JP2000330553A - 電子楽器及びパラメータ表示方法 - Google Patents

電子楽器及びパラメータ表示方法

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JP2000330553A
JP2000330553A JP11141453A JP14145399A JP2000330553A JP 2000330553 A JP2000330553 A JP 2000330553A JP 11141453 A JP11141453 A JP 11141453A JP 14145399 A JP14145399 A JP 14145399A JP 2000330553 A JP2000330553 A JP 2000330553A
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JP
Japan
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tone color
color data
tone
standard
musical instrument
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JP11141453A
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English (en)
Inventor
Yoichi Kondo
近藤  洋一
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示装置の表示面が小さくても目的とする音
色データを容易に確認できるようにする。 【解決手段】 発音手段25を介して発音する音色を変
更することが可能な電子楽器において、上記発音手段2
5から発音する発音用音色データを記憶しておくための
ワークバッファ200と、上記ワークバッファ200に
記憶された音色データの標準形を記憶しておくための標
準形テーブル201と、上記ワークバッファ200に記
憶されている発音用音色データと、上記標準形テーブル
201に記憶されている標準形音色データとを比較する
データ比較手段と、上記データ比較手段による比較の結
果、上記標準形音色データと異なる発音用音色データを
表示する表示装置13とを設け、上記標準形音色データ
と異なる発音用音色データのみを表示装置13に表示す
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子楽器及びパラメ
ータ表示方法に係わり、特に、発音する音色をエディッ
トする機能を備えた電子楽器に用いて好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の音色を発音可能な電子楽器
においては、発音可能な音色を使用者の好みに応じてエ
ディット(編集)することができるようになされてお
り、エディットした内容を表示装置に全て表示して確認
することができるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来は、
音色及びセットアップ内容等を確認しようとするとき
に、パラメータが多く、しかも表示装置の表示面が小さ
い場合には目的のパラメータを探すのに苦労してしまう
問題があった。
【0004】本発明は上述の問題点にかんがみ、表示装
置の表示面が小さくても目的とする音色データを容易に
確認できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電子楽器は、発
音手段を介して発音する音色を変更することが可能な電
子楽器において、上記発音手段から発音する発音用音色
データを記憶しておくための発音用音色データ記憶手段
と、上記発音用音色データ記憶手段に記憶された音色デ
ータの標準形を記憶しておくための標準形音色データ記
憶手段と、上記発音用音色データ記憶手段に記憶されて
いる発音用音色データと、上記標準形音色データ記憶手
段に記憶されている標準形音色データとを比較するデー
タ比較手段と、上記データ比較手段による比較の結果、
上記標準形音色データと異なる発音用音色データを表示
する表示手段とを具備することを特徴としている。
【0006】本発明のパラメータ表示方法は、発音手段
から発音する発音用音色データを記憶しておくための発
音用音色データ記憶手段と、上記発音用音色データ記憶
手段に記憶された音色データの標準形を記憶しておくた
めの標準形音色データ記憶手段とを有する電子楽器にお
けるパラメータ表示方法において、上記発音用音色デー
タ記憶手段に記憶された発音用音色データと、上記標準
形音色データ記憶手段に記憶されている標準形音色デー
タとを比較し、上記標準形音色データと異なる発音用音
色データを表示手段に表示することを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明は上記技術手段を有するので、編集した
音色を表示装置に表示させる際に、標準形音色データと
異なる音色データのみが表示手段に表示されるので、目
的とする音色データを容易に確認することができて、他
の音色とはどこが異なるのか分かりやすくすることがで
きる。また、表示される音色データの量を少なくするこ
とが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子楽器及びパラ
メータ表示方法の一実施の形態を図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施の形態を示す電子楽器の要
部ブロック図である。この電子楽器は鍵盤11、操作パ
ネル12、表示装置13、押鍵速度検出回路14などを
備える。
【0009】電子楽器の回路部は、バス18によって結
合されたCPU21、ROM20、RAM19から成る
マイクロコンピュータで構成されている。CPU21
は、鍵盤11に結合されたキースイッチ回路15から鍵
盤11の操作情報を検出し、また操作パネル12に結合
されたパネルスイッチ回路16からパネルスイッチの操
作情報を検出する。
【0010】操作パネル12によって選択されたリズム
や楽器の種類は、CPU21から表示ドライブ回路17
を介して表示装置13に与えられる表示データに基づい
て表示される。
【0011】CPU21は、鍵盤11の操作に対応した
音符情報やパネルスイッチ回路16の操作に対応したリ
ズム、音色などのパラメータ情報を楽音発生回路22に
送出する。
【0012】楽音発生回路22は、これらの情報に基づ
いてROM211(波形メモリ部)からPCM音源デー
タを読み出し、その振幅やエンベロープを加工してD/
A変換器23に出力する。そして、D/A変換器23に
よりディジタル/アナログ変換された楽音信号は、アン
プ24を介してスピーカ25に与えられる。
【0013】上述のような構成を有する本実施の形態の
電子楽器において、上記表示装置13に表示する音色デ
ータは、図2の表示パラメータ説明図に示すように、音
色テーブル202から読み出されてワークバッファ20
0に書き込まれる。上記音色テーブル202は、本実施
の形態の電子楽器で発音可能な種々の楽器に対応して設
けられている。例えば、ギターGuiter202a、
ピアノPiano202b、バイオリンViolin2
02c、・・・202n等の各種楽器に対応して設けら
れている。
【0014】上記ワークバッファ200に書き込まれた
パラメータ及びパラメータ値は、標準形テーブル201
に書き込まれている標準形パラメータ及びパラメータ値
と比較される。この比較の結果、上記標準形テーブル2
01に記憶されているパラメータ及びパラメータ値と異
なるパラメータ及びパラメータ値のみが表示装置13に
表示される。
【0015】図3に、上記標準形テーブル201に記憶
されるパラメータ及びパラメータ値と、上記ワークバッ
ファ200に書き込まれるパラメータ及びパラメータ値
の一例を示す。この場合、上記ワークバッファ200に
はギターGuiter202aのパラメータ及びパラメ
ータ値が書き込まれている場合を示している。
【0016】図3において、ギターGuiter202
aのパラメータ値には、標準形Basicと異なるパラ
メータ値のみを記載しているが、実際にはギターGui
ter202aのテーブルに標準形Basicと同じパ
ラメータ値も記憶されているものである。
【0017】図3に示したように、ギターGuiter
202aにおける標準形と異なるパラメータ値として、
「Wave 2」、「dca dcy 90」、「dc
fenv 22」、「dcf res 3」、「cho
rus 3」が示されており、これらのパラメータ値が
表示装置13に表示される。
【0018】図4は、本実施の形態のパラメータ表示方
法の処理手順を示すフローチャートである。図4に示し
たように、電子楽器の動作が開始されると、最初のステ
ップS41において、音色設定以外の発音に関する他の
処理が行われる。
【0019】次に、ステップS42において、音色を切
替えるためのパラメータスイッチSWがオン操作された
か否かが判断される。この判断の結果、パラメータスイ
ッチSWがオン操作された場合にはステップS43に進
んでパラメータアップ処理を行う。そして、このパラメ
ータアップ処理が済んだらステップS41に戻って上述
した処理を繰り返し行う。
【0020】また、ステップS42の判断の結果、パラ
メータスイッチSWがオン操作されていない場合には、
ステップS41に直接戻って上述した処理を繰り返し行
う。
【0021】図4のステップS43で行うパラメータア
ップ処理は、図5のフローチャートに示すような手順で
行われる。すなわち、パラメータアップ処理が開始され
ると、最初のステップS51において、カウント値co
untが「1」に初期設定される。
【0022】次に、ステップS52に進み、パラメータ
アップする音色を初期設定する処理が行われる。すなわ
ち、「c_para ++」とする処理が行われる。次
に、ステップS53において、パラメータ番号Noが最
大値であるか否かが判断される。この判断の結果、最大
値でない場合にはステップS54に進み、ワークバッフ
ァ200に書き込まれている音色の「パラメータ番号N
o1」のパラメータ値Valを取得する。
【0023】次に、ステップS55において、標準形テ
ーブル(デフォルトテーブル)201における「パラメ
ータ番号No1」のパラメータ値Dflを取得する。次
に、ステップS56に進み、ステップS54で得たパラ
メータ値Valと、ステップS55で得たパラメータ値
Dflとを比較する。
【0024】ステップS56の判断の結果、ワークバッ
ファ200に書き込まれている音色のパラメータ値Va
lと、標準形テーブル201に格納されているパラメー
タ値Dflとが同じ場合には、ステップS57に進んで
カウント値countを1つインクリメントする処理を
行う。
【0025】次に、ステップS58において、カウント
値countが最大値MAXであるか否かを判断する。
この判断の結果、カウント値countが最大値MAX
である場合にはメインルーチンに戻る。また、そうでな
い場合にはステップS52に戻って上述した処理を繰り
返し行う。
【0026】一方、ステップS56の比較の結果、パラ
メータ値Valとパラメータ値Dflとが異なる場合に
はステップS60に進んで表示処理を行う。これによ
り、標準形と異なるパラメータ値のみが表示装置13に
表示されることになる。
【0027】このような処理を繰り返し行うことによ
り、いずれは「パラメータ番号No」がMAXとなる。
この場合は、ステップS53からステップS61に進ん
でc_paraNoを1に設定する。
【0028】本実施の形態のパラメータ表示方法は、上
述のようにしてパラメータを表示装置に表示するように
したので、標準形テーブル201に記憶されているパラ
メータ値と異なるパラメータ値のみを選択的に表示する
ことができる。
【0029】このため、図6の表示例説明図に示すよう
に、表示個数を大幅に減らすことができ、表示装置が小
さい場合であっても標準形から変更されているパラメー
タ値を容易に確認することができる。
【0030】したがって、本実施の形態のパラメータ表
示方法によれば、電子楽器を構成するために必要な表示
装置を小型化することができ、電子楽器の構成の簡素化
及び小型化に寄与することができる。
【0031】なお、上記実施の形態においては、標準形
テーブル201に記憶するデフォルトデータを固定的に
示したが、デフォルト変更スイッチを設け、好みの音色
に変更したパッチを標準形テーブル201に転送して標
準形にするようにしてもよい。この場合、標準形テーブ
ル201を書き込み可能なRAMで構成しておく。
【0032】また、上記ワークバッファ200、標準形
テーブル201及び音色テーブル202に対する読み書
き動作の制御は、ROM20に格納されているプログラ
ムに従ってCPU21により行われる。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述したように、本発明によれ
ば、種々の音色で発音する機能が設けられている電子楽
器において、平均的な音色で発音するための標準形音色
データと、上記標準音色と異なる音色で発音するための
音色データを記憶しておき、上記標準音色と異なる音色
で発音するパラメータ及びパラメータ値のみを表示する
ようにしたので、目的とする音色データを容易に確認す
ることができて、他の音色とはどこが異なるのか分かり
やすくすることができる。また、表示装置に表示する項
目を少なくすることができるので、異なる音色で発音す
るようにした場合の発音データを小さな表示装置を用い
て表示することが可能となり、電子楽器における表示装
置の小型化及び低価格化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、電子楽器の要部
構成を説明するブロック図である。
【図2】表示用のパラメータデータを記憶するためのメ
モリを説明する図である。
【図3】音色テーブルの記憶内容の一例を示す図であ
る。
【図4】電子楽器におけるメイン処理の概略を示すフロ
ーチャートである。
【図5】パラメータアップ処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】パラメータ値の表示例を示す図である。
【符号の説明】
11 鍵盤 12 操作パネル 13 表示装置 14 押鍵速度検出回路 15 キースイッチ回路 16 パネルスイッチ回路 17 ドライブ回路 18 バス 19 RAM 20 ROM 21 CPU 22 楽音発生回路 23 D/A変換器 24 アンプ 25 スピーカ 40 パラメータアップ用バッファ 41 ベーシック音色記憶手段 42 音色テーブル 200 ワークバッファ 201 標準形テーブル 202 音色テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発音手段を介して発音する音色を変更す
    ることが可能な電子楽器において、 上記発音手段から発音する発音用音色データを記憶して
    おくための発音用音色データ記憶手段と、 上記発音用音色データ記憶手段に記憶された音色データ
    の標準形を記憶しておくための標準形音色データ記憶手
    段と、 上記発音用音色データ記憶手段に記憶されている発音用
    音色データと、上記標準形音色データ記憶手段に記憶さ
    れている標準形音色データとを比較するデータ比較手段
    と、 上記データ比較手段による比較の結果、上記標準形音色
    データと異なる発音用音色データを表示する表示手段と
    を具備することを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】 発音手段から発音する発音用音色データ
    を記憶しておくための発音用音色データ記憶手段と、上
    記発音用音色データ記憶手段に記憶された音色データの
    標準形を記憶しておくための標準形音色データ記憶手段
    とを有する電子楽器におけるパラメータ表示方法におい
    て、 上記発音用音色データ記憶手段に記憶された発音用音色
    データと、上記標準形音色データ記憶手段に記憶されて
    いる標準形音色データとを比較し、上記標準形音色デー
    タと異なる発音用音色データを表示手段に表示すること
    を特徴とするパラメータ表示方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007256812A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Yamaha Corp 電子鍵盤楽器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007256812A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Yamaha Corp 電子鍵盤楽器
JP4595856B2 (ja) * 2006-03-24 2010-12-08 ヤマハ株式会社 電子鍵盤楽器

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