JP2000327929A - 成形用繊維強化樹脂原料および繊維強化樹脂成形品 - Google Patents

成形用繊維強化樹脂原料および繊維強化樹脂成形品

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JP2000327929A
JP2000327929A JP11135355A JP13535599A JP2000327929A JP 2000327929 A JP2000327929 A JP 2000327929A JP 11135355 A JP11135355 A JP 11135355A JP 13535599 A JP13535599 A JP 13535599A JP 2000327929 A JP2000327929 A JP 2000327929A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の工業用品または家庭用品に供せられ
る繊維強化樹脂成形品を与える混合成分の分離分級の防
止された成形用繊維強化樹脂原料およびその原料から製
造された強度に優れた繊維強化樹脂成形品を提供するこ
と。 【解決手段】(1)繊維強化樹脂ペレット、この樹脂ペ
レットに配合される粒状物および帯電防止剤をドライブ
レンドしてなることを特徴とする成形用繊維強化樹脂原
料および(2)(1)に記載の成形用繊維強化樹脂原料
を成形してなることを特徴とする繊維強化樹脂成形品で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形用繊維強化樹
脂原料および繊維強化樹脂成形品に関し、さらに詳しく
は、混合成分の分離分級が防止された成形用繊維強化樹
脂原料およびその原料から製造された強度に優れた繊維
強化樹脂成形品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】種々の工業用品または家庭用品に供せら
れる繊維強化樹脂成形品を製造するに当たっては、ま
ず、その樹脂原料を調製しなければならない。この成形
用繊維強化樹脂原料は、通常、繊維強化樹脂をペレット
とし、これに配合される他の成分とを混合して調製され
る。
【0003】その際、配合される他の成分としては、希
釈用の樹脂のみからなるペレット、顔料、酸化防止剤、
紫外線吸収剤等の各種添加剤を含有した樹脂ペレット、
無機充填材を含有した樹脂ペレット、これら添加剤や充
填材を多量に含有したマスタ−バッチペレットまたは顔
料やその他充填材それ自体であるもの等、様々な成分が
使用される。
【0004】ところが、この繊維強化樹脂ペレットに配
合される他の成分が、ペレットのような粒状物である場
合は、タンブラ−等の混合機により混合すると、粒状物
が分離分級して不均一な混合物となり、このような混合
物を原料として成形した樹脂成形品は、繊維のばらつき
等による脆弱な成形品となったり、色むらのある成形品
となるという不都合があった。
【0005】これまでに、このような不都合を解消する
ための積極的な手段は採られておらず、わずかに後続の
溶融混練工程において、比較的多量の帯電防止剤を配合
することによって、均一な組成物を製造することに注力
するに止まっていた。しかしながら、多量の帯電防止剤
を配合することは、得られる樹脂成形品の耐熱性や剛性
等の低下を招くこととなり、このため、樹脂原料を調製
する混合時に、均一な混合物を得ることが強く要望され
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記要望に
応え、混合成分の分離分級が防止された成形用繊維強化
樹脂原料を提供すると共に、その樹脂原料から製造して
なる強度に優れた繊維強化樹脂成形品を提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するために、混合成分がいずれも粒状物であると
いう点に着目し鋭意検討を重ねた結果、繊維強化樹脂ペ
レットとそれに配合される粒状物に帯電防止剤、しかも
最終製品である成形品に影響を与えない程度の比較的少
量の帯電防止剤を添加してドライブレンドすることによ
り、意外にも上記目的が達成できるということを見出
し、この知見に基づいて本発明を完成するに到った。
【0008】すなわち、本発明は、(1)繊維強化樹脂
ペレット、当該樹脂ペレットに配合される粒状物および
帯電防止剤をドライブレンドしてなることを特徴とする
成形用繊維強化樹脂原料および(2)上記(1)に記載
の成形用繊維強化樹脂原料を成形してなることを特徴と
する繊維強化樹脂成形品を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。本願における第1の発明は、繊維強化樹
脂ペレット、当該樹脂ペレットに配合される粒状物およ
び帯電防止剤をドライブレンドしてなることを特徴とす
る成形用繊維強化樹脂原料である。
【0010】本発明において用いる繊維強化樹脂ペレッ
トに特に制限はなく、ガラス繊維、炭素繊維、アラミド
繊維、セラミック繊維、ポリアミド、ポリオレフィン、
ポリエステル、ポリアクリレ−ト等の合成樹脂製繊維等
を配合して強化してなる樹脂ペレットを挙げることがで
きる。これらの中でも、ガラス繊維強化樹脂ペレットが
好適であり、ガラス繊維としては、E−ガラス、S−ガ
ラス等が用いられる。
【0011】用いる繊維の大きさも任意であり、長繊
維、短繊維いずれでもよいが、長繊維が好ましく、後記
する繊維強化樹脂ペレットの長さと同等の長さ、すなわ
ち、3〜100mm、より好ましくは5〜50mmであ
る。3mm未満では、衝撃強度や引張強度等が不足する
ことがあり、100mmを超えると、成形機におけるか
みこみ不良等を来すことがあるので望ましくない。
【0012】また、これら繊維は、可塑化、溶融時に繊
維の切断が抑制されるので、繊維強化樹脂ペレットに対
し、平行に配列されたものであることが好ましい。これ
ら繊維の径にも制限はないが、通常は、1〜50μm、
好ましくは3〜30μmのものが用いられる。繊維の径
が1μm未満では、樹脂の含浸が困難となり分散が不十
分となったり、破断しやすくなったりして、補強材とし
ての十分な強度が得られない場合があり、50μmを超
えると、外観を損なうことがあるので望ましくない。
【0013】繊維の断面形状としては、円、楕円、矩形
等を問わない。繊維の表面は、平滑であっても、凹凸を
有していても特に支障はなく、また、線状であっても、
捲縮状であってもよい。さらに、繊維の種類によって
は、繊維の表面が処理されたもの、たとえば、接着性や
親水性を付与するために化学的処理を施したものを用い
ることもできる。
【0014】この処理剤としては、たとえば、シラン
系、チタネ−ト系、アルミニウム系、クロム系、ジルコ
ニウム系、ボラン系カップリング剤等が挙げられ、中で
もシラン系カップリング剤が好ましい。シラン系カップ
リング剤としては、たとえば、トリエトキシシラン、ビ
ニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタ
クリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポ
キシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、N−
β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロ
ピルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリ
エトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルト
リメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキ
シシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン等が
挙げられる。これらの中でも、γ−アミノプロピルトリ
エトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン等のアミノシラン類が好
適である。
【0015】この表面処理方法については、慣用されて
いる方法、たとえば、水溶液法、有機溶媒法、スプレ−
法等を任意に採用できる。繊維強化樹脂ペレットに配合
される繊維の量に特に制限はないが、通常は、20〜8
0重量%、好ましくは、30〜70重量%である。20
重量%未満では、当該樹脂ペレットの製造が困難とな
り、80重量%を超えると、樹脂の含浸が不十分となる
ことがあるので望ましくない。
【0016】樹脂と繊維との複合化は、通常、複数のフ
ィラメントを集束した繊維束、いわゆる繊維ロ−ビング
やスライバ−の形態によって行なわれる。この繊維束を
ダイス内に導入し、押出機から供給される溶融樹脂を接
触、含浸させた後、ダイスから引き出す。この際、繊維
束を流動パラフィン等の液体で処理して、繊維束をそれ
ぞれ独立にダイス内に導入し、複数を纏めて引き取る方
法も採用できる。
【0017】引き出されたストランドは、冷却後、引取
機によって引き取ってカッタ−により切断されてペレッ
トとする。その際、引き出される形態は、円柱状、シ−
ト状、テ−プ状、バンド状等いずれであってもよい。こ
のペレットの長さは、上記のとおり、3〜100mm、
より好ましくは5〜50mmである。
【0018】本発明の繊維強化樹脂ペレットにおける樹
脂としては、ポリオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂等、任意の樹脂が使
用できるが、中でもポリオレフィン樹脂は好ましく使用
される。このポリオレフィン樹脂としては、エチレン、
プロピレン、ブテン−1、3−メチルブテン−1、4−
メチルブテン−1、オクテン−1等のα−オレフィンの
重合体やこれらの共重合体またはこれらと他の共重合可
能な不飽和単量体との共重合体等であり、共重合体とし
ては、ブロック共重合体、ランダム共重合体、グラフト
共重合体等が挙げられる。
【0019】具体的には、高密度、中密度、低密度ポリ
エチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合
体、等のポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン、エチレ
ン−プロピレンブロック共重体やランダム共重合体、エ
チレン−プロピレン−ブテン−1共重合体等のポリプロ
ピレン系樹脂、ポリブテン−1、ポリ4−メチルヘンテ
ン−1等を挙げることができる。
【0020】これらポリオレフィン樹脂は、単独で用い
ても混合物で用いてもよいが、特にポリプロピレン系樹
脂が好適である。このポリプロピレン系樹脂に特に制限
はなく、広範囲の分子量のものが使用できるが、耐熱安
定性等の観点からメルトインデックス(MI)〔温度2
30°C、荷重2.16Kg〕が200g/10分以下
のものが好ましく、特に60g//10分以下のものが
好ましい。
【0021】なお、上記ポリオレフィン樹脂には、エチ
レン−α−オレフィン系共重合体ゴム、エチレン−α−
オレフィン−非共役ジエン系共重合体ゴム(たとえば、
EPDM等)、エチレン−芳香族モノビニル化合物−非
共役ジエン系共重合体ゴム、これらの水素添加物等のゴ
ム類が含まれていてもよい。また、繊維強化樹脂ペレッ
トにおける樹脂としては、不飽和カルボン酸またはその
誘導体によって変性されたポリオレフィン樹脂であって
もよく、その変性ポリオレフィン樹脂を含んだものであ
ってもよい。
【0022】不飽和カルボン酸またはその誘導体変性ポ
リオレフィン樹脂は、ガラス繊維とポリオレフィン樹脂
との界面強度を向上させ、引張強度等を大幅に向上させ
るものであり、本発明において好ましく使用される。こ
こに変性されるポリオレフィン樹脂としては、上記ポリ
オレフィン樹脂を用いることができ、ポリエチレン、ポ
リプロピレンは好適なものであり、特にポリプロピレン
系樹脂が好ましい。
【0023】変性に用いられる不飽和カルボン酸として
は、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸、クロトン酸、シトラコン酸、ソルビン
酸、メサコン酸、アンゲリカ酸等が挙げられる。また、
これら不飽和カルボン酸の誘導体も使用され、その誘導
体としては、酸無水物、エステル、アミド、イミド、金
属塩等を挙げることができ、たとえば、無水マレイン
酸、無水イタコン酸、アクリル酸メチル、メタクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸ブチル、マレイン酸エチル、アクリルアミド、マレ
イン酸アミド、アクリル酸ナトリウム、メタクリル酸ナ
トリウム等を挙げることができる。
【0024】これらの中でも、不飽和ジカルボン酸また
はその誘導体が好ましく、無水マレイン酸はさらに好ま
しい。これら不飽和カルボン酸またはその誘導体は、単
独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよ
い。変性の方法についても特に制限はなく、公知の方法
が採用される。たとえば、ポリオレフィン樹脂を溶媒に
溶解し、不飽和カルボン酸またはその誘導体およびラジ
カル発生剤を添加して加熱、撹拌する方法、上記各成分
を押出機に供給してグラフト共重合させる方法等があ
る。
【0025】この変性ポリオレフィン樹脂としては、上
記不飽和カルボン酸またはその誘導体の付加量が、0.
01〜20重量%、さらには、0.02〜10重量%が
好ましい。これらポリオレフィン樹脂または変性ポリオ
レフィン樹脂は、酸化防止剤、光安定剤、光吸収剤、金
属不活性剤、顔料等の添加剤を含有していてもよい。
【0026】また、種々の物性改良のために他の樹脂、
ゴム類、充填剤を配合してもよい。酸化防止剤として
は、フェノ−ル系、リン酸系、硫黄系があり、任意のも
のが使用できる。フェノ−ル系酸化防止剤の具体例とし
ては、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノ−
ル、トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
ベンシル)イソシアヌレ−ト、テトラキス〔メチレン−
3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネ−ト〕メタン、n−オクタデシル−3−
(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネ−ト、4,4’−ブチリデンビス−
(3−メチル−6−t−ブチルフェノ−ル、トリエチレ
ングリコ−ル−ビス〔3−t−ブチル−4−ヒドロキシ
−5−メチルフェニル)プロピオネ−ト〕、3,9−ビ
ス〔2−〔3(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−
メチルフェニル)プロピオニルオキシ〕−1,1−シメ
チルエチル〕−2,4,8,10−テトラオキサスピロ
〔5,5〕ウンデカン等が挙げられる。
【0027】リン酸系酸化防止剤の具体例としては、ト
リスノニルフェニルホスファイト、ジステアリルペンタ
エリスリト−ルジホスファイト、トリス(2,4−ジ−
t−プチルフェニル)ホスファイト、テトラキス(2,
4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4’−ビフェニレ
ン−ジ−ホスホナイト、ビス(2,4−ジ−t−ブチル
フェニルペンタエリスリト−ルジホスファイト、ビス
(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニルペンタ
エリスリト−ル−ジホスファイト、2,2−メチレンビ
ス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)オクチルホスフ
ァイト等が挙げられる。
【0028】また、硫黄系酸化防止剤の具体例として
は、ジラウリル−3,3’−チオジプロピオネ−ト、シ
ミリスチル−3,3’−チオジプロピオネ−ト、ジステ
アリル−3,3’−チオジプロピオネ−ト、ペンタエリ
スリト−ルテトラキス(3−ラウリルチオプロピオネ−
ト等が挙げられる。次に光安定剤としては、ヒンダ−ド
アミン系光安定剤、フェニルベンゾエ−ト系光安定剤等
がある。
【0029】これら光安定剤の具体例としては、ビス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セ
パケ−ト、コハク酸とN−(2−ヒドロキシプロピル)
−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペ
リジンとの縮合物、テトラキス(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジル)1,2,3,4−ブタンテ
トラカルホキシレ−ト、N,N’−ビス(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジ
アミンと1,2−ジブロモエタンとの重合縮合物、ビス
(2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)アジペ−
ト、ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)
フマレ−ト、ポリ〔6−(1,1,3,3−テトラメチ
ルブチル)イミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−
シイル〕〔2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジル)イミノ〕ヘキサメチレン〔(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジル)イミノ〕、2,4−ジ−
t−ブチルフェニル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンゾエ−ト、4−オクチルフェニル−3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエ−ト、n−
ヘキサデシル−3−,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシベンゾエ−ト等が挙げられる。
【0030】光吸収剤としては、サリチル酸誘導体系、
ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾ−ル系、ベンゾエ−
ト系等があり、これらの中でも、ベンゾトリアゾ−ル
系、ベンゾエ−ト系の光吸収剤が好ましい。ベンゾトリ
アゾ−ル系の光吸収剤としては、2−(3−t−ブチル
−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロ
ベンゾトリアゾ−ル、2−(3,5−ジ−t−ブチル−
2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
−ル、2−(5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)ベ
ンゾトリアゾ−ル、2−(3,5−t−ブチル−2−ヒ
ドロキシフェニル)ベンゾトリアゾ−ル、2−(2−ヒ
ドロキシ−5−オクキチルフェニル)ベンゾトリアゾ−
ル、2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−アミルフ
ェニル)ベンゾトリアゾ−ル等を挙げることができる。
【0031】金属不活性剤としては、シュウ酸誘導体、
サリチル酸誘導体、ヒドラジン誘導体等があり、3−
(N−サルチロイル)アミノ−1,2,4−トリアゾ−
ル、デカメチレンカルボン酸サルチロイルヒドラジド、
N,N−ビス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオニル〕ヒドラジン、イソフ
タル酸ビス(2−フェノキシプロピオニルヒドラジド、
N−ホルミル−N’−サリシロイルドラジン、2,2−
オキザミドビス−〔エチル−3−(3,5,−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ−ト、オ
キザリル−ビス−ベンジリデンヒドラジド等が挙げられ
る。
【0032】また、顔料としては、酸化クロム、黄鉛、
紺青、フェロシアン化鉄カリウム、ジンクグリ−ン、塩
化銅フタロシアニングリ−ン、フタロシアニングリ−
ン、ナフト−ルグリ−ン、マラカイトグリ−ンレ−キ、
銅フタロシアニンブル−、コバルトブル−、フタロシア
ニンブル−、フォストスカイブル−、インダンスレンブ
ル−、塩基性クロム酸亜鉛、クロムバ−ミリオン朱、カ
ドミウム赤、パラレッド、ブリリアントカ−ミン、ブリ
リアントスカ−レット、キナクリドン赤、リソ−ルレッ
ド、バ−ミリオン、チオインゴレッド、ミンガミヤレッ
ド、ファ−ストイエロ−、ハンザイエロ−、オ−ラミン
レ−キ、ベンジジンエロ−、イソインドリアンエロ−、
硫化亜鉛、酸化チタン、カ−ボンブラック等が挙げられ
るる。
【0033】さらに、必要に応じて、種々の物性改良の
ために、他の樹脂、ゴム類、充填材、添加剤を加えるこ
とができる。たとえば、耐衝撃改良剤として、エチレン
−プロピレン共重合体ゴム、ポリブタジエンゴム、スチ
レン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体ゴム(S
BS)、SBSを水素添加したスチレン−エチレン−ブ
チレン−スチレンブロック共重合体ゴム等の添加、成形
品の要求特性を考慮して、金属粉、タルク、マイカ、炭
酸カルシウム、シリカ、水酸化アルミニウム、水酸化マ
グネシウム、硫酸カルシウム、ガラス短繊維、チタン酸
カルシウムウイスカ−等の無機充填材の添加、架橋樹脂
粉末等の有機充填材の添加、難燃剤、難燃助剤等の添加
も可能である。
【0034】本発明は、上記繊維強化樹脂ペレットに、
粒状物および帯電防止剤を配合し、ドライブレンドして
なることを特徴とする成形用繊維強化樹脂原料である。
本発明における繊維強化樹脂ペレットに配合される粒状
物とは、最終製品である樹脂成形品を与えるべく繊維強
化樹脂ペレットに配合される資材をいい、その資材が粒
状物であれば足り、その他に特に制限はない。
【0035】ここに粒状物とは、その断面形状が円、楕
円、矩形等であって、粉状、顆粒状、塊状等、いずれの
ものをも含む資材をいう。この粒状物は、たとえば、樹
脂ペレットであってもよい。樹脂ペレットは、他の成分
を含まない単なる樹脂ペレットであってもよく、酸化防
止剤、光安定剤、光吸収剤、金属不活性剤、顔料、ゴム
類、充填剤等を含有していてもよい。
【0036】この樹脂ペレットにおける樹脂は、上記繊
維強化樹脂ペレットにおける樹脂と同様、ポリオレフィ
ン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエス
テル樹脂等、任意の樹脂が使用でき、また、変性ポリオ
レフィン樹脂であっても、この変性ポリオレフィン樹脂
を含んだものであってもよい。酸化防止剤、光安定剤、
光吸収剤、金属不活性剤、顔料、ゴム類、充填材等も、
上記繊維強化樹脂ペレットについての記載において例示
したものと変わるところはない。
【0037】これら添加剤や充填材は、マスタ−バッチ
樹脂ペレットとして用いることができる。本発明におけ
る粒状物には、これら樹脂ペレットの外に、顔料、ゴム
類、無機充填材等、それ自体のものも含まれる。具体的
な組合せとしては、繊維強化樹脂ペレットと樹脂ペレッ
ト、繊維強化樹脂ペレットとマスタ−バッチ樹脂ペレッ
ト、繊維強化樹脂ペレットと樹脂ペレットとマスタ−バ
ッチ樹脂ペレット、繊維強化樹脂ペレットと顔料等粒状
物自体等が挙げるれるが、これらに限定されるものでは
ない。
【0038】本発明において用いる帯電防止剤として
は、特に制限はなく、公知のものを使用することができ
る。たとえば、脂肪酸塩類、高級アルコ−ル硫酸エステ
ル塩類、脂肪族アミンまたはアマイドの硫酸塩類、脂肪
族アルコ−ルリン酸エステル塩類、アルキルアリルスル
ホン酸塩類、塩基性脂肪酸エステルのスルホン塩類等の
アニオン系帯電防止剤、第四級アンモニウム塩類、アル
キルピリジウム塩類等のカチオン系帯電防止剤、ポリオ
キシエチレンアルキルエ−テル類、ポリオキシエチレン
アルキルフェノ−ルエ−テル類、ポリオキシエチレンア
ルキルアミン類、ポリオキシエチレンアルキルアミド
類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル等
の非イオン系帯電防止剤、イミダゾリン誘導体等の両性
系帯電防止剤が挙げられる。
【0039】本発明においては、この帯電防止剤の使用
量にも特徴がある。すなわち、帯電防止剤の量が、繊維
強化樹脂ペレットと当該樹脂ペレットに配合される粒状
物との総量100重量部に対し、0.001〜0.1重
量部、好ましくは0.002〜0.05重量部である点
である。この帯電防止剤の量は、最終製品である繊維強
化樹脂成形品の帯電防止にはほとんど寄与しない程度の
使用量であることを意味する。
【0040】帯電防止剤の量が0.001重量部未満で
は、分離分級を抑制する効果が小さくなり、0.1重量
部を超える場合は、物性の低下を来すことがあるので望
ましくない。本発明は、上記繊維強化樹脂ペレットに、
上記粒状物および上記帯電防止剤を配合し、ドライブレ
ンドしてなることを特徴とする成形用繊維強化樹脂原料
である。
【0041】ここにドライブレンドとは、上記成分を溶
融状態で混合することなく、または上記成分を溶媒に溶
解して混合することなく、常温常圧下、上記成分の形態
のままで混合することをいう。ドライブレンドの方法に
は特に制限はなく、たとえば、各成分をタンブラ−やリ
ボンブレンダ−等に収容し、回転混合する方法等を採用
することができる。
【0042】本発明によれば、混合成分の分離分級が防
止された成形用繊維強化樹脂原料が提供される。本願に
おける第2の発明は、上記成形用繊維強化樹脂原料を成
形してなることを特徴とする繊維強化樹脂成形品であ
る。この繊維強化樹脂成形品は、上記成形用繊維強化樹
脂原料を直接、成形機に供給して成形することによって
得ることができ、また、上記成形用繊維強化樹脂原料を
混練して樹脂組成物を調製した後、この樹脂組成物を成
形して得ることもできる。
【0043】成形方法としては、射出成形、射出圧縮成
形、押出成形、押出プレス成形、ブロ−成形等、通常の
方法が採用される。本発明における繊維強化樹脂成形品
は、混合成分の分離分級が防止された繊維強化樹脂原料
から製造された諸性質の劣化のない成形品である。
【0044】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳し
く説明するが、本発明は、これら実施例によってなんら
限定されるものではない。 実施例1 ガラス繊維(径13μm)65重量%、ポリプロピレン
樹脂〔IDEMITSU PP、MI=30g/10分
(230°C、2.16Kg)〕33重量%、および無
水マレイン酸変成ポリプロピレン樹脂2重量%からなる
樹脂組成物を調製し、溶融引抜法により長さ12mm、
幅3mmのガラス繊維強化ポリプロピレン樹脂ペレット
を製造した。
【0045】続いて、総量が50Kgとなるように、上
記ガラス繊維強化ポリプロピレン樹脂ペレット50重量
部、ポリプロピレン樹脂(同上)ペレット(径3mmの
球状)50重量部および帯電防止剤(ライオン株式会社
製、グリセリン脂肪酸エステル、レオスタッドGS−9
0)0.008重量部を、100Kgタンブラ−に入
れ、回転数30rpmにて10分間ドライブレンドし
た。
【0046】混合終了後、タンブラ−内壁面への樹脂付
着状態と混合状態を視認した。また、混合物の排出品
を、取出開始時(当初)に5Kg採取し、その後、20
Kgを排出させて、中間時(中間)に5Kg採取し、排
出終了時(最終)に、5Kg採取して、これらの試料か
ら射出成形により、140×140×3mmの角板を成
形した。これら成形品の色相を測定すると共に、灰化に
よるガラス繊維量を測定した。さらに、上記取出開始時
(当初)および排出終了時(最終)の採取試料から成形
した角板より試験片を切り出し、曲げ弾性を測定した。
結果を表1に示す。
【0047】実施例2 実施例1で調製したガラス繊維強化ポリプロピレン樹脂
ペレット30重量部、実施例1で使用したポリプロピレ
ン樹脂ペレット70重量部、グレ−顔料マスタ−バッチ
(長さ2mm、径3mmの円柱状)2重量部および帯電
防止剤(ライオン株式会社製、ノニオン系、ア−モスタ
ット511)0.01重量部を用い、以下、実施例1と
同様に実施した。結果を表1に示す。
【0048】実施例3 ガラス繊維(径13μm)35重量%、ポリプロピレン
樹脂〔IDEMITSU PP、MI=20g/10分
(230°C、2.16Kg)〕64重量%、および無
水マレイン酸変成ポリプロピレン樹脂1重量%からなる
樹脂組成物を調製し、溶融引抜法により長さ8mmのガ
ラス繊維強化ポリプロピレン樹脂ペレットを製造した。
【0049】このガラス繊維強化ポリプロピレン樹脂ペ
レット100重量部、白色顔料マスタ−バッチペレット
(ポリプロピレン樹脂/白色顔料=67/33重量比)
7重量部および帯電防止剤(ライオン株式会社製、カチ
オン系、ア−カ−ドC−50)0.005重量部を用
い、以下、実施例1と同様に実施した。結果を表1に示
す。
【0050】実施例4 実施例1で調製したガラス繊維強化ポリプロピレン樹脂
ペレット40重量部、タルクマスタ−バッチペレット
(ポリプロピレン樹脂/タルク=30/70重量比)2
0重量部、実施例1で使用したポリプロピレン樹脂ペレ
ット40重量部、ベ−ジュ顔料マスタ−バッチペレット
(ポリプロピレン樹脂/ベ−ジュ顔料=67/33重量
比)3重量部および帯電防止剤(ライオン株式会社製、
グリセリン脂肪酸エステル、レオスタッドGS−90)
0.005重量部をを用い、以下、実施例1と同様に実
施した。結果を表1に示す。
【0051】実施例5 実施例1において、帯電防止剤を0.2重量部用いた以
外は実施例1と同様に実施した。結果を表1に示す。
【0052】比較例1 実施例1において、帯電防止剤を用いなかったこと以外
は実施例1と同様に実施した。結果を表1に示す。 比較例2 実施例2において、帯電防止剤を用いなかったこと以外
は実施例2と同様に実施した。結果を表1に示す。
【0053】比較例3 実施例2において、帯電防止剤を0.01重量部を混練
したポリプロピレン樹脂ペレットを用い、ドライブレン
ド時に帯電防止剤を用いなかったこと以外は実施例2と
同様に実施した。結果を表1に示す。
【0054】比較例4 実施例4において、タルクマスタ−バッチペレット、ポ
リプロピレン樹脂ペレットおよびベ−ジュ顔料マスタ−
バッチペレットそれぞれ100重量部に対し、帯電防止
剤0.005重量部を添加し混練したものを用いたこと
以外は、実施例4と同様に実施した。結果を表1に示
す。
【0055】比較例5 実施例2において、帯電防止剤を0.3重量部を混練し
たポリプロピレン樹脂ペレットを用い、ドライブレンド
時に帯電防止剤を用いなかったこと以外は実施例2と同
様に実施した。結果を表1に示す。
【0056】比較例6 実施例2において、帯電防止剤を3.0重量部を混練し
たポリプロピレン樹脂ペレットを用い、ドライブレンド
時に帯電防止剤を用いなかったこと以外は実施例2と同
様に実施した。結果を表1に示す。
【0057】なお、表1中、「混合後の状態」における
評価は、次のとおりである。 A:タンブラ−内壁に付着なし。混合物は均一で分級は
認められず。 B:タンブラ−内壁に付着なし。タンブラ−の中心部か
ら周辺部に亘る観察(以下、同じ。)おいて、周辺部に
ポリプロピレン樹脂ペレット、顔料マスタ−バッチペレ
ットが若干偏在。 C:タンブラ−内壁にポリプロピレン樹脂ペレットが付
着。タンブラ−周辺部にポリプロピレン樹脂ペレットが
多く偏在。 D:タンブラ−内壁にポリプロピレン樹脂ペレット、顔
料マスタ−バッチペレットが付着。タンブラ−周辺部に
ポリプロピレン樹脂ペレット、顔料マスタ−バッチペレ
ットが多く偏在。 E:タンブラ−内壁にポリプロピレン樹脂ペレット、顔
料マスタ−バッチペレットが付着。タンブラ−周辺部に
ポリプロピレン樹脂ペレット、双方の顔料マスタ−バッ
チペレットが多く偏在。 F:タンブラ−内壁に顔料マスタ−バッチペレットが付
着。タンブラ−周辺部に顔料マスタ−バッチペレットが
多く偏在。
【0058】「色相」における評価は、次のとおりであ
る。 ○:ΔE=1未満。 △:ΔE=1〜3。 ×:ΔE=3を超える。 ΔEの測定方法は、JIS−K7105による。
【0059】「曲げ弾性」の試験方法は、JIS−K7
203による。
【0060】
【表1】
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、種々の工業用品または
家庭用品に供せられる繊維強化樹脂成形品を製造するに
当り、用いる繊維強化樹脂原料において、混合成分の分
離分級が防止された均一な混合物が提供され、かつ、こ
の均一な混合物から得られる強度に優れた繊維強化樹脂
成形品が提供され、樹脂成形品製造工業分野に多大の寄
与をなすものである。
フロントページの続き Fターム(参考) 4F201 AB09 AB25 AC01 AD04 AD16 AR15 BA02 BC02 BC12 BC19 BC37 BD03 BL42 BL43 BL44 BL47 BM16 BN21 4F205 AB09 AB25 AC01 AD04 AD16 AR15 HA08 HA12 HA13 HA34 HA35 HA36 HB01 HC16 4J002 BB022 BB031 BB051 BB061 BB071 BB151 BB171 BB201 BB211 BC021 BG042 BP021 CF001 CF002 CH053 CL001 CL062 DA016 DL006 DM006 EG017 EN137 EU047 EU107 EV187 EV257 EW047 FA042 FA046 FB092 FB096 FB112 FB116 FB132 FB136 FB142 FB146 FB152 FB156 FD012 FD016 FD030 FD040 FD070 FD090 FD103 FD107

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維強化樹脂ペレット、当該樹脂ペレット
    に配合される粒状物および帯電防止剤をドライブレンド
    してなることを特徴とする成形用繊維強化樹脂原料。
  2. 【請求項2】帯電防止剤の量が、繊維強化樹脂ペレット
    と当該樹脂ペレットに配合される粒状物との総量100
    重量部に対し、0.001〜0.1重量部である請求項
    1に記載の成形用繊維強化樹脂原料。
  3. 【請求項3】繊維強化樹脂ペレットが、ガラス繊維強化
    樹脂ペレットである請求項1または2に記載の成形用繊
    維強化樹脂原料。
  4. 【請求項4】繊維強化樹脂ペレットが、当該樹脂ペレッ
    トの長さと同等の長さを有する繊維により強化されたも
    のである請求項1〜3のいずれかに記載の成形用繊維強
    化樹脂原料。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の成形用繊
    維強化樹脂原料を成形してなることを特徴とする繊維強
    化樹脂成形品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006083367A (ja) * 2004-08-19 2006-03-30 Sumitomo Chemical Co Ltd 充填材含有ポリオレフィン樹脂組成物及びその成形品
JP2009270015A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Sumitomo Chemical Co Ltd ポリオレフィン樹脂組成物の製造方法

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