JP5072301B2 - 半導体集積回路装置及びその動作方法 - Google Patents

半導体集積回路装置及びその動作方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体集積回路装置及びその動作方法に関し、特に、多値データを記憶するメモリセルを含む半導体集積回路装置及びその動作方法に関する。
情報を電気的に一括消去・再書き込み可能であり、かつ電源が供給されなくても書き込まれた情報が保持される不揮発性半導体記憶装置は、近年、特に携帯機器を中心に広く利用されている。このような、不揮発性半導体記憶装置は、絶縁膜で囲まれた微小な浮遊電極(浮遊ゲート)を持つ記憶用MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタと、データ入出力の配線などで構成され、浮遊電極に電荷を蓄積して記憶を保持する。
近年、不揮発性半導体記憶装置は微細化が進み、隣り合うメモリセルの間隔が非常に狭まってきている。セル間の間隔が狭くなると、隣り合うセルにおける浮遊ゲート間容量が大きくなり、先に書き込んだセルのしきい値が、後に書き込んだ隣のセルとの浮遊電極間容量の影響を受け変動しやすくなる。特に、1つのセルに多値データを記憶する多値メモリ(例えば特許文献1)は、複数のしきい値を有するため、1データあたりのしきい値分布を非常に狭く制御する必要があり、隣のセルの蓄積電荷に応じてしきい値が変動するという問題が起こりやすい。
特開2004−192789号公報
本発明は、隣り合うメモリセルの浮遊電極間容量による多値セルのしきい値変動を抑制する半導体集積回路装置及びその動作方法を提供する。
本発明の一態様によれば、m値(mは2以上の自然数)のデータを記憶する浮遊ゲート型の第1のメモリセルと、前記第1のメモリセルに挟まれ隣り合わないように分離して配置され、n値(nはmより大きい自然数)のデータを記憶する浮遊ゲート型の第2のメモリセルと、が混在して並べられたメモリセルアレイと、先に前記第1のメモリセルにデータを書き込んだ後に前記第2のメモリセルにデータを書き込む制御回路と、を備え、前記第1のメモリセルと、前記第2のメモリセルと、は、ビット線とソース線との間で直列接続された部分で交互に並んでいることを特徴とする半導体集積回路装置が提供される。
また、本発明の他の一態様によれば、m値(mは2以上の自然数)のデータを記憶する浮遊ゲート型の第1のメモリセルと、前記第1のメモリセルに挟まれ隣り合わないように分離して配置され、n値(nはmより大きい自然数)のデータを記憶する浮遊ゲート型の第2のメモリセルと、が混在して並べられたメモリセルアレイであって、前記第1のメモリセルと、前記第2のメモリセルと、が、ビット線とソース線との間で直列接続された部分で交互に並んでいるメモリセルアレイにデータを書き込む際に、先に前記第1のメモリセルにデータを書き込んだ後に前記第2のメモリセルにデータを書き込むことを特徴とする半導体集積回路装置の動作方法が提供される。

本発明によれば、隣り合うメモリセルの浮遊電極間容量による多値セルのしきい値変動を抑制する半導体集積回路装置及びその動作方法が提供される。
図2は、本発明の実施形態に係る半導体集積回路装置としての不揮発性半導体記憶装置の構成を表すブロック図である。
本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、メモリセルアレイ11と、ロウデコーダ13と、カラムデコーダ14と、データ保持回路15と、データ入出力バッファ16と、制御回路12と、を備えている。
図3は、本発明の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置におけるメモリセルアレイ11の回路構成を表す模式図である。
図1は、そのメモリセルアレイ11における要部のセル配列を表す模式図である。
メモリセルアレイ11は、複数のメモリセルMC1、MC2と、複数のビット線BLと、複数のワード線WLと、共通ソース線SLと、を有する。メモリセルアレイ11には、互いに記憶ビット数の異なる第1のメモリセルMC1と、第2のメモリセルMC2とが混在して配置されている。これらメモリセルMC1、MC2は、マトリクス状に配置されている。
第1のメモリセルMC1及び第2のメモリセルMC2は共に、チャネルと制御電極(コントロールゲート)との間に浮遊電極を設けた浮遊ゲート型のメモリセルである。図1に表すように、例えばシリコンなどの半導体層2にドレイン/ソース領域3が形成され、この上に絶縁膜を介して浮遊電極5が設けられている。浮遊電極5の上に絶縁膜を介して制御電極10が設けられている。浮遊電極5は、絶縁膜によって囲まれて、電気的にどこにも接続されていない。
本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、例えばNAND型フラッシュメモリであり、メモリセルアレイ11は、複数のNANDセル列を有する。1つのNANDセル列は、ビット線BLとソース線SLとの間で直列接続された複数のメモリセルMC1、MC2と、を有する。NANDセル列におけるメモリセルMC1、MC2は、隣り合うメモリセル間でドレイン/ソース領域3を共有して直列接続されている。
各NANDセル列の一端と他端には、それぞれ、選択トランジスタST1、ST2が接続されている。選択トランジスタST1は、共通のソース線SLに接続されている。選択トランジスタST2は、複数のビット線BLのうち対応するものに接続されている。選択トランジスタST1のゲートは、セレクト線SG1に接続されている。選択トランジスタST2のゲートは、セレクト線SG2に接続されている。
各メモリセルMC1、MC2の制御電極(コントロールゲート)は、複数のワード線WLのうち対応するものに接続されている。1つのワード線WLに対して、各NAND列の対応するメモリセルMC1、MC2が共通に接続され、1ページpgが構成される。例えば、その1ページpg単位で同時にデータ書き込みが行われる。
再び図2を参照して説明すると、ロウデコーダ13は、メモリセルアレイ11中のワード線WLを選択し、選択されたワード線WLに、読み出し、書き込みあるいは消去に必要な電圧を印加する。
データ保持回路15は、メモリセルアレイ11からのデータ読み出し時には、ビット線BLを介して読み出されるデータを一時的に保持し、メモリセルアレイ11に対するデータ書き込み時には、書き込みデータを一時的に保持し、ビット線BLを介してメモリセルアレイ11に供給する。
データ保持回路15には、データ入出力バッファ16とカラムデコーダ14が接続されている。データ読み出し時には、データ保持回路15で保持されている読み出しデータのうち、カラムデコーダ14の出力に応じて選択されたデータのみがデータ入出力バッファ16を介して外部に読み出され、データ書き込み時には、データ入出力バッファ16を介して外部から供給される書き込みデータが、カラムデコーダ14の出力に応じて選択されたデータ保持回路15内のラッチ回路に保持される。
メモリセルアレイ11、ロウデコーダ13、カラムデコーダ14、データ保持回路15、データ入出力バッファ16は、制御回路12に接続されている。制御回路12は、外部からのコマンドをデコードして各種制御信号を出力する。制御回路12から出力される制御信号に基づいて、メモリセルアレイ11、ロウデコーダ13、カラムデコーダ14、データ保持回路15、データ入出力バッファ16などの動作が制御される。
各NANDセル列には、図1に表すように、第1のメモリセルMC1と、第2のメモリセルMC2とが、交互に並んで直列接続されている。第1のメモリセルMC1は、m値(mは2以上の自然数)のデータを記憶する。第2のメモリセルMC2は、n値(nはmより大きい自然数)のデータを記憶する。例えば、第1のメモリセルMC1は、2値(1ビット)データを記憶し、第2のメモリセルMC2は、4値(2ビット)データを記憶する。
図4は、第1のメモリセルMC1に、2値(1ビット)の論理データ("0"、"1")を記憶させる場合の、しきい値分布を表す図である。
図5は、第2のメモリセルMC2に、4値(2ビット)の論理データ("01"、"00"、"10"、"11")を記憶させる場合の、しきい値分布を表す図である。
図4、5において、縦軸がしきい値Vthを表し、横軸はそれぞれのしきい値にあるメモリセルの頻度を表す。
各NANDセル列における記憶データの合計ビット数が2のi乗(iは2以上の自然数)になるように、各NANDセル列で直列接続された第1のメモリセルMC1及び第2のメモリセルMC2の数(ワード線WLの本数)が設定されている。例えば、各NANDセル列における記憶ビット数が、32ビット、64ビット、または128ビットになるように、第1のメモリセルMC1及び第2のメモリセルMC2の数が設定されている。したがって、この条件を満足させるために、各NANDセル列において、第1のメモリセルMC1と第2のメモリセルMC2とが必ずしも交互に並ばない部分(第1のメモリセルMC1が2つ続く部分、または第2のメモリセルMC2が2つ続く部分)が一部存在することがあり得る。
不揮発性半導体装置は、量子力学的トンネル現象により半導体層2のチャネルから浮遊電極5に電子を注入することで浮遊電極5に電子を蓄積し、その浮遊電極5内に蓄積された電子の量によって、メモリセルトランジスタのしきい値(電圧)Vthがシフトし、それによって論理データを記憶する。素子の微細化が進んで、隣り合う浮遊電極5間の距離が小さくなると、浮遊電極間容量が増大する問題がある。
図7は、例えば4値セルにおける隣り合う浮遊電極5間の容量結合を説明するための模式図である。
図7(a)の状態から(b)の状態へと書き込みが行われていく場合において、隣り合う浮遊電極5間の距離が小さくなると、例えば先にデータ"10"が書き込まれてそのデータを保持している浮遊電極5のしきい値が、次に例えばデータ”01”が書き込まれた隣の浮遊電極5の電荷の影響を受けて変動することが起こり得る。
これによって、本来は図5において実線で示される範囲に設定されるべきデータ"10"のしきい値分布が、2点鎖線で示すようにシフトして、データ"00"のしきい値分布との間隔が狭まり、デバイスの信頼性を低下させる要因となり得る。
NAND型フラッシュメモリでは、書き込みの前、一括消去動作により、全メモリセルが消去状態(”1”または”11”)になっている。すなわち、浮遊電極5から電子が抜き取られ、全てのメモリセルは、しきい値が例えばマイナス1V以下になる。そして、”1”または”11”を書き込むときにはメモリセルの状態を変えず、”0”、”10”、”00”または”01”を書き込むときのみ浮遊電極5に電子を注入し、しきい値を所望の範囲に設定し、データを書き込む。
隣り合うメモリセル間において、先にデータが書き込まれたメモリセルの方が、隣のメモリセルとの浮遊電極間容量によるしきい値変動の影響を受ける。データ書き込み時には、しきい値をモニタしながら書き込むので、データを書き込んでいるメモリセルについては、隣のメモリセルから浮遊電極間容量の影響を受けても、所望のしきい値分布に設定することができる。すなわち、隣り合うメモリセル間において、後にデータ書き込みを行うメモリセルは、先にデータ書き込みが行われた隣のメモリセルから浮遊電極間容量の影響を受けても、しきい値をモニタリングしながらのデータ書き込みによって、所望のしきい値分布に設定することができる。
本実施形態では、多値(4値)データの書き込みを行う第2のメモリセルMC2を、2値データの書き込みを行う第1のメモリセルMC1で挟んで、第2のメモリセルMC2が隣り合わないように第2のメモリセルMC2どうしを分離して配置すると共に、データ書き込み時、制御回路12は、第1のメモリセルMC1へのデータ書き込みを先に行った後で、第2のメモリセルMC2へのデータ書き込みを行うように構成している。したがって、第2のメモリセルMC2についてしきい値をモニタしながら書き込んだ後には、隣の第1のメモリセルMC1には書き込みは行われないため、第2のメモリセルMC2の書き込みの後に、隣の第1のメモリセルMC1の書き込みが行われることによる第2のメモリセルMC2のしきい値分布の変動を抑えることができる。すなわち、第2のメモリセルMC2の書き込み時に設定された所望のしきい値分布を安定して保持することができる。
先に書き込まれる第1のメモリセルMC1は、第2のメモリセルMC2の書き込み時に浮遊電極間容量の影響を受け、第1のメモリセルMC1に設定保持されたしきい値が変動するが、2値セルである第1のメモリセルMC1は、書き込み状態のしきい値分布(図4)を、4値セルである第2のメモリセルMC2の書き込み状態のしきい値分布(図5)よりも広く取ることができるので、多少しきい値分布が変動したとしても、読み書きの動作に深刻な影響を与えない。
以上説明したように、本実施形態によれば、2値セルである第1のメモリセルMC1と、多値セルである第2のメモリセルMC2とを混在させることで、2値セルのみのメモリセルアレイよりも記憶容量を大きくでき、なおかつ、書き込み状態におけるしきい値分布が2値セルに比べて狭い多値セルに生じやすい問題(浮遊電極間容量によるしきい値変動)を抑制して、信頼性を確保できる。
前述した具体例において、多値データ記憶セルである第2のメモリセルMC2は4値データを記憶するメモリセルとしたが、4値に限らず、3値あるいは5値以上のデータを記憶するメモリセルであってもよい。
また、例えば、第1のメモリセルMC1が4値セル、第2のメモリセルがMC2が8値セルという組み合わせ、第1のメモリセルMC1が2値セル、第2のメモリセルがMC2が8値セルという組み合わせ、の場合にも、本発明は有効である。
すなわち、m値セル(mは2以上の自然数)より大きな記憶容量を持つn値セル(nはmより大きい自然数)を、このn値セルより記憶容量は小さいが書き込み状態におけるしきい値分布が広いm値セルで挟んで、n値セルが隣り合わないようにn値セルどうしを分離して配置すると共に、m値セルへのデータ書き込みを先に行った後で、n値セルへのデータ書き込みを行うようにすることで、m値セルのみのメモリセルアレイよりも記憶容量を大きくでき、なおかつ、n値セルのみのメモリセルアレイに生じやすい問題(浮遊電極間容量によるしきい値変動)を抑制して、信頼性を確保できる。
図6は、NANDセル列におけるセル配列の他の具体例を表す模式図である。
本具体例では、第2のメモリセル(多値セル)MC2を2つの第1のメモリセル(2値セル)MC1で挟んでなる3つのメモリセルを1つのユニットとして、このユニットを、NANDセル列方向(直列接続方向)に繰り返して配列している。
本具体例においても、2値セルより大きな記憶容量を持つ多値セルを、多値セルより記憶容量は小さいが書き込み状態におけるしきい値分布が広い2値セルで挟んで、多値セルが隣り合わないように多値セルどうしを分離して配置すると共に、2値セルへのデータ書き込みを先に行った後で、多値セルへのデータ書き込みを行うようにすることで、2値セルのみのメモリセルアレイよりも記憶容量を大きくでき、なおかつ、多値セルのみのメモリセルアレイに生じやすい問題(浮遊電極間容量によるしきい値変動)を抑制して、信頼性を確保できる。
ただし、本具体例では、多値セルの間に2つの2値セルが配置されることになり、多値セルの間に1つの2値セルが配置される前述した図1に表される具体例の方が、同じビット数とした場合のメモリセルアレイサイズを小さくできる。あるいは、図1の構造と、図6の構造とで、メモリセルアレイのサイズを同じとした場合、図1の構造の方が記憶容量を大きくできる。
第1のメモリセルMC1と、第2のメモリセルMC2とが交互に並んだ部分における、それら第1のメモリセルMC1と第2のメモリセルMC2とは、ビット線に対して並列接続された構造であってもよい。
また、図8は、ワード線WL(制御電極10)の延在方向における、セルアレイ要部の断面構造を表す模式図である。
この図8に表されるように、ワード線WL延在方向に、第1のメモリセルMC1と第2のメモリセルMC2とが、交互に並ぶ構造であってもよい。ワード線延在方向で隣り合うセル間は、素子分離絶縁層8で絶縁分離されている。
この図8に表すセル列の書き込み時、前述した制御回路12は、第1のメモリセルMC1へのデータ書き込みを先に行った後で、第2のメモリセルMC2へのデータ書き込みを行う。
第1のメモリセルMC1(2値セル)の書き込み時、第2のメモリセルMC2(4値セル)の選択トランジスタはオフにされ、その第2のメモリセルMC2のチャネル電位が上がって、第2のメモリセルMC2の浮遊電極5にチャネルから電子が注入されない、すなわち書き込まれない。第2のメモリセルMC2の書き込み時には、第1のメモリセルMC1の選択トランジスタはオフにされ、その第1のメモリセルMC1のチャネル電位が上がって、第1のメモリセルMC1の浮遊電極5にチャネルから電子が注入されない、すなわち書き込まれない。このようにして、ワード線WLを共通にするメモリセル間においても、選択的に書き込みを行うことができる。
本具体例においても、第2のメモリセルMC2についてしきい値をモニタしながら書き込んだ後には、隣の第1のメモリセルMC1には書き込みは行われないため、第2のメモリセルMC2の書き込みの後に、隣の第1のメモリセルMC1の書き込みが行われることによる第2のメモリセルMC2のしきい値分布の変動を抑えることができる。すなわち、第2のメモリセルMC2の書き込み時に設定された所望のしきい値分布を安定して保持することができる。
先に書き込まれる第1のメモリセルMC1は、第2のメモリセルMC2の書き込み時に浮遊電極間容量の影響を受け、第1のメモリセルMC1に設定保持されたしきい値が変動するが、2値セルである第1のメモリセルMC1は、書き込み状態のしきい値分布を、4値セルである第2のメモリセルMC2の書き込み状態のしきい値分布よりも広く取ることができるので、多少しきい値分布が変動したとしても、読み書きの動作に深刻な影響を与えない。
本発明の実施形態に係る半導体集積回路装置におけるメモリセルアレイ要部のセル配列を表す模式図である。 本発明の実施形態に係る半導体集積回路装置の構成を表すブロック図である。 本発明の実施形態に係る半導体集積回路装置におけるメモリセルアレイの回路構成を表す模式図である。 第1のメモリセルに、2値(1ビット)の論理データ("0"、"1")を記憶させる場合の、しきい値分布を表す図である。 第2のメモリセルに、4値(2ビット)の論理データ("01"、"00"、"10"、"11")を記憶させる場合の、しきい値分布を表す図である。 本発明の他の実施形態に係る半導体集積回路装置におけるメモリセルアレイ要部のセル配列を表す模式図である。 4値セルにおける隣り合う浮遊電極間の容量カップリングを説明するための模式図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る半導体集積回路装置におけるメモリセルアレイ要部のセル配列を表す模式図である。
符号の説明
3…ドレイン/ソース領域、5…浮遊電極、8…素子分離絶縁層、10…制御電極、11…メモリセルアレイ、12…制御回路、13…ロウデコーダ、14…カラムデコーダ、15…データ保持回路、16…データ入出力バッファ

Claims (5)

  1. m値(mは2以上の自然数)のデータを記憶する浮遊ゲート型の第1のメモリセルと、前記第1のメモリセルに挟まれ隣り合わないように分離して配置され、n値(nはmより大きい自然数)のデータを記憶する浮遊ゲート型の第2のメモリセルと、が混在して並べられたメモリセルアレイと
    先に前記第1のメモリセルにデータを書き込んだ後に前記第2のメモリセルにデータを書き込む制御回路と、
    を備え
    前記第1のメモリセルと、前記第2のメモリセルと、は、ビット線とソース線との間で直列接続された部分で交互に並んでいることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記ビット線と前記ソース線との間で直列接続された部分における記憶データの合計ビット数が2のi乗(iは2以上の自然数)になるように、前記直列接続された前記第1のメモリセル及び前記第2のメモリセルの数が設定されていることを特徴とする請求項記載の半導体集積回路装置。
  3. m値(mは2以上の自然数)のデータを記憶する浮遊ゲート型の第1のメモリセルと、
    前記第1のメモリセルに挟まれ隣り合わないように分離して配置され、n値(nはmより大きい自然数)のデータを記憶する浮遊ゲート型の第2のメモリセルと、が混在して並べられたメモリセルアレイと、
    先に前記第1のメモリセルにデータを書き込んだ後に前記第2のメモリセルにデータを書き込む制御回路と、
    を備え、
    前記第1のメモリセルと前記第2のメモリセルとは、ワード線の設けられた方向において、互いを絶縁する領域をそれらの間に挟み、交互に並んでいることを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 前記第1のメモリセルは2値データを記憶し、前記第2のメモリセルは3値以上の多値データを記憶することを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の半導体集積回路装置。
  5. m値(mは2以上の自然数)のデータを記憶する浮遊ゲート型の第1のメモリセルと、前記第1のメモリセルに挟まれ隣り合わないように分離して配置され、n値(nはmより大きい自然数)のデータを記憶する浮遊ゲート型の第2のメモリセルと、が混在して並べられたメモリセルアレイであって、前記第1のメモリセルと、前記第2のメモリセルと、が、ビット線とソース線との間で直列接続された部分で交互に並んでいるメモリセルアレイにデータを書き込む際に、先に前記第1のメモリセルにデータを書き込んだ後に前記第2のメモリセルにデータを書き込むことを特徴とする半導体集積回路装置の動作方法。
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