JP2003022687A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2003022687A
JP2003022687A JP2001207913A JP2001207913A JP2003022687A JP 2003022687 A JP2003022687 A JP 2003022687A JP 2001207913 A JP2001207913 A JP 2001207913A JP 2001207913 A JP2001207913 A JP 2001207913A JP 2003022687 A JP2003022687 A JP 2003022687A
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memory
cell
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不揮発性半導体記憶装置の信頼性を改善しか
つメモリアレイの占有面積を低減する。 【解決手段】 1つのメモリセルが1ビットのデータを
記憶する2値モードメモリセルと1つのメモリセルが多
ビットデータを記憶する多値モードメモリセルを、それ
ぞれ構成するアドレス領域を固定的に定める。これらの
アドレス領域が固定的に定められるため、2値モードメ
モリセルおよび多値モードメモリセルを、それぞれ個々
に最適化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、特に、データを不揮発的に記憶する不揮発性半
導体記憶装置に関する。より特定的には、この発明は、
面積利用効率に優れた不揮発性半導体記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の1つの種類として、不
揮発性的に情報を記憶する不揮発性半導体記憶装置があ
る。この不揮発性半導体記憶装置の1つとして、電気的
にデータの書込および消去を行なうことのできるフラッ
シュEEPROM(電気的に書込消去可能な読出専用メ
モリ;以下フラッシュメモリと称す)がある。
【0003】図12は、従来のフラッシュEEPROM
のメモリセルの構造の一例を概略的に示す図である。図
12において、メモリセルは、半導体基板領域SUB上
に間をおいて形成される不純物領域SRおよびDRと、
これらの不純物領域SRおよびDRの間の領域上に図示
しない絶縁膜を介して形成されるフローティングゲート
FGと、フローティングゲートFG上にこのフローティ
ングゲートFGと対向して配置されるコントロールゲー
トCGとを含む。
【0004】不純物領域SRおよびDRは、それぞれソ
ース領域およびドレイン領域として機能する。この不揮
発メモリセルは、コントロールゲートとフローティング
ゲートとを有する積層型電界効果トランジスタで構成さ
れる。この不揮発性メモリセルにおいては、フローティ
ングゲートFGに蓄積される電荷(電子)の量に応じて
そのしきい値電圧を変更し、そのしきい値電圧が基準電
圧よりも高いか否かに応じてデータを記憶する。
【0005】このフローティングゲートFGに対し電荷
注入する動作および電荷を引抜く動作は、フラッシュメ
モリセルの周辺回路の構成により、その名称が異なる。
1つの不揮発性半導体記憶装置においては、フローティ
ングゲートFGから電荷を引抜いた状態を書込状態(プ
ログラム状態)と称しかつ、フローティングゲートFG
へ電荷を注入した状態を消去状態と称す。別の不揮発性
半導体記憶装置においては、フローティングゲートFG
から電荷を引抜いた状態を消去状態と称し、このフロー
ティングゲートFGに電荷を注入した状態を書込状態
(プログラム状態)と称す。
【0006】いずれのメモリセルの構成においても、フ
ローティングゲートの蓄積電荷量に応じてデータを記憶
する点については相違がない。
【0007】図13は、不揮発性メモリセルの記憶デー
タの分布を概略的に示す図である。図13においては、
不揮発性メモリセルのしきい値電圧Vthを縦軸に示
し、横軸に、メモリセルの数(ビット数)を示す。
【0008】半導体基板領域SUBがP型基板領域であ
り、この不揮発性メモリセルが、nチャネル電界効果ト
ランジスタで構成される場合、フローティングゲートF
Gに蓄積される電子の量が増加すれば、そのしきい値電
圧Vthが増加する。このフローティングゲートFGに
蓄積される電荷量に応じて、メモリセルのしきい値電圧
Vthの分布領域を、基準電圧VREFよりも高い領域
RAおよびこの基準電圧VREFよりも低い領域RBに
分割する。この不揮発性メモリセルが、領域RAに存在
するか、領域RBに存在するかに従って、異なる論理レ
ベルのデータを記憶することができる。
【0009】たとえば、コントロールゲートCGに基準
電圧VREFを与えたときに、この不揮発性メモリセル
の不純物領域DRおよびSRの間に電流が流れるか否か
に応じて、この不揮発性メモリセルが、領域RAおよび
RBのいずれに存在するかを識別することができる。す
なわち、不揮発メモリセルが、領域RAに存在する場合
には、コントロールゲートに基準電圧VREFを印加し
ても、チャネルは形成されず、不純物領域SRおよびD
R間に電流は流れない。一方、この不揮発メモリセルが
領域RBに存在する場合には、コントロールゲートCG
に基準電圧を印加した場合には、不純物領域SRおよび
DR間にチャネルが形成されて電流が流れる。
【0010】すなわち、この不揮発性メモリセルは、そ
のしきい値電圧が、基準電圧VREFよりも高いか低い
かに応じて、異なる論理レベルのデータを記憶し、した
がって、この不揮発性メモリセルは、1ビットの2値デ
ータを記憶する。
【0011】図14は、メモリセルの記憶データの他の
分布を示す図である。この図14に示すしきい値電圧の
分布において、メモリセルのしきい値電圧Vthが、基
準電圧VREF1−VREF3により、4つの領域RG
0−RG3に区分される。不揮発性メモリセルのしきい
値電圧Vthが、この領域RG0−RG3のいずれの領
域に存在するかに応じて、その記憶データが異なる。し
たがって、この図14に示すしきい値電圧分布において
は、不揮発性メモリセルは、4つの状態の1つをとるこ
とができ、これらの領域RG0−RG3を、たとえば、
データ“0”、“1”、“2”および“3”に対応させ
ることにより、この不揮発性メモリセルは、4値データ
を記憶することができる。したがって、この図14に示
すしきい値電圧分布を有する不揮発性半導体記憶装置
は、1セル当たり2ビットのデータを記憶することがで
きる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】4値などの多値データ
を1つのメモリセルで記憶する場合、2値データを記憶
する場合に比べて、1つのメモリセルが複数ビットのデ
ータを記憶することができるため、メモリセルの数を低
減でき、応じてメモリアレイの占有面積を低減すること
ができる。しかしながら、多値データの書込/読出を行
なう場合、3段階の基準電圧VREF1−VREF3そ
れぞれとこのメモリセルのしきい値電圧Vthとを比較
して、データの書込/読出を行なう必要があり、したが
って、少なくともコントロールゲートCGに印加される
電圧を、この記憶データにおいて3段階に切換える必要
がある。したがって、2値データを記憶する不揮発性メ
モリセル(以下2値モードメモリセルと称す)に比べ
て、この多値データを記憶する不揮発性メモリセル(以
下、多値モードメモリセルと称す)のデータの書込およ
び読出時間が長くなり、応じてアクセス時間が長くなる
という問題が生じる。
【0013】また、多値モードメモリセルおよび2値モ
ードメモリセルを同一メモリアレイに形成し、データの
信頼性の改善およびメモリアレイの占有面積の低減を意
図する構成が、たとえば特開2001−6374号公
報、および特開平11−345491号公報に示されて
いる。
【0014】しかしながら、これらの先行技術において
は、同一メモリアレイ内に多値モードメモリセルと2値
モードメモリセルとを形成しており、同一製造条件下で
これらのメモリセルを製造している。したがって、2値
モードメモリセルに要求されるトランジスタ特性および
多値モードメモリセルに要求されるトランジスタ特性を
互いに異ならせることができず、2値モードメモリセル
および多値モードメモリセルの信頼性を確保するのが困
難となるという問題が生じる。
【0015】すなわち、多値モードメモリセルの場合、
一般に、ハードディスクとの置換が意図されており、仕
様により書換回数が2値モードメモリセルよりも多いこ
とが要求される。データの書込時において多値モードメ
モリセルに対し書込パルスおよび消去パルスを印加する
回数/時間が2値モードメモリセルに比べて増大するた
め、このデータ書込時の不揮発性メモリセルとゲート絶
縁膜(またはトンネル絶縁膜)に対する電圧ストレス
が、2値モードメモリセルのそれよりも増大する。した
がって、これらの2値モードメモリセルおよび多値モー
ドメモリセルを同一製造条件で製造した場合、多値モー
ドメモリセルの書換回数が多くなると、この記憶データ
の信頼性が低下するという問題が生じる。
【0016】また、この2値モードメモリセルの特性を
多値モードメモリセルの特性に合わせた場合、ゲート絶
縁膜の信頼性が必要以上に高くなり、応じて、ゲート絶
縁膜の膜厚などが厚くされ、2値モードメモリセルのア
クセス時間が長くなるという問題が生じる。
【0017】また、2値モードメモリセルの書込/消去
時の1回の動作での電荷の移動量と多値モードメモリセ
ルの書込/消去時の1回の動作サイクルにおける電荷移
動量が異なり、また読み出し時においても選択ワード線
(コントロールゲート)に印加される電圧が異なるた
め、これらの多値メモリセルおよび2値メモリセルのア
クセス制御を同一の制御回路で行った場合、制御回路の
負荷が大きくなるという問題が生じる。
【0018】また、多値モードメモリセルの場合、同一
記憶容量の記憶装置を実現するためには、2値モードメ
モリセルに比べて必要とされるメモリセルの数は少な
く、アレイ占有面積を低減することができる。しかしな
がら、このような多値モードメモリセルを有するアレイ
の構成において、たとえば不良アドレスの救済および内
部電圧のトリミングなどにおいて溶断可能なリンク素子
(ヒューズ素子)を用いた場合、このようなリンク素子
は溶断時の破片が飛散して近傍の素子に短絡を生じさせ
るなどの影響が生じないように、その占有面積はメモリ
セルトランジスタに比べて比較的大きくされる。したが
って、このようなヒューズ素子で構成されるプログラム
回路を用いた場合、そのレイアウト面積が大きくなり、
チップ占有面積を小さくすることができず、多値メモリ
の利点である小占有面積に対する大きな障害要因とな
る。
【0019】それゆえ、この発明の目的は、小占有面積
でかつデータを確実に記憶することのできる信頼性の高
い不揮発性半導体記憶装置を提供することである。
【0020】この発明の他の目的は、2値データおよび
多値データを用途に応じて確実にシステム性能を低下さ
せることなく記憶することのできる不揮発性半導体記憶
装置を提供することである。
【0021】この発明のさらに他の目的は、小占有面積
で確実に内部状態を設定するデータを記憶することので
きる不揮発性半導体記憶装置を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置は、1セル当り1ビットのデータを記憶する複数
の第1のメモリセルを有する第1のメモリアレイと、第
1のメモリアレイと別の領域に形成され、1セル当り複
数ビットのデータを記憶する複数の第2のメモリセルを
有する第2のメモリアレイを備える。これらの第1およ
び第2のメモリアレイは、予め互いに重なり合わないよ
う固定的にアドレス空間が割り当てられる。
【0023】好ましくは、第1のメモリセルおよび第2
のメモリセルの各々は、フローティングゲートを有する
積層型電界効果トランジスタで構成される。
【0024】また、好ましくは、これらの第1および第
2のメモリセルは、同一半導体基板上に形成される。
【0025】好ましくは、第1および第2のメモリセル
のトランジスタパラメータは、互いに異なる。
【0026】また、好ましくは、さらに、第1のメモリ
アレイに対応してこの第1のメモリアレイの第1のメモ
リセルのデータの書込、読出および消去を制御するため
の第1の制御回路と、第2のメモリアレイに対応して、
第2のメモリアレイの第2のメモリセルのデータの書
込、読出および消去を制御するための第2の制御回路が
設けられる。
【0027】これらの第1および第2の制御回路は、好
ましくは、書込/読出時のメモリセルのフローティング
ゲートへの電子の注入/引抜きの少なくとも一方の制御
態様が異なる。
【0028】また、好ましくは、この第1のメモリセル
と同一構造を有し、所定の情報を固定的に記憶するプロ
グラム素子がさらに設けられる。
【0029】好ましくは、このプログラム素子は、内部
回路の状態を固定的に設定するために用いられる。
【0030】また、好ましくは、このプログラム側の素
子は、不良セルの冗長セルとの置換の有無および不良ア
ドレスを記憶する。
【0031】この発明の別の観点に係る不揮発性半導体
記憶装置は、1セル当たり複数ビットの情報を記憶する
第1のメモリセルを有する第1のメモリアレイと、第1
のメモリアレイと別の領域に形成され、所定の内部状態
を設定する情報を記憶するプログラム回路を含む。この
プログラム回路は、1セル当たり1ビットのデータを記
憶するメモリセルと同一構造のメモリセルを含む。
【0032】好ましくは、1セル当り1ビットのデータ
を記憶する複数の第2のメモリセルを有する第2のメモ
リアレイが設けられる。この第2のメモリアレイは、第
1のメモリアレイと別の領域に形成される。これらの第
1および第2のメモリアレイは、予め互いに重なり合わ
ないよう固定的にアドレス空間が割り当てられる。
【0033】好ましくは、第1のメモリセルおよびプロ
グラム回路のメモリセルの各々は、フローティングゲー
トを有する積層型電界効果トランジスタで構成される。
【0034】また、好ましくは、第1のメモリアレイお
よびプログラム回路は、同一半導体基板上に形成され
る。
【0035】好ましくは、第1のメモリセルおよびプロ
グラム回路のメモリセルのトランジスタパラメータは、
互いに異なる。
【0036】また、好ましくは、さらに、第1のメモリ
アレイに対応してこの第1のメモリアレイの第1のメモ
リセルのデータの書込、読出および消去を制御するため
の第1の制御回路と、プログラム回路に対応して、プロ
グラム回路のメモリセルのデータの書込、読出および消
去を制御するための第2の制御回路が設けられる。
【0037】これらの第1および第2の制御回路は、好
ましくは、書込/読出時のメモリセルのフローティング
ゲートへの電子の注入/引抜きの少なくとも一方の制御
態様が異なる。
【0038】プログラム回路は、好ましくは、内部回路
の状態を固定的に設定する情報を記憶する。
【0039】また、これに代えて、好ましくは、プログ
ラム回路は、不良メモリセルの冗長セルとの置換の有無
および不良アドレスを記憶する。
【0040】2値モードメモリセルを有する第1のメモ
リアレイと多値モードメモリセルを有するメモリアレイ
とを別々の領域に形成することにより、これらを、それ
ぞれ最適化して製造することができ、信頼性の高い小占
有面積の半導体記憶装置を実現することができる。
【0041】また、第1のメモリセルと同一構造を有す
るメモリセルを用いて所定の内部状態を設定する情報を
記憶することにより安定にかつ正確に2値データを記憶
することができ、安定に内部状態をプログラムされた状
態に保持することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1に従う不揮発性半導体記憶装置の全体
の構成を概略的に示す図である。図1において、不揮発
性半導体記憶装置は、2値モードメモリセルを有する第
1のメモリアレイ1と、多値モードメモリセルを有する
第2のメモリアレイ2と、第1のメモリアレイ1のメモ
リセルの選択を行う回路および書込/消去時の必要電圧
の印加などを行う回路を含む周辺回路3と、第2のメモ
リアレイ2のメモリセルの選択を行う回路および書込/
消去時の必要電圧の印加などを行なう回路を含む周辺回
路2と、周辺回路3に対して設けられる第1の制御回路
5と、周辺回路4に対して設けられる第2の制御回路6
と、外部からのアドレス信号ADを受けて周辺回路3お
よび4に含まれるアドレスデコード回路へ伝達するアド
レス入力回路7と、アドレス入力回路7からの所定のア
ドレス信号ビットを受け、これらの第1のメモリアレイ
1および第2のメモリアレイ2のいずれの領域が指定さ
れたかを判定する領域判定回路8と、外部からの動作モ
ードを指示するコマンドCMDを受けて、内部動作モー
ド指示信号を生成して第1および第2の制御回路5およ
び6へ与えるコマンドデコーダ9を含む。
【0043】第1のメモリアレイ1および第2のメモリ
アレイ2は、それぞれアドレス空間の領域が固定的に定
められている。これらのメモリアレイ1および2のアド
レス空間は互いに重なり合わない。したがって、2値デ
ータを記憶するアドレス空間と多値データを記憶するア
ドレス空間とは、別々のアドレス空間が予め割り当てら
れ、2値データを記憶するアドレス領域が多値データを
記憶するアドレス領域として利用されることはない。し
たがって、2値データを記憶する第1のメモリセルと多
値データを記憶する第2のメモリセルは、それぞれ、個
々に動作および電気的特性が最適化される。
【0044】領域判定回路8は、このアドレス入力回路
7からの所定のアドレス信号ビットを受け、このアドレ
ス信号が、第1のメモリアレイ1に割当てられたアドレ
ス空間および第2のメモリアレイ2に割当てられたアド
レス空間のいずれが指定されているかを判定し、その判
定結果に従って第1の制御回路5および第2の制御回路
6の一方を活性化する。この領域判定回路8は、単に第
1のメモリアレイ1および第2のメモリアレイ2に割り
当てられているアドレス空間を識別するアドレス信号ビ
ットを受けてデコードして、そのデコード結果に従って
第1および第2のメモリアレイ1および2のアドレス指
定されたメモリアレイを活性化する信号(アレイ指示信
号)を活性化する。このアレイ活性化信号により指定さ
れたアレイの対応の制御回路が活性化され、指定された
動作に必要な制御を行う。
【0045】コマンドデコーダ9からの内部動作指示信
号は、書込、消去および読出動作モードを指示する。し
たがって、このコマンドCMDは、通常の、出力イネー
ブル信号ZOEも、動作モードを指示するコマンドとし
て含む。
【0046】第1および第2のメモリアレイ1および2
は、共通にデータ入出力回路10に結合される。第1の
制御回路5は、2値モードメモリセルのデータの書込、
読出および消去動作を行なうのに必要な制御信号をコマ
ンドデコーダ9からの動作モード指示信号に従って生成
する。一方、第2の制御回路6は、多値モードメモリセ
ルのデータの書込、読出、および消去に必要な制御信号
を、コマンドデコーダ9からの内部動作モード指示信号
に従って生成する。
【0047】2値モードメモリセルのデータ読出および
多値モードメモリセルのデータの読出は、その動作シー
ケンスが異なり、また同様、2値モードメモリセルおよ
び多値モードメモリセルにおいて書込および消去動作シ
ーケンスが異なる。すなわち、多値モードメモリセルの
読出、消去および書込動作時においては、複数の基準電
圧について、選択ワード線の電圧を変更する必要があ
る。したがって、これらの動作シーケンスの異なる動作
制御のために、第1の制御回路5および第2の制御回路
6を別々に専用に設けることにより、制御回路5および
6は、それぞれ2値モードメモリセルの制御および多値
モードメモリセルの制御を行なうことが要求されるだけ
であり、1つの制御回路が2値モードメモリセルおよび
多値モードメモリセル両者のデータの書込、読出、およ
び消去動作を制御する構成に比べて、回路負荷が軽減さ
れまた回路構成が簡略化される。
【0048】すなわち、2値モードおよび多値モードに
応じて、生成読出電圧の変更、書込/消去パルスのパル
ス幅の変更、およびベリファイ動作の変更などを行う必
要がなく、2値モード動作および多値モード動作個々に
制御回路を最適化することができ、回路負荷の軽減およ
び正確かつ安定な書込/消去動作を保証することができ
る。
【0049】図2は、第1のメモリアレイ1および第2
のメモリアレイ2に割当てられるアドレス空間を概略的
に示す図である。図2において、第1のメモリアレイ1
に対してアドレスA0−Amが割当てられ、第2のメモ
リアレイ2に対しては、アドレスAn−AFが割当てら
れる。これらのアドレス空間の割当は固定される。
【0050】2値メモリセルアドレス空間には、たとえ
ば携帯電話などの携帯情報端末において機器自体を動作
させるのに必要なオペレーションシステム(OS)など
のプログラムおよびコードの高信頼性および高速読出が
要求されるデータを記憶する。一方、電話番号およびメ
ールアドレス等の個人ユーザが書込む情報は、アクセス
にそれほど高速性は要求されないため、多値メモリセル
アドレス空間に格納する。エラーが生じた場合の対策と
して、この多値モードメモリセルアドレス空間のデ−タ
に対してはECC回路(誤り検出訂正回路)を配置し
て、エラーが生じた場合に対処する。
【0051】特に、音楽データおよび画像データなどに
おいては、1ビットデータのエラーなどは、その全体に
処理にそれほど大きな影響を及ぼさないため、高信頼性
は要求されない。このような大量の画像/音声データ
を、多値メモリセルアドレス空間に記憶することによ
り、大量のデータを、小占有面積で格納することができ
る。この場合、特にECC回路は要求されない。
【0052】したがって、データに対する処理速度およ
び信頼性の要求に応じて、2値モードメモリセルを有す
る第1のメモリアレイ1および多値メモリセルを有する
第2のメモリアレイ2にそれぞれデータを格納すること
により、記憶データの信頼性および処理速度を低下させ
ることなく、メモリアレイの占有面積を低減することが
できる。
【0053】図3は、2値モードメモリセルおよび多値
モードメモリセルの断面構造を概略的に示す図である。
図3において、2値モードメモリセルは、半導体基板領
域SUB2表面に間をおいて形成される不純物領域SR
2およびDR2と、これらの不純物領域SR2およびD
R2の間の領域の基板領域SUB2上に図示しないゲー
ト絶縁膜(トンネル絶縁膜)を介して形成されるフロー
ティングゲートFG2と、フローティングゲートFG2
上に図示しない層間絶縁膜とを介してこのフローティン
グゲートFG2と対向して形成されるコントロールゲー
トCG2を含む。フローティングゲートFG2と半導体
基板領域SUB2の間には、トンネル絶縁膜が形成さ
れ、このトンネル絶縁膜は膜厚Tox2を有する。
【0054】多値メモリセルは、半導体基板領域SUB
4表面に間をおいて形成される不純物領域SR4および
DR4と、これらの不純物領域SR4およびDR4の間
の半導体基板領域表面上に図示しない絶縁膜(ゲート絶
縁膜またはトンネル絶縁膜)を介して形成されるフロー
ティングゲートFG4と、フローティングゲートFG4
と層間絶縁膜(図示せず)を介して形成されるコントロ
ールゲートCG4を含む。このフローティングゲートF
G4と半導体基板領域SUB4の間にはトンネル絶縁膜
が形成され、このトンネル絶縁膜は膜厚Tox4を有す
る。
【0055】これらの2値モードメモリセルおよび多値
モードメモリセルの基板領域は、互いに異なる領域に形
成されており、同一半導体基板上の互いに異なるウェル
領域により形成される。
【0056】これらの不揮発性メモリセルは、図3に示
すように、積層ゲート型電界効果トランジスタの構成を
有し、別々の領域に形成される。これらの2値モードメ
モリセルおよび多値モードメモリセルの構造パラメータ
を調整して、トランジスタ特性を最適化する。
【0057】たとえば、高速化が要求される場合には、
トンネル絶縁膜膜厚Toxを薄くして、書込/消去時の
電荷の移動を高速化する。また、耐圧特性が要求される
場合には、このトンネル絶縁膜膜厚Toxを厚くする。
すなわち、最小限のトンネル絶縁膜膜厚Toxを確保
し、動作速度および耐圧特性(絶縁膜膜厚の信頼性)な
どの要求される特性に応じて、このトンネル絶縁膜膜厚
Toxを調整する。このトンネル絶縁膜膜厚Toxの調
整時においては、2値モードメモリセルの膜厚Tox2
および多値モードメモリセルのトンネル絶縁膜膜厚To
x4それぞれについて、これらの2値モードメモリセル
および多値モードメモリセルに要求される特性に応じて
上述のように、調整される。
【0058】このトンネル絶縁膜の膜厚調整において、
たとえばデュアルゲートプロセスなどのように、共通の
膜厚部分については同一工程で製造し、異なる膜厚部分
については、マスクをするなどにより、別工程で、要求
される膜厚のトンネル絶縁膜を形成する。
【0059】また、2値モードメモリセルは、チャネル
長L2を有し、多値モードメモリセルは、チャネル長L
4を有する。このチャネル長Lを調節することにより、
トランジスタの等価抵抗を変更することができ、また駆
動電流量を調整でき、読出時の駆動電流量を調整して、
高速アクセスを実現する。また、チャネル長Lを調整す
ることにより、たとえばチャネルホットエレクトロン
(CHE)を利用して書込/消去を行なう場合におい
て、そのチャネル駆動電流が調整され、1つの書込/消
去パルスに応じて駆動される電荷量を調整でき、応じて
1回の書込/消去パルス印加時におけるしきい値電圧変
動量を最適化することができる。
【0060】特に、多値メモリセルにおいては、2値メ
モリセルに比べて、書込/消去パルス印加時のしきい値
電圧の変化幅を小さくすることにより、多値データの書
込時においてしきい値電圧が所望領域を超えて変化する
のを抑制することができ、2値メモリセルの書込/消去
パルスと同一幅のパルスを利用して、多値データの書込
を行なうことができる。これにより、2値モードメモリ
セルおよび多値モードメモリセルの書込/消去時におけ
る書込/消去パルス印加時におけるしきい値電圧の変化
範囲を最適化することができる。
【0061】また、チャネル領域の不純物濃度分布(不
純物プロファイル)を最適化することにより、書込/消
去時の高電圧印加時における基板−コントロールゲート
またはドレイン間の高電圧によるドレイン電界を緩和す
ることができ、応じてトンネル絶縁膜の信頼性を確保す
ることができる。
【0062】また、チャネル領域の不純物プロファイル
を調整することにより、チャネルホットエレクトロン注
入時のホットエレクトロンの発生効率を調整することが
でき、2値モードメモリセルおよび多値モードメモリセ
ルの注入効率を個々に最適化することができる。
【0063】したがって、別々の領域に、2値モードメ
モリセルおよび多値モードメモリセルを形成し、これら
のアドレス空間を固定することにより、1つのメモリセ
ルが2値モードメモリセルおよび多値モードメモリセル
として利用されることがなく、それぞれ2値モードメモ
リセルおよび多値モードメモリセルとして最適化するこ
とができる。また、同一製造工程で、多値メモリセルお
よび2値メモリセルを同一メモリアレイ内に製造する場
合に比べて、別々の領域にこれらの2値モードメモリセ
ルおよび多値モードメモリセルを配置することにより、
各領域におけるメモリセルパターンの規則性を維持し
て、別工程を利用してこれらの第1および第2のメモリ
セルの構造パラメータを容易に最適化することができ、
これらの2値モードメモリセルおよび多値モードメモリ
セルをそれぞれ最適化することができる。
【0064】データの書換頻度などに応じて、不純物プ
ロファイルを変更することにより、高電圧印加時におけ
るドレイン電界によるトンネル絶縁膜の電圧ストレスを
緩和でき、絶縁膜の信頼性を確保することができる。た
とえば、2値モードメモリアレイにおいては、OSおよ
びプログラムコードなどのシステムの基本的な情報を記
憶しており、その書き換え頻度は個人ユーザデータなど
に比べて、小さい。したがって2値モードメモリセルに
対しては、多値モードメモリセルに比べてトンネル絶縁
膜の膜厚を薄くして、高速性を保証する。一方、多値メ
モリセルについては、トンネル絶縁膜の膜厚を比較的厚
くして、その信頼性を確保する。
【0065】図4(A)は、フローティングゲートFG
への電子eの注入態様を概略的に示す図である。図4
(A)において、メモリセルトランジスタは積層型Nチ
ャネルMOSトランジスタで構成される。この構成にお
いて、N型ソース不純物領域SRが、接地電圧レベルに
設定され、N型ドレイン不純物領域DRが、高電圧に設
定される。コントロールゲートCGが、このドレイン不
純物領域DRの電圧よりもさらに高い高電圧レベルに設
定される。この場合、N型ドレイン不純物領域DRから
N型ソース不純物領域SRへ、チャネル電流が流れ、こ
のチャネル電流が、ドレイン高電界により加速されチャ
ネルホットエレクトロン(CHE)が生成される。この
チャネルホットエレクトロンが、コントロールゲートC
Gに印加された高電圧によりフローティングゲート側に
加速され、フローティングゲートFGへ電子eが注入さ
れる。このフローティングゲートFGへの電子eの注入
時においては、メモリセルのしきい値電圧が高くなる。
【0066】図4(B)は、フローティングゲートFG
への電子eの注入の他の態様を概略的に示す図である。
この図4(B)においても、メモリセルは、積層型Nチ
ャネルMOSトランジスタで構成される。コントロール
ゲートCGに高電界が印加され、N型ドレイン領域DR
は、たとえば接地電圧レベルに保持される。N型ソース
不純物領域SRはフローティング状態に設定される。こ
の場合、ドレイン不純物領域DRからフローティングゲ
ートFGへ、ファウラ−ノルドハイム(FN)トンネル
電流が流れ、フローティングゲートFGへ電子eが注入
される。
【0067】また、図4(B)において破線で示すよう
に、基板領域SUBを接地電圧レベルに保持し、不純物
領域SRおよびDRをフローティング状態に設定した場
合、この基板領域SUBから、フローティングゲートF
Gへ、電子eを注入することができる。
【0068】したがって、フローティングゲートFGへ
の電子eの入時において、チャネルホットエレクトロン
(CHE)を利用する、FN電流を利用する、および基
板電子を利用するの少なくとも3つの方法が存在する。
2値モードメモリセルおよび多値モードメモリセルに対
し、それぞれ異なる態様で、フローティングゲートFG
への電子eの注入を行なう。たとえば、多値メモリに対
しては、チャネルホットエレクトロン注入を行い、一
方、2値メモリセルにおいてはFNトンネル電流または
基板トンネル電流による電子注入を行う。これにより、
2値モードメモリセルおよび多値モードメモリセルに対
し、効率的に、1回の電子注入より要求されるしきい値
電圧の変化量に応じて、フローティングゲートFGへの
電子の注入をそれぞれ行なうことができる。
【0069】図5(A)は、フローティングゲートFG
から電子を引抜く態様を概略的に示す図である。この図
5(A)に示す方式においては、フローティングゲート
FGから半導体基板領域SUBへ、電子eが放出され
る。この場合、コントロールゲートCGへ、接地電圧ま
たは負電圧が印加され、半導体基板領域SUBに高電圧
が印加され、不純物領域SRおよびDRがフローティン
グ状態に設定される。この状態においてフローティング
ゲートFGと半導体基板領域SUBの間にFNトン電流
が流れ、フローティングゲートFGから電子eが放出さ
れる。
【0070】図5(B)は、フローティングゲートFG
から電子eを引抜く他の態様を概略的に示す図である。
図5(B)においては、ソース不純物領域SRがフロー
ティング状態に設定され、ドレイン不純物領域DRが高
電圧レベルに設定され、コントロールゲートCGに接地
電圧または負電圧が印加される。この状態においては、
フローティングゲートFGからドレイン不純物領域DR
に、FNトンネル電流が流れ、フローティングゲートF
Gから電子eが放出される。
【0071】したがって、この図5(A)および(B)
に示す電子放出方式において、2値モードメモリセルに
対し、この基板放出方式およびドレイン不純物領域放出
のいずれかを利用し、多値モードメモリセルにおいて
は、その他方の電子放出方式を利用する。これにより、
書込/消去パルスのパルス幅と電子放出効率との関係に
応じて、1回の電子放出動作によりしきい値電圧の変化
幅を、それぞれ2値モードメモリセルおよび多値モード
メモリセルに応じて最適化することができ、高速の書込
/消去を行なうことができる。また、これらの電子の注
入/放出態様を、2値モードメモリセルおよび多値モー
ドメモリセルでそれぞれ変更することにより、先の図3
において示したように、それぞれのトランジスタパラメ
ータを個々の電子駆動方式に応じて最適化することがで
き、効率的に、データの書込を行なうことができる。
【0072】また、この2値モードメモリセルおよび多
値モードメモリセルそれぞれに対し第1の制御回路5お
よび第2の制御回路6が、それぞれ別々に設けられてお
り、これらの第1の制御回路5および第2の制御回路6
により、このフローティングゲートへの電子の注入/放
出動作が制御されるため、これらの制御回路5および6
を別々に設けることにより、個々の電子注入/放出方式
に応じて、これらの制御回路5および6の回路動作(発
生パルス幅、ベリファイ動作シーケンス等)を最適化す
ることができる。
【0073】図6は、図1に示す第1および第2の制御
回路5および6の内部構成を概略的に示す図である。図
6において、第1の制御回路5は、書込/消去指示信号
W/Eに従って、周辺回路3に対し書込/消去に必要な
電圧/制御信号を生成する2値書込/消去制御回路15
を含む。
【0074】一方、第2の制御回路6は、書込/消去指
示信号W/E4に従って、周辺回路4に対し書込/消去
に必要な制御信号/電圧を生成して与える多値書込/消
去制御回路16を含む。これらの2値書込/消去制御回
路15および多値書込/消去制御回路16は、それぞれ
対応の書込/消去指示信号W/E2およびW/E4の活
性化時、活性化されて、指定された動作に必要な制御信
号/電圧を生成する。これらの2値書込/消去制御回路
15および多値書込/消去制御回路16は、通常、シー
ケンスコントローラで構成され、書込/消去時におい
て、書込・消去パルスの発生とともに、正確に書込/消
去が対象メモリセルに対して行なわれたか否かを行なう
ベリファイ動作をも併せて実行する。
【0075】これらの書込/消去制御回路15および1
6は、フローティングゲートへの電子の注入方式が互い
に異なり、またフローティングゲートからの電子の引き
抜き方式も互いに異なる。
【0076】この2値書込/消去制御回路15および多
値書込/消去制御回路16は、さらに加えて、それぞれ
同一モードにおいて、電子の駆動方向が異なる。たとえ
ば、消去モードにおいて、2値書込/消去制御回路15
が、フローティングゲートへの電子の注入を行なうよう
に制御信号/電圧を生成する場合、多値書込/消去制御
回路16は、フローティングゲートから電子を引抜くよ
うに制御信号/電圧を生成する。したがって、2値モー
ドメモリセルおよび多値モードメモリセルにおいて、同
じ書込動作が行なわれるまたは消去動作が行なわれる場
合、フローティングゲートに対する電子の駆動方向が異
なり、これらのメモリセルの特性に応じて、最適な動作
態様で、書込/消去を行なうことができる。
【0077】この同一モードにおける電子の駆動方向の
変更は、これらの第1および第2の制御回路5および6
がそれぞれ別々に設けられているため、これらをそれぞ
れ専用にその書込/消去動作を行なうように構成するこ
とにより、容易に、2値モードメモリセルおよび多値モ
ードメモリセルの書込/消去動作内容を異ならせること
ができる。
【0078】[変更例]図7は、この発明の実施の形態
1の変更例の構成を概略的に示す図である。図7におい
て、不揮発性半導体記憶装置は、メモリモジュールMM
で構成され、複数のメモリチップを含む。メモリモジュ
ールMMは、2値メモリCB0−CBkと多値メモリC
M0−CMjを含む、これらのメモリCB0−CBkお
よびCM0−CMjが内部データバスILBを介してイ
ンターフェイス回路IFに結合される。
【0079】このメモリモジュールMM内において、2
値モードメモリセルで構成される2値メモリCB0−C
Bkと多値モードメモリセルで構成される多値メモリC
M0−CMjを内部データバスILBを介して相互結合
する。この場合、2値メモリCB0−CBkが構成する
アドレス空間および多値メモリCM0−CMjが構成す
るアドレス空間は、それぞれ固定的に定められる。2値
メモリCB0−CBkおよび多値メモリCM0−CMj
は、それぞれチップで構成されており、内部において、
動作制御を行なう回路がそれぞれ設けられており、2値
メモリCB0−CBkおよび多値メモリCM0−CMj
が、それぞれメモリセル構造および動作速度などの回路
パラメータは、最適化されている。
【0080】したがって、この図7に示すように、不揮
発性半導体記憶装置をメモリモジュールMMで構成する
場合においても、多値メモリCM0−CMjにおいて、
個人ユーザデータなどを格納し、2値メモリCB0−C
Bkにおいて、OSおよび高速処理が必要なデータを格
納する。多値メモリCM0−CMjは、その1個のメモ
リセルが複数ビットのデータを記憶することができるた
め、2値メモリCB0−CBkに比べて、大記憶容量を
有する。したがって、メモリモジュールMMとしては、
パッケージ面積を増加させることなく、大記憶容量の不
揮発性半導体記憶装置を実現することができ、音声およ
び画像などの大量のデータを小占有面積で記憶すること
ができる。
【0081】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、2値モードメモリセルで構成される領域および
多値モードメモリセルで構成される領域に、それぞれ固
定的にアドレス空間を割り当てて、メモリセルを、2値
モードメモリセルまたは多値モードメモリセルとして択
一的に動作させており、それぞれの電気的特性を最適化
することがき、小占有面積で信頼性の高い不揮発性半導
体記憶装置を実現することができる。
【0082】なお、上述の説明において、2値モードメ
モリセルと多値モードメモリセルを別々の領域に形成し
ている。しかしながら、これらの2値モードメモリセル
および多値モードメモリセルのアドレス領域が予め固定
されていればよく、特に、別々の領域に配置する必要は
ない。
【0083】[実施の形態2]図8は、この発明の実施
の形態2に従う不揮発性半導体記憶装置の要部の構成を
概略的に示す図である。図8において、不揮発性半導体
記憶装置は、ノーマルメモリセルが行列状に配列される
ノーマルメモリセルアレイ20と、このノーマルメモリ
セルアレイ20の不良メモリセルを救済するための冗長
メモリセルを有する冗長メモリセルアレイ21と、ノー
マルメモリセルアレイ20の不良ノーマルメモリセルの
アドレスを記憶し、かつこの記憶した不良アドレスが、
外部からのアドレス信号ADによりアドレス指定された
か否かを判定する不良アドレスプログラム回路24と、
不良アドレスプログラム回路24が、不良アドレスが指
定されたことを示すときに、冗長メモリセルアレイ21
の対応の冗長メモリセル行または列を選択する冗長セル
選択回路23と、不良アドレスプログラム回路24から
の判定結果指示信号に従ってノーマルセル選択回路22
を選択的に非活性化する切換回路25を含む。
【0084】ノーマルセル選択回路22は、ノーマルメ
モリセルアレイ20の正常メモリセルがアドレス指定さ
れた場合には、外部からのアドレス信号ADに従って対
応の正常メモリセルを選択する。
【0085】ノーマルメモリセルアレイ20は、2値モ
ードメモリセルを含む。このノーマルセルアレイ20に
おいて多値メモリセルが配置されてもよい。このノーマ
ルメモリセルアレイ20の構成としては、したがって、
実施の形態1と同様、2値モードメモリセルと多値モー
ドメモリセルがそれぞれ別々の領域に形成される構成で
あってもよい。この場合、冗長メモリセルアレイ21
も、同様、その2値モードメモリセルアレイおよび多値
モードメモリセルアレイに対応して分割して配置され
る。
【0086】この2値モードメモリセルは、そのデータ
保持特性の信頼性は高く、確実にプログラムデータを記
憶する。多値モードメモリセルの場合、記憶データのし
きい値電圧幅が比較的狭いため、リーク電流によりたと
えば記憶データ“11”がデータ“10”に変化する可
能性がある。この不良アドレスプログラム回路24にお
いては、不良アドレスをプログラムするために、この2
値モードメモリセルが用いられる。この2値モードメモ
リセルによりプログラムデータを記憶することにより、
安定に半永久的にプログラムデータを記憶することがで
きる。
【0087】図9は、図8に示す不良アドレスプログラ
ム回路24の構成の一例を示す図である。図9におい
て、不良アドレスプログラム回路24は、電源ノードと
内部信号線31の間に接続されかつそのゲートにプリチ
ャージ指示信号ZPRGを受けるPチャネルMOSトラ
ンジスタ(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)30
と、アドレス信号ビットAD0−ADsそれぞれに対応
して設けられ、それぞれ対応のアドレス信号ビットAD
0−ADsをゲートに受けるNチャネルMOSトランジ
スタMT0−MTsと、これらのMOSトランジスタM
T0−MTsと内部信号線31の間に直列に接続される
積層ゲート型電界効果トランジスタFGT0−FGTs
と、内部信号線31上の信号を反転してスペアイネーブ
ル信号ZSPENを生成するインバータ32と、インバ
ータ32の出力するスペアイネーブル信号SPENがL
レベルの時にに導通し内部信号線31を電源電圧レベル
に充電るPチャネルMOSトランジスタ33を含む。
【0088】積層ゲート型電界効果トランジスタFGT
0−FGTsは、ノーマルメモリセルアレイの2値モー
ドメモリセルを構成する積層ゲート型電界効果トランジ
スタと同一特性/構造を有し、正確に、2値データをプ
ログラム時記憶する。これらの積層ゲート型電界効果ト
ランジスタFGT0−FGTsが、不良アドレスに応じ
て、導通/非導通状態に設定される。この積層ゲート型
電界効果トランジスタFGT0−FGTsには、不良ア
ドレスビットの反転値がプログラムされる。したがっ
て、アドレス信号ビットAD0−ADsが、不良アドレ
スを指定した場合には、アドレス信号ビットAD0−A
Dsの各ビットにおいて、積層ゲート型電界効果トラン
ジスタFGTと対応のMOSトランジスタMTの一方が
非導通状態となり、内部信号線31は、プリチャージ電
圧レベルに維持される。したがって、インバータ32か
らのスペアイネーブル信号ZSPENがLレベルとな
り、不良アドレスが指定されたことを示す。
【0089】一方、不良アドレス以外のアドレスが指定
された場合には、アドレス信号ビットAD0−ADsの
いずれかのビットにおいて、積層ゲート型電界効果トラ
ンジスタFGTと対応のMOSトランジスタMTがとも
に導通状態となり、内部信号線31が、接地電圧レベル
に放電される。応じて、スペアイネーブル信号ZSPE
NがHレベルとなり、不良アドレス以外のアドレスすな
わち正常アドレスが指定されたことが示される。
【0090】この積層ゲート型電界効果トランジスタF
GT0−FGTsを、通常の溶断可能な大きな占有面積
のリンク素子(ヒューズ素子)に代えて利用することに
より、プログラム素子の占有面積を低減することがで
き、応じて、不良アドレスプログラム回路24の占有面
積を低減することができる。また、2値モードメモリセ
ルと同一特性/構造の積層ゲート型電界効果トランジス
タを、この不良アドレスプログラム用のトランジスタF
GT0−FGTsとして利用することにより、確実に、
不良アドレスをプログラムすることができる。これらの
プログラム用のトランジスタFGT0−FGTsを2値
モードメモリセルと同一製造工程で作成することにより
製造工程を増加させることなく、プログラム用のトラン
ジスタを製造することができる。
【0091】また、ノーマルメモリアレイ20が多値メ
モリセルで構成され、この多値メモリアレイにおける不
良メモリセルのアドレスを記憶する場合、先の実施の形
態1において説明した2地メモリセルと多値メモリセル
の関係が満たされる。すなわち、プログラム用の2値メ
モリセルと多値メモリセルとは、トランジスタパラメー
タが異なり、また、フローティングゲ−トへの電信注入
およびフローティングゲートからの電子の引き抜き時の
動作制御は、それぞれ互いの特性に応じて最適化され、
その制御態様が実施の形態1と同様に互いに少なくとも
制御動作の一部が異なる。このような多値メモリセルに
対する不良プログラム回路を配置する場合においては、
実施の形態1の場合と同様に多値メモリセルおよびプロ
グラム回路のメモリセルを別工程で作成してそれぞれの
動作特性を最適化する。
【0092】図10は、この不良アドレスプログラム回
路24に対するプログラム制御部の構成の一例を概略的
に示す図である。図10において、外部アドレス信号E
XADを受けるアドレス入力回路40に対して配置さ
れ、不良アドレスプログラムモード指示信号DAPEに
従って、このアドレス入力回路40からのアドレス信号
を、ノーマルセル選択回路22とレジスタ回路42の一
方へ与えるデマルチプレクサ41と、不良アドレスプロ
グラム指示信号DAPEEに従って活性化され、活性化
時、レジスタ回路42に格納されたアドレス信号ビット
に従ってプログラム電圧を発生する電圧発生回路43を
含む。この電圧発生回路43の出力電圧が、図9に示す
プログラム用のトランジスタFGT0−FGTsのコン
トロールゲートに印加されて、これらのプログラム用の
トランジスタFGT0−FGTsの記憶データがプログ
ラムされる。
【0093】このレジスタ回路42は、アドレス信号ビ
ットそれぞれに対応するレジスタを含み、また電圧発生
回路43も、このレジスタ回路42のレジスタそれぞれ
に対応する電圧発生器を含む。この電圧発生回路43の
出力電圧が、不良アドレスプログラム回路24の積層ゲ
ート型電界効果トランジスタFGT0−FGTsのコン
トロールゲートへ印加される。この電圧発生回路43
は、不良アドレスプログラム指示信号DAPEEの活性
化時、レジスタ回路42に格納されたデータに従ってプ
ログラム電圧を生成して、積層ゲート型電界効果トラン
ジスタFGT0−FGTsのコントロールゲートへ与え
る。この電圧発生回路43の電圧発生器の構成として
は、ノーマルメモリセルアレイにおいて、データの書き
込み時において、書込データを格納し、対応の書込デー
タに応じて書き込み電圧を発生する回路と同様の構成を
利用することができる。
【0094】この不良アドレスプログラムモード時にお
いて、アドレス入力回路40から、不良アドレスを示す
アドレス信号を外部アドレス信号EXADとして与え、
デマルチプレクサ41により、レジスタ回路42へ与
え、このレジスタ回路42に不良アドレスを特定する不
良アドレス信号の各ビットを格納する。
【0095】次に、電圧発生回路43において、この不
良アドレスプログラムモード指示信号DAPEに従っ
て、この不良アドレスビットに応じて、高電圧を選択的
に発生する。この場合、不良アドレスビットが“1”で
あり、この時に、MOSトランジスタMTiが導通する
ときには、対応のプログラム用のトランジスタFGTi
は、非導通状態に設定される。不良アドレスビットが
“0“であり、MOSトランジスタMTiが非導通状態
となる場合には、対応のプログラム用のトランジスタF
GTiは、導通状態にプログラムされる。従って、不良
アドレスビットが“1“に対応するプログラム用のトラ
ンジスタFGTiは、フローティングゲートへの電子の
注入が行われる。不良アドレスビットが“0“に対応す
るプログラム用のトランジスタFGTiは、初期状態を
維持し、フローティングゲートへの電子の注入は行われ
ない(製造直後の状態においては、プログラム用トラン
ジスタのフローティングゲートは、電子が引き抜かれた
状態にある)。
【0096】積層ゲート型電界効果トランジスタFGT
0−FGTsは、製造工程完了時においては、低しきい
値電圧レベルである。また、この不良アドレスプログラ
ムモード時においては、対応のMOSトランジスタMT
0−MTsを導通状態に設定する。したがって、そのコ
ントロールゲートに高電圧が印加された積層ゲート型電
界効果トランジスタのフローティングゲートへ電子が注
入され、そのしきい値電圧が高くなる。したがって、非
導通状態に設定する積層ゲート型電界効果トランジスタ
のコントロールゲートへ高電圧を与え、導通状態に維持
する積層ゲート型電界効果トランジスタのコントロール
ゲートへは、高電圧は印加しない(接地電圧レベルまた
はプログラム電圧よりも小さな電圧を印加する)。これ
により、積層ゲート型電界効果トランジスタFGT0−
FGTsそれぞれを、不良アドレスを格納する状態にプ
ログラムすることができる。
【0097】この不良アドレスのプログラム時におい
て、一旦、フローティングゲートから電子を引き抜く動
作を実行した後にフローティングゲートに対し電子の注
入が行われてもよい。この場合、プログラム用のトラン
ジスタのしきい値電圧が負電圧レベルとなり、このプロ
グラム用のトランジスタが常時導通状態となっても、特
に問題は生じない。非導通状態とすべきプログラム用の
トランジスタが非導通状態を維持していればよい。
【0098】この不良アドレスのプログラム動作は、先
の実施の形態1と同様に、このプログラム回路を構成す
る2値メモリセルの構成に応じて、その記憶特性および
電気的(書込/消去)特性が最適化されるように適宜定
められればよい。
【0099】外部のテスト装置により、不良アドレスを
印加してスペアイネーブル信号ZSPENが活性化され
るかをモニタして(特定のパッドにスペアイネーブル信
号ZSPENをこの不良アドレスプログラムモード時ス
イッチ回路により結合する)、不良アドレスが正確にプ
ログラムされたかを検査する。不良アドレスがまだプロ
グラムされていない場合には、再度外部のテスタからプ
ログラム指示信号DAPEEを印加して、電圧発生回路
43によりプログラム電圧を発生させる。このベリファ
イ動作は、電圧発生回路43がスペアイネーブル信号Z
SPENをモニタして実行してもよい。
【0100】なお、この積層ゲート型電界効果トランジ
スタFGT0−FGTsの基板領域を接地電圧または負
電圧として、この基板領域からフローティングゲートへ
の電子の注入が行なわれてもよい。また、チャネルホッ
トエレクトロンを用いて、フローティングゲートへの電
子の注入が行なわれてもよい。このいずれの電子注入方
式が利用されるかは、このノーマルメモリセルアレイに
おいて形成された2値モードメモリセルのしきい値電圧
を高くする電圧印加方式に応じて決定される。
【0101】この場合において、ノーマルメモリアレイ
20において、多値メモリセルが存在する場合、この多
値メモリセルの書込/消去時の制御態様とプログラム回
路のプログラム時の制御態様は、実施の形態1の場合と
同様、これらのメモリセルの特性に応じて適宜選択され
る。これにより効率的な多値データの記憶および2値の
プログラムデータの記憶を実現することができ、チップ
占有面積を増大させることなく、内部状態(不良アドレ
ス)を設定する2値データを確実に記憶することがで
き、正確に冗長置換による不良救済を実現することがで
き、信頼性の高い不揮発性半導体記憶装置を実現するこ
とができる。
【0102】この不良アドレスプログラム回路24が、
複数の不良アドレスに対応して複数個設けられる場合、
電圧発生回路43に対しこれらの複数の不良アドレスプ
ログラム回路24を順次結合して、不良アドレスをプロ
グラムする。
【0103】なお、この電圧発生回路43は、通常動作
モード時においては、読出電圧レベル程度の電圧を生成
して、積層ゲート型電界効果トランジスタFGT0−F
GTsのコントロールゲートへ印加する。これにより、
積層ゲート型電界効果トランジスタFGT0−FGTs
は、通常動作モード時において、プログラムデータに応
じて導通状態/非導通状態のいずれかに設定される。
【0104】この場合、導通状態となるプログラムトラ
ンジスタFGTiをすべてしきい値電圧を負電圧レベル
に設定し、電圧発生回路43は通常動作モード時におい
て接地電圧を生成して、プログラム用のトランジスタF
GT0−FGTsのコントロールゲートへ印加してもよ
い。
【0105】なお、図10に示す構成においては、アド
レス入力回路40を介して不良アドレスをレジスタ回路
42に格納している。しかしながら、特定のパッドを介
してレジスタ回路42に不良アドレスを外部から格納す
るように構成してもよい。この不良メモリセル救済の工
程は、ウェハ工程での最終工程であるテスト工程におい
て行われるため、パッドを利用して、不良アドレスをプ
ログラムすることができる。
【0106】[変更例1]図11は、この発明の実施の
形態2の変更例1の構成を概略的に示す図である。図1
1においては、基準電圧発生回路が発生する基準電圧V
refの電圧レベルをトリミング(微調整)する構成が
示される。図11において、基準電圧発生回路は、電源
ノードとノード51の間に接続され定電流を供給する定
電流源50と、ノード51と接地ノードの間に直列に接
続される抵抗素子R1−RtおよびR0と、抵抗素子R
1−Rtと並列に接続される積層ゲート型電界効果トラ
ンジスタSGT1−SGTpと、パッドPDを介して与
えられるプログラムデータに従って、これらの積層ゲー
ト型電界効果トランジスタSGT1−SGTtの導通/
非導通状態を設定するプログラム電圧をこれらの積層ゲ
ート型電界効果トランジスタSGT1−SGTtのコン
トロールゲートに印加するプログラム電圧印加回路52
を含む。
【0107】積層ゲート型電界効果トランジスタSGT
1−SGTtは、2値モードメモリセルと同一特性/構
造を有し、2値データを確実に記憶する。プログラム電
圧印加回路52は、シフトレジスタを含み、トリミング
モード指示信号TREの活性化時、パッドPDを介して
与えられるプログラムデータを順次取込み、この取込ん
だプログラムデータに従って高電圧を印加する。この積
層ゲート型電界効果トランジスタSGT1−SGTtの
基板領域を共通に接続し、基板領域から、対応のフロー
ティングゲートへ電子を注入する。これにより、製造工
程完了時低しきい値状態にあった積層ゲート型電界効果
トランジスタSGT1−SGTtを選択的に高しきい値
電圧状態に設定する。
【0108】ただし、プログラム電圧印加回路52は、
通常動作モード時においては、メモリセルの読出電圧
(VREF)レベルの電圧を、これらの積層ゲート型電
界効果トランジスタSGT1−SGTtへ与える。した
がって、この積層ゲート型電界効果トランジスタSGT
1−SGTtを、それらのしきい値電圧に応じて選択的
に導通/非導通状態に設定することにより、導通状態の
積層ゲート型電界効果トランジスタSGTjと並列に接
続される抵抗素子Rjが、短絡された状態となり、ノー
ド51と接地ノードの間の抵抗値が異なる。したがっ
て、この抵抗素子R1−Rtを、対応の積層ゲート型電
界効果トランジスタSGT1−SGTtのプログラムに
より選択的に短絡状態に設定することにより、基準電圧
Vrefの電圧レベルを調整することができる。
【0109】これらの積層ゲート型電界効果トランジス
タSGT1−SGTtがすべて導通状態に設定された場
合には、基準電圧Vrefは、抵抗素子R0の抵抗値と
定電流源50が供給する定電流により決定される電圧レ
ベルとなる(積層トランジスタSGT1−SGTtのチ
ャネル抵抗成分を無視する)。
【0110】なお、図10および図11に示す電圧発生
回路43およびプログラム電圧印加回路52の構成とし
ては、たとえば、通常の不揮発性半導体記憶装置におい
て用いられる、書込データに応じて高電圧を発生する回
路と同様の構成が利用されればよい。
【0111】この基準電圧のトリミングを行う回路構成
においては、プログラム電圧印加回路52にテストプロ
グラムデータを格納して基準電圧を発生して、その基準
電圧が所定値にあるかをテストすることによりプログラ
ムデータを決定することができる。また、基準電圧Vr
efの電圧レベルを変更して内部回路を動作させて、こ
の基準電圧Vrefの最適電圧レベルを決定して、プロ
グラムデータを決定することもできる。いずれの方法に
より、トリミング用のトランジスタSGT1−SGTt
に対するプログラムデータが決定されてもよい。
【0112】また、図11に示す構成においては、プロ
グラム電圧印加回路52は、特定のパッドPDから、シ
リアルにプログラムデータを格納している。しかしなが
ら、アドレス信号またはデータ信号入力端子に結合され
る特定の複数のパッドからの信号が、このプログラム電
圧印加回路52へ、並列に、トリミングモード指示信号
TREの活性化時、印加されるように構成されてもよ
い。
【0113】また、図11においては、抵抗回路の抵抗
値を積層ゲート型トランジスタの導通/非導通状態のプ
ログラムによりトリミングしている。しかしながら、こ
のトリミングされる回路としては、複数の容量素子を含
む容量回路であってもよい。この容量回路において、容
量素子それぞれに対応して、積層ゲート型電界効果トラ
ンジスタ直列に接続し、これらの積層ゲート型電界効果
トランジスタを並列に共通の内部ノードに接続する。こ
の積層ゲート型電界効果トランジスタを選択的に導通/
非導通状態に設定することにより、内部ノードに接続さ
れる容量素子の数を調整することにより、容量回路の容
量値をトリミングする。
【0114】また、一般に、従来、ヒューズ素子を用い
て特定の情報がプログラムされるヒューズプログラム回
路において、このヒューズ素子に代えて、2値モードメ
モリセルと同一構造の積層ゲート型電界効果トランジス
タを利用することができる。
【0115】また、多値メモリセルが配置される不揮発
性半導体記憶装置において、これらのトリミングなどの
内部状態を設定するためのプログラミング素子として2
値メモリセルを利用し、その電気的特性を最適化しかつ
書込/消去の制御態様をこのプログラム用の2値メモリ
セルの特性に応じて決定して多値メモリセルの制御態様
と独立に設定することにより、効率的かつ正確なプログ
ラムを実現することができる。
【0116】また、この実施の形態2においては、多値
メモリセルと2値メモリセルが1つのメモリアレイ内に
混在して形成されてもよく、これらの2値メモリセルお
よび多値モードメモリセルは、実施の形態1と同様、別
々の領域に形成されてもよい。これらの2値モードメモ
リセルおよび多値モードメモリセルのアドレス空間はそ
れぞれ固定的に設定されてもよく、また、2値モードメ
モリセルが選択的に多値モードメモリセルとして利用さ
れて、これらのアドレス空間が適当に切替えられてもよ
い。すなわち、2値モードメモリセルアドレス空間の所
定のアドレス領域が選択的に多値モードメモリセルアド
レス空間として利用されてもよい。
【0117】また、この内部状態設定用のプログラム回
路を多値メモリセルのみが形成される不揮発性半導体記
憶装置において配置し、その電気的特性および書込/消
去/読出の制御態様が最適化された2値メモリセルをこ
のプログラム回路として利用することにより、多値メモ
リの小チップ面積に対するエリアペナルティを低減し
て、正確に内部電圧および不良アドレスなどの内部状態
を設定する情報を固定的にかつ安定に記憶することがで
きる。
【0118】この場合において、プログラム回路の2値
メモリセルの構成および動作制御と多値メモリセルの構
成および動作制御の関係は、実施の形態1における2値
メモリセルと多値メモリセルの関係が満たされればよ
い。
【0119】以上のように、この発明の実施の形態2に
従えば、2値モードメモリセルと同一構造/特性を有す
る積層ゲート型電界効果トランジスタを用いて、特定の
内部状態をプログラムするように構成しており、ヒュー
ズ素子を利用する場合に比べて、占有面積を低減するこ
とができる。また、2値モードメモリセルと同一構造/
特性を有する積層ゲート型電界効果トランジスタを利用
しており、確実に、プログラムデータを保持することが
できる。
【0120】また、多値メモリセルとこの内部状態設定
用の2値メモリセルを混在させ、それらのメモリセルト
ランジスタパラメータを個々に最適化しかつそれらの制
御態様を個々に最適化することにより、エリアペナルテ
ィを低減して確実に内部状態を固定的に設定するための
情報を記憶することができる。
【0121】なお、メモリセルが、積層型トランジスタ
で構成される場合が説明されている。しかしながら、メ
モリセルとしては、2値データと多値データを記憶する
ことのできるメモリセルであれば、本発明は適用可能で
ある。
【0122】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、2値
モードメモリセルと多値モードメモリセルを、それぞれ
異なるアドレス空間を構成するようにアドレス領域を固
定的に割当ており、これらの2値モードメモリセルおよ
び多値モードメモリセルの構造/特性を最適化すること
ができ、小占有面積で信頼性の高い不揮発性半導体記憶
装置を実現することができる。
【0123】また、2値モードメモリセルと同一構造の
素子を内部状態を設定する情報をプログラムする素子と
して利用しており、正確にかつ安定に小占有面積でプロ
グラムデータを記憶することができる。
【0124】特に、この2値モードメモリセルおよび多
値モードメモリセルを、積層ゲート型電界効果トランジ
スタで構成することにより、単位メモリセルの占有面積
を低減でき、より占有面積を低減することができる。
【0125】これらの2値メモリセルおよび多値メモリ
セルを同一半導体基板に形成することにより、一部の製
造工程をこれらの2値メモリセルおよび多値メモリセル
において共通化することができ、製造工程の増大を抑制
して、小占有面積の不揮発性半導体記憶装置を実現する
ことができる。
【0126】また、これらの第1および第2のメモリア
レイを、互いに別々の領域に形成することにより、これ
らの2値モードメモリセルおよび多値モードメモリセル
のデータの書込および消去時の動作制御を個々独立に、
最適化することができ、信頼性の高い不揮発性半導体記
憶装置を実現することができる。
【0127】また、これらの2値モードメモリセルおよ
び多値モードメモリセルのトランジスタパラメータを互
いに異ならせることにより、個々の記憶モードおよび動
作モードに応じて要求されるトランジスタ特性をそれぞ
れ個々に最適化することができ、動作特性を損なうこと
なく信頼性の高い不揮発性半導体記憶装置を実現するこ
とができる。
【0128】また、これらの2値モードメモリセルおよ
び多値モードメモリセルの書込および消去の動作シーケ
ンスを制御する制御回路をそれぞれ別々に設けることに
より、これらの2値モードメモリセルおよび多値モード
メモリセルの書込/消去動作を個々に最適化することが
できる。
【0129】また、これらの2値モードメモリセルおよ
び多値モードメモリセルの書込/消去時の動作を互いに
異ならせることにより、2値モードメモリセルおよび多
値モードメモリセルそれぞれに、適用用途に応じて要求
される使用条件に従って、これらの書込/消去動作シー
ケンスを最適化することができる。
【0130】また、2値モードメモリセルと同一構造の
プログラム素子を設け、所定の情報を固定的に記憶する
ことにより、ヒューズ素子などを用いる構成に比べて、
回路占有面積を低減でき、小占有面積で確実に、固定情
報を保持することのできるプログラム回路を実現するこ
とができる。
【0131】特に、このプログラム素子を、不良セルの
冗長セルの置換の有無および不良アドレスを記憶する回
路部分に利用することにより、リンク素子の数が多い部
分に、積層ゲート型電界効果トランジスタを利用するこ
とにより、この不良アドレスプログラム回路部の冗長置
換制御部の回路占有面積を大幅に低減することができ
る。
【0132】また、多値モードメモリセルを含む不揮発
性半導体記憶装置において、内部状態を設定する情報を
2値モードメモリセルと同一構造のプログラム素子に格
納することより、正確かつ安定に必要な情報を小占有面
積で記憶することができる。
【0133】また、2値モードメモリセルと多値モード
メモリセルを、それぞれ異なるアドレス空間を構成する
ようにアドレス領域を固定的に割当てることにより、こ
れらの2値モードメモリセルおよび多値モードメモリセ
ルの構造/特性を最適化することができ、小占有面積で
信頼性の高い不揮発性半導体記憶装置を実現することが
できる。
【0134】また、2値モードメモリセルと同一構造の
素子を内部状態を設定する情報をプログラムする素子と
して利用しており、正確にかつ安定に小占有面積でプロ
グラムデータを記憶することができる。
【0135】特に、このプログラム回路のメモリセルお
よび多値モードメモリセルを、積層ゲート型電界効果ト
ランジスタで構成することにより、単位メモリセルの占
有面積を低減でき、より占有面積を低減することができ
る。
【0136】これらのプログラム回路のメモリセルおよ
び多値メモリセルを同一半導体基板に形成することによ
り、一部の製造工程をこれらのプログラム回路のメモリ
セルおよび多値メモリセルにおいて共通化することがで
き、製造工程の増大を抑制して、小占有面積で内部状態
を設定することができる。
【0137】また、これらのプログラム回路のメモリセ
ルおよび多値モードメモリセルのトランジスタパラメー
タを互いに異ならせることにより、個々の記憶モードお
よび動作モードに応じて要求されるトランジスタ特性を
それぞれ個々に最適化することができ、動作特性を損な
うことなく信頼性の高い不揮発性半導体記憶装置を実現
することができる。
【0138】また、これらのプログラム回路のメモリセ
ルおよび多値モードメモリセルの書込および消去の動作
シーケンスを制御する制御回路をそれぞれ別々に設ける
ことにより、これらの2値モードメモリセルおよび多値
モードメモリセルの書込/消去動作を個々に最適化する
ことができる。
【0139】また、これらのプログラム回路のメモリセ
ルおよび多値モードメモリセルの書込/消去時の少なく
とも一方の動作を互いに異ならせることにより、プログ
ラム回路のメモリセルおよび多値モードメモリセルそれ
ぞれに、適用用途に応じて要求される仕様条件に従っ
て、これらの書込/消去動作シーケンスを最適化するこ
とができる。
【0140】また、プログラム回路に所定の情報を固定
的に記憶することにより、ヒューズ素子などを用いる構
成に比べて、回路占有面積を低減でき、小占有面積で確
実に、固定情報を保持することのできるプログラム回路
を実現することができる。
【0141】特に、このプログラム回路を、不良セルの
冗長セルの置換の有無および不良アドレスを記憶する回
路部分に利用することにより、リンク素子の数が多い部
分に、積層ゲート型電界効果トランジスタを利用するこ
とにより、この不良アドレスプログラム回路部の冗長置
換制御部の回路占有面積を大幅に低減することができ
る。また、2値モードメモリセルと同一構造であり、こ
のプログラム回路において確実に固定情報を記憶させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従う半導体記憶装
置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に従う半導体記憶装
置のメモリセルのアドレス空間の割当を概略的に示すで
ある。
【図3】 この発明の実施の形態1に従う2値モードメ
モリセルおよび多値モードメモリセルの構造を概略的に
示す図である。
【図4】 (A)および(B)は、不揮発性メモリセル
への電子のフローティングゲート注入時の動作態様を概
略的に示す図である。
【図5】 (A)および(B)は、不揮発性メモリセル
のフローティングゲートからの電子の引抜きの動作態様
を概略的に示す図である。
【図6】 図1に示す第1および第2の制御回路の構成
を概略的に示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態1の変更例の構成を概
略的に示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態2に従う半導体記憶装
置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図9】 図8に示す不良アドレスプログラム回路野構
成の一例を示す図である。
【図10】 図9に示す積層ゲート型電界効果トランジ
スタのプログラム部の構成の一例を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態1の変更例の構成を
概略的に示す図である。
【図12】 従来の不揮発性メモリセルの断面構造を概
略的に示す図である。
【図13】 従来の不揮発性メモリセルのしきい値電圧
分布を概略的に示す図である。
【図14】 従来の不揮発性多値メモリセルのしきい値
電圧分布を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 第1のメモリアレイ、2 第2のメモリアレイ、
3,4 周辺回路、5第1の制御回路、6 第2の制御
回路、7 アドレス入力回路、8 領域判定回路、FG
2,FG4,FG フローティングゲート、CG2,C
G4,CG コントロールゲート、SUB2,SUB
4,SUB 半導体基板領域、SR2,SR4,SR,
DR2,DR4,DR 不純物領域、15 2値書込/
消去制御回路、16 多値書込/消去制御回路、CB0
−CBk 2値メモリ、CM0−CMj 多値メモリ、
20 ノーマルメモリセルアレイ、21 冗長メモリセ
ルアレイ、22 ノーマルセル選択回路、23 冗長セ
ル選択回路、24 不良アドレスプログラム回路、25
切換回路、FGT0−FGTs,SGT1−SGTt
積層ゲート型電界効果トランジスタ、42 レジスタ
回路、43 電圧発生回路、52 プログラム電圧印加
回路。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1セル当り1ビットのデータを記憶する
    複数の第1のメモリセルを有する第1のメモリアレイ、
    および前記第1のメモリアレイと別の領域に形成され、
    1セル当り複数ビットのデータを記憶する複数の第2の
    メモリセルを有する第2のメモリアレイを備え、 前記第1のメモリアレイ領域のアドレス空間と前記第2
    のメモリアレイのアドレス空間は、予め互いに重なり合
    わないように固定的に定められる、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のメモリセルおよび前記第2の
    メモリセルの各々は、フローティングゲートを有する積
    層型電界効果トランジスタで構成される、請求項1記載
    の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のメモリアレイと前記第2のメ
    モリアレイは、互いに同一の半導体基板上に形成され
    る、請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のメモリセルと前記第2のメモ
    リセルのトランジスタパラメータは互いに異なる、請求
    項2記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のメモリアレイに対応して配置
    され、前記第1のメモリアレイの第1のメモリセルのデ
    ータの書込、読出および消去を制御するための第1の制
    御回路と、 前記第2のメモリアレイに対応して配置され、前記第2
    のメモリアレイの第2のメモリセルのデータの書込、読
    出および消去を制御するための第2の制御回路を備え
    る、請求項2記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の制御回路と前記第1のメモリ
    セルに対する書込および消去の少なくとも一方の動作と
    前記第2の制御回路の前記第2のメモリアレイの第2の
    メモリセルに対する前記少なくとも一方の動作とは互い
    に異なる、請求項5記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のメモリセルと同一構造を有
    し、かつ前記第1のメモリアレイと別の領域に形成され
    て所定の情報を固定的に記憶するプログラム素子をさら
    に備える、請求項1から6のいずれかに記載の半導体記
    憶装置。
  8. 【請求項8】 前記プログラム素子は、内部回路の状態
    を固定的に設定する情報を記憶する、請求項7記載の半
    導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記プログラム素子は、不良セルの冗長
    セルとの置換の有無および不良アドレスを記憶する、請
    求項7記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 1セル当たり複数ビットの情報を記憶
    する第1のメモリセルを有する第1のメモリアレイ、 前記第1のメモリアレイと別の領域に形成され、所定の
    内部状態を設定する情報を記憶するプログラム回路を備
    え、前記プログラム回路は、前記1ビット当たり1ビッ
    トのデータを記憶するメモリセルと同一構造を有するメ
    モリセルを含む、半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記プログラム回路のメモリセルと同
    一構造を有しかつ、前記第1のメモリアレイと別の領域
    に形成され、1セル当り1ビットのデータを記憶する複
    数の第2のメモリセルを有する第2のメモリアレイをさ
    らに備え、 前記第1のメモリアレイ領域のアドレス空間と前記第2
    のメモリアレイのアドレス空間は、予め互いに重なり合
    わないように固定的に定められる、請求項10記載の半
    導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記第1のメモリセルおよび前記プロ
    グラム回路のメモリセルの各々は、フローティングゲー
    トを有する積層型電界効果トランジスタで構成される、
    請求項10記載の半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記第1のメモリアレイと前記プログ
    ラム回路は、互いに同一の半導体基板上に形成される、
    請求項10記載の半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記第1のメモリセルと前記プログラ
    ム回路のメモリセルのトランジスタパラメータは互いに
    異なる、請求項12記載の半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記第1のメモリアレイに対応して配
    置され、前記第1のメモリアレイの第1のメモリセルの
    データの書込、読出および消去を制御するための第1の
    制御回路と、 前記プログラム回路に対応して配置され、前記プログラ
    ム回路のメモリセルのデータの書込、読出および消去を
    制御するための第2の制御回路を備える、請求項10記
    載の半導体記憶装置。
  16. 【請求項16】 前記第1の制御回路と前記第1のメモ
    リセルに対する書込および消去の少なくとも一方の動作
    と前記第2の制御回路の前記プログラム回路のメモリセ
    ルに対する前記少なくとも一方の動作とは互いに異な
    る、請求項15記載の半導体記憶装置。
  17. 【請求項17】 前記プログラム回路のメモリセルは、
    内部回路の状態を固定的に設定する情報を記憶する、請
    求項10記載の半導体記憶装置。
  18. 【請求項18】 前記プログラム回路のメモリセルは、
    不良セルの冗長セルとの置換の有無および不良アドレス
    を記憶する、請求項10記載の半導体記憶装置。
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