き込まれる。しかし、ソース−基板バイ アスのレベルが増すにつれて、チャネル−基板の空乏層の幅も増加し、これが空 乏層内のトラップされるキャリアの密度の増加をもたらす。電荷中性を保持する ためには、チャネル電荷は減少しなければならない。得られる効果は基板電圧が チャネル−基板接合電位に加えられることである。このため、ゲート−チャネル 電圧降下が増す。全体の効果は、デバイスの閾値電圧が増加することであり、基 板効果と呼ばれている。 表3からわかるように、NMOSトランジスタMN2及びMN2’は、V1(6V) を超える閾値である最小ソース電圧及びV2(12V)より小さい閾値である最大 ソース電圧を有して、かなり高い電圧で動作する。基板は接地されているので、 基板効果によりトランジスタ MN2及びMN2’の閾値電圧VtN2及びVtN2’は増大する。例えば一般的な用途で は、トランジスタMN2及びMN2’の閾値電圧VtN2及びVtN2’は基板効果のため に約2.0Vであり、またトランジスタMN1及びMN1’の閾値電圧VtN1及びVt N1 ’は基板効果のために約1.5Vである。 これらの一般的な閾値では、ホットスイッチングがトランジスタの幾つかで発 生する。例えば、表3に示されたように、入力INが低にある時のトランジスタ MN2両端間の電圧が、ノードA及びCにおける電圧間の差により示されている。 VHが18V,V2が12V,そしてVtN2が2Vである場合には、トランジスタ MN2両端間の電圧は8Vである。入力INが高に駆動され且つ入力/INが低に 駆動されると、ホットスイッチングがトランジスタMN2で発生する。ホットスイ ッチングが発生することを防止するために、各電圧サブレンジはより小さくせね ばならず、そのため最大電圧VHは15Vにすぎず、またV1及びV2はそれぞれ 5V及び10Vにすぎない。 更に、出力ノードOUT及び/OUTと内部ノードA、B,C,D,E,F, G及びHとにおける電圧の振れ幅は中間トランジスタの閾値電圧により制限され ているので、図4の回路面積は必要なものよりも大きい。このことがトランジス タの電流容量を制限し、そのため所与のスィッチング速度を実現するにはより大 きいトランジスタが必要とされる。特に、中間ノードC及びDは、中間トランジ スタのカットオフ電圧により確定される最小及び最大電圧を有している。これら のカットオフ電圧は中間トランジスタの閾値電圧により決定される。ノードCの 最小及び最大電圧はそれぞれトランジスタMP1及びMN2の閾値電圧により減少で きる。ノードDの最小及び最大電圧はそれぞれトランジスタMP1’及びMN2’の 閾値電圧により減少できる。これらの内部ノードの振れ幅はより小さいので、M OSFETトランジスタの動作の3つの領域におけるドレイン−ソ ース電流Iは以下に与えられる。 I=0 但し、Vgs−Vt≦0 カットオフ I=β{(Vgs−Vt)Vds−Vds 2/2} 但し、0<Vds<Vgs−Vt 線形 I=β/2*(Vgs−Vt)2 但し、0<Vgs−Vt<Vds 飽和 線形領域及び飽和領域は、ドレイン電流がゼロでないようなオン領域である。 これらの領域において、ドレイン電流は、ゲート−ソース電圧Vgsからトランジ スタの閾値電圧Vtをマイナスした値であるVgs−Vtと共に少なくとも線形に増 加する。線形領域では、ドレイン電流Iもドレイン−ソース電圧Vdsの強い関数 である。 表6の「共用バイアス」コラムは、非反転入力INの0Vから3Vへの遷移の 間の図4のレベルシフタ400のプルダウン側における中間トランジスタMN1, MP1,MN2及びMP2の各々について、ドレイン−ソース電圧(Vds)及びゲート −ソース電圧からトランジスタの閾値電圧をマイナスした電圧(Vgs−Vt)の 大きさを示している。表6はこの遷移の間のプルアップトランジスタMPO’につ いてのVds及びVgs−Vtも示している。表6の”共用バイアス”コラムは、各 トランジスタについてのドレイン−ソース電圧Vdsの大きさが、閾値電圧の引き 算を表す1つの負の項を含んでいることをはっきりと示している。実際には、ス イッチが切り換わっている時は、Vdsはだいたい同じでありまたVH−V2と等し い。もっと重要なことは、表6の「共用バイアス」コラムは、各トランジスタに おけるゲート−ソース電圧から閾値電圧をマイナスした電圧Vgs−Vtの大きさ が、閾値電圧の引き算を表す少なくとも1つの負の項を含んでいることを示して いる。他の中間トランジスタに接続されたソースおよびドレインの両方を有する 中間トランジスタMN2及びMP1は、それらのゲート−ソース電圧から閾値電圧を マイナスし た電圧表示に2つの負の閾値電圧の項を有している。 表6は、本発明に係る図4の回路400のスイッチング速度におけるトランジ スタの閾値電圧の不利な効果を表示する簡単化された基準表である。それぞれの トランジスタが順次に強い飽和に変わるという仮定の下に、表6の電圧が与えら れる。これは例示のために提示された近似である。実際の回路の振る舞いは多少 もっと複雑であるが、以下の説明は本発明に関連する要点だけを示す。例えば、 表6の電圧は、図4の回路400が初期には、入力INが0Vにあり且つ入力/ INが3Vにある、という状態にあるものとされる。この初期状態に対する各種 回路のノード電圧が表3の右側コラムに示されている。次に、入力INが高に駆 動され且つ反転入力/INが低に駆動される時には、入力トランジスタMN1は強 い飽和状態でターンオンされ、一方入力トランジスタMN1’は線形領域で動作さ れる。表6では、トランジスタMN1が強い飽和状態でトランジスタMN1のターン オンの前にノードGを完全に放電するものとする。ノードGが完全に放電された 時には、トランジスタMN1はその線形領域で動作し、トランジスタMN1に供給 するのに十分な電流を与える。表6に挙げられ動作パラメータの下で、このトラ ンジスタMN1は強い飽和状態でターンオンする。トランジスタMN1が強い飽和状 態でノードEを放電した後に、このトランジスタMN1が線形領域で動作し、且つ トランジスタMP1が強い飽和状態でターンオンする。PMOSトランジスタMP1 は、ノードCを放電した後に、飽和とカットオフとの間の境界に達する。トラン ジスタMN2及びMP2はまた、線形動作と、強い飽和状態とカットオフとの間の境 界とにそれぞれ達する前に、強い飽和状態で順次にターンオンされる。このよう に、表6では、全てのトランジスタが初期にはカットオフあるいは線形動作にあ るものとする。更に表6では、唯1つのプルダウンデバイスが所与の時間におい て強い飽和状態で動作しているものとする。トランジスタは、非反転入力INの 低から高への遷移に 応答して、以下の順で強い飽和状態でターンオンする:MN1,MN1,MN2,MP2 ,MPO’(線形)、MP2’、MN2’,MP1’,MN1’及びMN1’。交差接続プル アップトランジスタMPO及びMPO’は同時にターンオンされる。前述のトランジ スタの全てが、入力INの0Vから3Vへの遷移に応答して前述された順で強い 飽和状態の下でターンオンしなければならない。強い飽和状態で動作した後に、 各トランジスタは、基本的にはドレイン−ソース電圧なしで線形領域で動作する か、あるいはカットオフと飽和状態との間のVgs−Vt=0の境界で動作する点 に達する。それらのドレインをまさにプルダウンしたNMOSトランジスタとそ れらのドレインをまさにプルアップしたPMOSトランジスタとは、小さいVds により線形領域で動作する。それらのソースをまさにプルアップしたNMOSト ランジスタとそれらのソースをまさにプルダウンしたPMOSトランジスタとは 、小さいVgs−Vtによりカットオフと飽和状態との間の境界で動作する。この ように、前述の例では、入力INが高になると、トランジスタMN1,MN2,MP2 ’及びMP1’は強い飽和状態で動作した後で線形領域で動作し、一方トランジス タMP1,MP2,MN2’及びMN1’は強い飽和状態で動作した後でカットオフと飽 和状態との間の境界で動作する。トランジスタが強い飽和状態でターンオンし次 に最小値Vds又は最小値Vgs−Vtに到達するに要する時間は、そのトランジス タについてのスイッチング時間である。全てのトランジスタが順次に切り換わる ので、レベルシフタ変化状態の合計待ち時間は全てのトランジスタのスイッチン グ時間の合計として定義される。このように、トランジスタの両チェインを経由 した合計待ち時間はレベルシフタの最大動作周波数を決定する。 表6は、前述のように、トランジスタが順次にターンオンするとの仮定の下で 、各トランジスタがターンオンする時の初期条件を示している。主要な対応トラ ンジスタは、初期条件が対応する主要でないトランジスタのものと同じであるこ とから、表6には示されて いない。例えば、トランジスタMN2’へのVgs−Vt入力はV2−V1−VTP1’− VTN2’であり、これはトランジスタMN2の条件に正確に一致する。 前述の連続したターンオンシナリオは、実際には、回路が実際に動作する方法 に対する近似であり、説明及び例示のために提示される。トランジスタが前述の 順でターンオンすることは当てはまる。最終のノード電圧が入力の変化に応答し て達成された後にトランジスタが前述の順でターンオンすることも当てはまる。 しかし、一般的には幾つかのトランジスタ(しばしばトランジスタの全て)が強 い飽和状態で同時にオンとなる。更に、ドレイン−ソース電圧とゲート−ソース 電圧から閾値電圧をマイナスした電圧とは、各トランジスタが強い飽和状態でタ ーンオンする時には、表6に示された電圧ほど高くはない。例えば、入力トラン ジスタMN1がノードGを完全に放電する前に、中間トランジスタMN1はターンオ ンする。このため、トランジスタMN1のドレイン−ソース電圧とゲート−ソース 電圧とは表6に示された電圧とは決して完全に同じ高さにはならない。しかし、 表6は、各トランジスタの電流駆動強度が中間トランジスタの閾値電圧により制 限されることを示している。 各トランジスタの電流容量は、各トランジスタが中間ノードでいかに各キャパ シタンスを放電することができるかを決定する。図5のトランジスタの電流容量 は中間トランジスタの閾値電圧により減少されるが、最小スイッチング速度を満 たすために、トランジスタのサイズは大きくされねばならない。勿論、トランジ スタのサイズが大きくされるに従って、中間ノードのキャパシタンスも増加し、 このため更に大きなトランジスタが要求される。これらの要因は、所与のスイッ チング速度に対して図4の回路400により大きな面積をもたらす傾向がある。 更に、最大実現可能スイッチング速度が低下する。 図5は、本発明の分割バイアス実施例の特徴に係る1対の中間ト ランジスタを示している。図5の分割バイアス中間トランジスタ対と図3の共用 バイアス中間トランジスタ対との間の相違はゲートのバイアス電圧にある。分割 バイアス中間トランジスタ対では、PMOS及びNMOSの中間トランジスタの ゲートをバイアスするために別個の電圧が用いられる。詳細には、PMOSトラ ンジスタMPKのゲートはNMOSトランジスタMNKのゲートよりも低い電圧にバ イアスされる。PMOSトランジスタは中間電圧VKからその閾値電圧VTPKをマ イナスした電圧にバイアスされる。同様に、NMOSトランジスタは中間電圧VK にその閾値電圧VTNKをプラスした電圧にバイアスされる。この中間トランジス タ対を用いれば、ノードXの最小電圧はVKであり、またノードYの最大電圧は VKである。トランジスタの閾値電圧の悪い効果は抑えられる。各電圧サブレン ジは分割バイアストランジスタ対によって十分に使用可能である。 図6は、分割バイアス中間トランジスタ対を用いた本発明の分割バイアス実施 例600を示している。図6に示された実施例600では、NMOS及びPMO S中間トランジスタのゲートをバイアスするために、別個の電圧が使用される。 以下の表4は、図6の実施例600に対する中間ノード電圧を示している。 本発明の好適な実施例では、中間ノードはトランジスタの閾値電圧の影響を正 確に抑えるようにバイアスされる。しかし、これらの正確なバイアスを使用せね ばならないという要求はない。例えば、特定の環境下では、中間トランジスタの 閾値電圧以下だけ中間電圧とは異なる或る分割バイアス電圧を発生させることは 特に容易である。これにより、分割バイアス実施例の電位を十分に実現せずに、 分割バイアス法を使用する利点のうちの幾つかが達成される。従って、本発明の 分割バイアス実施例には、任意の大きさだけ異なる2つの別個の電圧で中間トラ ンジスタ対をバイアスすること、及び中間トランジスタの閾値の和を含むことが 包含される、ことが理解される。 ダッシュ(’)の付いたトランジスタとダッシュ(’)の付いていないトラン ジスタの全てが同じ閾値電圧を有するものとする。例えば、VTN2=VTN2’。VH =18V,V2=12V,V1=6V,VTN1=VTP1=VTP2=1.5V,且つVTN2 =2Vであれば、本発明の好適実施例に係る中間トランジスタをバイアスす るために、理想的には以下の値が使用される。 VN1=V1+VTN1=7.5V VP1=V1−VTP1=4.5V VN2=V2+VTN2=14V VP2=V2−VTP2=10.5V 以下の表5は、図6に示された好適な分割バイアス実施例600における中間 電圧及び出力ノード電圧を示している。図6に示された好適な分割バイアス実施 例600における表5に示された出力ノード電圧の振れ幅は、図4に示され且つ 表3で説明された実施例400のものよりも大きい。閾値電圧は表5の中間ノー ド電圧表現に組み込まれていない。 以下の表6の分割バイアスコラムは、図6の分割バイアス実施例の中間トラン ジスタに対するドレイン−ソース電圧及びゲート−ソース電圧から閾値電圧Vt をマイナスした電圧を示している。共用バイアスコラムに関して前述されたもの と同じ仮定が表6の分割バイアスコラムに適用される。特に、トランジスタは順 次スイッチす るものとし、トランジスタの一つだけが所与の時間にオンにあるものとする。前 述のように、これらの近似は、例示のために成され、また実際の回路動作の簡単 化であることが認められる。 表6の「差」コラムは、本発明の共用バイアス実施例よりもむしろ分割バイア ス実施例を実現する時に発生する、中間トランジスタのドレイン−ソース電圧Vds の大きさの増加及びゲート−ソース電圧から閾値電圧をマイナスした電圧Vgs −Vtの増加を示している。表6の「差」コラムに示されたこれらの増加は、前 述のMOSFET方程式に置き換えられた時に、分割バイアス実施例におけるト ランジスタの増加された電流容量を示している。分割バイアス実施例では各トラ ンジスタがより完全にターンオンされるので、プルダウ ントランジスタは中間ノード及び出力ノードをもっとずっと速く充電し放電する 。これにより、レベルシフタが状態を変化するために発生しなければならないノ ード電圧遷移の際の合計待ち時間がより少なくされる。従って、所要の動作周波 数を実現するためには、本発明に係る分割バイアス高電圧レベルシフタは、本発 明の共用バイアスレベルシフタの実施例よりも小さい回路面積を使用する。 一般に、高電圧レンジVHを2以上の同じ大きさのサブレンジに分割すること は、本発明に係る簡単な且つ有効な方法である。しかし、サブレンジのサイズが 等しくなければならないという本発明に係る要求はない。言い換えれば、図4の 実施例では、VH−V2=V2−V1=V1という本発明に係る要求はない。 本発明に係るサブレンジの数は非常に高い電圧に適応するために拡張できる。 例えば、6Vサブレンジを用いれば、サブレンジの数は24ボルトVHに適応す るために4つに増加できる。本発明に係る中間トランジスタ対の使用という簡単 な拡張は、ホットスイッチングの制限の破ることを防止する。しかし、非常に高 い電圧に適応するようにサブレンジの数が拡張される時には、NMOSトランジ スタでは電圧が接合降伏電圧を超えないことを保証するように注意しなければな らない。図4及び図6の実施例では、NMOSトランジスタは接地されたP形基 板上に製造される。より高い供給電圧VHが使用されるに従って、交差接続PM OS出力トランジスタの近くの中間NMOSトランジスタのソース及びドレイン が、グランドに対してより高い電圧に維持される。 図7は、中間トランジスタにおける基板効果を最小にし且つ非常に高い電圧用 途における使用に適する本発明のツインタブ実施例を示している。固定ゲート電 圧によりバイアスされ且つ接地されたボデイを有するNMOSトランジスタの接 合降伏電圧は、その固定ゲート電圧の約0.7倍におよそ比例する。このように 、ゲート電圧が増加するにつれて、MOSトランジスタのゲート式ダイオード降 伏電圧が増加する。しかし、非常に高い電圧では、接地されたボデイを有するN MOSデバイスにおける接合降伏の制約は超えることができる。P形ウエル内の NMOSトランジスタを分離することにより、NMOSトランジスタのボデイが 、これらのNMOSトランジスタに対する基板効果を最小にする電圧に結合でき る。例えば、図7のNMOSトランジスタMN7及びMN7’は、下方に縦方向に隣 接するPMOSバイアス電圧VP6に結合されたそれらのボデイを有している。先 の実施例と同様に、PMOSトランジスタは、上方に縦方向に隣接するNMOS バイアス電圧に結合されたそれらのボデイを有している。上方に縦方向に隣接す るNMOSバイアス電圧を持たないPMOSトランジスタは、図7の最高位の中 間トランジスタMP7及びMP7’である。これらのPMOSトランジスタは高電位 の供給電圧VHに結合されたボデイを有している。同様に、下方に縦方向に隣接 するPMOSバイアス電圧を持たないNMOSトランジスタは、中間トランジス タMN1及びMN1’である。これらのNMOSトランジスタはグランド供給電圧に 結合されたボデイを有している。 図7の中間NMOSトランジスタのソース/ドレイン−基板電圧が減少するの で、基板効果が特に高電圧NMOSトランジスタについて減少する。例えば、図 6のシングルタブ・分割バイアス実施例600では、NMOSトランジスタMN2 及びMN2’は基板効果に起因して約2.0Vの閾値電圧を有しており、一方トラ ンジスタMN1及びMN1’は単に約1.5Vの閾値電圧を有している。これに対し て、図7に示されたツインタブ・分割バイアス実施例700では、NMOSトラ ンジスタMN2及びMN2’は単に約1.5Vの閾値電圧を有している。もっと重要 なことには、より高い電圧のNMOSトランジスタ(MN3、MN3’、MN4、MN4 ’、MN5、MN5’、MN6、MN6’、MN7及びMN7’)は基本的にはそれらの閾値 電圧に対していかなる基板効果成分を含んでおらず、また接合降伏電圧の制約を 破らない。 4つのトランジスタの各組、例えばMN1,MN1’,MP1及びMP1’は相補NM OS/PMOS直列中間トランジスタ対を構成する。全体としてみた中間トラン ジスタ(図7に示されたように接続されたMN1−MN7、MN1’−MN7’、MP1− MP7、及びMP1’−MP7’)の全てが直列に接続された複数の相補NMOS/P MOS直列中間トランジスタ対を構成する。図7の例を参照して、前記複数の対 のNMOS非反転中間ソースはMN1のソースであり;前記複数の対のNMOS反 転中間ソースはMN1’のソースであり;前記複数の対のPMOS非反転中間ソー スはMP7のソースであり;また前記複数の対のPMOS反転中間ソースはMN7’ のソースである。各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対は、反転N MOSゲート、非反転NMOSゲート、反転PMOSゲート及び非反転PMOS ゲートを有している。トランジスタMN1,MN1’,MP1及びMP1’を構成する相 補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対にあっては、反転NMOSゲート はMN1’のゲートであり、非反転NMOSゲートはMN1のゲートであり、反転P MOSゲートはMP1’のゲートであり、及び非反転PMOSゲートはMP1のゲー トである。 図4に示されたような共用バイアス実施例においては、複数の相補NMOS/ PMOS直列中間トランジスタ対は、対応する複数の中間電圧を有している。図 4の例では、中間電圧V1及びV2は2つの相補NMOS/PMOS直列中間トラ ンジスタ対に対応する。V1はトランジスタMN1,MN1’,MP1及びMP1’を構 成する相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対に対応し、一方、V2は トランジスタMN2,MN2’,MP2及びMP2’を構成する相補NMOS/PMOS 直列中間トランジスタ対に対応する。V2はV1よりも大きいので、中間電圧は複 数の相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対に沿って単調に増加する。 図6及び図7に示されるような分割バイアス実施例では、複数の NMOSバイアス電圧及び複数のPMOSバイアス電圧が、複数の相補NMOS /PMOS直列中間トランジスタ対に対応する。言い換えれば、各相補NMOS /PMOS直列中間トランジスタ対は、NMOSバイアス電圧及びこれに対応す るPMOSバイアス電圧の両方を有している。図6の例では、NMOSバイアス 電圧VN1及びPMOSバイアス電圧VP1は、トランジスタMN1,MN1’,MP1及 びMP1’から成る相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対に対応する。 本発明の全ての実施例において、中間電圧は、中間トランジスタのゲートのみ に、或いはゲート及びウエルに接続されている。MOSトランジスタのゲートは 静的電流を全く導通せず、またウエルは無視できる静的漏洩電流を導通する逆バ イアスダイオード接合により絶縁されている。中間電圧により供給せねばならな い合計電流は無視できるので、高電位の電圧から中間電圧を発生するために、簡 単な電圧ドライバが使用できる。高抵抗が電圧ドライバーに使用でき、そのため 非常に少ない電力が高電圧源から供給される。 PMOSトランジスタに対する基板効果を最小にするために、PMOS中間ト ランジスタのNウエルは他の中間電圧を利用してバイアスされるが、中間電圧が 使用されるべきであるという本発明に係る要求は全くない。例えば、全てのNウ エルをバイアスするために、低電圧PMOS中間トランジスタに対する増大した 基板効果を犠牲にしても、高電圧VHが使用できる。 電圧サブレンジは互いに等しいものとして説明され且つ図示されたが、本発明 によれば、サブレンジが電圧で等しくなければならないという必要性は存在しな い。例えば、16Vの高電圧レンジは、3つの(5+1/3)Vのサブレンジよ りも2つの5Vのサブレンジと1つの6Vのサブレンジとに分割できる。 本発明は幾つかの代替的な実施例に関連付けて説明されたが、これらの実施例 は、限定的にというよりも、むしろ例示的に示された ものである。当業者は、本発明の要旨及び範囲から逸脱することなく、この開示 に基づいて、記述された実施例に対し種々の変形及び変更を行うことができるで あろう。従って、これらの変形及び変更は、添付の請求の範囲により特定される ように、本発明の要旨及び範囲内にあるものとみなされる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年1月6日(1999.1.6) 【補正内容】 請求の範囲 1.ソース、ドレイン及びゲートを有するNMOS非反転入力トランジスタ( MNI)と、 ソース、ドレイン及びゲートを有するNMOS反転入力トランジスタ(M’NI )とを備えた高電圧レベルシフタにおいて、 NMOS非反転中間ソース、NMOS反転中間ソース、PMOS非反転中間ソ ース、PMOS反転中間ソースを有するように、直列に接続された複数の相補N MOS/PMOS直列中間トランジスタ対(MNI,M’NI,MPI,M’PI)を具 備し、 前記複数の相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対の各相補NMOS /PMOS直列中間トランジスタ対が、非反転NMOSゲート、非反転PMOS ゲート、反転NMOSゲート及び反転PMOSゲートを有し、 前記NMOS非反転入力トランジスタのドレインが前記NMOS非反転中間ソ ースに接続され、前記NMOS反転入力トランジスタのドレインが前記NMOS 反転中間ソースに接続されており、 各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対における前記非反転NMO Sゲート及び前記反転NMOSゲートが、対応するNMOSバイアス電圧に接続 され、各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対における非反転PMO Sゲート及び前記反転PMOSゲートが、対応するPMOSバイアス電圧に接続 されており、各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対におけるPMO Sトランジスタが前記対の高電圧側にあることを特徴とする高電圧レベルシフタ 。 2.各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対における反転及び非反 転のNMOS及びPMOSトランジスタのゲートが共通バイアス電圧を共用して いる、請求の範囲第1項に記載の高電圧レベルシフタ。 3.更に、 ソース、ドレイン及びゲートを有するPMOS非反転出力トランジスタ(MPO )と、 ソース、ドレイン及びゲートを有するPMOS反転出力トランジスタ(M’PO )とを具備し、 前記PMOS非反転出力トランジスタのドレインが前記PMOS非反転中間ソ ースに接続され、前記PMOS反転出力トランジスタのドレインが前記PMOS 反転中間ソースに接続されており、 前記PMOS反転出力トランジスタのドレインが前記PMOS反転中間ソース に接続されており、 前記PMOS非反転出力ドレインが前記PMOS反転出力ゲートに接続され、 前記PMOS反転出力ドレインが前記PMOS非反転出力ゲートに接続されてい る、請求の範囲第1項又は第2項に記載の高電圧レベルシフタ。 4.前記PMOS非反転出力ソース及び前記PMOS反転出力ソースが前記正 の高電位の供給電圧に接続され、前記NMOS非反転入力ソース及び前記NMO S反転入力ソースがグランド供給電圧に接続されている、請求の範囲第3項に記 載の高電圧レベルシフタ。 5.非反転入力が前記NMOS非反転入力ゲートに接続され、反転入力が前記 NMOS反転入力ゲートに接続され、非反転出力が前記非反転出力トランジスタ のドレインに接続され、反転出力が前記反転出力トランジスタのドレインに接続 されている、請求の範囲第3項に記載の高電圧レベルシフタ。 6.前記複数の相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対に対応する複 数の中間電圧が、対応する相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対の非 反転NMOSゲート、反転NMOSゲート、非反転PMOSゲート及び反転PM OSゲートをバイアスしている、請求の範囲第5項に記載の高電圧レベルシフタ 。 7.前記複数の中間電圧のうちの中間電圧が、前記複数の相補N MOS/PMOS直列中間トランジスタ対に沿って単調に増加している、請求の 範囲第6項に記載の高電圧レベルシフタ。 8.前記複数の相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対に対応する複 数の中間NMOSバイアス電圧が、前記非反転NMOSゲート及び前記反転NM OSゲートをバイアスし、前記複数の相補NMOS/PMOS直列中間トランジ スタ対に対応する複数の中間PMOSバイアス電圧が、前記非反転PMOSゲー ト及び前記反転PMOSゲートをバイアスしている、請求の範囲第1項に記載の 高電圧レベルシフタ。 9.各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対に対し、前記NMOS バイアス電圧が、前記PMOSバイアス電圧よりも高くなっている、請求の範囲 第8項に記載の高電圧レベルシフタ。 10.各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対に対し、前記NMO Sバイアス電圧が、N形トランジスタの閾値とP形トランジスタの閾値とをプラ スした電圧だけ前記PMOSバイアス電圧よりも高くなっている、請求の範囲第 9項に記載の高電圧レベルシフタ。 11.前記複数の中間NMOSバイアス電圧のうちの中間NMOSバイアス電 圧と前記複数の中間PMOSバイアス電圧のうちの中間PMOSバイアス電圧と が、前記複数の相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対に沿って単調に 増加している、請求の範囲第10項に記載の高電圧レベルシフタ。 12.より高い電圧の縦方向に隣接するNMOS/PMOS直列中間トランジ スタ対を有する各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対が、上方に縦 方向に隣接するNMOSバイアス電圧に接続されたPボデイを有している、請求 の範囲第1項に記載の高電圧レベルシフタ。 13.より低い電圧の縦方向に隣接するNMOS/PMOS直列中間トランジ スタ対を有する各相補NMOS/PMOS直列中間ト ランジスタ対が、下方に縦方向に隣接するPMOSバイアス電圧に接続されたN ボデイを有している、請求の範囲第12項に記載の高電圧レベルシフタ。 14.高電圧レベルシフタであって、 ソース、ドレイン及びゲートを有するNMOS非反転入力トランジスタ(MNI )と、 ソース、ドレイン及びゲートを有するNMOS反転入力トランジスタ(M’NI )と、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第1のNMOS非反転中間トランジスタ (MNI)と、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第1のPMOS非反転中間トランジスタ (MPI)と、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第1のNMOS反転中間トランジスタ( M’NI)と、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第1のPMOS反転中間トランジスタ( M’PI)とを具備し、 前記NMOS非反転入力トランジスタのドレインが前記第1のNMOS非反転 中間トランジスタのソースに接続され、前記第1のNMOS非反転中間トランジ スタのドレインが前記第1のPMOS非反転中間トランジスタのドレインに接続 され、前記NMOS反転入力トランジスタのドレインが前記第1のNMOS反転 中間トランジスタのソースに接続され、前記第1のNMOS反転中間トランジス タのドレインが前記第1のPMOS反転中間トランジスタのドレインに接続され ており、 前記第1のNMOS非反転中間トランジスタのゲート及び前記第1のNMOS 反転中間トランジスタのゲートが第1のnバイアス中間電圧(VNI)に接続され 、前記第1のPMOS非反転中間トランジスタのゲート及び前記第1のPMOS 反転中間トランジスタのゲートが第1のpバイアス中間電圧(VPI)に接続され 、 前記第1のnバイアス中間電圧(VNI)が前記第1のpバイアス中間電圧(VPI )よりも高く、前記第1のnバイアス中間電圧及び前記第1のpバイアス中間 電圧が正の高電位の供給電圧(VH)よりも低くなっている、高電圧レベルシフ タ。 15.更に、 ソース、ドレイン及びゲートを有するPMOS非反転出力トランジスタ(MPO )と、 ソース、ドレイン及びゲートを有するPMOS反転出力トランジスタ(M’PO )とを具備し、 前記PMOS非反転出力トランジスタのドレインが前記第1のPMOS非反転 中間トランジスタのソースに接続され、前記PMOS反転出力トランジスタのド レインが前記第1のPMOS反転中間トランジスタのソースに接続されている、 請求の範囲第14項に記載の高電圧レベルシフタ。 16.前記PMOS非反転出力ドレインが前記PMOS反転出力ゲートに接続 され、前記PMOS反転出力ドレインが前記PMOS非反転出力ゲートに接続さ れている、請求の範囲第15項に記載の高電圧レベルシフタ。 17.前記PMOS非反転出力ソース及び前記PMOS反転出力ソースが前記 正の高電位の供給電圧に接続されている、請求の範囲第16項に記載の高電圧レ ベルシフタ。 18.前記NMOS非反転入力ソース及び前記NMOS反転入力ソースがグラ ンド供給電圧に接続されている、請求の範囲第15項に記載の高電圧レベルシフ タ。 19.非反転入力が前記NMOS非反転入力ゲートに接続され、反転入力が前 記NMOS反転入力ゲートに接続され、非反転出力が前記非反転出力トランジス タのドレインに接続され、反転出力が前記反転出力トランジスタのドレインに接 続されている、請求の範囲第15項に記載の高電圧レベルシフタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ビン・クワン・ラ アメリカ合衆国、94043 カリフォルニア 州、マウンテン・ビュウ、ナンバー16、ス ティアリン・ロード 405 (72)発明者 河村 祥一 アメリカ合衆国、94086 カリフォルニア 州、サニィベイル、ナンバー101、ワシン トン・アベニュー 555イー (72)発明者 ポウ・リン・チェン アメリカ合衆国、95070 カリフォルニア 州、サラトガ、アロヨ・デ・アルグエッロ 12947 (72)発明者 シェイン・ハルマー アメリカ合衆国、95129 カリフォルニア 州、サン・ホセ、ブラックフォード・アベ ニュー 4390 【要約の続き】 OS閾値電圧及びPMOS閾値電圧だけPMOSバイア ス電圧より高い。別の形態では、PMOSトランジスタ のNウエルが、共用バイアス実施例における上方に縦方 向に隣接する中間電圧に結合されており、また分割バイ アス実施例における上方に縦方向に隣接するNMOSバ イアス電圧に結合されている。非常に高い電圧用途向け ツインタブ実施例では、NMOSトランジスタのP−ウ エルは、共用バイアス実施例における下方に縦方向に隣 接する中間電圧に結合されており、また分割バイアス実 施例における下方に縦方向に隣接するPMOSバイアス 電圧に結合されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.高電圧レベルシフタであって、 ソース、ドレイン及びゲートを有するNMOS非反転入力トランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有するNMOS反転入力トランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第1のNMOS非反転中間トランジスタ と、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第1のPMOS非反転中間トランジスタ と、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第1のNMOS反転中間トランジスタと 、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第1のPMOS反転中間トランジスタと を具備し、 前記NMOS非反転入力トランジスタのドレインが前記第1のNMOS非反転 中間トランジスタのソースに接続され、前記第1のNMOS非反転中間トランジ スタのドレインが前記第1のPMOS非反転中間トランジスタのドレインに接続 され、前記NMOS反転入力トランジスタのドレインが前記第1のNMOS反転 中間トランジスタのソースに接続され、前記第1のNMOS反転中間トランジス タのドレインが前記第1のPMOS反転中間トランジスタのドレインに接続され ており、 前記第1のNMOS非反転中間トランジスタのゲート、前記第1のPMOS非 反転中間トランジスタのゲート、前記第1のNMOS反転中間トランジスタのゲ ート、及び前記第1のPMOS反転中間トランジスタのゲートが、正の高供給電 圧よりも低い第1の中間電圧に接続されている、高電圧レベルシフタ。 2.更に、 ソース、ドレイン及びゲートを有するPMOS非反転出力トランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有するPMOS反転出力トランジスタとを具備 し、 前記PMOS非反転出力トランジスタのドレインが前記第1のPMOS非反転 中間トランジスタのソースに接続され、及び前記PMOS反転出力トランジスタ のドレインが前記第1のPMOS反転中間トランジスタのソースに接続されてい る、請求の範囲第1項に記載の高電圧レベルシフタ。 3.前記PMOS非反転出力ドレインが前記PMOS反転出力ゲートに接続さ れ、前記PMOS反転出力ドレインが前記PMOS非反転出力ゲートに接続され ている、請求の範囲第2項に記載の高電圧レベルシフタ。 4.前記PMOS非反転出力ソース及び前記PMOS反転出力ソースが前記正 の高供給電圧に接続されている、請求の範囲第3項に記載の高電圧レベルシフタ 。 5.前記NMOS非反転入力ソース及び前記NMOS反転入力ソースがグラン ド供給電圧に接続されている、請求の範囲第2項に記載の高電圧レベルシフタ。 6.非反転入力が前記NMOS非反転入力ゲートに接続され、反転入力が前記 NMOS反転入力ゲートに接続され、非反転出力が前記非反転出力トランジスタ のドレインに接続され、反転出力が前記反転出力トランジスタのドレインに接続 されている、請求の範囲第2項に記載の高電圧レベルシフタ。 7.更に、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第2のNMOS非反転中間トランジスタ と、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第2のPMOS非反転中間 トランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第2のNMOS反転中間トランジスタと 、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第2のPMOS反転中間トランジスタと を具備し、 前記第2のNMOS非反転中間トランジスタのソースが前記第1のPMOS非 反転中間トランジスタのソースに接続され、前記第2のNMOS反転中間トラン ジスタのソースが前記第1のPMOS反転中間トランジスタのソースに接続され 、前記第2のPMOS非反転中間トランジスタのドレインが前記第2のNMOS 非反転トランジスタのドレインに接続され、前記第2のPMOS反転中間トラン ジスタのドレインが前記第2のNMOS反転トランジスタのドレインに接続され ており、前記第2のNMOS非反転中間トランジスタのゲート、前記第2のPM OS非反転中間トランジスタのゲート、前記第2のNMOS反転中間トランジス タのゲート、及び前記第2のPMOS反転中間トランジスタのゲートが、前記第 1の中間電圧よりも高く且つ前記正の高電位の供給電圧よりも低い第2の中間電 圧に接続されている、請求の範囲第1項に記載の高電圧レベルシフタ。 8.更に、 ソース、ドレイン及びゲートを有するPMOS非反転出力トランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有するPMOS反転出力トランジスタとを具備 し、 前記PMOS非反転出力トランジスタのドレインが前記第2のPMOS非反転 中間トランジスタのソースに接続され、及び前記PMOS反転出力トランジスタ のドレインが前記第2のPMOS反転中間トランジスタのソースに接続されてい る、請求の範囲第7項に記載の高電圧レベルシフタ。 9.前記第2の中間電圧が第1のPMOS非反転中間トランジスタのボデイ及 び第1のPMOS反転中間トランジスタのボデイに接続されている、請求の範囲 第8項に記載の高電圧レベルシフタ。 10.高電圧レベルシフタであって、 ソース、ドレイン及びゲートを有するNMOS非反転入力トランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有するNMOS反転入力トランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第1のNMOS非反転中間トランジスタ と、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第1のPMOS非反転中間トランジスタ と、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第1のNMOS反転中間トランジスタと 、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第1のPMOS反転中間トランジスタと を具備し、 前記NMOS非反転入力トランジスタのドレインが前記第1のNMOS非反転 中間トランジスタのソースに接続され、前記第1のNMOS非反転中間トランジ スタのドレインが前記第1のPMOS非反転中間トランジスタのドレインに接続 され、前記NMOS反転入力トランジスタのドレインが前記第1のNMOS反転 中間トランジスタのソースに接続され、前記第1のNMOS反転中間トランジス タのドレインが前記第1のPMOS反転中間トランジスタのドレインに接続され ており、 前記第1のNMOS非反転中間トランジスタのゲート及び前記第1のNMOS 反転中間トランジスタのゲートが第1のnバイアス中間電圧に接続され、前記第 1のPMOS非反転中間トランジスタのゲート及び前記第1のPMOS反転中間 トランジスタのゲートが第1のpバイアス中間電圧に接続され、 前記第1のnバイアス中間電圧が前記第1のpバイアス中間電圧よりも高く、 前記第1のnバイアス中間電圧及び前記第1のpバイアス中間電圧が正の高電位 の供給電圧よりも低くなっている、高電圧レベルシフタ。 11.更に、 ソース、ドレイン及びゲートを有するPMOS非反転出力トランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有するPMOS反転出力トランジスタとを具備 し、 前記PMOS非反転出力トランジスタのドレインが前記第1のPMOS非反転 中間トランジスタのソースに接続され、及び前記PMOS反転出力トランジスタ のドレインが前記第1のPMOS反転中間トランジスタのソースに接続されてい る、請求の範囲第10項に記載の高電圧レベルシフタ。 12.前記PMOS非反転出力ドレインが前記PMOS反転出力ゲートに接続 され、前記PMOS反転出力ドレインが前記PMOS非反転出力ゲートに接続さ れている、請求の範囲第11項に記載の高電圧レベルシフタ。 13.前記PMOS非反転出力ソース及び前記PMOS反転出力ソースが前記 正の高電位の供給電圧に接続されている、請求の範囲第12項に記載の高電圧レ ベルシフタ。 14.前記NMOS非反転入力ソース及び前記NMOS反転入力ソースがグラ ンド供給電圧に接続されている、請求の範囲第11項に記載の高電圧レベルシフ タ。 15.非反転入力が前記NMOS非反転入力ゲートに接続され、反転入力が前 記NMOS反転入力ゲートに接続され、非反転出力が前記非反転出力トランジス タのドレインに接続され、反転出力が前記反転出力トランジスタのドレインに接 続されている、請求の範囲第11項に記載の高電圧レベルシフタ。 16.更に、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第2のNMOS非反転中間トランジスタ と、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第2のPMOS非反転中間トランジスタ と、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第2のNMOS反転中間トランジスタと 、 ソース、ドレイン及びゲートを有する第2のPMOS反転中間トランジスタと を具備し、 前記第2のNMOS非反転中間トランジスタのソースが前記第1のPMOS非 反転中間トランジスタのソースに接続され、前記第2のNMOS反転中間トラン ジスタのソースが前記第1のPMOS反転中間トランジスタのソースに接続され 、前記第2のPMOS非反転中間トランジスタのドレインが前記第2のNMOS 非反転トランジスタのドレインに接続され、前記第2のPMOS反転中間トラン ジスタのドレインが前記第2のNMOS反転トランジスタのドレインに接続され ており、 前記第2のNMOS非反転中間トランジスタのゲート及び前記第2のNMOS 反転中間トランジスタのゲートが第2のnバイアス中間電圧に接続され、前記第 2のPMOS非反転中間トランジスタのゲート及び前記第2のPMOS反転中間 トランジスタのゲートが第2のpバイアス中間電圧に接続されており、 前記第2のnバイアス中間電圧が前記第2のpバイアス中間電圧より高く、前 記第2のnバイアス中間電圧及び前記第2のpバイアス中間電圧が前記第1のn バイアス中間電圧及び前記第1のpバイアス中間電圧よりも高く、前記第2のn バイアス中間電圧及び前記第2のpバイアス中間電圧が前記正の高電位の供給電 圧よりも低くなっている、請求の範囲第10項に記載の高電圧レベルシフタ。 17.更に、 ソース、ドレイン及びゲートを有するPMOS非反転出力トランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有するPMOS反転出力トランジスタとを具備 し、 前記PMOS非反転出力トランジスタのドレインが前記第2のPMOS非反転 中間トランジスタのソースに接続され、及び前記PMOS反転出力トランジスタ のドレインが前記第2のPMOS反転中間トランジスタのソースに接続されてい る、請求の範囲第16項に記載の高電圧レベルシフタ。 18.前記第2のnバイアス中間電圧が第1のPMOS非反転中間トランジス タのボデイ及び第1のPMOS反転中間トランジスタのボデイに接続されている 、請求の範囲第17項に記載の高電圧レベルシフタ。 19.高電圧レベルシフタであって、 ソース、ドレイン及びゲートを有するNMOS非反転入力トランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有するNMOS反転入力トランジスタと、 複数の相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対がNMOS非反転中間 ソース、NMOS反転中間ソース、PMOS非反転中間ソース、PMOS反転中 間ソースを有するように、直列に接続された複数の相補NMOS/PMOS直列 中間トランジスタ対とを具備し、 前記複数の相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対の各相補NMOS /PMOS直列中間トランジスタ対が、非反転NMOSゲート、非反転PMOS ゲート、反転NMOSゲート及び反転PMOSゲートを有し、 前記NMOS非反転入力トランジスタのドレインが前記NMOS非反転中間ソ ースに接続され、前記NMOS反転入力トランジスタ のドレインが前記NMOS反転中間ソースに接続されており、 各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対における前記非反転NMO Sゲート及び前記反転NMOSゲートが、対応するNMOSバイアス電圧に接続 され、各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対における非反転PMO Sゲート及び前記反転PMOSゲートが、対応するPMOSバイアス電圧に接続 されている、高電圧レベルシフタ。 20.更に、 ソース、ドレイン及びゲートを有するPMOS非反転出力トランジスタと、 ソース、ドレイン及びゲートを有するPMOS反転出力トランジスタとを具備 し、 前記PMOS非反転出力トランジスタのドレインが前記PMOS非反転中間ソ ースに接続され、前記PMOS反転出力トランジスタのドレインが前記PMOS 反転中間ソースに接続されており、 前記PMOS非反転出力ドレインが前記PMOS反転出力ゲートに接続され、 前記PMOS反転出力ドレインが前記PMOS非反転出力ゲートに接続されてい る、請求の範囲第19項に記載の高電圧レベルシフタ。 21.前記PMOS非反転出力ソース及び前記PMOS反転出力ソースが前記 正の高電位の供給電圧に接続され、前記NMOS非反転入力ソース及び前記NM OS反転入力ソースがグランド供給電圧に接続されている、請求の範囲第20項 に記載の高電圧レベルシフタ。 22.非反転入力が前記NMOS非反転入力ゲートに接続され、反転入力が前 記NMOS反転入力ゲートに接続され、非反転出力が前記非反転出力トランジス タのドレインに接続され、反転出力が前記反転出力トランジスタのドレインに接 続されている、請求の範囲第20項に記載の高電圧レベルシフタ。 23.前記複数の相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対に対応する 複数の中間電圧が、対応する相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対の 非反転NMOSゲート、反転NMOSゲート、非反転PMOSゲート及び反転P MOSゲートをバイアスしている、請求の範囲第19項に記載の高電圧レベルシ フタ。 24.前記複数の中間電圧の内の中間電圧が、前記複数の相補NMOS/PM OS直列中間トランジスタ対に沿って単調に増加している、請求の範囲第23項 に記載の高電圧レベルシフタ。 25.前記複数の相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対に対応する 複数の中間NMOSバイアス電圧が、前記非反転NMOSゲート及び前記反転N MOSゲートをバイアスし、前記複数の相補NMOS/PMOS直列中間トラン ジスタ対に対応する複数の中間PMOSバイアス電圧が、前記非反転PMOSゲ ート及び前記反転PMOSゲートをバイアスしている、請求の範囲第19項に記 載の高電圧レベルシフタ。 26.各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対に対し、前記NMO Sバイアス電圧が、前記PMOSバイアス電圧よりも高くなっている、請求の範 囲第25項に記載の高電圧レベルシフタ。 27.各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対に対し、前記NMO Sバイアス電圧が、N形トランジスタの閾値とP形トランジスタの閾値とをプラ スした電圧だけ前記PMOSバイアス電圧よりも高くなっている、請求の範囲第 26項に記載の高電圧レベルシフタ。 28.前記複数の中間NMOSバイアス電圧のうちの中間NMOSバイアス電 圧と前記複数の中間PMOSバイアス電圧のうちの中間PMOSバイアス電圧と が、前記複数の相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対に沿って単調に 増加している、請求の範囲第27項に記載の高電圧レベルシフタ。 29.より高い電圧の縦方向に隣接するNMOS/PMOS直列 中間トランジスタ対を有する各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対 が、上方に縦方向に隣接するNMOSバイアス電圧に接続されたPボデイを有し ている、請求の範囲第19項に記載の高電圧レベルシフタ。 30.より低い電圧の縦方向に隣接するNMOS/PMOS直列中間トランジ スタ対を有する各相補NMOS/PMOS直列中間トランジスタ対が、下方に縦 方向に隣接するPMOSバイアス電圧に接続されたNボデイを有している、請求 の範囲第29項に記載の高電圧レベルシフタ。
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