JP2013197741A - プログラマブルロジックデバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】 パストランジスタのゲート絶縁膜破壊を防ぐことができるプログラマブルロジックデバイスを提供する。
【解決手段】 本発明の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスのロジックスイッチは、第1の配線に接続された第1の端子、第2および第3の配線に接続された第2および第3の端子を有する第1のメモリと、前記第1の配線に接続された第4の端子、第4および第5の配線に接続された第5および第6の端子を有する第2のメモリと、前記第1の配線にゲートが接続され、ソース・ドレイン端がそれぞれ第6、第7の配線に接続されるパストランジスタとを含み、第1のセレクトゲートトランジスタは、ソース・ドレイン端がそれぞれ第8、第6の配線に接続され、ゲートが第9の配線に接続され、第2のセレクトゲートトランジスタは、ソース・ドレイン端がそれぞれ第10、第7の配線に接続され、ゲートが第11の配線に接続される。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態はプログラマブルロジックデバイスに関する。
論理演算回路や配線回路を再構成する必要のあるFPGA(Field Programmable Gate Array)には、プログラマブルスイッチが用いられる。プログラマブルスイッチはメモリを有し、このメモリに保持されたデータに基づいてスイッチのオン/オフを切り換える素子である。従来、そのメモリとして揮発性メモリ(例えばSRAM)が使用されている。しかしながら、揮発性メモリを用いると、電源遮断後に電源供給を再開するたびに、メモリへデータを書き込む必要がある。
そこで、プログラマブルスイッチのメモリとして、不揮発性のメモリトランジスタを用いる方式がある。不揮発性のメモリトランジスタを用いたプログラマブルスイッチは、例えば、1つのセルを2つの不揮発性メモリトランジスタと、1つのスイッチングトランジスタ(以降、パストランジスタとも称する)を含む。このような不揮発性メモリトランジスタでは、メモリにデータを書き込む方式として、FN(Fowler-Nordheim)トンネルを用いた方式と、ホットキャリアを用いた方式とがある。しかしながら、どちらの方式であっても、メモリにデータを書き込むときに、パストランジスタのゲート絶縁膜が破壊される恐れがある。
米国特許第5812450号
本発明の実施形態は、パストランジスタのゲート絶縁膜破壊を防ぐことができるプログラマブルロジックデバイスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の実施形態によるプログラマブルロジックデバイスは、ロジックスイッチと、第1のセレクトゲートトランジスタと、第2のセレクトゲートトランジスタを有するプログラマブルロジックデバイスであって、前記ロジックスイッチは、第1の配線に接続されて信号を出力する第1の端子と、第2の配線に接続されて信号の入力を受ける第2の端子と、第3の配線に接続された第3の端子とを有する第1のメモリと、前記第1の配線に接続されて信号を出力する第4の端子と、第4の配線に接続されて信号の入力を受ける第5の端子と、第5の配線に接続された第6の端子とを有する第2のメモリと、前記第1の配線にゲートが接続され、ソース・ドレイン端がそれぞれ第6の配線と第7の配線に接続されるパストランジスタとを含み、前記第1のセレクトゲートトランジスタは、ソース・ドレイン端がそれぞれ第8の配線と前記第6の配線に接続され、ゲートが第9の配線に接続され、前記第2のセレクトゲートトランジスタは、ソース・ドレイン端がそれぞれ第10の配線と前記第7の配線に接続され、ゲートが第11の配線に接続されることを特徴としている。
本発明の第1の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイス。 本発明の第1の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスの書き込みモード。 本発明の第1の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスが書き込みモード時の電圧印加タイミングを示す図。 本発明の第1の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスの動作モード。 本発明の第1の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスの消去モード。 本発明の第2の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイス。 本発明の第2の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスの書き込みモード。 本発明の第2の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスが書き込みモード時の電圧印加タイミングを示す図。 本発明の第2の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスの動作モード。 本発明の第3の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイス。 本発明の第3の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスのセル。 本発明の第3の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスの書き込みモード。 本発明の第3の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスの動作モード。 本発明の第3の実施形態の変形例に係るプログラマブルロジックデバイス。 本発明の第3の実施形態の変形例に係るプログラマブルロジックデバイスのセル。 本発明の第3の実施形態の変形例に係るプログラマブルロジックデバイスの書き込みモード。 本発明の第3の実施形態の変形例に係るプログラマブルロジックデバイスの動作モード。 本発明の第4の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイス。 本発明の第4の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスの書き込みモード。 本発明の第4の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスの動作モード。 本発明の第5の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイス。 本発明の第5の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスの書き込みモード。 本発明の第6の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイス。 本発明の第6の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスの書き込みモード。
[第1の実施形態]
図1は本実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスを示す回路図である。プログラマブルロジックデバイス1には、セルがアレイ状に並べられる。各セルは、2つの不揮発メモリトランジスタ(以降では、メモリトランジスタとも称する)と1つのパストランジスタとを含み、ロジックスイッチを構成する。図1では、一例として4つのセルを示している。これら4つのセルを、それぞれ第1セル(メモリトランジスタMT1a、MT1bとパストランジスタPT1を有するセル)、第2セル(メモリトランジスタMT2a、MT2bとパストランジスタPT2を有するセル)、第3セル(メモリトランジスタMT3a、MT3bとパストランジスタPT3を有するセル)、第4セル(メモリトランジスタMT4a、MT4bとパストランジスタPT4を有するセル)と称する。
プログラマブルロジックデバイス1では、セルアレイの入出力端子となるパストランジスタのソース・ドレイン端にトランジスタ(セレクトゲートトランジスタと称する)を設ける。例えば、図1のパストランジスタPT1のソース端と、セレクトゲートトランジスタSG1aのドレイン端は、いずれも配線X1に接続されている。また、パストランジスタPT1のドレイン端と、セレクトゲートトランジスタSG1bのドレイン端は、いずれも配線Y1に接続されている。セルアレイの同じ行に配置されたセルの各パストランジスタのソース端に接続されるセレクトゲートトランジスタは共通である。例えば、第1セルのパストランジスタPT1と第2セルのパストランジスタPT2のソース端には、共通のセレクトゲートトランジスタSG1aが設けられる。また、セルアレイの同じ列に配置されたセルの各パストランジスタのドレイン端に接続されるセレクトゲートトランジスタは共通である。例えば、第1セルのパストランジスタPT1と第3セルのパストランジスタPT3のドレイン端には、共通のセレクトゲートトランジスタSG1bが設けられる。
メモリトランジスタは、電荷蓄積膜として導電性のフローティングゲートを用いたFG(Floating Gate)型トランジスタでも良いし、絶縁性のシリコン窒化物あるいはシリコン酸窒化物の膜を電荷蓄積膜として用いたMONOS(Metal-Oxide-Nitride-Oxide-Semiconductor)型トランジスタでも良い。メモリトランジスタの電荷蓄積膜に電子が多く蓄積され、閾値電圧Vthが高くなった状態を書き込み状態とし、電荷蓄積膜に蓄積された電子の量が少なく、閾値電圧Vthが低くなった状態を消去状態とする。
(書き込みモード)
第1セルの2つのメモリトランジスタMT1a、MT1bが消去状態で、どちらか一方のメモリトランジスタ(例えば、メモリトランジスタMT1a)にデータを書き込む場合について説明する。1つのセルに含まれる2つのメモリトランジスタにデータを書き込む場合には、いずれか一方のメモリトランジスタが書き込み状態、他方が消去状態となるように、相補的にデータを書き込む。
本実施形態のプログラマブルロジックデバイス1では、第1セルと第2セルがワード線WL1a、WL1bを共有する。そのため、第1セルのメモリトランジスタにデータを書き込む場合には、第2セルのメモリトランジスタにデータを書き込まないように、ビット線BL2a、BL2bに印加する電圧を調整する必要がある。なお、本実施形態では、第1セルと第2セルのビット線は独立であるとする。
図2は、第1セルの一方のメモリトランジスタにデータを書き込む場合の、第1セルと第2セルの各配線に印加する電圧を示す図である。また、図3は、これらの電圧を印加するタイミングを示す図である。まず、配線SL1とSL2に電源電圧Vddを与え、セレクトゲートトランジスタSG1a、SG1b、SG2a、SG2bをオン状態とする。そして、配線XS1、XS2、YS1、YS2からセレクトゲートトランジスタSG1a、SG1b、SG2a、SG2bを介してパストランジスタPT1〜PT4に対してゲート絶縁膜の破壊を防止する電圧Vprtを印加する。これによって、パストランジスタPT1〜PT4のソース・ドレイン端の電位を持ち上げることができる。なお、第1セルと第2セルに着目した場合、セレクトゲートトランジスタSG2aの動作は第1セルと第2セルには影響しない。しかしながら、プログラマブルロジックデバイス1に含まれるいずれかのメモリトランジスタに選択的にデータの書き込みを行う場合、全てのセレクトゲートトランジスタをオン状態にする。
その後、第2セルのメモリトランジスタに接続されるビット線BL2a、BL2bに書き込み防止用の電圧Vinhを印加する。また、第1セルのメモリトランジスタに接続されるビット線BL1a、BL1bには、0Vを印加する。
そして最後に、データの書き込み対象であるメモリトランジスタMT1aのゲートに接続されたワード線WL1aに書き込み電圧Vprgを印加し、書き込み対象ではないメモリトランジスタMT1bのゲートに接続されたワード線WL1bに電圧Vpassを印加する。Vpassはチャネルが形成されない程度のゲート電圧であって、例えば0Vである。
すると、メモリトランジスタMT1aにはチャネルが形成され、このチャネルとゲートとの間に大きな電位差が生じ、FNトンネル電流によってチャネル中の電子が電荷蓄積膜に注入される。一方、第2セルのメモリトランジスタMT2aにはチャネルが形成されるが、ソース・ドレイン端に書き込み防止電圧Vinhが印加されているため、チャネルとゲートとの間にFNトンネル電流によるデータ書き込みに必要な電位差が生じない。そのため、メモリトランジスタMT2aにはデータが書き込まれない。
また、メモリトランジスタMT1b、MT2bのゲート電極は0Vであるため、チャネルとゲートとの間に電位差が生じず、メモリトランジスタMT1b、MT2bにはデータが書き込まれない。
なお、第3セルおよび第4セルは、ワード線WL2a、WL2bにVpassを印加すれば、データを書き込ませないようにすることができる。
このように、プログラマブルロジックデバイス1では、1つのセルに含まれる2つのメモリトランジスタのいずれか一方に選択的にデータの書き込みができる。そのうえ、データの書き込みが行われるメモリトランジスタと同じワード線に接続されたメモリトランジスタには、データの書き込みを行わせないことができる。
次に、書き込み防止電圧Vinhとゲート絶縁膜の破壊を防止する電圧Vprtの電圧範囲について説明する。データ書き込み対象ではないメモリトランジスタへの誤書き込み防止と、パストランジスタPT1〜PT4のゲート絶縁膜の破壊を防止するためには、いくつかの電圧印加条件を満たさなければならない。
第1の条件として、パストランジスタのゲート絶縁膜破壊を防止するためには、書き込み電圧Vprgとゲート絶縁膜破壊防止電圧Vprtの差分の電位差以上の耐圧をゲート絶縁膜が有する必要がある。なお、以下では膜厚は全てSiO換算の膜厚であるとして説明する。パストランジスタのゲート絶縁膜のSiO換算膜厚T(SiO)は、以下のように求められる。
(式1) T(SiO)=Tox*ε(SiO)/ε
ここで、Toxはパストランジスタのゲート絶縁膜の実測膜厚であり、ε(SiO)はSiOの誘電率であり、εはパストランジスタのゲート絶縁膜の誘電率である。
データを書き込まないセルにおいて、そのセルのメモリトランジスタのソース端に接続されるビット線には書き込み防止電圧Vinhが印加される。また、パストランジスタのソース・ドレイン端にはゲート絶縁膜破壊防止電圧Vprtが印加される。すなわち、データを書き込まないセルのパストランジスタのトンネル絶縁膜にかかる電位差は、(Vinh−Vprt)となり、電界Eは、以下の式で表される。
(式2) E=(Vinh−Vprt)/T(SiO
ゲート絶縁膜が破壊される電界をEBKとすると、Eは、EBKより小さくなければならない。
(式3) E≦EBK
第2の条件として、データを書き込まないセルへの誤書き込みを防ぐために印加される書き込み防止電圧Vinhについて考察する。メモリトランジスタには、データを書き込むのにゲート絶縁膜へ印加する必要がある書き込み最低電界Elim1と、データを書き込まないときにゲート絶縁膜に印加することができる非書き込み最高電界Elim2がある。書込み防止電圧Vinhは以下の条件を満たす必要がある。
(式4) Vinh≧(Elim1−Elim2)*T
は、メモリトランジスタのゲート絶縁膜の膜厚の総和である。ポリシリコンなどの導電型浮遊ゲートを有するメモリトランジスタの場合、Tはトンネル膜の膜厚とブロック膜の膜厚の和である。窒化シリコン膜などの絶縁膜に電荷を捕獲させるメモリトランジスタの場合、Tはトンネル膜の膜厚と電荷捕獲膜の膜厚と、ブロック膜の膜厚の和である。
一般的なフラッシュメモリにおいて、Elim1とElim2の差は5MV/cm程度である。また、パストランジスタのゲート絶縁膜に高電圧が印加されるのは、メモリトランジスタに書き込みを行うときのみである。例えば、フラッシュメモリでは、書き込み時にフラッシュメモリのトンネル絶縁膜にかかる電界は20MV/cm程度である。また、高信頼なパストランジスタを実現するために、パストランジスタのゲート絶縁膜にかかる電界の上限(すなわち、ゲート絶縁膜が破壊される電界EBK)は、10MV/cmとされている。
ロジックスイッチの高速性を確保するためには、パストランジスタのゲート絶縁膜の膜厚は数nmが望ましい。一方で、メモリトランジスタのゲート絶縁膜の総和は15nm程度である。例えば、メモリトランジスタのゲート絶縁膜の膜厚の総和が13nmで、Elim1とElim2の差が5MV/cmである場合、誤書き込み防止電圧Vinhは、(式4)から6.5V以上と求められる。さらに、パストランジスタのゲート絶縁膜が3nmであった場合、誤書き込み防止電圧Vinhを6.5Vとすると、ゲート絶縁膜破壊防止電圧Vprtは(式2)から3.5V以上と求められる。このように、メモリトランジスタのゲート絶縁膜とパストランジスタのゲート絶縁膜に応じて、書き込み防止電圧Vinhとゲート絶縁膜の破壊を防止する電圧Vprtを決めることができる。
(動作モード)
図4は、プログラマブルロジックデバイス1が動作モードの時にメモリセルアレイの各配線に印加する電圧を示す図である。動作モードの時には、配線SL1とSL2に0Vを与え、セレクトゲートトランジスタSG1a、SG1b、SG2a、SG2bをオフ状態とする。そして、各セルに接続された2つのビット線の一方に0V、他方に電源電圧Vddを与える。例えば、図4では、ビット線BL1a、BL2aに0V、ビット線BL1b、BL2bに電源電圧Vddを与える。
メモリトランジスタMT1aが書き込み状態で、メモリトランジスタMT1bが消去状態の場合を例にして説明する。メモリトランジスタMT1a、MT1bのゲートに読み出し用の電圧Vread(消去状態の閾値電圧<Vread<書き込み状態の閾値電圧)を印加すると、メモリトランジスタMT1bを介して、パストランジスタPT1のゲートに電源電圧Vddが印加される。そのため、パストランジスタPT1がオン状態となる。配線Y1、Y2がプログラマブルロジックデバイス1への信号入力用の配線であり、配線X1、X2が信号出力用の配線であるとする。すると、配線Y1の入力信号が、パストランジスタPT1を介して配線X1に出力される。
(消去モード)
図5は、プログラマブルロジックデバイス1が消去モードの時にメモリセルアレイの各配線に印加する電圧を示す図である。消去モードでは、プログラマブルロジックデバイス1に含まれる全てのメモリトランジスタを消去状態にする。消去モードでは、セレクトゲートトランジスタSG1a、SG2a、SG1b、SG2bをオフ状態にする。そして、全てのワード線WL1a、WL1b、WL2a、WL2bに負の消去電圧−Vprgを印加し、全てのビット線BL1a、BL1b、BL2a、BL2bにVssの電圧を印加する。電圧Vssは、例えば0Vである。
[第2の実施形態]
図6は第2の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスを示す回路図である。プログラマブルロジックデバイス2は、2つのメモリトランジスタと1つのパストランジスタを含むセルがアレイ状に並べられる。本実施形態では、隣り合う2つのセル(第1セルと第2セル/第3セルと第4セル)でビット線を共有する。他の構成は第1の実施形態と同様である。本実施形態によれば、隣り合う2つのセルでビット線を共有するため、チップ面積を削減することができる。
(書き込みモード)
第1セルの2つのメモリトランジスタMT1a、MT1bが消去状態で、どちらか一方のメモリトランジスタ(例えば、メモリトランジスタMT1a)にデータを書き込む場合について説明する。
図7は、第1セルの一方のメモリトランジスタにデータを書き込む場合の、第1セルと第2セルの各配線に印加する電圧を示す図である。また、図8は、これらの電圧を印加するタイミングを示す図である。
まず、配線SL1とSL2に電源電圧Vddを与え、セレクトゲートトランジスタSG1a、SG1b、SG2a、SG2bをオン状態とする。そして、配線XS1、XS2、YS1、YS2からセレクトゲートトランジスタSG1a、SG1b、SG2a、SG2bを介してパストランジスタPT1〜PT4に対してゲート絶縁膜の破壊を防止する電圧Vprtを印加する。これによって、パストランジスタPT1〜PT4のソース・ドレイン端の電位を持ち上げることができる。なお、第1セルと第2セルに着目した場合、セレクトゲートトランジスタSG2aの動作は第1セルと第2セルには影響しない。しかしながら、プログラマブルロジックデバイス1に含まれるいずれかのメモリトランジスタに選択的にデータの書き込みを行う場合、全てのセレクトゲートトランジスタをオン状態にする。
その後、非選択のセルに接続されるビット線BL2a、BL2bに書き込み防止用の電圧Vinhを印加する。また、第1セルのメモリトランジスタに接続されるビット線BL1a、BL1bには、0Vを印加する。
そして最後に、データの書き込み対象であるメモリトランジスタMT1aのゲートに接続されたワード線WL1aに書き込み電圧Vprgを印加し、書き込み対象ではないメモリトランジスタMT1bのゲートに接続されたワード線WL1bにVpassを印加する。
すると、メモリトランジスタMT1aにはチャネルが形成され、このチャネルとゲートとの間に大きな電位差が生じ、FNトンネル電流によってチャネル中の電子が電荷蓄積膜に注入される。一方、第2セルのメモリトランジスタMT2aにはチャネルが形成されるが、ソース・ドレイン端に書き込み防止電圧Vinhが印加されているため、チャネルとゲートとの間にFNトンネル電流によるデータ書き込みに必要な電位差が生じない。そのため、メモリトランジスタMT2aにはデータが書き込まれない。
また、メモリトランジスタMT1b、MT2bのゲート電極は0Vであるため、チャネルとゲートとの間に電位差が生じず、メモリトランジスタMT1b、MT2bにはデータが書き込まれない。なお、書き込み防止電圧Vinhとゲート絶縁膜の破壊を防止する電圧Vprtの電圧範囲は、第1の実施形態と同様である。
ただし、本実施形態では、隣り合う2つのセルでビット線を共有するため、書き込みモードのときに、メモリトランジスタMT2bのソース端には書き込み防止電圧Vinhが印加され、ゲートにはVpassが印加される。そのため、書き込み防止電圧VinhとVpassとの電位差によってはメモリトランジスタMT2bがオン状態となる可能性がある。そのため、選択書き込みが成立する範囲が狭くなる。
(動作モード)
図9は、プログラマブルロジックデバイス2が動作モードの時にメモリセルアレイの各配線に印加する電圧を示す図である。動作モードの時には、配線SL1とSL2に0Vを与え、セレクトゲートトランジスタSG1a、SG1b、SG2a、SG2bをオフ状態とする。そして、各セルに接続された2つのビット線の一方に0V、他方に電源電圧Vddを与える。本実施形態では、2つの隣接したセルでビット線を共有するため、例えばビット線BL1aにVdd、BL2aに0V、BL2bにVddを印加する。このように各配線に電圧を印加すると、第1の実施形態と同様にプログラマブルロジックデバイス2を動作させることができる。
(消去モード)
プログラマブルロジックデバイス2が消去モードの時には、第1の実施形態と同様に、セレクトゲートトランジスタSG1a、SG2a、SG1b、SG2bをオフ状態にする。そして、全てのワード線WL1a、WL1b、WL2a、WL2bに負の消去電圧−Vprgを印加し、全てのビット線BL1a、BL2a、BL2bにVssの電圧を印加する。電圧Vssは、例えば0Vである。これによって、第1の実施形態と同様に、プログラマブルロジックデバイス2に含まれる全てのメモリトランジスタを消去状態にすることができる。
[第3の実施形態]
本実施形態のプログラマブルロジックスイッチは、1つのセルが複数のメモリトランジスタを含むメモリストリングと1つのパストランジスタとで構成される。図10は、本実施形態のプログラマブルロジックスイッチ3を示す図である。図11は、プログラマブルロジックスイッチ3の第1セルとセレクトゲートトランジスタSG1a、SG1bとを示す図である。なお、第1セル以外のセルも、第1セルと同様の構成である。
図10、図11に示すように、第1セルには、メモリストリングMS1a、MS1bが含まれる。メモリストリングMS1a、MS1bは、それぞれn個(nは2以上の整数)のメモリトランジスタを含む。これらのメモリトランジスタは、隣り合うメモリトランジスタのソース・ドレイン端同士が直列に接続される。図11の例では、メモリストリングMS1a、MS1bがそれぞれ4つずつのメモリトランジスタ(MT1a〜MT1dと、MT1e〜MT1h)が直列に接続される。メモリストリングMS1a、MS1bの一端は、ビット線BL1a、BL1bにそれぞれ接続される。また、メモリストリングMS1a、MS1bの他端は、パストランジスタPT1のゲートに接続される。
メモリストリングMS1a、MS1bは、パストランジスタPT1から同じ距離にあるメモリトランジスタが対を成す。図11では、メモリトランジスタ対MP1〜MP4を破線で囲って示している。メモリトランジスタMT1a〜MT1hのゲートは、それぞれワード線WL1a〜WL1hに接続されている。また、第1のセルと第2のセルは、ワード線WL1a〜WL1hを共有する。
本実施形態のメモリトランジスタ対は、第1および第2の実施形態の1つのセルに含まれる2つのメモリトランジスタに相当する。つまり、メモリトランジスタ対MP1〜MP4にデータを書き込む場合には、対を成すメモリトランジスタの一方が書き込み状態、他方が消去状態となるように、相補的にデータを書き込む。
(書き込みモード)
書き込みモードでは、セルのメモリトランジスタ対の中から1つを選択し、そのメモリトランジスタ対の一方にデータを書き込む。一例として、メモリトランジスタ対MP2の一方のメモリトランジスタMT1bを書き込み状態、MT1gを消去状態とする場合を用いて説明する。
図12は、書き込みモードでの各配線に印加する電圧を示す図である。本実施形態では、第1および第2の実施形態と同様に、FNトンネル電流により書き込みを行う。配線SL1とSL2に電源電圧Vddを与え、セレクトゲートトランジスタSG1a、SG1b、SG2a、SG2bをオン状態とする。そして、配線XS1、XS2、YS1、YS2からセレクトゲートトランジスタSG1a、SG1b、SG2a、SG2bを介してパストランジスタPT1〜PT4に対してゲート絶縁膜の破壊を防止する電圧Vprtを印加する。これによって、パストランジスタPT1〜PT4のソース・ドレイン端の電位を持ち上げることができる。なお、本実施形態においても、書き込みモードの時には、全てのセレクトゲートトランジスタをオン状態にし、パストランジスタにゲート絶縁膜の破壊を防止する電圧Vprtを印加する。
その後、非選択セルである第2セルに接続されるビット線BL2a、BL2bに書き込み防止用の電圧Vinhを印加する。また、第1セルのメモリトランジスタに接続されるビット線BL1a、BL1bには0Vを印加する。
メモリストリングMS1aの書き込み対象のメモリトランジスタMT1b以外のメモリトランジスタに接続されたワード線WL1a、WL1c、WL1d、には、電圧Vpass2を印加する。電圧Vpass2は、メモリトランジスタがオン状態であっても書き込みが起こらない電圧である。メモリストリングMS1bのワード線WL1e〜WL1hや、第3セル、第4セルに接続されたワード線WL2a〜WL2hには、電圧Vpassを印加する。
そして最後に、データの書き込み対象であるメモリトランジスタMT1bのゲートに接続されたワード線WL1bに書き込み電圧Vprgを印加する。これによって、メモリトランジスタMT1bにはチャネルが形成され、このチャネルとゲート間に生じる大きな電位差により、FNトンネル電流によってチャネル中の電子が電荷蓄積膜に注入される。一方、メモリストリングMS1bのメモリトランジスタのゲートには、電圧Vpassが印加されているためチャネルが形成されず、書き込みは生じない。
また、ワード線WL1bが接続された第2セルのメモリトランジスタにはチャネルが形成される。しかしながら、ソース・ドレイン端に書き込み防止電圧Vinhが印加されているため、チャネルとゲートとの間にFNトンネル電流によるデータ書き込みに必要な電位差が生じず、データが書き込まれない。
(動作モード)
図13は、プログラマブルロジックデバイス3が動作モードの時にメモリセルアレイの各配線に印加する電圧を示す図である。図13は、メモリトランジスタ対MP2を選択して動作する場合の例である。動作モードの時には、配線SL1とSL2に0Vを与え、セレクトゲートトランジスタSG1a、SG1b、SG2a、SG2bをオフ状態とする。そして、各セルに接続された2つのビット線の一方に0V、他方に電源電圧Vddを与える。
第1セルのメモリトランジスタMT1bが書き込み状態で、メモリトランジスタMT1gが消去状態の場合を例にして説明する。非選択のメモリトランジスタ対MP1、MP3、MP4に接続されたワード線WL1a、WL1c、WL1d、WL1e、WL1f、WL1hには、電圧Vpass2を印加する。そして、メモリトランジスタ対MP2に接続されたワード線WL1b、WL1gに、読み出し用の電圧Vreadを印加する。すると、メモリトランジスタMT1bはオフ状態となり、メモリトランジスタMT1gがオン状態となる。このため、パストランジスタPT1のゲートに電源電圧Vddが印加され、パストランジスタPT1がオン状態となる。これによって、配線Y1に入力された信号が、パストランジスタPT1を介して配線X1に出力される。
(消去モード)
プログラマブルロジックデバイス3が消去モードの時には、第1の実施形態と同様に、セレクトゲートトランジスタSG1a、SG2a、SG1b、SG2bをオフ状態にする。そして、全てのワード線WL1a〜WL1h、WL2a〜WL2hに負の消去電圧−Vprgを印加し、全てのビット線BL1a、BL1b、BL2a、BL2bにVssの電圧を印加する。電圧Vssは、例えば0Vである。これによって、プログラマブルロジックデバイス3に含まれる全てのメモリトランジスタを消去状態にすることができる。
[第3の実施形態の変形例]
対を成すメモリトランジスタのゲートに接続されるワード線は共通であっても良い。本変形例のプログラマブルロジックスイッチ3aを図14に示す。図15は、プログラマブルロジックスイッチ3aの第1セルとセレクトゲートトランジスタSG1a、SG1bとを示す図である。なお、第1セル以外のセルも、第1セルと同様の構成である。
図14、図15に示すように、プログラマブルロジックスイッチ3aのメモリストリングMS1a、MS1bは、制御トランジスタCT1〜CT4を有する。制御トランジスタCT1、CT4は、直列に接続されたメモリトランジスタに直列に接続され、ビット線BL1a、BL1bにそれぞれ接続される。制御トランジスタCT2、CT3は、直列に接続されたメモリトランジスタに直列に接続され、パストランジスタPT1のゲートに接続される。制御トランジスタCT2とCT3は、書き込み時にパストランジスタのゲート絶縁膜が破壊されることを防ぐために設けている。ただし、セレクトゲートトランジスタSG1a、SG1bを設けることによって、パストランジスタのゲート絶縁膜破壊を防ぐことができるため、制御トランジスタCT2とCT3は設けなくても良い。
(書き込みモード)
書き込みモードでは、セルのメモリトランジスタ対の中から1つを選択し、そのメモリトランジスタ対の一方にデータを書き込む。一例として、メモリトランジスタ対MP2の一方のメモリトランジスタMT1bを書き込み状態、MT1gを消去状態とする場合を用いて説明する。
図16は、書き込みモードでの各配線に印加する電圧を示す図である。本実施形態では、第1および第2の実施形態と同様に、FNトンネル電流により書き込みを行う。配線SL1とSL2に電源電圧Vddを与え、セレクトゲートトランジスタSG1a、SG1b、SG2a、SG2bをオン状態とする。そして、配線XS1、XS2、YS1、YS2からセレクトゲートトランジスタSG1a、SG1b、SG2a、SG2bを介してパストランジスタPT1〜PT4に対してゲート絶縁膜の破壊を防止する電圧Vprtを印加する。これによって、パストランジスタPT1〜PT4のソース・ドレイン端の電位を持ち上げることができる。なお、本実施形態においても、書き込みモードの時には、全てのセレクトゲートトランジスタをオン状態にし、パストランジスタにゲート絶縁膜の破壊を防止する電圧Vprtを印加する。
その後、非選択セルである第2セルに接続されるビット線BL2a、BL2bに書き込み防止用の電圧Vinhを印加する。また、第1セルのメモリトランジスタに接続されるビット線BL1aには0Vを印加し、ビット線BL1bには、電圧Vdd2を印加する。電圧Vdd2は、メモリストリングMS1bのメモリトランジスタへの書き込みを防止するための電圧である。メモリストリングMS1bのメモリトランジスタにワード線から書き込み電圧Vprgを印加したときに、FNトンネル電流による書き込みに必要な電位差よりも、書き込み電圧Vprgと電圧Vdd2の差が低くなるように、電圧Vdd2を設定する。
また、書き込み対象のメモリトランジスタ対以外のメモリトランジスタに接続されたワード線WL1a、WL1c、WL1dには、電圧Vpass2を印加する。電圧Vpass2は、メモリトランジスタがオン状態であっても書き込みが起こらない電圧である。
そして最後に、データの書き込み対象であるメモリトランジスタMT1bのゲートに接続されたワード線WL1bに書き込み電圧Vprgを印加する。これによって、メモリトランジスタMT1bにはチャネルが形成され、このチャネルとゲート間に生じる大きな電位差により、FNトンネル電流によってチャネル中の電子が電荷蓄積膜に注入される。一方、メモリトランジスタMT1gには、ビット線BL1bから電圧Vdd2が印加されているため、書き込みは生じない。また、データの書き込み対象以外のメモリトランジスタ対MP1、MP3、MP4のメモリトランジスタのゲートには電圧Vpass2が印加されており、電圧Vpass2は書き込み電圧Vprgよりも低い電圧であるため、書き込みは生じない。
また、ワード線WL1bが接続された第2セルのメモリトランジスタにはチャネルが形成される。しかしながら、ソース・ドレイン端に書き込み防止電圧Vinhが印加されているため、チャネルとゲートとの間にFNトンネル電流によるデータ書き込みに必要な電位差が生じず、データが書き込まれない。
(動作モード)
図17は、プログラマブルロジックデバイス3aが動作モードの時にメモリセルアレイの各配線に印加する電圧を示す図である。図17は、メモリトランジスタ対MP2を選択して動作する場合の例である。動作モードの時には、配線SL1とSL2に0Vを与え、セレクトゲートトランジスタSG1a、SG1b、SG2a、SG2bをオフ状態とする。そして、各セルに接続された2つのビット線の一方に0V、他方に電源電圧Vddを与える。
第1セルのメモリトランジスタMT1bが書き込み状態で、メモリトランジスタMT1gが消去状態の場合を例にして説明する。非選択のメモリトランジスタ対MP1、MP3、MP4に接続されたワード線WL1a、WL1c、WL1dには、電圧Vpass2を印加する。そして、メモリトランジスタ対MP2に接続されたワード線WL1bに、読み出し用の電圧Vreadを印加する。すると、メモリトランジスタMT1bはオフ状態となり、メモリトランジスタMT1gがオン状態となる。このため、パストランジスタPT1のゲートに電源電圧Vddが印加され、パストランジスタPT1がオン状態となる。これによって、配線Y1に入力された信号が、パストランジスタPT1を介して配線X1に出力される。
(消去モード)
プログラマブルロジックデバイス3aが消去モードの時には、第1の実施形態と同様に、セレクトゲートトランジスタSG1a、SG2a、SG1b、SG2bをオフ状態にする。そして、全てのワード線WL1a〜WL1d、WL2a〜WL2dに負の消去電圧−Vprgを印加し、全てのビット線BL1a、BL1b、BL2a、BL2bにVssの電圧を印加する。電圧Vssは、例えば0Vである。これによって、プログラマブルロジックデバイス3aに含まれる全てのメモリトランジスタを消去状態にすることができる。
[第4の実施形態]
図18は第4の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスを示す回路図である。プログラマブルロジックデバイス4は、2つのメモリストリングと1つのパストランジスタを含むセルがアレイ状に並べられる。本実施形態では、隣り合う2つのセル(第1セルと第2セル/第3セルと第4セル)でビット線を共有する。他の構成は第3の実施形態と同様である。本実施形態によれば、隣り合う2つのセルでビット線を共有するため、チップ面積を削減することができる。
(書き込みモード)
書き込みモードでは、セルのメモリトランジスタ対の中から1つを選択し、そのメモリトランジスタ対の一方にデータを書き込む。一例として、メモリトランジスタ対MP2の一方のメモリトランジスタMT1bを書き込み状態、MT1gを消去状態とする場合を用いて説明する。
図19は、書き込みモードでの各配線に印加する電圧を示す図である。本実施形態では、隣り合う2つのセルでビット線を共有するため、メモリストリングMS1bに接続されたビット線BL2aには、書き込み防止用の電圧Vinhが印加される。その他の配線に印加する電圧および電圧印加タイミングは第3の実施形態と同様である。メモリトランジスタMT1bは、ゲートに書き込み電圧Vprgが印加され、ソース端にビット線BL1aから0Vが印加される。これによって、メモリトランジスタMT1bにはチャネルが形成され、このチャネルとゲート間に生じる大きな電位差により、FNトンネル電流によってチャネル中の電子が電荷蓄積膜に注入される。一方、メモリストリングMS1bのメモリトランジスタのゲートには、電圧Vpassが印加されているためチャネルが形成されず、書き込みは生じない。
また、ワード線WL1bが接続された第2セルのメモリトランジスタにはチャネルが形成される。しかしながら、ソース・ドレイン端に書き込み防止電圧Vinhが印加されているため、チャネルとゲートとの間にFNトンネル電流によるデータ書き込みに必要な電位差が生じず、データが書き込まれない。
(動作モード)
図20は、プログラマブルロジックデバイス4が動作モードの時にメモリセルアレイの各配線に印加する電圧を示す図である。動作モード時には、配線SL1とSL2に0Vを与え、セレクトゲートトランジスタSG1a、SG1b、SG2a、SG2bをオフ状態とする。そして、各セルに接続された2つのビット線の一方に0V、他方に電源電圧Vddを与える。非選択のメモリトランジスタ対に接続されたワード線には、電圧Vpass2を印加する。そして、選択されたメモリトランジスタ対に接続されたワード線に、読み出し用の電圧Vreadを印加する。
本実施形態では、2つの隣接したセルでビット線を共有するため、例えばビット線BL1aにVdd、BL2aに0V、BL2bにVddを印加する。このように各配線に電圧を印加すると、第3の実施形態と同様にプログラマブルロジックデバイス4を動作させることができる。
(消去モード)
プログラマブルロジックデバイス4が消去モードの時には、第3の実施形態と同様に、セレクトゲートトランジスタSG1a、SG2a、SG1b、SG2bをオフ状態にする。そして、全てのワード線WL1a〜WL1d、WL2a〜WL2dに負の消去電圧−Vprgを印加し、全てのビット線BL1a、BL1b、BL2a、BL2bにVssの電圧を印加する。これによって、プログラマブルロジックデバイス4に含まれる全てのメモリトランジスタを消去状態にすることができる。
なお、本実施形態においても、第3の実施形態の変形例を適用して、対を成すメモリトランジスタのゲートに接続されるワード線は共通とすることができる。
[第5の実施形態]
図21は第5の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスを示す回路図である。プログラマブルロジックデバイス5は、第1の実施形態のプログラマブルロジックデバイス1からセレクトゲートトランジスタSG1a、SG1b、SG2a、SG2bを除いた構成である。ただし、プログラマブルロジックデバイス5では、パストランジスタのゲート絶縁膜をプログラマブルロジックデバイス1のパストランジスタのゲート絶縁膜よりも厚くする必要がある。
(書き込みモード)
図22は第1セルの一方のメモリトランジスタにデータを書き込む場合の、第1セルと第2セルの各配線に印加する電圧を示す図である。また、図22は、これらの電圧を印加するタイミングを示す図である。まず、第2セルのメモリトランジスタに接続されるビット線BL2a、BL2bに書き込み防止用の電圧Vinhを印加する。また、第1セルのメモリトランジスタに接続されるビット線BL1a、BL1bには、0Vを印加する。
そして、データの書き込み対象であるメモリトランジスタMT1aのゲートに接続されたワード線WL1aに書き込み電圧Vprgを印加し、書き込み対象ではないメモリトランジスタMT1bのゲートに接続されたワード線WL1bにVpassを印加する。Vpassはチャネルが形成されない程度のゲート電圧であって、例えば0Vである。
すると、メモリトランジスタMT1aにはチャネルが形成され、このチャネルとゲートとの間に大きな電位差が生じ、FNトンネル電流によってチャネル中の電子が電荷蓄積膜に注入される。一方、第2セルのメモリトランジスタMT2aにはチャネルが形成されるが、ソース・ドレイン端に書き込み防止電圧Vinhが印加されているため、チャネルとゲートとの間にFNトンネル電流によるデータ書き込みに必要な電位差が生じない。そのため、メモリトランジスタMT2aにはデータが書き込まれない。
また、メモリトランジスタMT1b、MT2bのゲート電極は0Vであるため、チャネルとゲートとの間に電位差が生じず、メモリトランジスタMT1b、MT2bにはデータが書き込まれない。
第3セルおよび第4セルは、ワード線WL2a、WL2bにVpassを印加すれば、データを書き込ませないようにすることができる。
このように、プログラマブルロジックデバイス5では、1つのセルに含まれる2つのメモリトランジスタのいずれか一方に選択的にデータの書き込みができる。そのうえ、データの書き込みが行われるメモリトランジスタと同じワード線に接続されたメモリトランジスタには、データの書き込みを行わせないことができる。
次に、書き込み防止電圧Vinhの電圧範囲と、パストランジスタのゲート絶縁膜の膜厚について説明する。
第1の条件として、パストランジスタのゲート絶縁膜破壊を防止するためには、書き込み電圧Vprgとゲート絶縁膜破壊防止電圧Vprtの差分の電位差以上の耐圧をゲート絶縁膜が有する必要がある。パストランジスタのゲート絶縁膜のSiO換算膜厚T(SiO)は、第1の実施形態にて説明した(式1)によって表される。
データを書き込まないセルにおいて、そのセルのメモリトランジスタのソース端に接続されるビット線には書き込み防止電圧Vinhが印加される。すなわち、データを書き込まないセルのパストランジスタのトンネル絶縁膜にかかる電位差は、Vinhとなり、電界Eは、以下の式で表される。
(式5) E=(Vinh)/T(SiO
ゲート絶縁膜が破壊される電界をEBKとすると、Eは、EBKより小さくなければならない。
第2の条件として、データを書き込まないセルへの誤書き込みを防ぐために印加される書き込み防止電圧Vinhについて考察する。書き込み防止電圧Vinhは、第1の実施形態にて説明した(式4)を満たす必要がある。
一般的なフラッシュメモリにおいて、書き込み最低電界Elim1と非書き込み最高電界Elim2の差は5MV/cm程度である。また、パストランジスタのゲート絶縁膜に高電圧が印加されるのは、メモリトランジスタに書き込みを行うときのみである。例えば、フラッシュメモリでは、書き込み時にフラッシュメモリのトンネル絶縁膜にかかる電界は20MV/cm程度である。また、高信頼なパストランジスタを実現するために、パストランジスタのゲート絶縁膜にかかる電界の上限(すなわち、ゲート絶縁膜が破壊される電界EBK)は、10MV/cmとされている。
ロジックスイッチの高速性を確保するためには、パストランジスタのゲート絶縁膜の膜厚は数nmが望ましい。一方で、メモリトランジスタのゲート絶縁膜の総和は15nm程度である。例えば、メモリトランジスタのゲート絶縁膜の膜厚の総和が13nmで、Elim1とElim2の差が5MV/cmである場合、誤書き込み防止電圧Vinhは、(式4)から6.5V以上と求められる。よって、パストランジスタのゲート絶縁膜破壊を防止するためには、(式2)からパストランジスタのゲート絶縁膜が6.5nm以上の膜厚が必要であると求められる。
プログラマブルロジックデバイス5の動作モードと消去モードは第1の実施形態と同様である。
[第6の実施形態]
図23は第6の実施形態に係るプログラマブルロジックデバイスを示す回路図である。プログラマブルロジックデバイス6は、2つのメモリトランジスタと1つのパストランジスタを含むセルがアレイ状に並べられる。本実施形態では、隣り合う2つのセル(第1セルと第2セル/第3セルと第4セル)でビット線を共有する。他の構成は第5の実施形態と同様である。本実施形態によれば、隣り合う2つのセルでビット線を共有するため、チップ面積を削減することができる。本実施形態によれば、図24に示すように各配線に電圧を印加すれば、第5の実施形態と同様にメモリトランジスタMT1aにデータを書き込むことができる。電圧の印加タイミングは第5の実施形態と同様である。
また、書き込み防止電圧Vinhの電圧範囲と、パストランジスタのゲート絶縁膜の膜厚も第5の実施形態と同様である。ただし、本実施形態では、隣り合う2つのセルでビット線を共有するため、書き込みモードのときに、メモリトランジスタMT2bのソース端には書き込み防止電圧Vinhが印加され、ゲートにはVpassが印加される。そのため、書き込み防止電圧VinhとVpassとの電位差によってはメモリトランジスタMT2bがオン状態となる可能性がある。そのため、選択書き込みが成立する範囲が狭くなる。
プログラマブルロジックデバイス6の動作モードと消去モードは第2の実施形態と同様である。
以上のような実施形態の構成をとることで、メモリトランジスタへの書き込み時にパストランジスタのゲート絶縁膜破壊を防ぐことができる。第1〜第4の実施形態では、セレクトゲートトランジスタを設けるが、マトリックス状のセルの各列と各行に1つずつセレクトゲートトランジスタを設ければ良いため、大幅な面積増大は生じない。
なお、上記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜変更しても良い。例えば、セレクトゲートトランジスタは、ロジックトランジスタではなく、メモリトランジスタでも良い。つまり、セルに含まれるメモリトランジスタ(MT1a、MT1bなど)と同様のトランジスタでセレクトゲートトランジスタを構成しても良い。
1、2、3、4、5、6…プログラマブルロジックデバイス、 MT1a、MT1b、MT2a、MT2b、MT3a、MT3b、MT4a、MT4b…メモリトランジスタ、 PT1、PT2、PT3、PT4…パストランジスタ、 SG1a、SG2a、SG1b、SG2b…セレクトゲートトランジスタ、 WL1a、WL1b、WL2a、WL2b…ワード線、 BL1a、BL1b、BL2a、BL2b…ビット線、 SL1、SL2、XS1、XS2、X1、X2、Y1、Y2、YS1、YS2… 配線

Claims (11)

  1. ロジックスイッチと、第1のセレクトゲートトランジスタと、第2のセレクトゲートトランジスタを有するプログラマブルロジックデバイスであって、
    前記ロジックスイッチは、
    第1の配線に接続されて信号を出力する第1の端子と、第2の配線に接続されて信号の入力を受ける第2の端子と、第3の配線に接続された第3の端子とを有する第1のメモリと、
    前記第1の配線に接続されて信号を出力する第4の端子と、第4の配線に接続されて信号の入力を受ける第5の端子と、第5の配線に接続された第6の端子とを有する第2のメモリと、
    前記第1の配線にゲートが接続され、ソース・ドレイン端がそれぞれ第6の配線と第7の配線に接続されるパストランジスタとを含み、
    前記第1のセレクトゲートトランジスタは、ソース・ドレイン端がそれぞれ第8の配線と前記第6の配線に接続され、ゲートが第9の配線に接続され、
    前記第2のセレクトゲートトランジスタは、ソース・ドレイン端がそれぞれ第10の配線と前記第7の配線に接続され、ゲートが第11の配線に接続されることを特徴とするプログラマブルロジックデバイス。
  2. 前記第1のメモリは、電荷を蓄積する絶縁膜を有し、前記第1の端子、前記第2の端子、前記第3の端子がそれぞれドレイン、ソース、ゲートであるメモリトランジスタであり、
    前記第2のメモリは、電荷を蓄積する絶縁膜を有し、前記第4の端子、前記第5の端子、前記第6の端子がそれぞれドレイン、ソース、ゲートであるメモリトランジスタであることを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルロジックデバイス。
  3. 前記第1のメモリを書き込み状態にする場合には、前記第3の配線に書き込み電圧を印加し、前記第5の配線に前記書き込み電圧よりも低い第1の電圧を印加することを特徴とする請求項1または2に記載のプログラマブルロジックデバイス。
  4. 前記ロジックスイッチを複数有し、前記複数のロジックスイッチのうちの第1のロジックスイッチの第3の配線と第5の配線は、第2のロジックスイッチは第3の配線と第5の配線と接続され、
    前記ロジックスイッチのうちの第1のロジックスイッチにデータを書き込む場合には、前記第1のセレクトゲートトランジスタと前記第2のセレクトゲートトランジスタをオン状態にして前記第6の配線と前記第7の配線に第2の電圧を印加し、
    前記第2のロジックスイッチの前記第2の配線と前記第4の配線に第3の電圧を印加することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプログラマブルロジックデバイス。
  5. 前記パストランジスタのゲート絶縁膜のSiO換算膜厚の総和をT(SiO)、前記第2の電圧をVprt、前記第3の電圧をVinhとすると、Vprt≧Vinh−10(MV/cm)×T(SiO)を満たすことを特徴とする請求項4に記載のプログラマブルロジックデバイス。
  6. 前記ロジックスイッチのデータを消去する場合には、前記第1のセレクトゲートトランジスタと前記第2のセレクトゲートトランジスタをオフ状態にして、前記第3の配線と前記第5の配線に消去電圧を印加し、前記第2の配線と前記第4の配線に第4の電圧を印加することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のプログラマブルロジックデバイス。
  7. 前記ロジックスイッチを動作させる場合には、前記第1のセレクトゲートトランジスタと前記第2のセレクトゲートトランジスタをオフ状態にして、前記第3の配線と前記第5の配線に読み出し電圧を印加し、前記第2の配線と前記第4の配線の一方に第5の電圧、他方に接地電圧を印加することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のプログラマブルロジックデバイス。
  8. ロジックスイッチと、第1のセレクトゲートトランジスタと、第2のセレクトゲートトランジスタを有するプログラマブルロジックデバイスであって、
    前記ロジックスイッチは、
    直列に接続された複数のメモリトランジスタを含み、一端が第1の配線に接続され、他端が第2の配線に接続された第1のメモリストリングと、
    前記第1のメモリストリングの複数のメモリトランジスタと相補的なデータを記憶する複数の直列に接続されたメモリトランジスタを含み、一端が前記第1の配線に接続され、他端が第4の配線に接続された第2のメモリストリングと、
    前記第1の配線にゲートが接続され、ソース・ドレイン端がそれぞれ第6の配線と第7の配線に接続されるパストランジスタとを含み、
    前記第1のセレクトゲートトランジスタは、ソース・ドレイン端がそれぞれ第8の配線と前記第6の配線に接続され、ゲートが第9の配線に接続され、
    前記第2のセレクトゲートトランジスタは、ソース・ドレイン端がそれぞれ第10の配線と前記第7の配線に接続され、ゲートが第11の配線に接続されることを特徴とするプログラマブルロジックデバイス。
  9. 前記ロジックスイッチを複数有し、前記複数のロジックスイッチのうちの第1のロジックスイッチの第2の配線と第4の配線は、第2のロジックスイッチは第2の配線と第4の配線と接続され、
    前記ロジックスイッチのうちの第1のロジックスイッチにデータを書き込む場合には、前記第1のセレクトゲートトランジスタと前記第2のセレクトゲートトランジスタをオン状態にして前記第6の配線と前記第7の配線に第2の電圧を印加し、
    前記第1のロジックスイッチのメモリトランジスタのゲートに接続された第2のロジックスイッチの前記第2の配線と前記第4の配線に第3の電圧を印加することを特徴とする請求項8に記載のプログラマブルロジックデバイス。
  10. 前記ロジックスイッチを複数有し、前記複数のロジックスイッチのうちの第1のロジックスイッチの第2の配線と第4の配線は、第2のロジックスイッチは第2の配線と第4の配線と接続され、行方向に隣り合う2つのロジックスイッチは、一方のロジックスイッチの第4の配線と他方のロジックスイッチの第2の配線が接続されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載のプログラマブルロジックデバイス。
  11. 複数のロジックスイッチを有するプログラマブルロジックデバイスであって、
    前記ロジックスイッチのそれぞれは、
    第1の配線に接続されて信号を出力する第1のドレインと、第2の配線に接続されて信号の入力を受ける第1のソースと、第3の配線に接続された第1のゲートとを有する第1のメモリトランジスタと、
    前記第1の配線に接続されて信号を出力する第2のドレインと、第4の配線に接続されて信号の入力を受ける第2のソースと、第5の配線に接続された第2のゲートとを有する第2のメモリトランジスタと、
    前記第1の配線に第3のゲートが接続され、第3のソース・ドレインがそれぞれ第6の配線と第7の配線に接続されるパストランジスタとを含み、
    複数前記ロジックスイッチのうちの第1のロジックスイッチにデータを書き込む場合には、前記第1のロジックスイッチの前記第3の配線および前記第5の配線に接続された第2のロジックスイッチの前記第2の配線と前記第4の配線に第6の電圧を印加し、前記パストランジスタのゲート絶縁膜のSiO換算膜厚の総和をT(SiO)、前記第6の電圧をVinhとすると、Vinh≦10(MV/cm)×T(SiO)を満たすことを特徴とするプログラマブルロジックデバイス。
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