JP2000317854A - インパクト回転工具 - Google Patents

インパクト回転工具

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JP2000317854A
JP2000317854A JP11124928A JP12492899A JP2000317854A JP 2000317854 A JP2000317854 A JP 2000317854A JP 11124928 A JP11124928 A JP 11124928A JP 12492899 A JP12492899 A JP 12492899A JP 2000317854 A JP2000317854 A JP 2000317854A
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anvil
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rotary tool
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尚武 田中
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B21/00Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B21/00Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose
    • B25B21/02Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose with means for imparting impact to screwdriver blade or nut socket

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インパクト動作とドリル動作との切換を操作
部材に加える操作で簡便に行うことができるものとす
る。 【解決手段】 駆動軸4に対して相対回転可能に支持さ
れているアンビル6を駆動軸に相対回転不能な状態とす
る切換手段を具備するインパクト回転工具であるる。駆
動軸4とこの駆動軸4に対して相対回転可能に支持され
ているアンビル6の双方に夫々連結部材36と係合する
係合部63,64を設けて、外部からの操作入力用の操
作部15の操作に連動する上記連結部材36を切換手段
としている。操作部15を操作すれば、連結部材35が
駆動軸4とアンビル6との相対回転に関する状態を変更
してインパクト動作とドリル動作とを切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボルトやナット、あ
るいはねじの締め付け作業に使用するインパクトレンチ
やインパクトドライバーのようなインパクト回転工具の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インパクトレンチやインパクトドライバ
ーといったインパクト回転工具は、回転駆動される駆動
軸にカムを介して結合したハンマーを出力軸に設けたア
ンビル側に向けてばねで付勢し、上記カムとばねとによ
ってハンマーにアンビルを衝撃的に係合させることで回
転力を生み出すものであり、ボルトやナット、ねじ類を
締め付けする時に作業者の手に加わる反力が少なくて済
むことから高い作業性を備えたものとなっている。しか
し、間欠的な衝撃回転力であるために、金属に穴開けす
る場合(ドリルとして使用する場合)にはドリルビット
が欠けたり、回転数が落ちて穴開けすることができな
い。
【0003】このために、ハンマーの軸方向移動を制限
してインパクト動作を得ることができない状態に、つま
りはハンマーがアンビルから離れないようにしてしまう
ことでドリル動作にも応ずることができるようにしたも
のがあるが、この場合、ハンマーの軸方向移動の規制を
外部操作部によって行うと、ばねによるハンマーの軸方
向移動力を外部操作部が受けるために伝達効率が低下す
る問題が残る。
【0004】ここにおいて、特開平7−40258号公
報には、駆動軸に対して相対回転可能に支持されている
アンビルを駆動軸に連結してしまうことで駆動軸に対し
て相対回転不能な状態に、つまりは駆動軸とアンビルと
を直結することで、非インパクト動作を得るようにした
ものが提案されている。この場合、ハンマーやアンビル
の軸方向位置をハンマーの付勢用のばねに抗して移動さ
せる必要がなく、ドリル動作とインパクト動作とを伝達
効率を落とさずに切り換えることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に記
載のものでは、駆動軸に対して相対回転可能に支持され
ているアンビルを相対回転不能な状態にすることを、駆
動軸とアンビルの双方に外部から連結部材を差し込むこ
とによって行うために、連結部材を携帯しなくてはなら
ず、連結部材が無い時にはドリル動作に切り換えること
ができない。
【0006】上記公報には、外部操作でアンビルを軸方
向に移動させることで切り換えを行うようにしたものも
開示されているが、この場合はアンビルの軸方向移動を
可能とするための構成が必要である上に、軸方向移動ス
ペースを確保しなくてはならず、駆動部が大型化してし
まって、商品の小型化や切換機能を持たない他の商品と
の部品の共用が困難である。
【0007】また、駆動軸とアンビルの係合は駆動軸と
アンビルの係合部の形状が合わないとなされず、位置合
わせが必要である。
【0008】さらに、ハンマーの突部とアンビルとが重
なった状態でハンマーが停止した場合、この位置で駆動
軸とアンビルとを連結するとハンマーに加えられている
ばね荷重が回転負荷となって伝達効率が落ちる。
【0009】しかも、ドリルとして穴開け作業ができる
ものの、電動ドライバーなどで採用されているトルクク
ラッチや変速機構なども備えたものとすることは更なる
大型化を招いたりするために採用されておらず、このた
めに適正トルクでの締め付けができなかったり、回転ト
ルクが不足して十分な作業が行えないものであった。
【0010】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その主たる目的とするところはインパクト動
作とドリル動作との切換を簡便に行うことができる上に
そのための機構が商品の大型化を招くことがないインパ
クト回転工具を提供するにあり、他の目的とするところ
は、スムーズな切換動作を実現したりトルククラッチや
変速手段も併せ持つものとしたインパクト回転工具を提
供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、駆動
軸にカム結合させたハンマーを出力軸に設けたアンビル
側に付勢するばねを備えて、上記カムとばねとによって
ハンマーにアンビルを衝撃的に係合させることで回転力
を生み出すインパクト機構を具備するとともに、駆動軸
に対して相対回転可能に支持されているアンビルを駆動
軸に相対回転不能な状態とする切換手段を具備している
インパクト回転工具において、駆動軸とこの駆動軸に対
して相対回転可能に支持されているアンビルの双方に夫
々連結部材と係合する係合部を設けて、外部からの操作
入力用の操作部の操作に連動する上記連結部材を切換手
段としていることに特徴を有している。
【0012】外部からの操作入力用の操作部を操作すれ
ば、連結部材が駆動軸とアンビルとの相対回転に関する
状態を変更してインパクト動作とドリル動作とを切り換
えるようにしたものである。
【0013】この時、駆動軸の係合部とアンビルの係合
部とは同軸上に位置し、連結部材は駆動軸とアンビルの
両係合部に同時に係合する状態と、少なくとも一方の係
合部に係合しない状態とを切り換えるものであることが
好ましく、モータと駆動軸との間の中間伝達部材を軸方
向に移動自在に支持して、駆動軸に対してキー結合で回
転結合された上記中間伝達部材に操作部材と連結部材と
を連結していたり、駆動軸を軸方向に貫通するとともに
駆動軸に対して軸方向移動自在な切換ピンで中間伝達部
材と連結部材とを連結していると、小型化の点で特に有
利となる。
【0014】連結部材は切換ピンに対して回転自在且つ
軸方向移動不能に連結されたものとしておくとよい。ま
た、切換ピンが、モータに固定された部材で軸芯位置に
支持される軸を備えたものとするのも好ましい。
【0015】駆動用のモータから出力軸に至る動力伝達
経路中にトルククラッチを設けてもよいのはもちろんで
あり、この場合のトルククラッチは、螺進退自在に支持
された滑り出しトルク設定用アジャストねじを備えると
ともに、該アジャストねじは、ハウジングに対して軸回
りの回転が自在に設けられた駆動部カバーに軸方向にス
ライド自在に係合して、駆動部カバーの回転操作で軸方
向移動を行うものとなっていると、滑り出しトルクの設
定操作が容易となる。また、アジャストねじがその外周
に駆動部カバーまたはハウジング内面に摺接するシール
材を備えていれば、駆動軸とハンマーとのカムの部分に
充填したグリスの流出を防ぐことができる。
【0016】駆動用のモータから出力軸に至る動力伝達
経路中に変速手段を設けてもよく、この場合の変速手段
は、切換手段に連動して変速を行うものであるととも
に、駆動軸とアンビルとが連結部材で相対回転不能に連
結される時、該連結よりも先行して変速を行うものが好
ましい。
【0017】駆動用のモータから出力軸に至る動力伝達
経路中に、切換手段の動作に連動してその動作を切り換
えるトルククラッチと変速手段の2つの共に設けてもよ
く、この時には駆動軸に対してアンビルが相対回転可能
な状態にある時、トルククラッチが動力伝達経路から切
り離され、変速手段が小変速比となっており、アンビル
が駆動軸に対して相対回転不能な状態にある時、トルク
クラッチが動力伝達経路中におかれ、変速手段が大変速
比になっていることが好ましい。
【0018】また、連結部材は、ハンマーがアンビルに
乗り上げていない位置でのみ駆動軸とアンビルとを連結
したり、ハンマーがアンビルに回転伝達可能に接してい
る状態で駆動軸とアンビルとを連結するものが好まし
い。
【0019】駆動軸とアンビルとが切り離されている状
態での連結部材の軸方向における動作許容隙間を、駆動
軸のスラストガダよりも大きくしておくのも好ましい。
【0020】操作部と連結部材とは弾性材を介して連結
しておくのがよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、図1及び図2に示すインパクト回
転工具は、モータ2の出力を遊星機構3によって減速し
て駆動軸4に伝え、駆動軸4に装着したハンマー5によ
って出力軸60と一体のアンビル6を打撃することでイ
ンパクト出力を取り出すことができるようにした電池駆
動の携帯型のもので、電源としての電池(図示せず)は
ハウジング1から延設したグリップ部10の下端に装着
されるものとなっており、グリップ部10の根元部には
スイッチ11が配設されている。図中12はトリガース
イッチハンドルである。
【0022】駆動軸4とハンマー5とアンビル6、ハン
マー5をアンビル6側に付勢するばね55、そしてばね
受け56で構成されたインパクト機構は従来のものと同
じで、駆動軸4外周に設けた溝状のカム41とハンマー
5内周面に設けた溝状のカム51とに鋼球57を係合さ
せている。駆動軸2が回転する時、駆動軸2と共に回転
し且つばね55による付勢で突部52をアンビル6に係
合させているハンマー5がアンビル6及び出力軸60を
回転させるが、負荷側のトルクが大きくなれば、ハンマ
ー5が駆動軸4に対して相対回転し、カムのリードに従
ってばね55に抗して後退する。そして突部52がアン
ビル6を乗り越えると、ばね55による付勢でハンマー
5はカムのリードに従って前進し、突部52でアンビル
6に回転方向の打撃衝撃を加える。
【0023】モータ2と上記駆動軸4との間には上述の
ように遊星機構3からなる減速機を配しているが、この
遊星機構3は、モータ2の出力軸に固着したサンギア2
0とモータ取り付け台19に固定したリングギア21と
に噛み合う遊星ギア22が軸方向前後2つのキャリア2
3,24によって支持されたものとなっており、特に軸
方向前方側(出力軸60側)の駆動キャリア24は、軸
方向にスライド自在に配設されているとともに、上記駆
動軸4後端部にスプラインやセレーションのようなキー
結合で軸方向摺動自在な係合部25を備えたものとなっ
ている。モータ3の回転は遊星機構3によって減速さ
れ、駆動キャリア24を介して駆動軸4に伝達される。
【0024】また、上記駆動軸4の中心には切換ピン3
5が配設されており、駆動軸4の先端部には凹所として
の係合部42が設けられて該係合部42内に駆動軸4と
出力軸60との直結用の連結部材36が配設されてい
る。後端が上記駆動キャリア24に圧入固定されている
切換ピン35は、その先端の小径となった部分に上記連
結部材36を回転自在に保持しているもので、止め輪に
よって連結部材36の抜け止めを行っている。なお、連
結部材36と係合部42とは後述するように異形断面を
有して回転について一体となるように、また軸方向スラ
イドが自在となるようにされている。
【0025】そして、出力軸6の後端面には、駆動軸4
の先端部が遊転自在に嵌り込む保持部63と、連結部材
36と係合自在となっている係合部64とを備えてい
る。この係合部64も異形断面を有して連結部材36に
対して軸方向スライドが自在且つ回転は一体となる。
【0026】ハウジング1の外面には操作部材15を前
後方向にスライド自在に配設してある。この操作部材1
5は、その内面側に前後方向からばねのような弾性体1
7,17で付勢している可動バー16を備えており、こ
の可動バー16を上記駆動キャリア24外周面に設けた
環状の溝26に係合させている。
【0027】今、図1に示すように、操作部材15を後
退させている時は、駆動キャリア24も後退した状態に
あり、駆動キャリア24に切換ピン35でつながってい
る連結部材36は駆動軸4の係合部42内に位置してい
る。この状態でモータ2を駆動すれば、モータ2の回転
は遊星機構3によって減速されて駆動軸4からハンマー
5とアンビル6とを経由して出力軸60に出力される。
出力軸60に一定以上の負荷がかかるとインパクト機構
によるハンマー5とアンビル6との間欠的な衝撃的係合
によりインパクト動作がなされる。この時、可動バー1
6に対して駆動キャリア24は回転自在であるために、
回転負荷がかかることはない。
【0028】一方、図2に示すように操作部材15を前
方にスライドさせれば、可動バー16を介して駆動キャ
リア24も前進し、このとき連結部材36は駆動軸4の
係合部42と出力軸60の係合部64の双方に係合する
状態となって、駆動軸4の回転は連結部材36を介して
出力軸60に伝達される。駆動軸4とアンビル6(出力
軸60)とが相対回転不能の直結された状態となるわけ
である。このように、駆動軸4及びアンビル6(出力軸
60)の内部に位置させる連結部材36を外部から操作
部材15で操作することで、駆動軸4とアンビル6との
連結状態を切り換えるために、先端駆動部の形状は従来
商品と変わりがないにもかかわらず、外部操作によって
容易にインパクトとドリルの切替を行うことができる上
に、伝達効率を落とすこともないものとなっている。
【0029】なお、駆動キャリア24の移動時、遊星ギ
ア22はリングギア21の一端の内周側に設けた凸部に
よって移動することがないようにしてある。また、図中
1はキャリア23を支持する軸受、B2はギアケース1
8を介して駆動軸4を支持する軸受、B3は出力軸60
を支持する軸受である。
【0030】図3及び図4に他例を示す。これは駆動軸
4と出力軸6とを直結使用する際に締め付けトルクの調
整機能が働くようにトルククラッチ7を付加したもの
で、該トルククラッチ7は、遊星機構3と駆動軸4との
間に配設してある。すなわち、ギアケース18の先端部
内に伝達キャリア70で保持した遊星ギア29と、遊転
自在なリングギア28とを配置して、駆動キャリア24
に設けたサンギア27とリングギア28とに遊星ギア2
9を噛合させている。
【0031】また、ギアケース18の先端部外周面には
雄ねじを形成してアジャストねじ77を螺合させてあ
り、インパクト機構の外部を覆っているとともにハウジ
ング1に対して軸回りの回転が自在とされた駆動部カバ
ー13の内面に設けた溝130にアジャストねじ77の
一部をスライド自在に係合させている。
【0032】さらにギアケース18には軸方向に貫通す
る穴を設けて、この穴に鋼球74を配置し、鋼球74と
上記アジャストねじ77との間にスラスト板75とクラ
ッチばね76を介在させている。そして、上記リングギ
ア28の先端面には、鋼球74と係合することになる突
部73を設けてある。図中72はリングギア28の軸方
向移動を阻止するピンである。
【0033】上記伝達キャリア70は駆動軸4の後端部
との連結係合部71を備えており、また、駆動キャリア
24におけるサンギア27と遊星ギア29とは軸方向ス
ライド自在となっている。
【0034】このものにおいて、インパクト動作を得た
い場合には、図3に示すように、操作部材15の操作で
駆動キャリア24及び連結部材36を後退させて駆動軸
4と出力軸60とを非直結状態とするとともに、駆動部
カバー33を回転してアジャストねじ77を回転後退さ
せ、スラスト板76に当接させることで、鋼球74のク
ラッチばね76に抗した移動を不能とする。これでリン
グギア28は固定された状態となり、モータ2の回転
は、遊星機構3からサンギア27とリングギア28と遊
星ギア29と伝達キャリア70とからなる遊星機構を通
じて駆動軸4に伝達され、ハンマー5とアンビル6の衝
撃的な係合によるインパクト出力が出力軸60に加えら
れる。
【0035】電動ドリルとして使用したい場合には、ト
ルククラッチ7を図3の状態としたままで操作部材15
を前進させればよい。駆動キャリア24と切換ピン35
を介して連結部材36が前進し、連結部材36が駆動軸
4と出力軸60とを直結してインパクト機構がキャンセ
ルされた状態となる。
【0036】締め付けトルクを管理した電動ドライバー
として使用したい場合には、図4に示すように、操作部
材15を前方に動かして駆動軸4と出力軸60とを直結
した状態とするとともに、駆動部カバー13を回してア
ジャストねじ77を前進させ、リングギア28と係合し
ている鋼球74がクラッチばね76に抗して移動してリ
ングギア28との係合が外れることが可能な状態とす
る。
【0037】この状態で駆動軸4から連結部材36を介
して出力軸60を駆動すると、負荷トルクが大きくなれ
ば、リングギア28が空転を始めるために回転伝達が遮
断される。この時のトルクはアジャストねじ77による
クラッチばね76の圧縮量に応じたものとなるために、
駆動部カバー13を回転させることによるアジャストね
じ77の位置調整によって、締め付けトルクを管理する
ことができる。なお、駆動部カバー13の外周にはハウ
ジング1内面に取り付けたクリックばね79が係合して
クリックを発生する凹凸部を設けることで、締め付けト
ルクの管理を容易にしてある。
【0038】図5及び図6にさらに他例を示す。これは
駆動キャリア24から駆動軸4への動力伝達経路中に遊
星機構からなる変速手段8を設けたもので、ギアケース
18の先端部内に伝達キャリア70で保持した遊星ギア
29と、ギアケース18に固定したリングギア28とを
配置し、駆動キャリア24にはサンギア27と直結用ギ
ア80とを設けてあり、さらに伝達キャリア70の内周
面には駆動軸25と係合する連結係合部71に加えて、
駆動キャリア24先端の直結用ギア80と噛み合う係合
部81を設けている。
【0039】図5に示すように、駆動キャリア24を後
退させている時には、駆動キャリア24に設けたサンギ
ア27は遊星ギア29と噛み合っていないものの、駆動
キャリア24に設けた直結用ギア80が伝達キャリア7
0の係合部81に噛み合っており、従って、モータ2の
回転は遊星機構3で減速された後、駆動キャリア24か
ら伝達キャリア70を介して駆動軸4に伝達される。こ
の時には、連結部材36は駆動軸4と出力軸6とを直結
していないために、駆動軸4の回転はハンマー5および
アンビル6を介して出力軸60に伝えられるものであ
り、負荷が一定以上であればインパクト動作がなされ
る。
【0040】しかし、図6に示すように、操作部材15
をスライドさせて駆動キャリア24を前進させれば、駆
動キャリア24に設けた直結用ギア80は伝達キャリア
70の係合部81から外れ、駆動キャリア24に設けた
サンギア27が遊星ギア29と噛み合い、さらに連結部
材36が駆動軸4と出力軸60とを直結する。このため
に、モータ2の回転は遊星機構3による減速の後、駆動
キャリア24に設けたサンギア27から遊星ギア29を
介して伝達キャリア70及び駆動軸4に伝えられ、駆動
軸4に連結部材36で直結されている出力軸60に伝え
られる。この時駆動キャリア24及び切換ピン35と連
結部材36との間には回転速度に違いが生じるが、連結
部材36は切換ピン35に対して回転自在に取り付けら
れているために切換ピン35がねじ切れることはない。
【0041】この場合、出力軸60は2段の遊星機構で
減速された回転が伝達されるために、回転トルクが大き
くなっており、従って、ドリルとして使用する時、モー
タ2の出力を上げなくても大きな穴をあけることがで
き、商品を小型化できる。
【0042】図7及び図8は、上述のトルククラッチ7
と変速手段8の2つを共に設けたものを示している。た
だし、トルククラッチ7と変速手段8とにおいて、リン
グギア28や遊星ギア29、伝達キャリア70等は共用
している。つまり、図3及び図4に示したトルククラッ
チ7を備えた例における伝達キャリア70を、図5及び
図6に示した係合部81を備えたものとし、さらに駆動
キャリア70を図5及び図6に示したサンギア27と直
結用ギア80とを備えたものとしている。
【0043】インパクト動作を得たい場合は、図7に示
すように、駆動キャリア24を後退させて駆動キャリア
24と伝達キャリア70とを直結用ギア80及び係合部
81の係合で直結状態として、駆動軸4を回転させ、駆
動軸4の回転はハンマー5及びアンビル6を介して出力
軸60に伝達する。この時、駆動キャリア24のサンギ
ア27は伝達キャリア70で支持されている遊星ギア2
9に噛み合っていないために、トルククラッチ7は作動
しない。従って、インパクト動作にトルククラッチ7が
影響を与えてしまうことはない。
【0044】締め付けトルクの管理を伴ったドライバー
として使用したい場合には、図8に示すように、操作部
材15を操作して駆動キャリア24を前進させ、駆動キ
ャリア24に設けた直結用ギア80を伝達キャリア70
の係合部81から外すとともに駆動キャリア24に設け
たサンギア27を遊星ギア29に噛合させ、さらに連結
部材36で駆動軸4と出力軸60とを直結させる。この
ために、モータ2の回転は遊星機構3による減速の後、
駆動キャリア24に設けたサンギア27とリングギア2
8と遊星ギア29及び伝達キャリア70でさらに減速さ
れて駆動軸4に伝えられ、駆動軸4に連結部材36で直
結されている出力軸60に伝えられる。そして負荷トル
クが増大すればリングギア28が空転を始めるために回
転伝達が遮断され、締め付けトルクが制限される。締め
付けトルクがアジャストねじ77によって調節すること
ができるのは前述のものと同じである。
【0045】ドライバーとして使用する場合、設定トル
クで回転を遮断することができるために、木材にねじを
均一高さにねじ込んだり、必要以上に締め付けるとねじ
ばかになるプラスチック部材へのねじ締め、ゆるみ防止
の為に適正トルクでねじ締めを行うといったことができ
る。また、2段の遊星機構で減速しているために、大ト
ルクでの締め付けが可能である。もちろん、ドリルとし
て使用する場合も、モータ2の出力を上げることなく変
速のない場合に比して大きい穴を開けることができる。
加えるに、ここではトルククラッチ7と変速手段8とに
おいて多くの部品を共用しているとともにモータ2と同
心で配置できるために、商品を大型化することがなく、
駆動部先端部従来商品と同様の小型形状で構成すること
ができる。
【0046】なお、駆動キャリア24が前進する時、図
9に示すように、直結用ギア80が伝達キャリア70の
係合部81から外れた後に、サンギア27が遊星ギア2
9と噛み合い、その後、連結部材36が駆動軸4と出力
軸60とを直結するようにしてある。これは図5及び図
6に示したものにおいても同じである。
【0047】連結部材36による駆動軸4と出力軸60
との直結動作が先になされるようになっていると、連結
部材36と出力軸60の係合部64とが回転方向におけ
る位置ずれで係合しなかった場合、サンギア27と遊星
ギア29との噛み合いもなされず、回転が伝達されない
状態が生じてしまうが、サンギア27と遊星ギア29と
が先に噛み合えば、駆動軸4に回転が伝達されて駆動軸
4とともに連結部材36も回転するために、連結部材3
6と出力軸60の係合部との回転方向の位置ずれが修正
されて係合が可能となるからである。
【0048】また、インパクト動作中、ハンマー5のス
ラスト方向移動により、駆動軸4もスラス卜方向に図7
中に示すスラストガタCBの分だけ移動することになる
が、この時、連結部材36が駆動軸4の係合部63の底
部と当たると、スラスト方向に負荷を受けて、切換ピン
35からの連結部材36の抜け止めを行っている止め輪
が外れてしまい、動作不良に陥ることがある。これを防
ぐために、駆動軸4のスラストガタCBよりも、駆動軸
4の係合部63の底部と連結部材36との隙間CA(図
7参照)の方を大きくして、上記負荷がかからないよう
にしている。
【0049】さらに、インパクト動作をさせている時に
モータ2を停止させると、図10及び図11に示すよう
にアンビル6にハンマー5の突部52が乗り上げた状態
で止まることがある。この位置関係が保たれた状態で駆
動軸4と出力軸60(アンビル6)とが連結部材36で
直結されると、アンビル6はばね55のスラスト方向の
ばね荷重を受けてスラスト板68に押し付けられて回転
するので伝達効率がおちる。
【0050】このために、ここでは連結部材36を図1
2に示すように、断面六角形のものとするとともに、駆
動軸4における連結部材36を収めた係合部63及び出
力軸60における連結部材36が係合する係合部64に
断面六角形とし、さらに、アンビル6と断面六角形の穴
である係合部64の軸回りにおける位置関係を、係合部
63と係合している連結部材36がアンビル6側の係合
部64に嵌り込んで係合する時には、上記の突部52と
アンビル6とが重なることがないように設定している。
ハンマー5の突部52とアンビル6とが重なった状態で
駆動軸4と出力軸60とが直結されることはなく、ドリ
ルもしくは通常のドライバーとして使用する時に、ばね
55負荷をアンビル6が受けることがなく、従って伝達
効率が落ちることがないものである。また、アンビル6
と駆動軸4の各係合部63,64及び連結部材36の形
状が合わないと、外部操作によって両係合部63,64
に連結部材36を同時に係合させることができないが、
図12に示すように、突部52の位置と連結部材36や
係合部63,64の断面形状の位置の関係を定めておけ
ば、回転(正転及び逆転の双方を含む)時にアンビル6
はハンマー5の突部52と係合して回転していることか
ら、この状態では必ず形状が合っていて連結部材36が
係合部64にスムーズに係合するものであり、位置合わ
せの無駄な操作をしなくてすむものである。
【0051】ところで、上記の各例において、駆動キャ
リア24に係合する可動バー16と、外部から切換操作
を行うための操作部材15との間に弾性体17,17を
介在させて、操作部材15に加えた力が弾性体17を介
して可動バー16を動かすようにしているのは、上述の
ように、アンビル6と駆動軸4とは軸回りの位置関係に
よって直ちに係合できないことがある。サンギア27と
遊星ギア29も同様である。このような係合できない位
置関係にある時に操作部材15を操作しても、操作部材
15に可動バー16を直接取り付けている場合は操作部
材15を動かすこともできないが、弾性体17を介在さ
せておけば、弾性体17を圧縮して操作部材15の操作
を動作を完了することができるとともに、圧縮された弾
性体17が上記係合部分に係合方向の荷重を加えるため
に、出力軸60やギアの回転によって係合位置が合った
時、係合が円滑に行われるものである。
【0052】図13はさらに別の例を示している。これ
は図7及び図8に示したものに、次の2つの構成を加え
たものである。
【0053】一つ目は、トルククラッチ7におけるアジ
ャストねじ77の外周部に構80を形成して、ここに駆
動部カバー13の内面に摺接するOリング81を装着し
ている。駆動軸4とハンマー5のカム41,51にはグ
リスを充填しておくが、このグリスがアジャストねじ7
7外周部と駆動部カバー13内面との間から流出してし
まうことを防ぐことができ、カム機構の焼き付きを防止
できるとともに本体がグリスで汚れるのを防ぐことがで
きる。
【0054】二つ目は、切換ピン35の後端から軸方向
に延出させた軸37である。モータ2の出力軸に取りつ
けられたサンギア20の中央軸孔に遊転自在に挿入され
ている上記軸37は、連結部材36を保持している切換
ピン35のセンター出し、つまりは切換ピン35が固着
された駆動キャリア24のセンター出しを行うことにな
る。駆動キャリア24にセンターずれが無いということ
は、駆動キャリア24を移動させることで連結部材36
の係合を行ったり駆動キャリア24に設けたサンギア2
7をトルククラッチ7もしくは変速手段8における遊星
ギア29に噛み合わせるものにおいて、これらの動作を
スムーズにできるものであり、インパクト動作とドリル
もしくはドライバー動作との切り換えがスムーズにな
り、作業によっては動作中に切り換えることも可能にな
る。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明においては、駆動軸
に対して相対回転可能に支持されているアンビルを駆動
軸に相対回転不能な状態とする切換手段を具備している
インパクト回転工具において、駆動軸とこの駆動軸に対
して相対回転可能に支持されているアンビルの双方に夫
々連結部材と係合する係合部を設けて、外部からの操作
入力用の操作部の操作に連動する上記連結部材を切換手
段としているために、別途連結部材を携帯しなくても、
外部からの操作入力用の操作部を操作すれば、連結部材
が駆動軸とアンビルとの相対回転に関する状態を変更し
てインパクト動作とドリル動作とを切り換えることがで
きるものであり、また伝達効率を低下させる要因を備え
ておらず、インパクト動作及びドリル動作のいずれも良
好な動作を得ることができる。
【0056】この時、駆動軸の係合部とアンビルの係合
部とは同軸上に位置し、連結部材は駆動軸とアンビルの
両係合部に同時に係合する状態と、少なくとも一方の係
合部に係合しない状態とを切り換えるものであれば、切
換部材をコンパクトにまとめることができる。
【0057】また、モータと駆動軸との間の中間伝達部
材を軸方向に移動自在に支持して、駆動軸に対してキー
結合で回転結合された上記中間伝達部材に操作部材と連
結部材とを連結すれば、操作部材と連結部材とを同一位
置に配置する必要がなくなる上に、操作部材と連結部材
とを連結する専用連結部材が不要となるために、部品数
を少なくすることができ、特に駆動軸を軸方向に貫通す
るとともに駆動軸に対して軸方向移動自在な切換ピンで
中間伝達部材と連結部材とを連結していると、小型化の
点で特に有利となる。
【0058】連結部材が切換ピンに対して回転自在且つ
軸方向移動不能に連結されたものなっておれば、中間伝
達部材と駆動軸との回転数が同じでないものにおいても
支障が生じることがない。
【0059】また、切換ピンが、モータに固定された部
材で軸芯位置に支持される軸を備えておれば、切換ピン
や中間伝達部材のセンター出しを行えるために、切換動
作がよりスムーズになる。
【0060】駆動用のモータから出力軸に至る動力伝達
経路中にトルククラッチを設けておけば、トルククラッ
チによるところの締め付けトルクの管理も行うことがで
きるものとなる。
【0061】この場合のトルククラッチは、螺進退自在
に支持された滑り出しトルク設定用アジャストねじを備
えるとともに、該アジャストねじは、ハウジングに対し
て軸回りの回転が自在に設けられた駆動部カバーに軸方
向にスライド自在に係合して、駆動部カバーの回転操作
で軸方向移動を行うものとなっていると、滑り出しトル
クの設定操作が容易となる上に、設定操作のための操作
部材を別途設けなくてもすむ。
【0062】またた、アジャストねじがその外周に駆動
部カバーまたはハウジング内面に摺接するシール材を備
えていれば、駆動軸とハンマーとのカムの部分に充填し
たグリスの流出を防ぐことができ、焼き付きやグリスに
よる汚れを防止することができる。
【0063】駆動用のモータから出力軸に至る動力伝達
経路中に変速手段を設けたならば、変速によって作業内
容に応じた回転数の異なる動作を得ることができる。
【0064】この場合の変速手段が、切換手段に連動し
て変速を行うものであると、インパクト動作とドリル動
作とにおいて夫々好ましい回転数で駆動軸を回転させる
ことができ、駆動軸とアンビルとが連結部材で相対回転
不能に連結される時、該連結よりも先行して変速を行う
ならば、確実な切換動作を得ることができる。
【0065】駆動用のモータから出力軸に至る動力伝達
経路中に、切換手段の動作に連動してその動作を切り換
えるトルククラッチと変速手段の2つの共に設けてもよ
く、この時には駆動軸に対してアンビルが相対回転可能
な状態にある時、トルククラッチが動力伝達経路から切
り離され、変速手段が小変速比となっており、アンビル
が駆動軸に対して相対回転不能な状態にある時、トルク
クラッチが動力伝達経路中におかれ、変速手段が大変速
比になっていると、インパクト動作やドリル動作が対応
する作業内容に応じたトルククラッチ動作や減速比を得
ることができ、作業性の良いものを得ることができる。
【0066】また、連結部材は、ハンマーがアンビルに
乗り上げていない位置でのみ駆動軸とアンビルとを連結
するようになっていると、ハンマーを付勢するばねの荷
重がドリル動作時に負荷となってしまうことがないもの
を得ることができ、さらにハンマーがアンビルに回転伝
達可能に接している状態で駆動軸とアンビルとを連結す
るものであれば、位置合わせの無駄な操作を必要としな
いものとなる。
【0067】駆動軸とアンビルとが切り離されている状
態での連結部材の軸方向における動作許容隙間を、駆動
軸のスラストガダよりも大きくしておくと、無理な負荷
が連結部材に加わることがなく、長寿命のものを得るこ
とができる。
【0068】操作部と連結部材とは弾性材を介して連結
しておくと、操作性が良い上にスムーズな切り換え動作
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の縦断面図である。
【図2】同上の動作切換時の縦断面図である。
【図3】他例の縦断面図である。
【図4】同上の動作切換時の縦断面図である。
【図5】さらに他例の縦断面図である。
【図6】同上の動作切換時の縦断面図である。
【図7】同上の別の例の縦断面図である。
【図8】同上の動作切換時の縦断面図である。
【図9】同上の動作切換途中の状態の縦断面図である。
【図10】同上の動作切換途中の他の状態の縦断面図で
ある。
【図11】同上のハンマーの突部とアンビルとが重なっ
た状態を示す正面図である。
【図12】連結部材と係合部との形状を示すハンマーと
アンビルの正面図である。
【図13】異なる例の縦断面図である。
【図14】同上のアジャストねじの分解斜視図である。
【符号の説明】
4 駆動軸 5 ハンマー 6 アンビル 15 操作部材 24 駆動キャリア 35 切換ピン 36 連結部材 63 係合部 64 係合部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸にカム結合させたハンマーを出力
    軸に設けたアンビル側に付勢するばねを備えて、上記カ
    ムとばねとによってハンマーにアンビルを衝撃的に係合
    させることで回転力を生み出すインパクト機構を具備す
    るとともに、駆動軸に対して相対回転可能に支持されて
    いるアンビルを駆動軸に相対回転不能な状態とする切換
    手段を具備しているインパクト回転工具において、駆動
    軸とこの駆動軸に対して相対回転可能に支持されている
    アンビルの双方に夫々連結部材と係合する係合部を設け
    て、外部からの操作入力用の操作部の操作に連動する上
    記連結部材を切換手段としていることを特徴とするイン
    パクト回転工具。
  2. 【請求項2】 駆動軸の係合部とアンビルの係合部とは
    同軸上に位置し、連結部材は駆動軸とアンビルの両係合
    部に同時に係合する状態と、少なくとも一方の係合部に
    係合しない状態とを切り換えるものであることを特徴と
    する請求項1記載のインパクト回転工具。
  3. 【請求項3】 モータと駆動軸との間の中間伝達部材を
    軸方向に移動自在に支持して、駆動軸に対してキー結合
    で回転結合された上記中間伝達部材に操作部材と連結部
    材とを連結していることを特徴とする請求項1または2
    記載のインパクト回転工具。
  4. 【請求項4】 駆動軸を軸方向に貫通するとともに駆動
    軸に対して軸方向移動自在な切換ピンで中間伝達部材と
    連結部材とを連結していることを特徴とする請求項3記
    載のインパクト回転工具。
  5. 【請求項5】 連結部材は切換ピンに対して回転自在且
    つ軸方向移動不能に連結されていることを特徴とする請
    求項4記載のインパクト回転工具。
  6. 【請求項6】 切換ピンは、モータに固定された部材で
    軸芯位置に支持される軸を備えていることを特徴とする
    請求項4記載のインパクト回転工具。
  7. 【請求項7】 駆動用のモータから出力軸に至る動力伝
    達経路中にトルククラッチを設けていることを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれかの項に記載のインパクト回転
    工具。
  8. 【請求項8】 トルククラッチは、螺進退自在に支持さ
    れた滑り出しトルク設定用アジャストねじを備えるとと
    もに、該アジャストねじは、ハウジングに対して軸回り
    の回転が自在に設けられた駆動部カバーに軸方向にスラ
    イド自在に係合して、駆動部カバーの回転操作で軸方向
    移動を行うものであることを特徴とする請求項7記載の
    インパクト回転工具。
  9. 【請求項9】 アジャストねじはその外周に駆動部カバ
    ーまたはハウジング内面に摺接するシール材を備えてい
    ることを特徴とする請求項8記載のインパクト回転工
    具。
  10. 【請求項10】 駆動用のモータから出力軸に至る動力
    伝達経路中に変速手段を設けていることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれかの項に記載のインパクト回転工
    具。
  11. 【請求項11】 変速手段は、切換手段に連動して変速
    を行うものであるとともに、駆動軸とアンビルとが連結
    部材で相対回転不能に連結される時、該連結よりも先行
    して変速を行うものであることを特徴とする請求項10
    記載のインパクト回転工具。
  12. 【請求項12】 駆動用のモータから出力軸に至る動力
    伝達経路中に、切換手段の動作に連動してその動作を切
    り換えるトルククラッチと変速手段とを設けているとと
    もに、駆動軸に対してアンビルが相対回転可能な状態に
    ある時、トルククラッチが動力伝達経路から切り離さ
    れ、変速手段が小変速比となっており、アンビルが駆動
    軸に対して相対回転不能な状態にある時、トルククラッ
    チが動力伝達経路中におかれ、変速手段が大変速比にな
    っていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項
    に記載のインパクト回転工具。
  13. 【請求項13】 連結部材は、ハンマーがアンビルに乗
    り上げていない位置でのみ駆動軸とアンビルとを連結す
    るものであることを特徴とする請求項1〜12のいずれ
    かの項に記載のインパクト回転工具。
  14. 【請求項14】 連結部材は、ハンマーがアンビルに回
    転伝達可能に接している状態で駆動軸とアンビルとを連
    結するものであることを特徴とする請求項1〜12のい
    ずれかの項に記載のインパクト回転工具。
  15. 【請求項15】 駆動軸とアンビルとが切り離されてい
    る状態での連結部材の軸方向における動作許容隙間を、
    駆動軸のスラストガダよりも大きくしていることを特徴
    とする請求項1〜14のいずれかの項に記載のインパク
    ト回転工具。
  16. 【請求項16】 操作部と連結部材とが弾性材を介して
    連結されていることを特徴とする請求項1〜15のいず
    れかの項に記載のインパクト回転工具。
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