JP2000355072A - アルミニウム転写蒸着薄葉体 - Google Patents

アルミニウム転写蒸着薄葉体

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JP2000355072A JP16851599A JP16851599A JP2000355072A JP 2000355072 A JP2000355072 A JP 2000355072A JP 16851599 A JP16851599 A JP 16851599A JP 16851599 A JP16851599 A JP 16851599A JP 2000355072 A JP2000355072 A JP 2000355072A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた金属光沢を有しつつ様々な外観や模様
を呈するとともに、エンボス適性に優れ立体感を出せる
アルミニウム転写蒸着薄葉体を提供する。 【解決手段】 ポリプロピレン系樹脂シートからなり、
密度0.7g/cm3以下で平均表面粗さ0.3μm以下で
ある基材2のいずれか一方の面に接着剤層4が形成さ
れ、接着剤層4の上にはアルミニウム転写蒸着層6が形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアルミニウム転写蒸
着薄葉体に関し、さらに詳しくは各種の包装材,台紙,
カード,ポスター,印画紙,コピー用紙,シール,ラベ
ル,インクジェット記録用紙,建材などの素材として好
適なアルミニウム転写蒸着薄葉体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、美粧性を付与するために紙又
はフィルム基材にアルミニウムを蒸着した薄葉体素材
が、包装材、カード,ポスター,シール,ラベル等に広
く用いられている。この薄葉体は、適宜表面処理を施し
た基材に直接アルミニウムを蒸着する、いわゆるダイレ
クト蒸着法により主に製造されているが、最近では省資
源の観点から、極めて薄いアルミニウム蒸着膜(約25
0Å)を接着剤層を介して基材に転写して上記薄葉体を
製造する方法も提案されている(例えば、特公昭63−
20703号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特公昭63−20703号公報に開示の技術では、基
材の種類、性状、あるいは表面状態に関係なく薄葉体の
表面に金属光沢を付与することができるとしているが、
実際には、視覚へのアピール度が高く、鏡と類似の外観
を呈する鏡面状の薄葉体を得ることは困難である。
【0004】一方、従来から前記基材や薄葉体に種々の
印刷や印字を施して加飾効果を高めることがなされてい
るが、最近では上述の印刷や印字のみでは加飾効果が不
充分になっており、立体的な模様を薄葉体に付与させる
ことが要望されている。さらに加えて、金属光沢を有し
つつ様々な外観模様を薄葉体に付与させることも必要で
ある。
【0005】本発明は、アルミニウム蒸着層を備えた薄
葉体における上記した問題を解決し、優れた金属光沢を
有しつつ様々な外観や模様を呈するとともに、エンボス
適性に優れ立体感を出せるアルミニウム転写蒸着薄葉体
の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1に記載の本発明に係るアルミニウム転
写蒸着薄葉体は、ポリプロピレン系樹脂シートからな
り、密度0.7g/cm3以下で平均表面粗さ0.3μm以
下である基材のいずれか一方の面に接着剤層が形成さ
れ、該接着剤層の上にはアルミニウム転写蒸着層が形成
されていることを特徴とする。
【0007】又、前記基材は、結晶性ポリプロピレン系
樹脂及び環球法による軟化点が160〜200℃のジシ
クロペンタジエン系石油樹脂を含む芯層の片面又は両面
に、結晶性ポリプロピレン系樹脂を主成分とする表層を
積層して成る多層シートを二軸延伸したものであること
が好ましい(請求項2)。さらに、前記アルミニウム転
写蒸着層の表面には、ヘアライン模様、エンボス模様、
マット模様、又はホログラム模様等が施されていてもよ
い(請求項3)。
【0008】また、前記アルミニウム転写蒸着層の上に
はプライマー層又は着色層が形成されていてもよい(請
求項4)。これらに加え、好ましくは前記アルミニウム
転写蒸着薄葉体にエンボス加工が施されていてもよい
(請求項5)。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
るアルミニウム転写蒸着薄葉体について説明する。この
アルミニウム転写蒸着薄葉体は、図1にその基本構成を
示すように、基材2の一方の面に接着剤層4、及びアル
ミニウム転写蒸着層6が順に形成されたものである。
【0010】基材2は、密度0.7g/cm3以下で、平均
表面粗さ0.3μm以下のポリプロピレン系樹脂シート
からなっている。基材2の密度を0.7g/cm3以下とす
る理由は、0.7g/cm3を超えるとエンボス加工による
型付きが不充分になるからである。より好ましくは、
0.4〜0.7g/cm3の範囲とするのがよい。又、基材
2の平均表面粗さを0.3μm以下とする理由は、0.
3μmを超えるとアルミニウム蒸着層を転写した後の鏡
面性が低下するからである。より好ましくは、0.03
〜0.2μmの範囲とするのがよい。0.03μm未満
であると、ブロッキングが生じて二次加工に支障を来た
す可能性があるからである。なお、基材の厚みは60〜
500μmであることが好ましい。
【0011】ここで、基材2の密度や平均表面粗さを上
述の範囲に調整する方法としては、例えば(1)ポリプ
ロピレン系樹脂に発泡剤を添加して気泡を有するシート
を成形する方法、(2)ポリプロピレン系樹脂に、これ
と相溶性の小さい物質を加えてシート成形し、さらに延
伸して適宜ボイド(微細な空洞)を形成する方法、
(3)ポリプロピレン系樹脂に中空フィラーを加えてシ
ート成形する方法が挙げられるが、品質の均一性と経済
性の点で(2)の方法が好ましい。又、前記(2)の方
法を用いる場合、延伸する前のシートは上述の如くポリ
プロピレン系樹脂にこれと相溶性の小さい物質を加えた
単層シートでもよいが、後述するように、この単層シー
トの少なくとも片面に結晶性ポリプロピレン系樹脂を主
成分とするシートを積層した多層シートを用いるのが好
ましい。なお、上記延伸としては一軸延伸でも差し支え
ないが、タテ・ヨコの強度バランスの良い延伸を行うた
めには二軸延伸を行うのが好ましい。
【0012】基材2に用いられるポリプロピレン系樹脂
は、プロピレンの単独重合体、プロピレンとエチレンお
よび炭素数4以上のα−オレフィンから選ばれる1種以
上との二元以上の共重合体、又は上述の各重合体の混合
物である。前記ポリプロピレン系樹脂は、結晶性ポリプ
ロピレン系樹脂であることが好ましく、例えば、結晶性
プロピレン単独重合体や結晶性プロピレン−エチレンブ
ロック共重合体を挙げることができる。ここで、結晶性
ポリプロピレン系樹脂を用いる場合、メルトフローレー
ト(以下、「MFR」という。JIS規格K7210−1976
に規定されたもの)が0.5〜20g/10分の樹脂を用い
るのがよく、より好ましくは0.5〜10g/10分の樹脂
を用いるのがよい。
【0013】特に、結晶性ポリプロピレン系樹脂100
重量部に対して、ジシクロペンタジエン系石油樹脂10
〜180重量部を含有するものが好ましい。ジシクロペ
ンタジエン系石油樹脂の配合量が10重量部未満である
と、基材の密度が0.7g/cm 3を超えてエンボス加工に
よる型付けが不充分になる虞があるからである。又、1
80重量部を超えると、延伸の際に破断が生じて延伸性
が低下したり基材表面の平滑性が低下する虞があるから
である。
【0014】このジシクロペンタジエン系石油樹脂とし
ては、例えば石油ナフサ等のスチームクラッキングなど
によって得られるシクロペンタジエン、ジシクロペンタ
ジエン、これらのアルキル置換体及びオリゴマ、並びに
これらの混合物から選ばれる1種以上(以下、「ジシク
ロペンタジエン系成分」という)を主成分とする留分を
50%以上含有し、かつ、環球法による軟化点が160
〜200℃の高分子量・高軟化点の石油樹脂を挙げるこ
とができる。ここで、この石油樹脂の軟化点を160〜
200℃に規定する理由は、160℃未満である場合
は、前記石油樹脂を含む樹脂シートを延伸する際、該シ
ートに含まれる石油樹脂が変形してボイドの発生が不充
分になる場合があるからである。又、200℃を超えた
場合は、結晶性ポリプロピレン系樹脂への石油樹脂の混
合・分散が不充分になる場合があるからであり、さらに
軟化点が200℃を超える石油樹脂は高価で経済的と云
えないからである。
【0015】さらに、前記石油樹脂を例えばバナジウ
ム、ニッケル若しくはコバルト等の金属、又は該金属の
酸化物を用いた触媒により、溶媒の存在下で温度150
〜300℃、水素圧1000〜15000kPaの条件
で水素化し、上述の軟化点を有する水素化ジシクロペン
タジエン系石油樹脂としてもよい。さて、以上の説明で
は単層シート2を基材として用いた場合について述べた
が、図2及び図3に示すように、芯層20aの片面又は
両面に、表層20bを積層して成る多層シート20を基
材に用いることがより好ましい。ここで、芯層20aは
結晶性ポリプロピレン系樹脂及び環球法による軟化点が
160〜200℃のジシクロペンタジエン系石油樹脂を
主成分とする樹脂シートであり、表層20bは結晶性ポ
リプロピレン系樹脂を主成分とする樹脂シートである。
【0016】芯層20a及び表層20bに用いる結晶性
ポリプロピレン系樹脂としては、上述の単層シート2に
用いるのと同様なものを用いることができる。又、芯層
20aと表層20bに用いる結晶性ポリプロピレン系樹
脂は、必ずしも同一のものでなくてもよい。さらに、表
層20bに用いる樹脂としては、ジシクロペンタジエン
系石油樹脂を含有したものを用いてもよいが、その含有
量を芯層20aに比べて少なくするか、又はまったく含
有させないようにするのが好ましい。このようにする
と、ボイドの発生による多層シート表面の粗面化が防止
され、平滑度を適切にすることができるからである。
【0017】そして、この多層シート20を二軸延伸す
ることにより基材が製造される。二軸延伸の方法は特に
制限はなく、例えば後述する方法によって行えばよい。
このようにして得られた基材も、上述の単層シート2と
同様な密度及び平均表面粗さを備えたものとなってい
る。なお、上述の各樹脂シート(2、20a、20b)
に、通常のポリプロピレン樹脂に添加される公知の各種
添加剤を目的を損なわない範囲で適宜含有させてもよ
い。このような添加剤としては、例えば公知のフェノー
ル系、リン系、及びチオエーテル系等の加工安定剤や酸
化防止剤が挙げられる。又、無機充填剤粉末、ステアリ
ン酸カルシウム等の高級脂肪酸金属塩、及び脂肪酸アミ
ド系等の滑剤、顔料、紫外線防止剤、発泡剤、帯電防止
剤、あるいは、ポリエチレン類及びエチレン−プロピレ
ンゴム類等の各種ポリマーを用いてもよい。
【0018】このうち、無機充填剤粉末は、延伸により
シートにボイドを発現させる目的で、前記ジシクロペン
タジエン系石油樹脂と併用するのが好ましいものであ
り、例えば平均粒径0.01〜20μm、好ましくは平
均粒径0.01〜5μmの炭酸カルシウム、タルク、酸
化チタン、及びシリカ等を挙げることができる。特に、
コストの点から炭酸カルシウムを用いることが好まし
い。又、これらは、単独で使用してもよく、2種以上を
併用して用いてもよい。
【0019】そして、この無機充填剤の配合割合として
は、例えば結晶性ポリプロピレン系樹脂100重量部に
対して、上述のジシクロペンタジエン系石油樹脂と無機
充填剤粉末との混合物10〜200重量部を配合するの
が好ましい。配合割合が10重量部未満である場合は、
基材の密度が0.7g/cm3を超えてエンボス加工による
型付けが不充分になる虞がある。一方、200重量部を
超えた場合、延伸の際に延伸破断が生じ易くなるととも
に、得られた基材の表面の平滑性が低下する可能性があ
る。
【0020】以上述べた樹脂組成物を調製する方法とし
ては、通常のブレンダ又はミキサ等を用いて各配合物を
攪拌混合すればよい。又、一般的な押出機、ゲレーショ
ンミキサ(商品名)等を用い、上記配合物を溶融混合し
た後ペレット状の組成物とすることもできる。そして、
この樹脂組成物を押出成形して得た単層シート、共押出
成形して得た積層シート、及びこれらのシートを一軸延
伸又は二軸延伸したシートが基材として用いられる。延
伸方法としては、例えば結晶性ポリプロピレン系樹脂の
延伸に通常用いられる逐次式テンター装置、同時式テン
ター延伸装置、サーキュラーダイを用いてチューブ状に
シートを成形した後延伸するIOP装置等を用いて行う
ことができる。
【0021】さらに、このようにして得られたシート
(基材)に、必要に応じてコロナ放電等の表面処理や、塗
工剤を塗工してもよい。このようにして得られた基材
は、合成樹脂を材料としているために吸湿性及び吸水性
が少なく、薄葉体にしたときに反りやカールを生じるこ
とが少ない。さらに、後述するアルミニウムを蒸着した
後の金属光沢に優れるとともに、詳しくは後述するよう
な所定のデザインのエンボス加工を施すとエンボスに深
みが出て立体感が出るという特性を有している。この理
由としては、これらの基材に形成されたボイドが極めて
微細であるために、基材の表面が平滑になっているこ
と、また、密度が0.7g/cm3以下と非常に低いためクッシ
ョン性に富み、エンボス加工した場合にエンボスの深み
(凹凸)を出せるとともに、加工後の基材の復元の度合
いが小さいためであると考えられる。
【0022】接着剤層4は、後述するアルミニウム蒸着
膜を基材2に貼り合わせるためのものである。この接着
剤としては、例えばドライラミネートに用いられる各種
の2液硬化型接着剤や光硬化型接着剤を挙げることがで
きる。2液硬化型接着剤は、時間経過とともに硬化する
タイプのものであり、更には、加熱により一層短時間で
硬化させることができ、例えばウレタン系樹脂接着剤や
エポキシ系樹脂接着剤を用いることができる。また光硬
化型接着剤は、電子線や紫外線などを照射して硬化する
タイプのものである。例えばウレタン系樹脂接着剤やア
クリル系樹脂接着剤を用いることができる。この接着剤
層4の厚みは格別限定されるものではないが、例えば、
1m2当たり2〜10g程度であることが好ましい。
【0023】アルミニウム転写蒸着層6は、詳しくは後
述する方法によって得られたアルミニウム蒸着膜を基材
2に転写したものであり、蒸着時にガス発生を起こさな
い所定の転写用フィルムに蒸着膜を平滑に形成させ、こ
れを基材2に転写しているため、鏡面状で優れた金属光
沢を呈する。アルミニウム転写蒸着層6の厚みは、例え
ば100〜1000Åであることが好ましい。そして、アルミ
ニウム転写蒸着層6はそのままの状態では金属光沢を有
しているが、さらにその表面に適宜ヘアライン模様、エ
ンボス模様、マット模様、又はホログラム模様6aが施
されていると、金属光沢の上に様々な模様が付加され特
有の意匠効果を発揮するので好ましい(図4)。これら
のうち、エンボス模様、マット模様はいずれも艶消し模
様であり、金属光沢の強弱の度合いが適度に調節され
る。また、アルミニウム転写蒸着層6(又は6a)の上
に適宜着色層9を形成すると、アルミニウム転写蒸着層
6(又は6a)が着色されて金属光沢の上に所定の色彩
が付加され特有な意匠効果が発揮される(図5、6)。
着色層9としては、例えば透明又は半透明な樹脂に赤
色、青色、黄色等の顔料を分散させたものを用いること
ができる。
【0024】そして、前記アルミニウム転写蒸着層6
(又は6a)の表面に印刷適性を付与するべく、透明又
は半透明の樹脂からなるプライマー層8をアルミニウム
転写蒸着層6(又は6a)の上に形成してもよい(図
5、6)。但し、上述の如く着色層9を設けた場合は、
それ自体がプライマー層の役割を果たすためプライマー
層8を形成する必要はない。そして、プライマー層8又
は着色層9を通して下地のアルミニウム転写蒸着層6
(又は6a)の金属光沢や模様等の意匠効果が発揮され
うる。
【0025】さらに、このようにして得られた薄葉体に
直接、又はこの薄葉体に印刷を行った後にエンボス加工
を施してもよい。エンボス加工を行う方法としては、対
象面を部分的に浮き上げる方式(対象面に凸状模様を形
成)や、対象面を部分的に押込ませる方式(対象面に凹
状模様を形成)がある。いずれの場合も、例えば星印、
文字、格子等の模様が凹状又は凸状に形成された金型版
とプレス板の間に上述の薄葉体を挿入し、(加熱)プレ
スしてエンボス加工を行えばよい。エンボス加工に用い
る金型版としては、上述の模様の高さ(又は深さ)を
0.1〜2mm程度としたものを用いることができる。エ
ンボス加工の条件としては、例えばプレス温度を常温か
ら120℃以下とし、加圧力を2000〜40000k
Pa、加圧時間を0.1〜200秒とすればよい。又、
金型版として、平盤に代えて上記模様が形成された金属
ロールを用い、連続的にエンボス加工を行ってもよい。
【0026】上述した薄葉体は、例えば以下のようにし
て製造することができる。まず、真空蒸着により所定の
転写用フィルムの表面にアルミニウムを蒸着させ、接着
剤層4に用いられる上記接着剤をこのアルミニウム蒸着
膜の上に塗布する。そして、接着剤の上に基材2を重ね
て全体を例えば熱圧着し、接着剤層4を介してアルミニ
ウム蒸着層膜と基材2とを一体化する。このとき、上述
した転写用フィルムとアルミニウム蒸着膜との密着力
は、接着剤層4とアルミニウム蒸着膜との密着力より小
さくして、転写用フィルムをアルミニウム蒸着膜から容
易に剥離することができるようにする。そして、前記ア
ルミニウム蒸着膜を転写用フィルムから基材2上に転写
して、アルミニウム転写蒸着層6とする。
【0027】転写用フィルムは、例えば二軸延伸ポリプ
ロピレン等の剥離性に優れ、かつ蒸着時にガスを発生し
ない材料からなることが好ましい。また、上述したヘア
ライン模様、エンボス模様、マット模様、又はホログラ
ム模様をアルミニウム蒸着層の表面に施す場合には、前
記転写用フィルムの表面にヘアライン模様、エンボス模
様、マット模様、又はホログラム模様を刻設しておき、
この上に蒸着を行えばよい。
【0028】なお、上述した薄葉体のプライマー層8又
は着色層9の上に、オフセット印刷、UVオフセット印
刷、グラビア印刷、シルクスクリーン印刷、フレキソ印
刷等の通常の印刷方法によって形成した印刷層を設ける
こともできる。また、プライマー層8又は着色層9の上
に、インクジェットのインクを吸収、定着させるための
インク受容層を形成してもよい。
【0029】さらに、以上の実施形態において、前記基
材2の他の面に粘着剤層を介して離型紙を貼着してタッ
クシールを製造することもできる。粘着剤層としては、
例えば公知の粘着剤を用いればよい。
【0030】
【実施例】実施例1〜3、比較例1〜4 1.基材用樹脂組成物の作製 まず、n−ヘプタン不溶部を96%含有しMFRが2g/
10分である結晶性ポリプロピレン単独重合体粉末100
重量部に対し、軟化点172℃のジシクロペンタジエン
系石油樹脂(以下、「DCPD」という)及び平均粒径
1.5μmの充填剤(炭酸カルシウム)を表1に示す重
量部でそれぞれ配合し、さらにフェノール系酸化防止剤
(2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、以下「B
HT」という)0.2重量部、及びステアリン酸カルシ
ウム0.1重量部を配合して攪拌機(商品名:ヘンシェ
ルミキサ)で攪拌混合した。この混合物を同方向回転型
二軸スクリューを備えた押出機に通して240℃で溶融
混練して押出し、さらに冷却してカットして所定のペレ
ットから成る組成物Aを得た。
【0031】次に、MFR1.5g/10分、エチレン濃度
8%で、ブロック指数0.8のプロピレン−エチレンブ
ロック共重合体の粉末100重量部に対し、BHT:
0.2重量部、及びステアリン酸カルシウム0.1重量
部を配合したものを上記と同様に攪拌混合した後押出
し、ペレット状の組成物Bを得た。ここで、樹脂のMF
Rの測定は、JIS規格K7210−1976の試験条件14(23
0℃、2.16kgf)に準拠して行った。
【0032】2.基材の製造 上述の組成物Aから成るシート(芯層)の両面に、組成
物Bから成るシート(表層)を積層して多層シートを作製
し、これを二軸延伸して基材とした。多層Tダイを備え
た3種3層フィルム押出装置(口径65mmφの中間層用単
軸押出機が1台、及び口径50mmφの表層用単軸押出機が
2台配設される)を用いた。そして、組成物Aを前記中
間層用押出機に供給し、組成物Bを前記表層用押出機に
供給して共押出し(Tダイ温度240℃)を行い、これ
を表層温度30℃の鏡面冷却ロールで急冷して2種3層
の未延伸シートを得た。各組成物の厚み比は、延伸後の
表層及び芯層の厚みがそれぞれ16μm、108μmと
なるよう、適宜調整した。
【0033】次に、この未延伸シートをテンター法逐次
二軸延伸機の縦延伸機に導入し、加熱ロール間で温度1
40℃で5倍延伸した後、テンター内温度160〜20
0℃で8倍の横延伸を施し、熱セット(160℃)して
巻き取った。このようにして、表層厚み各16μm、芯
層厚み108μm、合計厚み140μmであり、かつ、
表1に示す密度及び平均表面粗さを有する延伸シートか
ら成る基材20を得た。
【0034】3.薄葉体の製造 二軸延伸ポリプロピレン製の転写用フィルムの表面に真
空蒸着法により、厚み250Åのアルミニウム蒸着膜を形
成させた後、この上に接着剤(2液重合型ポリウレタ
ン)を厚み4μm程度塗布した。この接着剤の上に上述
の基材20を重ね、全体を熱圧着して接着剤を硬化させ
た。そして転写用フィルムをアルミニウム蒸着層から剥
離し、接着剤層4を介してアルミニウム転写蒸着層6と
基材20が一体化した薄葉体を得た。
【0035】基材の平均表面粗さが0.3μmを超えた
こと以外は実施例と同様にして薄葉体を製造した。これ
を比較例1,2とする。基材として、ポリプロピレン系
の市販品(商品名:ユポ、品番:FPG、厚み:120μ
m、王子油化合成紙(株)製)を用いたこと以外は実施例
と同様にして薄葉体を製造した。これを比較例3とす
る。
【0036】基材として、PET系の市販品(商品名:
クリスパー、品番:G2312、東洋紡績(株)製)を用いた
こと以外は実施例と同様にして薄葉体を製造した。これ
を比較例4とする。以上の各薄葉体の基材の組成と厚み
を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】4.基材の密度の測定 基材を5cm角に切出し、ダイヤルゲージ(ピーコックG
−6C型の最小読取り1/1000mm、(株)尾崎製作所製)に
て上下左右と中央部の5点における厚みの平均値を求め
た。次にこの試料の重量を化学天秤で0.0001gの精度で
測定して密度を算出した。基材8枚についてそれぞれ密
度を測定してその平均値を求め、基材の密度とした。
【0039】5.表面形状の評価 基材表面、及びこの基材にアルミニウム蒸着層を転写し
た薄葉体表面の平均表面粗さ(Ra)と最大粗さ(Rm
ax)を、(株)小坂研究所製のサーフコーダSE−3
0AKを用いて測定した。
【0040】6.エンボス加工性の評価 (株)ショージ製の油圧成型機を用い、温度100℃、
圧力2500kPa、時間3分の条件で、深度0.15
mmの格子模様が刻設されたステンレス型板をアルミニウ
ム蒸着層を転写した薄葉体に押し付け、エンボス加工を
施した。ステンレス型板の平均表面粗さ(Ra
(S))、及びエンボス加工後の基材表面の平均表面粗
さ(Ra(B))を上述の方法で測定し、次式、 {Ra(B)/Ra(S)}×100 によって転写率(%)を求め、エンボス加工性を評価し
た。転写率20%以上のものを○、20%未満のものを
×とした。
【0041】7.鏡面性の評価 基材にアルミニウム蒸着層を転写した薄葉体のアルミニ
ウム面での顔写り状態を目視判定し、鏡と類似の写りの
ものを○、映像がぼけるものを×とした。
【0042】
【表2】
【0043】表2から次のことが明らかである。 (1)本発明の薄葉体は、エンボス加工性及び鏡面性に
優れている。 (2)基材の平均表面粗さが0.3μmを超える比較例
1,2の場合は鏡面性が実施例1〜3に比べて大幅に低
下した。 (3)そして、基材の平均表面粗さが0.3μmを超
え、その密度が0.7g/m3を超える比較例3,4の場合
は、鏡面性に加え、エンボス加工性も実施例1〜3に比
べて大幅に低下した。このようなことから、所定の平均
表面粗さ及び密度を有する樹脂シートを基材に用いた本
発明の優位性が明らかである。
【0044】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係るアルミニウム転写蒸着薄葉体は、反りやカールが生
じることが少なく、さらに金属光沢が特に優れている。
そして、デザインエンボスを深くすることができるた
め、立体感が出る。従って、各種の包装材,台紙,カー
ド,ポスター,印画紙,コピー用紙,シール,ラベル,
インクジェット記録用紙,建材などの素材に好適に用い
ることができる。
【0045】そして、アルミニウム転写蒸着層の表面に
各種の模様を設けたり、このアルミニウム層を着色する
と、極めて美麗な外観が得られ、特有な意匠効果を発揮
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアルミニウム転写蒸着薄葉体の実
施形態の一例を示す断面図である。
【図2】多層シートを用いたアルミニウム転写蒸着薄葉
体の実施形態の一例を示す断面図である。
【図3】多層シートを用いたアルミニウム転写蒸着薄葉
体の実施形態の別の例を示す断面図である。
【図4】ホログラム模様が施されたアルミニウム転写蒸
着薄葉体の実施形態の一例を示す断面図である。
【図5】プライマー層又は着色層が形成されたアルミニ
ウム転写蒸着薄葉体の実施形態の一例を示す断面図であ
る。
【図6】プライマー層又は着色層が形成されたアルミニ
ウム転写蒸着薄葉体の実施形態の別の例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
2 単層シート(基材) 4 接着剤層 6 アルミニウム転写蒸着層 6a ヘアライン模様、エンボス模様、マット模
様、又はホログラム模様 8 プライマー層 9 着色層 20 多層シート(基材) 20a 芯層 20b 表層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月25日(1999.6.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】
【表2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】表2から次のことが明らかである。 (1)本発明の薄葉体は、エンボス加工性及び鏡面性に
優れている。 (2)基材の平均表面粗さが0.3μmを超える比較例
1,2の場合は鏡面性が実施例1〜3に比べて大幅に低
下した。 (3)そして、基材の平均表面粗さが0.3μmを超
え、その密度が0.7g/cm 3 を超える比較例3,4の場
合は、鏡面性に加え、エンボス加工性も実施例1〜3に
比べて大幅に低下した。このようなことから、所定の平
均表面粗さ及び密度を有する樹脂シートを基材に用いた
本発明の優位性が明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 高司 千葉県市原市辰巳台東2丁目17番地 (72)発明者 谷本 雅則 東京都北区堀船2丁目20番46号 日本たば こ産業株式会社印刷事業部内 (72)発明者 古村 澄 東京都港区虎ノ門2丁目2番1号 日本た ばこ産業株式会社印刷事業部内 Fターム(参考) 4F100 AB10C AK02D AK07A AK07D AK07E AL05D AR00B AR00E BA03 BA05 BA07 BA10A BA10C BA10E DD07A EH66C EJ39 GB07 GB15 GB71 GB90 HB00C JA04D JA11A JA11D JA11E JA13A JK15A JL04 JL10E JL11B JN24 YY00A YY00D

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリプロピレン系樹脂シートからなり、
    密度0.7g/cm3以下で平均表面粗さ0.3μm以下で
    ある基材のいずれか一方の面に接着剤層が形成され、該
    接着剤層の上にはアルミニウム転写蒸着層が形成されて
    いることを特徴とするアルミニウム転写蒸着薄葉体。
  2. 【請求項2】 前記基材は、結晶性ポリプロピレン系樹
    脂及び環球法による軟化点が160〜200℃のジシク
    ロペンタジエン系石油樹脂を含む芯層の片面又は両面
    に、結晶性ポリプロピレン系樹脂を主成分とする表層を
    積層して成る多層シートを二軸延伸したものであること
    を特徴とする請求項1に記載のアルミニウム転写蒸着薄
    葉体。
  3. 【請求項3】 前記アルミニウム転写蒸着層の表面に
    は、ヘアライン模様、エンボス模様、マット模様、又は
    ホログラム模様が施されていることを特徴とする請求項
    1又は2に記載のアルミニウム転写蒸着薄葉体。
  4. 【請求項4】 前記アルミニウム転写蒸着層の上にはプ
    ライマー層又は着色層が形成されていることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載のアルミニウム転写蒸
    着薄葉体。
  5. 【請求項5】 エンボス加工が施されていることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載のアルミニウム転
    写蒸着薄葉体。
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