JP2906360B2 - 印字発券方法 - Google Patents

印字発券方法

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JP2906360B2
JP2906360B2 JP5120310A JP12031093A JP2906360B2 JP 2906360 B2 JP2906360 B2 JP 2906360B2 JP 5120310 A JP5120310 A JP 5120310A JP 12031093 A JP12031093 A JP 12031093A JP 2906360 B2 JP2906360 B2 JP 2906360B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帯状の印字用紙の始端を
切断して印字発券する印字発券方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】タック用紙に印字発券する券売機では、
図5の(a)(b)に示すような帯状の印字用紙1の巻
装体Aがセットされている。この印字用紙1は感熱特性
の用紙2とこの用紙2よりも幅広の剥離台紙3とで構成
されている。用紙2の裏面には図5の(c)の拡大断面
図にも示すように粘着剤4が付いており、用紙2は粘着
剤4の付着力で剥離台紙3に張り付いている。巻装体A
からキャプスタンロールBとピンチロールCとで引き出
された帯状の印字用紙1の始端5は、図6に示すように
エレメントを発熱させるサーマル式の印字ヘッド6とプ
ラテンロール7とで挟持して発券待機している。なお、
プラテンロール7とキャプスタンロールBとパルスモー
タDとの間にはチェーンEが掛け渡されている。
【0003】印字ヘッド6とパルスモータDならびにカ
ッター装置8の運転を管理している制御部9は図7に示
すように構成されている。#1で発券指示を検出する
と、#2でカッター装置8を運転して図5の(a)
(b)に示すように一枚分の券紙10を切断する。この図
5の(a)(b)の説明図では券紙10の後端と券紙10が
切断された後の印字用紙1の始端5との間に隙間Gが設
けられているが、切断時ならびに切断後には、券紙10と
印字用紙1が同期して#3で券紙10の払い出し方向〔プ
ラテンロール7の正転方向〕に搬送されるため、実際の
隙間Gは零または極めて僅かである。#3ではプラテン
ロール7を正転させて券紙10を搬送するに同期して印字
ヘッド6のエレメントがドライブされて券紙10に所定事
項が印字される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の印字
発券方法では、#2で1枚分の券紙10を切断分離してか
ら#3で正転搬送しながら印字しているため、#3での
印字の際の券紙10の走行が不安定である。
【0005】具体的には、正転送り方向〔矢印F方向〕
に対して図8の(a)に示すように直交するラインGの
印字を#3で実施する場合に、印字ヘッド6の幅方向
〔矢印H方向〕の券紙10に対する接触抵抗が均一である
場合には問題はないが、印字ヘッド6の幅方向の一端J
の券紙10に対する接触抵抗が他端Kに対して小さい場合
には、図8の(b)に示すように直交するラインGが傾
いて印字されてしまう。
【0006】なお、券紙10の走行安定性に起因して発生
する印字品質の低下の問題は、タック紙に限られるもの
ではなく、感熱紙以外のその他の用紙の場合も同様であ
る。本発明は印字品質の向上を実現できる印字発券方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の印字発券
方法は、帯状の印字用紙の始端を切断して印字発券する
に際し、印字ヘッドとプラテンロールとで印字用紙を挟
持して発券待機し、発券指示を検出すると印字せずにプ
ラテンロールを正転させて印字用紙を送り出し、次いで
プラテンロールを逆転させ印字用紙を逆搬送しながら印
字用紙の始端部に印字し、次いで印字用紙の始端部を切
断して発券することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の印字発券方法は、帯状の印
字用紙の始端を切断して印字発券するに際し、印字ヘッ
ドとプラテンロールとで印字用紙を挟持して発券待機
し、発券指示を検出するとプラテンロールを逆転させ印
字用紙を逆搬送しながら印字用紙の始端部に印字し、次
いで印字用紙の始端部を切断して発券し、印字発券後に
印字用紙の始端部をさらに正転搬送することを特徴とす
る。
【0009】
【作用】請求項1の構成によると、発券待機状態では印
字用紙の始端を印字ヘッドとプラテンロールとで挟持し
ている。発券に際しては、印字用紙を正転搬送した後
に、印字用紙から券紙を切断分離する前に印字用紙を逆
転搬送しながら印字するため、印字の際の走行が安定す
る。
【0010】請求項2の構成によると、発券待機状態で
は印字用紙の始端を印字ヘッドとプラテンロールとで挟
持しているのではなくて、始端から上手側の位置を印字
ヘッドとプラテンロールとで挟持して待機している。発
券に際しては、印字用紙から券紙を切断分離する前に印
字用紙を逆転搬送しながら印字するため、印字の際の走
行が安定する。印字が完了した印字用紙の始端部を切断
分離して正転搬送して発券し、次回の発券に備えてさら
に印字用紙の始端部を正転搬送する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の印字発券方法を図1〜図4に
示す具体的な実施例に基づいて説明する。
【0012】図1と図2(a)(b)(c)は第1の実
施例を示す。発券待機状態では、図2の(a)に示すよ
うに印字用紙1の始端5から上手側の位置を印字ヘッド
6とプラテンロール7とで挟持して待機している。印字
ヘッド6とパルスモータDならびにカッター装置8の運
転を管理している制御部9は図1に示すように構成され
ている。
【0013】#1で発券指示を検出すると、#2でプラ
テンロール7とキャプスタンロールBとを逆転させて印
字用紙1の始端5が印字ヘッド6とプラテンロール7と
の挟持位置に来るまで逆転搬送するとともに、この逆転
搬送の際には、搬送に同期して印字ヘッド6のエレメン
トが駆動されて印字用紙10の始端部に所定事項が印字さ
れる。#2で逆転印字が完了して図2の(b)に示すよ
うになると、次いで#3でカッター装置8を運転して一
枚分の券紙10を切断し、直ちに#4ではプラテンロール
7とキャプスタンロールBを正転させて図2の(c)に
示すように券紙10を搬送して発券し、発券が完了すると
直ちに#5でさらに正転搬送して図2の(a)に示す発
券待機位置となって一動作を完了する。
【0014】このように#2での印字の際には、帯状の
印字用紙1を逆転搬送する。具体的には印字ヘッド6と
プラテンロール7とで挟持して搬送するだけでなく、帯
状の印字用紙1を印字ヘッド6とプラテンロール7とで
挟持するとともに、キャプスタンロールBとピンチロー
ルCとで印字用紙1を挟持して逆搬送するため、印字ヘ
ッド6に対して印字用紙1が傾くことなく安定に走行す
る。したがって、#4で正転搬送して発券された印字済
み券紙10は、図8の(a)に示すような良好な印字結果
が得られる。
【0015】図3と図4の(a)(b)は第2の実施例
を示す。この実施例では発券待機状態では図4の(a)
に示すように印字ヘッド6とプラテンロール7とで印字
用紙1の始端を挟持している。#1で発券指示を検出す
ると、#1aではプラテンロール7とキャプスタンロー
ルBとを正転させて図4の(b)に示すように印字用紙
1の始端5を送り出し、#2ではプラテンロール7とキ
ャプスタンロールBとを逆転させて図4の(a)に示す
ように印字用紙1の始端5が印字ヘッド6とプラテンロ
ール7との挟持位置に来るまで逆転搬送するとともに、
この逆転搬送の際には、搬送に同期して印字ヘッド6の
エレメントが駆動されて印字用紙10の始端部に所定事項
が印字される。#2での逆転印字が完了してすると、次
いで#3でカッター装置8を運転して一枚分の券紙10を
切断し、直ちに#4ではプラテンロール7とキャプスタ
ンロールBを正転させて券紙10を搬送して発券し、発券
待機位置となって一動作を完了する。
【0016】このように発券待機状態が第1の実施例と
異なる場合であっても、#2での逆転印字は有効であ
る。上記の各実施例において印字用紙1はタック用紙で
あったが、粘着剤4が裏面に付着していない一般の感熱
紙または感熱特性を有しない一般の用紙に熱転写やドッ
トインパクト方式で印字する場合であっても同様であ
る。
【0017】
【発明の効果】請求項1の構成によると、発券待機状態
では印字用紙の始端を印字ヘッドとプラテンロールとで
挟持している。発券に際しては、印字用紙を正転搬送し
た後に、印字用紙から券紙を切断分離する前に印字用紙
を逆転搬送しながら印字するため、印字の際の走行が安
定し、従来のように切断分離した券紙に印字する場合に
比べて印字品質の向上が期待できる。
【0018】請求項2の構成によると、発券待機状態で
は印字用紙の始端を印字ヘッドとプラテンロールとで挟
持しているのではなくて、始端から上手側の位置を印字
ヘッドとプラテンロールとで挟持して待機している。発
券に際しては、印字用紙から券紙を切断分離する前に印
字用紙を逆転搬送しながら印字するため、印字の際の走
行が安定する。印字が完了した印字用紙の始端部を切断
分離して正転搬送して発券し、次回の発券に備えてさら
に印字用紙の始端部を正転搬送するため、請求項1と同
様に印字用紙から券紙を切断分離する前に印字用紙を逆
転搬送しながら印字するため、印字の際の走行が安定
し、従来のように切断分離した券紙に印字する場合に比
べて印字品質の向上が期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字発券方法を実施する券売機の第1
の実施例の制御部のフローチャート図である。
【図2】同実施例の発券工程図である。
【図3】第2の実施例の制御部のフローチャート図であ
る。
【図4】同実施例の発券工程図である。
【図5】従来の発券工程図である。
【図6】従来の券売機の構成図である。
【図7】従来の券売機の制御部のフローチャート図であ
る。
【図8】印字例の説明図である。
【符号の説明】
1 印字用紙 2 用紙 3 剥離台紙 4 粘着剤 5 印字用紙の始端 6 印字ヘッド 7 プラテンロール 8 カッター装置 9 制御部 10 券紙 A 巻装体 B キャプスタンロール C ピンチロール D パルスモータ F 正転送り方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G07B 5/02 G07B 5/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の印字用紙の始端を切断して印字発
    券するに際し、印字ヘッドとプラテンロールとで印字用
    紙を挟持して発券待機し、発券指示を検出すると印字せ
    ずにプラテンロールを正転させて印字用紙を送り出し、
    次いでプラテンロールを逆転させ印字用紙を逆搬送しな
    がら印字用紙の始端部に印字し、次いで印字用紙の始端
    部を切断して発券する印字発券方法。
  2. 【請求項2】 帯状の印字用紙の始端を切断して印字発
    券するに際し、印字ヘッドとプラテンロールとで印字用
    紙を挟持して発券待機し、発券指示を検出するとプラテ
    ンロールを逆転させ印字用紙を逆搬送しながら印字用紙
    の始端部に印字し、次いで印字用紙の始端部を切断して
    発券し、印字発券後に印字用紙の始端部をさらに正転搬
    送する印字発券方法。
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