JP2000508295A - 農薬製剤 - Google Patents

農薬製剤

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Abstract

(57)【要約】 本発明は水溶性農薬の農薬組成物とその製造方法に関する。より詳細には、本発明は水溶性農薬と水溶性賦形剤を含んでなる水溶性粒剤(SG)農薬製剤に関する。本発明は対応する液状製剤と同等の効力を有し、しかしその一方で、目に対する刺激性を低下させるなど取扱者の安全性が向上した農薬製剤を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 農薬製剤 発明の分野 本発明は水溶性農薬を含有する農薬組成物とその製法に関する。より詳細には 、本発明は水溶性農薬と水溶性賦形剤(filler)を含む可溶性粒剤(SG)の製 剤に関する。発明の背景 農薬の農業用乳剤(EC)はその当分野ではよく知られている。これらの製剤 は一般に均一の溶液を得るために、農薬に加えて乳化剤および分散剤を含む。し かし、これらの農業用製剤は液体であるために、多くの欠点を有する。とくに、 液体の農薬製剤は安全性の問題、とりわけ皮膚や目に対する刺激を最小限に抑え るために注意深く取り扱わなければならない。 溶媒を含まない農薬組成物は知られているが、その大部分は対応する乳剤製剤 に比べて生理活性が低い。従って、当業者はしばしば皮膚や目に対して毒性は高 いが、より生理活性の高い製剤を得るために溶媒を使用するか、もしくは生理活 性の低い固体製剤を用いるかの選択をせまられるてきた。 本発明は水溶性農薬の水溶性を利用し、水に溶解するように粉砕した形で組成 物を供給することにより、液体製剤のもつ欠点を克服する。 農薬の水溶性粒剤を調製するいくつかの方法は当分野では知られている。PC T国際公開 WO90/12503号 は粒剤組成物を得るために可溶性の酸性ま たはフェノール性農薬をアルカリ金属塩とすることについて開示する。米国特許 第4,511,395号 は膨潤含水珪酸塩粘土からなる除草剤の水和剤組成物を開 示する。ヨーロッパ特許出願公開第0,111112号は微細に粉砕されたシリ カで被覆された不活性担体と農薬を含む農薬粒剤を開示する。 錠剤を成形するために固体賦形剤としてラクトースを利用することは製薬業界 ではよく知られている(たとえばLerk,C.F.“Consolidation and Compaction of Lactose”Drug Development and Industrial Pharmacy19,2359(1993);“R ole of Ingredients and Excipients in Developing Pharmaceuticals”Manuf acturing Chemist ,p.32(April 1994))。にもかかわらず、不活性な農業用製 剤成分としてのラクトースや他の水溶性賦形剤の利用は作物保護のための農薬製 剤では一般的ではな い。HudsonとTarwaterは剤形の選択が毒性に及ぼす影響を議論し、目に対する刺 激性は同じ有効成分でも剤形の違いによって著しく異なり得ること、また、その 他の毒性も変化し得ることを述べている(Reduction of Pesticide Toxicity by Choices of Formulation,J.L.Hudson and O.R.Tarwater in ACS Symposiu m series #371,Pesticide Formulations ,B.Cross and H.B.Scher,eds.,p. 129)。にもかかわらず、彼らはそのような毒性の低下の原因については議論し ていない。そのうえ、彼らは水和剤(WP)及び顆粒水和剤(WDG)即ちドラ イフロアブル(DF)に言及しているが、可溶性粒剤(SG)製剤については全 く言及していない。 本発明の可溶性粒剤(SG)製剤は所与の農薬の対応する液体製剤にくらべ多 くの利点を有する。SG製剤は固体であるために、液体製剤と比較して取り扱い 易さの点で向上が見られる。SG製剤は固体であるにもかかわらず、水に溶解さ せたとき見た目にも申し分のない透明な溶液を与える。また、SG製剤は、揮発 性の有機化合物の必要性を取り除き、生物由来の賦形剤を利用し、さらにそれに よって環境に与える潜在的な影響を減少させることによって、環境問題に関連す る成分の利用を最小限 に抑える。加えて、液体製剤に関してみられるような生物学的活性の損失はまっ たくないまま、より高濃度の製剤(従って、製剤化された有効成分のkgあたり のコストの低下)が達成される。SG製剤の中の乾燥性顆粒はおおまかに一定の かさ密度をもつため、粒剤は体積によって計量でき、したがって、これにより取 り扱い易さの点でも液体製剤と同様に便利である。 しかし、より重要な点は、本発明のSG製剤を利用した場合、対応する液体製 剤よりも取扱者に対する危険性が少ないことである。暴露の危険性は一般に以下 の指標、すなわち危険性=有害性×暴露時間によって評価される。本発明のSG 製剤は毒性がより少ないため有害性は減少する。加えて、接触の可能性は原料が 液体より固体のほうが低く、このため暴露の度合いもまた減少する。本発明の粒 剤は比較的固く粉塵を飛散させないので、組成物から生じる粉塵にたいする暴露 の危険性をも減少させる。本発明はまた既知の発癌性物質である結晶性シリカを 含む無機賦形剤を利用せずに実施できる。従って、本発明は暴露の危険性を減少 させ、液体製剤よりも取扱者の安全性、とくに目への刺激に対する安全性をより 高めている。 従って、本発明は利用濃度において水に可溶な農薬に対して 比較的安全で、生体に負担のないデリバリー輸送システムを提供する。発明の要約 本発明は水溶性農薬の農薬組成物とその製法に関する。より詳細には、水溶性 農薬と水溶性賦形剤を含んでなる可溶性粒剤農薬製剤に関する。本発明は対応す る液体製剤と同等の効力を持ちながら、目に対する刺激がより少ないなど、取扱 者の安全性を向上させた農薬製剤を提供する。発明の詳細な説明 本発明は水溶性農薬を含む農薬組成物とその製法を目的とする。より詳細には 、本発明は安息香酸エマメクチンなどの水溶性農薬とラクトースなどの水溶性賦 形剤を含む可溶性粒剤(SG)製剤に関する。 本発明の農薬組成物は水溶性農薬と水溶性賦形剤を含む。 この農薬組成物はさらに湿潤性界面活性剤と分散性界面活性剤の一方または両 方を含む。任意に消泡剤も含んでもよい。 水溶性農薬は好ましくはエマメクチンまたは農業上許容できるその塩の中から 選択される。水溶性賦形剤は好ましくはラクトース、ショ糖、ブドウ糖等から選 択される。湿潤性界面活性 剤は好ましくは、ナトリウムN-メチル-N-オレイルタウレート、ナトリウムN −メチル−N−パルミチルタウレート、ナトリウムN−メチル−N−オレオイル タウレート、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム及び他のアルキルスルホ硫酸 ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、平均8−12モルのエチレンオキシドを 有するα-(p−ノニルフェニル)-ω-ヒドロキシポリ(オキシエチレン)、お よび平均7−12モルのエチレンオキシドを有するα-(p−オクチルフェニル )-ω-ヒドロキシポリ(オキシエチレン)から選択される。分散性界面活性剤は 好ましくは、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、ナフタレンスルホン酸 ナトリウム、リグノスルホン酸カルシウム、リグノスルホン酸ナトリウム、およ びリグノスルホン酸アンモニウムの中から選択される。消泡剤は好ましくは、メ チル化シリコーン、ポリオルガノシロキサン、及び2−エチルヘキサノールから 選択される。 水溶性農薬はエマメクチン、または安息香酸エマメクチンのいずれかがより好 ましい。水溶性賦形剤はラクトースがより好ましい。湿潤性界面活性剤はナトリ ウムN-メチル-N-オレイルタウレートがより好ましい。分散性界面活性剤はア ルキルナ フタレンスルホン酸ナトリウムがより好ましい。消泡剤はポリオルガノシロキサ ンがより好ましい。 本発明の農薬組成物は、水和剤の形で提供してもよいが、水溶性粒剤の形で提 供する方が好ましい。同様に、本発明の農薬組成物は凝集体、マトリックス、ま たはモノリス、例えば煉瓦状物(brick)、ペレット、錠剤、スティック、フィ ルム、シート等として提供してもよい。本発明の農薬組成物は水溶性のマトリッ クス、またはモノリスに含ませる方が好ましい。当業者はさらに水溶性の包装容 器、例えばパウチ、サシェイ、バッグ、カプセル等に本農薬組成物を封入するこ とも本発明に含まれることを理解するであろう。 本発明の農薬組成物は0.1〜90重量%の水溶性農薬、望ましくは安息香酸 エマメクチンと30〜99.9重量%の水溶性賦形剤、望ましくはラクトースを 含む(他の成分も含み得る)。 当業者は水溶性農薬と水溶性賦形剤の比率の合計が100重量%を超えず、ま た成分の正確な濃度は不純物の存在によって変化することを理解するであろう。 より好ましい具体例では本発明の農薬組成物は0.1〜60重量%の水溶性農 薬、望ましくは安息香酸エマメクチン、40 〜99.9重量%の水溶性賦形剤、0から50重量%の湿潤性界面活性剤、0〜 50重量%の分散性界面活性剤、0〜5重量%の消泡剤を含む(他の成分も含み 得る)。 当業者は水溶性農薬、水溶性賦形剤、湿潤界面活性剤、分散界面活性剤、消 泡剤の比率の合計が100重量%を超えず、また成分の正確な濃度は不純物の存 在によって変化することを理解するであろう。 本発明の1具体例で製剤は約0.1〜90重量%の水溶性農薬を含む。 本発明での好ましい農薬組成物は0.1〜60重量%の安息香酸エマメクチン 、40〜99.9重量%のラクトース、0〜25重量%のナトリウムN-メチル- N-オレイルタウレート、0〜10重量%のアルキルナフタレンスルホン酸ナト リウム、及び0〜3重量%のポリオルガノシロキサンを含む(他の成分も含み得 る)。 本発明のより好ましい農薬組成物は1〜50重量%の安息香酸エマメクチン、 40〜99重量%のラクトース、0〜10重量%のナトリウムN-メチル-N-オ レイルタウレート、0〜2重量%のアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、 及び0〜 1重量%のポリオルガノシロキサンを含む(他の成分も含み得る)。本発明で1 〜20重量%の安息香酸エマメクチンを含む農薬組成物がより一層好ましい。 本発明でより一層好ましい農薬組成物は1〜20重量%の安息香酸エマメクチ ン、60〜99重量%のラクトース、5〜10重量%のナトリウムN-メチル-N -オレイルタウレート、0.5〜2重量%のアルキルナフタレンスルホン酸ナト リウム、及び0〜0.5重量%のポリオルガノシロキサンを含む(他の成分も含 み得る)。本発明で1〜10重量%の安息香酸エマメクチンを含む農薬組成物が さらにより一層好ましい。 当業者は安息香酸エマメクチン、ラクトース、ナトリウムN-メチル-N-オレ イルタウレート、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム及びポリオルガノシ ロキサンの比率の合計が100%を超えないこと、および正確な成分濃度は不純 物の存在によって変化することを理解するであろう。 特に好ましい農薬製剤は以下の通りである:約5.3重量%の安息香酸エマメ クチン、約86重量%のラクトース、約7.5重量%のナトリウムN-メチル-N -オレイルタウレート、約1重量%のアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム 及び約0.1 重量%のポリオルガノシロキサンを含んでなる可溶性粒剤である。 本発明はさらに以下の工程を含んでなる可溶性粒剤の製造方法を含む: (1)水溶性農薬と水溶性賦形剤の粉状混合物を製造する; (2)その混合物に水を加える; (3)含水混合物をダイに通して押し出し成形し、顆粒とする;そして (4)顆粒を乾燥させ、水分を取り除く。 本発明はさらにこのような工程で製造された可溶性粒剤の製剤を目的として いる。 好ましい具体例では可溶性粒剤製剤の製造方法は以下の工程からなる: (1)水溶性農薬、水溶性賦形剤、湿潤性界面活性剤と分散性界面活性剤の粉 状混合物を製造する; (2)その混合物に水を加える; (3)含水混合物をダイに通して押し出し成形し、顆粒とする;そして (4)顆粒を乾燥させ水分を取り除く。 任意に上記工程において消泡剤を粉状混合物に添加してもよい。 本発明はさらにこのような工程によって製造された可溶性粒剤の製剤を目的 としている。 本発明の製造方法の特定例は以下の段階からなる: (1)安息香酸エマメクチンとラクトースの粉状混合物を製造する; (2)その混合物に水を加える; (3)含水混合物をダイに通して押し出し成形し、顆粒とする;そして (4)顆粒を乾燥させ、水分を取り除く。 本発明の製造方法を特に例示する好ましい具体例は以下の段階からなる: (1)安息香酸エマメクチン、ラクトース、アルキルナフタレンスルホン酸ナ トリウム、ナトリウムN-メチル-N-オレイルタウレート及びポリオルガノシロ キサンの粉状混合物を製造する; (2)その混合物に水を加える; (3)含水混合物をダイに通して押し出し成形し、顆粒とする;そして (4)顆粒を乾燥させ水分を取り除く。 本発明はさらにこのような工程によって調製された安息香酸エマメクチンの 可溶性粒剤の製剤を目的にしている。 本発明はさらに水溶性粒剤とその利用を含んでなる水溶性農薬、特に安息香酸 エマメクチンのデリバリーシステムを提供する。 本発明はさらに以下の操作を含んでなる水溶性農薬の施用方法を提供する: (1)水溶性農薬を水溶性粒剤として製剤する; (2)望ましい分量の水溶性農薬の有効成分を得るのに十分な一部の粒剤を水 と混合する;そして (3)農薬/水の混合物を施用する。 本発明はさらにこのような工程によって調製された農薬/水の混合物を目的と している。 農薬/水の混合物の施用は散布法、ミスト散布法、浸漬法、注入法(infusing )、噴射法(injecting)灌漑法等を含む、この専門分野でよく知られている方 法によって行ってもよい。 本明細書で用いられている「水溶性農薬」の術語には、使用濃度で水に可溶な (すなわち、薬剤が圃場で使用される量で水 に可溶な)生物学的活性を有する殺有害生物剤または農作物保護薬が含まれる。 そのような水溶性農薬にはある種の殺菌剤、植物成長調節剤のような除草剤、殺 線虫剤、殺寄生虫剤、および殺ダニ剤などの殺虫剤が含まれる。本発明で用い得 る典型的な水溶性農薬には以下のものが含まれる。殺菌剤:ブラスチシジン-S、 カスガマイシン、ヒメクサノール。除草剤:アシフルオルフェン、グリホセート 、及びグルホシネート。植物成長調節剤:ジベレリン酸、マレイン酸ヒドラジド およびジケグラック(dikegulac)。殺虫剤:アセフェート、エマメクチン、お よび安息香酸エマメクチン。特に好ましい水溶性農薬はエマメクチン、もしくは 農業上許容できるエマメクチンの塩、たとえば安息香酸、サリチル酸、没食子酸 、ベンゼンスルホン酸、塩酸、及びクエン酸によって生成する塩、特に安息香酸 エマメクチンである。当業者はこれらの農薬は表示された使用割合で水と混合し たときに溶解するだけの十分な水に対する溶解度を示すことを容易に理解するで あろう。例えば、商業用に表示されたアセフェートの使用割合は水3ガロン(1 1.4リットル)の最小量に1.33lb(0.60kg)程度である。650g のアセフェートが水1リットルに溶解し得るので、アセフェー トは表示された使用割合の最大値で完全に溶解する。同様に安息香酸エマメクチ ンは水に対し約100ppmの濃度で溶解し得る。従って、典型的な使用割合では 3.4gの安息香酸エマメクチンが約34リットルの水に溶解する。 本明細書で用いられている「水溶性粒剤」という術語には、水に溶解した後も 有効成分が溶解状態にあるような粒状の、またはペレット状の任意の組成物を含 むものとする。有効成分が溶解状態にある限り、水溶性粒剤の成分のすべてが溶 解している必要はない。従って、本発明は、その範囲内に、比較的不溶性な成分 も同時に含有し得る水溶性粒剤を含む。本発明の農薬組成物の実際の形状は本発 明に特有な作用にとって重要ではない。 本明細書で用いられる「水溶性賦形剤」という術語には農薬を希釈するために 利用し得るすべての水溶性または水分散性物質が含まれる。好ましい水溶性物質 には生物由来のものが含まれる。適切な水溶性賦形剤にはラクトース、グルコー ス、果糖、マンノース、マニトール、ショ糖、たとえば製菓用の砂糖、黒砂糖、 赤砂糖、ソフト赤砂糖、その他の砂糖、糖類のようなもの、微結晶性セルロース 、粉状セルロース、リン酸カルシウム、 水溶性の無機塩類、およびそれらと同類のもの、およびそれらの混合物が含まれ る。本発明で用い得るラクトースの例として、α-ラクトース水和物、無水α-ラ クトース、β-ラクトース水和物、無水β-ラクトース等、およびそれらの混合物 が含まれる。 いかなる界面活性剤も所望する農薬もしくは水と混合した農薬を乳化する限り 、本発明では界面活性剤として使用できる。そのような界面活性剤の例として、 脂肪酸グリセリンエステル、脂肪酸ショ糖エステル、脂肪酸ソルビタンエステル 、脂肪酸塩、硫酸アルキル、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルアリルエ ーテル、及びこれらのポリオキシエチレン化生成物、高級アルコールのエチレン オキシド付加生成物、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、リ グニンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル、ポリオキ シエチレンアルキルエステル、硫酸アルキルアリール等が含まれる。界面活性剤 は1種類で、または適当に組み合わせて用いてもよい。所望する1種もしくは複 数の農薬と水に均一に混合できる界面活性剤が好ましい。しかし、常にこのよう な界面活性剤を用いる必要はない。農薬組成物を水で希釈するときに界面活性剤 が水に溶解すれば十分である。 本明細書で用いられる「湿潤性界面活性剤」という用語には、ナトリウムN- メチル-N-オレイルタウレート、ナトリウムN-メチル-N-パルミチルタウレー ト、ナトリウムN-メチル-N-オレオイルタウレート、ジオクチルスルホコハク 酸ナトリウム及び他のアルキルスルホコハク酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリ ウム、平均8−12モルのエチレンオキシドを有するα-(p−ノニルフェニル )-ω-ヒドロキシポリ(オキシエチレン)及び平均7−12モルのエチレンオキ シドを有するα-(p−オクチルフェニル)-ω-ヒドロキシポリ(オキシエチレ ン)のように製剤の湿潤性を高めるために利用し得る任意の薬剤が含まれる。 本明細書で用いられる「分散性界面活性剤」という術語には、アルキルナフタ レンスルホン酸ナトリウム、ナフタレンスルホン酸ナトリウム、リグノスルホン 酸カルシウム、リグノスルホン酸ナトリウム及びリグノスルホン酸アンモニウの ように水と混合したとき製剤の分散性を高めるために利用される任意の薬剤が含 まれる。 本明細書で用いられる「消泡剤」という術語にはメチル化シリコーン、ポリオ ルガノシロキサン及び2-エチルヘキサノー ルのように水に添加したとき製剤が発泡を引き起こす傾向を減少させるために利 用し得る任意の薬剤が含まれる。 農薬、水溶性賦形剤、浸潤性界面活性剤、分散性界面活性剤、消泡剤に加えて 、本農薬組成物には安定剤、協力剤、着色剤等も適度に含ませ得る。 本発明の農薬組成物は一般に水で希釈した後は拡散する。水で希釈するとき には、農薬組成物の希釈倍率は農薬の種類、防除すべき有害生物の種類、処理す べき作物の種類、治療すべき病気の種類、防除すべき雑草の種類、処理期間、施 用方法などによって異なり、正確には言えないが一般的には20倍から10,0 00倍の範囲内にあることを、当業者は理解するであろう。 本発明の製剤において使用するのに好ましい水溶性農薬は安息香酸エマメクチ ンである。農業用殺虫剤として活性を有する特定のアベルメクチンB1a/B1 b化合物は米国特許第4,310,519号(1982年1月12日発行)に開示 されている。4”デオキシ-4”-エピ−メチルアミノアベルメクチン塩酸塩は農 業用殺虫剤として活性を有するとして米国特許第4,874,749号(1989 年10月17日発行)に開示さ れている。4”−デオキシ-4”-エピ−メチルアミノアベルメクチンB1a/B1 bの安定な塩は米国特許第5,288,710号(1994年2月22日発行)に 開示されている。特に、米国特許第5,288,710号は、例えば以下のような 構造を有する4”−デオキシ-4”-エピ−メチルアミノアベルメクチンB1a/ B1bの安息香酸塩(安息香酸エマメクチン)を開示する。 この化合物は、その明細書中に記載された方法論により容易に合成される。本 発明の製剤のその他の成分は商業的に入手可能であか、当分野で知られている方 法によって容易に合成される。 本製剤の用途は当業者にとって自明であろう。とくに、安息香酸エマメクチン を含有する製剤は、例えば米国特許第5,288,710号の記載の通りに利用し てもよい。 本発明の農薬組成物は有害な生物を駆除するか、もしくは防除するか、あるい は植物の成長を調節するために用いられる。 本発明の農薬組成物は、特に作物が生育中もしくは貯蔵されている間に被害を 与える農業上の害虫を駆除する点で有用である。この化合物はスプレー、ダスト 、エマルション、およびそれらと同類のものとして既知の技術を用いて、そのよ うな農業害虫からの作物保護を達成するため生育中または貯蔵されている作物に 施用される。 例えば、化合物エマメクチンと農業上許容できるその塩、とくに安息香酸エマ メクチンは人間、動物の衛生と農業の分野において寄生虫駆除剤、外部寄生虫駆 除剤、殺虫剤、ダニ駆除剤として重要な殺寄生虫活性を示す。 エマメクチンと農業上許容できるそれらの塩はTribolium sp.,Tenebrio sp. ,のような貯蔵穀物につく昆虫類の害虫、ハダニ(Tetranychus sp.)、アブラム シ(Acyrthiosiphon sp.)のような農業用植物につく昆虫類の害虫、イナゴなど の移動性 の直翅目の昆虫や植物の組織を常食とする幼若な段階の昆虫に対して有用である 。これらの農薬は土壌線虫、農業上重要なMeloydogyne sp.のような植物寄生虫 の防除に有用である。また、これらの農薬はsouthern army wormやMexican bean beetleの幼虫などの他の植物害虫に対しても有効である。これらの農薬はまた イヌにつくDilofilaria、齧歯目につくNamatospiroides、Syphacia,Aspiculuris 、マダニ、ダニ、シラミ、ノミ、ハエのような動物や鳥の節足動物外部寄生虫や ヒツジにつくLuculis sp.、牛につく吸血性(biting)昆虫及びHypoderma sp.の ような移動性のdiperousの幼虫、馬につくGastrophilus,齧歯目につくCaterebr a sp.に対しても有効である。加えて、これらの化合物は腸内寄生虫のような寄 生虫に対しても有効である。蠕虫病はブタ、ヒツジ、ウマ、ウシ、ヤギ、イヌ、 ネコ及び食用飼鳥類のような家畜に広まる深刻な経済的問題である。腸内寄生虫 のなかで線虫として記載されている蠕虫類は種々の上記動物に広まり、しばしば 深刻な感染を引き起こす。もっとも一般的な上記動物に感染する線虫の属はHaem onchus、Trichostrongylus、Ostertagia、Nematodirus、Cooperia、Ascaris、Bu nostomum、Oesophagostomum、Chabertia、Trichuris、 Strongylus、Trichonema、Dictyocaulus、Capillaria、Heterakis、Toxocara、A scaridis、Oxyuris、Ancylostoma、Uncinaria、Toxascaris、およびParascaris である。Nematodirus及びCooperia及びOesophagostomumなどの属は主として腸管 を攻撃するが、一方Haemonchus、Ostertagiaなどのその他の属は胃により広く寄 生し、Dictyocaulusのような更に別の属は肺で発見される。これらの農薬はまた ヒトに感染する寄生虫に対しても有効である。もっとも一般的なヒトの胃腸管の 寄生虫の属はAncylostoma、Necator、Ascaris、Strongyloides,Trichinella、C apillaria、Trichuris及びEnterobiusである。その他に、血液や胃腸管外のその 他の組織や器官で発見される医学的に重要な寄生虫の属はWuchereria、Brugia、 Onchocerca及びLao、Dracanculusなどのfiliarial蠕虫と、腸管外の段階にある 腸内寄生虫、StrongyloidesとTrichinellaである。該化合物はまたヒトに寄生す る節足動物、吸血性昆虫やヒトを悩ませるその他の双翅目の害虫に対して有効で ある。これらの農薬はまたゴキブリ、Blatella sp.、イガ類、Tineola sp.、カ ツオブシムシ類、Attagenus sp.、イエバエMusca domesticaのような家屋害虫に 対しても有効である。 もし望むなら、本発明の農薬組成物を液体灌注剤(drench)に製剤するために 利用してもよい。灌注剤は通常ベントナイトのような懸濁剤及び浸潤剤等の賦形 剤を含有する有効成分の溶液、懸濁液または分散液である。一般に灌注剤は消泡 剤も含む。 最良の成果が得られる使用農薬の最適量は、無論、使用される特定の農薬、処 理される動物や植物の種類、寄生虫感染または浸入のタイプと深刻度による。利 用される農薬の最適量は、当業者によって過度の実験なしに容易に決められると 考えられる。 本発明の製剤の調製法を以下の実施例に例示する。次の例は本発明を例示する 目的で掲げられおり、本発明の範囲や趣旨に制限を加えることを意味していない 。 実施例1 乳剤(EC)製剤と可溶性粒剤(SG)製剤の代表的な組成を以下に掲げる。安息香酸エマメクチンの乳剤製剤 成分 商品名 %w/w 安息香酸エマメクチン (工業用原体) 2.40 ブチル化ヒドロキシトルエン BHT 1.00 パラフィンオイル Semtol 70 6.40 POE30 ひまし油 Witconol 300 18.00 ポリソルベート80 Tween 80 18.00 1-ヘキサノール Epal 6 54.20 乳剤組成物は、全成分を混合し、溶解するまで撹拌して製造した。安息香酸エマメクチンの可溶性粒剤製剤 成分 商品名 %w/w 安息香酸エマメクチン (工業用原体) 5.31 ポリオルガノシロキサン Rhodorsil EP 6703 0.10 アルキルナフタレン− スルホン酸ナトリウム Sellogen DFL 1.00 ナトリウムN-メチルN-オレイル− タウレート Adinol OT-64 7.50 無水ラクトース 直接的錠剤化品質 86.09 (Direct Tableting Grade)成分 商品名 kg 安息香酸エマメクチン (工業用原体) 1.078 ポリオルガノシロキサン Rhodorsil EP 6703 0.020 アルキルナフタレン− スルホン酸ナトリウム Sellogen DFL 0.200 ナトリウムN-メチルN-オレイル− タウレート Adinol OT-64 1.500 無水ラクトース 直接的錠剤化品質 17.207 (Direct Tableting Grade) 水 (工業用) 2.795 可溶性粒剤は、100kgの製剤を得るために、以下のような5×20kgのロ ットの試験規模で製造した。工程の第一段階では60リットルの可搬式混合器内 で有効成分安息香酸エマメクチンを賦形剤と乾式混合し、次に約14重量%の水 を加えた。その後、水分を含んだ塊を0.8mmのふるい付バスケット型押出器 に移した。押出物を約60℃で約12分間流動床乾燥器で乾燥した。粒剤はふる い装置に移され、そこで4から50メッシュの範囲外の粒子が分離された。全工 程を通じての収率は91%であり、粒子のサイズ選別から外れて落ちた生成物の 分離によって収率に損失が生じたした。粒子サイズに適合した最 終生成物は10kg用の袋にまとめて包装した。安息香酸エマメクチンの可溶性粒剤製剤 成分 商品名 %w/w 安息香酸エマメクチン (工業用原体) 5.20 ポリオルガノシロキサン Antifoam/Rhodorsil 0.10 アルキルナフタレン− EP-6703 スルホン酸ナトリウム Sellogen DFL 1.00 ナトリウムN-メチルN-オレイル− タウレート Adinol OT-64 7.50 ラクトース Lactose DCL21 86.2成分 商品名 kg 安息香酸エマメクチン (工業用原体) 5.12 ポリオルガノ- シロキサン Antifoam/Rhodorsil 0.098 アルキルナフタレン− EP6703 スルホン酸ナトリウム Sellogen DFL 0.984 ナトリウムN-メチルN-オレイル- タウレート Adinol OT-64 7.38 ラクトース Lactose DCL21 84.88 水 (工業用) 10.0 可溶性粒剤製剤は、800kgの製剤を得るために、8×100kgのロット のより大きな規模で製造した。工程の第一段階では有効成分である安息香酸エマ メクチンを賦形剤とを、200リットルの混合器内で均一になるまで5−10分 間乾式混合し、次に混合器に約10kg(10−12.5%)の水を加えた。水 は一回の噴霧により加えた。その後、混合を1分間継続した。大規模の製剤では 必要となる水はより少量で充足した(おそらく、ラクトースの湿気、ミキサーの 温度の変化、バッチサイズの相違のためであろう)。その後、水分を含んだ塊を バスケット型押出器に移し、0.8mmのふるいを通して流動床乾燥器に押し出 した。各バッチは2個のサブ・バッチに分離され乾燥サイクルで迫加して攪拌す る必要なく一回の乾燥サイクルで乾燥した。押出物は流動床乾燥機で約60℃の 入口温度、1m3/minの空気流で約12−20分間乾燥する。粒剤は振動式 ふるい装置に真空状態で移し、そこで4から50メッシュの範囲外の粒子を分離 した。全工程を通じての収率は90%であり、粒子のサイズ選別から外れて落ち た生成物の分離によって収率に損失が生じた。粒子サイズに適合した最終生成物 はまとめて包装した。実施例2 安息香酸エマメクチンの可溶性粒剤製剤 成分 商品名 %w/w 安息香酸エマメクチン (工業用原体) 5.5 フュームドシリカ Cab-O-Sil M5 0.75 ナトリウムN-メチルN-オレイル− タウレート Geropon T77 0.75 ポリオルガノシロキサン EP 6703 0.1 陰イオン性界面活性剤混合物 Witcosperse D60 3.0 デンプン Sta-RX 10.0 無水ラクトース 直接錠剤化品質 79.9 乾式混合可溶性粒剤製剤はすべての粉体を一緒に混合して調製する。その乾式 混合物に15%の水を加え、得られた粉体を、0.8mmふるい付LCI Be nchtop機を用いて押出して水分を含んだ顆粒を得た後、54℃で一晩乾燥 する。 以下に記載された効力比較の圃場試験では、可溶性粒剤の効力は乳化組成製剤 の効力と統計上同等であった。両製剤ともに以下の記載のように目に対する急性 刺激性について試験をした結果、乳化組成物は極端に強い刺激性があるのに対し 、可溶性 粒剤はわずかな刺激性しかないことが判明した。 実施例3 安息香酸エマメクチンの可溶性粒剤製剤−有効成分の割合変化 成分 (%w/w) 安息香酸エマメクチン 1 2 5 10 25 50 ポリオルガノシロキサン 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 ナトリウムN-メチルN-オレイル− タウレート 7.5 7.5 7.5 7.5 7.5 7.5 アルキルナフタレン− スルホン酸ナトリウム 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 無水ラクトース 90.4 89.4 86.4 81.4 66.4 41.4 この例が示すように、有効成分(安息香酸エマメクチン)の量は5%に制限す る必要はなく、5%を超えてもよい。記載された各組成物は、乾燥した粉末を混 合した後、水を加え、得られた粉末を0.8mmふるい付LCI Bencht op押出機を用いて押出して水分を含んだ顆粒を得、それを一晩54℃で乾燥して 調製した。粒剤は水に分散すると、安息香酸エマメクチンを含む透明な溶液を与 えた。実施例 4 安息香酸エマメクチンの可溶性粒剤製剤−賦形剤の変化 成分 (%w/w) 安息香酸エマメクチン 5.4 5.4 5.4 ポリオルガノシロキサン 0.1 0.1 0.1 アルキルナフタレン− スルホン酸ナトリウム 1.0 1.0 1.0 ナトリウムN−メチルN-オレイル− タウレート 7.5 7.5 ラクトース水和物 86.1 製菓用砂糖(ショ糖) 86.1 粉末グルコース 86.1 この例が示すように、他の生物由来の水溶性賦形剤を本発明の実施に用いても よい。これらの組成物のそれぞれは、乾燥粉末を混合し、水を加え、得られた粉 末を0.8mmふるい付LCI Ben−chtop押出機を用いて押出して水 分を含んだ顆粒を得、それを一晩54℃で乾燥して調製した。粒剤は水に拡散し たときに、安息香酸エマメクチンを含む透明な溶液を与えた。実施例 5 安息香酸エマメクチンの可溶性粒剤製剤−界面活性剤の不添加 成分 (%w/w) 安息香酸エマメクチン 5.4 5.4 5.4 5.4 無水ラクトース 94.6 93.6 ラクトース水和物 94.6 製菓用砂糖(ショ糖) 94.6 アルキルナフタレン− スルホン酸ナトリウム 1.0 この例が示すように、本発明を実施する上で浸潤性界面活性剤及び/又は分散 性界面活性剤を添加する必要はない。これらの組成物はそれぞれ、乾燥粉末を混 合し、水を加え、得られた粉末を0.8mmふるい付LCI Benchtop 機を用いて押出して水分を含んだ粒剤を得、それを一晩54℃で乾燥して調製し た。粒剤は水に拡散したときに、安息香酸エマメクチンを含む透明な溶液を与え た。 実施例 6 安息香酸エマメクチンの可溶性粒剤製剤−効力試験 トマトについたオオタバコガの幼虫(Helicoverpa zea)の防 除のため週に一回散布を行い、安息香酸エマメクチンの5%可溶性粒剤製剤(実 施例1の記載の通りに調製したもの)の効力を安息香酸エマメクチンの2%乳剤 製剤(実施例1で記載した用に調製したもの)、市販の標準化学農薬λ−サイハ ロスリン及びエスフェンバレレート、並びにBacillus thuringiensis kurstaki のDipel 2X製剤の効力と比較した。有効成分(AI)が1エーカーあた り0.0075lbとなるように散布したとき、安息香酸エマメクチン製剤はど ちらも同じように有効であり、Helicoverpa zeaによる果物の被害を減少させる 点で市販の化学農薬やB. thur-ingiensisの標準薬に匹敵した。無処理対照では 被害のあった果物は全平均で18.5%であったのに対し、安息香酸エマメクチ ンの乳剤製剤と可溶性粒剤製剤を用いた場合にはそれぞれ2.0%と0.5%と なった。λ−サイハロスリン、エスフェンバレレート、Bacillus thuringiensis kurstakiで処理した場合に果物の被害はそれぞれ平均で1.0%、0.0%、 1.5%であった。 ’ローマ’トマトの移植用苗木を6月10日に圃場に植えた。各区画は長さ2 0フィートの一列の作条(5フィートセンター)(=0.0022957エーカ ー)とした。区画は各作条に おいて少なくとも6フィートの苗木のない区域で分離し、各作条は24フィート の間隔をあけた。作条と作条の中間にはスイートコーン('Silver Qu een')を1作条植えた。トマトとスイートコーンの作条の間には雑草が生え たが、これらは刈り取り続けた。6月20日に0.5lb有効成分/acreの 割合での指向散布によりSencor 75DFを一回散布して、トマトの作条 内における雑草を防除した。葉の病気を防除するため、Dithane M45 を7月1日から5日おきに収穫期の期間中にわったて1.5lb有効成分/ac reの割合で茎葉散布した。加えて、しり腐れの防除のために7月10、17、 24、31日に硝酸カルシウムを4lb/acreの割合で散布した。殺虫剤処 理はすべて7月23、30日、8月6、13日に茎葉散布で行った。散布は42 psiでエーカーあたり55ガロンの散布液を噴射するように調節されたCO2 駆動の背負い型散布器で行った。散布液は作条の各側面に向いた3個のホローコ ーン(hollow cone)ノズル(D-3ディスク、25コア)から噴射された(各作条あ たり6ケのノズル)。散布は近辺にある黒色昆虫捕獲器内のHelicoverpa zeaオ オタバコガの捕獲量の増加とトマトの茎葉部にH.zeaの卵が見つかった ことに対応して7月23日に開始した。 実験での農薬処理は以下のとおりである: 1.安息香酸エマメクチンの2%乳剤製剤をエーカーあたり0.0075lb の有効成分となるように散布する; 2.安息香酸エマメクチンの5%可溶性粒剤製剤をエーカーあたり0.007 5lbの有効成分となるように散布する; 3.λ−サイハロスリン(Karate 1E)をエーカーあたり有効成分が0 .02lbとなるように散布する; 4.エスフェンバレレート(Asana XL 0.66EC)をエーカーあた り有効成分が0.036lbとなるように散布する; 5.Bacillus thuringiensis kurstaki(Dipel 2X)をエーカーあたり1 .0lbの製剤品となるように散布する; 6.無処理対照。 実験処理は無作為完全ブロック実験法により4回繰り返した。果実のオオタ バコガ被害の発生率は第一期の果実が出荷できるくらい成熟した8月11日に各 区画ごとに決定した。そして、8月16日にもう一度行った。各検査日には無作 為抽出された成熟した果物25個を収穫し、昆虫による被害について調 査した。昆虫の被害にあった果実は出荷不能と分類され、その原因となった昆虫 がいれば、それを特定するために中味を切り開いた。被害を受けなかった果実は 出荷可能と分類された。果実から発見された昆虫はすべてH. zeaであり、果実へ の被害はどの場合もH. zeaに特有のものであった。実験計画では果実の被害につ いては3回の評価が必要であったが、3回目の評価は白絹病が第一収穫期と第二 収穫期の間に急速に区画に広がりはじめたため、不可能であった。 区画で枯れたもしくは枯れかかっている植物の数は2回目の評価の後に急激に 増加し、そのため3回目の収穫から有意義なデータを得ることが不可能となった 。白絹病は6月中の過剰な降雨の後、7月初旬に散在する植物に最初に発生した 。8月8日に作物を灌漑するまでは病気の拡大はほとんど見られなかった。全区 画の大部分の作物について収穫期まで異状はみられず、病気に罹った作物は収穫 しなかったため、白絹病の発生がこの実験で生じたデータの信頼性に悪影響を及 ぼすのではという疑いは持たなかった。 オオタバコガの幼虫はこの実験で被害数を増加させた唯一の害虫であった。無 処理対照区画における被害のレベルは8月初 頭のノースカロライナの海岸平野地方としてはありふれたものであった。8月1 1日と16日の集計では無処理対照の区画でH. zeaによる被害を受けた全果実の 割合は、それぞれ17%と20%であった。不運なことに、この実験はオオタバ コガの幼虫の数が最高の水準に達する8月後半まで継続しなかった。両収穫日に は農薬処理をした場合はすべて無処理対照に比べて被害を受けた果実の数が有意 な水準で、少なかった。実験的に農薬処理した区画同士では有意な差はなかった 。両方の製剤ともに標準化学農薬λ−サイハロスリン及びエスフェンバレレート や標準生物農薬Baci −llus thuringiensis kurstaki(Dipel 2X)と同程 度だけオオタバコガを防除した。 これらの結果により、安息香酸エマメクチンの乳剤製剤と可溶性粒剤製剤はと もに0.0075lb有効成分/エーカーの割合で7日間隔施用計画で散布した とき、オオタバコガの防除に関して同程度に有効であることが示された。両製剤 ともに、0.02lb有効成分/エーカーのλ−サイハロスリン、0.036l b有効成分/エーカーのエスフェンバレレート、1.0lb製剤/エーカーのBaci llus thuringiensis kurstaki(Dipel 2X)をそれぞれ7日間隔施用計画 で散布した 場合と同程度の有効性を示した。 その後の効力試験では安息香酸エマメクチンの乳剤製剤と可溶性粒剤製剤はと もに空中散布によってコナガ、ヨトウガの一種の幼虫、ハイマダラノメイガの幼 虫を防除する点で同程度の有効性を示した。 実施例 7 安息香酸エマメクチンの可溶性粒剤製剤−ウサギにおける急性目刺激性試験 農業用農薬である安息香酸エマメクチンの5%可溶性粒剤(SG)製剤(実施 例1で記載された方法で調製されたもの)の潜在的で主要な目剌激性をニュージ ーランドシロウサギで評価した。試験は標準操作手順書に従って行った。6匹の ウサギ(オス3匹、メス3匹)がこの試験群で用いられた。試験の実験開始時に 動物はおよそ生後15週経過しており、体重は2.85kgから3.05kgの 範囲にあった。試験0日目に、100ミリグラムの製剤を左目の結膜嚢に入れた (右目は未処理のままで、対照として用いた)。すべての動物について7日間、 死亡率と臨床上の徴候を調べるために毎日観察した。体重は薬剤投与前の試験0 日目と試験7日目にすべてのウサギについて記 録した。すべてのウサギについて薬剤投与前、投与後15分、120分、24時 間、48時間、72時間、4日〜7日経過後に全体的な目の状態、および両目の 直接的な瞳孔反射と角膜反射について調査し、Draizeの評点システム( .Pharmacol.Exp.Therap. 82:377−390(199 4))に従って、薬剤が投与された目の反応を評価した。ウサギはすべて試験9 日目にバルビツール酸の過剰投与により安楽死させて検死をせずに処分した。体 重の増加に関して薬剤投与との相関はなかった。また、以下に記載した目の徴候 のほかには臨床上の徴候はなかった。 15分後には、極めて少量の結膜の赤味、少量の結膜水腫(1匹について)、 及び微少量の分泌物がすべてのウサギの薬剤投与された目に認められた。120 分経過時までにに少量の結膜の赤味、少量の結膜水腫及び少量の分泌物(すべて のウサギについて)並びに軽微な虹彩炎(6匹中2匹について)が観察された。 24時間経過時までに、上記した目の反応は全て著しく減少し、極めてわずかな 結膜の赤味とわずかな虹彩炎(一匹について)のみが残った。しかし、かすかな 角膜の混濁(<1.4角膜表面)が2匹について生じていた。48時間から72 時 間経過時までに目に生じた反応はすべて減少し、一匹について、結膜の軽微な赤 味が持続した。試験4日目から試験7日目にかけてはウサギの目は正常だった。 Draizeの評点による数値と臨床上の徴候との間には相関関係があった。個 々のウサギについて総合評点はとても低く、15を超えたものはなかった(この 方法で到達可能な最高の評点は110である)。試験期間中は瞳孔と角膜の直接 反射はすべてのウサギについて正常であった。引き続いて行った安息香酸エマメ クチンの10%と25%の可溶性粒剤(SG)製剤についての試験では、10% の製剤は中程度の刺激性を有し、25%の製剤は極めて強い刺激性を有すること が示唆された。 実施例 8 安息香酸エマメクチンの乳剤製剤−ウサギにおける急性目刺激性試験 この試験の目的は、農業用農薬である安息香酸エマメクチンの2%乳剤(EC )製剤をウサギの目に一度滴下したときの潜在的な目刺激性を決定することであ る。 1匹のオスのシロウサギ(ニュージーランドホワイト)で生後約22週で体重 2.76kgのものがこの試験で用いられた。 動物は温度調節されたステンレス製の個別のカゴに入れた。常用飼料はPurina認 定高繊維質ウサギ食(Purina Certified High Fiber Rabbit Chow)とした。飲料 水はいつでも摂取可能な状態にした。ウサギの左目の角膜嚢に0.1mlの安息 香酸エマメクチン乳剤(EC)製剤(実施例1で記載した方法で調製したもの) を入れた。薬剤投与した直後、処理した目のまぶたを一秒間閉じた状態に保った 後、解放した。右目は無処理対照として用いた。 ウサギについて全身に対する毒性と目刺激性の徴候を調べるために21日間観 察した。目の検査は、試験前、目に対する薬剤投与後約60分経過時、その後週 末(試験5、6、12、13、19、20日目)を除き毎日行った。こうした観 察結果はDraize法(J.Pharmacol.Exp.Ther ap. 82 :377−390(1994))により評点をつけた。体重は試験前と試験7 日目、14日目及び21日目に測定した。観察期間の終了時には、ウサギは検死 せずに処分した。上記製剤の処理による全身的影響及び体重変化は全く認められ なかった。しかし、該製剤により60分経過時には、角膜全体を覆うかすかな混 濁、中程度の赤味及び結膜水腫並びに著しい分泌物 が認められた。24時間経過時に目の状態はさらに悪化して、角膜は知覚麻痺に いたり、また、虹彩には、以前の徴候に加え虹彩周辺への充血を含んだ充血が認 められた。目の状態は徐々に改善し、18日目から観察期間最終日の21日目に は虹彩の知覚麻痺と虹彩全体を覆う非常にかすかな混濁のみが認められただけで あった。 結論として、安息香酸エマメクチンの乳剤製剤はウサギの目に対し極めて強い 刺激性を示した。目への刺激性の徴候が21日経過後も依然として認められたた め、安息香酸エマメクチンの乳剤製剤の目刺激性に関して、追加したウサギに対 して試験は行わなかった。 実施例9 化合物としての安息香酸エマメクチン−ウサギにおける急性目刺激性試験 この試験の目的は化合物としての安息香酸エマメクチンをウサギの目に一回滴 下させたときの潜在的な目刺激性を決定することである。生後25から26週で 、体重3.23から3.66kgの3匹のオス及び3匹のメスのシロウサギ(ニ ュージーランドホワイト)がこの試験に用いられた。供試化合物は、微粉末に粉 砕し、0.1cc(約28mg)をウサギの左目の角膜 嚢に入れた。薬剤投与直後に、薬剤の損失を防ぐため、処理された目のまぶたを 一秒間閉じた状態に保った後、解放した。右目は無処理対照として用いた。 目の試験はすべてのウサギについて滴下後1、24、48、72時間経過時に 記録し、Draize法(J.Pharmacol.Exp.Therap. 82 :377−390(1994))により評点をつけた。目に重篤な反応が生じ たため3匹のウサギを72時間経過時の記録後、安楽死させた。点数は残りの3 匹のウサギについて薬剤投与後、週末を除く14日間、一日一回記録した。 供試化合物であるニートな安息香酸エマメクチンはウサギの目に対して著しい 刺激性を示した。一時間で4匹のウサギの目について虹彩に充血があった。すべ ての目に角膜の知覚麻痺と結膜に対する刺激性が認められた。後者は中程度の赤 味、少量もしくは中程度の結膜水腫及び多量の無色の分泌物である。 その後、徴候は概して重篤になった。24時間経過時にはさらに1匹のウサギ の虹彩に充血を生じていた。別の1匹には角膜表面の1/4以下に少量の角膜の 混濁がみられた。他の混濁は認められなかった。早い時期に安楽死させた3匹の ウサギでは結膜水腫がひどく、他の徴候を読み取る妨げとなった。見た ところでは赤味もまたひどく、分泌物の大部分は白色の粘液状物質でできていた 。光に対して反応しない(まばたき反応がない)目が一個あった。この三匹のウ サギの目は72時間ほとんど変化しなかった。24時間経過時点で、残りの3匹 のウサギの目には角膜の知覚麻痺が依然として残り、赤味もひどく、結膜水腫は 中程度であった。二個の目には分泌物中に白い粘液質の物質が生じた。白い粘液 質の物質が生じなかった目は48時間経過後、及び14日間の観察期間の残存期 間中は正常なようであった。他の二個の目の徴候については48時間経過時点で 概して変化がなく、その後、徴候は減少した。角膜の知覚麻痺は72時間続いた 。試験第8日、第9日、第10日には一個の目の虹彩に異常な赤い斑点が現れた 。しかし、瞬膜の位置どり(positioning)のために位置測定は困難であった。 試験第13日目までにはその目は正常なようになった。残りのウサギの目は試験 第13日目と14日目には、白い粘液質の分泌物以外は正常なようであった。早 期に安楽死させたウサギには多少の体重の減少(7%未満)があった。それ以外 の場合では薬物投与は体重の増加に影響を与えてはいないようだった。 結論として、化合物としての安息香酸エマメクチンはそれ自体、強力な不可逆 性目刺激性物質である。表 1 FIFRA毒性基準と分類 FIFRA分類 ウサギの急性目刺激性試験は製品ラベルに記載しなければならない注意事項に 適切なレベルを指定するために必要である。参考のため、表1に毒性試験のタイ プ、製品ラベルに付す適切な識別用語、およびFIFRAの分類を掲げる(Fe deral Insecticide,Fungicide,and Rode nticide Act(農薬と器具に対する表示要件,Fed.Reg.,pp .37960−37995,Sept.26,1984);40 C.F.R.§ 156.10). FIFRAの指針では、製品のラベルに付す注意事項の識別用語は、実施した すべての急性毒性試験の結果の中で最も重症だった結果によって決定する。最も 危険性の高いの分類(分類I「危険」)に属する製品は利用者に有毒性が高いこ とを示し、場合によっては「利用制限農薬」として米国環境保護局が規制しなけ ればならない。 安息香酸エマメクチンの2%乳剤製剤に関する目刺激性試験により、目の刺激 性症状が21日後まで持続したことが証明されたため、上記製剤は強力な刺激性 物質とみなされ、分類I(「危険」)に分類された。同様に有効成分自体、すなわち 化合物としての安息香酸エマメクチンもまた目刺激性試験では強力な刺 激性物質であった。しかし、驚くべきことに、安息香酸エマメクチンの5%可溶 性粒剤製剤の目刺激性試験で目の刺激性症状は7日以内に消失し、この製剤が弱 い刺激性物質にすぎないことが明らかになった。従って、安息香酸エマメクチン の可溶性粒剤製剤は分類III(「注意」)に分類されるであろう。このような結 果は、本発明に固有な利点を典型的に示すものと解釈される。 本発明について、特定の具体例に言及しつつ記載し、例示してきたが、当業者 は本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、手順や試験計画書について様々 な応用、変更、修正、置換、削除もしくは付加を行い得ることは理解されるであ ろう。例えば、本発明の製剤の施用に関する変更に伴い、本明細書で前述した特 定の濃度以外の有効な濃度が適用可能である。同様に、観察される特定の生物学 的な反応は、選択された特定の有効化合物に応じて、あるいは製薬で用いる他の 担体の有無、特定の剤形、利用する薬剤投与方法よって変化し得る。得られる結 果において生じると予想されるこのような変化や相違は、本発明の目的と実施に 適合すると考えられる。従って、本発明は後述の請求の範囲により定義され、ま た、その請求の範囲は合理的である限り幅広く解釈されることを意図している。
【手続補正書】特許法第184条の4第4項 【提出日】1997年6月5日(1997.6.5) 【補正内容】 請求の範囲 1. 水溶性農薬と水溶性賦形剤を含んでなる農薬組成物。 2. 可溶性粒剤の形態であることを特徴とする、請求項1の農薬組成物。 3. 水溶性のマトリックスまたはモノリスに含まれることを特徴とする請求項 1の農薬組成物。 4. エマメクチン又は農業上許容できるその塩、アセフェート、ブラスチシジ ン−S、カスガマイシン、ヒメクサノール、アシフルオルフェン、グリホセート 、グルホシネート、ジベレリン酸、およびマレイン酸ヒドラジド ジケグラック から水溶性農薬を選択することを特徴とする、請求項1の農薬組成物。 5. エマメクチンまたは農業上許容できるその塩、および水溶性賦形剤を含ん でなる農薬組成物。 6. ラクトース、ショ糖及びブドウ糖から水溶性賦形剤を選択することを特徴 とする、請求項5の農薬組成物。 7. さらに湿潤性性界面活性剤を含むことを特徴とする、請求項6の農薬組成 物。 8. さらに分散性界面活性剤を含むことを特徴とする、請求 項7の農薬組成物。 9. さらに消泡剤を含むことを特徴とする、請求項8の農薬組成物。 10. 安息香酸エマメクチンと水溶性賦形剤を含んでなる農薬組成物。 11. 可溶性粒剤の形態であることを特徴とする、請求項10の農薬組成物。 12. 水溶性のマトリックスまたはモノリスに含まれることを特徴とする、請 求項10の農薬組成物。 13. ラクトース、ショ糖及びブドウ糖から水溶性賦形剤を選択することを特 徴とする、請求項10の農薬組成物。 14. 水溶性賦形剤がラクトースであることを特徴とする、請求項10の農薬 組成物。 15. さらに湿潤性界面活性剤を含むことを特徴とする、請求項10の農薬組 成物。 16. さらに分散性界面活性剤を含むことを特徴とする、請求項15の農薬組 成物。 17. さらに消泡剤を含むことを特徴とする、請求項16の農薬組成物。 18. エマメクチン又は農業上許容できるその塩、ラクトース、アルキルナフ タレンスルホン酸ナトリウム、およびナトリウムN−メチル−N−オレイルタウ レートを含んでなる農薬組成物。 19. さらにポリオルガノシロキサンを含むことを特徴とする、請求項18の 農薬組成物。 20. その塩が安息香酸エマメクチンであることを特徴とする、請求項18の 農薬組成物。 21. 水溶性粒剤の形態であることを特徴とする、請求項18の農薬組成物。 22. 水溶性のマトリッスクまたはモノリスに含まれることを特徴とする、請 求項18の農薬組成物。 23. 0.1から60重量%の安息香酸エマメクチン、40から99.9重量 %のラクトース、0から25重量%のナトリウムN−メチル−N−オレイルタウ レート、0から10重量%のアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、及び0 から3重量%のポリオルガノシロキサンを含んでなる農薬組成物であって、安息 香酸エマメクチン、ラクトース、ナトリウムN−メチル−N−オレイルタウレー ト、アルキルナフタレンスルホン酸 ナトリウム及びポリオルガノシロキサンの比率の合計が100重量%を超えない 農薬組成物。 24. 1から50重量%の安息香酸エマメクチン、40から99重量%のラク トース、0から10重量%のナトリウムN−メチル−N−オレイルタウレート、 0から2重量%のアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、及び0から1重量 %のポリオルガノシロキサンを含み、安息香酸エマメクチン、ラクトース、ナト リウムN−メチル−N−オレイルタウレート、アルキルナフタレンスルホン酸ナ トリウム及びポリオルガノシロキサンの比率の合計が100重量%を超えないこ とを特徴とする、請求項23の農薬組成物。 25. 水溶性粒剤の形態であることを特徴とする、請求項24の農薬組成物。 26. 約5重量%の安息香酸エマメクチン、約86重量%のラクトース、約7 .5重量%のナトリウムN−メチル−N−オレイルタウレート、約1重量%のア ルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、及び約0.1重量%のポリオルガノシ ロキサンを含む農薬組成物。 27. 水溶性粒剤の形態であることを特徴とする、請求項26 の農薬組成物。 28. 水溶性のマトリッスクまたはモノリスに含まれることを特徴とする、請 求項26の農薬組成物。 29. 農業昆虫が発生した領域に有効量の請求項23の農薬組成物を施用する ことを含む、農業昆虫の防除方法。 30. 植物または植物産生物に有効量の請求項23の農薬組成物を施用するこ とを含む、植物または植物産生物への昆虫の発生に対する予防または処理方法。 31. 以下の工程を含んでなる可溶性粒剤農薬製剤の製法: (1)水溶性農薬、水溶性賦形剤、浸潤性界面活性剤及び分散性界面活性剤の粉 状混合物を製造する; (2)その混合物に水を加える; (3)得られた含水混合物をダイに通して押し出し成形し、顆粒とする;そして 、 (4)その顆粒を乾燥し、水分を除去する。 32. 粉状混合物に消泡剤を加えることを特徴とする、請求項31の製法 33. 以下の工程を含んでなることを特徴とする、請求項31の製法: (1)安息香酸エマメクチン、ラクトース、アルキルナフタレンスルホン酸ナト リウム、ナトリウムN−メチル−N−オレイルタウレート、及びポリオルガノシ ロキサンの粉状混合物を製造する; (2)その混合物に水を加える; (3)得られた含水混合物をダイを通して押し出し成形し、顆粒とする;そして 、 (4)その顆粒を乾燥し、水分を除去する。 34. 請求項33の製法により調製された、安息香酸エマメクチン含有可溶 性粒剤の農薬製剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CU,CZ, EE,GE,HU,IL,IS,JP,KG,KR,K Z,LC,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MK ,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG, SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,US,U Z,VN (72)発明者 ムーカルジー,プラデツプ・ケイ アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065、ローウエイ、イースト・リンカー ン・アベニユー・126 (72)発明者 ピーターソン,ロバート・エフ アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065、ローウエイ、イースト・リンカー ン・アベニユー・126

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 水溶性農薬と水溶性賦形剤を含んでなる農薬組成物。 2. 可溶性粒剤の形態であることを特徴とする、請求項1の農薬組成物。 3. 水溶性のマトリックスまたはモノリスに含まれることを特徴とする請求項 1の農薬組成物。 4. エマメクチン若しくは農業上許容できるその塩、アセフェート、ブラスチ シジン−S、カスガマイシン、ヒメクサノール、アシフルオルフェン、グリホセ ート、グルホシネート、ジベレリン酸及びマレイン酸ヒドラジド ジケグラック から水溶性農薬を選択することを特徴とする、請求項1の農薬組成物。 5. 水溶性農薬が安息香酸エマメクチンであることを特徴とする、請求項4の 農薬組成物。 6. 水溶性賦形剤がラクトースであることを特徴とする、請求項4の農薬組成 物。 7. さらに湿潤性界面活性剤を含むことを特徴とする、請求項6の農薬組成物 。 8. さらに分散性界面活性剤を含むことを特徴とする、請求 項7の農薬組成物。 9. さらに消泡剤を含むことを特徴とする、請求項8の農薬組成物。 10. エマメクチン又は農業上許容できるその塩、ラクトース、アルキルナフ タレンスルホン酸ナトリウム、及びナトリウムN−メチル−N−オレイルタウレ ートを含んでなる農薬組成物。 11. さらにポリオルガノシロキサンを含むことを特徴とする、請求項10の 農薬組成物。 12. 塩が安息香酸エマメクチンであることを特徴とする、請求項10の農薬 組成物。 13. 水溶性粒剤の形態であることを特徴とする、請求項12の農薬組成物。 14. 水溶性のマトリックスまたはモノリスに固定されていることを特徴とす る、請求項12の農薬組成物。 15. 0.1から60重量%の安息香酸エマメクチン、40から99.9重量 %のラクトース、0から25重量%のナトリウムN−メチル−N−オレイルタウ レート、0から10重量%のアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、及び0 から3重 量%のポリオルガノシロキサンを含んでなる農薬組成物であって、安息香酸エマ メクチン、ラクトース、ナトリウムN−メチル−N−オレイルタウレート、アル キルナフタレンスルホン酸ナトリウム及びポリオルガノシロキサンの比率の合計 が100重量%を超えない農薬組成物。 16. 1から50重量%の安息香酸エマメクチン、40から99重量%のラク トース、0から10重量%のナトリウムN−メチル−N−オレイルタウレート、 0から2重量%のアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、及び0から1重量 %のポリオルガノシロキサンを含み、安息香酸エマメクチン、ラクトース、ナト リウムN−メチル−N−オレイルタウレート、アルキルナフタレンスルホン酸ナ トリウム及びポリオルガノシロキサンの比率の合計が100重量%を超えないこ とを特徴とする、請求項15の農薬組成物。 17. 水溶性粒剤の形態であることを特徴とする、請求項16の農薬組成物。 18. 約5.3重量%の安息香酸エマメクチン、約86重量%のラクトース、約 7.5重量%のナトリウムN−メチル−N−オレイルタウレート、約1重量%の アルキルナフタレンスルホ ン酸ナトリウム、及び約0.1重量%のポリオルガノシロキサンを含む農薬組成 物。 19. 水溶性粒剤の形態であることを特徴とする、請求項18の農薬組成物。 20. 水溶性のマトリックスまたはモノリスに含まれることを特徴とする、請 求項18の農薬組成物。 21. 農業昆虫が発生した領域に有効量の請求項15の農薬組成物を施用する ことを含む、農業昆虫の防除方法。 22. 植物または植物産生物に有効量の請求項15の農薬組成物を施用するこ とを含む、植物または植物産生物への昆虫の発生に対する予防または処置方法。 23. 以下の工程を含んでなる可溶性粒剤農薬製剤の製法: (1)水溶性農薬、水溶性賦形剤、浸潤性界面活性剤 及び分散性界面活性剤の粉状混合物を製造する (2)その混合物に水を加える (3)得られた含水混合物をダイを通して押し出し成形し、顆粒とする ;そして、 (4)その顆粒を乾燥し、水分を除去する。 24. 粉状混合物に消泡剤を加えることを特徴とする、請求 項23の製法。 25. 以下の工程を含んでなる請求項24の製法: (1)安息香酸エマメクチン、ラクトース、アルキルナフタレンスル ホン酸ナトリウム、ナトリウムN−メチル−N−オレイルタウレート、及びポリ オルガノシロキサンの粉状混合物を製造する; (2)その混合物に水を加える (3)得られた含水混合物をダイを通して押し出し成形し、顆粒とする ;そして、 (4)その顆粒を乾燥し、水分を除去する。 26. 請求項25の製法により製造された、安息香酸エマメクチン含有可溶性 粒剤農薬製剤。
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