JP2000310233A - 密封装置 - Google Patents

密封装置

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JP2000310233A JP11120484A JP12048499A JP2000310233A JP 2000310233 A JP2000310233 A JP 2000310233A JP 11120484 A JP11120484 A JP 11120484A JP 12048499 A JP12048499 A JP 12048499A JP 2000310233 A JP2000310233 A JP 2000310233A
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    • F16D3/2055Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part having three pins, i.e. true tripod joints

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒状部材の内周に正規の状態で、確実に保
持される密封装置を提供し、それによって、密封装置が
装着された部材の組み付け作業の効率を向上させる。 【解決手段】 密封装置20は、円環状の弾性部材21
と、弾性部材21が固着された補強部材23とを備え、
円筒状部材12の円環状の段部12bに装着される。弾
性部材21は、円筒状部材12の段部12bの内面およ
び大円筒部12cの内周面と気密に接触するシール部を
有する。さらに、密封装置20は、円筒状部材12の小
円筒部12aの内周に圧入される円筒部24と弾性外筒
部25とからなる保持部を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本出願発明は、例えば車両の
プロペラシャフト、ドライブシャフトの自在継手のイン
ナおよびアウタ間に設けられて、内部にグリース等の潤
滑剤を密封保持するとともに、外部からの塵埃、水等の
侵入を防止するためのブーツの内周に装着される密封装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両のドライブシャフトに使用さ
れる自在継手には、例えば、図10に図示されるよう
に、円筒状のアウタと該アウタに嵌入されるインナとを
備えたトリポード型の等速継手がある。この自在継手a
において、インナbは、ドライブシャフトdと、ドライ
ブシャフトdの端部に取り付けられたリング状部材と、
該リング状部材から周方向に等間隔でかつ径方向外方に
延びる3本の支軸に、それぞれ回転自在に支持される3
個のローラとを備えている。また、アウタcの内周に
は、インナbの3個のローラをそれぞれ収容するための
軸方向に沿って形成された3条のガイド溝が形成されて
いる。そして、ガイド溝に係合する3個のローラを介し
て、インナbおよびアウタc間でトルクが伝達される。
【0003】一方、この自在継手aのアウタcおよびイ
ンナbに跨って取り付けられたブーツeは、円筒状のア
ダプタfと、該アダプタfの一端部に固着された伸縮自
在な可撓性のブーツ本体gとから構成されている。アダ
プタfはアウタcの外周に嵌合され、ブーツ本体gはド
ライブシャフトdの外周に嵌合されている。そして、ア
ダプタfの内周に形成された円環状の段部にはOリング
hが装着されている。このようにして、ブーツeにより
その内部は気密に保たれて、その内部に充填された潤滑
剤の漏出防止、そして内部への塵埃や水等の侵入防止を
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来技
術では、アダプタfの内周の段部に装着されたOリング
hは、その形成材料の柔軟性に起因して、Oリングh自
体の形状保持力が小さいために変形し易く、図11に図
示されるように、ある部分が段部の正規の位置にあって
も、他の部分が正規の位置からずれた状態で装着される
ことがあった。そして、このような状態のままでインナ
bとアウタcとの組み付けが行われると、Oリングhが
アウタcのシール面以外の面との間に噛み込まれて、十
分な密封機能がなされないことになる。
【0005】また、このような状態であると、Oリング
hが段部から外れ易い。さらに、アダプタfの段部に装
着されたとき、Oリングhが変形するのを防止するため
に、アダプタfの内周に径方向の大きな弾性力で保持さ
せることは困難であることから、Oリングhのアダプタ
fへの保持力は小さい。その結果、Oリングhが正規の
位置に装着されたとしても、ブーツeに衝撃が加えられ
たりした場合に、Oリングhが段部から外れることがあ
る。このようにOリングhが外れたままインナbとアウ
タcとの組み付けが行われると、やはり密封機能が損な
われることになる。
【0006】そのため、アダプタfへのOリングhの装
着状態が適正か否かを常にチェックしながら組み付け作
業を行わなければならず、そのことが自在継手aの組み
立て作業の効率の低下をもたらしていた。
【0007】本出願発明は、このような事情に鑑みてな
されたものであって、円筒状部材の内周に正規の状態
で、確実に保持される密封装置を提供し、それによっ
て、密封装置が装着された部材の組み付け作業の効率を
向上させることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および効果】本出願の請求
項1記載の発明は、弾性材から形成され、シール面と気
密に接触するシール部を有する円環状の弾性部材と、該
弾性部材が固着された補強部材とを備え、円筒状部材の
内周であって所定の内径を有する小円筒部と前記所定の
内径より大きな内径を有する大円筒部との間に形成され
た円環状の段部に装着された密封装置において、前記シ
ール面は前記段部の内面および前記大円筒部の内周面の
少なくともいずれか一方であり、また前記補強部材を前
記円筒状部材の内周に保持すべく、前記小円筒部の内周
に圧入された保持部が設けられている密封装置である。
【0009】このような請求項1記載の発明によれば、
円環状の弾性部材が固着された補強部材、したがって密
封装置は、円筒状部材の小円筒部に圧入される保持部に
より確実に円筒状部材の内周に保持され、密封装置が外
れることはない。また、弾性部材は、補強部材により剛
性が付与されていることから、その形状が保持されるた
め、密封装置は容易に変形することがなく、装着する際
に、その取り扱いがし易く、しかも正規の姿勢で、確実
に段部の正規位置に装着される。したがって、密封装置
が装着された部材の組み付け作業の効率が向上する。
【0010】さらに、保持部は円筒状部材の小円筒部に
位置し、弾性部材のシール部と接触するシール面は円筒
状部材の段部または大円筒部に位置するため、密封装置
を、段部を境にして、保持部からなる保持機能部分と弾
性部材および補強部材からなる密封機能部分とに分離で
きるので、それぞれの機能部分毎にその機能に最適な設
計ができる。
【0011】請求項2記載の発明のように、請求項1記
載の密封装置において、前記補強部材は、該補強部材と
一体成形された円筒部を備えており、前記保持部は、前
記円筒部と該円筒部の外周において弾性材から形成され
た弾性外筒部とから構成されていることにより、保持部
を構成する円筒部は、補強部材と一体成形されているた
め、部品点数の削減ができ、さらに円筒部と補強部材に
より、密封装置の剛性がより大きくなるので、その変形
は一層生じ難くなる。また、弾性外筒部の弾性力を利用
して圧入するので、保持部の円筒状部材の小円筒部の内
周への圧入が容易である。そして、円筒部による剛性の
増大と弾性外筒部による圧入の容易化とにより、密封装
置の装着が一層容易になる。
【0012】請求項3記載の発明のように、請求項2記
載の密封装置において、前記弾性外筒部の外周に周方向
に複数の突出部が形成されていることにより、圧入荷重
の低減が可能となるので、保持部の圧入がさらに容易に
なる。また、突出部の個数や高さ等を調整することによ
り、圧入荷重を容易に調整できる。
【0013】なお、この明細書において、円筒、円環、
円周、円弧等の円は、厳密な円形状だけでなく、円に近
い形状である略円形状も含むものである。また、この明
細書において、アウタの嵌合完了近傍位置とは、その位
置で連通路が閉塞されて、その後アウタが嵌合完了位置
までブーツに対して相対移動したとしても、該相対移動
によるブーツ内の空気圧上昇ではブーツが膨らまない
か、または膨らんだとしても僅かの膨らみであって、実
質的に無視できる程度の僅かな膨らみしか生じないよう
な位置を意味する。
【0014】
【発明の実施形態】以下、本出願発明の一実施形態を図
1ないし図9を参照して説明する。図1は本出願発明の
一実施形態である自在継手であって、嵌合完了状態の自
在継手の一部を断面とした側面図、図2は組み付け前の
状態の自在継手の一部を断面とした側面図、図3はブー
ツの正面図、図4は図3のIV−IV線断面図、図5は
密封装置の正面図、図6は図5のVI−VI線断面図、
図7は密封装置の要部拡大図、図8は嵌合途中の図1の
自在継手の要部拡大図、図9は組立完了状態の図1の自
在継手の要部拡大図である。
【0015】この自在継手1は、車両のプロペラシャフ
トに使用されるトリポード型の等速継手である。図1お
よび図2に図示されるように、インナ2は、ドライブシ
ャフトである軸部4と、該軸部4の軸端部にスプライン
嵌合されて、該軸部4と一体的に回転するリング状のス
パイダ5と、該スパイダ5の周方向に等間隔でかつ径方
向外方に延びる3本の支軸に、それぞれホルダを介して
回転自在に支持される3個のローラ6とを有している。
【0016】ジョイントであるアウタ3は、軸部7およ
び円筒部8を有している。円筒部8の内側には、インナ
2のスパイダ5に支持されたローラ6が収容されるよう
になっている。そのため、円筒部8の内周には、軸方向
に沿った3条のガイド溝が、周方向に等間隔に形成され
ていて、3個のローラ6は、これらガイド溝内で、それ
ぞれ回転方向に係合し、さらに軸方向に移動自在であ
る。そして、ガイド溝に係合するローラ6を介して、ア
ウタ3およびインナ2間でのトルクの伝達が行われる。
【0017】アウタ3の外周には、その開口端面8aか
ら順次、小径円周面8b、小径円周面8bと後述する嵌
合円周面8dとの間に形成される段部端面8c、嵌合円
周面8d、および円環状の溝8eが形成されている。小
径円周面8bは嵌合円周面8dより小さな外径であり、
後述するブーツ10のアダプタ12の内周に装着された
後述する密封装置20の弾性部材21が、小径円周面8
bの径方向外方に位置する。また、嵌合円周面8dは、
アダプタ12の後述する大円筒部12cの内周に圧入状
態で嵌合され、アウタ3とアダプタ12との間での心出
しをするとともに、両者の間でがたつきが生じないよう
にしている。
【0018】図3および図4にも図示されるように、イ
ンナ2とアウタ3との間を密封して、アウタ3内および
ブーツ10内に充填されたグリース等の潤滑剤の漏れを
防止し、かつブーツ10内への塵埃や水等の侵入を防止
するためのブーツ10は、ブーツ本体11およびアダプ
タ12から構成されている。
【0019】ゴム等の弾性材で形成された可撓性のブー
ツ本体11は、小円筒端部11aと、小円筒端部11a
の径方向外方に位置する大円筒端部11cと、両円筒端
部11a,11c間で折り返されて形成された湾曲部1
1bとを有している。小円筒端部11aは、その内側に
インナ2の軸部4が嵌合され、バンド13により締め付
けられて固定されることで、ブーツ本体11と軸部4と
の密封がなされる。また、ブーツ本体11の大円筒端部
11cは、アダプタ12の後述する小円筒部12aの折
り返された端部により、その外周側及び内周側から挟み
付けられて、アダプタ12に固着されている。
【0020】一方、ステンレス鋼板等の金属材で形成さ
れた段付きの円筒状のアダプタ12は、所定の内径を有
する小円筒部12aと、小円筒部12aの内径より大き
い内径の大円筒部12cと、両円筒部12a,12c間
に形成された円環状の段部12bと、大円筒部12cか
ら開口端面に至るテーパ部12dとを有している。
【0021】アダプタ12の大円筒部12cの内径は、
嵌合されるアウタ3の嵌合円周面8dに対して適度な圧
入代を持つように設定されているため、その圧入代の
分、嵌合円周面8dの外径より小さくされている。
【0022】アダプタ12のテーパ部12dは、大円筒
部12cから開口端面に向かって、内径が次第に増大す
る形状である。テーパ部12dには、6個のスリット1
2eが、二つの後述する連通溝12fの周方向の略中間
位置で等間隔に、開口端面から形成されていて、テーパ
部12dの溝8eへのかしめ付けによるテーパ部12d
の縮径を容易にしている。
【0023】さらに、アダプタ12には、大円筒部12
cからテーパ部12dに渡って、周方向に等間隔に、6
条の連通溝12fが形成されている。この連通溝12f
は、アダプタ12を径方向外方に円弧状に膨出させるこ
とにより形成される。連通溝12fは、テーパ部12d
から大円筒部12cの軸方向の所定地点まで、軸方向に
沿って延びていて、アウタ3の嵌合円周面8dとの間に
ブーツ10内と外気とを連通させる連通路を形成してい
る。前記所定地点は、アウタ3が嵌合完了近傍位置に位
置して、アウタ3が密封装置20の弾性部材21と接触
したときに、ブーツ10内と連通溝12fとの連通が遮
断されるような位置であり、この実施形態では、大円筒
部12cの内周の、弾性部材21との接触部分の開口端
面寄りの近傍である。
【0024】アダプタ12の段部12bの内面には、密
封装置20が装着されていて、アウタ3が嵌合完了位置
に達した状態で、アダプタ12の内面とアウタ3の外面
との間を密封している。
【0025】図5ないし図7を参照して密封装置20に
ついて説明する。密封装置20は、弾性材である、例え
ばアクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)からなる
ゴム材を、例えば鋼板から一体成形された金具22に、
焼き付け等により固着したものである。また、断面形状
がL字形の金具22は、円筒部24と円筒部24の軸線
に対して直交する環状の外向きフランジ23とから構成
されている。
【0026】ゴム材は、円筒部24側のフランジ23の
側面(以下、「円筒部側フランジ側面」という)の径方
向内方寄りの部分、フランジ23の周縁面全面、円筒部
24が設けられた側面とは反対側のフランジ23の側面
(以下、「反円筒部側フランジ側面」という)の径方向
外方寄りの部分および円筒部24の外周全面に渡って一
体的に焼き付けられている。円筒部側フランジ側面に焼
き付けられたゴム材は、径方向外方に向かうにつれてゴ
ム材の厚さが薄くなるテーパ面とされている。
【0027】フランジ23には、周方向に等間隔に、外
形が円弧状の複数の切欠部23aが形成されていて、L
字形の金具22に焼き付けられるゴム材は、切欠部23
aを介して一体のものとなるので、金具22へのゴム材
の焼き付けが容易化される。
【0028】そして、円筒部側フランジ側面の径方向外
方寄りのゴム材が焼き付けられていない面は、アダプタ
12の段部12bの内面と当接して、密封装置20の軸
方向移動を阻止するストッパ面となっている。一方、反
円筒部側フランジ側面の径方向内方寄りのゴム材が焼き
付けられていない面は、アウタ3の開口端面8aとの当
接面となっている。
【0029】フランジ23に焼き付けられているゴム材
は、シール面と気密に接触するシール部を有する弾性部
材21を構成している。図7に図示されるように、この
弾性部材21の、フランジ23の周縁面に焼き付けられ
ている部分は、角張った断面形状を有し、かつ大円筒部
12cの内径より大きな外径を有する周縁部21aを持
っている。そして、密封装置20がアダプタ12に装着
されたとき、アダプタ12の大円筒部12cの内周に、
周縁部21aの角張った角部が当接して弾性変形するよ
うに圧入されることで、密封装置20の保持力が得られ
る。また、この周縁部21aは、前述の角部が当接する
こと、および嵌合完了位置まで挿入されたアウタ3によ
り押圧された弾性部材21が径方向に膨出することで、
シール面となる大円筒部12cの内周面と気密に接触す
る第1シール部を形成している。
【0030】また、弾性部材21の、円筒部側フランジ
側面に焼き付けられている部分は、嵌合完了位置まで挿
入されたアウタ3により、対向しているアダプタ12の
円環状の段部12bの内面に押圧されて、シール面とな
るアダプタ12の内周の段部12bの内面に気密に接触
する第2シール部を有している。
【0031】さらに、弾性部材21の、反円筒部側フラ
ンジ側面に焼き付けられている部分は、嵌合完了位置ま
で挿入されたアウタ3の段部端面8cに押圧されて、シ
ール面となるアウタ3の外面である段部端面8cに気密
に接触する第3シール部を有している。
【0032】このように第1、第2および第3シール部
を有する円環状の弾性部材21は、該弾性部材21が焼
き付けられているフランジ23により剛性を付与され
て、その円環形状を保つようにされている。したがっ
て、このフランジ23は、弾性部材21の補強部材とな
っている。
【0033】一方、円筒部24に焼き付けられたゴム材
により弾性外筒部25が構成されており、この弾性外筒
部25がアダプタ12の小円筒部12aの内周に圧入さ
れることで、弾性部材21が焼き付けられたフランジ2
3、したがって密封装置20が、アダプタ12の段部1
2bに確実に保持されことから、円筒部24および弾性
外筒部25は密封装置20の保持部となっている。
【0034】さらに、弾性外筒部25において、アダプ
タ12の小円筒部12aの内周に対向する部分の外周
に、径方向外方に突出するとともに断面の外形が円弧状
の複数の突出部25aが、周方向に等間隔に、しかも軸
方向に沿うように延びて形成されている。これら突出部
25aは、圧入荷重を低減するためのものであり、その
突出部25aの個数や突出の高さ等を調整することによ
り、圧入荷重を容易に調整できる。
【0035】このようにして、ブーツ10による、イン
ナ2およびブーツ本体間の密封、そしてアウタ3および
アダプタ12間の密封により、アウタ3内およびブーツ
10内に充填されたグリース等の潤滑剤の漏れを防止
し、かつブーツ10内さらにはアウタ3内への塵埃や水
等の侵入を防止している。
【0036】図2、図8および図9を参照して、インナ
2およびアウタ3の組み付け工程について説明する。密
封装置20は、その弾性外筒部25がブーツ10のアダ
プタ12の小円筒部12aの内周に圧入されることによ
り、その段部12bに装着される。このとき、密封装置
20は、圧入された弾性外筒部25により確実にアダプ
タ12に保持される。また、弾性部材21の角張った周
縁部21aも、その弾性変形による弾性力により、密封
装置20の保持を補助する。さらに、弾性部材21は、
フランジ23により剛性が付与されているため、その形
状が保持されていて、容易に変形することがないため、
確実に段部12bの正規の位置に装着される。
【0037】そして、密封装置20が装着されたブーツ
10が、インナ2の軸部4に挿入され、ブーツ本体11
の小円筒端部11aがバンド13により締め付けられる
ことで軸部4に固着される。次いで、スパイダ5が軸部
4に取り付けられた後、グリース等の潤滑剤がブーツ1
0内およびアウタ3内に充填される。そして、スパイダ
5の支軸にホルダを介してローラ6が取り付けられる。
【0038】こうして用意されたインナ2とアウタ3と
が、図2に図示されるように、水平方向に同軸に、かつ
インナ2の3個のローラ6がアウタ3の3条のガイド溝
にそれぞれ対向するように周方向位置を合わせてセット
される。
【0039】次いで、インナ2がアウタ3内に挿入され
て、アダプタ12とアウタ3との圧入を伴った嵌合が開
始される。この嵌合の途中の状態が図8に図示されてい
る。この状態では、ブーツ10内が連通溝12fを介し
て外気と連通しているため、嵌合が進むにつれて、ブー
ツ10内の空気は、連通溝12fを通って外部に流出す
る。そのため、ブーツ10内の空気圧は外気圧と同圧に
保たれるので、ブーツ本体11がブーツ10内の空気圧
により膨らむことはない。ブーツ10内が外気と連通し
ている状態は、アウタ3が嵌合完了近傍位置に位置する
まで維持される。そして、アウタ3が嵌合完了近傍位置
に位置したとき、アウタ3と弾性部材21との接触によ
り、ブーツ10内と連通溝12fとの連通が遮断され
て、ブーツ10内が外気から遮断される。
【0040】さらに嵌合が進んで、前記ストッパ面がア
ダプタ12の段部12bの内面に当接している状態のフ
ランジ23の前記当接面と、アウタ3の開口端面8aと
が当接して、アダプタ12に対するアウタ3の軸方向の
移動が阻止されて、両者の嵌合が完了し、アウタ3は嵌
合完了位置を占める。この嵌合が完了した時点では、図
9に図示されるように、弾性部材21の第1、第2およ
び第3シール部が、シール面であるアダプタ12の大円
筒部12cの内周面、アダプタ12の段部12bの内面
およびアウタ3の段部端面8cとそれぞれ接触すること
により、アダプタ12とアウタ3との間の密封がなされ
る。そして、フランジ23とアウタ3との当接により、
アダプタ12の段部12bの内面とアウタ3の段部端面
8cとの間に形成される軸方向間隙を適宜設定すること
により、アウタ3およびアダプタ12による弾性部材2
1への適切な圧縮力を設定するとともに、弾性部材21
が過度に圧縮されるのを防止している。
【0041】最後に、アウタ3とアダプタ12との嵌合
が完了した時点で図9の二点差線で示される状態にある
アダプタ12のテーパ部12dが、同図の実線で示され
るように溝8eにかしめ付けられることにより、アウタ
3からのブーツ10の抜け止めがなされて、自在継手1
の組み立てが完了する。
【0042】この実施形態は、前記のように構成されて
いるので、以下の効果を奏する。円環状の弾性部材21
が固着されたフランジ23、したがって密封装置20
は、ブーツ10のアダプタ12の小円筒部12aに圧入
される円筒部24の外周の弾性外筒部25により確実に
アダプタ12の内周に保持され、密封装置20が外れる
ことはない。また、弾性部材21は、フランジ23によ
り剛性が付与されていることから、その形状が保持され
るため、容易に変形することがなく、装着する際に、そ
の取り扱いがし易く、しかも正規の姿勢で、確実に段部
12bの正規位置に装着される。したがって、密封装置
20が装着されたブーツ10が取り付けられたインナ2
とアウタ3との組み付け作業の効率が向上する。
【0043】円筒部24および弾性外筒部25はアダプ
タ12の小円筒部12aに位置し、弾性部材21のシー
ル部と接触するシール面はアダプタ12の段部12bお
よび大円筒部12cに位置するため、密封装置20を、
段部12bを境にして、保持部からなる保持機能部分と
弾性部材21およびフランジ23からなる密封機能部分
とに分離できるので、それぞれの機能部分毎にその機能
に最適な設計ができる。
【0044】保持部を構成する円筒部24は、フランジ
23と一体成形された金具22の一部であるため、部品
点数の削減ができ、さらに円筒部24とフランジ23に
より、密封装置20の剛性がより大きくなるので、その
変形は一層生じ難くなる。また、弾性外筒部25の弾性
力を利用して圧入するので、保持部のアダプタ12の小
円筒部12aの内周への圧入が容易である。そして、円
筒部24による剛性の増大と弾性外筒部25による圧入
の容易化とにより、密封装置20の装着が一層容易にな
る。
【0045】弾性外筒部25の外周に形成された突出部
25aにより、圧入荷重の低減が可能となるので、保持
部の圧入がさらに容易になる。また、突出部25aの個
数や高さ等を調整することにより、圧入荷重を容易に調
整できる。
【0046】自在継手1のインナ2とアウタ3とを組み
付ける際、アウタ3とブーツ10のアダプタ12とが嵌
合し始める位置である嵌合開始位置から嵌合完了近傍位
置に達するまでのアウタ3とアダプタ12との嵌合中
に、ブーツ10内の空気は、アダプタ12の連通溝12
fを通じて外気中に流出するため、ブーツ10内の空気
圧は外気圧と同圧に保たれる。したがって、ブーツ10
内の空気圧調整はインナ2とアウタ3との組み付けと同
時に行われ、アウタ3とブーツ10との嵌合完了後に、
ブーツ10内の空気圧調整作業を行う必要がなくなり、
自在継手1の組み立て作業の効率を向上させることがで
きる。また、工具を使用した空気圧調整も不要となるの
で、ブーツ10に損傷を与えることもない。しかも、連
通溝12fは、既存のアダプタに溝を形成するための加
工を施すだけで簡単に形成できる。
【0047】ブーツ10のアダプタ12に装着されてい
る密封装置20により、簡単な構造でしかも確実に、連
通溝12fとブーツ10内との連通を遮断できる。ま
た、連通溝12fとブーツ10内との連通を遮断するた
めに、アウタ3とブーツ10との間を密封するための密
封装置20を利用しているので、連通溝12fを閉塞す
るための部材を別途設けたり形成したりする必要はな
い。
【0048】アウタ3はアダプタ12の内周に圧入状態
で嵌合されるため、アウタ3とアダプタ12との間での
心出しが容易になるとともに、両者の間でがたつきが生
じない。フランジ23とアウタ3およびアダプタ12の
段部12bとの当接により、アダプタ12の段部12b
の内面とアウタ3の段部端面8cとの間に形成される軸
方向間隙を適宜設定することにより、アウタ3およびア
ダプタ12による弾性部材21への適切な圧縮力を設定
することができるとともに、また弾性部材21が過度に
圧縮されるのを防止できる。
【0049】前記実施形態では、保持部は、円筒部24
および突出部25aを有する弾性外筒部25から構成さ
れていたが、弾性外筒部25には突出部25aが形成さ
れていなくてもよい。また、弾性外筒部25と弾性部材
21とは一体になっていたが、両者は別体になっていて
もよい。さらに、弾性外筒部25を設けることなく、円
筒部24のみで保持部を構成することもできる。そして
この場合に、円筒部24に軸方向に延びる複数のスリッ
トを周方向に間隔を置いて形成すれば、圧入加重を軽減
できる。
【0050】前記実施形態では、弾性部材21のアダプ
タ12とのシール面は、段部12bの内面および大円筒
部12cの内周面であったが、これらのいずれか一方の
面であってもよい。
【0051】前記実施形態では、連通溝12fは6箇所
に形成されているが、連通溝12fの数は6条に限られ
ず、必要に応じて適宜増減できる。例えば、アダプタ1
2とアウタ3との嵌合作業時、ブーツ10内の空気がス
ムーズに抜けるのであれば、連通溝12fは1条でもよ
い。また、形成位置も等間隔である必要はなく、必要に
応じて適宜配置できる。
【0052】前記実施形態では、連通路は、アダプタ1
2とアウタ3との嵌合部分において、アダプタ12側に
形成された連通溝12fであったが、この連通溝12f
を、アダプタ12側でなく、該嵌合部分のアウタ3側に
形成してもよい。
【0053】前記実施形態では、自在継手1は、プロペ
ラシャフトに使用されるものであったが、車両のドライ
ブシャフトに使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願発明の一実施形態である自在継手であっ
て、嵌合完了状態の自在継手の一部を断面とした側面図
である。
【図2】組み付け前の状態の自在継手の一部を断面とし
た側面図である。
【図3】ブーツの正面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】密封装置の正面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】密封装置の要部拡大図である。
【図8】嵌合途中の図1の自在継手の要部拡大図であ
る。
【図9】組立完了状態の図1の自在継手の要部拡大図で
ある。
【図10】従来技術を示す図である。
【図11】正規の装着位置にないOリングの装着状態の
説明図である。
【符号の説明】
1…自在継手、2…インナ、3…アウタ、4…軸部、5
…スパイダ、6…ローラ、7…軸部、8…円筒部、8a
…開口端面、8b…小径円周面、8c…段部端面、8d
…嵌合円周面、8e…溝、10…ブーツ、11…ブーツ
本体、12…アダプタ、12a…小円筒部、12b…段
部、12c…大円筒部、12d…テーパ部、12e…ス
リット、12f…連通溝、13…バンド、20…密封装
置、21…弾性部材、22…金具、23…フランジ、2
4…円筒部、25…弾性外筒部、25a…突出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須加 貞次 栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台112番地1 株 式会社ショーワ栃木開発センター内 Fターム(参考) 3J043 AA03 DA09 FA06 FB04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性材から形成され、シール面と気密に
    接触するシール部を有する円環状の弾性部材と、該弾性
    部材が固着された補強部材とを備え、円筒状部材の内周
    であって所定の内径を有する小円筒部と前記所定の内径
    より大きな内径を有する大円筒部との間に形成された円
    環状の段部に装着された密封装置において、前記シール
    面は前記段部の内面および前記大円筒部の内周面の少な
    くともいずれか一方であり、また前記補強部材を前記円
    筒状部材の内周に保持すべく、前記小円筒部の内周に圧
    入された保持部が設けられていることを特徴とする密封
    装置。
  2. 【請求項2】 前記補強部材は、該補強部材と一体成形
    された円筒部を備えており、前記保持部は、前記円筒部
    と該円筒部の外周において弾性材から形成された弾性外
    筒部とから構成されていることを特徴とする請求項1記
    載の密封装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性外筒部の外周に周方向に複数の
    突出部が形成されていることを特徴とする請求項2記載
    の密封装置。
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