JP2000344055A - 車載機器遠隔制御装置 - Google Patents

車載機器遠隔制御装置

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JP2000344055A
JP2000344055A JP15842999A JP15842999A JP2000344055A JP 2000344055 A JP2000344055 A JP 2000344055A JP 15842999 A JP15842999 A JP 15842999A JP 15842999 A JP15842999 A JP 15842999A JP 2000344055 A JP2000344055 A JP 2000344055A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、受信した識別コード信号の照合が
なされたときローリングコードの再同期を行うことによ
り、ローリングコードの同期外れからの回復を、簡単か
つセキュリティを維持して行うことができる車載機器遠
隔制御装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 携帯機に対して識別コード要求信号を送
信し、前記識別コード要求信号に応答した識別コード信
号を照合して車載機器の動作制御を行う第1制御手段S
16〜S20と、携帯機に設けられたスイッチ手段の操
作により値を可変して送信されるローリングコード信号
を照合して車載機器の動作制御を行う第2制御手段S2
8〜S30とを有する車載機器遠隔制御装置において、
識別コード信号と記憶識別コードとの照合がなされたと
き、ローリングコード更新手段S34で記憶ローリング
コードの値を受信したローリングコード信号の値に一致
させるため、ローリングコードの同期外れが生じたとき
に、簡単かつセキュリティを維持して再同期をとり同期
外れから回復することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車載機器遠隔制御装
置に関し、車載機器の遠隔制御を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ユーザが無線装置を携帯して
車両に対し接近/離間するだけで車両のドアの開錠/施
錠を行う、いわゆるスマートエントリーシステムがあ
る。例えば特開平5−156851号公報には、車両に
取付けられ、携帯機サーチ用の電波を間欠的に発生する
送受信機と、このサーチ用の電波を受信することにより
所定のコードをもつ送信電波を送信する携帯機とからな
り、送信電波のもつコードが特定のコードと合致してい
ることが送受信機側で判別された場合にドアをアンロッ
クする車両用制御装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来装置では、サーチ
用の電波をコピーし、当該車両の携帯機を所有するユー
ザが車両を離れたときにユーザの近傍でコピーしたサー
チ用の電波を送信することで、携帯機から返送される所
定のコードをもつ送信電波を受信してコピーしておけ
ば、ユーザが不在のとき当該車両の近傍で車両よりのリ
クエストコードの送信に合わせて、コピーしてある所定
のコードをもつ送信電波を送信すると車両のドアを解錠
することができる。
【0004】これを防止するために、サーチ用の電波で
任意の可変コードを送信し、携帯機からは上記の可変コ
ードを所定の暗号キーで暗号化した暗号コードを所定の
コードの代わりに送信し、車両側で受信した暗号コード
から上記の可変コードが解読されたときに車両のドアを
解錠して、セキュリティを向上することが考えられてい
る。
【0005】ところで、上記のスマートエントリーシス
テムの携帯機に押しボタンスイッチを設け、自車両の近
傍でこのスイッチを押すと、サーチ用の電波の受信の有
無に拘わらず所定のコードをもつ送信電波を携帯機から
送信して、ドアロック/ドアアンロックを操作するワイ
ヤレスドアロックシステムを付加することが考えられ
る。
【0006】ワイヤレスドアロックシステムで同様にセ
キュリティを向上するするためには、携帯機から返送さ
れる所定のコードにローリングコードを付加することが
考えられる。ローリングコードは携帯機が電波を送信す
る毎にカウントアップされる値であり、送受信機側では
前回において携帯機から受信した所定のコードに含まれ
るローリングコードを記憶しておき、今回受信した所定
のコードに含まれるローリングコードが前回のローリン
グコードの値から所定の範囲内であるとき今回のローリ
ングコードは正しいと判別し、受信した所定のコードが
特定コードに一致すると判別する。
【0007】しかし、スマートエントリーシステムとワ
イヤレスドアロックシステムとを併せ持つシステムにお
いては、ワイヤレスドアロックシステムに比して手間の
かからないスマートエントリーシステムが多用され、ワ
イヤレスドアロックシステムを長期間使用しない傾向が
ある。ワイヤレスドアロックシステムを使用しない期間
に車両から離れた場所で、携帯機の押しボタンスイッチ
が知らず知らずに繰り返し押されてしまい、このため携
帯機のローリングコードがカウントアップされるので、
実際にワイヤレスドアロックシステムを使用しようとし
たとき、携帯機の送信するローリングコードの値が送受
信機側で記憶されている前回のローリングコードの値か
ら大きくずれ(同期外れ)、送受信機側で今回受信した
ローリングコードが誤りと判定されて、ワイヤレスドア
ロックを実行できないという問題が生じる。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、受信した識別コード信号の照合がなされたときロー
リングコードの再同期を行うことにより、ローリングコ
ードの同期外れからの回復を、簡単かつセキュリティを
維持して行うことができる車載機器遠隔制御装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、携帯機に対して識別コード要求信号を送信し、前記
識別コード要求信号に応答した識別コード信号を受信し
て車載機に記憶された記憶識別コードと照合して、照合
がなされたとき車載機器の動作制御を行う第1制御手段
と、前記携帯機に設けられたスイッチ手段の操作により
値を可変して送信されるローリングコード信号を受信し
て前記車載機に記憶された記憶ローリングコードを基準
とする所定範囲にあるか照合して、照合がなされたとき
車載機器の動作制御を行う第2制御手段とを有する車載
機器遠隔制御装置において、前記第1制御手段で受信し
た前記識別コード信号と前記記憶識別コードとの照合が
なされたとき、前記記憶ローリングコードの値と受信し
たローリングコード信号の値とを一致させるローリング
コード更新手段を有する。
【0010】このように、識別コード信号と記憶識別コ
ードとの照合がなされたとき、記憶ローリングコードの
値と受信したローリングコード信号の値とを一致させる
ため、ローリングコードの同期外れが生じたときに、簡
単かつセキュリティを維持して再同期をとり同期外れか
ら回復することができる。請求項2に記載の発明は、請
求項1記載の車載機器遠隔制御装置において、前記ロー
リングコード更新手段は、前記第1制御手段で照合がな
されたのち所定時間内に前記ローリングコード信号が受
信された場合に作動する。
【0011】このように、識別コード信号と記憶識別コ
ードとの照合がなされたのち所定時間内にローリングコ
ード信号が受信された場合に作動するため、さらにセキ
ュリティを向上して再同期をとることができる。請求項
3に記載の発明は、請求項1記載の車載機器遠隔制御装
置において、前記ローリングコード更新手段は、前記ロ
ーリングコード信号を受信したのち前記携帯機に対して
識別コード要求信号を送信し、前記識別コード要求信号
に応答した識別コード信号を受信して車載機に記憶され
た記憶識別コードとの照合がなされた場合に作動する。
【0012】このように、ローリングコード信号を受信
したのち識別コード要求信号を送信し、これに応答した
識別コード信号を受信して車載機に記憶された記憶識別
コードとの照合がなされた場合に作動するため、さらに
セキュリティを向上して再同期をとることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明装置の車載機の一実
施例のブロック図を示す。同図中、車載機10は、第1
送信アンテナ11及び第2送信アンテナ12の2つのア
ンテナを有している。第1送信アンテナ11は、車両
(4輪車)の例えばドアの取っ手に設けられている。一
方、第2送信アンテナ12は、車室内のインスツルパネ
ル付近に設けられている。第1送信アンテナ11は第1
送信部14に接続され、第2送信アンテナ12は第2送
信部16に接続されている。この第1送信部14及び第
2送信部16はECU(電子制御装置)20に接続され
ている。
【0014】ECU20は第1送信部14,第2送信部
16それぞれに第1,第2のリクエストコードを供給
し、この第1,第2のリクエストコードが変調された周
波数例えば134kHzのリクエスト信号が第1送信ア
ンテナ11,第2送信アンテナ12から携帯機60に対
して送信される。なお、実際の回路としては第1送信部
14,第2送信部16を1回路にまとめても良い。ま
た、車両には受信アンテナ22が設けられており、この
受信アンテナ22で受信された携帯機60よりの周波数
例えば300MHzの信号は受信部24で復調されてE
CU20に供給される。
【0015】ECU20にはメモリ26が接続されてお
り、このメモリ26にはドアロックの第1コード、エン
ジン始動の第2コード、ドアのロック/アンロックのレ
スポンスコード等の互いに異なる複数のコードが格納さ
れている。メモリ26はEEPROM等の不揮発性メモ
リであり、電源が遮断されてもその記憶内容は保持され
る。
【0016】操作検出部28はユーザによる各種スイッ
チ操作を検出するものであり、例えばイグニッションス
イッチの操作を検出し、その操作検出信号をECU20
に供給する。ドア開閉検出部30は運転席ドアの開閉
(または全てのドアの個別の開閉)を検出し、その検出
信号をECU20に供給する。センサ群32は、車速や
窓の開閉を検出する各種センサであり、これらの各種セ
ンサの検出信号はECU20に供給される。
【0017】また、ECU20には、ステアリングロッ
ク部40、イモビライザ部42、ドアロック部44、警
告部45が接続されている。ステアリングロック部40
はステアリングの操作を機械的に禁止する機構である。
イモビライザ部42はエンジン50への燃料供給及びイ
グニッション動作を禁止する機構である。ドアロック部
44は全てのドアのロック/アンロックを行う機構であ
る。警告部45は乗員に対して各種の警告を行う。ま
た、ECU20はエンジン制御部48が接続されてお
り、エンジン制御部48はセルモータを利用してエンジ
ン50の始動を制御すると共に、エンジン50の駆動停
止も制御できる。
【0018】図2は本発明装置の携帯機の一実施例のブ
ロック図を示す。同図中、携帯機60は、送信アンテナ
62と受信アンテナ64を有している。これらのアンテ
ナ62,64は送受信回路66に接続され、送受信回路
66はECU68に接続されている。この受信アンテナ
64で受信された車載機10よりの周波数例えば134
kHzのリクエスト信号は送受信回路66で復調されて
ECU68に供給される。また、ECU68はリクエス
ト信号に応じてメモリ70から第1,第2コードのレス
ポンスコードを読み出して送受信回路66に供給する。
また、ECU68はロックスイッチ72,アンロックス
イッチ74をオンとする操作によりメモリ70からロッ
ク/アンロックを指示するワイヤレスコードを読み出し
て送受信回路66に供給する。これらのコードが送受信
回路66で変調されて、周波数例えば300MHzの信
号で送信アンテナ62から車載機10に対して送信され
る。なお、携帯機60の電源はECU68の端子+B,
GND間に接続されたバッテリ76から供給される。
【0019】図3に第1,第2送信アンテナと携帯機6
0との通信を模式的に示す。同図中、車載機10の第
1,第2送信アンテナ11,12からは、周波数134
kHzの第1,第2のリクエスト信号(識別コード要求
信号)が送信され、携帯機60はこの第1,第2のリク
エスト信号を受信すると、受信したリクエスト信号に応
じた第1,第2コードを変調した周波数300MHzの
返送信号(識別コード信号)を返送する。車載機10の
受信アンテナ22で受信された周波数300MHzの信
号は受信部24で復調されてECU20に供給され、E
CU20は上記第1,第2コードを受信する。
【0020】ここで、ロックスイッチ72,アンロック
スイッチ74の操作により携帯機60が発生するワイヤ
レス信号(ローリングコード信号)のコードフォーマッ
トは、図4(A)に示すように、プリアンブルに続い
て、例えば32ビットの暗号化ローリングコードが設け
られ、さらに、キーを識別するための例えば32ビット
のIDコード、ロック/アンロック等の機能を区別する
ための機能コード、携帯機のバッテリ電圧が所定値以上
か否かを指示するバッテリフラグや返送信号を送信した
のち所定時間T1以内であることを示すフラグをセット
するフラグコードFC、暗号化ローリングコードからバ
ッテリフラグまでの全ビットに対する誤り検出用のパリ
ティが設けられている。プリアンブル及びIDコードそ
れぞれのビットパターンは固定である。なお、携帯機に
おけるローリングコードの暗号化及び車載機における暗
号化ローリングコードの復号化には、メモリ70,26
それぞれに記憶されている同一キーを用いる。
【0021】また、第1,第2のリクエスト信号に対し
携帯機60が発生する返送信号(第1,第2コード)の
コードフォーマットは、図4(B)に示すように、プリ
アンブルに続いて、第1,第2コードを識別するための
例えば32ビットのレスポンスコードが設けられ、さら
に、キーを識別するための例えば32ビットのIDコー
ド、ロック/アンロック等を区別する機能コード、携帯
機のバッテリ電圧が所定値以上か否かを指示するバッテ
リフラグや返送信号を送信したのち所定時間T1以内で
あることを示すフラグをセットするフラグコードFC、
暗号化ローリングコードからバッテリフラグまでの全ビ
ットに対する誤り検出用のパリティが設けられている。
プリアンブル及びIDコードそれぞれのビットパターン
は固定である。
【0022】このように、ワイヤレス信号のコードフォ
ーマットと返送信号のコードフォーマットは、暗号化ロ
ーリングコードとレスポンスコードとが異なるだけで、
その他のプリアンブルからパリティまでは同一である。
図5は本発明装置の第1実施例で車載機10のECU2
0が実行する再同期処理のフローチャートを示す。EC
U20は定期的(例えば200msec毎)に、この処
理を実行する。同図中、ステップS10でECU20は
受信部24をオンして作動させ、ステップS12で携帯
機60からワイヤレス信号を受信したか否かを判別す
る。上記のワイヤレス信号を受信した場合には、ステッ
プS14に進んでIDコードの照合及びローリングコー
ドの適否判定及びその機能コードに応じたドアのロック
/アンロック制御を行うワイヤレスルーチンを実行して
ステップS16に進む。
【0023】ステップS12でワイヤレスコードを受信
していない場合にはステップS16に進み、送信部14
で第1のリクエストコードを変調した周波数134kH
zのリクエスト信号を第1アンテナ11から送信させ
る。この後、ステップS18で携帯機60からの周波数
300MHzの返送信号が受信部24で受信され、か
つ、この返送信号から復調された図4(B)に示すレス
ポンスコード及びIDコードをメモリ26に格納されて
いる第1コードのレスポンスコード及びIDコードと照
合して一致するか否かを判別する。携帯機60からの返
送信号が受信されないか、または復調されたコードのレ
スポンスコード及びIDコードが第1コードのそれと一
致しない場合には、ステップS20で例えば200ms
ec程度の所定時間だけ受信部24をオフして待機し、
その後ステップS10に進む。
【0024】一方、携帯機60からの返送信号が受信さ
れ、復調されたレスポンスコード及びIDコードが第1
コードのそれと一致した場合にはステップS22に進
み、スマートエントリ及びスマートイグニッションルー
チンを実行する。つまり、上記第1コードの受信により
ドアロック部44を制御して全てのドアをアンロック
し、その後、第2送信アンテナ12から第2のリクエス
トコードを変調した周波数134kHzのリクエスト信
号を送信し、これに対する携帯機60の返送信号から復
調されたレスポンスコードを第2コードと照合し、一致
した場合にECU20はステアリングロック部40を制
御してステアリングのロックを解除し、イモビライザ部
42を制御してエンジン50への燃料供給の禁止を解除
すると共にイグニッション動作の禁止を解除する。
【0025】この後、ローリングコードの再同期を行う
ためにステップS24進み、ここでECU20は受信部
24をオンして作動させ、ステップS26で携帯機60
からワイヤレス信号を受信したか否かを判別する。上記
のワイヤレス信号を受信した場合にはステップS28に
進み、ワイヤレス信号を受信しない場合にはステップS
16に進む。
【0026】ステップS28では、ワイヤレス信号から
復調されたIDコードをメモリ26に格納されているI
Dコードと照合して一致し、かつ、復調かつ復号化され
たローリングコードがメモリ26に格納されている32
ビットのローリング記憶値Nに対してN+1〜N+10
0(Nは10進表示)の範囲にあるか否かを判別する。
ここで、復調されたIDコードが一致し、かつ、復調か
つ復号化されたローリングコードがN+1〜N+100
の範囲にある場合には、ローリングコードは正しいとし
てステップS30で復調された機能コードに基づくドア
のロック/アンロック制御を実行してステップS10に
進む。
【0027】一方、ステップS28の条件を満足しない
場合には、ステップS32で携帯機60からのワイヤレ
ス信号から復調されたIDコードをメモリ26に格納さ
れているIDコードと照合して一致し、ローリングコー
ドだけが同期外れを起こしている状態か否かを判別し、
ワイヤレス信号から復調されたIDコードがメモリ26
に格納されているIDコードと不一致の場合にはステッ
プS16に進む。
【0028】また、ワイヤレス信号から復調されたID
コードがメモリ26に格納されているIDコードと一致
し、復調かつ復号化されたローリングコードがN+1〜
N+100の範囲外にある同期外れの場合には、車両に
適合した正当な携帯機であるためステップS34に進
み、メモリ26に格納されている32ビットのローリン
グ記憶値Nを上記ワイヤレス信号から復調かつ復号化さ
れたローリングコードに書き換えて更新し再同期をと
る。この後、ステップS10に進む。
【0029】このように、ワイヤレス信号から復調かつ
復号化されたローリングコードがN+1〜N+100の
範囲外にある同期外れの場合に、返送信号による照合で
一致してワイヤレス信号が正当な携帯機60から送信さ
れたことの確認がとれたときにのみ、メモリ26のロー
リング記憶値Nをワイヤレス信号から復調かつ復号化さ
れたローリングコードに書き換えて再同期をとるため、
ワイヤレスドアロックシステムを使用しない期間に車両
から離れた場所で、携帯機60のロックスイッチ72,
アンロックスイッチ74が知らず知らずに繰り返し押さ
れてしまい、携帯機のローリングコードがカウントアッ
プされて同期外れが発生しても、利用者が意識しない間
にローリングコードの再同期が行われ、その後、ワイヤ
レスドアロックを実行可能となる。
【0030】図6は本発明装置の第2実施例で車載機1
0のECU20が実行する再同期処理のフローチャート
を示す。ところで、同図中、図5と同一部分には同一符
号を付す。ECU20は定期的(例えば200msec
毎)に、この処理を実行する。図6において、ステップ
S10でECU20は受信部24をオンして作動させ、
ステップS12で携帯機60からワイヤレス信号を受信
したか否かを判別する。上記のワイヤレス信号を受信し
た場合には、ステップS14に進んでIDコードの照合
及びローリングコードの適否判定及びその機能コードに
応じたドアのロック/アンロック制御を行うワイヤレス
ルーチンを実行してステップS16に進む。
【0031】ステップS12でワイヤレスコードを受信
していない場合にはステップS16に進み、送信部14
で第1のリクエストコードを変調した周波数134kH
zのリクエスト信号を第1アンテナ11から送信させ
る。この後、ステップS18で携帯機60からの周波数
300MHzの返送信号が受信部24で受信され、か
つ、この返送信号から復調された図4(B)に示すレス
ポンスコード及びIDコードをメモリ26に格納されて
いる第1コードのレスポンスコード及びIDコードと照
合して一致するか否かを判別する。携帯機60からの返
送信号が受信されないか、または復調されたコードのレ
スポンスコード及びIDコードが第1コードのそれと一
致しない場合には、ステップS20で例えば200ms
ec程度の所定時間だけ受信部24をオフして待機し、
その後ステップS10に進む。
【0032】一方、携帯機60からの返送信号が受信さ
れ、復調されたレスポンスコード及びIDコードが第1
コードのそれと一致した場合にはステップS22に進
み、スマートエントリ及びスマートイグニッションルー
チンを実行する。つまり、上記第1コードの受信により
ドアロック部44を制御して全てのドアをアンロック
し、その後、第2送信アンテナ12から第2のリクエス
トコードを変調した周波数134kHzのリクエスト信
号を送信し、これに対する携帯機60の返送信号から復
調されたレスポンスコードを第2コードと照合し、一致
した場合にECU20はステアリングロック部40を制
御してステアリングのロックを解除し、イモビライザ部
42を制御してエンジン50への燃料供給の禁止を解除
すると共にイグニッション動作の禁止を解除する。
【0033】この後、ローリングコードの再同期を行う
かどうかを判定するためにステップS40に進み、タイ
マtを0にリセットして計時を開始させる。次に、ステ
ップS42でタイマtの値が例えば1sec程度に相当
する所定値T1を超えているか否かを判別し、t≦T1
であればステップS24進み、ここで受信部24をオン
して作動させ、次に、ステップS26で携帯機60から
ワイヤレス信号を受信したか否かを判別する。
【0034】上記のワイヤレス信号を受信しない場合に
はステップS44で例えば200msec程度の所定時
間だけ待機してステップS42に進み、ステップS4
2,ステップS42,S26,S44を繰り返す。t≦
T1である間にワイヤレス信号を受信した場合には、ロ
ーリングコードの再同期を行うためにステップS26か
らステップS28に進む。また、ワイヤレス信号を受信
することなくt>T1となった場合にはステップS42
からステップS10に進む。つまり、ステップS18で
携帯機60からの返送信号が受信され、復調されたレス
ポンスコードが第1コードと一致したのち、例えば1s
ec以内にワイヤレス信号を受信した場合にのみ、ステ
ップS28に進んでローリングコードの再同期を行う。
【0035】ステップS28では、ワイヤレス信号から
復調されたIDコードをメモリ26に格納されているI
Dコードと照合して一致し、かつ、復調かつ復号化され
たローリングコードがメモリ26に格納されている32
ビットのローリング記憶値Nに対してN+1〜N+10
0(Nは10進表示)の範囲にあるか否かを判別する。
復調されたIDコードが一致し、かつ、復調かつ復号化
されたローリングコードがN+1〜N+100の範囲に
ある場合には、ローリングコードは正しいとしてステッ
プS30で復調された機能コードに基づくドアのロック
/アンロック制御を実行してステップS10に進む。
【0036】一方、ステップS28の条件を満足しない
場合には、ステップS32で携帯機60からのワイヤレ
ス信号から復調されたIDコードをメモリ26に格納さ
れているIDコードと照合して一致し、ローリングコー
ドだけが同期外れを起こしている状態か否かを判別し、
ワイヤレス信号から復調されたIDコードがメモリ26
に格納されているIDコードと不一致の場合にはステッ
プS16に進む。
【0037】また、ワイヤレス信号から復調されたID
コードがメモリ26に格納されているIDコードと一致
し、復調かつ復号化されたローリングコードがN+1〜
N+100の範囲外にある同期外れの場合には、車両に
適合した正当な携帯機であるためステップS34に進
み、メモリ26に格納されている32ビットのローリン
グ記憶値Nを上記ワイヤレス信号から復調かつ復号化さ
れたローリングコードに書き換えて更新し再同期をと
る。この後、ステップS10に進む。
【0038】このように、携帯機60からの返送信号が
受信され、復調されたレスポンスコードが第1コードと
一致してスマートエントリ及びスマートイグニッション
ルーチンを実行した後、例えば所定時間(1sec)以
内でのみ再同期化を行うため、正当ではない携帯機によ
ってメモリ26に格納されているローリング記憶値Nが
更新されて再同期をとられる可能性がほとんどなくな
り、セキュリティが向上する。
【0039】図7は本発明装置の第3実施例で携帯機6
0のECU68が実行する再同期のための処理のフロー
チャートを示す。同図中、ステップS50でECU68
は、図4(A)に示すワイヤレス信号のコードフォーマ
ットのフラグコードFCに0をセットする。次に、ステ
ップS52でリクエスト信号の受信により返送信号を送
信したか否かを判別し、返送信号を送信したときはステ
ップS54に進み、返送信号を送信してないときはステ
ップS56に進む。
【0040】ステップS54では、図4(A)に示すワ
イヤレス信号のコードフォーマットのフラグコードFC
に1をセットし、かつ、タイマtaを0にリセットして
計時を開始させる。次に、ステップS56でタイマta
の値が例えば1sec程度に相当する所定値T1を超え
ているか否かを判別し、t≦T1であればステップS5
8進み、ロックスイッチ72またはアンロックスイッチ
74が押されたか否かを判別する。ロックスイッチ7
2,アンロックスイッチ74が押されていない場合に
は、ステップS52に進んで前述の処理を繰り返し、一
方、ロックスイッチ72,アンロックスイッチ74が押
された場合には、ステップS60に進んでワイヤレス信
号を送信してステップS50に進む。
【0041】一方、ステップS56でt>T1であれば
ステップS62において図4(A)に示すワイヤレス信
号のコードフォーマットのフラグコードFCに0をセッ
トしてステップS58に進み、ロックスイッチ72また
はアンロックスイッチ74が押されたか否かを判別す
る。このため、リクエスト信号の受信により返送信号を
送信したのち所定時間T1以内にロックスイッチ72ま
たはアンロックスイッチ74が押された場合にはフラグ
コードFCに1をセットしたワイヤレス信号が送信さ
れ、リクエスト信号の受信により返送信号を送信したの
ち所定時間T1を経過した後でロックスイッチ72また
はアンロックスイッチ74が押された場合にはフラグコ
ードFCに0をセットしたワイヤレス信号が送信され
る。
【0042】図8は本発明装置の第3実施例で車載機1
0のECU20が実行する再同期処理のフローチャート
を示す。同図中、図5と同一部分には同一符号を付す。
ECU20は定期的(例えば200msec毎)に、こ
の処理を実行する。図8において、ステップS10でE
CU20は受信部24をオンして作動させ、ステップS
12で携帯機60からワイヤレス信号を受信したか否か
を判別する。上記のワイヤレス信号を受信した場合に
は、ステップS14に進んでIDコードの照合及びロー
リングコードの適否判定及びその機能コードに応じたド
アのロック/アンロック制御を行うワイヤレスルーチン
を実行してステップS16に進む。
【0043】ステップS12でワイヤレスコードを受信
していない場合にはステップS16に進み、送信部14
で第1のリクエストコードを変調した周波数134kH
zのリクエスト信号を第1アンテナ11から送信させ
る。この後、ステップS18で携帯機60からの周波数
300MHzの返送信号が受信部24で受信され、か
つ、この返送信号から復調された図4(B)に示すレス
ポンスコード及びIDコードをメモリ26に格納されて
いる第1コードのレスポンスコード及びIDコードと照
合して一致するか否かを判別する。携帯機60からの返
送信号が受信されないか、または復調されたコードのレ
スポンスコード及びIDコードが第1コードのそれと一
致しない場合には、ステップS20で例えば200ms
ec程度の所定時間だけ受信部24をオフして待機し、
その後ステップS10に進む。
【0044】一方、携帯機60からの返送信号が受信さ
れ、復調されたレスポンスコード及びIDコードが第1
コードのそれと一致した場合にはステップS22に進
み、スマートエントリ及びスマートイグニッションルー
チンを実行する。つまり、上記第1コードの受信により
ドアロック部44を制御して全てのドアをアンロック
し、その後、第2送信アンテナ12から第2のリクエス
トコードを変調した周波数134kHzのリクエスト信
号を送信し、これに対する携帯機60の返送信号から復
調されたレスポンスコードを第2コードと照合し、一致
した場合にECU20はステアリングロック部40を制
御してステアリングのロックを解除し、イモビライザ部
42を制御してエンジン50への燃料供給の禁止を解除
すると共にイグニッション動作の禁止を解除する。
【0045】この後、ローリングコードの再同期を行う
ためにステップS24進み、ここでECU20は受信部
24をオンして作動させ、ステップS26で携帯機60
からワイヤレス信号を受信したか否かを判別する。上記
のワイヤレス信号を受信した場合にはステップS28に
進み、ワイヤレス信号を受信しない場合にはステップS
16に進む。
【0046】ステップS28では、携帯機60からのワ
イヤレス信号が受信部24で受信され、かつ、このワイ
ヤレス信号から復調されたIDコードをメモリ26に格
納されているIDコードと照合して一致し、かつ、復調
かつ復号化されたローリングコードがメモリ26に格納
されている32ビットのローリング記憶値Nに対してN
+1〜N+100(Nは10進表示)の範囲にあるか否
かを判別する。携帯機60からのワイヤレス信号が受信
され、かつ、復調されたIDコードが一致し、かつ、復
調かつ復号化されたローリングコードがN+1〜N+1
00の範囲にある場合には、ローリングコードは正しい
としてステップS30で復調された機能コードに基づく
ドアのロック/アンロック制御を実行してステップS1
0に進む。
【0047】一方、ステップS28の条件を満足しない
場合には、ステップS70で携帯機60からのワイヤレ
ス信号から復調されたIDコードをメモリ26に格納さ
れているIDコードと照合して一致し、かつ、ワイヤレ
ス信号から復調されたフラグコードFCが1であり、ロ
ーリングコードだけが同期外れを起こしている状態か否
かを判別し、ワイヤレス信号から復調されたIDコード
がメモリ26に格納されているIDコードと不一致また
はフラグコードFCが1でない場合にはステップS16
に進む。
【0048】また、ワイヤレス信号から復調されたID
コードがメモリ26に格納されているIDコードと一致
すると共にフラグコードFCが1で、復調かつ復号化さ
れたローリングコードがN+1〜N+100の範囲外に
ある同期外れの場合には、車両に適合した正当な携帯機
であるためステップS34に進み、メモリ26に格納さ
れている32ビットのローリング記憶値Nを上記ワイヤ
レス信号から復調かつ復号化されたローリングコードに
書き換えて更新し再同期をとる。この後、ステップS1
0に進む。
【0049】この実施例では、携帯機60からの返送信
号が受信され、復調されたレスポンスコードが第1コー
ドと一致してスマートエントリ及びスマートイグニッシ
ョンルーチンを実行した後、例えば所定時間(1se
c)以内でのみ再同期化を行うため、たとえワイヤレス
信号のIDコードが照合で一致したとしても正当ではな
い携帯機によって、メモリ26に格納されているローリ
ング記憶値Nが更新されて再同期をとられる可能性がほ
とんどなくなり、セキュリティがさらに向上する。
【0050】図9は本発明装置の第4実施例で車載機1
0のECU20が実行する再同期処理のフローチャート
を示す。同図中、図5と同一部分には同一符号を付す。
ECU20は定期的(例えば200msec毎)に、こ
の処理を実行する。図9において、ステップS10でE
CU20は受信部24をオンして作動させ、ステップS
12で携帯機60からワイヤレス信号を受信したか否か
を判別する。上記のワイヤレス信号を受信した場合に
は、ステップS14に進んでIDコードの照合及びロー
リングコードの適否判定及びその機能コードに応じたド
アのロック/アンロック制御を行うワイヤレスルーチン
を実行してステップS16に進む。
【0051】ステップS12でワイヤレスコードを受信
していない場合にはステップS16に進み、送信部14
で第1のリクエストコードを変調した周波数134kH
zのリクエスト信号を第1アンテナ11から送信させ
る。この後、ステップS18で携帯機60からの周波数
300MHzの返送信号が受信部24で受信され、か
つ、この返送信号から復調された図4(B)に示すレス
ポンスコード及びIDコードをメモリ26に格納されて
いる第1コードのレスポンスコード及びIDコードと照
合して一致するか否かを判別する。携帯機60からの返
送信号が受信されないか、または復調されたコードのレ
スポンスコード及びIDコードが第1コードのそれと一
致しない場合には、ステップS20で例えば200ms
ec程度の所定時間だけ受信部24をオフして待機し、
その後ステップS10に進む。
【0052】一方、携帯機60からの返送信号が受信さ
れ、復調されたレスポンスコード及びIDコードが第1
コードのそれと一致した場合にはステップS22に進
み、スマートエントリ及びスマートイグニッションルー
チンを実行する。つまり、上記第1コードの受信により
ドアロック部44を制御して全てのドアをアンロック
し、その後、第2送信アンテナ12から第2のリクエス
トコードを変調した周波数134kHzのリクエスト信
号を送信し、これに対する携帯機60の返送信号から復
調されたレスポンスコードを第2コードと照合し、一致
した場合にECU20はステアリングロック部40を制
御してステアリングのロックを解除し、イモビライザ部
42を制御してエンジン50への燃料供給の禁止を解除
すると共にイグニッション動作の禁止を解除する。
【0053】この後、ローリングコードの再同期を行う
かどうかを判定するためにステップS40に進み、タイ
マtを0にリセットして計時を開始させる。次に、ステ
ップS42でタイマtの値が例えば1sec程度に相当
する所定値T1を超えているか否かを判別し、t≦T1
であればステップS24進み、ここで受信部24をオン
して作動させ、次に、ステップS26で携帯機60から
ワイヤレス信号を受信したか否かを判別する。
【0054】上記のワイヤレス信号を受信しない場合に
はステップS44で例えば200msec程度の所定時
間だけ待機してステップS42に進み、ステップS4
2,ステップS42,S26,S44を繰り返す。t≦
T1である間にワイヤレス信号を受信した場合には、ロ
ーリングコードの再同期を行うためにステップS26か
らステップS28に進む。また、ワイヤレス信号を受信
することなくt>T1となった場合にはステップS42
からステップS10に進む。つまり、ステップS18で
携帯機60からの返送信号が受信され、復調されたレス
ポンスコードが第1コードと一致したのち、例えば1s
ec以内にワイヤレス信号を受信した場合にのみ、ステ
ップS28に進んでローリングコードの再同期を行う。
【0055】ステップS28では、携帯機60からのワ
イヤレス信号が受信部24で受信され、かつ、このワイ
ヤレス信号から復調されたIDコードをメモリ26に格
納されているIDコードと照合して一致し、かつ、復調
かつ復号化されたローリングコードがメモリ26に格納
されている32ビットのローリング記憶値Nに対してN
+1〜N+100(Nは10進表示)の範囲にあるか否
かを判別する。携帯機60からのワイヤレス信号が受信
され、かつ、復調されたIDコードが一致し、かつ、復
調かつ復号化されたローリングコードがN+1〜N+1
00の範囲にある場合には、ローリングコードは正しい
としてステップS30で復調された機能コードに基づく
ドアのロック/アンロック制御を実行してステップS1
0に進む。
【0056】一方、ステップS28の条件を満足しない
場合には、ステップS32で携帯機60からのワイヤレ
ス信号から復調されたIDコードをメモリ26に格納さ
れているIDコードと照合して一致し、ローリングコー
ドだけが同期外れを起こしている状態か否かを判別し、
ワイヤレス信号から復調されたIDコードがメモリ26
に格納されているIDコードと不一致の場合にはステッ
プS16に進む。
【0057】また、ワイヤレス信号から復調されたID
コードがメモリ26に格納されているIDコードと一致
し、復調及び復号化されたローリングコードがN+1〜
N+100の範囲外にある同期外れの場合には、車両に
適合した正当な携帯機であるため、再同期のためにステ
ップS78で復調及び復号化されたローリングコードを
変数Xnに保持してステップS80に進む。
【0058】ステップS80では、送信部14で第1の
リクエストコードを変調した周波数134kHzのリク
エスト信号を第1アンテナ11から送信させる。この
後、ステップS82で携帯機60からの周波数300M
Hzの返送信号が受信部24で受信され、かつ、この返
送信号から復調されたレスポンスコード及びIDコード
をメモリ26に格納されている第1コードのレスポンス
コード及びIDコードと照合して一致するか否かを判別
する。携帯機60からの返送信号が受信されないか、ま
たは復調されたコードのレスポンスコード及びIDコー
ドが第1コードのそれと一致しない場合には、再同期を
中止してステップS10に進む。
【0059】一方、携帯機60からの返送信号が受信さ
れ、復調されたレスポンスコード及びIDコードが第1
コードのそれと一致した場合にはステップS84に進
み、所定時間T1以内に携帯機60からのワイヤレス信
号が受信されるか否かを判別する。ここで、所定時間T
1以内にワイヤレス信号が受信されない場合には再同期
を中止するためにステップS10に進む。所定時間T1
以内にワイヤレス信号が受信されるとステップS86に
進む。
【0060】ステップS86では、ワイヤレス信号から
復調されたIDコードをメモリ26に格納されているI
Dコードと照合して一致し、かつ、復調かつ復号化され
たローリングコードが変数Xnに保持されているローリ
ングコードの値に1を加算した値に等しいか否かを判別
して、等しいときは再同期の条件が整ったとしてステッ
プS90に進み、等しくないときは再同期を中止するた
めにステップS10に進む。ステップS90では、メモ
リ26に格納されている32ビットのローリング記憶値
Nを上記ワイヤレス信号から復調かつ復号化されたロー
リングコードに書き換えて更新し再同期をとる。この
後、ステップS10に進む。
【0061】この実施例では、図10(A)に示す1回
目のロックスイッチ72,アンロックスイッチ74の操
作によって、携帯機60から同図(B)に示すワイヤレ
ス信号が送信される。このワイヤレス信号のローリング
コードが同期外れの場合、車載機10からは同図(C)
に示すリクエスト信号が送信される。そして、携帯機6
0からの返送信号が受信され、復調されたレスポンスコ
ードが第1コードと一致し、それから所定時間(1se
c)以内に2回目のロックスイッチ72,アンロックス
イッチ74が操作されてワイヤレス信号が送信される
と、車載機10では2回目のローリングコードの値が1
回目のローリングコードの値から1だけ大きいときに、
間違いなく正当な携帯機として再同期を行う。これによ
って、たとえワイヤレス信号のIDコードが照合で一致
したとしても正当ではない携帯機によって、メモリ26
に格納されているローリング記憶値Nが更新されて再同
期をとられる可能性が小さくなり、セキュリティがさら
に向上する。
【0062】なお、図2に示す携帯機60では、単一の
ECU68でワイヤレス信号とレスポンス信号の生成を
行っているが、ワイヤレス信号とレスポンス信号の生成
を独立したECUで行っても良い。また、図4(A),
(B)に示すワイヤレス信号と返送信号それぞれのID
コードは同一であっても異なっていても良い。ところ
で、図2に示す携帯機60に電源を供給するECU68
の端子+B,GND間に接続されたバッテリ76の電流
が消費されて残量が少なくなると、利用者にバッテリ交
換を促すために、所定の負荷がかかったときのバッテリ
76の両端電圧を検出し、この検出電圧が閾値未満とな
ったときに利用者に警告を上げることが考えられる。
【0063】しかるに、バッテリは例えば図11(A)
に示すような放電温度特性を有しており、持続時間40
0hまではフラットな特性であるものの、持続時間が4
00hを超えると急激に電圧が低下する。ここで閾値を
2.5Vに設定すると、−10℃では、持続時間450
h程度で利用者に警告を上げることができ好都合であ
る。
【0064】しかし、図11(B)に示す放電負荷と作
動電圧の特性から2mAの負荷をかけた場合、新品であ
ってもバッテリ電圧は60℃で2.8V、20℃で2.
7V、ー10℃で2.4Vとなり、−10℃では誤った
バッテリ警告が出されるという問題が生じる。これを解
決しようとするのが次の実施例である。携帯機60のE
CU68は、定期的に端子+B,GND間の電圧、つま
りバッテリ76の電圧を検出し、この検出電圧が閾値
(例えば2.5V)未満のとき図4(A),(B)に示
すワイヤレス信号,返送信号それぞれのフラグコードF
Cに値1のバッテリフラグをセットし、検出電圧が閾値
以上のときフラグコードFCに値0のバッテリフラグを
セットする。そして、ロックスイッチ72,アンロック
スイッチ74の操作時またはリクエスト時に上記の信号
を送信する。
【0065】図12は本発明装置の第5実施例で車載機
10のECU20が実行するバッテリ警告処理のフロー
チャートを示す。ECU20は定期的(例えば数分間
毎)に、この処理を実行する。同図中、ステップS10
0でECU20は送信部14で第1のリクエストコード
を変調した周波数134kHzのリクエスト信号を第1
アンテナ11から送信させる。この後、ステップS10
2で携帯機60からの周波数300MHzの返送信号ま
たはワイヤレス信号が受信部24で受信されたか否かを
判別する。
【0066】ここで、返送信号またはワイヤレス信号が
受信されないときはステップS100に進みステップS
100,S102を繰り返す。返送信号またはワイヤレ
ス信号が受信されたときはステップS104に進み、ワ
イヤレス信号,返送信号それぞれのフラグコードFCに
セットされているバッテリフラグの値が1か否かを判別
する。バッテリフラグの値が1でない場合にはバッテリ
の残量は十分であるため、この処理を終了する。
【0067】一方、ステップS104でバッテリフラグ
の値が1の場合にはステップS106に進んで、一定条
件を満足するか否かを判別し、この一定条件を満足して
いる場合にのみバッテリフラグの値は有効とみなしてス
テップS108に進みバッテリ警告を行う。一定条件を
満足しない場合にはバッテリフラグの値は無効とみな
し、この処理を終了する。上記の一定条件としては、例
えばセンサ群32の外気温センサで検出した雰囲気温度
(外気温)が0℃〜40℃の範囲にあるという条件であ
る。つまり、雰囲気温度が0℃〜40℃の範囲外であれ
ば、−10℃のように誤ったバッテリ警告が出されるた
め、バッテリフラグの値は無効とみなしている。
【0068】なお、ステップS108では、警告部45
にて、例えば「携帯機のバッテリ交換をして下さい」等
のメッセージの表示または音声出力を行ったり、チャイ
ムを鳴らしたりを所定回数繰り返し、利用者にバッテリ
交換を促す。なお、ステップS106の一定条件として
は、温度センサで検出した雰囲気温度が0℃〜40℃の
範囲にあることを所定時間(例えば10分間)維持した
ときという条件としても良い。
【0069】また、一定条件としては、始動後所定時間
(例えば数10分)経過した後のセンサ群32の温度セ
ンサで検出した車内温度が0℃〜40℃の範囲にあるこ
と、という条件としても良い。これは、外気温が低いと
きにはエンジン始動前の車内温度は外気温程度であるも
のの、外気温が高いときにはエンジン始動前の車内温度
は外気温程度より大幅に高くなることがあり、車内温度
が常温程度になるのにかなり時間がかかるからである。
【0070】また、一定条件としては、ワイヤレス信号
によりドアがアンロックされたのち所定時間(例えば数
10分)経過した後のセンサ群32の温度センサで検出
した車内温度が0℃〜40℃の範囲にあることという条
件としても良い。これは、携帯機60の温度が外気温に
近く、携帯機60の温度が車内温度になるまでに時間が
かかるため、ドアがアンロックされて携帯機60が車内
に入ったのち所定時間待つことにより携帯機60を車内
温度になじませている。
【0071】また、一定条件としては、エンジン始動
後、所定時間(例えば数10分)経過した後という条件
としても良い。これは、携帯機60が数10分運転が継
続された後の車内にあれば、携帯機60の温度が車内温
度になっていると見なせるからである。この場合には車
内温度を計測する温度センサが不要となる。さらに、一
定条件としては、エンジン停止後、ワイヤレス信号によ
りドアロックされたときに上記ワイヤレス信号のフラグ
コードFCにセットされているバッテリフラグの値を取
り出して保持しておいた保持値が1である場合という条
件としても良い。これは、エンジン停止時には車内にあ
る携帯機60の温度は車内温度になっていると見なすこ
とができ、このときのバッテリフラグの値は常温での測
定値に基づくもので信頼性が高いからである。つまり、
保持値が1であれば、この後どのような温度条件であっ
てもワイヤレス信号のフラグコードFCが1であればバ
ッテリ警告を行っても誤りはない。
【0072】なお、携帯機60を用いたスマートイグニ
ッションにより始動した後、運転途中(エンジンが駆動
されている状態)で携帯機60が車外に持ち出されるの
を抑止するため、車載機10から定期的にリクエスト信
号を送信し、これに対する携帯機60からの返送信号を
車載機10で確認するシステムが考えられているが、こ
のようなシステムにおいては、図12のステップS10
8でバッテリ警告が行われた場合に、運転途中で車載機
10からリクエスト信号を送信する間隔を大きくした
り、このリクエストを停止させたりして携帯機60のバ
ッテリの消耗を抑制するようにしても良い。勿論、上記
のバッテリ警告が無くなった場合には元のリクエスト信
号送信間隔に戻す。
【0073】なお、ステップS16〜S20が請求項記
載の第1制御手段に対応し、ステップS28〜S30が
第2制御手段に対応し、ステップS34,S90がロー
リングコード更新手段に対応する。
【0074】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
第1制御手段で受信した前記識別コード信号と前記記憶
識別コードとの照合がなされたとき、前記記憶ローリン
グコードの値と受信したローリングコード信号の値とを
一致させるローリングコード更新手段を有する。
【0075】このように、識別コード信号と記憶識別コ
ードとの照合がなされたとき、記憶ローリングコードの
値と受信したローリングコード信号の値とを一致させる
ため、ローリングコードの同期外れが生じたときに、簡
単かつセキュリティを維持して再同期をとり同期外れか
ら回復することができる。請求項2に記載の発明では、
ローリングコード更新手段は、前記第1制御手段で照合
がなされたのち所定時間内に前記ローリングコード信号
が受信された場合に作動する。
【0076】このように、識別コード信号と記憶識別コ
ードとの照合がなされたのち所定時間内にローリングコ
ード信号が受信された場合に作動するため、さらにセキ
ュリティを向上して再同期をとることができる。請求項
3に記載の発明はで、ローリングコード更新手段は、前
記ローリングコード信号を受信したのち前記携帯機に対
して識別コード要求信号を送信し、前記識別コード要求
信号に応答した識別コード信号を受信して車載機に記憶
された記憶識別コードとの照合がなされた場合に作動す
る。
【0077】このように、ローリングコード信号を受信
したのち識別コード要求信号を送信し、これに応答した
識別コード信号を受信して車載機に記憶された記憶識別
コードとの照合がなされた場合に作動するため、さらに
セキュリティを向上して再同期をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の車載機の一実施例のブロック図で
ある。
【図2】本発明装置の携帯機の一実施例のブロック図で
ある。
【図3】第1,第2送信アンテナと携帯機60との通信
を模式的に示す図である。
【図4】携帯機60が発生するワイヤレス信号及び返送
信号のコードフォーマットである。
【図5】本発明装置の第1実施例で車載機10のECU
20が実行する再同期処理のフローチャートである。
【図6】本発明装置の第2実施例で車載機10のECU
20が実行する再同期処理のフローチャートである。
【図7】本発明装置の第3実施例で携帯機60のECU
68が実行する再同期のための処理のフローチャートで
ある。
【図8】本発明装置の第3実施例で車載機10のECU
20が実行する再同期処理のフローチャートである。
【図9】本発明装置の第4実施例で車載機10のECU
20が実行する再同期処理のフローチャートである。
【図10】本発明装置の第4実施例の再同期処理を説明
するための図である。
【図11】バッテリの特性図である。
【図12】本発明装置の第5実施例で車載機10のEC
U20が実行するバッテリ警告処理のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 車載機 11 第1送信アンテナ 12 第2送信アンテナ 14 第1送信部 16 第2送信部 20,68 ECU(電子制御装置) 22 受信アンテナ 24 受信部 26,70 メモリ 28 操作検出部 30 ドア開閉検出部 32 センサ群 40 ステアリングロック部 42 イモビライザ部 44 ドアロック部 48 エンジン制御部 50 エンジン 60 携帯機 62 送信アンテナ 64 受信アンテナ 66 送受信回路 72 ロックスイッチ 74 アンロックスイッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 T H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯機に対して識別コード要求信号を送
    信し、前記識別コード要求信号に応答した識別コード信
    号を受信して車載機に記憶された記憶識別コードと照合
    して、照合がなされたとき車載機器の動作制御を行う第
    1制御手段と、 前記携帯機に設けられたスイッチ手段の操作により値を
    可変して送信されるローリングコード信号を受信して前
    記車載機に記憶された記憶ローリングコードを基準とす
    る所定範囲にあるか照合して、照合がなされたとき車載
    機器の動作制御を行う第2制御手段とを有する車載機器
    遠隔制御装置において、 前記第1制御手段で受信した前記識別コード信号と前記
    記憶識別コードとの照合がなされたとき、前記記憶ロー
    リングコードの値と受信したローリングコード信号の値
    とを一致させるローリングコード更新手段を有すること
    を特徴とする車載機器遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車載機器遠隔制御装置に
    おいて、 前記ローリングコード更新手段は、前記第1制御手段で
    照合がなされたのち所定時間内に前記ローリングコード
    信号が受信された場合に作動することを特徴とする車載
    機器遠隔制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の車載機器遠隔制御装置に
    おいて、 前記ローリングコード更新手段は、前記ローリングコー
    ド信号を受信したのち前記携帯機に対して識別コード要
    求信号を送信し、前記識別コード要求信号に応答した識
    別コード信号を受信して車載機に記憶された記憶識別コ
    ードとの照合がなされた場合に作動することを特徴とす
    る車載機器遠隔制御装置。
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