JP2000500834A - 枠組み構造用建築要素のセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、支持用棒材（５）と、支持用棒材（５）の端部側に設けられた挿入ヘッド（６）用の円筒状の結合要素（１）とを有し、結合要素は、一方の側が開口していて、互いに及び円筒状の結合要素の軸線に平行に、表面から中心へ延在した複数のスロットを有していて、スロットは、挿入ヘッドを収容するためのチャンバーを形成するためにその径方向の端部から離間して幅広に形成されている。挿入ヘッドは、支持用棒材の平坦な終端の領域に形成されていて、終端部に関し９０°の角度で設けられた少なくとも２つの平行なスロットが設けられていて、それぞれの場合において、終端部に平行に伸びた１つのビードが、スリットによって作られたストリップに形成されていて、隣接するストリップのビードは互いに向き合った側に各形成されていて、その結果、円形または卵形の断面を持った環状の厚み部と結合要素のスロットのチャンバーの断面に対応する外周面は、支持用棒材の平坦な終端の領域に、終端部に平行に、連続した境界ストリップの近傍で形成されている支持構造を作り出すための構造要素のセットである。

Description

【発明の詳細な説明】 枠組み構造用建築要素のセット 本発明は、支持構造を作り出すための構造要素のセットであって、支持用棒材 と、支持用棒材の端部を互いに接続するための結合要素とを有している。 結合要素によって支持用棒材から作り出される支持構造の種々の実施例が、現 在ではいつしか知られている。基本的な要素は、例えば、ピラミッドは、支持用 棒材と結合要素とから作り出すことができる。この場合、ピラミッドの四角い基 礎領域は、４つの支持用棒材から作り出され、支持用棒材は、二等辺三角形の形 状の４つの側面を形成するために使用される。支持用棒材の各端部は、結合要素 によってピラミッドの頂部で一緒に保持される。この種のものの基本的要素は、 比較的広い表面領域に亘って延在していて、十分な安定性を呈する。 ドイツ公報（ＤＥ−ＯＳ）第２４ ５７ ６７４号は、半球状の接続片を用い た支持用棒材の接続を開示していて、この接続は、足場状または骨組み状の構造 用の支持枠組みを構成することを可能にする。この構造は、互いに直角を成して 伸びた棒材のみを有しているのではない。この設計において、設定された接続片 は、凹んだ半球であって、大きな円に沿って伸びたスロットが形成されていて、 種々の角度において、対応するボルトとナットまたはボルトヘッドで支持用棒材 の端部を挿入することができる。このような接続溝を用いることにより、四面体 または立方体基本要素を形成することが可能になり、そのような基本的要素の幾 つかを作り出す構造を支持することができる。 支持用棒材と接続片とから支持構造を作り出すための構造的要素のセットは、 ドイツの実用新案第８８ １６ ８８４号およびドイツ公報（ＤＥ−ＯＳ）第３ ８ ００ ５４７号に開示されている。円筒状の接続片は、スロットを有してい て、このスロットは、周辺に亘って一様に貢献し、何れの場合も接続片の中心軸 線の周りの円周に互いに平行に伸びる円筒状のチャンバーを形成するために径方 向内方に延在していて、幅広に成されている。スロットとチャンバーとは、形状 適合して、支持用棒材の平坦な終端に形成された挿入ヘッドを収容するように作 用する。挿入ヘッドは、円筒状のビードの形状の厚み部を持っていて、それは、 チャンバーの長さに対応していて、チャンバーの断面に適合している。これらは 、管状の支持用棒材のプレスされた平坦な端部にローリングすることにより形成 される。しかしながら、プレスされた平坦な領域の高さの円筒ストリップ（sｔ ｒｉｐ）用に後者にリベット止めされるか、または半球状または卵形の部分用に これらの領域に設けることもまた可能であり、何れの場合も、両側に円形の断面 のビードが、プレスされた平坦な支持用棒材の端部に設けられるように成される 。 形状適合にも拘わらず、接続片に関し支持用棒材の位置付けにおいてかなりの 量の遊びがあり、チャンバーの直径に関するビードの比較的小さな直径と、スロ ットの幅と比較したプレスされた平坦な領域の厚さのために、支持用棒材の２つ の端部は他の接続片に接続されないように設けられている。 本発明の目的は、上述の公知の接続片と挿入ヘッドをさらに改良することであ る。 この目的は、支持構造を作り出すための構造的要素によって達成され、支持用 棒材と、支持用棒材の端部側に設けられた挿入ヘッド用の円筒状の結合要素とを 有し、結合要素は、一方の側が開口していて、互いに及び円筒状の結合要素の軸 線に平行に、表面から中心へ延在した複数のスロットを有していて、スロットは 、挿入ヘッドを収容するためのチャンバーを形成するためにその径方向の端部か ら離間して幅広に形成されていて、挿入ヘッドは、支持用棒材の平坦な終端に形 成されていて、支持用棒材の平坦な終端の終端部から離間して終端部に関し９０ °の角度で少なくとも２つの平行なスロットが設けられていて、それぞれの場合 において、終端部に平行に伸びた１つのビードが、挿入ヘッドを形成するために スリットによって作られたストリップに形成されていて、隣接するストリップの ビードは互いに向き合った側に各形成されていて、その結果、結合要素のスロッ トのチャンバーの断面に対応する外周面の断面の環状厚さは、支持用棒材の平坦 な終端の領域に、終端部に平行に、連続した境界ストリップの近傍で形成されて いる。 結合要素のスロットのチャンバーは、円形または卵形の断面を有している。従 って、挿入ヘッドの環状の厚み部が対応する円形または卵形の断面を有する。 好ましくは、３から７つのストリップが終端部から離間して形成されていて、 その後、ほぼ円形または卵形の断面を持ったビードを形成するように、互いに向 き合った側に各設けられた３から７つの半球状または卵形の断面が生成される。 ビードが一旦形成されると、連続した境界ストリップが平坦な終端の終端部に残 され、そしてこれは、チャンバーから結合要素に径方向内方に延在したスロット のその部分を係合する。 支持用棒材に関して挿入ヘッドを持った平坦な端部領域を補強するために、１ つまたはそれ以上の平行なビードを形成しても良く、これは、管状の断面の厚み 部と、端部側から離間した平らな領域の端部との間平らな領域において支持用棒 材の平坦な終端の終端部に関し９０°の角度である。 管状の厚み部の中心軸線は、支持用棒材の端部から離間していて、連続した境 界ストリップが距離を置いて工程中に形成される。この距離は、チャンバーの中 心軸線の、結合要素のスロットの内端部からの距離よりわずかに小さい。結合要 素のチャンバーの挿入ヘッドの形状適合を補強するために、ビードによって形成 された管状の厚み部のダクトに設けられても良い。 挿入ヘッドを収容するために、結合要素は、好ましくは、チャンバーと共に８ つのスロットを有していて、結合要素の軸線に関し回転対称的な方法で設けられ ている。 結合要素は、長さ方向に切断され、連続したスロットとチャンバーとを有した 外形部品である。チャンバーとスロットとは、両側が外形部品の端面に固定でき るディスクによって閉止されている。 固定は、結合要素が中心に連続した孔を有することにより行うことができる。 このいわゆるチャンバーは端面近傍の少なくとも端部領域に内側のネジ山を有し ていても良い。 支持構造を形成するために、支持用棒材を有していて、支持用棒材の長手方向 の軸線との関係において異なった方法で設けられていることが好ましい。支持構 造に、水平にまたは垂直に設けることができる支持用棒材のために、挿入ヘッド は、ビードで形成され円形または卵形の断面を有する環状の厚み部が、支持用棒 材の２つの端部領域において、支持用棒材の長手方向の軸線に関して９０°の角 度を成して伸びているように設けられている。 支持用棒材の他の実施例において、後者は、長手方向の軸線に関し９０°の角 度を成して他の支持用棒材に接続されていて、挿入ヘッドは、支持用棒材の長手 方向の軸線に関し異なった角度を成して形成されている。これらのいわゆる対角 線棒材において、ビードによって形成され、円形または卵形の断面を有する環状 の厚み部は、支持用棒材の２つの端部領域において、互いに平行に支持用棒材の 長手方向の軸線に関して５５°から４５°の角度αを成して伸びている。 結合要素は、金属またはプラスチックから形成されても良い。繊維の挿入によ って付加的に補強される耐衝撃性ポリマーが好ましい。好ましいポリマーは、ポ リスチレン、ポリカーボネート及びＡＢＳテルポリマーの程度の耐衝撃性である 。 アルミニュームや鋼のような金属は、支持用棒材として好ましい。 挿入ヘッドを結合要素に簡単に挿入できるようにするために、挿入ヘッドの環 状のビードの直径すなわち外周が、接続スロットのチャンバーの直径すなわち外 周よりもわずかに小さいように、公差が製造工程においてセットされる。支持用 棒材の平坦な終端領域は、それぞれ、結合要素のスロットの厚みよりもわずかに 薄い。厚さの相違は、１０分の数ミリメートルで、１ミリメートルまでの範囲で あって、ある環境においてでも２ミリメートルまでである。支持用棒材の長さと 直径は、支持用棒材の所望の接続強度が達成されるように選択される。もし、管 が支持用棒材として使用されると、壁の厚みはそれに応じて選択される。そのよ うな場合において、平坦な終端領域は、管を平坦にプレスすることによって簡単 に作られる。 本発明を図面を参照してより詳細に説明する。 図１は、結合要素を通った断面図。 図２は、支持用棒材の長手方向の断面図。 図３は、図２の支持用棒材を長手方向の軸線の周りに９０°の角度回転した図 。 図４は、図３のＡ−Ｂ線に沿った断面図。 図５は、図３のＣ−Ｄ線に沿った断面図。 図６は、いわゆる対角線式棒材を支持構造に使用した支持用棒材の他の実施例 の長手方向の断面図。 図７は、図６に示した支持用棒材を長手方向の軸線に沿ってに９０°の角度回 転した図。そして 図８は、図７のＡ−Ｂ線に沿った断面図。 図１は結合要素１を通った断面を示す。 円筒状の結合要素１は、図示したような断面を有していて、結合要素１によって 互いに接続された支持用棒材の平坦な終端の幅まで軸的に長い。一方の側が開放 していて、回転対称的方法で分配されている複数のスロット２、２ａは、シリン ダーの表面から中心へ、シリンダーの一方の端面から他方の端面へ延在している 。８つのスロット２が、図１の例には設けられている。スロット２の幅は、支持 用棒材の平坦な終端の厚さよりも若干大きい。スロット２は、その径方向端部か ら離間して、シリンダーの軸線に平行に、一方の端面から他方の端面に延在した ほぼ円筒状のチャンバー３を形成するために、各幅を広くされている。チャンバ ー３の中心軸線は、好ましくは、円筒状の結合要素１の中心の周りの円周上に設 けられている。しかしながら、異なった結合要素１を形成することもまた可能で あって、その場合、チャンバーの中心軸線は、わずかに異なった直径の円周上に 設けられ、これは、結合要素が引っ張り負荷または圧縮負荷を受けやすいかどう かによる。もしこれが引っ張り負荷を受けやすとすると、直径は、圧縮負荷を受 ける結合要素よりも小さくなければならない。チャンバー３の直径は、支持用棒 材の終端領域に形成された環状の断面を持って厚くなった外径とほぼ一致してい る。直径は、支持用棒材の挿入ヘッドがチャンバー３を有した結合要素１のスロ ット２に容易に挿入できるように互いに対応しているが、それにも拘わらず、支 持用棒材を結合要素１に保持するのに十分な確実な形状適合が達成される。スロ ット２、２ａをチャンバー３を越えて径方向へ延在すると、要素１の強度が有害 な影響を与えないような距離によって結合要素１の中心軸線から離間しているに も拘わらず、スロットの端部は、対応して形成された挿入ヘッド６の利点を有し ている。それは、これらのスロット領域２ａと挿入ヘッドの結合要素１へのより よい案内が達成される限りにおいてである。 結合要素１は、チャンバー４を有していても良い。内部のネジ山があっても良 く、端面から始まってチャンバー４の全体に及ぶが、しかしチャンバー４を通し てではない。ネジ山は、結合要素１の端面にカバープレートを固定するためのネ ジを係合するように作用し、カバープレートは、結合要素の端面でスロットとチ ャンバー３の端部を閉成する。 結合要素１は、引き抜き金属外形から所望の長さに切断することによって形成 されても良い。円筒状の結合要素１の高さは、支持用棒材の平坦な端部の幅に一 致する。 図２は、チャンバーを有しスロットに係合するために、結合要素の挿入ヘッド ６を持った支持用棒材５の断面を示していて、２つの平坦な領域に形成されてい る。挿入ヘッド６を少なくとも２つ、好ましくは、最大６つ形成するために、平 行なスリットが、終端部から離れて、終端部と９０°の角度を成して、支持用棒 材５の平坦な終端に設けられている。その結果、少なくとも３つ、好ましくは、 最大７つのストリップ９が、平坦な終端の領域に、終端部から離れて互いに隣り 合って位置する。何れの場合も、端部側に平行に伸びている１つのビード７は、 終端部から離れてストリップ９に設けられている。 ビード７によって形成された半球状あるいは卵形の断面は、隣接するストリッ プ９の互いに向き合った側に各形成される。これは、支持用棒材５の平坦な終端 の端部側に平行に、外周面が結合要素のスロットのチャンバーの内周面に対応す る断面の環状厚さを形成するためである。支持用棒材５の平坦な終端の幅に亘っ て延在した環状の厚み部は、一方の側で各ストリップに中断された外表面を有し ている。挿入ヘッド６が一旦結合要素に挿入されると、形状適合の係合を補強す るためにビード７によって形成されたダクト８内にピン（図示せず）を挿入する ことが可能になる。このピンの外径は、ダクト８の内径よりもわずかに大きく形 成されている。 それぞれの場合において、支持用棒材５の平坦な終端の終端部に維持される挿 入ヘッド６の連続した境界ストリップ１０は、挿入ヘッド６が結合要素のスロッ ト２ａ内に挿入された時、チャンバー３とスロット２の内端部との間の領域で係 合する。 図３は、図２に示された支持用棒材５を長手方向の軸線の周りに９０°回転し た平面を示している。挿入ヘッド６は、両方の端部に形成されている。連続した 境界ストリップ１０に隣接する領域のストリップ９で形成されたビードの配置を 見ることが可能である。支持構造におけるいわゆる二次元的棒材として使用され るこの実施例の場合の支持用棒材５において、断面の環状厚さは、支持用棒材５ の長手方向の軸線に関し９０°の角度で伸びている。支持用棒材５の平坦な終端 を強化するために、支持用棒材５の終端部に関して９０°の角度で伸びている１ つまたはそれ以上のビード１１が、環状の断面の厚み部と終端部から離れた平ら な領域の端部との間の平坦な終端の領域に設けられている。 図４は、図３のＡ−Ｂ線に沿った断面図で、各互いに対向する側の隣接するス トリップ９のビード７の形状を示すためのものである。 図５は、図３のＣ−Ｄ線に沿った断面図で、この平坦な終端の領域を強化する ためのビード１１を示している。 図６は、支持構造におけるいわゆる三次元的対角線式棒材として使用するため の支持用棒材５の他の実施例の断面を示す。この実施例において、挿入ヘッド６ の軸線は、図７からも分かるように、支持用棒材５の長手方向の軸線に関し９０ °ではなくαの角度で伸びている。図２と同様の方法で、挿入ヘッド６は、各部 分（ストリップ９）に、ビードすなわち環状の断面の厚み部とダクト８を形成す るために、互いに向き合った方向に形成されたビード７を有している。一旦ビー ド７が形成されると、連続した境界ストリップ１０は各場合において、支持用棒 材５の平坦な終端の終端部に依然として残る。 図７は、図６に示された支持用棒材５を長手方向の軸線の周りに９０°回転し たものを示す。それ故、これは、支持用棒材の長手方向の軸線に関するそれらの 配置と同様、支持用棒材５の２つの端部において互いに平行に配置された挿入ヘ ッド６を見ることが出来る。挿入ヘッドの長手方向の軸線の角度αは、特に厚み 部において、図示した例では３３°であるが、支持用棒材５の長手方向の軸線に 関し５５から４５°である。 挿入ヘッドは、同様に、連続した境界ストリップ１０を有している。 図７は、平坦な終端領域が、ビード７と終端部から離間した平坦な終端のその 端部との間で、同様にビード１１によって強化された支持用棒材５の実施例を示 している。 図８は、図７のＡ−Ｂ線に沿った断面で、隣接するストリップ９の互いに向き 合った側のビード７の形状を示している。 図２から８に示された支持用棒材５は、対応する端部領域が挿入ヘッド６を形 成できるように、好ましくは、平坦にプレスされた管から作られる。しかしなが ら、理論的には、支持用棒材を平坦な終端領域に、そして挿入ヘッドを固い材料 から作り出すこともまた可能である。 名称のリスト １ 結合要素 ２、２ａ スロット ３ 円筒状のチャンバー ４ チャンバー ５ 支持用棒材 ６ 挿入ヘッド ７ ビード ８ ダクト ９ ストリップ １０ 境界ストリップ １１ ビード

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 支持構造を作り出すための構造要素のセットであって、支持用棒材（５） と、支持用棒材（５）の端部側に設けられた挿入ヘッド（６）用の円筒状の結合 要素（１）とを有し、結合要素（１）は、一方の側が開口していて、互いに及び 円筒状の結合要素（１）の軸線に平行に、表面から中心へ延在した複数のスロッ ト（２、２ａ）を有していて、スロット（２ａ）は、挿入ヘッド（６）を収容す るためのチャンバー（３）を形成するためにその径方向の端部から離間して幅広 に形成されていて、挿入ヘッド（６）は、支持用棒材（５）の平坦な終端に形成 されていて、支持用棒材（５）の平坦な終端の終端部から離間して終端部に関し ９０°の角度で少なくとも２つの平行なスロットが設けられていて、それぞれの 場合において、終端部に平行に伸びた１つのビード（７）が、挿入ヘッド（６） を形成するためにスリットによって作られたストリップ（９）に形成されていて 、隣接するストリップ（９）のビード（７）は互いに向き合った側に各形成され ていて、その結果、結合要素（１）のスロット（２）のチャンバー（３）の断面 に対応する外周面の断面の環状厚さは、支持用棒材（５）の平坦な終端の領域に 、終端部に平行に、連続した境界ストリップ（１０）の近傍で形成されているこ とを特徴とする構造要素のセット。 ２． ３から７つのストリップ（９）が、終端部から離間して、支持用棒材（５ ）の平坦な終端の領域に設けられていることを特徴とする請求項１記載の構造要 素のセット。 ３． チャンバー（３）が、円形または卵形の断面を有し、挿入ヘッド（６）の 環状の厚み部が対応する円形または卵形の断面を有することを特徴とする請求項 １または２記載の構造要素のセット。 ４． 支持用棒材の終端部に関し９０°の角度で伸びた１つまたはそれ以上のビ ード（１１）が、環状の断面の厚み部と、終端部から離間した平坦な領域の端部 との間の領域である支持用棒材（５）の平坦な終端の領域に設けられていること を特徴とする請求項１ないし３いずれか１項記載の構造要素のセット。 ５． 環状の厚み部の中心軸線が、支持用棒材（５）から離間していて、連続し た境界ストリップ（１０）が、結合要素（１）のスロット（２ａ）の内端からチ ャンバー（３）の中心軸線の距離よりもわずかに小さい距離を持って製造中に形 成されることを特徴とする請求項１ないし４いずれが１項記載の構造要素のセッ ト。 ６． 結合要素（１）のチャンバー（３）の挿入ヘッド（６）の形状適合係合を 補強するために、各ケースにおいて１つのピンがビード（７）によって形成され たダクト（８）に設けられていることを特徴とする請求項１ないし５いずれか１ 項記載の構造要素のセット。 ７． ビード（７）から形成された円形または卵形の断面の環状の厚み部が、支 持用棒材（５）の２つの平坦な終端の領域において、支持用棒材（５）の長手方 向の軸線に関し９０°の角度を成して伸びていることを特徴とする請求項１ない し６いずれか１項記載の構造要素のセット。 ８． ビード（７）から形成された円形または卵形の断面の環状の厚み部が、支 持用棒材（５）の２つの平坦な終端の領域において、支持用棒材（５）の長手方 向の軸線に関し互いに平行で５５°から４５°の角度を成して伸びていることを 特徴とする請求項１ないし７いずれか１項記載の構造要素のセット。 ９． 結合要素（１）が、結合要素（１）の軸線に関し回転対称的に設けられた チャンバー（３）を持ったスロット（２、２ａ）を有していることを特徴とする 請求項１ないし８いずれか１項記載の構造要素のセット。 １０． 結合要素（１）が、長さ方向に切断され連続したスロット（２、２ａ） とチャンバー（３）とを有する外形部品であって、チャンバー（３）とスロット （２、２ａ）とが、外形部品の端面に両側に固定され得るディスクによって閉成 されたことを特徴とする請求項１ないし９いずれか１項記載の構造要素のセット 。