JP2000506783A - 板形の工作物のための、個々のセグメントに分割された押さえ部を有する加工機械 - Google Patents

板形の工作物のための、個々のセグメントに分割された押さえ部を有する加工機械

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Abstract

(57)【要約】 板形の工作物のための加工機械、特に曲げ機械は、加工される工作物(1)を支持するための工作物支持台としての条片形の対応保持体(5)と、押さえ部(3)とを有しており、押さえ部は互いに相対的に曲げ線の方向にしゅう動可能なかつ特にまた交換可能なセグメント(4)に分割されており、これによって加工される工作物(1)の種々の寸法及び形状に適合させることができる。特にこの形式で工作物(1)の縁部(1a)を折り曲げて、アンダカット部すら形成することができ、それにもかかわらず、しかし、このように加工された工作物(1)を押さえ部(3)から分離することが可能である。この場合押さえ部(3)のほとんど任意のセグメント(4)をしゅう動のために選択し、ほかのセグメント(4)はしゅう動させないようにするために、セグメント(4)のこのような群のためにその都度ただ1つのカップリング片(9)が曲げ線の方向に無段階に調節可能であり、相応する対応カップリング、有利にはその都度のセグメント(4)の切り欠き部(14及び又は39)内に係合するカップリング連行体(13)を有しており、したがって、セグメントは製作費が安価になり、構造が簡単になるように、構成され、セグメントには、しゅう動運動を実施するためのカップリングに特別な手段を必要としない。

Description

【発明の詳細な説明】 板形の工作物のための、個々のセグメントに 分割された押さえ部を有する加工機械 本発明は板形の工作物のための、特に金属薄板部分の曲げられた縁部を生ぜし めるための、及び又は金属薄板から形成された工作物を切断又は打ち抜きするた めの加工機械であって、水平の、特に条片形の工作物支持台と、加工工具と、工 作物を工作物支持台上に固く締め付けるための、加工工具の近くに配置されてい て個々のセグメントに分割されている押さえ部とを有し、セグメントは工作物支 持台及び加工線特に曲げ線の配向の方向で互いに1列に並んで配置されていて、 この方向にしゅう動可能かつ固定可能に支承されており、その際セグメントは大 体において押さえ部の長さにわたっている調節駆動部と選択的に解離可能に連結 可能である形式のものに関する。 このような工作機械はEP−0 258 204 B1から公知である。押さ え部の個々のセグメントのしゅう動は、この場合、加工の際に生じるアンダカッ ト部を考慮し、このようなアンダカット部にもかかわらず押さえ部を工作物から 離すことができるようにするために、役立つ。この場合公知の工作機械において はしゅう動可能なセグメントは調節棒によって個々に調 節可能であり、その際各セグメントはこの調節棒と結合するために固有の締め付 けカップリングを有している。連結された位置において、セグメントは調節棒に よって連行され、更に調節方向で見て連結されているセグメントの前に位置して いる別のセグメントをしゅう動させる。 要するにここのセグメント又はセグメントの群を選択的に調節するためには高 価な費用が必要である。それは各セグメントが所属の制御部を備えた固有の締め 付けカップリングを必要とするからである。セグメントを選択的に調節棒又は支 持体と結合するために、セグメントは調節棒に対して横方向に延びる切り欠き部 を有しており、これらの切り欠き部内でそれぞれ1つの締め付け片がしゅう動可 能である。各締め付け片は締め付け座部内で2つの締め付けばねによって負荷さ れねばならず、これらの締め付けばねの力は調節シリンダによって無効にしなけ ればならない。これらの調節シリンダは圧力媒体のための相応する孔を必要とす る。制御のためにはその都度1つの切替弁が必要であり、この切替弁自体はその 都度制御部への1つの相応する接続部を必要とする。個々のセグメントは、要す るに、締め付け片と操作部分とから成るカップリングをその都度収容するために は、ある程度の最低寸法も有していなければならない。 したがってしゅう動可能なセグメントのカップリン グ経費が減少せしめられかつカップリングが簡単化せしめられている最初に述べ た形式の加工機械を創造するという課題が生じる。 この課題の解決策は、調節駆動部においてカップリング片がセグメントによっ て形成されている列の方向に無段階に調節可能又は走行可能であり、カップリン グ片がセグメントの任意の各位置においてセグメントと連結可能であり、かつ各 セグメントが調節可能なカップリング片との解離可能な結合のために対応カップ リングを有していることに、存する。 したがって、各セグメントに締め付けカップリングを設ける必要はなく、ただ 1つのカップリング片が個々のセグメントの相応して簡単に構成された対応カッ プリングと係合せしめられることができ、これによって選択されたセグメントを 無段階に調節し得るようにすることで、充分である。単にただ1つのカップリン グ片がその都度のセグメントに調節あるいは走行せしめられるだけでよく、これ によってカップリング片はその都度のセグメントに結合せしめられ、その後カッ プリング片の引き続く調節がこのセグメント及び調節方向でこのセグメントの前 に位置する別のセグメントの相応する調節を可能にする。したがってどのセグメ ント自体も、調節棒に選択的に締め付けられるかあるいは調節棒から解離される 完全なカップリングを必要とすることはなく、対応カップリングで充分である。 対応カップリングは極めて簡単に構成しておくことができ、例えばそれに適合し たカップリング片の突起又は切り欠き部と協働する切り欠き部又は突起として構 成しておくことができる。 更に、既に曲げ過程中にカップリング片を新しい位置にもたらすことができ、 このような曲げ過程の直後に新しい又は別の調節を行うことができるという、著 しい利点が生ずる。本来の加工過程の時間は、要するに、カップリング片を新し い位置にもたらすのに利用することができる。 カップリング片を支持している調節駆動部の部分が互いに並んで配置されてい るセグメントを保持する支持体の内部でこの支持体の内部空所内に配置されてお り、かつカップリング片がその外周から一部範囲において突出しているカップリ ング連行体を有していて、このカップリング連行体が連結位置で支持体の輪郭の カップリング連行体に連接する範囲から突出しているようにすると、特に有利で ある。支持体の内部空所内の配置はカップリング片及び調節駆動部を汚損から保 護し、付加的なスペースの必要を回避する。更にこの形式でカップリング片は、 例えばカップリング連行体が走入せしめられた状態でセグメントの上方でしゅう 動せしめられることができ、しかしカップリング片が回動せしめられるとカップ リング連行体が上方からセグメントの相応する対応カップリング内に係合し得る ように、配置することができる。要するにスペースを節減するコンパクトな、そ れにもかかわらず効果的な、同時にカップリング部分の汚損の危険が充分に排除 されている構造が生じる。 調節駆動部が直線駆動部であり、かつ調節駆動部におけるカップリング片が調 節駆動部に対して平行なあるいは調節駆動部の配向方向に向いた軸線を中心とし て回動可能であり、これによって−有利には突起として構成された−カップリン グ連行体がこの軸線を中心として連結位置にあるいは連結位置から旋回可能であ ると、特に簡単である。この場合、直線駆動部として構成された調節駆動部が少 なくとも一方の側でセグメントの列を超えて突出しており、この突出している範 囲において駆動モータを有していると、有利である。これによってセグメント列 の延長上で本来のしゅう動駆動部のためにわずかなスペースしか必要でない。な かんずく、簡単な形式でカップリング片はその都度の、調節されるセグメントに 相応する位置にしゅう動せしめて、そこで連結位置に旋回せしめることができ、 これに続くこのセグメントの調節運動によってその前にある別のセグメントを調 節方向にしゅう動させることができる。 直線駆動部として、回転可能なスピンドルと、このスピンドルの回転によって スピンドル上を軸方向に調節可能なナットとを有しているスピンドル伝動機構が 設けられており、かつカップリング片がこのスピンドル伝動機構のナット上にあ るいはナットに回動可能に支承されていて、定置のスピンドルの回転によってナ ットによってスピンドルの軸方向に調節可能であると、特に有利である。スピン ドルの回転によって、要するに、スピンドル伝動機構に所属するナットが軸方向 でセグメントの列に対して平行に調節せしめられ、したがってこのナットによっ て支持されているカップリング片がやはり相応して調節せしめられる。連結位置 においてはこれによって更に個々のセグメントのしゅう動が行われる。したがっ て軸方向では調節駆動部のためにわずかなスペースしか必要でない。それはスピ ンドルに駆動モータを連結するだけで充分であるからである。セグメントの調節 のために多くのスペースを必要とする押し棒及び引き棒は回避される。 直線駆動部又はスピンドルに対して平行に、カップリング片を回動させて連結 係合させ、連結係合から外す調節エレメントが延びることができる。これによっ てカップリングはスピンドルの回転によって先ず連結位置にもたらし、次いで平 行な調節エレメントによって連結させ、セグメントのしゅう動運動の後に再び連 結を外すことができる。 この場合、それに対して相対的に回動可能なカップリング片を有するナットを 支持していてセグメントの列の方向に調節するスピンドルに対して平行に、歯を 付けられた軸が延びており、この軸の軸方向に延びている歯がカップリング片に 配置されている対応歯又は歯車セグメントとかみ合うようにするのが適当である 。このような歯を付けられた軸はスペースを節減してスピンドルに対して平行に 配置することができるが、しかしカップリング片の軸方向の調節を阻止しない。 それは、カップリング片の歯は軸方向で歯を付けられた軸の歯に沿ってしゅう動 することができるからである。しかし各位置において歯を付けられた軸の回転に よってカップリング片も回動せしめられる。 歯を付けられた軸はスピンドルの上方でセグメントのための支持体の内部で内 部縦空所内に配置し、支承することができる。これによってこの軸も保護されて かつスペースを節減して収容されており、本来の連結過程、すなわちカップリン グ連行体の対応カップリングへの旋回及び対応カップリングからの旋回が阻止さ れないような位置にある。 セグメントの上方の使用位置にカップリング片及びその調節駆動部を配置する ことに関する上述の特徴及び手段は、セグメントが個々に解離可能に支持体に保 持されているという著しい利点を有している。これによって、個々のセグメント を列から解離して、押さえ部の全体寸法を変化させることが可能である。押さえ 部は相応して良好にその都度の工作物に適合させることができる。 セグメントが一面ではしゅう動可能かつカップリングによって到達可能であり 、しかし他面ではそれにもかかわらず簡単に交換可能であるようにするために、 支持体が、互いにずらされていて同一の側に向かって開いている2つの溝又はア ンダーカット部を有しており、これらの溝又はアンダーカット部は水平方向で互 いに間隔を置いており、これらの溝又はアンダーカット部内にその都度のセグメ ントに配置されている突起がはまり込み、かつこれらの溝又はアンダーカット部 の間で対応カップリングを有している端面が延びているようにすると、有利であ る。連結を外された位置において、解錠されたセグメントは溝が開いている方向 にしゅう動せしめられて、これによって殊にほぼ水平方向でかつしゅう動方向に 対して横方向で溝が開いている側に向かって結合体から解離される。したがって 個々のセグメントは溝によって使用位置に留められることができ、かつこれらの 溝の配向方向に問題なくしゅう動せしめられることができ、しかし溝又は保持部 が後述するように開かれると、これらの溝からしゅう動方向に対して横方向に外 すことができる。 しゅう動が行われるその都度の使用位置においてセグメントを解離可能に固定 するために、支持体が少なくとも1つあるいは複数の互いに続く締め付け条片を 支持しており、この締め付け条片がセグメントをその保持範囲においてつかむ保 持ウェブを有しており、こ れによってセグメントがその係合位置において支持体に固定可能であるようにす ると、有利である。セグメントのしゅう動中は、締め付け条片はわずかに緩めて おけばよく、セグメントを交換したり、取り除いたりするためには、締め付け条 片を相応に開くことができる。 この場合、締め付け条片がその長さに沿って互いに並べて配置された、特に支 持体に形成された作業シリンダによって開放位置及び閉鎖位置に調節可能である と、有利である。これらの作業シリンダは締め付け条片を緩めたり、開閉したり するために、すべて同時に操作されるので、極めて簡単な制御が生じる。 締め付け条片の保持ウェブはコーム状に単個ウェブに分割しておくことができ 、これらの単個ウェブの幅及び間隔は、セグメントそれも最も狭いセグメントの しゅう動方向の幅よりもわずかにすることができる。これによって、寸法公差が 小さい場合でも各セグメントは確実にその保持位置に締め付けることができる。 一貫した保持ウェブを有する締め付け条片の場合には、隣接範囲上での支持に基 づいて1つのあるいは他のセグメントが幾分か緩んだままになることを、確実に 排除することができない。単個ウェブはしかしながら締め付け力及びある程度の 固有弾性に基づいて、セグメントの列の経過におけるわずかな寸法差を補償する ことができる。 保持ウェブあるいはその単個ウェブは支持体への接触部及びセグメントへの接 触部を有することができる。これによって、列の内部において単数又は複数のセ グメントが緩められておりかつ取り外されている場合でも、セグメントの確実な ストッパ及び保持部が達成される。その都度のセグメントに全体的又は部分的に 係合する単個ウェブはその場合、1つのセグメントが−一時的に−欠けている場 合でも、充分に保持される。 締め付け条片に対して付加的に、あるいは場合によっては締め付け条片の代わ りに、各セグメントに、支持体におけるその保持位置を固定する錠止部を設けて おくことができ、この錠止部は、締め付け条片から離れていて支持体において下 方に位置しているアンダーカット部内に係合する突起に隣接して配置しておくこ とができる。セグメントにおいて特に鉛直にしゅう動可能で、錠止位置において 支持体に幾分かかぶさる錠止部は要するに、セグメントがアンダーカット部から 外れることを阻止する。このことはなかんずく、1つ又は他のセグメントを取り 除く場合に有利である。このためには締め付け条片を開かなければならず、した がって、取り除かれないすべてのセグメントをその錠止部によって固定しておい て、誤って1つのセグメントがその保持部から滑り落ちることのないようにする のが有利である。この錠止部のためには、支持体に、 縦方向で一貫した切り欠き部を設けておいて、この切り欠き部内に錠止部が閉鎖 位置において係合するようにすることができ、したがって錠止部は支持体の前側 あるいは外側を超えて突出する必要はない。 各セグメントはその使用位置で上方の端面において、支持体のアンダーカット 部と協働する突起の間に少なくとも1つの切り欠き部を、連結片のカップリング 突起又はカップリング連行体のための対応カップリングとして有しており、その しゅう動方向の幅はカップリング突起の幅にほぼ等しい。これによって極めて簡 単な対応カップリングが生じ、これは切り欠き部だけによって実現されている。 この切り欠き部は端面に問題なく例えば切削によって形成することができ、した がって個々のセグメントにカップリング部分を高価な費用をかけて取り付ける必 要はない。特にこの場合、対応カップリングとして役立つセグメントの切り欠き 部が一方の側に向かってしゅう動方向に開いていて、隣接セグメントによって制 限されるようにすると、有利である。この形で片側が開いている切り欠き部は一 層簡単に形成することができる。更にこの場合切り欠き部は、しゅう動せしめら れるセグメントをしゅう動せしめられないセグメントから分離する際に利用する ことができる。 この場合、カップリング連行体が片側が開いている切り欠き部よりも大きな幅 を有し、カップリング連行 体又は切り欠き部に走入斜面が設けられていると、有利である。これによって既 に連結する場合に、切り欠き部を有するセグメントがその隣接セグメントから幾 分か分離され、したがって場合によってはしゅう動の際に油あるいは類似のもの によって付着しているセグメントが不本意なことに一緒にしゅう動せしめられる ようなことはない。 幅広いセグメントにおいては、両側を制限された切り欠き部を対応カップリン グとして設けておくことができる。これらの両側を制限された切り欠き部が、縁 側の開いた、つまり単に一方の側だけ制限された切り欠き部に対して付加的に設 けられている場合には、使用者は、ただ1つのセグメントを両側が制限されてい る切り欠き部のところで連結するか、あるいはなかんずく、しゅう動させないセ グメントから分離するために複数のセグメントを一緒にしゅう動させる場合に、 縁側の開いた切り欠き部にカップリング突起あるいはカップリング連行体を係合 させるかを、選択することができる。幅広いセグメントは場合によってはその両 方の縁部にそれぞれ縁側に開いた切り欠き部を有することもでき、これにより幅 広いセグメントを選択的にその右側あるいは左側に存在する別のセグメントから 分離することができる。 大きな工作物あるいは場合によっては同時に複数の工作物を加工するための大 型の工作機械のためには、 横方向あるいは鉛直の方向に調節移動可能な中央スライダの両側に、それぞれ1 つの相対的に調節移動可能なカップリング片を有するそれぞれ1列のセグメント が設けられていると、適当かつ有利である。1つの持ち上げ可能な中央スライダ を有するこのような加工機械は、自体公知であり、大きな寸法の工作物に多様な 加工をすることができ、その際中央スライダを取り外すと、残りのセグメントの 付加的なしゅう動可能性が生じる。このような場合には調節駆動部におけるカッ プリング片の本発明による配置は同じように適用することができ、その際中央ス ライダの両側にあるセグメント群のために、所属の駆動部を備えたそれぞれ1つ のこのようなカップリング片を設けることができ、したがって中央スライダの両 側に配置されたセグメントはそれぞれ個々にあるいは群としてしゅう動させるこ とができる。 切り欠き部として構成された対応カップリングに関連して既に述べたように、 種々の寸法又は種々の幅のセグメントを交換可能に組み合わせることができる。 これによって種々の寸法の工作物に対する加工機械及び特にその押さえ部の適合 が更に改善される。 本発明による加工機械の別の構成では、セグメントを解離可能に支持している 支持体−これは中央スライダを有する工作機械においてはそれぞれこの中央スラ イダのところで終わっている−自体はその縦方向にか つ曲げ線に対して平行にしゅう動可能に支承されていて、かつ固定可能、例えば 固く締め付け可能である。これによって簡単な形式で、カップリング片を使用し ないでも、セグメントの全体の束の調節移動を行うことができる。加えて、個々 のセグメントの調節移動及びこれによって生ずるセグメントの配置の調節移動を 全体として行うことができ、換言すれば両方の調節及び調節運動を組み合わせる こと若しくは互いに重畳させることができる。なかんずく中央スライダからのそ れぞれの支持体のしゅう動運動を問題なく行うことができ、中央スライダが取り 外されていると、支持体は逆方向にもしゅう動させて、例えば中央スライダによ って分離された2つのセグメント束を直接に突き合わせることができ、例えば支 持体はあり溝案内に固定可能に支承しておくことができる。 カップリング片を調節移動させるためのスピンドルの駆動モータは回転制御器 と連結された電気モータであることができる。これによってカップリングのその 都度の位置の極めて簡単な測定及び特定の調整運動の繰り返しが可能であり、換 言すればカップリング片の調節はあらかじめプログラミングして、回転制御器を 介して実施することができる。 カップリング突起を旋回させるための歯付き軸の旋回駆動部はスピンドルの駆 動モータに対する係合又は係合外しを、スピンドル駆動部が停止している場合に だけ操作可能であるように、阻止しておくことができる。これによって、カップ リング片が、その軸方向の調節中にカップリング連行体が切り欠き部と全く合致 していないときにカップリング係合せしめられること、あるいは逆にセグメント を連結したカップリング片の調節中にカップリング外し過程が行われることを回 避することができる。 なかんずく前述の個々のあるいは複数の特徴及び手段を組み合わせると、特に 金属薄板及び金属薄板部分の縁曲げあるいは曲げ加工のための加工機械が生じ、 この加工機械は押さえ工具に関して、押さえ部を形成する個々のセグメントのし ゅう動によって種々の寸法に適合させることができ、その際種々の寸法のセグメ ント群を形成するための個々のセグメントのしゅう動はただ1つのカップリング 片によって極めて簡単に行うことができ、その場合、個々のセグメントに高価な 締め付け装置などを必要とすることはない。むしろこの場合カップリング片に適 合した対応カップリングは例えば切り欠き部の形のもので充分である。また調節 駆動部及び駆動部部分も、例えばスピンドル伝動機構及び歯付き軸の形で、極め て簡単にかつ頑丈に構成することができる。この場合これらの駆動部及びカップ リング片はセグメントの支持体の内部で良好に保護されて収容しておくことがで き、したがって付加的なスペースは必要でない。 以下においては本発明の1実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図面は部 分的に概略的に示したものであって: 図1は、板形の工作物のための工作機械のセグメントに分割された押さえ部の ためのビームを部分的に断面して示した図であって、この場合駆動部と、ビーム を収容している案内と、機械フレームとは、見やすくするために取り除かれてお り、ビームの中央には中央スライダが支承されており、この中央スライダは2群 のセグメントを互いに分離しており、各群はセグメントをしゅう動させるための 駆動部を有している。 図2は、その都度セグメントによって形成されている押さえ部が透き間を有し ているセグメントのしゅう動位置を概略的に示した図である。 図3は、すべてのセグメントが押し合わされており、その際同時に図2と同様 に中央スライダは持ち上げられていてもよい、図2相当の図である。 拡大した尺度で 図4は、ビームと結合されている支持体の横断面図であって、この支持体の縦 方向にセグメントが個々にあるいは一緒にしゅう動可能であり、その際支持体は その内部に調節可能なカップリング片を有しており、このカップリング片は任意 の位置に走行可能であって、その都度選ばれたセグメントと連結可能であり、そ の際図4は同時にこの支持体に締め付け条片と錠止部 とによって固定可能なセグメントの側面図を示し、カップリング片は連結を外さ れている。 図5は、図4に相応する図であって、締め付け条片はピストン駆動部によって 解離されていて、逆の側にある錠止部はつかみ部によって開かれ、セグメントは この使用位置からしゅう動せしめられているか、あるいはその使用位置にはめ込 まれる直前であり、支持体のところに支承されている。 図6は、図4及び図5に相応する図であって、その際セグメントは支持体によ るその保持から解離されており、あるいは支持体の支承部内に挿入される前の状 態にある。 図7は、セグメントのための支持体、支持体におけるセグメントの支承箇所及 び締め付け条片の保持ウェブの支持体とセグメントに対する係合部を更に拡大し て示す。 図8は、締め付け条片及びそのコーム状に単個ウェブに分割された保持ウェブ を示す。 図9は、図7において円によってマークされた細部Aの締め付け条片の単個ウ ェブが支持体及びセグメントの双方に接触している状態を更に拡大して示す。 図10は、カップリング片とセグメントとの間の開かれたカップリングの横断 面図であって、カップリング片を旋回させるための歯付き軸も横断面図で示す。 図11は、図10に相応する図であって、カップリ ング片は旋回せしめられていて、そのカップリング連行体は切り欠きとして構成 されたセグメントの対応カップリング内に係合している。 図12は、図10のA−A線に沿ったカップリング範囲の断面図であって、カ ップリング連行体は断面図で、セグメントは平面図で示されており、カップリン グ連行体は連結を外されている。 図13は、図11のB−B線に沿った断面図であって、カップリング係合して いるカップリング連行体を示す。 図14は、カップリング片及びそれに対して相対的に回転可能なこのカップリ ング片を保持しているスピンドル駆動部のナット及びカップリング片を回動させ るのに役立つ歯付き軸の駆動部から離れた支承部の範囲を示した図である。 図15は、個々のセグメントの列に沿ってカップリング片を軸方向に調節する ための、回転制御器を有するスピンドルの駆動部並びに歯付き軸のための駆動部 を示す。 金属薄板から成り、折り曲げられた縁部1aを付けられる図1に鎖線でかつ図 4に部分的に示した工作物1のための工作機械のうち、図1においては−その駆 動部及びそれを受容する案内なしの状態で−ビーム2が示されており、その下方 の従縁には全体を3で示した押さえ部が配置されており、この押さえ部は個々の セグメント4に分割されている。これによって工作物1は図4に示した工作物支 持台5上で固く締め付けることができ、この工作物支持台は有利には少なくとも 押さえ部3の全長にわたって延びている。縁部1aを曲げるのに役立つ曲げ工具 はこの場合簡単にするためにやはり図面には示されていない。 セグメント4は図1〜3及び14によれば、工作物支持台5及びビーム2の配 向方向に、ひいては加工線の方向に、要するに曲げ機械の場合には曲げ線の方向 に1列に並んで配置されており、この方向で図2及び3の矢印Pf1,Pf2, Pf3及びPf4で示すように往復にしゅう動可能かつ固定可能に支承されてお り、その際セグメントは、大体においてその都度の押さえ部3の長さにわたって いて全体を6で示した調節駆動部と、後述する形式で選択的に解離可能に連結可 能である。 図1の実施例では、セグメント4から組み立てられた2つの押さえ部3がそれ ぞれ調節駆動部6を備えていて、それらの間に配置されていて高さ方向に調節可 能な中央スライダ7の両側にある。この中央スライダ7に対して両方の押さえ部 3及びその調節駆動部6は実際上鏡像対称的に配置されており、したがって自体 公知の形式で相応に多くの加工可能性が生じ、例えば種々の大きさの工作物1を 、その都度透き間8をセグメント4の間に配置して、加工することができる。 個々のセグメント4あるいはこのようなセグメント4の群をしゅう動させ得る ようにするために、それぞれの調節駆動部6に実施例ではただ1つのカップリン グ片9が、セグメント4によって形成されている列の方向及びビーム2が延びて いる方向に無段階に調節可能あるいは走行可能である。調節駆動部6はこの場合 カップリング片9のこのしゅう動を後述する形式で生ぜしめる。このカップリン グ片9はセグメント4の任意の各位置においてセグメントと連結させることがで き、その際各セグメント4はこの調節可能なカップリング片9と解離可能に結合 するための後述する対応カップリングを有している。要するに、両方の調節駆動 部6のカップリング片9をそれぞれ、所属の押さえ部3の任意のセグメント4と 連結して、このセグメントを縦方向にしゅう動させることが可能であり、その際 しゅう動方向でこのセグメントの前にある別のセグメントを一緒にしゅう動させ ることができる(図2及び3)。 カップリング片9を後述する形式で支持する調節駆動部6の部分、すなわち回 転駆動可能なスピンドル10は図1及び4〜6並びに10及び11によれば、互 いに並んで配置されているセグメント4をビーム2に保持する支持体11の内部 に、実施例ではこの支持体11の内部空所12内に配置されており、この内部空 所は支持体11の長さにわたって延びている。 なかんずく図10〜14に示されているように、この場合カップリング片9は その外周又はその外部輪郭から一部範囲にわたって突出しているカップリング連 行体13を有しており、このカップリング連行体は図11,13及び14の連結 位置では、それに隣接している支持体11の輪郭の範囲から−実施例では下方に 向かって−突出して、セグメント4の対応カップリング内に係合している。 ここで述べておくと、対応カップリングは実施例では切り欠き部14であり、 これはこのような対応カップリングの特に簡単に製作可能かつ取り扱い可能な形 である。カップリング片9はこの連結位置から調節駆動部6及び切り欠き部14 として構成されたセグメント4の対応カップリングに対して相対的に外すことが でき、その際このように連結を外された位置は図4〜6及び10及び12に示さ れている。 カップリング連行体13を選択的に切り欠き部14内に旋回させ、あるいは再 び戻し旋回させることができるようにするために、カップリング片9は調節駆動 部6において調節駆動部6に対して平行に向いた軸線あるいはこの調節駆動部の 配向方向に向いた軸線を中心にして回転可能に支承されている。カップリング片 9の回転軸受け15は図14においてこのカップリング片9及びその回転軸受け 15を断面して示されている。 調節駆動部6は直線駆動部であり、これは一方の側においてセグメント4の列 を超えて突出しており、この突出範囲内に駆動モータ16を有している。調節駆 動部6を形成している直線駆動部はこの場合実施例ではスピンドル伝動機構であ って、既に述べた回転可能なスピンドル10と、カップリング片9を保持してい てやはり図14において明確に示されているナット17とを有しており、このナ ットは支持体11の内部空所12内の溝17b内で軸方向にしゅう動可能に係合 している2つの側方の上辺7aによって回動を防止又は阻止されており、したが ってスピンドル10が回転すると、このナット17ひいてはこのナットによって 支持されているカップリング片9が軸方向に調節される。駆動モータ16によっ て、要するに、定置のスピンドルを回転させることができ、したがってカップリ ング片9はナット17によってスピンドル10の軸方向に調節可能である。この 場合図14から分かるように、回転軸受け15はナット17の端面に配置されて いて、したがってカップリング片9は駆動モータ16から見て、ナット17の前 にあり、これによって可及的に遠く離れているセグメント4もつかむことができ る。 直線駆動部、要するにスピンドル10に対して平行に後述する調節エレメント が延びており、この調節エレメントによってカップリング片9自体をその軸受け 15上で回動させ、そのカップリング連行体13を旋回させて、連結係合させか つ連結から外すことができる。実施例では調節エレメントとして、それに対して 相対的に回動可能なカップリング片9を有するナット17を支持していてセグメ ント4の列の方向に調節可能なスピンドルに対して平行に延びる歯付き軸18が 設けられており、その際この平行な軸18はスピンドル10の上方に支承されて いる。この歯付き軸18の歯19は軸方向に延びていて、カップリング片9の外 側に配置されている対応カップリングとかみ合っており、この対応カップリング はこの場合歯車セグメント20の形を有している。このことは一面では図4〜6 において、かつ他面では特に良好に図10及び11において示されており、図1 0及び11においてはカップリング片9及びそのカップリング連行体13の両方 の回動位置が示されている。これによって、この場合6つの歯を有している歯セ グメント20がカップリング連行体13を一方の終端位置から他方の終端位置に 旋回させるのに充分であることも分かる。直径が著しく小さくされている歯付き 軸18はこのために、変速比に基づいて1回転を行うことができる。 歯付き軸18スピンドル10の上方で、セグメント4のための支持体11の内 部で相応して形成された内部空所12内に配置されかつ支承されていることによ って、これらすべての駆動部部分及び伝動機構部分の 、スペースを節減しかつなかんずく保護もされている配置が生ずる。同時に、セ グメント4の群のためのただ1つのカップリング片9が直接にその都度のセグメ ント4と、支持体11におけるセグメントの保持部の範囲において連結されるこ とができ、したがってしゅう動運動の場合に可及的に直接的な力の伝達が達成さ れる。 この場合セグメント4はその都度個々に解離可能に支持体11に保持されてお り、換言すればセグメントは単にしゅう動させることができるだけでなしに、程 度の差こそあれ大きな透き間8を形成するために取り除きかつ又は他の寸法のセ グメント4によって置き換えることもできる。このセグメント4の解離可能な保 持は最も良く図4〜9から知ることができ、これらの図に基づいて説明すること ができる。 支持体11は、実施例ではその高さを互いにずらされていて同じ側に向かって 、すなわち背面側に向かって開いている2つの溝21及び22(特に図6を見よ )を有しており、これらの溝は鉛直線に対してアンダカット部と呼ぶこともでき る。両方の溝21及び22は水平方向で見て互いに間隔を置いており、支持体1 1の延び方向で互いに平行に延びている。これらの溝21及び22内に、セグメ ント4にそれぞれ配置されている突起23及び24がはまる。これらの突起はそ れらの間隔、大きさ及び高さのずれが溝21及び22 の相応する寸法と等しく、これらの突起の間に、切り欠き部14を対応カップリ ングとして有しているその都度のセグメント4の端面が延びている。両方の突起 23及び24が図4又は10及び11に示すように溝21及び22内に係合して いると、カップリング片9及びそのカップリング連行体13も、切り欠き部14 として構成された対応カップリングに対して正しい位置を有している。 セグメント4をその、その都度の位置に固定するために、支持体11は実施例 ではそれぞれ1つの締め付け条片25を支持しており、この締め付け条片は、セ グメント4をその保持範囲においてかつ特に溝21内に係合する突起23の範囲 において上方からつかむ保持ウェブ26を有しており、これによってセグメント 4は支持体11におけるその係合位置に固定可能である。なかんずく図4〜6及 び特に図7〜9を同時に観察する場合に明確に分かるように、締め付け条片25 は、溝21及び22に向く方向に作用し、したがって保持ウェブ26が図4及び 7のように押し付けられている場合には、溝21及び22から突起23及び24 が抜け出ることは不可能である。 したがって一面では効果的な保持が行われ、しかしこの保持は他面では極めて 簡単に開くこともでき、この保持が緩められている状態ではセグメント4のしゅ う動も可能であり、その際セグメント4がその保持部 から滑り外れることはない。 締め付け条片25の調節は、その長さに沿って互いに並んで配置され支持体1 1に形成されている作業シリンダ27によって行われ、これに対して相対的に調 節可能なピストン28のピストン棒29は締め付け条片25と結合されている。 セグメント4の幅が種々異なる場合でもすべてのセグメント4が締め付け条片 25によって確実にかつ固く保持されるようにするために、実施例では図8によ れば保持ウェブ26はコーム状に単個ウェブ26aに分割されており、その際単 個ウェブ26aの幅及び間隔はセグメント4−最も幅狭いセグメント4−のしゅ う動方向の幅よりもわずかである。図8から明りょうに分かるように、この形式 でセグメント4に少なくとも1つの単個ウェブ26aが作用し、しかし他面にお いてこの作用はその都度隣接している単個ウェブ26aとは無関係である。単個 ウェブ26aはある程度の弾性及びばね作用を有しているので、したがって、各 セグメント4は単数又は複数の単個ウェブ26aによってその使用位置に押し付 けられる。 透き間8,すなわち単数又は複数のセグメント4が欠けている透き間8の範囲 においても保持ウェブ26及び締め付け条片25の良好な接触が達成されるよう にするために、保持ウェブ26若しくは単個ウェブ26aは図9に示すように、 支持体11における接触部 26bとセグメント4における接触部26cと、これらの接触部の間の切り欠き 部26dとを有している。セグメント4が欠けている場合、要するに保持ウェブ 26はそれにもかかわらず、その接触部26bを介して支持される。しかし接触 部26bは、単個ウェブ26aが接触部26cをもってセグメント4を押してい る場合には、効果を発揮しない。 図4ないし6においては更に、締め付け条片25に対して付加的に各セグメン ト4に、特に締め付け条片25が開かれているかあるいは緩められている場合に 、支持体11におけるセグメントの保持位置を固定するための錠止部30が設け られており、この錠止部30は、締め付け条片25から離れている方のセグメン ト4の突起24に隣接して配置されている。この突起は、セグメント4がその使 用位置にある場合に、支持体11に設けられている下方のアンダカット部22内 に係合する。 錠止部30は、図12及び13に特に良く示されているセグメント4のT溝形 状の案内31内で鉛直方向にしゅう動可能に支承されており、支持体11には、 縦方向に一貫した、この場合ほぼ段形の切り欠き部32が設けられており、この 切り欠き部内に錠止部30が図4に示すようにその錠止端部30aを閉鎖位置に おいて係合させる。 図4〜6においてはグリッパ33が示されており、 このグリッパは錠止部30を機械的に開くためのものであって、同時に、錠止部 30を開いた後にセグメント4をつかみ、結合体全体から解離することができる 。グリッパ33はこのために鉛直方向で互いに相対的に調節可能なつかみジョー 34を有しており、これらのつかみジョーは一面ではつかみ条片35に、かつ他 面では錠止部30の適当な突起に係合することができ、その際つかみジョー34 の調節運動はまず錠止部30を下方に向かって引き戻し、これによってセグメン ト4は図5に示すように同時に固くつかまれ、締め付け条片25が開かれた後に その保持部から引き離すことができる。逆にこのようなセグメント4はグリッパ 33によって再び支持体11にもたらされ、溝21及び22内に取り付けること もできる。 閉鎖位置への錠止部30のしゅう動はこの場合戻しばね36によって行われる 。開く場合には錠止端部30aは支持体11の切り欠き部32の下方にまで引き 戻され、溝21及び22からの横運動が阻止されないようになる。 交換可能及びしゅう動可能に設けられている各セグメント4は、使用位置にお いて上方の、図12及び13において見えるその端面において、支持体11のア ンダカット部又は溝21及び22と協働する突起23と24との間に少なくとも 1つの切り欠き部14を有しており、この切り欠き部は、既に述べたように、カ ップリング片9の連結突起又はカップリング連行体13のための対応カップリン グとして役立つ。切り欠き部14のしゅう動方向の幅はこの場合このカップリン グ連行体13の幅とほとんど等しい。 この場合、図12及び13及び更にまた14において認められるように、1つ のセグメント4のこの対応カップリングとして役立つ切り欠き部14は片側に向 かってしゅう動方向に開いており、要するにほぼ負の段の形状を有している。切 り欠き部14はこの場合隣接セグメントによって制限され、したがって切り欠き 部はセグメント4の縁部において隣接セグメント4によって制限されて、全体と して図14に認められるような溝形の横断面を有している。このような切り欠き 部は特に簡単に製作可能である。 この場合、図13及び14に示すように、カップリング連行体13は実施例で は、この片側に開いた切り欠き部14よりも幾分か大きい幅を有しており、カッ プリング連行体13には両側の走入斜面13aが設けられており、この走入斜面 は切り欠き部14内に係合することができる。この結果、カップリング連行体1 3を切り欠き部14内に旋回させる場合に、セグメント4は隣接セグメントから 幾分か分離され、両方のセグメントの間に図13に示された裂け目38が生ずる 。これによって、一方のセグメントを他方のセグメントに対して相対的にしゅう 動させることが実際に実現 され、場合によってしゅう動の際に隣接セグメントがつかまれているセグメント に付着しままになることはない。 図12〜14に更に示されているように、特に幅廣いセグメント4には、場合 によっては複数の、両側が制限されている切り欠き部39を対応カップリングと して設けておくことができ、これらの切り欠き部においては溝横断面が完全にセ グメント4の材料内に形成されている。これらの切り欠き部39の幅はこの場合 もちろんカップリング連行体13の幅と等しく、あるいはこれよりもわずかに大 きい。これによってカップリング連行体13をこの切り欠き部39内に係合させ て当該のセグメント4を両方の方向にしゅう動させることができるのに対し、縁 が開いている切り欠き部14内に係合させる場合には、このセグメントのしゅう 動は一方の側に向かってしか可能でない。 既に述べたように、横方向及び鉛直方向に調節可能な中央スライダ7に対して 鏡像対称的に、この中央スライダの両側に、それぞれ1列の、それぞれ1つの調 節駆動部6と、それに所属しているスピンドル10と、セグメント4に対して相 対的に調節及び調整可能なそれぞれ1つのカップリング片9とを有するセグメン ト4が設けられている。これによって当該の加工機械の用途が相応して拡大され ており、図1においては折り曲げられた縁部1aを有する種々の工作物1が示さ れており、これらの工作物は両方のセグメント群の種々の位置で全体的にあるい は部分的に押さえることができる。この広い用途は、図1及び2若しくは3を比 較すれば分かるように、種々の寸法、特に種々の幅を有するセグメント4が交換 可能に組み合わされていることによって、増大せしめられる。これによってなか んずく、セグメント4の交換可能性に基づいて種々の大きさの工作物への適合も 行うことができる。 用途の更なる増大は、セグメント4を解離可能に支持する支持体11自体がそ の縦方向で曲げ線に対して平行にしゅう動可能に、実施例ではあり溝案内40に 支承されていて、固定可能、例えば固く締め付け可能であることによって、生ず る。あり溝案内40は図4ないし7に特に良く示されており、その際図7におい ては支持体11のあり溝形の溝41だけが示されている。あり溝形の対応片42 は通路43を有しており、この通路から単数又は複数の締め付け片44を操作す ることができ、この締め付け片は溝41の内面に当てつけ可能である。なかんず く支持体11は中央から移動調節させることができ、これによってそれに保持さ れているすべてのセグメント4若しくはこれらのセグメント4の特別な調整位置 及びしゅう動位置をしゅう動させることができる。支持体11の範囲から中央ス ライダ7が調節移動せしめられている場合、支持体11は、しかしながら、互い に突き合わされるようにし ゅう動させることもできる。しゅう動のためには作業シリンダ47が役立つ。 図1及び15に示したカップリング片9を調節するためのスピンドル10の駆 動モータ16は実施例では回転制御器45と連結されている電気モータであって 、したがってセグメント4の調節を何回も繰り返して、自動化し、特に相応のプ ログラム制御を介してあらかじめ設定しておくことができる。回転制御器45は 自体公知の形式で、スピンドル10が必要な数の回転及び角度回動を行って、ナ ット17ひいてはカップリング片9を選択されたセグメント4に対してその都度 所望の連結位置にもたらすようにする。 駆動モータ16に隣接して配置されている歯付き軸18のための旋回駆動部4 6は、カップリング連行体13を連結旋回あるいは連結外し旋回させるのに役立 つものであって、スピンドル10のための駆動モータ16に対して電気的に遮断 されており、スピンドル駆動部が停止している場合にだけ操作可能である。これ によって、ナット17及びカップリング片9を調節する間にカップリング連行体 13が連結位置に旋回せしめられて、これによって損傷せしめられること、ある いはそれ自体セグメント4の範囲を損傷させることが阻止される。 図4〜6においては、既に述べたように、カップリング連行体13は係合して いない。それにもかかわら ずカップリング連行体は支持体11から下方に向かってセグメント4の端面の範 囲内に幾分か突出している。それでも軸方向調節が問題なしに可能であるように するために、セグメント4の端面には、図4〜7、特に図13及び14に示すよ うに、スピンドル10が延びる方向で一貫している溝37が設けられており、こ の溝から図12及び13に示すように切り欠き部14及び39が分岐している。 板形の工作物のための加工機械、特に曲げ機械は、加工される工作物1を支持 する工作物支持台としての条片形の対応保持体5と、押さえ部3とを有しており 、この押さえ部は、互いに相対的に曲げ線の方向にしゅう動可能な特に交換可能 でもある個々のセグメント4に分割されており、これによって加工される工作物 の種々の寸法及び形状に適合させることができる。特にこの形式で、工作物1の 縁部1aを曲げて、縁部がアンダカット部を形成するようにし、しかしそれにも かかわらずこのように加工された工作物1を押さえ部3から分離することが可能 であるようにすることができる。この場合押さえ部のほとんど任意のセグメント 4をしゅう動のために選択し得るようにし、ほかのセグメント4はしゅう動させ ないようにするために、このようなセグメント4の1つの群のためにその都度1 つのカップリング片9が曲げ線の方向に無段階に調節可能であり、かつ相応する 対応カップリング内に、有 利にはその都度のセグメント4の切り欠き部14及び又は39内に係合するカッ プリング連行体13を有しており、したがってセグメント4は製作費が安価にな るように、かつ構造が簡単になるように構成されており、またセグメント4には 、しゅう動運動を行うために連結するための特別な手段は必要でない。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年7月3日(1998.7.3) 【補正内容】 請求の範囲 1. 板形の工作物(1)のための、特に金属薄板部分の曲げられた縁部(1a) を生ぜしめるための、及び又は金属薄板から形成された工作物を切断又は打ち抜 きするための加工機械であって、水平の、特に条片形の工作物支持台(5)と、 加工工具と、工作物(1)を工作物支持台上に固く締め付けるための、加工工具 の近くに配置されていて個々のセグメント(4)に分割されている押さえ部(3 )とを有し、セグメント(4)は工作物支持台(5)及び加工線特に曲げ線の配 向の方向で互いに1列に並んで配置されていて、この方向にしゅう動可能かつ固 定可能に支承されており、大体において押さえ部(3)の長さにわたっている調 節駆動部(6)と選択的に解離可能に連結可能であり、調節駆動部(6)におい てカップリング片(9)がセグメント(4)によって形成されている列の方向に 無段階に調節可能又は走行可能であり、カップリング片(9)がセグメント(4 )の任意の各位置においてセグメントと連結可能であり、かつその外周から一部 範囲において突出しているカップリング連行体(13)を有しており、各セグメ ント(4)が調節可能なカップリング片(9)のカップリング連行体(13)と の解離可能な結合のために対応カップリングを有している 形式のものにおいて、カップリング片(9)を支持している調節駆動部(6)の 部分が互いに並んで配置されているセグメント(4)を保持する支持体(11) の内部でこの支持体の内部空所(12)内に配置されており、かつカップリング 連行体(13)が連結位置で支持体(11)の輪郭のカップリング連行体に隣接 する範囲から突出していることを特徴とする、板形の工作物のための、個々のセ グメントに分割された押さえ部を有する加工機械。 2. 調節駆動部(6)が直線駆動部であり、かつ調節駆動部(6)におけるカッ プリング片(9)が調節駆動部(6)に対して平行なあるいは調節駆動部の配向 方向に向いた軸線を中心として回動可能であり、これによってカップリング連行 体がこの軸線を中心として連結位置にあるいは連結位置から旋回可能であること を特徴とする、請求項1記載の工作機械。 3. 調節駆動部(6)を構成する直線駆動部が少なくとも一方の側でセグメント (4)の列を超えて突出しており、この突出している範囲において駆動モータ( 16)を有していることを特徴とする、請求項2記載の工作機械。 4. 直線駆動部として、回転可能なスピンドル(10)と、このスピンドルの回 転によってスピンドル(10)上を軸方向に調節可能なナット(17)とを 有しているスピンドル伝動機構が設けられており、かつカップリング片(9)が このスピンドル伝動機構のナット(17)上に支承されていて、定置のスピンド ル(10)の回転によって、回転を防止されているナット(17)によってスピ ンドル(10)の軸方向に調節可能であることを特徴とする、請求項1〜3のい ずれか1項記載の工作機械。 5. 直線駆動部又はスピンドル(10)に対して平行に、カップリング片(9) を回動させて連結係合させ、連結係合から外す調節エレメントが延びていること を特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項記載の工作機械。 6. カップリング片(9)を支持している部分に対して平行に歯を付けられた軸 (18)が延びており、この軸の軸方向に延びている歯(19)がカップリング 片(9)に配置されている対応歯又は歯車セグメント(20)とかみ合っている ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の工作機械 7. 歯を付けられた軸(18)が、それに対して相対的に回動可能なカップリン グ片(9)を有するナット(17)を支持していてセグメント(4)の列の方向 に調節するスピンドル(10)に対して平行に延びていることを特徴とする、請 求項6記載の工作機械。 8. 歯を付けられた軸(18)がスピンドル(10) の上方でセグメント(4)のための支持体(11)の内部で内部縦空所(12) 内に配置され、支承されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項 記載の工作機械。 9. 支持体(11)が、互いにずらされていて同一の側に向かって開いている2 つの溝(21,22)又はアンダーカット部を有しており、これらの溝又はアン ダーカット部は水平方向で互いに間隔を置いており、これらの溝又はアンダーカ ット部内にその都度のセグメント(4)に配置されている突起がはまり込み、か つこれらの溝又はアンダーカット部の間で対応カップリングを有している端面が 延びていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項記載の工作機械。 10.支持体(11)が少なくとも1つあるいは複数の互いに続く締め付け条片( 25)を支持しており、この締め付け条片がセグメント(4)をその保持範囲に おいてつかむ保持ウェブ(26)を有しており、これによってセグメント(4) がその係合位置において支持体(11)に固定可能であることを特徴とする、請 求項1〜9のいずれか1項記載の工作機械。 11.締め付け条片(25)がその長さに沿って互いに並べて配置された、特に支 持体(11)に形成された作業シリンダ(27)によって開放位置及び閉鎖 位置に調節可能であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項記載の 工作機械。 12.締め付け条片(25)の保持ウェブ(26)がコーム状に単個ウェブ(26 a)に分割されており、これらの単個ウェブ(26a)の幅及び間隔は、セグメ ント(4)それも最も狭いセグメント(4)のしゅう動方向の幅よりもわずかで あることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の工作機械。 13.保持ウェブ(26)あるいはその単個ウェブ(26a)が支持体(11)へ の接触部(26b)及びセグメント(4)への接触部(26c)を有しているこ とを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の工作機械。 14.締め付け条片(25)に対して付加的に、あるいは締め付け条片(25)の 代わりに、各セグメント(4)に、支持体(11)におけるその保持位置を固定 する錠止部(30)が設けられており、この錠止部(30)は、締め付け条片( 25)から離れている支持体(4)の突起(24)に隣接して配置されており、 この突起は、支持体において下方に位置しているアンダーカット部あるいは溝( 22)内に係合することを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の 工作機械。 15.支持体(11)に、縦方向で一貫した切り欠き部 (32)が設けられており、この切り欠き部内に錠止部(30)が閉鎖位置にお いて係合するようにしたことを特徴とする、請求項1〜14項のいずれか1項記 載の工作機械。 16.各セグメント(4)がその使用位置で上方の端面において、支持体(11) のアンダーカット部又は溝(21,22)と協働する突起(23,24)の間に 少なくとも1つの切り欠き部(14)を、連結片(9)のカップリング突起又は カップリング連行体(13)のための対応カップリングとして有しており、該切 り欠き部のしゅう動方向の幅はカップリング連行体(13)の幅にほぼ等しいこ とを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項記載の工作機械。 17.対応カップリングとして役立つセグメント(4)の切り欠き部(14)が一 方の側に向かってしゅう動方向に開いていて、隣接セグメントによって制限され るようにしたことを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項に記載の工作機 械。 18.カップリング連行体(13)が片側が開いている切り欠き部(14)よりも 大きな幅を有し、カップリング連行体及び又は切り欠き部に走入斜面(13a) が設けられていることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか1項記載の工作 機械。 19.セグメント(4)に、両側を制限された少なくと も1つの切り欠き部(39)が、場合によっては片側が開いている切り欠き部( 14)に対して付加的に、対応カップリングとして設けられていることを特徴と する、請求項1〜18のいずれか1項記載の工作機械。 20.横方向及び鉛直の方向に調節移動可能な中央スライダ(7)の両側に、それ ぞれ1つの相対的に調節移動可能なカップリング片(9)を有するそれぞれ少な くとも1列あるいは1群のセグメント(4)が設けられていることを特徴とする 、請求項1〜19のいずれか1項記載の工作機械。 21.セグメント(4)を解離可能に支持している支持体(11)自体が、その縦 方向にかつ曲げ線に対して平行にしゅう動可能に支承れていて、かつ固定可能例 えば固く締め付け可能であることを特徴とする、請求項1〜20のいずれか1項 記載の工作機械。 22.支持体(11)が、あり溝案内(40)に支承されていて、かつ固定可能で あることを特徴とする、請求項21記載の工作機械。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 り、したがって、セグメントは製作費が安価になり、構 造が簡単になるように、構成され、セグメントには、し ゅう動運動を実施するためのカップリングに特別な手段 を必要としない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 板形の工作物(1)のための、特に金属薄板部分の曲げられた縁部(1a) を生ぜしめるための、及び又は金属薄板から形成された工作物を切断又は打ち抜 きするための加工機械であって、水平の、特に条片形の工作物支持台(5)と、 加工工具と、工作物(1)を工作物支持台上に固く締め付けるための、加工工具 の近くに配置されていて個々のセグメント(4)に分割されている押さえ部(3 )とを有し、セグメント(4)は工作物支持台(5)及び加工線特に曲げ線の配 向の方向で互いに1列に並んで配置されていて、この方向にしゅう動可能かつ固 定可能に支承されており、その際セグメントは大体において押さえ部(3)の長 さにわたっている調節駆動部(6)と選択的に解離可能に連結可能である形式の ものにおいて、調節駆動部(6)においてカップリング片(9)がセグメント( 4)によって形成されている列の方向に無段階に調節可能又は走行可能であり、 カップリング片(9)がセグメント(4)の任意の各位置においてセグメントと 連結可能であり、かつ各セグメント(4)が調節可能なカップリング片(9)と の解離可能な結合のために対応カップリングを有していることっを特徴とする、 板形の工作物のための、個々のセグメントに分割された押 さえ部を有する加工機械。 2. カップリング片(9)を支持している調節駆動部(6)の部分が互いに並ん で配置されているセグメント(4)を保持する支持体(11)の内部でこの支持 体の内部空所(12)内に配置されており、かつカップリング片(9)がその外 周から一部範囲において突出しているカップリング連行体(13)を有していて 、このカップリング連行体が連結位置で支持体(11)の輪郭のカップリング連 行体に隣接する範囲から突出していることを特徴とする、請求項1記載の工作機 械。 3. 調節駆動部(6)が直線駆動部であり、かつ調節駆動部(6)におけるカッ プリング片(9)が調節駆動部(6)に対して平行なあるいは調節駆動部の配向 方向に向いた軸線を中心として回動可能であり、これによってカップリング連行 体がこの軸線を中心として連結位置にあるいは連結位置から旋回可能であること を特徴とする、請求項1又は2記載の工作機械。 4. 調節駆動部(6)を構成する直線駆動部が少なくとも一方の側でセグメント (4)の列を超えて突出しており、この突出している範囲において駆動モータ( 16)を有していることを特徴とする、請求項3記載の工作機械。 5. 直線駆動部として、回転可能なスピンドル(10 )と、このスピンドルの回転によってスピンドル(10)上を軸方向に調節可能 なナット(17)とを有しているスピンドル伝動機構が設けられており、かつカ ップリング片(9)がこのスピンドル伝動機構のナット(17)上に支承されて いて、定置のスピンドル(10)の回転によって、回転を防止されているナット (17)によってスピンドル(10)の軸方向に調節可能であることを特徴とす る、請求項1〜4のいずれか1項記載の工作機械。 6. 直線駆動部又はスピンドル(10)に対して平行に、カップリング片(9) を回動させて連結係合させ、連結係合から外す調節エレメントが延びていること を特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項記載の工作機械。 7. それに対して相対的に回動可能なカップリング片(9)を有するナット(1 7)を支持していてセグメント(4)の列の方向に調節するスピンドル(10) に対して平行に、歯を付けられた軸(18)が延びており、この軸の軸方向に延 びている歯(19)がカップリング片(9)に配置されている対応歯又は歯車セ グメント(20)とかみ合っていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか 1項に記載の工作機械。 8. 歯を付けられた軸(18)がスピンドル(10)の上方でセグメント(4) のための支持体(11) の内部で内部縦空所(12)内に配置され、支承されていることを特徴とする、 請求項1〜7のいずれか1項に記載の工作機械。 9. 支持体(11)が、互いにずらされていて同一の側に向かって開いている2 つの溝(21,22)又はアンダーカット部を有しており、これらの溝又はアン ダーカット部は水平方向で互いに間隔を置いており、これらの溝又はアンダーカ ット部内にその都度のセグメント(4)に配置されている突起がはまり込み、か つこれらの溝又はアンダーカット部の間で対応カップリングを有している端面が 延びていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項記載の工作機械。 10.支持体(11)が少なくとも1つあるいは複数の互いに続く締め付け条片( 25)を支持しており、この締め付け条片がセグメント(4)をその保持範囲に おいてつかむ保持ウェブ(26)を有しており、これによってセグメント(4) がその係合位置において支持体(11)に固定可能であることを特徴とする、請 求項1〜9のいずれか1項記載の工作機械。 11.締め付け条片(25)がその長さに沿って互いに並べて配置された、特に支 持体(11)に形成された作業シリンダ(27)によって開放位置及び閉鎖位置 に調節可能であることを特徴とする、請求項1 〜10のいずれか1項記載の工作機械。 12.締め付け条片(25)の保持ウェブ(26)がコーム状に単個ウェブ(26 a)に分割されており、これらの単個ウェブ(26a)の幅及び間隔は、セグメ ント(4)それも最も狭いセグメント(4)のしゅう動方向の幅よりもわずかで あることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の工作機械。 13.保持ウェブ(26)あるいはその単個ウェブ(26a)が支持体(11)へ の接触部(26b)及びセグメント(4)への接触部(26c)を有しているこ とを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の工作機械。 14.締め付け条片(25)に対して付加的に、あるいは締め付け条片(25)の 代わりに、各セグメント(4)に、支持体(11)におけるその保持位置を固定 する錠止部(30)が設けられており、この錠止部(30)は、締め付け条片( 25)から離れている支持体(4)の突起(24)に隣接して配置されており、 この突起は、支持体において下方に位置しているアンダーカット部あるいは溝( 22)内に係合することを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の 工作機械。 15.支持体(11)に、縦方向で一貫した切り欠き部(32)が設けられており 、この切り欠き部内に錠 止部(30)が閉鎖位置において係合するようにしたことを特徴とする、請求項 1〜14項のいずれか1項記載の工作機械。 16.各セグメント(4)がその使用位置で上方の端面において、支持体(11) のアンダーカット部又は溝(21,22)と協働する突起(23,24)の間に 少なくとも1つの切り欠き部(14)を、連結片(9)のカップリング突起又は カップリング連行体(13)のための対応カップリングとして有しており、該切 り欠き部のしゅう動方向の幅はカップリング連行体(13)の幅にほぼ等しいこ とを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項記載の工作機械。 17.対応カップリングとして役立つセグメント(4)の切り欠き部(14)が一 方の側に向かってしゅう動方向に開いていて、隣接セグメントによって制限され るようにしたことを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項に記載の工作機 械。 18.カップリング連行体(13)が片側が開いている切り欠き部(14)よりも 大きな幅を有し、カップリング連行体及び又は切り欠き部に走入斜面(13a) が設けられていることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか1項記載の工作 機械。 19.セグメント(4)に、両側を制限された少なくとも1つの切り欠き部(39 )が、場合によっては片 側が開いている切り欠き部(14)に対して付加的に、対応カップリングとして 設けられていることを特徴とする、請求項1〜18のいずれか1項記載の工作機 械。 20.横方向及び鉛直の方向に調節移動可能な中央スライダ(7)の両側に、それ ぞれ1つの相対的に調節移動可能なカップリング片(9)を有するそれぞれ少な くとも1列あるいは1群のセグメント(4)が設けられていることを特徴とする 、請求項1〜19のいずれか1項記載の工作機械。 21.セグメント(4)を解離可能に支持している支持体(11)自体が、その縦 方向にかつ曲げ線に対して平行にしゅう動可能に支承れていて、かつ固定可能例 えば固く締め付け可能であることを特徴とする、請求項1〜20のいずれか1項 記載の工作機械。 22.支持体(11)が、あり溝案内(40)に支承されていて、かつ固定可能で あることを特徴とする、請求項21記載の工作機械。
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