JP2000328794A - 店舗兼用住宅 - Google Patents

店舗兼用住宅

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JP2000328794A
JP2000328794A JP11137525A JP13752599A JP2000328794A JP 2000328794 A JP2000328794 A JP 2000328794A JP 11137525 A JP11137525 A JP 11137525A JP 13752599 A JP13752599 A JP 13752599A JP 2000328794 A JP2000328794 A JP 2000328794A
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JP
Japan
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building
store
shop
dwelling house
house
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Pending
Application number
JP11137525A
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English (en)
Inventor
Koutaro Iwamoto
浩太朗 岩本
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 店舗と住居を別々の棟とすることによって、
空間を独立させ、さらに、店舗と住居の外観を統一し
た。 【解決手段】 敷地内に店舗棟2と住居棟1を配置し、
店舗棟2と住居棟1を道路に面した状態で隣接して配置
し、店舗棟2と住居棟1の間を連絡通路21によって連
結し、窓の外枠の水平ラインに合わせて、店舗棟2の四
方壁面の上端縁8と、住居棟1の四方壁面の上端縁9を
水平に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は店舗兼用住宅に関
し、特に店舗と住居を別々の棟とすることによって、空
間を独立させ、さらに、店舗と住居の外観を統一した店
舗兼用住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に住宅は、住居部分の建物と、駐
車場、庭等の空地部分を有して構成され、南側に庭を配
置し、住宅内の採光を確保する工夫がなされている。ま
た、店舗を兼用した住宅においては、敷地の前方に店舗
を配置し、その後方または上階に住居を配置した構成と
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同一敷
地内に店舗と住居を配置すると、店舗部分を敷地の前方
に配置するため、住居部分がその後方あるいは二階に配
置され、住居スペースが閉塞されるという問題があっ
た。また、住居スペース側の出入りの利便が阻害される
という問題があった。そして、同一建物に店舗と住居を
配置すると、店舗スペースと住居スペースが分離し、建
物全体のまとまりがなくなるという問題があった。本発
明はかかる従来の問題点を解決するためになされたもの
であって、その目的とするところは、店舗と住居を別々
の棟とすることによって、空間を独立させ、さらに、店
舗と住居の外観を統一した店舗兼用住宅を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として、請求項1記載の店舗兼用住宅では、敷地
内に店舗棟と住居棟を配置し、店舗棟と住居棟を道路に
面した状態で隣接して配置し、店舗棟と住居棟の間を連
絡通路によって連結した。このような構成とすることに
より、店舗棟及び住居棟から直接道路へアクセスでき、
店舗側及び住居側からの出入りの動線が交錯しない。
【0005】請求項2記載の店舗兼用住宅では、請求項
1記載の店舗兼用住宅において、窓の外枠の水平ライン
に合わせて、店舗棟の四方壁面の上端縁と、住居棟の四
方壁面の上端縁を水平に形成した。このような構成とす
ることにより、店舗棟のデザインと住居棟のデザインが
統一され、建物全体が一体化される。
【0006】請求項3記載の店舗兼用住宅では、請求項
1または2記載の店舗兼用住宅において、店舗棟の壁面
に複数の縦長の窓を形成し、該複数の窓を平行に配置
し、窓と窓の間に柱を配置し、柱の内側に電球を配置し
て間接照明とした。このような構成とすることにより、
宣伝効果のある間接照明が形成される。
【0007】請求項4記載の店舗兼用住宅では、請求項
1、2または3記載の店舗兼用住宅において、前記住居
棟を二階建てとし、前記店舗棟を一階建てとし、店舗棟
の屋根にトップライトを配置した。このような構成とす
ることにより、二階建ての広い住居スペースが形成さ
れ、また、トップライトによって明るい店舗が形成され
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の一実施の形態にか
かる店舗兼用住宅の斜視図、図2は店舗の西側面図、図
3は本発明の一実施の形態にかかる店舗兼用住宅の一階
平面図、図4は本発明の一実施の形態にかかる店舗兼用
住宅の二階平面図、図5は本発明の一実施の形態にかか
る店舗兼用住宅の南側面図、図6は本発明の一実施の形
態にかかる店舗兼用住宅の北側面図、図7は本発明の一
実施の形態にかかる店舗兼用住宅の東側面図、図8は本
発明の一実施の形態にかかる店舗兼用住宅の西側面図で
ある。
【0009】本発明の一実施の形態にかかる店舗兼用住
宅Aは、道路の交差部分に位置する敷地と、敷地の東に
配置された二階建て住居棟1と、敷地の西に配置された
一階建て店舗棟2と、敷地の南に配置された駐車場3を
主要な構成としている。前記敷地の南側及び西側には道
路が通過し、南側の道路に面して駐車場3が配置され、
西側の道路に面して店舗棟2が配置され、店舗棟2の西
に隣接して住居棟1が配置されている。敷地の南側には
3台の並列した駐車場3と、駐車場西の店舗側のアプロ
ーチ4と、駐車場東の住宅居側のアプローチ5が配置さ
れている。前記店舗棟2及び住居棟1は駐車場3等の空
地部分を挟んで道路に面し、それぞれの棟から直接道路
へアクセスできるようになっている。
【0010】建物の外観は二階建ての大きな箱型の住居
棟1と、その横に隣接した同じく箱型の店舗棟2によっ
て構成されている。住居棟1の前方には玄関6が突設し
て配置され、玄関ポーチの上方はバルコニー7として使
用される空間となっている。店舗棟2の四方壁面の上端
縁8と、住居棟1の四方壁面の上端縁9は水平に形成さ
れ、天井部分の中央は突起して三角屋根11、12が形
成され、店舗側の三角屋根にはトップライト13が配置
されている。
【0011】店舗棟2の西側の壁面には縦長の窓14が
所定間隔をおいて5個配置され、窓と窓の間には柱15
が6本配置され、柱の内側に電球を配置して間接照明が
形成されている。また、店舗棟2の南側には玄関の横の
壁面に縦長の窓16が所定間隔をおいて3個配置され、
窓の上方の壁面には柱17が配置され、柱の内側に電球
を配置して間接照明が形成されている。本実施の形態の
店舗兼用住宅Aでは、窓、壁の縦横のライン、柱、樋の
縦のライン、バルコニーの縁の縦横のライン等、全て垂
直と水平のラインによって統一され、デザイン的に一体
となっている。通常の和風の住宅では妻壁等の斜めのラ
インが形成されるが、本実施の形態の店舗兼用住宅で
は、ひさしも無く水平とされ、機能的なデザインが形成
されている。
【0012】前記店舗棟2の内部は南側の玄関18及び
採光窓16と、西側の採光窓14と、北側の窓19と、
東側の壁20を有して構成され、壁の一端には住居棟1
への通路21が形成されている。店舗棟2の玄関を入る
と幅5m奥行き10mのホール22が広がり、美容院等
の店舗として使用できる空間が配置されている。前記ホ
ール22の東側は壁20によって閉塞され、壁の後方に
は住居棟への通路21が配置されている。天井は中央部
分が突起して、盛り上がり、吹抜けのイメージが形成さ
れ、トップライト13が配置されて、採光が得られるよ
うになっている。西側には縦長14の窓が形成されて、
西日を防ぎながら、道路側とつながり、採光が得られる
ようになっている。
【0013】住居棟1の一階には、南側の玄関6と、玄
関ホール23と、リビングダイニング24と、その後方
のキッチン25と、玄関ホール23の西に隣接した6畳
の和室26と、和室26の後方に隣接した階段27と、
その奥のトイレ28と、通路21と、浴室29、洗面所
30と、スタッフルーム31が配置されている。前記玄
関6のドアは東側に面し、玄関ドアを入って北に直交す
ると玄関ホール23が配置され、玄関ホール23から扉
を開けてさらに北に進むと広い一連のリビングダイニン
グ24が配置されている。また、リビングダイニング2
4の北にはキッチン25が連続し、キッチンの東には勝
手口32が配置されている。また、キッチン25の西に
は店舗棟へ通じる通路21が配置されている。
【0014】住居棟1の二階には中央部分の階段27
と、その両側の洋室33,34と、バルコニー7,3
5、クローゼット36、トイレ37、洋室38が配置さ
れている。階段27を上がった場所には通路39が配置
され、その通路によって、3個の洋室33,34,38
と バルコニー35が連結されている。また、バルコニ
ーは南側と北側に配置され、開放的な雰囲気が形成され
ている。
【0015】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても本発明に含まれる。例えば、前記実施の形
態においては、店舗と住居を接して配置したが、離して
配置することも可能である。
【0016】
【発明の効果】以上、説明してきたように本発明請求項
1記載の店舗兼用住宅においては、敷地内に店舗棟と住
居棟を配置したので、店舗と住居として独立した空間が
形成される。そのため、店舗の二階等を住居として使用
する場合に比べ、住居側が閉塞せず、開放される。ま
た、店舗棟と住居棟を道路に面した状態で隣接して配置
したので、店舗側及び住居側から直接、道路へアクセス
することがき、前面に開放した空間となる。さらに、建
物内の通路によって店舗と住居の連絡性が確保される。
【0017】請求項2記載の店舗兼用住宅においては、
窓の外枠の水平ラインに合わせて、店舗棟の四方壁面の
上端縁と、住居棟の四方壁面の上端縁を水平に形成した
ので、店舗と住居は独立した状態で、かつ建物全体が垂
直、水平のラインによって統一され、建物の一体性が確
保される。
【0018】請求項3記載の店舗兼用住宅においては、
店舗棟の壁面に複数の縦長の窓を形成し、該複数の窓を
平行に配置し、窓と窓の間に柱を配置し、柱の内側に電
球を配置して間接照明としたので、柱によって縦のライ
ンを強調したデザインが形成されると共に、柱を利用し
た自然な間接照明が形成される。
【0019】請求項4記載の店舗兼用住宅においては、
住居棟を二階建てとしたので、広い住居スペースが確保
される。また、店舗棟を一階建てとし、店舗棟の屋根に
トップライトを配置したので、天井からの採光が確保さ
れ、明るい雰囲気の店舗が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる店舗兼用住宅の
斜視図である。
【図2】店舗の西側面図である。
【図3】本発明の一実施の形態にかかる店舗兼用住宅の
一階平面図である。
【図4】本発明の一実施の形態にかかる店舗兼用住宅の
二階平面図である。
【図5】本発明の一実施の形態にかかる店舗兼用住宅の
南側面図である。
【図6】本発明の一実施の形態にかかる店舗兼用住宅の
北側面図である。
【図7】本発明の一実施の形態にかかる店舗兼用住宅の
東側面図である。
【図8】本発明の一実施の形態にかかる店舗兼用住宅の
西側面図である。
【符号の説明】
A 店舗兼用住宅 1 住居棟 2 店舗棟 3 駐車場 4 アプローチ 5 アプローチ 6 玄関 7 バルコニー 8 上端縁 9 上端縁 11 三角屋根 12 三角屋根 13 トップライト 14 窓 15 柱 16 窓 17 柱 18 玄関 19 窓 20 壁 21 通路 22 ホール 23 玄関ホール 24 リビングダイニング 25 キッチン 26 和室 27 階段 28 トイレ 29 浴室 30 洗面所 31 スタッフルーム 32 勝手口 33 洋室 34 洋室 35 バルコニー 36 クローゼット 37 トイレ 38 洋室 39 通路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 敷地内に店舗棟と住居棟を配置し、 店舗棟と住居棟を道路に面した状態で隣接して配置し、 店舗棟と住居棟の間を連絡通路によって連結したことを
    特徴とする店舗兼用住宅。
  2. 【請求項2】 窓の外枠の水平ラインに合わせて、店舗
    棟の四方壁面の上端縁と、住居棟の四方壁面の上端縁を
    水平に形成したことを特徴とする請求項1記載の店舗兼
    用住宅。
  3. 【請求項3】 店舗棟の壁面に複数の縦長の窓を形成
    し、該複数の窓を平行に配置し、窓と窓の間に柱を配置
    し、柱の内側に電球を配置して間接照明としたことを特
    徴とする請求項1または2記載の店舗兼用住宅。
  4. 【請求項4】 前記住居棟を二階建てとし、前記店舗棟
    を一階建てとし、店舗棟の屋根にトップライトを配置し
    たことを特徴とする請求項1、2または3記載の店舗兼
    用住宅。
JP11137525A 1999-05-18 1999-05-18 店舗兼用住宅 Pending JP2000328794A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010077802A (ja) * 2010-01-12 2010-04-08 Misawa Homes Co Ltd 建物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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