JP2874107B2 - タック紙用印字発券方法 - Google Patents

タック紙用印字発券方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタック紙に印字して発券
する印字発券方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タック用紙に印字発券する券売機では、
図3の(a)(b)に示すような帯状の印字用紙1の巻
装体がセットされている。この印字用紙1は感熱特性の
用紙2とこの用紙2よりも幅広の剥離台紙3とで構成さ
れている。用紙2の裏面には図3の(c)の拡大断面図
にも示すように粘着剤4が付いており、用紙2は粘着剤
4の付着力で剥離台紙3に張り付いている。巻装体から
引き出された帯状の印字用紙1の始端5は、図4の
(a)に示すようにエレメントを発熱させるサーマル式
の印字ヘッド6とプラテンローラ7とで挟持して発券待
機している。
【0003】印字ヘッド6とプラテンローラ7ならびに
カッター装置8の運転を管理している制御部9は図5に
示すように構成されている。#1で発券指示を検出する
と、#2でカッター装置8を運転して図3の(a)
(b)に示すように一枚分の券紙10を切断する。この
図3の(a)(b)の説明図では券紙10の後端と券紙
10が切断された後の印字用紙1の始端5との間に隙間
Gが設けられているが、切断時ならびに切断後には、券
紙10と印字用紙1が同期して#3で券紙10の払い出
し方向[プラテンローラ7の正転方向]に搬送されるた
め、実際の隙間Gは零または極めて僅かである。#3で
はプラテンローラ7を正転させて券紙10を汎用するに
同期して印字ヘッド6のエレメントがドライブされて券
紙10に所定事項が印字される。なお、券紙10と印字
用紙1とを同期して搬送する方法としては、例えば、特
開平4−328387号公報に示されているように、上
流側に別途設けた一対のフィードローラをプラテンロー
ラ7に同期させて駆動させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の印字
発券方法では、発券待機時には図4の(b)に示すよう
に印字用紙1の始端を印字ヘッド6とプラテンローラ7
とで挟持して発券待機しているため、印字ヘッド6とプ
ラテンローラ7から受ける圧力の作用で、図6に示すよ
うに印字用紙1の始端に変形が発生して粘着剤4の食み
出しAが生じる。
【0005】粘着剤4の食み出しAが発生した場合に
は、印字ヘッド6やプラテンローラ7に食み出した粘着
剤4が付着して、印字品質の悪化や券紙10の正常な搬送
動作を損なうものである。
【0006】本発明は印字用紙1の始端での粘着剤4の
食み出しを軽減して、印字品質の維持ならびに正常な搬
送動作を実現できるタック紙用印字発券方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のタック紙用印字
発券方法は、裏面に粘着剤が付いた券紙を剥離台紙に貼
り付けた帯状の印字用紙を切断して印字発券するに際
し、印字ヘッドとプラテンローラとで印字用紙の始端か
ら上手側の位置を挟持して発券待機し、発券指示を検出
するとプラテンローラを逆転させた後、前記プラテンロ
ーラよりも上手側の位置で印字用紙を切断し、次に印字
用紙から切断分離された券紙ならびに印字用紙を正転搬
送し、この正転搬送中に券紙に印字し、印字発券後に印
字用紙の始端部をさらに正転搬送して印字ヘッドとプラ
テンローラとで印字用紙の始端から上手側の位置を挟持
して発券待機することを特徴とする。
【0008】
【作用】この構成によると、逆転搬送してから切断動作
を実行するので、発券待機状態では印字用紙の始端を印
字ヘッドとプラテンローラとで挟持しているのではなく
て、始端から上手側の位置を印字ヘッドとプラテンロー
ラとで挟持して待機し、発券に際して逆転搬送して印字
必要箇所の先頭位置を印字ヘッドとプラテンローラとの
挟持位置に戻して印字を開始する。
【0009】
【実施例】以下、本発明のタック紙用印字発券方法を図
1と図2に示す具体的な実施例に基づいて説明する。
【0010】発券待機状態では、図2の(a)に示すよ
うに印字用紙1の始端5から上手側の位置を印字ヘッド
6とプラテンローラ7とで挟持して待機している。印字
ヘッド6とプラテンローラ7ならびにカッター装置8の
運転を管理している制御部9は図1に示すように構成さ
れている。
【0011】#1で発券指示を検出すると、#2でプラ
テンローラ7を逆転させて図2の(b)に示すように印
字用紙1の始端5が印字ヘッド6とプラテンローラ7と
の挟持位置に来るまで逆転搬送し、直ちに#3でカッタ
ー装置8を運転して一枚分の券紙10を切断し、直ちに#
4ではプラテンローラ7を正転させて図2の(c)に示
すように券紙10を搬送し、このときに搬送に同期して印
字ヘッド6のエレメントがが駆動されて券紙10に所定事
項が印字されて発券される。発券が完了すると直ちに#
5でさらに正転搬送して図2の(a)に示す発券待機位
置となって一動作を完了する。
【0012】このように発券待機状態では図2の(a)
に示すように印字用紙1の始端5から上手側の位置を印
字ヘッド6とプラテンローラ7とで挟持しているため、
印字ヘッド6とプラテンローラ7から受ける圧力の作用
で発生した印字用紙1の変形の影響が、印字用紙1の始
端に及ばないため、印字用紙1の始端に粘着剤4の食み
出しAが生じない。また、切断の際に印字用紙1の始端
が図2の(b)に示すように印字ヘッド6とプラテンロ
ーラ7とで挟持されるが、一時的であるため、印字用紙
1の始端に粘着剤4の食み出しAが生じない。
【0013】したがって、印字ヘッド6やプラテンロー
ラ7への粘着剤4の付着が発生せず、印字品質の維持な
らびに正常な搬送動作を実現できる。なお、発券待機状
態での券紙10の送り出し長さL1 は券紙10の一枚分の長
さL 0 に左右されないが、発券された印字済みの券紙10
の始端を挟持して強制排出する装置が後段に設置されて
いる場合の前記送り出し長さL1 は、券紙10の一枚分の
長さL0 未満であることが必要である。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明のタック紙用印字発
券方法によると、逆転搬送してから切断動作を実行する
ので、発券待機状態では印字用紙の始端を印字ヘッドと
プラテンローラとで挟持しているのではなくて、始端か
ら上手側の位置を印字ヘッドとプラテンローラとで挟持
して待機しており、発券に際して逆転搬送して印字必要
箇所の先頭位置を印字ヘッドとプラテンローラとの挟持
位置に戻して印字を開始するので、印字ヘッドとプラテ
ンローラから受ける圧力の作用で発生した印字用紙の変
形の影響が印字用紙の始端に及ぶことがなく、印字用紙
の始端に粘着剤の食み出しが生じない。したがって、長
期間にわたって印字品質の維持ならびに正常な搬送動作
を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタック紙用印字発券方法を実施する券
売機の制御部のフローチャート図である。
【図2】同実施例の発券工程図である。
【図3】印字用紙の説明図である。
【図4】従来の発券工程図である。
【図5】従来の券売機の制御部のフローチャート図であ
る。
【図6】従来の券売機で使用された印字用紙の始端部分
の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 印字用紙 2 用紙 3 剥離台紙 4 粘着剤 5 印字用紙の始端 6 印字ヘッド 7 プラテンローラ 8 カッター装置 9 制御部 10 券紙

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に粘着剤が付いた券紙を剥離台紙に
    貼り付けた帯状の印字用紙を切断して印字発券するに際
    し、印字ヘッドとプラテンローラとで印字用紙の始端か
    ら上手側の位置を挟持して発券待機し、発券指示を検出
    するとプラテンローラを逆転させた後、前記プラテンロ
    ーラよりも上手側の位置で印字用紙を切断し、次に印字
    用紙から切断分離された券紙ならびに印字用紙を正転搬
    送し、この正転搬送中に券紙に印字し、印字発券後に印
    字用紙の始端部をさらに正転搬送して印字ヘッドとプラ
    テンローラとで印字用紙の始端から上手側の位置を挟持
    して発券待機するタック紙用印字発券方法。
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