JP2000339306A - 文書作成装置 - Google Patents

文書作成装置

Info

Publication number
JP2000339306A
JP2000339306A JP11150542A JP15054299A JP2000339306A JP 2000339306 A JP2000339306 A JP 2000339306A JP 11150542 A JP11150542 A JP 11150542A JP 15054299 A JP15054299 A JP 15054299A JP 2000339306 A JP2000339306 A JP 2000339306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layout
block
content
document
channel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11150542A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakayama
寛 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP11150542A priority Critical patent/JP2000339306A/ja
Publication of JP2000339306A publication Critical patent/JP2000339306A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数のコンテンツを持つデータベースから、
レイアウトされた文書を自動的に作成できる装置を提供
する。 【解決手段】 コンテンツデータベース10は多数のブ
ロックコンテンツを保持する。1つのブロックコンテン
ツには、例えば1つの観光施設についての様々な情報項
目が含まれる。チャネルテンプレート100は、コンテ
ンツデータベース10からブロックコンテンツを抽出す
る際の抽出ルール114と、抽出されたブロックコンテ
ンツをレイアウトするブロックレイアウト250をブロ
ックレイアウト指定する指定情報122と、ブロックコ
ンテンツの情報項目のうち文書中にレイアウトするもの
を選択する選択ルール132と、選択した情報項目をブ
ロックレイアウト250中のどのレイアウト枠252に
対応づけるかを指定する枠指定情報134とを含む。チ
ャネルテンプレート100に従って、コンテンツデータ
ベース10から抽出した情報を、自動的にレイアウトす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷文書や電子的
な文書などの文書の構成、編集のための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】文書の管理・再利用のため、文書データ
ベースやそれを利用するためのシステムが提案され、普
及しつつある。ワンソース・マルチユース(one source
multiuse)などというように、同じ情報を様々な媒体
で様々な機会に利用できるようにしたいという要望も高
まってきており、文書データベースの重要性は大きくな
りつつある。
【0003】文書データベースの一つの大きな利点は、
一度作成した文書を再利用できることにより文書の生産
性が向上することである。例えば、旅行ガイドブックな
どでは、毎年体裁を変えて新版を発行することがある
が、個々の観光スポットの案内記事の内容が大きく変わ
ることは少なく、記事については一度作成すれば何度も
再利用することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、文書内容
の面では、文書データベースの利用により文書生産性の
改善が進みつつあるといえる。しかしながら、文書デー
タベースから検索した個々の記事をレイアウトして1つ
の文書に組み上げる段になると、DTPシステム上で人
間の手により行われていることが多いのが現状である。
DTPシステムでは、文書中に1つ又は複数の「枠」を
設定し、この枠に対して文字列や写真、図版などのコン
テンツを割り付け(流し込みとも呼ばれる)ていくこと
が一般的である。大部の文書のレイアウトを行う場合、
枠を一つずつ作成し、それら枠に対しコンテンツを一つ
ずつ割り付けていく必要があり、手間と時間がかかっ
た。
【0005】また、カタログや情報誌などでは、体裁が
同じ又は類似している記事が繰り返されることが多い
が、従来は、このようなものについても、いちいち各記
事の各構成要素(説明文や写真など)を人手でレイアウ
トする必要があり効率が悪かった。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、多数のコンテンツを有したデー
タベースの情報をもとに、レイアウトされた文書を自動
的に作成できる装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明は、体裁が同じ又は類似の記事が繰り返され
る文書を容易に作成できる装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、コンテンツ群がレイアウトされた文書を
コンピュータを用いて作成する文書作成装置であって、
コンテンツソースからレイアウト対象のコンテンツを抽
出するための抽出条件と、この抽出条件に従って抽出さ
れたコンテンツを文書レイアウト中の各レイアウト枠に
対応づけるためのレイアウト対応情報と、を含んだチャ
ネルテンプレートを記憶する手段と、チャネルテンプレ
ートに対して対応づけるコンテンツソース及び文書レイ
アウトの指定を受け付ける手段と、前記指定されたコン
テンツソースに含まれるコンテンツ群の中から、前記チ
ャネルテンプレートの抽出条件を満足するコンテンツを
抽出する手段と、抽出されたコンテンツを前記チャネル
テンプレートのレイアウト対応情報に従って、前記指定
された文書レイアウト中のレイアウト枠にレイアウトす
る手段とを有する文書作成装置を提供する。
【0008】この構成では、コンテンツソース、チャネ
ルテンプレート、文書レイアウトの3者の組合せにより
文書が構成される。チャネルテンプレートの抽出条件を
変更することにより、同じコンテンツソースから異なる
文書を生成することができる。また、文書の内容的な構
成を規定するチャネルテンプレートと、各文書内容の配
置構成を規定する文書レイアウトとを独立させたため、
それらの組合せを変えることにより多彩な文書を作成で
きる。
【0009】また、本発明は、コンテンツ群がレイアウ
トされた文書をコンピュータを用いて作成する文書作成
装置であって、複数のブロックコンテンツを有するコン
テンツソースからのブロックコンテンツの第1抽出条件
と、ブロックコンテンツからレイアウトすべき要素コン
テンツ群を抽出する第2抽出条件と、第2抽出条件によ
って抽出した要素コンテンツ群を文書レイアウト中の各
レイアウト枠に対応づけるためのレイアウト対応情報
と、を含むチャネルテンプレートを記憶する手段と、こ
のチャネルテンプレートに対して対応づけるコンテンツ
ソース及び文書レイアウトの指定を受け付ける手段と、
前記指定されたコンテンツソースに含まれるブロックコ
ンテンツ群の中から、前記チャネルテンプレートの第1
抽出条件を満足するコンテンツを抽出するブロック抽出
手段と、ブロック抽出手段で抽出されたブロックコンテ
ンツから前記チャネルテンプレートの第2抽出条件に従
ってレイアウトすべき要素コンテンツを抽出し、抽出し
た要素コンテンツ群を前記レイアウト対応情報に従って
文書レイアウトの各レイアウト枠にレイアウトするレイ
アウト手段とを有する文書作成装置を提供する。
【0010】この構成でも、チャネルテンプレートの第
1抽出条件、第2抽出条件を変更することにより、同じ
コンテンツソースから異なる文書を生成することができ
る。また、文書の内容的な構成を規定するチャネルテン
プレートと、各文書内容の配置構成を規定する文書レイ
アウトとを独立させたため、それらの組合せを変えるこ
とにより多彩な文書を作成できる。
【0011】本発明の好適な態様では、前記レイアウト
対応情報は、第1抽出条件に従って抽出されたブロック
コンテンツを、文書レイアウト中に設定されたレイアウ
ト枠のセットであるブロックレイアウトに対応づけるブ
ロックレベル対応づけ情報と、第2抽出条件に従って抽
出された要素コンテンツをブロックレイアウト中のレイ
アウト枠に対応づける枠レベル対応づけ情報とを含む。
【0012】この態様によれば、レイアウトの対応づけ
を多段階にしたため、各段階ごとに対応づけの内容を変
更することができ、多彩なレイアウト設定を実現でき
る。また、ブロックレイアウトのレベルの対応づけを変
更すれば、多数の要素コンテンツとレイアウト枠との対
応づけをまとめて変更することができる。
【0013】また、別の好適な態様では、前記チャネル
テンプレートには、前記第1抽出条件に対して複数の前
記レイアウト対応情報が設定可能であり、それら各レイ
アウト対応情報に対して順序関係が設定でき、前記レイ
アウト手段は、前記ブロック抽出手段にて前記コンテン
ツソースからブロックコンテンツが抽出される毎に、前
記順序関係に従って前記レイアウト対応情報を選び、抽
出されたブロックコンテンツを、選ばれたレイアウト対
応情報を用いて処理する。
【0014】この態様によれば、順次抽出されるブロッ
クコンテンツを異なるレイアウトでレイアウトすること
ができる。
【0015】更に好適な態様では、前記レイアウト手段
は、前記順序関係における最後のレイアウト対象情報ま
で達した後で更にブロックコンテンツが抽出された場
合、前記文書レイアウトを反映したページ群をコピー
し、このコピーした文書レイアウトに対して、抽出した
ブロックコンテンツをレイアウトする。
【0016】この態様によれば、1ページないし数ペー
ジ程度の小さい範囲について文書レイアウトを設定して
おけば、コンテンツソースから抽出される多数のコンテ
ンツをその文書レイアウトの繰り返しでレイアウトする
ことができる。
【0017】また、本発明の好適な態様では、前記チャ
ネルテンプレートに、複数の前記第1抽出条件と、それ
ら各第1抽出条件ごとに設定された前記第2抽出条件及
びレイアウト対応情報を設定可能とし、前記チャネルテ
ンプレートに対して、前記各第1抽出条件毎に個別にコ
ンテンツソースを対応づけることにより、複数のコンテ
ンツソースからのコンテンツを1文書中に並列してレイ
アウトすることを可能にした。
【0018】この態様によれば、複数のコンテンツソー
スの情報を表示した文書を生成できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0020】図1は、本発明に係る文書作成装置での文
書作成手法の概念を説明するための図である。
【0021】図示のように、本実施形態では、チャネル
テンプレート100と呼ぶ文書構成を規定するテンプレ
ートを用意し、このチャネルテンプレート100を、コ
ンテンツデータベース10とレイアウト情報とを関連付
けることにより、1つの文書を作成する。
【0022】コンテンツデータベース10には、図2に
示すように多数のブロックコンテンツ300が登録され
ており、各ブロックコンテンツ300は、例えば開始タ
グ302と終了タグ304とにより互いに区切られてお
り、これらタグ302と304との間に多くの項目のデ
ータが所定の形式で区切られて配置されている。図2の
例は、観光地案内のコンテンツデータベース10の例で
あり、1つのブロックコンテンツ300が1つの観光ス
ポットについての多数の情報(例えば、見出しや所在
地、写真など)を含んでいる。コンテンツデータベース
10は、いわゆるデータベースだけでなく、SGMLな
どを用いて記述された1つのファイルなどでもよい。図
2のようなブロックコンテンツ300は、例えばSGM
Lを用いて記述でき、この場合ブロックコンテンツの各
情報項目は、SGMLのタグから識別できる。
【0023】チャネルテンプレート100は、コンテン
ツデータベース10からのブロックコンテンツを抽出す
る際の抽出条件と、抽出した各ブロックコンテンツが含
む情報を、可視の文書上にレイアウトする際のレイアウ
ト条件を規定した情報である。チャネルテンプレート1
00は、図1に示すように、チャネル110、チャネル
チェイン120、子チャネル130からなる階層構造を
なしている。
【0024】チャネル110は、ソース指定情報11
2、ブロックコンテンツ抽出ルール114、及び1以上
のチャネルチェイン120を含む。
【0025】ソース指定情報112は、ブロックコンテ
ンツの供給元(ソース)となるコンテンツデータベース
の指定情報であり、コンテンツデータベースの名称や所
在地(パス名)などが設定される。
【0026】ブロックコンテンツ抽出ルール114は、
コンテンツデータベース10から個々のブロックコンテ
ンツを抽出するためのルールである。ブロックコンテン
ツ抽出ルール114は、例えば各ブロックコンテンツの
区切り方の情報などである。ブロックコンテンツ300
が図2のようにタグで区切られる構成をとっている場
合、どれが開始タグ302でどれが終了タグ304であ
るかを示す情報が抽出ルール114となる。またコンテ
ンツデータベース10がレコードベースのデータベース
である場合、各レコードがそれぞれブロックコンテンツ
となり、各レコードを区切っているセパレータがどのよ
うなものであるかを示す情報が抽出ルール114とな
る。
【0027】また、抽出ルール114は、このようなブ
ロックコンテンツの区切りを示す情報の他に、レイアウ
ト対象とするブロックコンテンツが満たすべき条件を含
むことができる。例えば観光地情報のコンテンツデータ
ベースの場合、「**鉄道××線」沿線などという条件
(たとえばこれは「アクセス方法」の情報項目を対象に
検索をかければよい)で、ブロックコンテンツを選別す
ることができる。
【0028】このような抽出ルール114に従ってコン
テンツデータベース10から抽出されたブロックコンテ
ンツが、文書へのレイアウトの対象となる。ただし、ブ
ロックコンテンツは、対象(例えば観光スポット)につ
いての多くの情報を含んでいるのに対し、目的とする文
書ではそれらすべての情報を必要としない場合が多い。
このため、本実施形態では、ブロックコンテンツの含む
多くの情報項目の中から、文書の目的に合わせて必要な
項目を選択し、レイアウトできるようにした。そのよう
な仕組みを担うのが、チャネルテンプレート100のチ
ャネルチェイン120以下の階層である。
【0029】本実施形態では、チャネル110に対して
一以上のチャネルチェイン120を設定することがで
き、各チャネルチェイン120ごとにブロックレイアウ
ト250を対応づける。ブロックレイアウト250は、
複数のレイアウト枠252の集合である。
【0030】図3は、文書作成装置におけるブロックレ
イアウトの情報を示す。ブロックレイアウト情報260
には、レイアウトID261、ブロック位置情報26
2、枠数情報263、及び枠データ264が含まれる。
レイアウトID261は、当該ブロックレイアウトの識
別情報であり、少なくとも文書内で一意な値である。ブ
ロック位置情報262は、当該ブロックレイアウトの基
準点の文書中での位置(例えばページ200の基準点か
らのオフセット)を示す情報である。ブロックレイアウ
ト250の文書中での範囲は、例えば、要素であるすべ
てのレイアウト枠252を内包する矩形範囲(例えば図
1の破線枠範囲)として規定される。この矩形範囲の例
えば左上隅の点がブロックレイアウトの基準点となり、
この基準点の位置がブロック位置情報262として保持
される。枠数情報263は、当該ブロックレイアウトに
含まれるレイアウト枠の数を示す情報である。枠データ
264は各レイアウト枠の情報であり、枠数情報263
に示される枠数(N)個分のデータがある。各枠データ
264は、枠識別情報265と枠ジオメトリ情報266
を含む。枠識別情報265は、当該レイアウト枠の他の
識別情報であり、当該ブロックレイアウト内で一意であ
る。後に詳しく説明するが、ブロックコンテンツに含ま
れる各情報項目をブロックレイアウトの各レイアウト枠
にレイアウトする際には、この枠識別情報265を用い
て情報項目とレイアウト枠との対応づけを行う。例え
ば、図1のブロックレイアウト252に示した「見出
し」や「写真」などが枠識別情報265の一例である。
枠ジオメトリ情報266は、当該レイアウト枠の位置・
形状を示す情報である。この情報は、ブロック位置情報
262に示されるブロックレイアウト基準位置を基準と
して記述される。なお、レイアウト枠としては、矩形枠
が一般的であるが、多角形や円形など、他の形状の枠も
可能である。このようなブロックレイアウト情報は、文
書のページに対応づけて管理される。
【0031】一方、チャネルチェイン120は、図1に
示すように、ブロックレイアウト指定情報122と1以
上の子チャネル130を含む。ブロックレイアウト指定
情報122は、当該チャネルチェイン120に対応する
ブロックレイアウトを指示する指定情報であり、例え
ば、対応するブロックレイアウトのレイアウトID26
1が記述される。各子チャネル130は、それぞれ、コ
ンテンツ選択ルール132と枠指定情報134を含む。
コンテンツ選択ルール132は、ブロックコンテンツに
含まれる多くの情報項目(コンテンツ)の中から1項目
を選択する条件である。図1の例では、ある子チャネル
130の例えば選択ルール132として<見出し>が指
定されており、これにより、この子チャネル130で
は、ブロックコンテンツのうち<見出し>に該当する情
報項目(コンテンツ)が選択されることになる。枠指定
情報134は、当該子チャネル130に対応するレイア
ウト枠252の指定情報である。この枠指定情報134
には、図3に示したブロックレイアウト情報260にお
ける枠識別情報265が用いられる。
【0032】このようなチャネルテンプレート100を
用いた文書作成の概念的な流れは次のようになる。ま
ず、チャネルテンプレート100のソース指定情報11
2で指定されたコンテンツデータベース10から、ブロ
ックコンテンツ抽出ルール114に従ってブロックコン
テンツが抽出される。抽出されたブロックコンテンツ
は、抽出された順にチャネルチェイン120に渡され
る。例えば図1のようにチャネルチェイン120が4つ
あれば、先頭のチャネルチェイン120から順にブロッ
クコンテンツが渡され、4番目のチャネルチェイン12
0に渡された後、また新たにブロックコンテンツが抽出
されると、先頭のチャネルチェイン120に戻り、以降
これが繰り返される。ブロックコンテンツを受け取った
チャネルチェイン120では、ブロックレイアウト指定
情報122に従って、文書内で当該チャネルチェイン1
20に対応するブロックレイアウト250を特定する。
そして、チャネルチェイン120は、受け取ったブロッ
クコンテンツを各子チャネル130に並列的に渡す。各
子チャネル130は、チャネルチェイン120から受け
取ったブロックコンテンツの中から、選択ルール130
を満足するコンテンツ(情報項目)を選択し、これを枠
指定情報134が示すレイアウト枠252に対応づけ
る。これにより、子チャネル130で選択されたコンテ
ンツは、チャネルチェイン120で指定されたブロック
レイアウト250の中の、枠指定情報134で指定され
たレイアウト枠252にレイアウトされることになる。
【0033】このようにして、図2に示すように、多数
のブロックコンテンツ300を有するコンテンツデータ
ベース10の中から、抽出ルール114を満足するブロ
ックコンテンツ300が抽出され、さらに多数の情報項
目(コンテンツ)を含むこのブロックコンテンツ300
の中から、子チャネル130の選択ルール132を満足
する情報項目(例では「見出し」「説明文」「写真」)
だけが選択され、ページ上にレイアウトされることにな
る。なお、図1では、1つのチャネルチェイン120だ
け、その内容を詳しく図解したが、すべてのチャネルチ
ェイン120はすべて、ブロックレイアウト指定122
と1以上の子チャネル130を含んだ同様の下位構造を
持つ。
【0034】図1に示す1ページに4つのブロックレイ
アウト250が配置されるページ構成の場合、コンテン
ツデータベース10から抽出されたブロックコンテンツ
が4個以下であれば1ページにレイアウトできる。ここ
で、抽出されるブロックコンテンツが4個を超える場
合、同じ4つのブロックレイアウト250が配置された
ページ200がコピーされ、この新たなページの各ブロ
ックレイアウト250に対して、抽出されたブロックコ
ンテンツが上述と同様の手順で順にレイアウトされてい
く。この機能は、例えば抽出したブロックコンテンツの
数をカウントし、これがチャネル100のチャネルチェ
イン120の整数倍を超えるごとに、ブロックレイアウ
ト群が配置されたページをコピーして追加することによ
り実現できる。したがって、チャネルテンプレート10
0に例えば1ページ分の設定をしておけば、コンテンツ
データベース10からブロックコンテンツが尽きるま
で、必要なコンテンツがレイアウトされたページが作成
されていく。
【0035】以上説明したように、本実施形態の手法に
よれば、コンテンツデータベース10、チャネルテンプ
レート100、ブロックレイアウト群を配置したページ
(ないしページ群)のレイアウトをそれぞれ作成し、そ
れら3者を組み合わせることにより1つの文書を作成で
きる。ここで、チャネルテンプレート100は、コンテ
ンツデータベース10から、文書にレイアウトする内容
を抽出し、これを文書中の各レイアウト位置に対応づけ
る役割を果たす。同じコンテンツデータベース10を用
いた場合でも、チャネルテンプレート100の内容を変
えれば、得られる文書の内容も変わってくる。例えば、
ブロックコンテンツ抽出ルール114として「所在地が
京都市内」、「公園」などと異なる条件を設定すれば、
それに応じてコンテンツデータベース10から抽出され
るブロックコンテンツの組合せが代わってくるため、異
なる文書ができあがる。また、チャネルチェイン120
における各子チャネル130の選択ルール132を変え
れば、抽出したブロックコンテンツの情報項目のうち、
文書にレイアウトする項目を変えることができる。
【0036】また、本実施形態では、このチャネルテン
プレート100を、レイアウト(すなわちブロックレイ
アウトの集合)とは独立した実体として取り扱えるよう
にしたことにより、チャネルテンプレート100とレイ
アウトとの組合せを変えることにより、多彩な文書が作
成可能になる。例えば、同じコンテンツデータベース1
0と同じチャネルテンプレート100とを、違うレイア
ウトと組み合わせれば、同じ内容で異なったレイアウト
の文書が作成できる。
【0037】本実施形態によれば、コンテンツデータベ
ース10、チャネルテンプレート100、レイアウトを
それぞれ別々に作成、蓄積しておき、それらから適切な
ものを選んで組み合わせることにより、必要な文書を自
動的に生成できる。このような文書作成手法は、カタロ
グや情報誌など、定型的な記事が繰り返される文書の作
成には特に威力を発揮する。
【0038】次に、以上のような文書作成手順を実装し
た文書作成装置の構成及び動作について、図4を参照し
て説明する。
【0039】図4において、本実施形態の文書作成装置
40は、コンテンツデータベース10、チャネルテンプ
レートデータベース20、ブロックレイアウトデータベ
ース30、ユーザインタフェースシステム50、出力装
置60に接続されている。
【0040】コンテンツデータベース10については既
に説明した。チャネルテンプレートデータベース20に
は、以前に作成されたチャネルテンプレート100が蓄
積されている。ユーザは、このデータベース20から所
望のチャネルテンプレート100を探しだし、利用する
ことができる。データベース20には、このようなユー
ザによる探索を容易にするため、各チャネルテンプレー
ト100に対応してその名称や説明メモなどが登録され
ている。ブロックレイアウトデータベース30には、以
前に作成されたブロックレイアウトが蓄積されている。
本実施形態では、このデータベース30から所望のブロ
ックレイアウトを取り出し、これを文書内に配置できる
ようにした。データベース30には、ユーザの検索の便
宜のため、各ブロックレイアウトに対応づけてその名称
や説明メモが登録されている。なお、データベース30
に蓄積されているブロックレイアウトのデータは、図3
に示した文書レイアウト時のブロックレイアウト情報2
60のうち、枠数情報263と各枠データ264の部分
である。これが、後に文書中の具体的な位置に配置され
ることにより、ブロック位置情報262が求められる。
ユーザインタフェースシステム50は、ディスプレイな
どの出力装置と、キーボードやマウスなどの入力装置と
を含む。このユーザインタフェースシステム50を介し
て、ユーザは文書作成装置40にアクセスし、文書作成
作業を行う。出力装置60は、印刷装置やディスプレイ
など、文書を可視形態で出力する装置である。文書作成
装置40で作成された文書は、この出力装置60から出
力文書400として出力される。
【0041】文書作成装置40は、編集処理部42と、
レイアウト実行部44と、文書定義保持部46とを含
む。編集処理部42は、文書編集を行う部分であり、本
実施形態ではチャネルテンプレートを編集するチャネル
エディタ422と、レイアウトを編集するレイアウトエ
ディタ424の2つのユニットを備えている。文書定義
保持部46は、文書を規定するチャネルテンプレート4
62とレイアウト情報464を保持する。ここに保持さ
れるチャネルテンプレート462は図1等を用いて説明
したものであり、レイアウト情報464も図1等を用い
て説明したブロックレイアウト250をページ(又はペ
ージ群)に配置したものである。レイアウト実行部44
は、文書定義保持部46に保持されたチャネルテンプレ
ート462とレイアウト情報464とを用い、コンテン
ツデータベース10に含まれる情報を抽出し、レイアウ
トして出力文書400を組み立てるユニットである。こ
のような文書作成装置40は、コンピュータシステム上
にソフトウエアを用いて構築することができる。
【0042】この装置での文書作成作業の手順を説明す
る。ユーザがユーザインタフェースシステム50から新
規文書の作成を指示すると、文書定義保持部46に新規
文書用のチャネルテンプレート462及びレイアウト情
報464が生成される。この段階ではチャネルテンプレ
ート462及びレイアウト情報464は共に白紙状態で
ある。次に、チャネルエディタ422でチャネルテンプ
レート462を、レイアウトエディタ424でレイアウ
ト情報464を、それぞれ編集する。
【0043】編集処理部42は、図5に示すような文書
作成用のユーザインタフェース画面500を提供する。
この画面500には、レイアウトエディタ424によっ
て管理されるレイアウト編集用ウインドウ510と、チ
ャネルエディタ422によって管理されるチャネル編集
用ウインドウ550が含まれる。以下、図5を参照し
て、本実施形態の装置におけるユーザの文書作成操作の
概要を説明する。
【0044】レイアウトエディタ424によるレイアウ
トの編集では、1ページ又は複数のページからなる範囲
に対して、ブロックレイアウトを配置することにより、
レイアウト情報を作成する。図5の例は、1ページのレ
イアウトの作成例である。文書に割り付けるブロックレ
イアウトは、一般のDTPシステムにおけるレイアウト
枠の作成と同様にしてページ515上にレイアウト枠5
12をいくつか作成し、それらを矩形範囲514で囲ん
でグループ化し、そのグループをブロックレイアウトと
して指定することによって作成できる。また、既存のブ
ロックレイアウトを、ブロックレイアウトデータベース
30から読み出して、ページ515上に配置することに
よっても、ページ上にブロックレイアウトを配置でき
る。この場合、レイアウトエディタ424は、データベ
ース30に格納されたブロックレイアウトのリストを表
示し、ユーザからの選択を受け付ける。このリストに
は、各ブロックレイアウトの名称や説明メモが一覧表示
される。また、このリストで仮選択したブロックレイア
ウトのレイアウト枠群の配置関係を所定縮尺で縮小表示
する小画面を設ければ、ユーザの選択が容易になる。ま
た、レイアウトエディタは、各レイアウト枠512に枠
識別情報を設定するユーザインタフェースを提供する。
これによりレイアウト枠に設定された枠識別情報は、ユ
ーザのレイアウト枠識別の便宜のため、レイアウト編集
画面510上に表示される。
【0045】また、レイアウトエディタ424は、作成
・配置したブロックレイアウトの移動・コピー・削除
や、ブロックレイアウトの要素であるレイアウト枠の変
形・移動・削除などの機能も提供する。本実施形態にお
けるレイアウトエディタ424は、複数のレイアウト枠
をまとめてブロックレイアウトとして扱う機能の他は、
在来のDTPシステムと同様の機能でよい。レイアウト
エディタ424で編集されたレイアウト情報464は、
レイアウト編集範囲であるページ乃至ページ群に対して
配置された各ブロックレイアウトごとに、図3に示した
ブロックレイアウト情報260を含んでいる。なお、レ
イアウトエディタ424は、作成又は編集されたブロッ
クレイアウトを、名称や説明メモを付けてデータベース
30に登録する機能も提供する。
【0046】チャネルテンプレート462は、図5に示
すチャネル編集画面550上で編集する。チャネルテン
プレートは図1に示したようにチャネル、チャネルチェ
イン、子チャネルのツリー構造を持っており、チャネル
エディタ422は、チャネル編集画面550にツリー構
造を表示し、これに操作を加えられるようにしている。
このチャネル編集画面550は、ファイルシステム管理
等で用いられるツリー構造操作用のGUI(グラフィカ
ルユーザインタフェース)と同様の技術で構築できる。
例えば、最上位の文書ノード552を選択した状態で
は、1段下位のチャネルレベルに対する編集、例えばチ
ャネル554の新規作成、コピー、削除、順序移動など
の操作が可能である。また、チャネル554を選択する
と、そのチャネル554のソース指定情報556やブロ
ックコンテンツ抽出ルール557の設定や変更が可能と
なり、更にチャネルチェイン558の新規作成、コピ
ー、削除、順序移動などの操作が可能となる。また、図
示は省略するが、あるチャネルチェイン558を選択す
れば、そのチャネルチェインに対するブロックレイアウ
ト指定情報(図1参照)の設定、変更と、そのチャネル
チェインに従属する子チャネルの新規作成、コピー、削
除、順序移動などの操作が可能となる。ブロックレイア
ウト指定情報の設定・変更は、例えば、チャネル編集画
面550のツリー表示でマウス等でチャネルチェインを
選択し、この選択したチャネルチェインに対応するブロ
ックレイアウトをレイアウト編集画面510上で選択す
ればよい。更に、子チャネルを選択すれば、同様に、当
該子チャネルについてのコンテンツ選択ルール及び枠指
定情報の設定、変更が可能になる。本実施形態では、こ
のようなユーザインタフェースにより、チャネルテンプ
レートを作成・編集することができる。
【0047】また、本実施形態では、チャネルテンプレ
ートデータベース20から既存のチャネルテンプレート
を読み込み、これに対して必要な情報追加や変更を行う
ことにより所望のチャネルテンプレート462を作成す
ることもできる。このため、チャネルエディタ422
は、データベース20に蓄積されたチャネルテンプレー
トのリストを表示し、この中から所望のものを選択でき
るようにしたユーザインタフェース画面を提供する。ユ
ーザの操作としては、チャネル編集画面550のメニュ
ーバー560から「リスト」メニューを選択することに
より、データベース20に蓄積されたチャネルテンプレ
ート群のリストを表示した画面を得ることができる。図
示は省略するが、このリストには、各チャネルテンプレ
ートごとに、その名称や説明文が表示される。このよう
なユーザインタフェース画面で選択されたチャネルテン
プレートが文書定義保持部46に読み込まれるととも
に、そのチャネルテンプレートのツリー構造がチャネル
編集画面550に表示される。ユーザは、読み込まれた
チャネルテンプレートに対し、チャネルエディタ422
を用いて上述の操作を行うことにより、所望のチャネル
テンプレートを編集できる。また、本実施形態では、こ
のようにして作成・編集したチャネルテンプレートを、
名称や説明メモを付加してデータベース20に登録する
ことができる。
【0048】このようなユーザインタフェース画面50
0上で、レイアウト情報及びチャネルテンプレートを所
望の内容に編集することにより、文書の構成が決定され
る。このようにして編集が完了し、ユーザが文書作成装
置40にレイアウト実行指示を入力すると、レイアウト
実行部44は、文書定義保持部46のチャネルテンプレ
ート462の情報に従って、情報のソースであるコンテ
ンツデータベース10にアクセスする。そして、レイア
ウト実行部44は、チャネルテンプレート462のブロ
ックコンテンツ抽出ルールに従ってデータベース10か
らブロックコンテンツを抽出し、これをチャネルテンプ
レートの定義に従って各ブロックレイアウトに対してレ
イアウトしていく。この処理の流れについては既に図1
を参照して説明したので省略する。
【0049】以上、新規文書の作成の場合を説明した
が、既存の文書に変更を加えて別文書を作成することも
可能である。この場合、図示しないファイルシステムか
ら既存の文書ファイルを読み出して、これに編集を加え
ることになる。本実施形態では文書ファイルは、チャネ
ルテンプレートとレイアウト情報の組を含んでおり、文
書ファイルを読み出すとこれらが文書定義保持部46に
ロードされ、これらに対してチャネルエディタ422、
レイアウトエディタ424で上記と同様の編集作業を行
うことになる。
【0050】本実施形態の装置では、もっとも簡単に
は、既存のブロックレイアウトをデータベース30から
読み出してページに配置してレイアウトを作成し、更に
データベース20から既存のチャネルテンプレートを読
み出してそのレイアウトと組み合わせるだけで、文書を
構成することができる。また、読み出したブロックレイ
アウトやチャネルテンプレートに適宜変更を加えること
により、所望のレイアウトを得ることも可能である。
【0051】本実施形態の装置によれば、チャネルテン
プレートにおけるチャネルのブロックコンテンツ抽出ル
ール114や、子チャネルのコンテンツ選択ルール13
2(図1参照)を変更することにより、同じコンテンツ
データベース10から、目的に応じた多種の文書内容を
作成することができる。また、主として文書の内容構成
面を規定するチャネルテンプレートを、レイアウトの情
報とは切り離して独立に保存、編集できるようにしたこ
とにより、チャネルテンプレートとレイアウト情報との
組合せが豊富になり、多様なレイアウトの文書が作成可
能になる。この結果、以前に作成したチャネルテンプレ
ートやブロックレイアウトなどの再利用の可能性が高ま
り、文書作成の効率の向上が見込める。また、本実施形
態では、チャネルテンプレートはコンテンツデータベー
スとも独立しているので、あるコンテンツデータベース
向けに作成したチャネルテンプレートの一部を修正して
他のコンテンツデータベースに組み合わせることも可能
である。
【0052】また、本実施形態では、1ページや、数ペ
ージ程度の範囲についてレイアウトを指定しておけば、
抽出されるブロックコンテンツが多くてその範囲を超え
てしまうような場合でも、自動的にページを追加してそ
れらブロックコンテンツをレイアウトできる。したがっ
て、多数の記事を有する文書を作成する場合でも、繰り
返しの単位となるレイアウト範囲(ページ、見開き、複
数ページの範囲など)についてレイアウトを設定してお
くだけでよく、レイアウト作業が容易になる。
【0053】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明した。以上では、例えば図5のように、レイアウト
の設定範囲が1ページである例を示したが、本実施形態
のレイアウトエディタ424はこれだけでなく、複数ペ
ージにまたがるレイアウト設定を可能にしている。例え
ば、図6には、3ページにまたがるレイアウト設定の例
を示している。この例では、3ページに対して2つのブ
ロックレイアウト520が配置されている。各ブロック
レイアウト520には、それぞれ2つのレイアウト枠5
22が含まれる。このようなレイアウト設定で文書作成
を行った場合において、コンテンツデータベースから抽
出されたブロックコンテンツが2つを超えた場合は、こ
の3ページのレイアウトがコピーされ、この上に抽出さ
れたブロックコンテンツがレイアウトされることにな
る。
【0054】また、図1に示した例では、子チャネル1
30で選択されたコンテンツと、ブロックレイアウトの
レイアウト枠との対応づけは、明示的に設定した枠指定
情報に基づき行ったが、対応づけの方法はこれに限らな
い。例えば、図7に示すようにブロックレイアウト内の
各レイアウト枠252に1、2、3などと順番付けを行
い、チャネルテンプレート100における各チャネルチ
ェイン120の各子チャネル130にもツリー上での順
番を与え、これらの子チャネルの順番に従ってコンテン
ツを各レイアウト枠252に対応づけるようにしてもよ
い。
【0055】また、図1の例では、チャネルテンプレー
ト100にチャネル110が1つしか設定されていなか
ったが、複数のチャネル110を設定することも可能で
ある。チャネルテンプレート100に複数のチャネル1
10を設定すれば、図8に示すように、各チャネル11
0a、110b、110cをそれぞれ異なるコンテンツ
データベース10a、10b、10cに割り当てること
ができる。そして、各チャネル110a〜110cで抽
出したブロックコンテンツのレイアウト先を同じページ
200上に割り当てることもできる。図8の例では、ペ
ージ200の上段に観光地情報が、下段にホテル及び民
宿の情報が配置されたページ群を得ることができる。
【0056】また、以上の例では、コンテンツデータベ
ース10からブロックコンテンツを抽出する条件をブロ
ックコンテンツ抽出ルールとして設定し、このルールに
従って抽出されたブロックコンテンツをブロックレイア
ウトに対応づけ、更にブロックコンテンツの中の必要な
情報項目(コンテンツ)を子チャネルの選択ルールに従
って選択し、ブロックレイアウト中のレイアウト枠に対
応づけるようにした。このように、以上の例ではコンテ
ンツの抽出及びレイアウトに2つの階層(ブロックレベ
ル、個々のコンテンツ/枠レベル)があったが、本発明
はこのような2階層の文書構成の場合に限られない。例
えば、図9に示すような1階層のチャネルテンプレート
600も考えられる。この例では、チャネルテンプレー
ト600には、コンテンツデータベース10を指し示す
ソース指定情報602、レイアウト情報を指し示すレイ
アウト指定情報604、及び1以上のチャネル610が
含まれる。各チャネル610は、図1の例における子チ
ャネル130に相当し、コンテンツ選択ルール612と
枠指定情報614を有する。文書作成装置は、所定の規
則に従ってコンテンツデータベース10からブロックコ
ンテンツを切り出し、各チャネル610の選択ルール6
12に従ってそのブロックコンテンツから情報項目を選
択し、それを枠指定情報614に対応するレイアウト枠
252にレイアウトする。このような1階層のチャネル
テンプレートでも、レイアウト情報とチャネルテンプレ
ートとを独立に編集でき、それらを組み合わせて用いる
ことができるので、多彩な文書の自動生成が可能にな
る。
【0057】また、3階層以上の階層を持つチャネルテ
ンプレートを用いることも可能であり、これはSGML
文書など階層構造化された文書において、各文書要素を
取捨選択してレイアウトする場合に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の装置における文書作成手法の概念
を説明するための図である。
【図2】 実施形態の装置における文書作成手法の概念
を説明するための図である。
【図3】 ブロックレイアウト情報のデータ構造の一例
を示す図である。
【図4】 実施形態の文書作成装置の構成例を示す図で
ある。
【図5】 文書作成装置のユーザインタフェース画面の
一例を示す図である。
【図6】 多ページにわたるレイアウトの設定例を示す
図である。
【図7】 ブロックコンテンツの情報項目とブロックレ
イアウトのレイアウト枠との対応づけを、子チャネルの
順番により行った例を示す図である。
【図8】 複数のチャネルを含んだチャネルテンプレー
トによる文書構成を説明するための図である。
【図9】 1階層のチャネルテンプレートによる文書構
成を説明するための図である。
【符号の説明】
10 コンテンツデータベース、20 チャネルテンプ
レートデータベース、30 ブロックレイアウトデータ
ベース、40 文書作成装置、42 編集処理部、44
レイアウト実行部、46 文書定義保持部、50 ユ
ーザインタフェースシステム、60出力装置、100
チャネルテンプレート、110 チャネル、112 ソ
ース指定情報、114 ブロックコンテンツ抽出ルー
ル、120チャネルチェイン、122 ブロックレイア
ウト指定情報、130 子チャネル、132 コンテン
ツ選択ルール、134 枠指定情報、200 ページ、
250 ブロックレイアウト、252 レイアウト枠、
422 チャネルエディタ、424 レイアウトエディ
タ、462 チャネルテンプレート、464、レイアウ
ト情報。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツ群がレイアウトされた文書を
    コンピュータを用いて作成する文書作成装置であって、 コンテンツソースからレイアウト対象のコンテンツを抽
    出するための抽出条件と、この抽出条件に従って抽出さ
    れたコンテンツを文書レイアウト中の各レイアウト枠に
    対応づけるためのレイアウト対応情報と、を含んだチャ
    ネルテンプレートを記憶する手段と、 チャネルテンプレートに対して対応づけるコンテンツソ
    ース及び文書レイアウトの指定を受け付ける手段と、 前記指定されたコンテンツソースに含まれるコンテンツ
    群の中から、前記チャネルテンプレートの抽出条件を満
    足するコンテンツを抽出する手段と、 抽出されたコンテンツを前記チャネルテンプレートのレ
    イアウト対応情報に従って、前記指定された文書レイア
    ウト中のレイアウト枠にレイアウトする手段と、 を有する文書作成装置。
  2. 【請求項2】 コンテンツ群がレイアウトされた文書を
    コンピュータを用いて作成する文書作成装置であって、 複数のブロックコンテンツを有するコンテンツソースか
    らのブロックコンテンツの第1抽出条件と、ブロックコ
    ンテンツからレイアウトすべき要素コンテンツ群を抽出
    する第2抽出条件と、第2抽出条件によって抽出した要
    素コンテンツ群を文書レイアウト中の各レイアウト枠に
    対応づけるためのレイアウト対応情報と、を含むチャネ
    ルテンプレートを記憶する手段と、 このチャネルテンプレートに対して対応づけるコンテン
    ツソース及び文書レイアウトの指定を受け付ける手段
    と、 前記指定されたコンテンツソースに含まれるブロックコ
    ンテンツ群の中から、前記チャネルテンプレートの第1
    抽出条件を満足するコンテンツを抽出するブロック抽出
    手段と、 ブロック抽出手段で抽出されたブロックコンテンツから
    前記チャネルテンプレートの第2抽出条件に従ってレイ
    アウトすべき要素コンテンツを抽出し、抽出した要素コ
    ンテンツ群を前記レイアウト対応情報に従って文書レイ
    アウトの各レイアウト枠にレイアウトするレイアウト手
    段と、を有する文書作成装置。
  3. 【請求項3】 前記レイアウト対応情報は、第1抽出条
    件に従って抽出されたブロックコンテンツを、文書レイ
    アウト中に設定されたレイアウト枠のセットであるブロ
    ックレイアウトに対応づけるブロックレベル対応づけ情
    報と、第2抽出条件に従って抽出された要素コンテンツ
    をブロックレイアウト中のレイアウト枠に対応づける枠
    レベル対応づけ情報とを含むことを特徴とする請求項2
    記載の文書作成装置。
  4. 【請求項4】 前記チャネルテンプレートには、前記第
    1抽出条件に対して複数の前記レイアウト対応情報が設
    定可能であり、それら各レイアウト対応情報に対して順
    序関係が設定でき、 前記レイアウト手段は、前記ブロック抽出手段にて前記
    コンテンツソースからブロックコンテンツが抽出される
    毎に、前記順序関係に従って前記レイアウト対応情報を
    選び、抽出されたブロックコンテンツを、選ばれたレイ
    アウト対応情報を用いて処理することを特徴とする請求
    項2記載の文書作成装置。
  5. 【請求項5】 前記レイアウト手段は、前記順序関係に
    おける最後のレイアウト対象情報まで達した後で更にブ
    ロックコンテンツが抽出された場合、前記文書レイアウ
    トを反映したページ群をコピーし、このコピーした文書
    レイアウトに対して、抽出したブロックコンテンツをレ
    イアウトすることを特徴とする請求項3記載の文書作成
    装置。
  6. 【請求項6】 前記チャネルテンプレートに、複数の前
    記第1抽出条件と、それら各第1抽出条件ごとに設定さ
    れた前記第2抽出条件及びレイアウト対応情報を設定可
    能とし、前記チャネルテンプレートに対して、前記各第
    1抽出条件毎に個別にコンテンツソースを対応づけるこ
    とにより、複数のコンテンツソースからのコンテンツを
    1文書中に並列してレイアウトすることを可能にした請
    求項2記載の文書作成装置。
JP11150542A 1999-05-28 1999-05-28 文書作成装置 Pending JP2000339306A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11150542A JP2000339306A (ja) 1999-05-28 1999-05-28 文書作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11150542A JP2000339306A (ja) 1999-05-28 1999-05-28 文書作成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000339306A true JP2000339306A (ja) 2000-12-08

Family

ID=15499156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11150542A Pending JP2000339306A (ja) 1999-05-28 1999-05-28 文書作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000339306A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006106954A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Kyodo Printing Co Ltd ツメの生成方法及び索引データ生成方法並びにツメの生成装置及び索引データ生成装置
JP2006252257A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Dainippon Printing Co Ltd データベーステキスト出力システム、テキスト出力サーバ、プログラム、及び記録媒体
JP2006318142A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Fujitsu Ltd 紙面レイアウト方法
JP2007312363A (ja) * 2006-04-17 2007-11-29 Ricoh Co Ltd 画像閲覧システム
JP2008112473A (ja) * 2008-01-28 2008-05-15 Kyodo Printing Co Ltd データベースパブリッシング方法及びその装置
JP2008112472A (ja) * 2008-01-28 2008-05-15 Kyodo Printing Co Ltd データベースパブリッシング方法及びその装置
JP2009169536A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、画像形成装置、ドキュメント生成方法、ドキュメント生成プログラム
JP2011008352A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Canon Inc 文書処理装置、文書処理方法、及びプログラム
JP2020173824A (ja) * 2020-06-12 2020-10-22 ベイジン ディディ インフィニティ テクノロジー アンド ディベロップメント カンパニー リミティッド 知的情報管理のためのシステムおよび方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006106954A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Kyodo Printing Co Ltd ツメの生成方法及び索引データ生成方法並びにツメの生成装置及び索引データ生成装置
JP2006252257A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Dainippon Printing Co Ltd データベーステキスト出力システム、テキスト出力サーバ、プログラム、及び記録媒体
JP2006318142A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Fujitsu Ltd 紙面レイアウト方法
JP2007312363A (ja) * 2006-04-17 2007-11-29 Ricoh Co Ltd 画像閲覧システム
JP2009169536A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、画像形成装置、ドキュメント生成方法、ドキュメント生成プログラム
JP2008112473A (ja) * 2008-01-28 2008-05-15 Kyodo Printing Co Ltd データベースパブリッシング方法及びその装置
JP2008112472A (ja) * 2008-01-28 2008-05-15 Kyodo Printing Co Ltd データベースパブリッシング方法及びその装置
JP2011008352A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Canon Inc 文書処理装置、文書処理方法、及びプログラム
JP2020173824A (ja) * 2020-06-12 2020-10-22 ベイジン ディディ インフィニティ テクノロジー アンド ディベロップメント カンパニー リミティッド 知的情報管理のためのシステムおよび方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4141556B2 (ja) 構造化文書管理方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した媒体
JPH04503881A (ja) 書類管理及び作成システム
US20060174193A1 (en) Document processing apparatus and method, and document processing system
JPH04350768A (ja) 名刺電子ファイリング装置
JP2000339306A (ja) 文書作成装置
JP2002132556A (ja) ファイル管理装置、ファイル管理方法およびファイル管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JPH05135056A (ja) 共同執筆支援装置
KR100658029B1 (ko) 문서 작성 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한 기록매체, 문서 작성 시스템 및 문서 작성 방법
JP2009134755A (ja) 情報処理装置、その制御方法、情報処理システム、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2000207396A (ja) 文書レイアウト装置
JP2004133658A (ja) 設計システム、設計プログラム、設計データ管理方法
JPWO2017043664A1 (ja) 情報管理装置並びにファイル管理方法
JP2918735B2 (ja) 図面・部品表作成管理装置
JP2004220548A (ja) 媒体制作情報システム
JP2009098829A (ja) 漫画のコマ検索装置
JP4413386B2 (ja) 画像部品ブロックレイアウト装置における索引作成装置、画像部品ブロックレイアウト方法における索引作成方法、および記録媒体
JPH04211865A (ja) 定型文書作成支援方法
JPH11102362A (ja) コンピュータネットワークを利用した集版システム
JPH08202692A (ja) 分散編集装置
JP3395362B2 (ja) 文書処理装置
JP4737659B2 (ja) 表組データベースシステムおよび表組データ作成装置
JP3047400B2 (ja) データ処理装置
JP2022122798A (ja) 情報管理装置並びにファイル管理方法
JPH07182224A (ja) ファイリング装置におけるデータ連携機能
JPS62259167A (ja) 日本語ドキユメントシステムの索引作成方式