JP2000338877A - 手荷物預かり用タグ発行装置 - Google Patents

手荷物預かり用タグ発行装置

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JP2000338877A
JP2000338877A JP11153108A JP15310899A JP2000338877A JP 2000338877 A JP2000338877 A JP 2000338877A JP 11153108 A JP11153108 A JP 11153108A JP 15310899 A JP15310899 A JP 15310899A JP 2000338877 A JP2000338877 A JP 2000338877A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 預けられる手荷物に応じた適切な大きさない
し取付態様のタグを発行し、用紙の効率的な使用や種々
の施設での有効利用を可能とする手荷物預かり用タグ発
行装置を提供する。 【解決手段】 用紙3の印字面3aに印字部4で手荷物
預かりを受け付ける担当者名や預かり番号等を印字する
と共に、感熱型粘着面3bに対して所定の加熱パターン
による加熱処理を施す。所定の加熱パターンとしては、
予め手荷物の種類に応じた接着力を生じさせるものを記
憶しておき、それを使用者のキー入力に従って読み出
す。又、手荷物の種類に応じたフィード量で用紙3を送
り出し、カッタ5でカットして手荷物用タグとして発行
する。これにより、手荷物の種類に応じたタグを発行
し、顧客に差し出された手荷物に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客から預かる手
荷物の判別管理に用いるタグを発行する手荷物預かり用
タグ発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】顧客の手荷物を一時的に預かるホテルの
クローク等の施設においては、預かった手荷物をどの顧
客のものであるかが分かるように区別して管理する。こ
のような場合の管理は、プラスチック等からなる紐付き
の番号札を預かった手荷物に吊着すると共に、同番号の
番号札を顧客に渡しておくことによって行うのが一般的
であり、顧客が帰るときなどには番号札を受け取って手
荷物の番号札と照合することにより当該顧客の手荷物を
探し出して返却することとしている。
【0003】しかし、この管理手法では、顧客の数が異
常に多い場合に備えて非常に多くの番号札を用意してお
く必要があり、無駄が多い。又、顧客によっては他の顧
客に使用された番号札を受け取ることを不快に感じる者
もあるため、来客数の減少につながる虞もあるという問
題がある。
【0004】この種の問題に対する従来の技術として
は、特開平7−56513号公報に記載されているもの
がある。同公報記載の技術は、空港における手荷物判別
用のタグを帯状の用紙で作るもので、同用紙の裏面全体
に熱溶着性接着層を設け、表面にはミシン目を挟んで手
荷物用記載部と引換券用記載部とを設ける。そして、そ
れらの記載部に手荷物を判別するための番号等を記載
し、手荷物用記載部がある方をスーツケース等の手荷物
の取っ手に潜通して裏面同士を合わせ、加熱して接着す
ることにより、手荷物にループ状のタグを取り付けるこ
ととしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホテルのク
ロークに預けられる手荷物には、封書等の紙類やコート
等の衣類、大小のバッグ、箱、袋、或いは貴重品等、様
々な物があり、取っ手のような環状部位を有しない物も
多い。これに対し、上記従来のタグは、スーツケース等
の大抵取っ手がある手荷物を対象としてループ状に取り
付けるものとなっていたので、クローク等のような施設
に預けられる手荷物には取り付けることができない場合
があり、その手荷物管理に利用することは困難であっ
た。
【0006】又、クローク等には紙類や小箱等の小さな
物から大きなバッグ等まで様々な大きさの手荷物が預け
られるが、上記従来のタグはスーツケース等の比較的大
きな手荷物を対象とした一定の大きさになっている。こ
のため、小さな手荷物に対しては不必要に大きいタグを
使用することになり、用紙を無駄に使うことが多いとい
う問題もあった。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、預けられる手荷物に応じた適切な大きさないし
取付態様のタグを発行することを可能とし、用紙の効率
的な使用を図ることができると共に、手荷物を預かる種
々の施設における手荷物の判別管理に有効に利用するこ
とができる手荷物預かり用タグ発行装置を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
熱活性化型の接着層を有する帯状の用紙に対して印字を
行う印字手段と、前記接着層を加熱して活性化させる加
熱手段と、発行しようとするタグの長さを設定する長さ
設定手段とを有し、前記印字手段により少なくとも預か
り番号の印字をすると共に前記加熱手段による加熱を行
い、それらの印字及び加熱がされた用紙を手荷物に取り
付けるタグとして前記長さ設定手段により設定された長
さに基づいて発行すると共に、前記印字手段により少な
くとも前記預かり番号と同じ番号の印字をし、その印字
がされた用紙を当該手荷物の引換券として発行すること
を特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、熱活性化型の接着
層を有する帯状の用紙に対して印字を行う印字手段と、
前記接着層を加熱して活性化させる加熱手段と、発行し
ようとするタグの手荷物への接着力を設定する接着力設
定手段とを有し、前記印字手段により少なくとも預かり
番号の印字をすると共に前記接着力設定手段により設定
された接着力に応じて前記加熱手段による加熱を行い、
それらの印字及び加熱がされた用紙を手荷物に取り付け
るタグとして発行すると共に、前記印字手段により少な
くとも前記預かり番号と同じ番号の印字をし、その印字
がされた用紙を当該手荷物の引換券として発行すること
を特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の手荷物預かり用タグ発行装置において、手荷物を預
かる担当者の情報を記憶する記憶手段を更に有し、当該
手荷物を預かる担当者の情報を前記記憶手段から読み出
して前記印字手段により前記引換券に印字することを特
徴としている。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかの項記載の手荷物預かり用タグ発行装置におい
て、前記タグを手荷物にループ状に取付けることができ
る長さとし、前記加熱手段は、前記接着層の加熱の際に
用紙の各縁から所定幅以上の非加熱部を設けることを特
徴としている。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかの項記載の手荷物預かり用タグ発行装置におい
て、前記加熱手段は、前記接着層に被加熱部分を間隔を
空けて多数設け、前記被加熱部分の面積を自在に変更し
て接着力を調整することを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】<構成> (1)印字機構 以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明
する。図1は、本発明の一実施形態による手荷物預かり
用タグ発行装置における印字機構部1の構成を示す図で
ある。この印字機構部1は、用紙ロール2と、用紙ロー
ル2から引き出された用紙3の印字面3aに印字をする
印字部4と、用紙3を目的の長さに切断するカッタ5
と、用紙の感熱型粘着面3bを加熱する粘着力活性部6
とを備え、印字と粘着力の活性化がなされてカットされ
た用紙を手荷物への装着用タグないしは顧客への手荷物
引換券として発行する(以下、手荷物への装着用タグ、
顧客への手荷物引換券をそれぞれ「手荷物用タグ」、
「引換券」という。)。
【0014】用紙ロール2は、用紙3がロール状に巻か
れて蓄えられたものであり、芯部分が軸となって回転
し、図示のように用紙3が印字部4等の側へ引き出され
るようになっている。用紙3は、表面の印字面3aに加
熱によって発色する感熱記録層が設けられ、裏面の感熱
型粘着面3bに加熱によって粘着性が活性化する感熱粘
着層(熱活性化型の接着層)が設けられた帯状の用紙で
あり、感熱型粘着面3bが外側となるように巻かれて前
記用紙ロール2を形成している。尚、用紙3は、印字面
3aが外側となるように巻いて用紙ロール2を形成する
ものとしてもよいが、その場合には後述する印字部4、
粘着力活性部6のサーマルヘッド4a、6aがそれぞれ
印字面3a、感熱型粘着面3bに当接するように構成要
素の上下配置関係を図1とは逆にする必要がある。
【0015】印字部4は、印字面3a側に設けられた第
1サーマルヘッド4a及び感熱型粘着面3b側に設けら
れた第1プラテンローラ4bによって構成されている。
ここで、第1サーマルヘッド4aは、感熱記録層を発色
させる所定の温度で印字面3aを加熱する多数密に配列
された発熱素子によって構成され、第1プラテンローラ
4bは、図示せぬステッピングモータにより回転駆動さ
れる印字用のプラテンローラとなっており、それぞれ後
述する制御部によって制御される。用紙ロール2から引
き出された用紙3は、これら第1サーマルヘッド4aと
第1プラテンローラ4bとの間に挟み込まれ、第1プラ
テンローラ4bの回転駆動により搬送されながら第1サ
ーマルヘッド4aにより印字面3aへの加熱印字がなさ
れるようになっている。又、第1プラテンローラ4b
は、逆転することによって用紙3を引き戻し、第1サー
マルヘッド4aに対する印字面3aの位置決めをするも
のでもあり、これによって所望の印字領域に正確な印字
をすることができるようになっている。
【0016】カッタ5は、図示せぬ所定のカッタ駆動部
によって位置変位し、用紙3をカットする。このカッタ
5の駆動も後述の制御部によって制御され、発行すべき
手荷物用タグ若しくは引換券の長さ分を用紙3から切断
する。
【0017】粘着力活性部6は、感熱型粘着面3b側に
設けられた第2サーマルヘッド6aと、印字面3a側に
設けられた第2プラテンローラ6bと、用紙3の引き出
し搬送方向(以下「用紙搬送方向」という。)の下流側
端部が第2プラテンローラ6bと近接対向して設けられ
たガイド6cと、用紙搬送方向下流側の末端に設けられ
た2本のローラからなるタグ受け6dとによって構成さ
れている。
【0018】ここで、第2サーマルヘッド6aは、図1
中に符号6aHで示す位置に、約0.1mm四方の薄膜
からなる薄膜発熱素子が用紙搬送方向に対して垂直な直
線状に多数列設され、後述の制御部による高密度な加熱
制御が可能なものとなっている。列設されているそれら
の発熱素子は、第2プラテンローラ6bに向けて付勢さ
れ、用紙3の幅全体に亘って当接可能となっている。
尚、この第2サーマルヘッド6aは、いわゆる縦型サー
マルヘッドであり、印字用に安価に市販されているもの
を利用して構成することができる。又、第2サーマルヘ
ッド6a付近には感熱型粘着面3bを検知するセンサ
(図示略)が設けられており、これによって第2サーマ
ルヘッド6aに対する感熱型粘着面3bの当接位置が検
出されるようになっている。
【0019】第2プラテンローラ6bは、図示せぬステ
ッピングモータによって回転駆動されるものとなってお
り、用紙3の先端が粘着力活性部6に到達した時からこ
れを搬送する。この第2プラテンローラ6bは、印字用
のプラテンローラ(上記第1プラテンローラ4b)同
様、外周表面が凹凸の無いゴム等の弾性部材で覆われて
おり、その回転軸が上記第2サーマルヘッド6aの付勢
されている発熱素子列と平行に保たれ、用紙3の幅方向
全体に亘って各発熱素子を均等に圧接できるようになっ
ている。図示の印字機構部1では、このように第2プラ
テンローラ6bを用紙3の押圧と搬送に兼用することに
よって装置構成の小型化を図っている。
【0020】ガイド6cは、用紙搬送方向の上流側部分
が図示のように湾曲し、印字部4を経て供給される用紙
3を第2サーマルヘッド6aと第2プラテンローラ6b
との間に案内する。又、第2プラテンローラ6bと近接
対向した下流側端部によって用紙3を強く挟み込み、こ
れを確実に搬送できるようにしている。
【0021】タグ受け6dは、第2プラテンローラ6b
によって搬送され、第2サーマルヘッド6aと第2プラ
テンローラ6bとの間を通過し、カッタ5によってカッ
トされた用紙、すなわち、発行される手荷物用タグ又は
引換券が乗ることになる受けローラである。このタグ受
け6d上の所定位置まで用紙3が搬送されると、第2プ
ラテンローラ6bの回転駆動は停止し、発行すべき手荷
物用タグ等がカットされて使用者に差し出される。尚、
タグ受け6d付近には用紙を検知するセンサ(図示略)
が設けられており、これによってカットされた手荷物用
タグ等がタグ受け6d上から取り除かれたか否かが検出
されるようになっている。
【0022】粘着力活性部6は、このような構成によ
り、用紙3を搬送しながら第2サーマルヘッド6aの各
発熱素子への通電を行い、感熱型粘着面3bを加熱す
る。この場合、第2プラテンローラ6bを回転駆動する
ステッピングモータの各駆動ステップ間では、用紙3の
搬送を停止させ、発行しようとするタグに応じて所定の
発熱素子のみによる感熱型粘着面3bの加熱を行う(詳
細は後述)。又、この加熱処理においては、感熱粘着層
を活性化させる高い温度を得るために、感熱記録層を加
熱する温度によって感熱型粘着面3bの同位置を複数回
加熱する。或いは、かかる高い温度での加熱処理は、単
位長さ当たりの加熱時間を長くすることでも可能であ
る。これにより、粘着力活性部6は、感熱型粘着面3b
に対する高密度なドット加熱制御を精確に行うことが可
能なものとなっている。
【0023】尚、第2サーマルヘッド6aの発熱素子と
感熱型粘着面3bとの接触面は用紙搬送方向が非常に短
く、縦型サーマルヘッドである第2サーマルヘッド6a
自体も用紙搬送方向の寸法が非常に小さい。このため、
発熱素子によって加熱された感熱型粘着面3bの部分
は、加熱後に瞬時に活性化され、下流側へ移動すること
になるので、活性化された接着剤は通常第2サーマルヘ
ッド6aに付着しない。希に僅かに付着することがあっ
ても、後に続く感熱型粘着面3bの非活性部によって擦
られて取り除かれる。従って、粘着力活性部6での用紙
3の搬送は、常に滑らかに行うことができる。そして、
感熱粘着層への加熱効率が高いので、発熱量が少なくて
済み、印字面3a側の感熱記録層を活性化させてしまう
虞れは少ない。
【0024】(2)制御部 次に、本手荷物預かり用タグ発行装置における制御部に
ついて説明する。図2は、その構成を示すブロック図で
ある。上記印字機構部1の各構成要素はこの制御部によ
って制御される。
【0025】図2において、10は本制御部による制御
処理を統括するCPUであり、所定のバスやリード線等
を介してROM11、RAM12、操作部13、表示部
14、時計15及びインターフェース16と接続されて
いる。ROM11は、印字機構部1の動作制御手順等を
規定した制御プログラムが格納された記憶手段であり、
装置が起動されると同時にCPU10によって同制御プ
ログラムがロードされる。
【0026】RAM12は、印字データ及び印字機構部
1の各種制御データ等を記憶する記憶手段である。ここ
で、RAM12が記憶する印字データとしては、手荷物
の預かり番号、手荷物の預かりを受け付ける担当者名、
店名(手荷物を預かる施設名)及び各種メッセージ等の
データがある。又、制御データとしては、手荷物の種類
(分類ないし対応タグの形態等)、印字機構部1の各動
作における用紙3のフィード量及び感熱型粘着面3bの
加熱パターン(第2サーマルヘッド6aの発熱素子への
通電パターン)等のデータがある。これら担当者名等の
印字データは施設の実情に応じて、フィード量や加熱パ
ターン等の制御データは預かりを受け付ける各手荷物の
種類に応じて、それぞれ後述する操作部13の操作によ
って適宜設定されて記憶される。但し、手荷物の預かり
番号のデータについては、預かる手荷物に付与される番
号が重複しないように、CPU10が適宜設定、更新し
てRAM12に格納する。
【0027】操作部13は、使用者による上記印字デー
タ及び制御データの設定入力やそれらの設定したデータ
の選択指示等を受け付ける入力手段であり、表示部14
は、データの設定ないし選択等のメニュー画面や設定さ
れているデータに基づく画面等を表示する表示手段であ
る。これらの操作部13と表示部14は、一体となって
液晶タッチパネルになっており、その表示面で前記各画
像を表示すると共に、それを参照して使用者が触れた表
示面上の位置を検出することによって前記設定入力等の
受付を行う。
【0028】すなわち、メニュー画面から設定モードに
した場合では、上記印字データと制御データのそれぞれ
が項目表示され、使用者が設定しようとする項目を選択
してその表示欄に触れると、それに応じた検出信号が操
作部13からCPU10へ供給されてCPU10が表示
部14を制御し、当該項目のデータ設定モードに入る。
例えば、上記担当者名の項目が選択されると、表示部1
4が文字入力用の画面に切り換えられる。そして、使用
者は当該施設で手荷物の預かりを受け付ける担当者の氏
名を入力し、CPU10がその担当者名データに担当者
番号データを付してRAM12に書き込み、設定登録を
する。
【0029】尚、ここにいう担当者番号データは、各担
当者名データに対応して付される各担当者固有の番号を
示すもので、CPU10が順次インクリメントして自動
的に割り当てるものとしてもよいが、使用者が入力して
適宜設定するものとしてもよい。又、店名、各種メッセ
ージ等、他の印字データ項目が選択された場合にも表示
部14は文字入力用の画面に切り換えられ、使用者が当
該施設の実情ないし所望のメッセージ表示形態等に応じ
た入力を行って各項目のデータをRAM12に設定登録
する。
【0030】一方、手荷物の種類の項目が選択される
と、表示部14が手荷物の種類名を入力する画面(予め
ROM11ないしRAM12に用意した種類名からの選
択画面や文字入力用画面等)に切り換えられる。そし
て、使用者が設定しようとする種類名を入力すると、当
該種類の手荷物に対する用紙3のフィード量及び感熱型
粘着面3bの加熱パターン等の制御データを入力するモ
ードに移る。この場合、使用者は、当該種類の手荷物に
対して取り付けるタグとして適したフィード量と加熱パ
ターンを入力する。
【0031】例えば、預かり物としてハガキを受け付け
る場合のように、短いタグを取り付けるタイプで、しか
も、タグの接着力を弱くしたいタイプの手荷物に対して
タグを印字発行する場合には、手荷物の種類として“ハ
ガキ”を入力すると共に、短いフィード量と接着力が弱
い加熱パターンを入力する。又、預かり物としてダンボ
ール箱を受け付ける場合のように、短いタグを取り付け
るタイプで、しかも、タグを剥がす際に表面が損傷しに
くいタイプの手荷物に対してタグを印字発行する場合に
は、手荷物の種類として“ダンボール”を入力すると共
に、短いフィード量と接着力が中程度の加熱パターンを
入力する。一方、預かり物として取っ手付きのバッグや
ハンガーに掛けて保管するコートを受け付ける場合のよ
うに、取っ手やハンガーに通してループ状にタグを装着
できるタイプの手荷物に対してタグを印字発行する場合
には、手荷物の種類として“ループ用”を入力すると共
に、長いフィード量と接着力が強い加熱パターンを入力
する。
【0032】ここで、入力するフィード量については、
所定の長さ単位で適宜指定入力することとしたり、予め
ROM11ないしRAM12に短い“小フィード量”や
長い“大フィード量”等を種々用意しておいてそれらの
うちから選択入力することとしてもよい。例えば、上記
“ハガキ”、“ダンボール”及び“ループ用”を設定入
力するような場合については、“ハガキ”及び“ダンボ
ール”に対しては“小フィード量”を、“ループ用”に
対しては“大フィード量”をそれぞれ設定する。
【0033】又、入力する加熱パターンについては、第
2サーマルヘッド6aによる感熱型粘着面3bのドット
加熱パターンを予めROM11ないしRAM12に種々
用意しておき、それらのうちから選択入力することとす
ればよい。例えば、上記“ハガキ”、“ダンボール”及
び“ループ用”を設定入力するような場合に対しては、
活性化される感熱粘着層の接着剤による接着力が弱い粗
めの低密度加熱パターン、中程度の中間密度加熱パター
ン及び強い密な高密度加熱パターン等をそれぞれ用意し
ておき、これらのうちから各手荷物に応じた接着力を生
じさせるものを選択入力することにする。
【0034】かかる加熱パターンの一例を図3に示す。
この図において、各黒色部分は感熱型粘着面3bに対す
る被加熱部分を表し、(a)、(b)、(c)がそれぞ
れ上記“ハガキ”への貼付用、“ダンボール”への貼付
用、“ループ用”への装着用として設定する低密度、中
密度、高密度の加熱パターンを示す。これらは、ハガ
キ、ダンボール、ループ用の順で接着力が小さいものと
なっている。
【0035】図示のように、これらの加熱パターンで
は、感熱粘着層を活性化させようとするエリア内で被加
熱部分を細分化し、その1つ1つの面積を変える、つま
り、被加熱部分の密度を変えることによって全体の接着
力を変化させることとしている。更に、この例では、単
に加熱密度を変えるというだけではなく、1つ1つの被
加熱部分の面積を変えることにより、接着力の変化の度
合いをより大きくしている。但し、加熱密度のみを変え
ても加熱面積が小さくなって接着力は変化するので、扱
う手荷物によっては図3のようにはせずに単に加熱密度
を変えることによって接着力を調整することとしてもよ
い。尚、本手荷物預かり用タグ発行装置では、感熱型粘
着面3bの加熱をサーマルヘッド(第2サーマルヘッド
6a)によって行うこととしているので、このような種
々の加熱パターンでの加熱処理を容易かつ精確に行うこ
とができる。
【0036】CPU10は、入力された以上のような手
荷物の種類、それに応じたフィード量及び加熱パターン
をRAM12の所定領域に書き込み、それらのデータの
設定登録をする。RAM12には、このようにして設定
された印字データと制御データが予め記憶され、使用時
の手荷物預かり用タグ発行動作におけるCPU10の処
理に供されることになる(後述)。尚、上述したメニュ
ー画面からのデータ設定手順や表示画面データ等は、R
OM11の上記制御プログラムや操作部13及び表示部
14である上記液晶タッチパネルのハードウェア構成等
によって予め規定されている。
【0037】一方、図2の時計15は時刻を計時する手
段であり、現在の年、月、日、時及び分を日付データと
してCPU10へ供給する。
【0038】インターフェース16は、CPU10等と
サーマルヘッド駆動部17、18、カッタ駆動部19、
センサ20、21、ステッピングモータ22及び23と
の間を接続し、各部に適した信号授受形態によるデータ
の入出力を行うインタフェースである。サーマルヘッド
駆動部17、18は、それぞれ上記第1サーマルヘッド
4a、第2サーマルヘッド6aを駆動する駆動回路であ
り、インターフェース16を介してCPU10から加熱
パターンの指示信号を受け、それに従って各サーマルヘ
ッドの各発熱素子へ通電電流を供給する。カッタ駆動部
19は、上記カッタ5を駆動する駆動回路であり、イン
ターフェース16を介してCPU10から用紙カットの
指示信号を受け、それに従ってカッタ5の位置変位動作
を作動させる。
【0039】センサ20は、第2サーマルヘッド6a付
近に設けられた上述のセンサであり、第2サーマルヘッ
ド6aに対する感熱型粘着面3bの当接位置に応じた検
出信号を出力し、これがCPU10へ供給されて同当接
位置が識別される。センサ21は、上記タグ受け6d付
近に設けられた上述のセンサであり、タグ受け6d上の
用紙(タグ)の有無に応じた検出信号を出力し、これが
CPU10へ供給されて手荷物用タグ等がタグ受け6d
上から取り除かれたか否かが識別判断される。
【0040】ステッピングモータ22、23は、それぞ
れ上記プラテンローラ4b、6bを回転駆動する上述の
ステッピングモータであり、CPU10からの制御信号
によって回転が制御される。
【0041】<動作>本手荷物預かり用タグ発行装置
は、以上の印字機構部1と制御部とを具備し、ホテルの
クローク等において預けられる手荷物の判別管理に使用
される。以下、その使用態様に沿って本手荷物預かり用
タグ発行装置の動作を説明する。
【0042】まず、使用者の入力指示によって上記液晶
タッチパネルの表示が使用時画面に切り換わると、RA
M12に設定されている印字データや制御データ等に基
づく表示がなされる。ここで、上述した例のような印字
データと制御データがRAM12に設定されているとす
ると、図4に示すような画面が液晶タッチパネルに表示
される。
【0043】図4において、“担当者名:○×○×”と
“担当者番号”及び“001”の欄は、現在選択されて
いる担当者の氏名と番号を表示している。手荷物の預か
りを受け付けようとする使用者は、この表示が自己の氏
名及び番号でない場合には当該自己の氏名及び番号を選
択して表示させるようにする。この選択の手法として
は、例えば、“担当者番号”の欄に使用者が触れる度に
操作部13がこれを検出し、CPU10が“担当者名:
○×○×”、“担当者番号”及び“001”の表示をR
AM12に登録されている他の担当者に順次切り換える
こととし、これによって使用者が表示を自己のものに合
わせるようにする。
【0044】又、“預かり番号”の欄には、CPU10
によってRAM12に現在設定されている番号が表示さ
れ、この番号がこれから預かる手荷物に対して付与する
番号となる。“日付”の欄には、時計15から供給され
る日付データに基づく日付時刻が表示され、“店名”の
欄には、RAM12に設定されている当該施設の名称が
表示される。尚、“メニュー”の欄は、上記メニュー画
面に戻る指示入力を受け付けるメニューキーである。
【0045】一方、“ハガキ”、“ダンボール”及び
“ループ用”の欄は、設定されている手荷物の種類を表
示しており、これらは手荷物に応じてタグを発行する際
の選択キーとなる。すなわち、短いタグを弱い接着力で
貼付するハガキのような手荷物にタグを印字発行する場
合に押下するキーとしてハガキキーが表示され、短いタ
グを中程度の接着力で貼付するダンボールのような手荷
物にタグを印字発行する場合に押下するキーとしてダン
ボールキーが表示され、取っ手やハンガーに通してルー
プ状にタグを装着するバッグやコートのような手荷物に
タグを印字発行する場合に押下するキーとしてループ用
キーが表示される。そして、顧客から手荷物を預かる使
用者(預かり担当者)は、これらのキーを操作すること
により、当該手荷物に適したタグを発行して手荷物の判
別管理を行う。
【0046】その操作に対する本手荷物預かり用タグ発
行装置の動作手順を図5に示す。本手荷物預かり用タグ
発行装置においては、まず、上記ハガキキーが押下され
たか否かがCPU10によって判断される(ステップS
1)。このとき、顧客から差し出された手荷物がハガキ
や封書等で上記“ハガキ”の部類に属する物であったと
すると、使用者(担当者)はハガキキーを押下し、これ
によってステップS1での判断結果が“YES”となっ
てステップS2へ進む。
【0047】ステップS2では、手荷物用タグに印字す
べき印字データを印字機構部1において用紙3の印字面
3aに印字する。具体的には、CPU10がRAM12
から現在設定されている預かり番号、現在選択されてい
る担当者名及びメッセージ等の印字データを読み出すと
共に、時計15から現在の日付データを読み込み、それ
らに基づいてサーマルヘッド駆動部17への加熱パター
ンの指示信号とステッピングモータ22への回転駆動の
制御信号を供給する。これにより、第1サーマルヘッド
4a及び第1プラテンローラ4bが作動して印字処理が
なされ、当該手荷物に対する預かり番号、当該手荷物を
扱った担当者名及び当該手荷物が預けれられた日付時刻
が所定の表記形態で用紙3に印字される。
【0048】続いて、感熱型粘着面3bの感熱粘着層に
対する低密度加熱を行う(ステップS3)。すなわち、
CPU10は、ステッピングモータ22及び23へ制御
信号を供給して第1及び第2プラテンローラ4b及び6
bを駆動し、センサ20からの検出信号を参照して用紙
3先端部分の感熱型粘着面3bを第2サーマルヘッド6
aに対して位置決めする。そして、手荷物の種類“ハガ
キ”に対する加熱パターンとしてRAM12に設定され
ている上記低密度の加熱パターンを読み出し、それに基
づいてサーマルヘッド駆動部18へ指示信号を供給して
第2サーマルヘッド6aを駆動すると共に、ステッピン
グモータ23へ制御信号を供給して第2プラテンローラ
6bを駆動する。これにより、用紙3の先端部分は搬送
されつつ感熱粘着層を加熱され、図3の(a)に示した
ような1つの1つの被加熱部分の面積が小さい低密度加
熱を施される。
【0049】次に、短いタグを発行すべく用紙3の小さ
いフィードを行い、そのカット位置をカッタ5によるカ
ット位置に合わせる(ステップS4)。すなわち、CP
U10が手荷物の種類“ハガキ”に対するフィード量と
してRAM12に設定されている上記“小フィード量”
のデータを読み出し、それに基づいてステッピングモー
タ22及び23へ制御信号を供給して第1及び第2プラ
テンローラ4b及び6bを駆動する。これにより、“ハ
ガキ”に対して取り付けるタグとして適した長さ分だけ
用紙3がタグ受け6dの側へ送り出される。
【0050】その後、CPU10が用紙カットの指示信
号を出力し、これを受けたカッタ駆動部19がカッタ5
を作動させて用紙3をカットする(ステップS5)。こ
れにより、図6の(a)及び(b)に示すようなハガキ
貼付用の手荷物用タグがタグ受け6d上に発行される。
【0051】ここで、図6の(a)は上記所定の印字が
なされた手荷物用タグの表面を示し、(b)は同手荷物
用タグの裏面を示している。(a)中、“担当”、
“年”、“月”及び“日”はRAM12に設定されてい
る上述のメッセージに、“○×太郎”はRAM12に設
定されて現在選択されている担当者名に、“57”はR
AM12に現在設定されている預かり番号にそれぞれ相
当する。又、“99”、“4”、“23”及び“10:
16”は、時計15が示す印字時の日付時刻、すなわ
ち、タグの発行時を示すものである。一方、(b)中の
黒点はそれぞれ被加熱部分を示し、それらの部分のみの
接着剤が活性化されて弱い接着力の貼付用部分を形成し
ている。
【0052】このように用紙3をカットして手荷物用タ
グを発行した後は、CPU10がセンサ21からの検出
信号によって当該手荷物用タグがタグ受け6dから取り
除かれたか否かを判断する(ステップS6)。センサ2
1からの検出信号は、当該手荷物用タグがタグ受け6d
上にある限りタグ有りを示すものとなるので、ステップ
S6での判断結果は“NO”となって同様の判断が繰り
返され、CPU10は後続の処理への進行を待つ。
【0053】そして、使用者が当該手荷物用タグをタグ
受け6dから取り除くと、センサ21からの検出信号が
タグ無しを示すものとなり、ステップS6での判断結果
が“YES”となってステップS7へ進む。このとき、
使用者は、タグ受け6dから取り除いた当該手荷物用タ
グを上記顧客から差し出されたハガキ等の手荷物に貼付
する。
【0054】ステップS7では、引換券に印字すべき印
字データを印字機構部1において用紙3に印字する。具
体的には、上記ステップS2同様にCPU10がRAM
12から預かり番号、担当者名及びメッセージ等の印字
データを読み出すと共に、時計15から日付データを読
み込み、それらに基づいて第1サーマルヘッド4a及び
第1プラテンローラ4bを作動させて当該手荷物の預か
り番号、担当者名及び日付時刻等を所定の表記形態で用
紙3に印字する。
【0055】ここで、引換券は顧客に渡すものであるの
で、ステップS7で印字するメッセージについては、顧
客向けの引換券用メッセージとして手荷物用タグ用の上
記メッセージとは別に設定登録しておく。そして、ステ
ップS7ではその引換券用メッセージをRAM12から
読み出すこととし、上記手荷物用タグとは異なる顧客向
けの表記形態で印字を行う。又、日付時刻については、
上述のようにステップS7での日付時刻としてもよい
が、上記ステップS2での印字時をRAM12に一時格
納しておき、それを読み出して印字することによって上
記手荷物用タグと引換券の発行時刻が確実に一致するよ
うにしてもよい。
【0056】次に、CPU10は、RAM12に設定さ
れている預かり番号を“1”インクリメントして更新す
る(ステップS8)。又、引換券分の用紙3をタグ受け
6d側へ送り出し、用紙カットの指示信号を出力してカ
ッタ5により用紙3をカットする(ステップS9)。こ
れにより、図6の(c)に示すような引換券がタグ受け
6d上に発行される。
【0057】図6(c)の引換券において、“お預かり
番号は”、“番です。”、“年”、“月”、“日”、
“17時以降は、”、“日以降の引渡となります。”、
“担当”、“ホテル ○×○×”及び“TEL 03−
○×○×−○×○×”は、RAM12に設定されている
メッセージに相当し、上記引換券用メッセージの一例を
示している。又、“57”、“○×太郎”はそれぞれ上
記同様の預かり番号、担当者名に相当し、“99”、
“4”、“23”及び“10:16”は上記同様に発行
時を示すものである。一方、手荷物引渡の時間制限が印
字された部分の“24”は、時計15からの日付データ
に応じてCPU10が適宜変更して(翌日等の日付にし
て)印字するものである。
【0058】尚、引換券分の用紙3の送り出しは、上記
ステップS7での印字部分を含む引換券分のフィード量
をRAM12に設定しておき、それに応じた制御信号を
CPU10がステッピングモータ22及び23へ供給し
て第1及び第2プラテンローラ4b及び6bを駆動する
ことによって行う。但し、引換券の大きさは顧客側の携
帯性等を考慮して決定するものであり、手荷物の種類に
は直接関係がないので、初めからRAM12に適当なフ
ィード量を設定しておいたり、ROM11に用意してお
いたりして一律のフィード量だけ送り出しを行うことと
すればよい。
【0059】以上のようにして引換券を発行した後は、
上記ステップS6同様、CPU10がセンサ21からの
検出信号によって当該引換券がタグ受け6dから取り除
かれたか否かを判断し(ステップS10)、当該引換券が
タグ受け6d上にある限り判断結果を“NO”として次
の処理の実行を待つ。そして、使用者が当該引換券をタ
グ受け6dから取り除くと判断結果が“YES”とな
り、ステップS1へ戻る。このとき、使用者は、タグ受
け6dから取り除いた当該引換券を上記顧客に渡すと共
に、上記手荷物用タグを貼付した手荷物を預かり物とし
て保管し、その顧客に対する一連の手荷物預かり受付業
務を終了する。
【0060】一方、顧客から差し出された手荷物がダン
ボール箱等で上記“ダンボール”の部類に属するもので
あった場合は、使用者は上記液晶タッチパネルのダンボ
ールキーを押下する。
【0061】この場合、上記ステップS1での判断結果
は“NO”となり、ステップS11進んでダンボールキー
が押下されたか否かが判断され、ここでの判断結果が
“YES”となってステップS12へ進む。ステップS12
では上記ステップS2と同様にして手荷物用タグに印字
すべき印字データの印字を行い、その後ステップS13へ
進む。
【0062】ステップS13では、感熱型粘着面3bの感
熱粘着層に対する中密度加熱を行う。この加熱処理もC
PU10の制御の下で上記ステップS3同様に行われる
が、加熱パターンとしては、手荷物の種類“ダンボー
ル”に対するものとしてRAM12に設定されている上
記中密度の加熱パターンを読み出し、それに基づいて第
2サーマルヘッド6aの駆動を制御する。これにより、
用紙3の先端部分は、図3の(b)に示したような1つ
の1つの被加熱部分の面積が中程度の大きさの中密度加
熱を施される。
【0063】次に、上記ステップS4同様に用紙3の小
さいフィードを行い、“ダンボール”に取り付けるタグ
として適した長さ分だけ用紙3をタグ受け6d側へ送り
出し、カット位置を合わせる(ステップS14)。その後
はステップS5へ進み、上記同様に用紙3がカットされ
てダンボール貼付用の手荷物用タグが発行される。これ
によって発行される手荷物用タグは、図6の(a)及び
(b)に示すものと同様となるが、(b)中の各被加熱
部分が図3の(a)に対する(b)のように“ハガキ”
に対する手荷物用タグよりも大きい中程度の大きさとな
り、先端部分に中程度の接着力の貼付用部分が形成され
る。
【0064】以後、上記同様、当該手荷物用タグがタグ
受け6dから取り除かれたか否かが判断され(ステップ
S6)、使用者がこれを取り除くと引換券の印字、預か
り番号のインクリメント及び引換券分の用紙カットがな
される(ステップS7、S8、S9)。これにより、図6
(c)同様の引換券が発行されてCPU10は待機状態
となり(ステップS10)、使用者が当該引換券を取り除
くとステップS1へ戻る。この間、使用者は、当該手荷
物用タグを顧客から差し出されたダンボール箱等の手荷
物に貼付し、当該引換券を顧客に渡すと共に手荷物を預
かり物として保管し、一連の手荷物預かり受付業務を終
了する。
【0065】これに対し、顧客から差し出された手荷物
が取っ手付きのバッグやハンガーにかけて保管すべきコ
ート等、上記“ループ用”の部類に属するものであった
場合は、使用者は液晶タッチパネルのループ用キーを押
下する。
【0066】この場合、上記ステップS1、S11での判
断結果が共に“NO”となってステップS15へと進み、
ループ用キーが押下されたか否かが判断される。そし
て、ここでの判断結果が“YES”となり、ステップS
16へ進む。そしてステップS16でも上記ステップS2と
同様にして手荷物用タグに印字すべき印字データの印字
を行い、その後ステップS17へ進む。
【0067】ステップS17では、感熱型粘着面3bの感
熱粘着層に対する高密度加熱を行う。この加熱処理もC
PU10の制御の下で上記ステップS3同様に行われる
が、加熱パターンとしては、手荷物の種類“ループ用”
に対するものとしてRAM12に設定されている上記高
密度の加熱パターンを読み出し、それに基づいて第2サ
ーマルヘッド6aの駆動を制御する。これにより、用紙
3の先端部分は、図3の(c)に示したような1つの1
つの被加熱部分の面積が大きい高密度加熱を施される。
【0068】ここで、この高密度加熱処理では、用紙3
の先端から所定長の部分を加熱せずにそのまま送り出
し、同所定長以降の部分を加熱することとする。又、そ
の加熱をする部分についても用紙3の幅方向両端から所
定長の縁部は加熱しないことにする。CPU10は、こ
のように第2サーマルヘッド6a及びプラテンローラ6
bを制御し、これにより、用紙3の先端部分において、
加熱領域の周囲に用紙3の各縁から所定幅以上の非加熱
領域を形成する。
【0069】次に、タグのループ部を形成すべく用紙3
の大きいフィードを行う(ステップS18)。すなわち、
CPU10が手荷物の種類“ループ用”に対するフィー
ド量としてRAM12に設定されている上記“大フィー
ド量”のデータを読み出し、それに基づいてステッピン
グモータ22及び23へ制御信号を供給して第1及び第
2プラテンローラ4b及び6bを駆動する。これによ
り、“ループ用”としてループ状に取り付けるタグのル
ープ部を形成するに適した長さ分だけ用紙3がタグ受け
6dの側へ送り出される。
【0070】続いて、その大きくフィードされた用紙3
に対し、再度、感熱型粘着面3bの感熱粘着層に対する
高密度加熱を行う(ステップS19)。ここでの高密度加
熱処理は、用紙3における加熱位置がステップS18での
大フィードによって変化していることを除けば上記ステ
ップS17と同様である。すなわち、CPU10が上記高
密度加熱パターンを読み出して第2サーマルヘッド6a
の駆動を制御し、大フィード後に第2サーマルヘッド6
aと対向した用紙3の部分に図3(c)のような各被加
熱部分の面積が大きい高密度加熱を施す。そしてこの場
合も所定の縁部分は加熱しないこととし、加熱領域の周
囲に所定の非加熱領域を形成する。
【0071】但し、この場合の加熱領域は手荷物用タグ
の後端部分に位置することになるので(後述)、大フィ
ード後に第2サーマルヘッド6aと対向した用紙位置か
ら所定の加熱領域分の長さだけを加熱し、その後の上記
同様の所定長の部分は加熱せずにそのまま送り出す。
又、その加熱をする部分についても用紙3の幅方向両端
から所定長の縁部は加熱しないことにする。これによ
り、用紙3の手荷物用タグとなる部分の後端部分におい
て、高密度加熱領域の周囲に用紙3の各縁から所定幅以
上の非加熱領域を形成する。
【0072】その後はステップS5へ進み、上記同様に
CPU10が用紙カットの指示信号を出力してカッタ5
により用紙3をカットする。これにより、図7の(a)
及び(b)に示すようなループ装着用の手荷物用タグが
タグ受け6d上に発行される。
【0073】ここで、図7の(a)、(b)は、それぞ
れ同手荷物用タグの表面、裏面を示している。図示のよ
うに、ループ装着用の手荷物用タグは、担当者名等の印
字内容は上記図6(a)に示したハガキ貼付用やダンボ
ール貼付用の手荷物用タグと共通であるが、上記大フィ
ードによって形成されたループ部(2つの高密度加熱領
域の間の部分)を有するため、ハガキ貼付用ないしダン
ボール貼付用の手荷物用タグよりも長いものとなる。
【0074】又、図7(b)中の斜線領域はそれぞれ上
記加熱領域を示し、それらの領域内の感熱粘着層が図3
(c)で示したように高密度で加熱されて強い接着力の
貼付用部分を形成している。これらの加熱領域は、図中
上側が上記ステップS17で高密度加熱処理された手荷物
用タグ先端部分の加熱領域、下側が上記ステップS19で
高密度加熱処理された手荷物用タグ後端部分の加熱領域
であり、それぞれの周囲には用紙の各縁から所定幅以上
の非加熱領域が形成されている。
【0075】このようにしてループ貼付用の手荷物用タ
グが発行され、以後、上記同様に当該手荷物用タグがタ
グ受け6dから取り除かれたか否かが判断され(ステッ
プS6)、使用者がこれを取り除くと引換券の印字、預
かり番号のインクリメント及び引換券分の用紙カットが
なされる(ステップS7、S8、S9)。これにより、図
7(c)の引換券が発行されてCPU10は待機状態と
なり(ステップS10)、使用者が当該引換券を取り除く
とステップS1へ戻る。尚、図7(c)の引換券は、上
記図6(c)の引換券と同様のものとなる(すなわち、
引換券の大きさ及び表記形態はすべての手荷物に対して
共通である。)。
【0076】そしてこの間、使用者は、当該手荷物用タ
グを顧客から差し出されたバッグやコート等の手荷物に
装着し、当該引換券を顧客に渡すと共に手荷物を預かり
物として保管し、一連の手荷物預かり受付業務を終了す
る。ここで、手荷物用タグの装着は、タグの一端を手荷
物の環状部位(取っ手やハンガーの一部等)に通した後
で、上記ステップS17とS19の加熱処理で接着剤が活性
化された2つの加熱領域部分を合わせることによって行
い、これにより、形成されるループ部が強固な接着力で
確実に保持されるようにする。又、接着力を有する手荷
物用タグの先後端部分がそれぞれ各縁から所定幅以上の
非加熱部分を有しているので、裏面同士が多少ずれても
粘着部分は現れない。従って、使用者はこの手荷物用タ
グを容易に取り扱うことができる。
【0077】尚、ハガキキー、ダンボールキー及びルー
プ用キーのいずれもが押下されない場合には、ステップ
S1、S11及びS15での判断結果がいずれも“NO”と
なり、ステップS20へ進む。ステップS20では、上述し
た各種データ設定等の種々の設定やメンテナンス等、必
要に応じた他の処理を行い、ステップS1へ戻る。
【0078】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は上述の形態に限られるものではない。例
えば、上記カッタ5に代えて発行口に用紙を切断するた
めの手動式のカッタを設けることとしてもよい。又、そ
のカッタや上記カッタ5等の用紙切断手段としては、用
紙の一部は切断しないハーフカット等の疑似切断をする
ものを用いることとしてもよい。
【0079】一方、引換券には粘着性が不要なので、こ
れを先に印字してハーフカットし、次に手荷物用タグを
発行することとしてもよい。このようにすれば、引換券
と手荷物用タグがつながっていることになるので、扱い
が容易になり、更によい。
【0080】又、手荷物用タグと引換券は、一緒に発行
するものであれば、それぞれ異なる印字部によって印字
し、発行することとしてもよい。この場合、引換券の発
行については、上記粘着力活性部6のような加熱手段は
不要である。
【0081】更に、手荷物用タグの接着力や長さの調整
は上記実施形態のものに限らず、程度に応じたそれぞれ
のキーを設けて多段階にできるようにしてもよい。又、
それらの接着力と長さは、それぞれ独立して設定できる
ようにしてもよい。
【0082】加えて、上記液晶タッチパネル上等に担当
者毎に専用のキーを設け、ワンタッチで担当者を指定す
ることとしてもよい。このようにすれば、複数の担当者
で本手荷物預かり用タグ発行装置を使用して手荷物預か
り業務を行うことが更に容易になる。
【0083】又、感熱接着層への加熱は、効率よく小電
力で行えるものであればよいので、サーマルヘッドに限
らず、薄膜、或いは厚膜からなる発熱素子を用紙に圧接
できるものであればよい。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、発
行しようとするタグの長さを設定する設定手段を設け、
これによって設定した長さに基づいて、預かり番号の印
字と接着層活性化の加熱がなされたタグを発行すること
としたので、手荷物に合わせて必要な長さのタグを発行
することができる。これにより、用紙を効率よく使用し
て不特定多数の様々な預かり物に対応することができる
という効果が得られる。
【0085】又、請求項2記載の発明によれば、発行し
ようとするタグの手荷物への接着力を設定する設定手段
を設け、これによって設定した接着力に応じて接着層が
加熱され、預かり番号が印字されたタグを発行すること
としたので、手荷物に合わせて必要な接着力を有するタ
グを発行することができる。これにより、預けられる手
荷物に応じて適切な態様で取り付けることのできるタグ
を発行することが可能となり、手荷物を預かる種々の施
設における手荷物の判別管理に有効に利用することがで
きるという効果が得られる。
【0086】更に、請求項3記載の発明によれば、手荷
物の預かりを受け付ける担当者の情報を引換券に印字す
ることとしたので、預けられた手荷物に問題が生じた場
合や担当者が複数いる場合等でも各手荷物を扱った担当
者を容易に特定することができる。これにより、適切な
対応が期待され、手荷物を預ける顧客に対して安心感を
与えることができるという効果が得られる。
【0087】一方、請求項4記載の発明によれば、各縁
から所定幅以上の非加熱部を設けた用紙をタグとして発
行することとしたので、これでループを作って手荷物へ
装着する際に接着力を有する部分が多少ずれてもその粘
着部分は表には現れない。従って、タグの取り扱いを容
易とすることができる。
【0088】又、請求項5記載の発明によれば、接着層
に被加熱部分を間隔を空けて多数設け、それらの面積を
自在に変更して接着力を調整することとしたので、接着
層をマクロ的に見たときの接着剤が活性化されたエリア
において、多数設けられた被加熱部分の面積を変えるこ
とによって接着力が調整可能になっている。従って、例
えば、貼着したタグを取り除く際に、紙等からなる手荷
物の表面がタグの接着力により剥がれてしまうことがな
いようにすることができ、表面が強い物にあっては接着
力を高めて確実に貼着するようにすることもできる。こ
れにより、タグを貼着する対象物に合わせて適切に対応
することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による手荷物預かり用タ
グ発行装置における印字機構部1の構成を示す図であ
る。
【図2】 同手荷物預かり用タグ発行装置における制御
部の構成を示すブロック図である。
【図3】 同制御部におけるRAM12に設定する感熱
型粘着面3bの加熱パターンの一例を示す図である。
【図4】 同制御部における液晶タッチパネル(操作部
13及び表示部14)の使用時画面の一例を示す図であ
る。
【図5】 同手荷物預かり用タグ発行装置の動作手順を
示すフローチャートである。
【図6】 ハガキ貼付用ないしダンボール貼付用の手荷
物用タグ及び引換券を示す図である。
【図7】 ループ装着用の手荷物用タグ及び引換券を示
す図である。
【符号の説明】 1 印字機構部 3 用紙 4 印字部 5 カッタ 6 粘着力活性部 6a 第2サーマルヘッド 6b 第2プラテンローラ 10 CPU 11 ROM 12 RAM 13 操作部 14 表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱活性化型の接着層を有する帯状の用紙
    に対して印字を行う印字手段と、 前記接着層を加熱して活性化させる加熱手段と、 発行しようとするタグの長さを設定する長さ設定手段と
    を有し、 前記印字手段により少なくとも預かり番号の印字をする
    と共に前記加熱手段による加熱を行い、それらの印字及
    び加熱がされた用紙を手荷物に取り付けるタグとして前
    記長さ設定手段により設定された長さに基づいて発行す
    ると共に、前記印字手段により少なくとも前記預かり番
    号と同じ番号の印字をし、その印字がされた用紙を当該
    手荷物の引換券として発行することを特徴とする手荷物
    預かり用タグ発行装置。
  2. 【請求項2】 熱活性化型の接着層を有する帯状の用紙
    に対して印字を行う印字手段と、 前記接着層を加熱して活性化させる加熱手段と、 発行しようとするタグの手荷物への接着力を設定する接
    着力設定手段とを有し、 前記印字手段により少なくとも預かり番号の印字をする
    と共に前記接着力設定手段により設定された接着力に応
    じて前記加熱手段による加熱を行い、それらの印字及び
    加熱がされた用紙を手荷物に取り付けるタグとして発行
    すると共に、前記印字手段により少なくとも前記預かり
    番号と同じ番号の印字をし、その印字がされた用紙を当
    該手荷物の引換券として発行することを特徴とする手荷
    物預かり用タグ発行装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の手荷物預かり用タ
    グ発行装置において、 手荷物を預かる担当者の情報を記憶する記憶手段を更に
    有し、 当該手荷物を預かる担当者の情報を前記記憶手段から読
    み出して前記印字手段により前記引換券に印字すること
    を特徴とする手荷物預かり用タグ発行装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの項記載の手荷
    物預かり用タグ発行装置において、 前記タグを手荷物にループ状に取付けることができる長
    さとし、 前記加熱手段は、前記接着層の加熱の際に用紙の各縁か
    ら所定幅以上の非加熱部を設けることを特徴とする手荷
    物預かり用タグ発行装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの項記載の手荷
    物預かり用タグ発行装置において、 前記加熱手段は、前記接着層に被加熱部分を間隔を空け
    て多数設け、前記被加熱部分の面積を自在に変更して接
    着力を調整することを特徴とする手荷物預かり用タグ発
    行装置。
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