JP2000339978A - 不揮発性半導体記憶装置およびその読み出し方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置およびその読み出し方法

Info

Publication number
JP2000339978A
JP2000339978A JP14302399A JP14302399A JP2000339978A JP 2000339978 A JP2000339978 A JP 2000339978A JP 14302399 A JP14302399 A JP 14302399A JP 14302399 A JP14302399 A JP 14302399A JP 2000339978 A JP2000339978 A JP 2000339978A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reading
memory device
memory string
nonvolatile semiconductor
semiconductor memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14302399A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Ikeda
直史 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP14302399A priority Critical patent/JP2000339978A/ja
Publication of JP2000339978A publication Critical patent/JP2000339978A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】NANDストリングを流れる僅かな電流の変化
を検出できるようにして、高速な読み出しを可能とす
る。 【解決手段】電気的にデータの書き込みおよび消去が可
能な記憶素子MT101〜MT116が複数個直列に接
続されたメモリストリングが、第1および第2の共通線
(当該メモリストリングが接続されたビット線と、隣の
ビット線)の間に接続された不揮発性半導体記憶装置で
ある。メモリストリングの一端側にメモリストリング内
の電位変化を第2の共通線(隣のビット線)に増幅して
読み出す増幅素子RT1〜RT3を有する。この増幅素
子RT1〜RT3は、選択された記憶素子のオンまたは
オフによるゲート電極の充電の有無に応じてオンまたは
オフする。増幅素子RT1〜RT3のドレインが接続さ
れた隣のビット線を所定電位にプリチャージしておき、
このプリチャージ電位が変化するか否かに応じて記憶デ
ータを判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの書き込み
および消去が電気的に可能な不揮発性半導体記憶装置に
係り、とくに記憶素子が複数個直列に接続されたNAN
Dストリングを有する不揮発性半導体記憶装置の構造
と、読み出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データを電気的に書き込み、また電気的
に一括消去することが可能な不揮発性半導体記憶装置
(フラッシュ(Flash) EEPROM:Elec
trically Erasable and Pro
grammable ROM)はDRAM(Dynam
ic Random Access Memory)な
どの他の半導体記憶装置と比較して1ビットあたりの記
憶素子の面積を理論上最も小さくできることから、半導
体記憶装置として大容量化が期待され、特に磁気記憶装
置の代替手段として検討が活発に行われている。
【0003】フラッシュEEPROMは、その構成上大
きくNOR型とNAND型に分類される。これらのう
ち、記憶素子を複数個直列に接続したNAND型の不揮
発性半導体記憶装置は、NOR型に比べてランダムアク
セスが遅いという欠点はあるが、1ビットあたりの記憶
素子の面積を小さくできることから、高集積化にむいて
いる。
【0004】図3は、NAND型の不揮発性半導体記憶
装置の記憶素子の一例を示す断面図である。
【0005】このNAND型不揮発性半導体記憶装置の
記憶素子は、図3に示すように、半導体基板1の所定の
領域に、たとえばトレンチ法などにより素子分離絶縁層
2が形成されている。そして、素子分離絶縁層2により
分離された半導体基板1の活性領域上に、たとえば薄膜
の酸化シリコンからなるゲート絶縁膜3が形成され、そ
の上に、たとえば多結晶シリコンからなるフローティン
グゲート(FG;浮遊ゲート)4が形成されている。フ
ローティングゲート4の上に、たとえばONO膜(酸化
膜−窒化膜−酸化膜の積層絶縁膜)からなる、ゲート間
絶縁膜5が形成されている。ゲート間絶縁膜5の上に、
たとえば下側ポリシリコン膜6aと上側タングステンシ
リサイド膜6bからなるポリサイド構造のコントロール
ゲート(CG)6が形成されている。また、コントロー
ルゲート6の両側部の半導体基板1中には、図示しない
ソース・ドレイン不純物領域が形成されている。これに
より,コントロールゲート6と半導体基板1中のチャネ
ル形成領域の間に、絶縁膜に被覆されたフローティング
ゲート4を有する絶縁ゲート電界効果トランジスタが構
成される。
【0006】上記の構造を有するフローティングゲート
型の不揮発性半導体記憶装置においては、フローティン
グゲート4は内部に電荷を保持する機能を持ち、ゲート
絶縁膜2およびゲート間絶縁膜5は電荷をフローティン
グゲート4中に閉じ込める役割を持つ。コントロールゲ
ート6、半導体基板1あるいはソース・ドレイン不純物
領域などに適当な電圧を印加すると、ファウラー・ノル
ドハイム(Fowler・Nordheim)型トンネ
ル電流が生じ、ゲート絶縁膜2を通して半導体基板1か
らフローティングゲート4へ電荷が注入され、あるいは
フローティングゲート4から半導体基板1へ電荷が放出
される。
【0007】上記のようにフローティングゲート4中に
電荷が蓄積されると、この蓄積電荷による電界が発生す
るため、トランジスタのしきい値が変化する。この変化
によりデータの記憶が可能となる。たとえば、フローテ
ィングゲート4中に蓄積した電子を放出することでデー
タの消去を行い、また、フローティングゲート4中に電
子を蓄積することでデータを書き込むことができる。な
お、2値のNAND型の記憶素子の場合、消去を負のし
きい値(たとえば、−3V)、書き込みを正のしきい値
(たとえば、1V)に対応させるのが通常である。
【0008】図4は、NAND型不揮発性半導体記憶装
置のメモリセルアレイの平面図、図5はNAND型不揮
発性半導体記憶装置のメモリアレイの等価回路図であ
る。ここでは、例として記憶素子が16個直列接続され
てなる4つのNADNストリングSTRG1〜STRG
4を示している。
【0009】図に示すように、このNAND型不揮発性
半導体記憶装置は、たとえばトレンチ法で素子分離され
た半導体基板の活性領域とワード線WLとなるコントロ
ールゲートCGとの交差する領域に記憶素子MTが形成
されており、記憶素子MTはコントロールゲートCGと
半導体基板との間に絶縁膜に被覆されたフローティング
ゲートFGを有している。この記憶素子MTが複数個
(ここでは16個)直列に接続されて、NADNストリ
ングSTRG1〜STRG4が構成されている。
【0010】各NANDストリングSTRG1〜STR
G4の一方の端部側(記憶素子MT1の外側)には、当
該NANDストリングを選択するためのnチャネルMO
Sトランジスタからなる選択トランジスタST1が形成
されている。選択トランジスタST1のソースが記憶素
子MT1のドレインに接続され、ドレインがビットコン
タクトBC1〜BC4を介して平面図では図示しないビ
ット線BLに接続されている。各NANDストリングS
TRG1〜STRG4の他方の端部側(記憶素子MT1
6の外側)には、選択トランジスタST2が形成されて
いる。そして、選択トランジスタST2のドレインが記
憶素子MT16のソースに接続され、ソースが共通ソー
ス線SLに接続されている。
【0011】一般的なNAND型不揮発性半導体記憶装
置において、消去時には、基板にたとえば20Vの高電
圧を印加し、コントロールゲート(ワード線)に0Vを
印加する。これにより、たとえばポリシリコンなどから
なるフローティングゲートFG(電荷蓄積層)より電子
を引き抜いて、記憶素子のしきい値を消去状態のしきい
値(たとえば、−3V)よりも低くする。
【0012】一方、書き込み(プログラム)において
は、基板に0Vを与え、コントロールゲートにたとえば
20Vの高電圧を印加する。これにより、基板より電荷
蓄積層に電子を注入することにより、選択された記憶素
子のしきい値を書き込み状態のしきい値(たとえば1
V)よりも高くする。
【0013】このようにしきい値が変化する記憶素子
は、書き込みしきい値と読み出ししきい値の間の読み出
し電圧(たとえば0V)を制御ゲートに印加したとき
に、その記憶素子に電流が流れるが否かで、記憶状態が
判別される。
【0014】次に、図5の等価回路図に関連付けてNA
ND型不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法について
説明する。
【0015】メモリセルアレイ内で選択された記憶素
子、たとえばNANDストリングSTRG2の記憶素子
MT4のコントロールゲートが接続されたワード線WL
4に0Vを印加してオン/オフを判定することにより、
消去状態(データ“1”)であるか書き込み状態(デー
タ“0”)であるかを判定する。この場合、複数個直列
に接続されたNANDストリングの中の1つの記憶素子
のデータを読み出さなくてはならない。したがって、選
択された記憶素子以外の記憶素子のコントロールゲート
に接続されたワード線WL1〜WL3,WL5〜WL1
6には、当該非選択の記憶素子が書き込みまたは消去の
状態にかかわらずオンしてパストランジスタとして働く
ように、書き込み状態のしきい値分布より十分に高い電
圧を印加する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
NAND型不揮発性半導体記憶装置では、読み出し時
に、記憶素子が複数個直列に接続されたNANDストリ
ング内で各記憶素子のオン抵抗が直列接続され、この直
列抵抗を通して読み出し電流が流れる。このため、NO
R型に比べ読み出し電流が小さくなる。ビット線に大き
な電流が流れないとセンスアンプがセンシングを行うた
めに必要な電位変化がビット線に現出するまでに時間が
かかり、読み出しに必要な時間が非常に長くなる。一
方、NANDストリング内の記憶素子数を増やせば、1
ビット当たりのセル面積を更に小さくできる。ところ
が、NANDストリング内の記憶素子数が増えれば、そ
れだけ上述した直列抵抗が増大し、読み出し電流が更に
小さくなる。このような理由から、NANDストリング
内における読み出し電流の低下は、NAND型不揮発性
半導体記憶装置の高集積化、大容量化を進めるうえで大
きな課題となっていた。
【0017】本発明の目的は、NANDストリングを流
れる読み出し電流が小さい場合でも、高速に読み出しが
できる不揮発性半導体記憶装置と、その読み出し方法を
提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る不揮発性半
導体記憶装置は、電気的にデータの書き込みおよび消去
が可能な記憶素子が複数個直列に接続されたメモリスト
リングが、第1および第2の共通線の間に接続された不
揮発性半導体記憶装置であって、上記メモリストリング
の一端側にメモリストリング内の電位変化を上記第2の
共通線に増幅して読み出す増幅素子を有する。
【0019】好適に、上記増幅素子は、ソースがソース
線に接続され、ドレインが上記第2の共通線に接続さ
れ、ゲートが上記メモリストリングの一端側に接続され
た絶縁ゲート電界効果トランジスタである。また、好適
に、上記メモリストリングの一端と上記記憶素子との
間、および、上記メモリストリングの他端と上記第1の
共通線との間に、ゲート印加電圧に応じて導通状態が制
御される選択トランジスタが接続されている。
【0020】好適に、上記第1の共通線は、上記メモリ
ストリングが接続されたビット線であり、上記第2の共
通線は、隣のメモリストリングが接続された他のビット
線である。
【0021】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の読
み出し方法は、電気的にデータの書き込みおよび消去が
可能な記憶素子が複数個直列に接続されたメモリストリ
ングが、第1および第2の共通線の間に接続された不揮
発性半導体記憶装置の読み出し方法であって、上記デー
タの読み出し時に、選択された上記記憶素子の記憶状態
に応じた上記メモリストリング内の電位変化を、当該メ
モリストリング内の一端側から上記第2の共通線に増幅
して読み出す。
【0022】好適に、上記データを、隣のメモリストリ
ングが接続された他のビット線に読み出す。その際、好
適には、上記第2のビット線を所定電位にプリチャージ
しておき、上記絶縁ゲート電界効果トランジスタの導通
/非導通に応じた当該第2のビット線のプリチャージ電
位の変化を検出する。
【0023】また、好適に、上記データの読み出し時
に、上記第1の共通線に上記絶縁ゲート電界効果トラン
ジスタのしきい値電圧以上の電圧を印加する。
【0024】さらに、好適に、上記データの読み出し後
に、上記第1の共通線を接地し、上記メモリストリング
内の全ての記憶素子を一旦導通状態とした後に非導通状
態にする。
【0025】以上のように構成される本発明に係る不揮
発性半導体記憶装置、および、その読み出し方法におい
ては、メモリストリングの両端に接続された2つの選択
トランジスタをともにオンさせ、第1の共通線(ビット
線)に所定電圧を印加する。また、メモリストリング内
で選択された記憶素子以外の記憶素子の全てのゲート
に、記憶素子の書き込み状態のしきい値分布より十分に
高い電圧を印加する。さらに第2の共通線(隣の他のビ
ット線)は、所定電圧でプリチャージしておく。この状
態で、選択した記憶素子のゲートに、書き込み状態と消
去状態の中間の電圧(読み出しゲート電圧)を印加す
る。これにより、非選択の記憶素子が記憶状態(書き込
みまたは消去の状態)にかかわらずオンしてパストラン
ジスタとして働くため、選択された記憶素子の記憶状態
に応じてメモリストリング内を読み出し電流が流れる。
【0026】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置で
は、この読み出し電流はソース線に流れるのではなく、
増幅素子のゲートを一方電極とするキャパシタを充電す
るためにビット線から流れ込む。この僅かな電流で上記
キャパシタが充電された場合、すなわち記憶素子の記憶
状態が低いしきい値電圧分布をとっていた場合に、増幅
素子が導通して他のビット線の充電電荷をソース線に引
き抜いて、他のビット線電位が低下する。一方、記憶素
子の記憶状態が高いしきい値電圧分布をとっていた場合
には、増幅素子のゲートが充電されないため、当該増幅
素子が非導通のままとなり、その結果、他のビット線は
プリチャージ電位を保持する。このような他のビット線
の電位変化を、たとえば、センスアンプによって検出す
ることで、記憶状態の判別がなされる。なお、この読み
出し後は、ビット線を接地し、全ての記憶素子および選
択素子を導通した後に非導通状態にする。これにより、
増幅素子の充電電荷がビット線に放電され、次の読み出
し状態が整えられる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る不揮発性半導
体記憶装置の実施形態を図面に基づき説明する。
【0028】図1は、本発明の実施形態に係るNAND
型不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレイの等価回
路図、図2は図1に示すメモリアレイの平面図である。
【0029】この不揮発性半導体記憶装置10は、対応
するビット線BL1,BL2,BL3,BL4に接続さ
れている4つのメモリストリング(NANDストリン
グ)STRG11,STRG12,STRG13,ST
RG14を有している。各NANDストリングSTRG
11〜STRG14において、電荷蓄積層としてのフロ
ーティングゲート(FG)を有する16個の記憶素子M
T101〜116が直列に接続されている。
【0030】記憶素子MT101〜MT116は、図3
に示すような構造を有する。すなわち、半導体基板1の
所定の領域に、たとえばトレンチ法などにより素子分離
絶縁層2が形成され、素子分離絶縁層2により分離され
た半導体基板1の活性領域上に、たとえば薄膜の酸化シ
リコンからなるゲート絶縁膜3が形成され、その上に、
たとえば第1ポリシリコン膜からなるフローティングゲ
ートFG(4)が形成されている。フローティングゲー
トFGの上に、たとえばONO膜(酸化膜−窒化膜−酸
化膜の積層絶縁膜)からなるゲート間絶縁膜5が形成さ
れている。ゲート間絶縁膜5の上に、たとえば第2ポリ
シリコン膜6aと、その上のタングステンシリサイド膜
6bからなるポリサイド構造のコントロールゲートCG
(6)が形成されている。また、コントロールゲートC
Gの両側部の半導体基板1中には、図示しないソース・
ドレイン不純物領域が形成されている。これにより、コ
ントロールゲートCGと半導体基板1中のチャネル形成
領域の間に、絶縁膜に被覆されたフローティングゲート
FGを有する電界効果トランジスタが構成されている。
【0031】これら記憶素子MT101〜MT116
は、図2に示すように、トレンチ法で素子分離された半
導体基板の活性領域とワード線WL101〜WL116
として機能するコントロールゲートCG101〜CG1
16の交差する領域に形成されている。
【0032】また、各NANDストリングSTRG11
〜STRG14の一端側の記憶素子MT101のドレイ
ン不純物領域に、NMOSトランジスタからなる選択ト
ランジスタST11のソース不純物領域が接続されてい
る。選択トランジスタST11のドレイン不純物領域上
に、層間絶縁膜に埋め込まれたプラグなどからビットコ
ンタクトBC11〜BC14が形成されている。
【0033】一方、各NANDストリングSTRG11
〜STRG14の他端側の記憶素子MT116のソース
不純物領域には、NMOSトランジスタからなる選択ト
ランジスタST12のドレイン不純物領域が接続されて
いる。選択トランジスタST12のソース不純物領域上
に、層間絶縁膜に埋め込まれたプラグなどから第1のゲ
ート線コンタクトC1が形成されている。
【0034】図2の最も下側に、記憶素子等の不純物領
域と同時形成される不純物領域から構成されたソース線
SLが、ワード線方向に長く配置されている。ソース線
SLは、各ストリングの他端に向けて分岐路を有し、全
体として櫛形に形成されている。読み出し用トランジス
タのゲート電極8が、このソース線SLの各分岐路を横
切るように形成されている。読み出し用トランジスタの
ゲート電極8の一方端上に、たとえば層間絶縁膜に埋め
込まれたプラグからなる第2のゲート線コンタクトC2
が形成されている。
【0035】この読み出し用トランジスタのゲート電極
8、および、前記した選択トランジスタST11,ST
12の各ゲート電極をなす選択信号線SG11,SG1
2は、たとえば図3の記憶素子の構造のうち第1ポリシ
リコン膜4と第2ポリシリコン膜6aとを、ゲート間絶
縁膜5に形成されたコンタクト孔を介して電気的に接続
して形成されている。
【0036】たとえば第3のポリシリコン膜からなるゲ
ート接続配線9が、隣り同士のセルユニット間でゲート
線コンタクトC1,C2を相互接続するように配置され
ている。
【0037】このゲート接続配線9の更に上に層間絶縁
膜を介してビット線が配線されている。具体的に、NA
NDストリングSTRG11の選択トランジスタST1
1のドレイン不純物領域がビットコンタクトBC11を
介してビット線BL1に接続され、NANDストリング
STRG12の選択トランジスタST11のドレイン不
純物領域がビットコンタクトBC12を介してビット線
BL2に接続され、NANDストリングSTRG13の
選択トランジスタST11のドレイン不純物領域がビッ
トコンタクトBC13を介してビット線BL3に接続さ
れ、NANDストリングSTRG14の選択トランジス
タST11のドレイン不純物領域がビットコンタクトB
C14を介してビット線BL4に接続されている。
【0038】また、各ビット線BL2〜BL4は、第2
のビットコンタクトを介して共通ソース線SLの各分岐
路に形成された読み出し用トランジスタのドレイン不純
物領域に接続されている。つまり、ビット線BL2は読
み出し用トランジスタRT1のドレイン不純物領域にビ
ットコンタクトBC22を介して接続され、ビット線B
L3は読み出し用トランジスタRT2のドレイン不純物
領域にビットコンタクトBC23を介して接続され、ビ
ット線BL4は読み出し用トランジスタRT3のドレイ
ン不純物領域にビットコンタクトBC24を介して接続
されている。なお、ビット線BL1に第2のビットコン
タクトは設けられていない。このため、ビット線BL1
下の読み出し用トランジスタのパターンは、単なる繰り
返しパターン形状の精度を維持するためのダミーパター
ンとなっている。
【0039】各NANDストリングSTRG11〜ST
RG14の選択トランジスタST11のゲート電極は共
通の選択信号線SGL11として形成され、選択トラン
ジスタST2のゲート電極は共通の選択信号線SGL1
2として形成されている。また、マトリクス状に配列さ
れている各NANDストリングSTRG11〜STRG
14の記憶素子のうち同一行に配列された記憶素子のゲ
ート電極(コントロールゲート)は共通のワード線WL
101〜WL116として形成されている。
【0040】次に、上記構成における不揮発性半導体記
憶装置の動作について、図1の等価回路を用いて説明す
る。なお、本動作例において書き込みまたは読み出しに
ついては、NANDストリングSTRG2の記憶素子M
T104が選択された場合を例示する。
【0041】まず、消去動作について説明する。消去
は、メモリブロック単位で一括して行う。図1に記載さ
れたメモリブロックが消去対象であるとすると、まず、
全てのワード線WL101〜WL116を接地し、たと
えば、メモリブロック単位で個別の電圧が設定可能に設
けられた半導体基板の能動不純物領域(ウエル)に20
V程度の高電圧を印加する。すると、各記憶素子内のフ
ローティングゲートFGに蓄積されていた電子が印加電
界によって基板側に抜き取られ、全ての記憶素子が消去
状態となる。なお、このとき選択信号線SGL11,S
GL12を電気的にフローティングにする。選択信号線
SGL11,SGL12は、ウエルとの容量カップリン
グにより20Vに近い電位まで引き上げられる。このた
め、選択トランジスタST11,ST12のゲート絶縁
膜の破壊が有効に防止される。
【0042】書き込み時には、選択信号線SGL11
に、たとえば3.3V程度の電源電圧VCCを印加し、選
択された記憶素子MT104が接続されたセルユニット
の選択トランジスタST11をオンさせる。これに対
し、選択信号線SGL12は接地して、もう一方の選択
トランジスタST12はオフさせる。また、選択された
セルユニットが接続されたビット線BL2は接地し、他
の非選択なビット線は所定の電圧、たとえば電源電圧V
CCで保持する。この状態で、選択された記憶素子MT1
04のコントロールゲートに接続されたワード線WL1
04のみ、たとえば15〜20V程度の高電圧を印加
し、他のワード線には10以下の中間電圧を印加する。
これにより、記憶素子MT104のみ高電界が印加さ
れ、その高電界に引き寄せられるように基板から電子が
フローティングゲートFG内に注入される。このため、
記憶素子MT104のしきい値電圧が上昇し、データ
“0”が書き込まれる。
【0043】一方、全ての記憶素子が非選択なNAND
ストリングSTRG11,STRG13およびSTRG
14では、ビット線電位が高いため、チャネル電位があ
る程度上昇したところで選択トランジスタST11がカ
ットオフする。以後、当該NANDストリングのチャネ
ルがフローティングとなって、ワード線との容量結合に
より更に高い電位まで持ち上げられる。その結果、フロ
ーティングゲートにかかる電界が小さく、電荷注入が有
効に阻止される。なお、読み出し用トランジスタRT2
については、その隣のビット線BL3の印加電圧により
ソースとドレイン間に電源電圧VCC程度の電圧が印加さ
れる。ところが、選択トランジスタST12がオフして
いるためNANDストリングのチャネル電位がゲートに
伝達されないため、読み出し用トランジスタRT2はオ
フしたままとなる。
【0044】このような書き込み動作は、たとえばワー
ド線に接続された複数の記憶素子を一括して行うことが
できる。
【0045】読み出し時には、選択信号線SGL11,
SGL12に、たとえば3.3V程度の電源電圧VCC
印加し、選択された記憶素子MT104が接続されたセ
ルユニットの選択トランジスタST11およびST12
をオンさせる。このとき選択された記憶素子MT104
のゲートに接続されたワード線WL104に、書き込み
状態と消去状態の2つのしきい値電圧分布の中間電圧、
たとえば0Vを印加しておく。また、選択されたNAN
DストリングSTRG12内の他の記憶素子のゲートが
接続されたワード線WL101〜WL103、WL10
5〜WL116には、これらの非選択記憶素子が書き込
みおよび消去状態にかかわらずオンしてパストランジス
タとして働くように、書き込み状態のしきい値分布より
十分に高い電圧、たとえば4.5Vを印加しておく。さ
らに、選択されたセルユニットが接続されたビット線B
L2に、少なくとも読み出し用トランジスタRT2のゲ
ートしきい値電圧以上の電圧を印加しておく。これに対
して、本例の読み出しにおいて動作するセンスアンプが
接続された隣りのビット線BL3は、読み出し前に予め
所定のプリチャージ電圧、たとえば電源電圧VCCで保持
しておく。なお、共通ソース線SLは接地電位GNDで
保持されているとする。また、読み出し用トランジスタ
RT2のゲート電位は初期状態、たとえば接地電位GN
Dで保持されているとする。
【0046】このバイアス条件の設定下で、選択された
記憶素子MT104は、消去状態(データ“1”)であ
るか書き込み状態(データ“0”)であるかによってオ
ン・オフが決まる。記憶素子MT104が消去状態にあ
りデータ“1”が記憶されている場合、記憶素子MT1
04はオンし、ビット線BL2の電位と読み出し用トラ
ンジスタRT2のゲート電位との電位差により、ストリ
ング内をチャネル電流が流れる。ビット線BL2電位が
読み出し用トランジスタRT2のゲートに伝達される結
果、読み出し用トランジスタRT2がオンする。する
と、読み出し用トランジスタRT2によってプリチャー
ジ電位が維持されていた隣りのビット線BL3が放電さ
れる。一方、記憶素子MT104が書き込み状態にあり
データ“0”が記憶されている場合、記憶素子MT10
4はオフのままである。その結果、ストリング内をチャ
ネル電流が流れず、読み出し用トランジスタRT2はオ
フのままとなり、したがってプリチャージ電位に変化は
ない。この記憶素子MT104の記憶状態に応じて隣り
のビット線BL3に現れる電位変化を図示しないセンス
アンプで増幅し、データ線に出力する。
【0047】なお、読み出しを行った後に選択トランジ
スタST12を直ぐにオフさせた場合に、読み出し用ト
ランジスタRT2のゲートが接続されたノードに電荷が
残留していると、次の読み出し時に誤動作を起こすこと
がある。すなわち、つぎの読み出し時には読み出し用ト
ランジスタRT2をオフのままとしたい場合でも、この
残留電荷のためにオンしてしまうおそれがある。したが
って、本実施形態では、読み出し後に、ビット線BL2
を接地し、かつ選択トランジスタST11およびNAN
DストリングSTRG12内の全ての記憶素子をオンさ
せて、上記残留電荷をビット線に引き抜くことで初期状
態に戻すようにしている。
【0048】なお、以上の読み出し動作は、1つの選択
された記憶素子MT104に着目したが、本実施形態で
は選択した記憶素子のデータを隣のビット線から読み出
すため、ビット線を1本おきに読み出すことができる。
この場合、最初にビット線BL1,BL3,…が接続さ
れた奇数列を読み出したら、つぎの読み出し期間で残り
のBL2,BL4,…が接続された偶数列を読み出す。
なお、必要に応じて読み出したデータをラッチ回路で保
持させておき、ページ単位で出力するとよい。
【0049】この読み出し方法では、選択されたNAN
Dストリング内を流れる電流が読み出しトランジスタR
T1〜RT3のゲート容量を充電するためだけの小さな
電流で済むことから、短い時間で充電が終了する。この
僅かな電流注入によるゲート電位変化によって読み出し
トランジスタがオン/オフし、プリチャージ電位の振幅
(たとえば電源電圧VCC)の大きな振幅で隣のビット線
の電位が変化する。このビット線の電位変化はトランジ
スタのスイッチングで達成されるため非常に速い。ま
た、大きな振幅変化が得られるため、センスアンプが検
出可能な電位に直ぐに到達し、出力が速い。
【0050】以上より、本実施形態では、高速にデータ
の読み出しができる。また、ストリング内に僅かな電流
を流すだけでよいことから、ストリング内で直列接続さ
れる記憶素子数を多くして高密度化が達成しやすい。
【0051】なお、本実施形態では、読み出し用トラン
ジスタの配置スペースが必要となるが、この配置スペー
スはストリングの配置スペースに比べたら小さく、これ
が大きな面積増大要因となることはない。また、隣のビ
ット線からデータを読み出すため、読み出し専用線を設
ける必要がなく、ビット線のスペース間隔は増大しな
い。
【0052】
【発明の効果】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の
読み出し方法によれば、読み出し用トランジスタのゲー
トの僅かな電位変化を増幅して読み出す。このゲートの
僅かな電位変化をもたらすためのストリング内電流を小
さくでき、読み出し動作が開始されてから短い時間に読
み出し用トランジスタの動作状態が決まり、またデータ
が増幅されて出力されるためセンスアンプなどによるデ
ータ検出を高速にできる結果、高速読み出しが達成でき
る。本発明に係る不揮発性半導体記憶装置では、読み出
し用トランジスタを付加するためのスペース増加は僅か
であり、むしろストルング内の記憶素子数の増加などに
よってビットあたりの面積低減を図り易くする効果が大
きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るNAND型不揮発性半
導体記憶装置のメモリセルアレイの等価回路図である。
【図2】図1に示すメモリアレイの平面図である。
【図3】NAND型の不揮発性半導体記憶装置の記憶素
子の一例を示す断面図である。
【図4】従来のNAND型不揮発性半導体記憶装置のメ
モリセルアレイの平面図である。
【図5】従来のNAND型不揮発性半導体記憶装置のメ
モリセルアレイの等価回路図である。
【符号の説明】
1…半導体基板、1a…能動領域、2…素子分離絶縁
層、3…ゲート絶縁膜、4、FG…フローティングゲー
ト、5…ゲート間絶縁膜、6,CG…コントロールゲー
ト、6a…ポリシリコン膜、6b…タングステンシリサ
イド膜、8…読み出し用トランジスタのゲート電極、9
…ゲート接続配線、MT101〜MT116…記憶素
子、ST11,ST12…選択トランジスタ、RT1〜
RT3…読み出し用トランジスタ、STRG11〜ST
RG14…ストリング、WL101〜WL116…ワー
ド線、BL1〜BL4…ビット線、SG11,SG12
…選択信号線、SL…共通ソース線、BC11〜B14
…第1ビットコンタクト、BC22〜B24…第2ビッ
トコンタクト、C1,C2…ゲート線コンタクト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/792 Fターム(参考) 5B025 AA03 AB01 AC01 AD06 AD11 AE05 5F001 AA25 AB02 AD41 AD51 AD53 AE50 5F083 EP02 EP27 EP55 EP76 ER03 ER05 ER06 ER09 ER14 ER19 ER22 GA01 JA35 JA39 JA53 LA10 LA12 LA16 NA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気的にデータの書き込みおよび消去が可
    能な記憶素子が複数個直列に接続されたメモリストリン
    グが、第1および第2の共通線の間に接続された不揮発
    性半導体記憶装置であって、 上記メモリストリングの一端側にメモリストリング内の
    電位変化を上記第2の共通線に増幅して読み出す増幅素
    子を有する不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】上記増幅素子は、ソースがソース線に接続
    され、ドレインが上記第2の共通線に接続され、ゲート
    が上記メモリストリングの一端側に接続された絶縁ゲー
    ト電界効果トランジスタである請求項1に記載の不揮発
    性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】上記メモリストリングの一端と上記記憶素
    子との間、および、上記メモリストリングの他端と上記
    第1の共通線との間に、ゲート印加電圧に応じて導通状
    態が制御される選択トランジスタが接続されている請求
    項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】上記第1の共通線は、上記メモリストリン
    グが接続されたビット線であり、 上記第2の共通線は、隣のメモリストリングが接続され
    た他のビット線である請求項1記載の不揮発性半導体記
    憶装置。
  5. 【請求項5】電気的にデータの書き込みおよび消去が可
    能な記憶素子が複数個直列に接続されたメモリストリン
    グが、第1および第2の共通線の間に接続された不揮発
    性半導体記憶装置の読み出し方法であって、 上記データの読み出し時に、選択された上記記憶素子の
    記憶状態に応じた上記メモリストリング内の電位変化
    を、当該メモリストリング内の一端側から上記第2の共
    通線に増幅して読み出す不揮発性半導体記憶装置の読み
    出し方法。
  6. 【請求項6】上記増幅用の素子として、ソースがソース
    線に接続され、ドレインが上記第2の共通線に接続さ
    れ、ゲートが上記メモリストリングの一端側に接続され
    た絶縁ゲート電界効果トランジスタを用いる請求項5に
    記載の不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法。
  7. 【請求項7】ビット線の設定電位に応じて選択された上
    記メモリストリング内で、選択された記憶素子の記憶デ
    ータを、隣のメモリストリングが接続された他のビット
    線に読み出す請求項5に記載の不揮発性半導体記憶装置
    の読み出し方法。
  8. 【請求項8】上記増幅用の素子として、ソースがソース
    線に接続され、ドレインが上記第2の共通線に接続さ
    れ、ゲートが上記メモリストリングの一端側に接続され
    た絶縁ゲート電界効果トランジスタを用い、 上記データの読み出しでは、上記第2の共通線を所定電
    位にプリチャージしておき、上記絶縁ゲート電界効果ト
    ランジスタの導通/非導通に応じた当該第2の共通線の
    プリチャージ電位の変化を検出する請求項5に記載の不
    揮発性半導体記憶装置の読み出し方法。
  9. 【請求項9】上記データの読み出し時に、上記第1の共
    通線に上記絶縁ゲート電界効果トランジスタのしきい値
    電圧以上の電圧を印加する請求項6に記載の不揮発性半
    導体記憶装置の読み出し方法。
  10. 【請求項10】上記データの読み出し後に、上記第1の
    共通線を接地し、上記メモリストリング内の全ての記憶
    素子を一旦導通状態とした後に非導通状態にする請求項
    5に記載の不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法。
JP14302399A 1999-05-24 1999-05-24 不揮発性半導体記憶装置およびその読み出し方法 Pending JP2000339978A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14302399A JP2000339978A (ja) 1999-05-24 1999-05-24 不揮発性半導体記憶装置およびその読み出し方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14302399A JP2000339978A (ja) 1999-05-24 1999-05-24 不揮発性半導体記憶装置およびその読み出し方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000339978A true JP2000339978A (ja) 2000-12-08

Family

ID=15329128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14302399A Pending JP2000339978A (ja) 1999-05-24 1999-05-24 不揮発性半導体記憶装置およびその読み出し方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000339978A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100363553B1 (ko) * 2001-01-09 2002-12-05 삼성전자 주식회사 더미 패턴 영역을 가지는 낸드형 플래시 메모리 장치
JP2013197741A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Toshiba Corp プログラマブルロジックデバイス
CN109863575A (zh) * 2016-08-26 2019-06-07 日升存储公司 三维阵列中电容耦接非易失性薄膜晶体管串
CN113782671A (zh) * 2020-06-09 2021-12-10 新加坡商格罗方德半导体私人有限公司 具有多层级单元配置的非易失性存储器元件
US11705496B2 (en) 2020-04-08 2023-07-18 Sunrise Memory Corporation Charge-trapping layer with optimized number of charge-trapping sites for fast program and erase of a memory cell in a 3-dimensional NOR memory string array
US11749344B2 (en) 2015-09-30 2023-09-05 Sunrise Memory Corporation Three-dimensional vertical nor flash thin-film transistor strings
US11751388B2 (en) 2017-06-20 2023-09-05 Sunrise Memory Corporation 3-dimensional nor strings with segmented shared source regions
US11817156B2 (en) 2015-09-30 2023-11-14 Sunrise Memory Corporation Multi-gate nor flash thin-film transistor strings arranged in stacked horizontal active strips with vertical control gates
US11839086B2 (en) 2021-07-16 2023-12-05 Sunrise Memory Corporation 3-dimensional memory string array of thin-film ferroelectric transistors
US11844204B2 (en) 2019-12-19 2023-12-12 Sunrise Memory Corporation Process for preparing a channel region of a thin-film transistor in a 3-dimensional thin-film transistor array
US11915768B2 (en) 2015-09-30 2024-02-27 Sunrise Memory Corporation Memory circuit, system and method for rapid retrieval of data sets

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100363553B1 (ko) * 2001-01-09 2002-12-05 삼성전자 주식회사 더미 패턴 영역을 가지는 낸드형 플래시 메모리 장치
JP2013197741A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Toshiba Corp プログラマブルロジックデバイス
US11749344B2 (en) 2015-09-30 2023-09-05 Sunrise Memory Corporation Three-dimensional vertical nor flash thin-film transistor strings
US11817156B2 (en) 2015-09-30 2023-11-14 Sunrise Memory Corporation Multi-gate nor flash thin-film transistor strings arranged in stacked horizontal active strips with vertical control gates
US11915768B2 (en) 2015-09-30 2024-02-27 Sunrise Memory Corporation Memory circuit, system and method for rapid retrieval of data sets
CN109863575A (zh) * 2016-08-26 2019-06-07 日升存储公司 三维阵列中电容耦接非易失性薄膜晶体管串
CN109863575B (zh) * 2016-08-26 2024-01-30 日升存储公司 三维阵列中电容耦接非易失性薄膜晶体管串
US11751388B2 (en) 2017-06-20 2023-09-05 Sunrise Memory Corporation 3-dimensional nor strings with segmented shared source regions
US11844204B2 (en) 2019-12-19 2023-12-12 Sunrise Memory Corporation Process for preparing a channel region of a thin-film transistor in a 3-dimensional thin-film transistor array
US11705496B2 (en) 2020-04-08 2023-07-18 Sunrise Memory Corporation Charge-trapping layer with optimized number of charge-trapping sites for fast program and erase of a memory cell in a 3-dimensional NOR memory string array
CN113782671A (zh) * 2020-06-09 2021-12-10 新加坡商格罗方德半导体私人有限公司 具有多层级单元配置的非易失性存储器元件
US11839086B2 (en) 2021-07-16 2023-12-05 Sunrise Memory Corporation 3-dimensional memory string array of thin-film ferroelectric transistors

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3866460B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP3679970B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JP3875570B2 (ja) 半導体記憶装置のデータ書き込み方法及び半導体記憶装置
KR100559716B1 (ko) 낸드 플래시 메모리 소자 및 이의 독출 방법
US7277339B2 (en) Semiconductor storage device precharging/discharging bit line to read data from memory cell
JP4654671B2 (ja) 半導体記憶装置
KR100553631B1 (ko) 불휘발성 반도체 기억 장치
KR100635924B1 (ko) 플래시 메모리 장치의 동작 방법
KR19990029125A (ko) 메모리 셀 및 이를 구비한 불휘발성 반도체 기억 장치
US8400840B2 (en) NAND memory device and programming methods
US5748531A (en) Common source line control circuit for preventing snap back breakdown
JP3093649B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ装置
US7312503B2 (en) Semiconductor memory device including MOS transistors each having a floating gate and a control gate
KR19990029162A (ko) 불휘발성 반도체 기억장치
JP2000339978A (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびその読み出し方法
JPH027295A (ja) 不揮発性半導体メモリ装置
JP2008508662A (ja) フラッシュメモリユニット、およびフラッシュメモリ素子のプログラミング方法
JP2001024163A (ja) 半導体メモリ
KR100460020B1 (ko) 트랜지스터,트랜지스터어레이및불휘발성반도체메모리
KR100634456B1 (ko) 플래시 메모리 장치 및 그것의 독출 방법
JP2006196700A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US20130080718A1 (en) Semiconductor memory device and method of operating the same
JP3023321B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH09251790A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2002367380A (ja) 不揮発性半導体メモリ装置