JP4499231B2 - ラベル発行装置 - Google Patents

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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
    • B41J3/4075Tape printers; Label printers

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  • Labeling Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラベル発行装置、特に、感熱糊の活性化により貼り付けを行うラベルを発行するラベル発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
貼付を目的とするラベルには、普通、その裏面に貼付用の糊が塗布され、その上に保護用の台紙が貼着されている。ラベルを貼付する際には、台紙が剥がされ、糊が塗布された裏面が貼付する対象物に貼り付けられる。
【0003】
このような従来からのラベルに加え、最近では、台紙の無駄をなくすために、台紙を不要とする台紙レスのラベルが登場してきている。この台紙レスのラベルの裏面には、熱によって活性化する感熱糊が塗布されている。このため、台紙レスのラベルは、常温では普通の紙と同様に取り扱うことができ、感熱糊を活性化させれば裏面が粘着面となるという利点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
台紙レスのラベルを貼付のために熱活性させる従来の装置は、加熱ローラや加熱ランプなどの加熱手段を用いて、その裏面を加熱する構成を採っている。
【0005】
しかし、一口にラベルといっても、配送用のコンテナなどに貼付するためのラベルであって剥がし易さが求められるコンテナラベルや、片側にクーポンとなる部分を有するクーポンラベルなど、要求される粘着力が異なる種々のラベルが存在する。これらのラベルに対して、適切な粘着力が発生するように感熱糊を活性化させることができれば便利である。
【0006】
また、従来のラベル発行装置はラベルの裏面全体を加熱する構成を採っているが、位置制御の精度を欠くと、ラベルが存在しないときに加熱手段が加熱を行う恐れが出てくる。この場合には、加熱手段の焼き切れや故障などが発生する危険性が高くなる。特に、サーマルヘッドなどの発熱素子を用いた加熱手段の場合には、焼き切れや故障が発生し易い。
【0007】
本発明の課題は、感熱糊の活性化により貼り付けを行うラベルを発行するラベル発行装置であって、所望の粘着状態でラベルを発行することのできる装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るラベル発行装置は、商品情報印字部分とクーポン印字部分とに分かれており感熱糊の活性化により貼り付けを行うクーポンラベル、を発行可能なラベル発行装置である。この装置は、加熱手段と、制御手段とを備えている。加熱手段は、クーポンラベルの感熱糊を加熱する手段であって、複数の発熱部を有している。制御手段は、複数の発熱部の発熱制御を行う手段であって、クーポンラベルの加熱部位の密度を変えて粘着力を変更することができる。また、制御手段は、発熱制御において、クーポンラベルを複数のエリアに区分し、それぞれのエリアに対して、加熱部位の密度が異なる複数の加熱パターンから一の加熱パターンを設定することで、前記加熱部位の密度を変えて粘着力を変更する。また、制御手段は、操作者がクーポンラベルを選択した場合、標準設定として、クーポンラベルのクーポン印字部分に対応するエリアの粘着力がクーポンの商品情報印字部分に対応するエリアの粘着力よりも弱くなるように加熱パターンを設定しつつ、クーポンラベルのクーポン印字部分に対応するエリアのうち周辺エリアについては非粘着エリアとなるように加熱パターンを設定する
【0009】
本装置では、加熱手段が複数の発熱部を有しているため、ラベルの感熱糊のうち、どの部分を加熱してどの部分を加熱しないのかを制御することができる。そして、加熱する部位(加熱部位)の密度を変更する制御を制御手段に行わせている。すなわち、加熱されて活性化する感熱糊をどれくらいの密度で存在させるのかを、制御することができる。具体的には、加熱部位の密度を高くする制御を行えばラベルの粘着力を高くすることができ、加熱部位の密度を粗くする制御を行えばラベルの粘着力を小さくすることができる。
【0010】
このように、本装置では、加熱部位の密度の制御によってラベルの粘着力を変えることができ、要求される粘着状態が異なる種々のラベルに対応することが可能となる。
【0011】
なお、複数の発熱部を有する加熱手段としては、例えば複数の発熱素子を有するサーマルヘッドが考えられる。
【0012】
また、本装置では、商品情報印字部分とクーポン印字部分とが分かれているラベル、いわゆるクーポンラベルを、適切な粘着力を持った状態で発行させることができる。このようなクーポンラベルが対象物に貼付されれば、クーポン印字部分だけをクーポンとして所有するために対象物から剥がすことが容易にできるようになる。
【0013】
また、制御手段は、加熱パターンを変えることによって、クーポンラベルの加熱部位の密度を制御することができる。
【0014】
また、ここでは、エリア別に制御を行うことができるため、クーポン印字部分周囲の粘着力を弱くすることが容易にできる。
【0015】
また、ここでは、クーポンラベルを対象物に貼付した場合には、クーポン印字部分周辺から剥がすことが容易となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
<ラベルプリンタの概要>
本発明の一実施形態に係るラベルプリンタ(ラベル発行装置)を図1に示す。このラベルプリンタは、商品の価格情報、商品情報、お料理方法等、店舗から消費者に伝えるメッセ−ジをラベルに印字して発行する装置であり、ラベルフォーマットを数十種類設定することができ、商品ごとに自動的に切り替える機能を有している。
【0017】
ラベルプリンタ1は、外観上は、図1に示すように、本体2と、操作盤3とから構成されている。
【0018】
<操作盤>
操作盤3には、表示画面45と、操作入力部46とが設けられている。表示画面45には、バックライト付大型液晶表示部を採用している。操作入力部46には、ソフトなタッチでスムーズな入力が可能なラバーキーが採用されている。また、操作盤3は、作業環境に応じて角度調整が可能とされている。
【0019】
<本体、及びラベルロール>
本体2内には、図2に示すような構成部品とともに、ラベルロールRがセットされている。すなわち、本体2の内部はラベルロールRの収容部となっており、ラベルロールRは、用紙セット軸20に通され、本体2にセットされる。図2は、ラベルプリンタ1の本体2内部の縦断面図である。ラベルロールRは、ラベル用紙90が巻かれたものである。ラベル用紙90の表面90aには加熱によって印字が可能な感熱記録層が形成されており、裏面90bには加熱によって活性化して粘着力を発生させる感熱糊が塗布されている。
【0020】
また、本体2の正面には、本体2内で印字及び粘着力発生の処理を終えたラベルを発行するためのラベル発行口2aが形成されている。
【0021】
<本体内の構成部品>
図2に示すように、ラベルプリンタ1は、本体2内に、第1サーマルヘッド4と、第1ローラ5と、カッター6と、第2サーマルヘッド7と、第2ローラ8と、ガイド9と、出口ローラ10とを備えている。
【0022】
第1サーマルヘッド4は、ラベルロールRから引き出した帯状のラベル用紙90の表面90aに商品情報等を印字するものである。第1ローラ5は、ラベル用紙90を挟んで第1サーマルヘッド4に対向するように配置されている。これらの第1サーマルヘッド4及び第1ローラ5は、ラベル用紙90を間に挟み込んで、第1ローラ5の回転駆動によってラベル用紙90を送りながら表面90aに所定の印字を行う。印字項目としては、例えば、品名、添加物、広告文、レジコード、バーコード、記号、単価、内容量、金額、個数、加工日、加工時刻、賞味期限、賞味時刻、カロリー、品種、保存方法、店名、住所などが挙げられる。
【0023】
カッター6は、印字後のラベル用紙90を所定位置で切断し、切断部分から先をラベル91に仕上げる(図2参照)。
【0024】
第2サーマルヘッド7は、ラベル91の裏面91bを加熱し、ラベル91の裏面91bの感熱糊を活性化させて、ラベル91に粘着力を発生させる。第2ローラ8は、ラベル用紙90(ラベル91)を挟んで第2サーマルヘッド7に対向している。これらの第2サーマルヘッド7及び第2ローラ8は、ラベル用紙90を間に挟み込んで、第2ローラ8の回転駆動によってラベル用紙90を送りながら裏面90bに対して加熱を行う。第2サーマルヘッド7に対するラベル用紙90の位置制御は、図示しないセンサーを利用して行う。
【0025】
第2サーマルヘッド7は、多数の発熱素子から構成されている。発熱素子は、ラベル用紙90の送り方向に垂直な方向に、直線上に多数列で配置されている。また、発熱素子は、第2サーマルヘッド7が8ドット/mmとなるような大きさのもので、四辺が0.1mm強の薄膜発熱素子である。各発熱素子は、後述する制御コンピュータ11によって、それぞれ制御される。
【0026】
ガイド9は、ラベル用紙90の先端が第2サーマルヘッド7と第2ローラ8との間に導かれるように設置されているものである。
【0027】
出口ローラ10は、第2サーマルヘッド7により加熱されたラベル91をラベル発行口2a(図1参照)へと送るもので、複数のローラから構成されている。
【0028】
<制御コンピュータ>
本体2内には、各駆動部品の制御を司る制御コンピュータ11が配備されている。制御コンピュータ(制御手段)11は、図3に示すように、CPU41、ROM42、RAM43、HDD(ハードディスク)44を備えており、操作盤3の表示画面45や操作入力部46に接続されている。HDD44には、数十種類のラベルフォーマットを記憶するフォーマットファイル、店舗から消費者に伝える商品情報を記憶する商品情報ファイル、ラベルの発行に関する条件を記憶する発行条件ファイル48などが存在している。
【0029】
また、制御コンピュータ11には、制御対象である第1サーマルヘッド4、第1ローラ、カッター6、第2サーマルヘッド7、第2ローラ8、及びその他の駆動部品やセンサーなどが接続されている。
【0030】
(ラベル発行制御)
この制御コンピュータ11は、操作入力部46から入力された商品番号等の印字するデータや印字フォーマットデータ等を基にラベルに印字する内容を決定し、第1サーマルヘッド4によってラベル表面の印字を行う。また、操作入力部46から入力されたラベル裏面の粘着化に関する設定にしたがって、第2サーマルヘッド7を制御してラベル裏面を加熱・活性化する。これらのラベル印字やラベル裏面の感熱糊活性化を行う際には、同時に第1及び第2ローラ5,8やカッター6の制御が行われ、生成されたラベル91がラベル発行口2aから発行されるようになっている。
【0031】
具体的に説明すると、ラベルロールRから引き出されたラベル用紙90は、まず第1ローラ5によって送られながら、第1サーマルヘッド4の加熱によって表面90aに所定の印字がされる。ラベル1枚分の印字が終了してラベル用紙90の先端が第2サーマルヘッド7と第2ローラ8との間に到達すると、第2ローラ8が回転してラベル用紙90を送り始める。そして、適当な位置でカッター6によりラベル用紙90が切断され、ラベル91が生成される。
【0032】
ラベル91は、第2ローラ8によって送られながら、裏面91bが第2サーマルヘッド7による加熱を受ける。このときの加熱パターンは、後述する複数の加熱パターンから操作者が選択したものが用いられる。また、このときの加熱は、操作者により選択された非粘着エリア(後述)を除いたエリアについて行われる。なお、第2サーマルヘッド7に対するラベル91の当接位置は、図示しないセンサーによって位置決めされる。
【0033】
一方、ラベルロールRとつながっているラベル用紙90は、第1ローラ5の逆転によって、表面90aの印字位置が第1サーマルヘッド4に対して位置決めされる。そして、次のラベルとなる部分に対して、第1サーマルヘッド4による印字が行われる。
【0034】
(ラベル発行条件の設定)
HDD44内には、ラベルの発行に関する条件を記憶した発行条件ファイル48が存在する。この発行条件ファイル48には、図4に示すように、ラベル種類毎に、印字濃度、発行速度、粘着力、カッター使用の有無、バックフィードの有無などのデータが記憶されている。これらのデータのうち、幾つかの項目については、操作者による設定が可能である。以下に、操作者により設定可能な項目のうち、ラベル裏面の加熱に関する項目について説明する。
【0035】
まず、操作者は、ラベル裏面のうち粘着力を発生させたくない非粘着エリアを設定することができる。表示画面45において「感熱糊の活性化に関する設定」を選択し、さらに「エリア設定」を選択すると、図5(a)に示す「粘着化させないラベル裏面のエリア設定」という画面が立ち上がる。ここでは、ラベルの四辺周辺エリアA,B,C,Dと、ラベルの片側エリアEとを選択することができる。例えば、図5(a)に示すようにエリアA,B,C,Dを非粘着エリアに設定した場合には、図6に示すようにラベル裏面の周辺エリアが加熱されずに感熱糊が活性化されない状態でラベルが発行されることになる。また、エリアA,B,C,D,E全てを選択した場合には、図7(a)に示すように、ラベル裏面の周辺エリアとラベル裏面の片側(図7(a)の右側)とが、感熱糊が活性化されない状態で残る。
【0036】
また、操作者は、ラベル裏面の粘着力の大きさ(粘着度)を設定することができる。表示画面45において「感熱糊の活性化に関する設定」を選択し、さらに「粘着度設定」を選択すると、図5(b)に示す「ラベル裏面の粘着エリアの粘着度設定」という画面が立ち上がる。ここでは、第2サーマルヘッド7による加熱で用いる加熱パターンを選択することによって、発行されるラベルの粘着力の大きさを設定することができる。この加熱パターンは、加熱部と非加熱部とから成るものであって、ドットパターンによって決められている。図5(b)の加熱パターンAを選択すれば、8ドットに1つの割合で加熱部位が存するようになる。図5(b)の加熱パターンEを選択すれば、3ドットに1つの割合で加熱部位が存するようになる。すなわち、操作者は、加熱部位の密度の高いものから粗いものまで、段階的に加熱パターンを設定することが可能である。そして、加熱部位の密度の高いものは当然粘着度も大きくなり、密度の粗いものは粘着度が小さくなる。例えば、図5(b)の加熱パターンAを選択すると、図6(a)に示すように加熱部位がラベル裏面に粗く形成される。図5(b)の加熱パターンDを選択すると、図6(b)に示すように加熱部位がラベル裏面に密に形成される。
【0037】
なお、加熱されるエリアは、選択した所定の加熱パターンによって、全体が均一に加熱される(図6及び図7参照)。
【0038】
また、操作者は、表示画面45において「感熱糊の活性化に関する設定」を選択し、さらに「クーポンラベル」を選択した場合には、そこでクーポンラベルCPの商品情報印字部分CP1(図7(b)参照)及びクーポン印字部分CP2のそれぞれの裏面について、図5(b)に示すような加熱パターンを選ぶことが可能である。クーポンラベルCPは、片側が商品情報を伝えるために使用され、片側がクーポンとして消費者に使用してもらうために使われるラベルであり、図7(b)に示すように、間に切り込み線が入れられるものが多い。ここでは、標準設定として、商品情報印字部分CP1の裏面の加熱パターンを粘着力が大きくなる加熱パターンD(図5(b)参照)に、クーポン印字部分CP2の裏面の加熱パターンを粘着力が小さくなる加熱パターンAに定めるとともに、操作者による設定変更を可能としている。
【0039】
(その他の制御)
(1)
予めラベル表面に印字がされている用紙を用いる場合は、第1サーマルヘッド4による印字処理を省略するような選択を行うことも可能である。
【0040】
(2)
ラベルロールRのラベル用紙90の先端部分には、ラベル種類番号がバーコード形式で印字されている。ラベルロールRが交換された直後には、ラベル発行口2a近傍に装着されているバーコードスキャナ(図示せず)によりラベル種類番号が読み取られ、商品情報ファイルに登録されているラベル種類番号との照合が行われる。この照合で交換されたラベルロールR(ラベル用紙90)の間違いが発見されれば、制御コンピュータ11は、警告音を発し、ラベルプリンタ1をエラー停止させる。
【0041】
ラベルプリンタ1では、大量に同じ商品アイテムのラベルを連続発行する場合もあるが、50個や100個単位で商品アイテムが変わる場合もある。ラベルは、商品アイテム毎に種類が異なっていることが多く、ベテランの作業者であっても類似するラベル用紙を間違えて装置にセットしてしまう恐れがある。しかし、上記のように、ラベルロールRが交換された直後にラベル発行口2aのバーコードスキャナによってラベル種類番号の読み取り及び照合が行われるため、すぐに操作者がエラーに気づくことができる。
【0042】
(3)
制御コンピュータ11は、ラベルを連続発行しているときには、所定の単位時間内に発行されるラベルの枚数を自動的に数え、表示画面45に現在の発行能力を表示する。また、発行能力と、残りの必要発行ラベル枚数とから、完了予定時間を自動計算し、表示画面45に表示する。さらに、HDD44には、各発行時における上記発行能力が記憶される。そして、制御コンピュータ11は、それらの実績データを基にして、ラベルの連続発行開始時においても、完了予定時間を予測して表示画面45に表示させる。例えば、「約10分で発行完了」や「19:10頃に発行完了」といった表示が行われる。
【0043】
(4)
本ラベルプリンタ1では、電気的印字調整が可能となっている。印字テストにおいて調整できる全ての印字パターンを印字させるときに、印字に応じた電気制御レベルを記号を添えて同時に印刷させる(図8参照)。この図8に示すような記号と電気的調整レベルを対比することによって、誰もが調整を行うことができるようになっている。すなわち、印字テストにおける電気制御レベルが視覚化・数値記号化されているため、誰もが所望の調整を行えるようになっている。また、標準レベルの確定によって、構造的な印字位置のずれも、印字テストにより視覚化することが可能である。
【0044】
<本実施形態のラベルプリンタの特徴>
(1)
本実施形態のラベルプリンタ1では、第2サーマルヘッド7が複数の発熱素子を有しているため、制御コンピュータ11により細かい加熱パターンを設定することができる。そして、ラベル裏面のうち加熱する部位(加熱部位)をどれくらいの密度にするかを、図5(b)に示すように操作者に設定させている。
【0045】
したがって、操作者は、ラベル裏面の加熱部位の密度が高くなるような加熱パターンを選べばラベルの粘着力を高くすることができ、ラベル裏面の加熱部位の密度が粗くなるような加熱パターンを選べばラベルの粘着力を小さくすることができる。これにより、要求される粘着力が異なる種々のラベルに対応することが可能となり、操作者によって使い易い装置(ラベルプリンタ)となっている。
【0046】
(2)
本実施形態のラベルプリンタ1では、クーポンラベルCPを、適切な粘着力を持った状態で発行させることができる。上記のように、標準設定では、商品情報印字部分CP1の裏面の加熱パターンを粘着力が大きくなる加熱パターンD(図5(b)参照)に、クーポン印字部分CP2の裏面の加熱パターンを粘着力が小さくなる加熱パターンAに定めている。したがって、発行されるクーポンラベルCPは、商品情報印字部分CP1の裏面の粘着力が強くクーポン印字部分CP2の粘着力が弱くなる。このようなクーポンラベルCPが商品に貼付されれば、消費者は、クーポン印字部分CP2だけをクーポンとして所有するために商品から剥がすことが容易にできるようになる。
【0047】
(3)
本実施形態のラベルプリンタ1では、図5(a)に示すように、操作者にラベル裏面のうち粘着力を発生させたくないエリア(非粘着エリア)を設定させる。そして、制御コンピュータ11は、非粘着エリアを除くラベルの裏面のエリアに対して第2サーマルヘッド7による加熱を行う。
【0048】
このように、ラベルプリンタ1では操作者に積極的に非粘着エリアを設定させ、その非粘着エリアにある感熱糊が活性化しないように、非粘着エリアが加熱されない制御を行っている。
【0049】
したがって、第2サーマルヘッド7がラベル91のないところで作動して過熱によって損傷してしまうことを防止することができる。ラベルの四辺周辺エリアA,B,C,D(図5(a)参照)を非粘着エリアに設定すれば、第2サーマルヘッド7がラベル91のないところで過熱損傷する恐れが極めて少なくなる。
【0050】
また、コンテナラベルのように後で必ず剥がさなければならないラベルを発行したい場合には、例えば図5(a)のエリアA,B,C,D,E全てを選択し、図7(a)に示すように剥がれやすいラベルを発行すればよい。こうすれば、ラベルの片側を持ってラベルを剥がすことができるようになり、ラベルを剥がす作業が容易となる。
【0051】
[他の実施形態]
(A)
上記実施形態では、図5(a)に示す「粘着化させないラベル裏面のエリア設定」という画面で、ラベルの四辺周辺エリアA,B,C,Dと、ラベルの片側エリアEとを選択することができるようになっているが、これ以外のエリアを選択することができるようにしてもよい。また、各エリアの寸法を細かく設定できるようにプログラムすることも可能である。
【0052】
(B)
上記実施形態のラベルプリンタ1はラベルロールRを1つだけセットするものであるが、ラベル用紙を供給するために用紙カセットを複数用意することも考えられる。
【0053】
この場合には、対応するラベル用紙に応じて用紙カセットの色分けを行い、セットされている用紙カセットを判別するために、色識別センサーを用いることが望ましい。近接スイッチや光電センサー等のON/OFFセンサーを用いることもできるが、その場合には、用紙カセットの挿入具合やセンサー位置の調整ミスにより誤認識が発生し易い。この点、色識別センサーを用いれば、用紙カセットの識別ミスが殆ど発生しなくなる。
【0054】
(C)
上記実施形態では、非粘着エリアを一切加熱しない制御を行っているが、非粘着エリアに対して、非粘着エリアを除くエリア(以下、粘着エリアという。)への加熱よりも少ない加熱を行うように制御してもよい。具体的には、非粘着エリアを粘着エリアよりも密度の粗い加熱パターンで加熱したり、加熱出力を落として加熱したりすることが考えられる。
【0055】
非粘着エリアA,B,C,D(図5(a)参照)を粘着エリアよりも密度の粗い加熱パターンで加熱したときのラベル裏面の様子を図9に示す。このように加熱した場合にも、周囲の粘着力が弱く剥がれやすいため、トータルとして剥がれやすいラベルとなる。
【0056】
(D)
上記実施形態では、ラベルプリンタ1に本発明を適用したが、本発明は、ラベルプリンタに限らず、ラベル発行機能を有する計量ラベラー、商品包装ラベル貼付装置、自動計量値付装置、包装計量値付装置など、種々の装置に適用することができる。
【0057】
(E)
上記実施形態の第2サーマルヘッド7に、ペルチェ素子などの冷却素子を取り付けることも考えられる。ペルチェ素子は、電流を流すと片側が温まり反対側が冷える性質を有しており、また電流を流す方向を逆にすれば温まる面と冷える面とが切り替わる。この性質を利用すれば、制御コンピュータ11は、第2サーマルヘッド7に内蔵されているサーミスタからサーマルヘッド温度を検知した上で、その温度が最適温度よりも低い場合にはペルチェ素子の第2サーマルヘッド7に接している面を温め、その温度が最適温度よりも高い場合にはペルチェ素子の第2サーマルヘッド7に接している面を冷やすように電流の向きを制御することができる。これにより、第2サーマルヘッド7の温度を一定範囲に保つことが容易となる。
【0058】
(F)
上記実施形態では、裏面90bに感熱糊が一層だけ塗布されているラベル用紙90を用いることを前提とした制御の説明を行っているが、裏面に異なる粘着力を持った複数の感熱糊が塗布されているラベル用紙を用いる場合には、下記のような制御を行うことによって発行されるラベルの粘着力を変えることが可能である。
【0059】
ここでは、ラベル用紙として、表面に印字のための感熱記録層が形成されており裏面に2層の感熱糊が塗布されているラベル用紙を用いる。1層目(内側)の感熱糊は、多数の球状殻の中に粘着力の強い糊が閉じこめられているものであり、2層目(外側)の感熱糊は、多数の球状殻の中に粘着力の弱い糊が閉じこめられているものである。1層目の感熱糊の球状殻は比較的高い温度で破れるものであり、2層目の感熱糊の球状殻は比較的低い温度で破れるものである。
【0060】
そして、上記実施形態ではラベル裏面の粘着度を設定する際に加熱パターンを選択させる制御が行われているが、ここでは、ラベル裏面の粘着度の強弱を選択させて、第2サーマルヘッド7の温度制御につなげる制御が行われる。
【0061】
操作者は、加熱して粘着力を発生させたいエリアに対して、その粘着度の強弱を選択することができる。強い粘着度が選択された場合には、制御コンピュータ11は、第2サーマルヘッド7の温度を1層目の感熱糊の球状殻が破れる高い温度として、ラベル裏面のそのエリアに対して加熱を行う。すると、そのエリアでは1層目の粘着力の強い糊が活性化し、強い粘着力が発生する。反対に、弱い粘着度が選択された場合には、制御コンピュータ11は、第2サーマルヘッド7の温度を2層目の感熱糊の球状殻が破れる程度の低い温度として、ラベル裏面のそのエリアに対して加熱を行う。すると、そのエリアでは2層目の粘着力の弱い糊が活性化し、弱い粘着力が発生する。
【0062】
なお、上記のように粘着力の強い感熱糊と弱い感熱糊とを2層として裏面に塗布するのではなく、それぞれの感熱糊を閉じこめた球状殻を混在させたものを裏面に塗布したラベル用紙を用いることもできる。
【0063】
【発明の効果】
本発明では、加熱手段に複数の発熱部を持たせ、加熱部位の密度を変更する制御を行わせるため、加熱部位の密度を高く制御してラベルの粘着力を高くしたり、加熱部位の密度を粗く制御して粘着力を小さくすることができ、要求される粘着状態が異なる種々のラベルに対応することが可能となる。
【0064】
また、クーポンラベルを対象物に貼付した場合には、クーポン印字部分周辺から剥がすことが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態であるラベルプリンタの外観斜視図。
【図2】 ラベルプリンタ内部の縦断面概略図。
【図3】 制御コンピュータのブロック構成図。
【図4】 発行条件ファイルのデータ構成図。
【図5】 表示画面の一例。
【図6】 ラベル裏面の加熱部位の密度及び非加熱エリアを表す図。
【図7】 ラベル裏面の加熱部位の密度及び非加熱エリアを表す図。
【図8】 電気制御レベルを記号で表したテスト印字を表す図。
【図9】 ラベル裏面のエリア別の加熱部位の密度を表す図。
【符号の説明】
1 ラベルプリンタ(ラベル発行装置)
7 第2サーマルヘッド(加熱手段)
11 制御コンピュータ(制御手段)
90 ラベル用紙
91 ラベル
A,B,C,D,E エリア
R ラベルロール
CP クーポンラベル
CP1 商品情報印字部分
CP2 クーポン印字部分

Claims (6)

  1. 商品情報印字部分とクーポン印字部分とに分かれており感熱糊の活性化により貼り付けを行うクーポンラベル、を発行可能なラベル発行装置であって、
    複数の発熱部を有し、前記クーポンラベルの感熱糊を加熱する加熱手段と、
    前記複数の発熱部の発熱制御を行い、前記クーポンラベルの加熱部位の密度を変えて粘着力を変更することのできる制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、
    前記発熱制御において、前記クーポンラベルを複数のエリアに区分し、それぞれのエリアに対して、前記加熱部位の密度が異なる複数の加熱パターンから一の加熱パターンを設定することで、前記加熱部位の密度を変えて粘着力を変更するものであり、
    操作者がクーポンラベルを選択した場合、標準設定として、前記クーポンラベルのクーポン印字部分に対応するエリアの粘着力が前記クーポンの商品情報印字部分に対応するエリアの粘着力よりも弱くなるように前記加熱パターンを設定しつつ、前記クーポンラベルのクーポン印字部分に対応するエリアのうち周辺エリアについては非粘着エリアとなるように前記加熱パターンを設定する、
    ラベル発行装置。
  2. 前記複数の加熱パターンは、非加熱パターンを含んでおり、
    前記制御手段は、
    操作者がクーポンラベルを選択した場合、前記標準設定として、前記クーポンラベルのクーポン印字部分に対応するエリアのうち周辺エリアについては前記加熱パターンとして前記非加熱パターンを設定する、
    請求項1に記載のラベル発行装置。
  3. 前記クーポンラベルは、前記商品情報印字部分と前記クーポン印字部分との間に、切り込み線が入れられている、
    請求項1に記載のラベル発行装置。
  4. 前記制御手段は、
    操作者がクーポンラベルを選択した場合、前記標準設定として、前記切り込み線に隣接するエリアについては非粘着エリアとなるように前記加熱パターンを設定する、
    請求項3に記載のラベル発行装置。
  5. 前記複数の加熱パターンは、非加熱パターンを含んでおり、
    前記制御手段は、
    操作者がクーポンラベルを選択した場合、前記標準設定として、前記切り込み線に隣接するエリアについては前記加熱パターンとして前記非加熱パターンを設定する、
    請求項4に記載のラベル発行装置。
  6. 前記制御手段は、操作者がクーポンラベルを選択した場合、前記標準設定を適用しつつ、その設定変更を操作者に許容する、
    請求項1から5のいずれかに記載のラベル発行装置。
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