JP2000501734A - ジヒドロピリミジノンの製造方法 - Google Patents

ジヒドロピリミジノンの製造方法

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JP2000501734A JP9522161A JP52216197A JP2000501734A JP 2000501734 A JP2000501734 A JP 2000501734A JP 9522161 A JP9522161 A JP 9522161A JP 52216197 A JP52216197 A JP 52216197A JP 2000501734 A JP2000501734 A JP 2000501734A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、5−(アルキル又はアルコキシ)カルボニル−6−アルキル−4−(アリール又はアルキル)−3,4−2(1H)−ジヒドロピリミジノンの製造方法であって、ホウ素試薬、金属塩(例えばCu2O)、及び触媒(例えば酸)の存在下、β−ケトエステル又はジケトン、アルデヒド及び尿素を結合させることを特徴とする該方法を提供する。典型的には、反応は、1種類の溶媒と用いて1個の容器内で行い、従来の公知の方法よりもより高い収率、より容易な処理でジヒドロピリミジノンを得る。

Description

【発明の詳細な説明】 ジヒドロピリミジノンの製造方法 発明の分野 本発明は、5−(アルキル又はアルコキシ)カルボニル−6−アルキル−4− (アリール又はアルキル)−3,4−2(1H)−ジヒドロピリミジノンの製造 方法であって、β−ケトエステル又はジケトン、アルデヒド、及び尿素を結合さ せることを特徴とする該方法を提供する。より詳細には、反応は、ホウ素試薬、 金属塩、及び触媒の存在下、1個の容器内で行い、現行方法からよりもかなり高 い収率が可能となる。発明の背景 ジヒドロピリミジノン化合物は、降圧剤として有用なカルシウムチャンネルブ ロッカーとして広範に研究されてきた[K.S.Atwal ら、J.Med.Chem 34,806(1991 );K.S.Atwal ら、J.Med.Chem 33,2629(1990);H.Cho ら、J.Med.Chem 32,2399 (1989);Baldwin ら、米国特許第4,675,321号(1987年6月23日発行)を参照され たい]。最近、幾つかのジヒドロピリミジノンが、前立腺過形成(BPH)の治 療に有用なアルファ 1aアンタゴニストとして同定された[PCT国際特許出願WO96/1484 6(1996年5月23日公開)参照]。 多数のアルデヒドと、尿素及びβ−ケトエステルの反応により、テトラヒドロ ピリミジノンが得られることが[Biginelli,Gazz.Chim.Ital., 23, 360(1893)]に より見出された。Biginelli反応が研究され、改良され、テトラヒドロピリミジ ノンの生成機構が提案された[K.Folkers and T.B.Johnson,J.Am.Chem.Soc.,55, 3784(1933);J.D.Fissekis and F.Sweet,J.Am.Chem.Soc.,95,8741(1973)]。過 去において、ジヒドロピリミジノンの合成は、Folker 法の原理に従い、即ちプ ロトン性溶媒(例えばMeOH、EtOH、AcOH)中で触媒量の酸(例えば HCI、H2SO4)存在下に、β−ケトエステル、アリールアルデヒド及び尿素 を用い、数時間加熱還流して行われた[K.Folkers andT.B.Johnson,上記]。 しかし、Fo1kers 法には幾つかの欠点がある。第1に、収率の大部分は約50 %以下であった。第2に、HPLCアッセイにより、しばしば出発物質であるβ −ケトエステルとアリールアルデヒドのかなりの部分が、副生成物であるアルキ リデンを生成するように消費されることが見出される。第3に、溶媒系 として酢酸を使用する場合、反応の停止に多量の塩基水溶液を必要とし、重炭酸 ナトリウム溶液又は炭酸ナトリウム溶液の使用によりかなりの泡立ちが起る。 最近、ジヒドロピリミジノン製造の代替の段階的方法が提案された[例えば K .S.Atwal and B.C.O'Reilly,Heterocyc1es,26(5),1185(1987);H.Cho ら、 J.Org.Chem.,50,4227(1985)を参照されたい]。しかし、これらの方法では数 段階が必要であり、これらの方法の収率は更にしばしば比較的低い。 即ち、不所望の副生成物の生成を減少させ、より高い収率とより容易な反応停 止が可能となる、ジヒドロピリミジノンの製造方法の改良の必要性がある。 それ故、本発明の目的は、式(I) を有するジヒドロピリミジノン化合物の改良製造方法を得ることである。 本発明の更なる目的は、カルシウムチャンネルブロッカーと して有用な、又はN−3位置で更に誘導体化できうる(例えば米国特許第4,6 75,321号に記載のようにアシル化、又は Cho ら、J.Med.Chem 32,2399(1 989)に記載のようにアルコキシカルボニル化)カルシウムチャンネルブロッカー の中間体として有用な式(III)を有するアリール−ジヒドロピリミジノン化合物の改良製造方法を得ることであ る。 本発明の更なる目的は、上記の従来の公知の方法よりもより高い収率とより容 易な反応停止が可能となる、式(I)と(III)のジヒドロピリミジノン化合物 の改良製造方法を得ることである。発明の概要 本発明は、 式I を有する化合物の製造方法であって、 ホウ素試薬、金属塩及び触媒の存在下、 を反応させ、式(I)[式中、 R1、R7及びR8は各々独立に、水素、ハロゲン、ハロゲン化C1-10アルキル、 非置換もしくは置換されているアリール、又は非置換もしくは置換されているC1-10 アルキルから選択される(アルキル上の置換基は、C1-6アルコキシ、ハロ ゲン化C1-6アルコキシ又はアリールから選択される); R2は、C1-10アルキル、OR6、非置換のC3-6シクロアルキル又は一置換、二 置換、もしくは三置換されているC3-6シクロアルキルである(シクロアルキル 上の置換基は独立に、ヒドロキシ、C1-6アルキル、ハロゲン化C1-6アルキル、 C1-6アルコキシ又はハロゲン化C1-6アルコキシから選択される); R3及びR9は各々独立に、水素、C1-10アルキル、又は から選択される; 各R4は独立に、水素、ハロゲン、シアノ、C1-6アルコキシ、ハロゲン化C1-6 アルコキシ、ニトロ、C1-10アルキル、又はハロゲン化C1-10アルキルから選択 される; 各R5は独立に、水素又はC1-10アルキルから選択される; R6は、非置換又は置換されているC1-10アルキルから選択される(アルキル上 の置換基は、C1-6アルコキシ、ハロゲン化C1-6アルコキシもしくはアリール、 非置換又は一置換、二置換もしくは三置換のC3-6シクロアルキルから選択され る (シクロアルキル上の置換基は独立に、ヒドロキシ、C1-6アルキル、ハロゲン 化C1-6アルキル、C1-6アルコキシもしくはハロゲン化C1-6アルコキシ、又は 非置換もしくは置換されているアリールから選択される);及び nは1〜5の整数である] を有する化合物を生成させることを特徴とする該方法を提供する。好ましくは、 R9は水素である。より好ましくは、R7、R8及びR9は水素であり、化合物Iは 、式 を有する。 本発明の一実施態様内に、金属塩は、塩化銅(I)、酸化銅(I)、塩化銅( II)、硫酸銅(II)、酢酸銅(II)、臭化ニッケル(II)又は酢酸パラジウム( II)から選択される; 触媒は、酢酸、トリフルオロ酢酸、メタノール、硫酸、MsOH、ジクロロ酢酸 、HBr・PPh3、又はNH4OAcから選択される; R1は、水素又はC1-8アルキルから選択される; R2はC1-8アルキル又はOR6である; R3は、C1-8アルキル又は から選択される; 各R4は独立に、水素、ハロゲン、C1-5アルコキシ、ニトロ、C1-8アルキル又 はハロゲン化C1-8アルキルから選択される; 各R5は独立に、水素又はC1-8アルキルから選択される; R6はC1-8アルキルである; R7、R8及びR9は水素である;及び nは0〜3の整数である; であることを特徴とする方法がある。 本発明の一クラス内に、化合物I の単離工程を更に含むことを特徴とする方法がある。 本発明の一サブクラス内に、ホウ素試薬、金属塩及び触媒の存在下、 を反応させて、化合物(II) (式中、全ての変化しうる基は上記定義の通りである(即ち、変化しうる基の各 々は、一般的方法の最も広範な記述に記載されているように、及び本発明の第1 の実施態様で記載されているように両方で定義されることができる))を生成さ せることを特徴とする方法がある。好ましくは、R9は水素である。より好まし くは、R7、R8及びR9は水素であり、化合物IIは、 式を有する。 ホウ素試薬、金属塩及び触媒の存在下、 を反応させて、化合物(III) (式中、式中、全ての変化しうる基は上記定義の通りである(即ち、変化しうる 基の各々は、一般的方法の最も広範な記述に記 載されているように、及び本発明の第1の実施態様で記載されているように両方 で定義されることができる)) を生成させることを特徴とする方法は、本発明の例である。 反応は1個の容器内で行うことを特徴とする方法は、本発明の例である。 反応は、エーテル、アルコール、ハロゲン化炭化水素、又は酸から選択される 溶媒中で行うことを特徴とする方法は、本発明の例である。好ましくは、溶媒は 、テトラヒドロフラン、メタノール、塩化メチレン、又は酢酸から選択される。 最適には、溶媒はテトラヒドロフランである。 ホウ素試薬は、BF3、BF3・2H2O、BF3・Me2S、BF3・HOAc、 BF3・Et2O、BF3・Me2O、BF3・t−BuOMe、BF3・CH3OH 又はBF3・CH3CH2CH2OHから選択されることを特徴とする方法は、本発 明の例である。好ましくは、ホウ素試薬はBF3・Et2Oである。 金属塩は、塩化銅(I)、酸化銅(I)、塩化銅(II)、硫酸銅(II)、酢酸 銅(II)、臭化ニッケル(II)、酢酸パラジウム(II)、臭化銅又はアセト酢酸 パラジウムから選択されることを特徴とする方法は、本発明の例である。好まし くは、金 属塩は、塩化銅(I)、酸化銅(I)、塩化銅(II)、硫酸銅(II)、酢酸銅( II)、臭化ニッケル(II)又は酢酸パラジウム(11)から選択される。より好まし くは、金属塩は、酸化銅(I)、塩化銅(I)、臭化ニッケル(II)、又は酢酸 パラジウム(II)から選択される。最適には、金属塩は酸化銅(I)である。 触媒は、酢酸、トリフルオロ酢酸、メタノール、硫酸、MsOH、ジクロロ酢 酸、HBr・PPh3、NH4OAc、トリエチルアミン、ピリジン、シンコニン 、キニン又はキニジンから選択されることを特徴とする方法も、本発明の更なる 例である。好ましくは、触媒は、酢酸、トリフルオロ酢酸、メタノール、硫酸、 MsOH、ジクロロ酢酸、HBr・PPh3、又はNH4OAcから選択される。 より好ましくは、触媒は、酢酸、トリフルオロ酢酸又はメタノールから選択され る。最適には、触媒は酢酸である。 金属塩は、酸化銅(I)、塩化銅(I)、臭化ニッケル(II)、又は酢酸パラ ジウム(II)から選択され、触媒は、酢酸、トリフルオロ酢酸又はメタノールか ら選択され、溶媒は、テトラヒドロフラン、メタノール又は塩化メチレンから選 択されること を特徴とする方法は、本発明の更なる例である。好ましくは、金属塩は酸化銅( I)であり、触媒は酢酸であり、溶媒はテトラヒドロフランである。最適には、 金属塩は酸化銅(I)であり、触媒は酢酸であり、溶媒はテトラヒドロフランで あり、反応は1個の容器内で行う。 より詳細には、反応は、温度範囲約40℃〜100℃で行うことを特徴とする 方法は、本発明の例である。好ましくは、反応は、温度約65℃で行う。 より詳細には、反応液を、1〜20時間、好ましくは6〜20時間、最適には 約18時間加熱することを特徴とする方法は、本発明の例である。 本発明の別の面は、式(IV)及び(V) [式中、 R1、R7及びR8は各々独立に、水素、ハロゲン、ハロゲン化 C1-10アルキル、非置換もしくは置換されているアリール、又は非置換もしくは 置換されているC1-10アルキルから選択される(アルキル上の置換基は、C1-6 アルコキシ、ハロゲン化C1-6アルコキシ又はアリールから選択される); R2は、C1-10アルキル、OR6、非置換のC3-6シクロアルキル又は一置換、二 置換、もしくは三置換されているC3-6 シクロアルキルである(シクロアルキル上の置換基は独立に、ヒドロキシ、C1- 6 アルキル、ハロゲン化C1-6アルキル、C1-6アルコキシ又はハロゲン化C1-6ア ルコキシから選択される); R3及びR9は各々独立に、水素、C1-10アルキル、又は から選択される; 各R4は独立に、水素、ハロゲン、シアノ、C1-6アルコキシ、ハロゲン化C1-6 アルコキシ、ニトロ、C1-10アルキル、又はハロゲン化C1-10アルキルから選択 される; 各R5は独立に、水素又はC1-10アルキルから選択される; R6は、非置換又は置換されているC1-10アルキルから選択される(アルキル上 の置換基は、C1-6アルコキシ、ハロゲン化C1-6アルコキシもしくはアリール、 非置換又は一置換、二置換もしくは三置換のC3-6シクロアルキルから選択され る(シクロアルキル上の置換基は独立に、ヒドロキシ、C1-6アルキル、ハロゲ ン化C1-6アルキル、C1-6アルコキシもしくはハロゲン化C1-6アルコキシ、又 は非置換もしくは置換されているアリールから選択される);及び nは1〜5の整数である] を有する化合物、並びにそれらの塩である。 本発明のこの面の一つの特定の実施態様では、 R1は、水素又はC1-8アルキルから選択される; R2はC1-8アルキル又はOR6である(R6はC1-8アルキルである); R3は、C1-8アルキル又は から選択される; 各R4は独立に、水素、ハロゲン、シアノ、C1-5アルコキシ、ニトロ、C1-8ア ルキル又はハロゲン化C1-8アルキルから選択される; 各R5は独立に、水素又はC1-8アルキルから選択される; R7、R8及びR9は水素である;及び nは0〜3の整数である; であることを特徴とする。発明の詳細な説明 本発明は、以下の反応スキーム[式中、 R1、R7及びR8は各々独立に、水素、ハロゲン、ハロゲン化C1-10アルキル、 非置換もしくは置換されているアリール、又は非置換もしくは置換されているC1-10 アルキルから選択される(アルキル上の置換基は、C1-6アルコキシ、ハロ ゲン化C1-6アルコキシ又はアリールから選択される); R2は、C1-10アルキル、OR6、非置換のC3-6シクロアルキル又は一置換、二 置換、もしくは三置換されているC3-6 シクロアルキルである(シクロアルキル上の置換基は独立に、ヒドロキシ、C1- 6 アルキル、ハロゲン化C1-6アルキル、C1-6アルコキシ又はハロゲン化C1-6ア ルコキシから選択される); R3及びR9は各々独立に、水素、C1-10アルキル、又は から選択される; 各R4は独立に、水素、ハロゲン、シアノ、C1-6アルコキシ、ハロゲン化C1-6 アルコキシ、ニトロ、C1-10アルキル、又 はハロゲン化C1-10アルキルから選択される; 各R5は独立に、水素又はC1-10アルキルから選択される; R6は、非置換又は置換されているC1-10アルキルから選択される(アルキル上 の置換基は、C1-6アルコキシ、ハロゲン化C1-6アルコキシもしくはアリール、 非置換又は一置換、二置換もしくは三置換のC3-6シクロアルキルから選択され る(シクロアルキル上の置換基は独立に、ヒドロキシ、C1-6アルキル、ハロゲ ン化C1-6アルキル、C1-6アルコキシもしくはハロゲン化C1-6アルコキシ、又 は非置換もしくは置換されているアリールから選択される);及び nは1〜5の整数である] により、高収率のジヒドロピリミジノンの製造方法を提供する。 好ましくは、R7、R8及びR9 水素であり、化合物Iは式 を有する。 本発明の一好適実施態様内に、以下の式(II) [式中、 R1、R2、R4、R5、R6、R7、R8、R9及びnは上記定義の通りである] の4−アリール−ピリミジノンの改良製造方法がある。好ましくは、R7、R8及 びR9は水素であり、化合物IIは、式 を有する。 本発明の最適な実施態様内に、以下の式(III) [R1、R4、R6及びnは上記定義の通りである]の4−アリール−ピリミジノ ンの改良製造方法がある。 式(I)、(II)、及び(III)の化合物は、カルシウムチャンネルブロッカ ー及びアルファ1aアンタゴニストとして有用である。より詳細には、式(III )の化合物は、カルシウムチャンネルブロッカーとして、又はN−3位置で更に 誘導体化され(例えば、米国特許第4,675,321号に記載のアシル化、又 はChoら、J.Med.Chem 32,2399(1989)に記載のアルコキシカルボニル化)、カル シウムチャンネルブロッキング剤 を得ることができる中間体として特に好ましい。同様に、式(III)の化合物は 、アルファ1aアンタゴニストとして、又はWO96/14846(1996年5月 23日公開)に記載のようにN−3位置で更に誘導体化できる中間体として特に 好ましい。 反応は、1個の容器内で、酸素化有機溶媒(例えば、アルコール、エーテル) 、ハロゲン化炭化水素又は酸から選択される溶媒中で行う。好ましくは、溶媒は 、テトラヒドロフラン、メタノール、塩化メチレン、又は酢酸から選択される。 最適には、溶媒はテトラヒドロフランである。 多数のβ−ケトエステル又はジケトン(A)及び置換基を有するベンズアルデ ヒド(B′)は市販されており、R1、R2及びR3のために非常に多様な置換基 を有するアリール−ジヒドロピリミジノンの製造を可能なものとする。更に、ア リールアルデヒドの他に、本発明でアルキルアルデヒドを用い、式(IV) のアルキル−ピリミジノンを得ることも可能である。更に、N−置換尿素及びO −置換尿素(例えば、O−メチルイソウレア)を、尿素(C″)の代わりに用い て、対応するN−置換ジヒドロピリミジノンを得ることができる。幾つかのN− 置換尿素は市販されており、及び/又は当業者が容易に製造できよう。 出発物質の比は好ましくはA:B:Cが1:1:1.5であるが、比を変えて も(例えばA:B:Cが2:1:3、1:1:3又は2:1:1.5)、従来技 術の方法(例えば、Folker法)よりも高い収率が得られた。 ホウ素試薬、金属塩及び触媒という先例のない組合せ下に、1個の容器内で、 β−ケトエステル又はジケトン(A)、アルデヒド又はケトン(B)及び尿素( C)の反応により、公知方法によって得られるよりも高収率で、5−(アルキル 又はアルコキシ)カルボニル−6−アルキル−4−(アリール又はアルキル)− 3,4−2(1H)−ジヒドロピリミジノン(I)が得られる。本発明で使用す るホウ素試薬はBF3であり、種々の形態で市販されており、その全てを本発明 の方法で使用できる。より詳細には、ホウ素試薬は、BF3、BF3・2H2O、 BF3・Me2S、BF3・HOAc、BF3・R2O(例えば、 BF3・Et2O、BF3・Me2O、BF3・tert-ブチルメチルエーテレート)、 BF3・ROH(例えば、BF3・CH3OH、BF3・CH3CH2CH2CH2OH )から選択される。 好ましくは、ホウ素試薬はBF3・Et2Oである。 種々の金属塩が、本発明の新規反応で使用できる。例えば、塩化銅(I)、酸 化銅(I)、塩化銅(II)、硫酸銅(II)、酢酸銅(II)、臭化ニッケル(II) 、酢酸パラジウム(II)、臭化銅又はアセト酢酸パラジウム全てを金属塩として 使用できる。好ましくは、金属塩は、塩化銅(I)、酸化銅(I)、塩化銅(II )、硫酸銅(II)、酢酸銅(II)、臭化ニッケル(II)又は酢酸パラジウム(II )である。より好適には、金属塩は、酸化銅(I)、塩化銅(I)、臭化ニッケ ル(II)又は酢酸パラジウム(II)である。最適には、反応で用いる金属塩は酸 化銅(I)である。金属塩の触媒量は、本反応で十分な1当量が好ましい。 本発明で用いる触媒は、多数の異なるブレンステッド酸もしくは塩基又はアル コールでありうる。例えば、適切な触媒には、酢酸、トリフルオロ酢酸、メタノ ール、硫酸、MsOH、ジクロロ酢酸、HBr・PPh3、NH4OAc、トリエ チルアミン、ピリジン、シンコニン、キニン又はキニジンがあるが、そ れらに限定されない。好ましくは、触媒は、酢酸、トリフルオロ酢酸、メタノー ル、硫酸、MsOH、ジクロロ酢酸、HBr・PPh3、又はNH4OAcから選 択される。最適には、酢酸を触媒として用いる。 反応は温度範囲約40℃〜約100℃で行うことができる。 好ましくは、温度は約65℃である。反応混合液は、使用する出発物質に依存し て1〜20時間加熱する。好ましくは、反応混合液は6〜20時間加熱する。最 適には約18時間である。 本発明の特に好適な実施態様では、THF中、BF3・Et2O1.3当量、C u2O 10モル%、及びAcOH 10モル%の存在下、β−ケトエステル( A)1当量、アリールアルデヒド(B)1当量、尿素(C)1.5当量を、65 ℃で18時間反応させて、高収率でジヒドロピリミジノン(I)を得る。 本明細書で用いる略号は以下の通りである。 本明細書で使用する“アルキル”という用語は、特定の炭素原子数(例えばC1-10 アルキル)、又はこの範囲内の任意の炭素原子数(即ち、メチル、エチル、 1−プロピル、2−プロピル、n−ブチル、s−ブチル、t−ブチルなど)の直 鎖及び分枝鎖の両方のアルカンを含む。 本明細書で使用する“ハロゲン化アルキル”という用語は、特定の炭素原子数 (例えばハロゲン化C1-10アルキル)、又はこの範囲内の任意の炭素原子数の直 鎖及び分枝鎖の両方のアルカンであって、アルキル鎖上の水素原子の1個以上が ハロゲン原子で置き換わっているもの(例えば、CF3)を含む。 本明細書で使用する“アルコキシ”という用語は、特定の炭素原子数(例えば C1-6アルコキシ)、又はこの範囲内の任意の炭素原子数(即ち、メトキシ、エ トキシなど)の直鎖及び分枝鎖の両方のアルコキシドを指す。 本明細書で使用する“ハロゲン化アルコキシ”という用語は、特定の炭素原子 数(例えばハロゲン化C1-6アルコキシ)、又はこの範囲内の任意の炭素原子数 の直鎖及び分枝鎖の両方のアルコキシドであって、水素原子の1個以上がハロゲ ン原子で置き換わっているもの(例えば、OCF3)を含む。 本明細書で使用する“アリール”という用語は、フェニル又はナフチルのよう な、非置換、一置換、二置換、三置換、四置換、又は五置換の芳香族基を指す。 好ましくは、アリール基は、非置換、一置換、二置換又は三置換である。フェニ ル基又はナフチル基上に存在できる置換基の例には、ハロゲン、C1-6アルキル 、C1-6アルコキシ、ハロゲン化C1-6アルキル又はハロゲン化C1-6アルコキシ があるが、それらに限定されない。 本明細書で使用する“ハロゲン”という用語は、ヨウ素、臭素、塩素及びフッ 素を含むものとする。 本発明を更に明確にするために以下の実施例を記載するが、実施例という特定 の例に本発明を限定するものではない。実施例1 5−メトキシカルボニル−6−メチル−4−フェニル−3,4ージヒドロピリミ ジン−2(1H)−オン 乾燥THF(0.5M)3.6mL中、アセト酢酸メチル (0.2322g,2.0mmol)、ベンズアルデヒド(0.2122g,2 .0mmol)及び尿素(0.18g,3.0mmol)を含む乾燥丸底フラス コに、AcOH(10モル%)、CuCl(10モル%)及びBF3・Et2O 1.3当量(2.6mmol)を加えた。反応液を65℃で18時間加熱した。 10%Na2CO3溶液の1容量当量で反応を止め、EtOAc(1容量当量)で 希釈した。生成物を含む有機層をトルエンに入れ、標記化合物を結晶化させた。 その収率は88%であった。融点204−208℃。 1H NMR(250MHz,CDCl3)δ8.08(s,1H),7.30 (M,5H),5.70(s,1H),5.39(d,1H),3.62(s, 3H),2.34(s,3H)。実施例2 4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6−エチル−5−メトキシカルボニル− 3,4−ジヒドロピリミジン−2(1H)−オン 乾燥THF(0.5M)28mL中、プロピオニル酢酸メチル(2.0g,1 5.4mmol)、3,4−ジフルオロベンズアルデヒド(2.1885g,1 5.4mmol)及び尿素(1.39g,23.1mmol)を含む乾燥丸底フ ラスコに、AcOH(10モル%)、Cu2O(10モル%)及びBF3・OEt2 1.3当量(20.0mmol)を加えた。反応液を65℃で18時間加熱 した。次に、反応混合液の反応を、10%Na2CO3の1容量当量で止め、Et OAc1容量当量で希釈した。生成物を含む有機層をトルエンに入れ、標記化合 物を結晶化させた。その収率は90%であった。融点180−184℃。NMR 1H(250MHz,DMSO−d6)δ9.31(s,1H),7.80(s ,1H),7.40(m,1H),7.20(m,1H),7.06(m,1H ),5.14(d,1H),3.54(s,3H),2.65(m,2H),1 .11(t,3H)。実施例3 5−メトキシカルボニル−6−メトキシメチル−4−(3,4−ジフルオロフェ ニル)−3,4−ジヒドロピリミジン−2(1H)−オン 乾燥THF(0.5M)28mL中、メトキシアセトアセテート(2.0g, 13.7mmol)、3,4−ジフルオロベンズアルデヒド(1.95g,13 .7mmol)及び尿素(1.23g,20.6mmol)を含む乾燥丸底フラ スコに、AcOH(10モル%)、CuCl(10モル%)又はCu(OAc)2 、及びBF3・Et2O 1.3当量(2.6mmol)を加えた。反応液を6 5℃で18時間加熱した。反応を、10%Na2CO3溶液の1容量当量で止め、 EtOAc(1容量当量)で希釈した。生成物を含む有機層をトルエンに入れ、 標記化合物を結晶化させた。その収率は90%であった。融点116−120℃ 。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ7.70(br s,1H),7. 06(m,3H),6.91(br s,1H),5.32(s,1H),4. 62(s,2H),3.63(s, 3H),3.44(s,3H)。 表1で下記の化合物は、容易に入手できる出発物質を用い、上記実施例に記載 した方法により、当業者が容易に製造できる。 上記明細書は本発明の原理を教示し、実施例は例示のためあるが、本発明の実 施は、以下の請求の範囲及びその均等物の範囲内の通常の変化、適応、及び/又 は改変の全てを包含することが理解されよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CU,CZ, EE,GE,HU,IL,IS,JP,KG,KR,K Z,LC,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MK ,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG, SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,US,U Z,VN (72)発明者 サイドラー,ダニエル・アール アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065、ローウエイ、イースト・リンカー ン・アベニユー・126 (72)発明者 ドーリング,ウルフ・エイチ アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065、ローウエイ、イースト・リンカー ン・アベニユー・126 (72)発明者 パターン,マイケル・エイ アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065、ローウエイ、イースト・リンカー ン・アベニユー・126

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 式I を有する化合物の製造方法であって、 ホウ素試薬、金属塩及び触媒の存在下、 を反応させ、式(I) [式中、 R1、R7及びR8は各々独立に、水素、ハロゲン、ハロゲン化 C1-10アルキル、非置換もしくは置換されているアリール、又は非置換もしくは 置換されているC1-10アルキルから選択される(アルキル上の置換基は、C1-6 アルコキシ、ハロゲン化C1-6アルコキシ又はアリールから選択される); R2は、C1-10アルキル、OR6、非置換のC3-6シクロアルキル又は一置換、二 置換、もしくは三置換されているC3-6シクロアルキルである(シクロアルキル 上の置換基は独立に、ヒドロキシ、C1-6アルキル、ハロゲン化C1-6アルキル、 C1-6アルコキシ又はハロゲン化C1-6アルコキシから選択される); R3及びR9は各々独立に、水素、C1-10アルキル、又は から選択される; 各R4は独立に、水素、ハロゲン、シアノ、C1-6アルコキシ、ハロゲン化C1-6 アルコキシ、ニトロ、C1-10アルキル、又はハロゲン化C1-10アルキルから選択 される; 各R5は独立に、水素又はC1-10アルキルから選択される; R6は、非置換又は置換されているC1-10アルキルから選択される(アルキル上 の置換基は、C1-6アルコキシ、ハロゲン化C1-6アルコキシもしくはアリール、 非置換又は一置換、二置換もしくは三置換のC3-6シクロアルキルから選択され る(シクロアルキル上の置換基は独立に、ヒドロキシ、C1-6アルキル、ハロゲ ン化C1-6アルキル、C1-6アルコキシもしくはハロゲン化C1-6アルコキシ、又 は非置換もしくは置換されているアリールから選択される);及び nは1〜5の整数である] を有する化合物を生成させることを特徴とする該方法。 2. 金属塩は、塩化銅(I)、酸化銅(I)、塩化銅(II)、硫酸銅(II)、 酢酸銅(II)、臭化ニッケル(II)又は酢酸パラジウム(II)から選択される; 触媒は、酢酸、トリフルオロ酢酸、メタノール、硫酸、MsOH、ジクロロ酢酸 、HBr・PPh3、又はNH4OAcから選択される; R1は、水素又はC1-8アルキルから選択される; R2はC1-8アルキル又はOR6である; R3は、C1-8アルキル又は から選択される; 各R4は独立に、水素、ハロゲン、C1-5アルコキシ、ニトロ、C1-8アルキル又 はハロゲン化C1-8アルキルから選択される; 各R5は独立に、水素又はC1-8アルキルから選択される; R6はC1-8アルキルである; R7、R8及びR9は水素である;及び nは1〜3の整数である; であることを特徴とする請求項1に記載の方法。 3. 化合物I の単離工程を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法. 4. ホウ素試薬、金属塩及び触媒の存在下、 を反応させ、化合物(II) を生成させることを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。 5. ホウ素試薬、金属塩及び触媒の存在下、 を反応させ、化合物(III) を生成させることを特徴とする請求項4に記載の方法。 6. 反応は1個の容器内で行うことを特徴とする請求項1に記載の方法。 7. 反応は、エーテル、アルコール、ハロゲン化炭化水素、又は酸から選択さ れる溶媒中で行うことを特徴とする請求項1に記載の方法。 8. 溶媒は、テトラヒドロフラン、メタノール、塩化メチレン、又は酢酸から 選択されることを特徴とする請求項7に記載の方法。 9. 溶媒はテトラヒドロフランであることを特徴とする請求項8に記載の方法 。 10. ホウ素試薬は、BF3、BF3・2H2O、BF3・Me2S、BF3、HO Ac、BF3・Et2O、BF3・Me2O、BF3・t−BuOMe、BF3・CH3 OH又はBF3・CH3CH2CH2OHから選択されることを特徴とする請求項 7に記載の方法。 11. ホウ素試薬はBF3・Et2Oであることを特徴とする請求項10に記載 の方法。 12. 金属塩は、塩化銅(I)、酸化銅(I)、塩化銅(II)、 硫酸銅(II)、酢酸銅(II)、臭化ニッケル(II)、酢酸パラジウム(II)、臭 化銅又はアセト酢酸パラジウムから選択されることを特徴とする請求項10に記 載の方法。 13. 金属塩は、酸化銅(I)、塩化銅(I)、臭化ニッケル(II)、又は酢 酸パラジウム(II)から選択されることを特徴とする請求項12に記載の方法。 14. 金属塩は酸化銅(I)であることを特徴とする請求項13に記載の方法 。 15. 触媒は、酢酸、トリフルオロ酢酸、メタノール、硫酸、MsOH、ジク ロロ酢酸、HBr・PPh3、NH4OAc、トリエチルアミン、ピリジン、シン コニン、キニン又はキニジンから選択されることを特徴とする請求項12に記載 の方法。 16. 触媒は、酢酸、トリフルオロ酢酸又はメタノールから選択されることを 特徴とする請求項15に記載の方法。 17. 触媒は酢酸であることを特徴とする請求項16に記載の方法。 18. 金属塩は、酸化銅(I)、塩化銅(I)、臭化ニッケル(II)又は酢酸 パラジウム(II)から選択され、触媒は、酢酸、トリフルオロ酢酸又はメタノー ルから選択され、溶媒は、 テトラヒドロフラン、メタノール又は塩化メチレンから選択されることを特徴と する請求項11に記載の方法。 19. 金属塩は酸化銅(I)、触媒は酢酸、及び溶媒はテトラヒドロフランで あることを特徴とする請求項18に記載の方法。 20. 反応は1個の容器内で行うことを特徴とする請求項19に記載の方法。 21. 反応は、温度範囲約40℃〜100℃で行うことを特徴とする請求項2 0に記載の方法。 22. 反応は、温度約65℃で行うことを特徴とする請求項21に記載の方法 。 23. 反応液を、1〜20時間加熱することを特徴とする請求項21に記載の 方法。 24. 反応液を、約18時間加熱することを特徴とする請求項23に記載の方 法。
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