JP2000306311A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JP2000306311A
JP2000306311A JP11110297A JP11029799A JP2000306311A JP 2000306311 A JP2000306311 A JP 2000306311A JP 11110297 A JP11110297 A JP 11110297A JP 11029799 A JP11029799 A JP 11029799A JP 2000306311 A JP2000306311 A JP 2000306311A
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Tatsuya Yanagisawa
達也 柳沢
Tadateru Honda
忠輝 本田
Morio Araki
盛雄 荒木
Mitsuo Shoji
光男 庄司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が、複数の情報記録媒体の中から一の
情報記録媒体を再生中に誤操作等により再生処理を中断
させたとしても容易に且つ迅速に該一の情報記録媒体再
生処理に復帰することのできる再生装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 再生処理手段が一の情報記録媒体を再生
処理中に、使用者の指令により前記操作手段が所定時間
内に当該一の情報記録媒体を再度指定した場合には、制
御手段は、記憶手段に既に記憶されている再生情報に基
づいて当該一の情報記録媒体の再生処理を行うべく再生
処理手段を制御する。また、制御手段は、当該一の情報
記録媒体を再度指定した場合には、記憶手段に既に記憶
されている再生情報に基づいて当該一の情報記録媒体の
再生を行うか否かを選択する旨を装置外部に報知する制
御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の情報記録媒
体を選択して再生することのできる再生装置(マルチデ
ィスクプレーヤなど)に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)やMD(ミ
ニディスク)などの複数のディスクを収納してそのいず
れか一を選択的に演奏(再生)することのできるマルチ
ディスクプレーヤは既に公知である。
【0003】これは、例えば複数枚のディスク(例え
ば、ディスクD1乃至D6)を各ディスク毎に引出し可
能なマガジン内に収納し、このマガジンをマルチディス
クプレーヤに装着し、操作パネルからの操作により希望
するディスクの希望する曲を選択して演奏することがで
きる。
【0004】マルチディスクプレーヤは、一のディスク
が演奏終了する毎に使用者によるディスクの交換作業を
行う手間が省けるという利点がある故、特に車載用とし
て好適である。
【0005】ただし、車載用のマルチディスクプレーヤ
は自動車内の限られた空間内に取り付けられるので、取
り付けスペースを極力少なくするのが望ましく、従って
プレーヤ本体は車のトランクルームなどに設置し、操作
パネル部は車のダッシュボード付近に設置している。
【0006】そのため、車載用のマルチディスクプレー
ヤにおいては、通常、収納されているディスクを選択的
に再生するためのディスク選択釦やディスク内の選曲を
するための選曲釦などは、操作パネル内での占有面積を
極力少なくするべく、例えば図4に示すような一つの十
字釦100によって共通に形成される。
【0007】図4は、従来の車載用のマルチディスクプ
レーヤに用いる操作パネルを表した図である。図4にお
いて、十字釦100は、上下端に一対のディスク選択キ
ー101a、101bを有し、使用者が例えばディスク
選択キー101aを1回押す毎に、マガジン内に収納さ
れる複数枚のディスクの一方の配列方向に沿って一のデ
ィスクが順次選択される。又、ディスク選択キー101
bを1回押す毎に、マガジン内に収納される複数枚のデ
ィスクの他方の配列方向に沿って一のディスクが順次選
択される。
【0008】又、十字釦100は、左右端に一対の選曲
キー102a、102bを有し、使用者が例えば選曲キ
ー102aを1回押す毎に、現在選択中のディスク内に
収められた各曲が曲番号とは逆に順に順次選択される。
又、選曲キー102bを1回押す毎に、現在選択中のデ
ィスク内に収められた各曲が曲番号順に順次選択され
る。
【0009】従って、使用者がこのような十字釦100
を用いて希望するディスクの中から希望する曲を聴きた
い場合は、先ず一方のディスク選択キー101a又は1
01bを押して希望するディスクを先ず選択し、しかる
後に、一方の選曲キー102a又は102bを押して希
望する曲を選択する。その結果、使用者は、希望するデ
ィスク内の希望する曲を選定することができる。
【0010】使用者は、このような十字釦100を用い
ることにより、限られたスペースを有する操作パネル上
で希望するディスクの選択及び選曲を行うことができ
る。
【0011】また、上記操作パネルには、十字釦100
のほかに、再生すべき情報媒体に切替えるための切替手
段としての切替釦(FUNCTION)103、再生装置の電源
ON/OFFを検出する検出手段としての電源スイッチ
(SOURCE)104などが設けられている。
【0012】切替釦103は、情報媒体の切替スイッチ
であり、例えば使用者が1回押す毎に、上記マガジン内
に収納される複数枚のディスク、AM放送、FM放送、
カセットテープを順に再生用の情報媒体として切替選択
することができる。なお、十字釦100は、ラジオの周
波数調整、選局調整や、音楽の音質調整、音量調整など
も兼用されている。
【0013】このような、車載用のマルチディスクプレ
ーヤにおいては、各ディスクの演奏は所謂オートプレイ
によりなされる。すなわち、使用者が電源スイッチ10
4をONすると、その時点において、マルチディスクプ
レーヤが選択されていると、マルチディスクプレーヤ
は、プレーヤの制御手段としてのマイコンが電源ONを
検出してから所定時間後に、ディスクの演奏をマガジン
内の1番目のトレイに収納されたディスクから順次演奏
を開始する。また、使用者がディスクの演奏を停止した
い場合は、電源スイッチ104をOFFにすれば、マイ
コンが電源OFFを検出して演奏中のディスクの演奏を
中止し、しかる後に該ディスクをマガジン内の元のトレ
イに収納してからプレーヤを電源OFFの待機状態にす
る。
【0014】このような装置において、例えば、マガジ
ン内の2番目に収納されているディスクD2の3曲目を
演奏中に、5曲目の曲が聴きたくなった場合には、使用
者は、上記十字釦100の左右端の各選曲キーのうち例
えば、右側の選曲キーを2回押圧すれば良い。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このと
き、使用者が、誤って上下端の各ディスク選択キー10
1a又は101bのいずれかを操作してしまうと、プレ
ーヤはその時点で演奏中のディスクD2と異なるディス
ク(例えば、ディスクD3)を選択してしまうので、使
用者はさらにディスク選択キー101a又は101bの
追加操作により再び元のディスクD2(マガジン内の2
番目に収納されているディスクD2)を選択し直なけれ
ばならない。このとき、プレーヤは、ディスクD2の演
奏処理を行うが、当該ディスクの1曲目から演奏を開始
する。
【0016】そのため、使用者は、この選曲動作に際
し、ディスク選択キー101a又は101bのいずれか
を操作した場合には、一旦、ディスク選択キー101a
又は101bを用いて希望するディスクD2を選択し直
した上で、今度は選曲キー102a又は102bを用い
て当該ディスクの希望する曲(例えば、5曲目)を選択
する必要があり、希望する曲が演奏するまでに多大な時
間と労力を費やしてしまう。
【0017】又、使用者は、この選曲動作に際し、ディ
スク選択キー101a又は101bを操作するつもり
で、切替釦103や電源スイッチ104を押す誤操作を
してしまう場合も考えられる。
【0018】この時、使用者が上記ディスクD2の再生
中に切替釦103を押す誤操作を行った場合は、再度、
切替釦103によってマルチディスクプレーヤを選択し
直したとしても、通常、複数枚のディスクは収納された
1枚目(例えば、ディスクD1)の1曲目から改めて再
生されるため、誤操作直前に再生していたディスクD2
の曲(3曲目)に直接復帰することができない。そのた
め、使用者は、改めて十字釦103を操作して、誤操作
直前に再生していたディスクD2の曲を選択する必要が
ある。
【0019】また、使用者が、上記ディスクD2の再生
中に電源スイッチ104を押す誤操作を行った場合は、
電源スイッチがONからOFFに切り替わるのでその時
点でディスクの再生が終了してしまう。したがって、使
用者が、再度電源スイッチ104によって、電源をON
にしたとしても、通常、マルチディスクプレーヤはマガ
ジン内に収納されているディスクの1枚目(例えば、デ
ィスクD1)の1曲目から改めて再生されるため、誤操
作直前に再生していたディスクD2の曲(3曲目)に直
接復帰することができない。そのため、使用者は、誤操
作直前に再生していた曲を聴きたい場合は、あらためて
十字釦100を操作して、誤操作直前に再生していたデ
ィスクD2の曲を選択する必要がある。
【0020】上記十字釦100を操作する際のこのよう
な誤操作は、例えば、使用者自らが運転中に走行中の前
方を見ながら選曲する場合などに発生する恐れがあり、
使用者は、運転中に一旦上記誤操作を行ってしまうと、
誤操作直前に再生していたディスクの曲を選択するまで
に複数回の操作を必要とするため、労力と時間を費やし
てしまうと言った問題が生じる。
【0021】本発明は、上述の問題点に鑑みなされたも
のであり、使用者が、複数の情報記録媒体の中から一の
情報記録媒体を再生中に誤操作等により再生処理を中断
させたとしても容易に且つ迅速に該一の情報記録媒体の
再生処理に復帰することのできる再生装置を提供するこ
とを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の情報記録媒体を収納しその情報記録媒体の中
から一の情報記録媒体を選択的に再生可能な再生装置に
おいて、複数の情報記録媒体の中からいずれか一の情報
記録媒体の選択指令を受け付ける操作手段と、選択指令
に基づいて一の情報記録媒体を選択する選択手段と、選
択手段が選択する一の情報記録媒体の再生処理を行う再
生処理手段と、再生処理中の情報記録媒体の再生情報を
記憶する記憶手段と、選択手段及び再生処理手段を制御
する制御手段と、を備え、再生処理手段が一の情報記録
媒体を再生処理中に、操作手段による操作がなされ、当
該操作により当該一の情報記録媒体が所定時間内に再度
選択指令された場合には、制御手段は、選択手段に対し
て当該一の情報記録媒体を再度選択するように指令し、
且つ再生処理手段に対して記憶手段に記憶されている再
生情報に基づいて当該一の情報記録媒体の再生処理を行
うべく指令することを特徴とする。
【0023】これにより、再生処理手段が一の情報記録
媒体を再生処理中に、例えば使用者の指令により当該一
の情報記録媒体の再生を中断させてしまった場合でも、
使用者の指令により操作手段が所定時間内に再度当該一
の情報記録媒体の選択指令を受け付けることにより、制
御手段がその情報記録媒体を選択して既に記憶手段に記
憶されている再生情報に基づいて再生処理手段が中断直
前に行っていた当該一の情報記録媒体の再生処理を行う
ように制御するので、再生装置は、迅速に中断直前の情
報記録媒体の再生処理を行うことができる。
【0024】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の再生装置において、情報記録媒体を再生処理す
る再生処理手段とは異なる所定の情報を再生処理する他
の再生処理手段と、再生処理手段と他の再生処理手段と
を切替える切替手段とをさらに備え、再生処理手段が一
の情報記録媒体を再生処理中に、切替手段による切替操
作がなされ、当該操作により当該再生処理手段が所定時
間内に再度選択された場合には、制御手段は、選択手段
に対して当該一の情報記録媒体を再度選択するように指
令し、且つ再生処理手段に対して記憶手段に記憶されて
いる再生情報に基づいて当該一の情報記録媒体の再生処
理を行うべく指令することを特徴とする。
【0025】これにより、再生処理手段が複数の情報記
録媒体から選択された一の情報記録媒体を再生処理中
に、例えば使用者の指令により切替手段による切替操作
を行って他の再生処理手段の再生処理に切替えてしまっ
た場合でも、使用者の指令により切替手段が所定時間内
に再度複数の情報記録媒体の再生処理に切り替える切替
操作を行うことにより、制御手段が当該一の情報記録媒
体を再度選択するように指令して、再生処理手段に対し
て記憶手段に既に記憶されている再生情報に基づいて当
該一の情報記録媒体の再生処理を行うように制御するの
で、再生装置は、迅速に中断直前の情報記録媒体の再生
処理を行うことができる。
【0026】又、請求項3に記載の発明は、請求項1に
記載の再生装置において、電源のON/OFFを検出す
る検出手段をさらに備え、再生処理手段が一の情報記録
媒体を再生処理中に、検出手段による電源のOFFが検
出され、所定時間内に再び電源ONが検出された場合に
は、制御手段は、選択手段に対して当該一の情報記録媒
体を再度選択するように指令し、且つ再生処理手段に対
して記憶手段に記憶されている再生情報に基づいて当該
一の情報記録媒体の再生処理を行うべく指令することを
特徴とする。
【0027】これにより、再生処理手段が複数の情報記
録媒体から選択された一の情報記録媒体を再生処理中
に、例えば使用者が再生装置の電源を切って(電源OF
Fして)しまった場合でも、所定時間内に電源を再投入
(電源ON)することにより、検出手段が電源OFFを
検出した後所定時間経過以前に電源ONを検出するの
で、その場合には、制御手段は、選択手段に対して当該
一の情報記録媒体を再度選択するように指令し、且つ再
生処理手段に対して既に記憶手段に記憶されている再生
情報に基づいて当該一の情報記録媒体の再生処理を行う
べく指令するように制御するので、再生装置は、迅速に
電源OFF直前の情報記録媒体の再生処理を行うことが
できる。
【0028】又、請求項4に記載の発明は、請求項1乃
至3のいずれか一に記載の再生装置において、記憶手段
に記憶される再生情報は、情報記録媒体のアドレス位置
を示すアドレス情報であることを特徴とする。
【0029】これにより、再生処理手段が一の情報記録
媒体を再生処理中に、例えば使用者が再生装置の当該一
の情報記録媒体の再生を中断させてしまった場合でも、
記憶手段には再生処理手段が中断直前に再生処理してい
た情報記録媒体の中断直前のアドレス情報が所定時間記
憶されるので、該所定時間内に制御手段が当該一の情報
記録媒体の再生処理を行うべく指令するように制御する
ことにより、制御手段は、再生処理手段に対して、当該
一の情報記録媒体の再生処理を中断直前のアドレス位置
から引き続き行うように制御することができる。その結
果、再生装置は、迅速に中断した情報記録媒体の中断直
前のアドレス位置から再生処理を行うことができる。
【0030】又、請求項5に記載の発明は、請求項1乃
至3のいずれか一に記載の再生装置において、記憶手段
に記憶される再生情報は、情報記録媒体のうち所定のグ
ループの先頭アドレス位置を示す先頭アドレス情報であ
ることを特徴とする。
【0031】これにより、再生処理手段が一の情報記録
媒体の一のグループを再生処理中に、例えば使用者が再
生装置の当該一の情報記録媒体の再生を中断させてしま
った場合でも、記憶手段には再生処理手段が中断直前に
再生処理していた情報記録媒体の中断直前のグループの
先頭アドレス情報が所定時間記憶されるので、該所定時
間内に制御手段が当該一の情報記録媒体の再生処理を行
うべく指令するように制御することにより、制御手段
は、再生処理手段に対して、当該一の情報記録媒体の再
生処理を中断直前のグループの先頭アドレス位置から引
き続き行うように制御することができる。その結果、再
生装置は、迅速に中断した情報記録媒体の中断直前のグ
ループの先頭アドレス位置から再生処理を行うことがで
きる。
【0032】又、請求項6に記載の発明は、複数の情報
記録媒体を収納しその情報記録媒体の中から一の情報記
録媒体を選択的に再生可能な再生装置において、複数の
情報記録媒体の中からいずれか一の情報記録媒体の選択
指令を受け付ける操作手段と、選択指令に基づいて一の
情報記録媒体を選択する選択手段と、選択手段が選択す
る一の情報記録媒体の再生処理を行う再生処理手段と、
再生処理中の情報記録媒体の再生情報を記憶する記憶手
段と、選択手段及び再生処理手段を制御する制御手段
と、を備え、再生処理手段が一の情報記録媒体を再生処
理中に、操作手段による操作がなされ、当該操作により
当該一の情報記録媒体が所定時間内に再度選択指令され
た場合には、制御手段は、記憶手段に既に記憶されてい
る再生情報に基づく当該一の情報記録媒体の再生を行う
か否かを選択する旨を装置外部に報知する制御を行うこ
とを特徴とする。
【0033】これにより、再生処理手段が一の情報記録
媒体を再生処理中に、例えば使用者の操作により当該一
の情報記録媒体の再生を中断させてしまった場合でも、
操作手段による操作がなされ、当該操作により当該一の
情報記録媒体が所定時間内に再度選択指令された場合に
は、制御手段は、記憶手段に既に記憶されている再生情
報に基づく当該一の情報記録媒体の再生を行うか否かを
選択する旨を装置外部に報知する制御を行うので、その
結果、使用者は、再生装置を中断直前に行っていた当該
一の情報記録媒体の再生処理に復帰するか否かを迅速に
判断することができる。
【0034】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の再生装置において、情報記録媒体を再生処理す
る再生処理手段とは異なる所定の情報を再生処理する他
の再生処理手段と、再生処理手段と他の再生処理手段と
を切替える切替手段とをさらに備え、再生処理手段が一
の情報記録媒体を再生処理中に、切替手段による切替操
作がなされ、当該操作により当該再生処理手段が所定時
間内に再度選択された場合には、制御手段は、記憶手段
に既に記憶されている再生情報に基づく当該一の情報記
録媒体の再生を行うか否かを選択する旨を装置外部に報
知する制御を行うことを特徴とする。
【0035】これにより、再生処理手段が複数の情報記
録媒体から選択された一の情報記録媒体を再生処理中
に、例えば使用者が切替手段による切替操作を行って他
の再生処理手段の再生処理に切替えてしまった場合で
も、使用者の指令により切替手段が所定時間内に再度複
数の情報記録媒体の再生処理に切り替える切替操作がな
された場合には、その結果、使用者は、再生装置を中断
直前に行っていた当該一の情報記録媒体の再生処理に復
帰するか否かを迅速に判断することができる。
【0036】また、請求項8に記載の発明は、請求項7
に記載の再生装置において、電源のON/OFFを検出
する検出手段をさらに備え、再生処理手段が一の情報記
録媒体を再生処理中に、検出手段による電源のOFFが
検出され、所定時間内に再び電源ONが検出された場合
には、制御手段は、記憶手段に既に記憶されている再生
情報に基づく当該一の情報記録媒体の再生を行うか否か
を選択する旨を装置外部に報知する制御を行うことを特
徴とする。
【0037】これにより、再生処理手段が複数の情報記
録媒体から選択された一の情報記録媒体を再生処理中
に、例えば使用者が再生装置の電源を切って(電源OF
Fして)しまった場合でも、所定時間内に電源を再投入
(電源ON)することにより、検出手段が電源OFFを
検出した後所定時間経過以前に電源ONを検出するの
で、その場合には、制御手段は、選択手段に対して当該
一の情報記録媒体を再度選択するように指令して、且つ
再生処理手段に対して既に記憶手段に記憶されている再
生情報に基づいて、当該一の情報記録媒体の再生処理を
行うか否かを選択する旨を装置外部に報知する制御を行
うので、その結果、使用者は、再生装置を電源OFF直
前に行っていた当該一の情報記録媒体の再生処理に復帰
させるか否かを迅速に判断することができる。
【0038】また、請求項9に記載の発明は、請求項6
乃至8に記載の再生装置において、装置外部に報知され
た情報の選択指令を入力可能な入力手段をさらに有し、
入力手段により、記憶手段に既に記憶されている再生情
報に基づく当該一の情報記録媒体の再生を行う選択をし
た場合には、制御手段は、選択手段に対して当該一の情
報記録媒体を再度選択するように指令し、且つ再生処理
手段に対して記憶手段に記憶されている再生情報に基づ
いて当該一の情報記録媒体の再生処理を行うべく指令す
ることを特徴とする。
【0039】これにより、再生処理手段が一の情報記録
媒体を再生処理中に、例えば使用者の操作により当該一
の情報記録媒体の再生を中断させてしまった場合でも、
入力手段により当該一の情報記録媒体の再生を行う選択
をした場合には、制御手段が選択手段に対して当該一の
情報記録媒体を再度選択するように指令し、且つ、再生
処理手段に対して記憶手段に記憶されている再生情報に
基づいて当該一の情報記録媒体の再生処理を行うべく指
令するので、その結果、使用者は、再生装置を記憶手段
に記憶されている再生情報に基づく当該一の情報記録媒
体の再生処理に迅速に復帰させることができる。
【0040】また、請求項10に記載の発明は、請求項
9に記載の再生装置において、入力手段により、記憶手
段に既に記憶されている再生情報に基づく当該一の情報
記録媒体の再生を行なわない選択をした場合には、制御
手段は、選択手段に対して当該一の情報記録媒体を再度
選択するように指令し、且つ再生処理手段に対して通常
の再生処理を行うべく指令することを特徴とする。
【0041】これにより、再生処理手段が一の情報記録
媒体を再生処理中に、例えば使用者の操作により当該一
の情報記録媒体の再生を中断させてしまった場合でも、
入力手段により当該一の情報記録媒体の再生を行わない
選択をした場合には、制御手段は、選択手段に対して当
該一の情報記録媒体を再度選択するように指令し、且つ
再生処理手段に対して通常の再生処理を行うべく指令す
るので、その結果、使用者は、再生装置を当該一の情報
記録媒体の通常の再生処理に迅速に復帰させることがで
きる。
【0042】また、請求項11に記載の発明は、請求項
6乃至10のいずれか一に記載の再生装置において、記
憶手段に記憶される再生情報は、情報記録媒体のアドレ
ス位置を示すアドレス情報であることを特徴とする。
【0043】これにより、再生処理手段が一の情報記録
媒体を再生処理中に、例えば使用者が再生装置の当該一
の情報記録媒体の再生を中断させてしまった場合でも、
選択手段により当該一の情報記録媒体が所定時間内に再
度選択された場合には、制御手段が選択手段に対して当
該一の情報記録媒体を再度選択するように指令し、且
つ、再生処理手段に対して記憶手段に記憶されているア
ドレス情報に基づいて当該一の情報記録媒体の再生処理
を行うべく指令するので、その結果、使用者は、再生装
置を記憶手段に記憶されているアドレス情報に基づく当
該一の情報記録媒体の再生処理に迅速に復帰させること
ができる。
【0044】また、請求項12に記載の発明は、請求項
6乃至10のいずれか一に記載の再生装置において、記
憶手段に記憶される再生情報は、情報記録媒体のうち所
定のグループの先頭アドレス位置を示す先頭アドレス情
報であることを特徴とする。
【0045】これにより、再生処理手段が一の情報記録
媒体を再生処理中に、例えば使用者が再生装置の当該一
の情報記録媒体の再生を中断させてしまった場合でも、
選択手段により当該一の情報記録媒体が所定時間内に再
度選択された場合には、制御手段が選択手段に対して当
該一の情報記録媒体を再度選択するように指令し、且
つ、再生処理手段に対して記憶手段に記憶されている先
頭アドレス情報に基づいて当該一の情報記録媒体の再生
処理を行うべく指令するので、その結果、使用者は、再
生装置を記憶手段に記憶されている先頭アドレス情報に
基づく当該一の情報記録媒体の再生処理に迅速に復帰さ
せることができる。
【0046】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施の形態
について図1乃至図4を基に説明する。図1は、本発明
の一実施形態による再生装置200を示す概略構成図で
ある。図1において、再生装置200は、使用者の指令
により操作がなされる操作手段26と、装置各部の制御
を行うための制御手段としてのマイクロコンピュータ1
1と、記憶手段としてのRAM28及びROM29と、
マガジン1内に収納された複数の情報記録媒体としての
ディスクを再生処理するための再生処理手段としてのデ
ィスク搬送機構2とスピンドルモータ3とターンテーブ
ル4とモータMaとモータMbとピックアップ5と復調
・訂正回路6と音質調整回路7とD/A変換器8a乃至8
d及とLPF(ローパスフィルタ)9a乃至9dと、を備
えている。
【0047】また、再生装置200には上記マガジン1
内の複数の情報記録媒体としてのディスクとは異なる所
定の情報(例えば、AM放送、FM放送、カセットテー
プなどによる情報)をそれぞれ再生処理するための他の
再生処理手段が設けられている。また、再生装置200
には各種表示を行う表示器27、該表示器27を駆動す
る駆動回路12を備えている。
【0048】図1において、例えば、情報媒体としての
6枚のディスクD1乃至D6を所定ピッチで順に配列収
納するマガジン1には、ディスクを担持する6枚のトレ
イ(図示せず)がマガジン本体に対して突出・収納自在
に設けられている。マガジン1は再生装置200の所定
装着部に着脱自在に装着される。
【0049】再生装置200は、複数枚のディスク(た
とえば、ディスクD1乃至D6)をマガジン1内に収納
して装着しておくことにより、複数枚のディスクを連続
して演奏する連続演奏、予め選曲指定された順に演奏す
るプログラム演奏或いは乱数などに従って任意に選曲し
て演奏するランダム演奏が可能なプレーヤであり、使用
者が操作手段26に備えられた切替手段としての切替釦
103を用いて適宜操作して、これら複数枚のディスク
の再生処理処理手段と複数枚のディスクの再生処理とは
異なる図示せぬ所定の情報(例えば、AM放送、FM放
送、カセットテープ等による情報)を再生処理するため
の他の再生処理手段とを切替えることにより、当該所定
の情報を再生処理することができる情報媒体再生装置で
ある。
【0050】操作手段26は、先述した従来のマルチデ
ィスクプレーヤにおける操作パネルに設置された各種操
作ボタンと同一のボタンによって構成されている。
【0051】すなわち、操作パネルには十字釦100が
有する一対のディスク選択キー101a、101b、一
対の選曲キー102a、102b、切替釦103、電源
スイッチ104などによって構成される。
【0052】また、該操作パネルには、上述した十字釦
100、切替手段としての切替釦103、再生装置の電
源ON/OFFを検出する検出手段としての電源スイッ
チ104のほか、ディスクのタイトル入力を指令するた
めのタイトル入力キー(図示せず)、タイトル文字入力
用のアルファベットキー或いはカタカナキー(共に図示
せず)、これらの各キー及び釦はいずれも使用者の指令
によって適宜操作がなされる。
【0053】操作手段26は、上記各種指令キーと同様
にマイクロコンピュータ11に接続されていて、使用者
の操作によりマガジン内の複数のディスクD1乃至D6
の中からいずれかのディスクを択一的に指定するための
選択指令を受け付ける。
【0054】これは、例えば、使用者が、マガジンに収
納されたトレイ位置(例えば、トレイ番号)を指定する
ことにより該トレイが担持するディスクの指定がなされ
る。
【0055】また、選択手段としてのマイクロコンピュ
ータ11は、上記選択指令に基づいてマガジン1内の6
枚のトレイの中から1枚のトレイを選択することによ
り、該トレイが担持するディスクを選択する。
【0056】マイクロコンピュータ11によって選択さ
れたディスクは、再生処理手段によって以下に示す再生
処理が行われる。
【0057】すなわち、選択されたトレイ上のディスク
は、マイクロコンピュータ11の制御の制御のもとでデ
ィスク取出搬送機構2によって取出され、さらにスピン
ドルモータ3の回転軸に固着されたターンテーブル4上
に搬送されてクランプされる。
【0058】ディスク取出搬送機構2は、マガジン1の
トレイを突出させてディスクをターンテーブル4上に移
動させる押出部材(図示せず)と、この押出部材によっ
てディスクがターンテーブル4上に移動したときディス
クをクランプするクランプ機構(図示せず)と、マガジ
ン1に対する押出部材の収納ディスクの配列方向におけ
る相対的な位置を変化させる移動プレート(図示せず)
と、この移動プレートの位置やクランプ機構の動作など
を検知するためのセンサとを有している。このディスク
取出搬送機構2において、移動プレートは、モータMa
を、押出部材はモータMbを、それぞれ駆動源としてお
り、移動プレートを移動して所望ディスクに相対するト
レイに対向させて押出部材を位置決めした後、押出部材
を駆動してトレイを押出して該トレイ上のディスクの取
出しが行えるようになっている。これらマガジン1及び
ディスク取出搬送機構2の構成は、特開昭62−143
69号公報などに詳細に記載されている。
【0059】スピンドルモータ3により回転駆動される
ディスクの記録情報はピックアップ5によって読み取ら
れ、この読取RF信号は復調・訂正回路6において復調さ
れ、エラー訂正などの処理行われてデジタルオーディオ
信号として得られる。そのデジタルオーディオ信号は音
質調整回路7に供給される。音質調整回路7は例えば、
DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)及びそれに接
続される外部RAM(いずれも図示せず)からなる。
【0060】一方、マイクロコンピュータ11は、使用
者が適宜音場調整キーを操作することにより使用者の操
作に応じた音場データ(つまり、各スピーカに供給する
オーディオ信号の音質や音量や位相差などを調整するた
めのデータ)を生成し適宜音質調整回路7に供給する。
【0061】音質調整回路7に供給されたデジタルオー
ディオ信号は上記音場データに応じた変換処理がなされ
る。変換処理されたデジタルオーディオ信号は、左右チ
ャンネル(Lch及びRch)毎にフロント及びリア出力とし
て、それぞれD/A変換器8a乃至8dに供給され、各D/A
変換器によってアナログオーディオ信号に変換された
後、LPF(ローパスフィルタ)9a乃至9dを介して出
力される。出力された各オーディオ信号はアンプ(図示
せず)を経て左右チャンネル毎のフロント及びリアスピ
ーカ(図示せず)で再生される。尚、復調・訂正回路6
からはTOC(Table of Contents)情報を含むサブコード
信号がマイクロコンピュータ11に供給される。
【0062】再生処理手段は、以上のごとくマイクロコ
ンピュータ11によって選択されたディスクの再生処理
を行う。
【0063】又、マイクロコンピュータ11には、記憶
手段としてのRAM28と、アルファベットやカタカナ
などの文字の表示パターンデータを記憶するROM29
が接続されている。
【0064】RAM28は、マガジン内の複数枚のディ
スクに関する情報データを一時的に記憶する表示データ
記録エリアを有する。表示データ記録エリアには、マイ
クロコンピュータ11の制御のもとで、ディスク番号n
(nは1から6までの整数)を示すディスク番号データ
に対応して、ディスクのタイトルの表示文字を示すタイ
トルデータTTL(n)、及びディスクのトラック番号を示
すトラックデータTCK(n)などがそれぞれ記憶される。
【0065】タイトルデータTTL(n)は、使用者が、例
えば操作パネルに設けられたアルファベットキー或いは
カタカナキーを操作することにより、マイクロコンピュ
ータ11が、ROM29に記憶されている各文字の表示
パターンデータの中から適宜タイトルの表示文字に対応
するデータをディスク毎に適宜選択してRAM28に転
送することにより表示データ記録エリアにディスク毎の
タイトルデータとしてそれぞれ一時的に記憶される。
【0066】又、RAM28は、現在再生処理中のディ
スクの再生情報、つまり、ディスク番号データ、トラッ
ク番号データ、ピックアップ5が読取中のアドレスデー
タ、音質調整回路7が変換処理中の音場データなど、を
マイクロコンピュータ11の制御のもとで所定時間だけ
記憶する再生情報記録エリアを有する。
【0067】又、マイクロコンピュータ11には駆動回
路12を介して表示器27が接続されている。表示器2
7は、ドット表示形式の例えば、液晶表示器からなり、
上記操作パネルに設けられる。
【0068】駆動回路12は、表示器27の全てのドッ
トに対応した記憶位置を有するメモリ(図示せず)を有
し、マイクロコンピュータ11から供給される表示パタ
ーンデータがそのメモリに書き込まれることにより表示
器27に表示パターンデータが示すタイトル文字などの
パターンが表示されるようになっている。
【0069】なお、マイクロコンピュータ11から駆動
回路12には、RAM28の表示データ記録エリアに一
時的に記憶されている、ディスク番号データ、ディスク
番号毎のタイトルデータTTL(n)、及びディスクのトラ
ック番号を示すトラックデータTCK(n)と共に表示器2
7に表示エリアを表示する指令も供給される。
【0070】表示エリアは各ディスク毎のタイトル表示
を一覧表示するための表示欄であり、ディスク番号に対
応して設けられたタイトル書き込み欄A(1)〜A
(6)、トラック数表示欄B(1)〜B(6)からな
る。
【0071】再生装置200は概略以上のように構成さ
れ、使用者が、マガジン1内の複数枚のディスクの中か
ら希望するディスク中の希望する曲を聴きたい場合は、
先ず、切替釦103によりマガジン内に収納される複数
枚のディスクの再生処理に切替え、しかる後に、十字釦
100に設けられたディスク選択キー(101a、10
1b)のうち一方のディスク選択キーを押して希望する
ディスクを先ず選択し、次いで、選曲キー(102a、
102b)のうち一方の選曲キーを押して希望する曲を
選択することにより、希望する曲を選定することができ
る。これにより、使用者は、希望するディスクの希望す
る曲を聴くことができる。
【0072】また、使用者は、再生装置200が一のデ
ィスクに収められた一の曲を再生処理中に当該ディスク
の別の曲を聴きたい場合には、十字釦100の選曲キー
102a又は、選曲キー102bを適宜押して希望する
曲を選択することにより再生処理手段の再生処理を希望
する曲の再生処理に切替えることで希望する曲を聴くこ
とができる。
【0073】また、使用者は、上記ディスクの代りに、
再生装置200に再生可能に接続されているその他の情
報媒体(例えば、AM放送、FM放送、カセットテープ
など)を再生したい場合は、切替釦(FUNCTION)103
を適宜操作して希望する情報媒体の再生処理に切替える
ことにより希望する情報媒体を再生することができる。
【0074】本実施形態では、再生装置200が一のデ
ィスクの一の曲を再生処理中に、使用者が例えば誤操作
等により十字釦100のディスク選択キー(101a、
101b)のいずれかを押してしまった場合でも、再生
装置200は、RAM28に誤操作直前に再生処理して
いたディスクの再生情報を所定時間だけ記憶させるよう
に制御しているので、使用者が、誤操作から該所定時間
内に当該一のディスクを再度指定することができたなら
ば、再生装置200内のマイクロコンピュータ11は、
当該ディスクの選択を行い、RAM28に記憶されてい
る再生情報に基づいて当該一のディスクの再生処理を行
うように再生処理手段を制御することができる。
【0075】図2は、かかるマイクロコンピュータ11
の制御動作を示すフローチャートであり、ここでは、再
生装置200の再生処理手段が再生処理を行う上でのマ
イクロコンピュータ11の制御動作(メインループ)の
サブルーチンとして示している。
【0076】マイクロコンピュータ11は、先ずステッ
プS1において、再生処理手段が一のディスクを現在再
生処理中に復調・訂正回路6から供給される上記サブコ
ード信号を例えば、10msec毎に検出することによ
って該ディスクの再生情報を逐次検出する。これを再生
装置200が一のディスクの一の曲を再生処理中に「現
在の再生情報」としてRAM28に供給する。RAM2
8は逐次供給される「現在の再生情報」をその都度更新
記憶する。具体的には、例えば、マガジン1内に収納さ
れているディスクD2の3曲目を再生処理中であれば、
現在検出中のサブコード信号から得られるディスクD2
の3曲目のアドレスデータ(つまり、現在のアドレス位
置を示すアドレス情報)、を「現在の再生情報」として
RAM28に記憶する。この記憶は、再生が進めば「現
在の再生情報」をその都度更新記憶する。
【0077】なお、「現在の再生情報」は、たとえば、
曲単位で記憶するようにすることも可能である。すなわ
ち、3曲目を再生中であれば、3曲目の先頭アドレス位
置を示す先頭アドレス情報を「現在の再生情報」として
記憶し、次の曲に移行した場合は、4曲目の先頭アドレ
ス情報を「現在の再生情報」として記憶すれば良い。ま
た、所定のグループ毎に分類されているデータの場合に
は、そのグループの先頭アドレス位置を示す先頭アドレ
ス情報を「現在の再生情報」として記憶することも可能
である。
【0078】次に、マイクロコンピュータ11は、ステ
ップS2に移行して、RAM28の再生情報記録エリア
に「選択前の再生情報」が記憶保持されているか否かを
判断し、記憶されていないと判断した場合は、ステップ
S6へ移行する。
【0079】ここで、「選択前の再生情報」が記憶保持
されていない場合とは、例えば、再生処理手段が、一の
ディスクを所定時間を超えて再生処理している場合や、
使用者が、エンジンキーを入れた直後等が、これに該当
する。ここで、「選択前の再生情報」とは、再生装置2
00が一のディスクの一の曲を再生処理中に、使用者に
よって操作手段26又は切替釦103の操作が行われた
場合における該操作直前の再生処理によって検出される
該ディスクの再生情報を言う。
【0080】一方、ステップS2において、マイクロコ
ンピュータ11は、RAM28の再生情報記録エリアに
「選択前の再生情報」が記憶されていると判断した場合
には、ステップS3へ移行する。ステップS3では、マ
イクロコンピュータ11は、RAM28の記憶保持する
時間が所定時間(例えば、20sec)を経過したか否
かを判断する。この判断は、具体的には、マイクロコン
ピュータ11のカウンタがカウント動作中か否かによっ
て判断する。
【0081】マイクロコンピュータ11は、ステップS
3おいて所定時間(ここでは、20sec)が経過した
と判断した場合には、ステップS4に移行してRAM2
8が記憶保持中の「選択前の再生情報」を破棄(記憶消
去)するように制御して、次いでステップS6に移行す
る。
【0082】これは、使用者によって操作手段26又は
切替釦103の操作が適切になされた後は、使用者が操
作手段26又は切替釦103の操作を繰り返すことがな
いので、RAM28が「選択前の再生情報」を所定時間
記憶保持した後、使用者が意図した操作がなされたもの
とみなして「選択前の再生情報」を破棄(記憶消去)す
るのである。
【0083】又、マイクロコンピュータ11は、ステッ
プS3において上記所定時間がまだ経過していないと判
断した場合には、ステップS5に移行して動作中のカウ
ンタのカウント動作を続行させて、次いでステップS6
に移行する。
【0084】ステップS6では、マイクロコンピュータ
11は、ディスク選択キー(101a、101b)のい
ずれかによってディスク指定操作がなされたか否かを検
出し、ディスク指定操作がなされていない場合には、再
生処理のメインループに戻る。
【0085】又、ステップS6において、マイクロコン
ピュータ11は、ディスク指定操作がなされたことを検
出した場合には、ステップS7に移行する。
【0086】ステップS7では、マイクロコンピュータ
11は、RAM28の再生情報記録エリアに「選択前の
再生情報」が記憶されているか否かを判断し、「選択前
の再生情報」が記憶されていないと判断した場合は、ス
テップS10に移行する。
【0087】これは、具体的には、マイクロコンピュー
タ11のカウンタがカウント動作していない場合を意味
し、例えば、使用者が、ステップS6におけるディスク
指定操作を行う際に、既に「選択前の再生情報」がRA
M28に記憶保持されていない場合(つまり、ステップ
S2でNoと判断された場合)、及び、RAM28が記
憶保持中の「選択前の再生情報」を破棄(記憶消去)す
るように制御する場合(つまり、ステップS4を実行し
た場合)がこれに該当する。
【0088】一方、ステップS7において、マイクロコ
ンピュータ11は、RAM28の再生情報記録エリアに
「選択前の再生情報」が記憶されていると判断した場合
は、ステップS8に移行する。
【0089】これは、具体的には、使用者がステップS
6におけるディスク指定操作を行う時点でカウンタのカ
ウント動作が続行されている場合(つまり、ステップS
5におけるカウンタのカウント動作を続行している場
合)に、RAM28に「選択前の再生情報」が記憶され
ている場合(つまり、ステップS7においてYesと判
断された場合)がこれに該当する。
【0090】ステップS8では、マイクロコンピュータ
11は、先のステップS6で指定されたディスクがRA
M28に現在記憶されている「選択前の再生情報」を有
しているか否かを判断し、「選択前の再生情報」を有し
ていない場合にはステップS10に移行する。
【0091】これは、具体的には、使用者がステップS
6において、ディスク指定操作直前に再生装置が再生処
理していたディスクとは別のディスクを指定した場合が
これに該当する。
【0092】ステップS10では、マイクロコンピュー
タ11は、先のステップS6で指定されたディスク(デ
ィスク指定操作直前に再生装置が再生処理していたディ
スクも含む)を選択した後、該ディスクの最初の曲から
再生処理を開始するように制御すると共に、該ディスク
の最初の曲の再生開始時における「現在の再生情報」を
「選択前の再生情報」としてRAM28に記憶させると
同時にカウンタをリセットさせて所定時間(例えば20
sec)の計測を開始する。マイクロコンピュータ11
は、このようにして現在再生処理中の再生情報を「現在
の再生情報」としてRAM28に逐次供給するように制
御した後、再生処理のメインループに戻る。
【0093】これは、具体的には、使用者によるディス
クの指定操作が有った場合(つまり、ステップS6にお
いてYesと判断された場合)に、RAM28に「選択
前の再生情報」がもはや記憶されていない場合(つま
り、ステップS7においてNoと判断された場合)か若
しくは、RAM28に「選択前の再生情報」が未だ記憶
されていても使用者が別のディスクを指定した場合であ
り、この場合には、マイクロコンピュータ11は、使用
者によって指定されたディスクを最初の曲から再生処理
するように制御するのである。
【0094】一方、ステップS8において、マイクロコ
ンピュータ11は、先のステップS6で指定されたディ
スクがRAM28に現在記憶されている「選択前の再生
情報」を有している場合にはステップS9に移行して当
該指定されたディスクの「選択前の再生情報」に対応す
る情報記録位置から再生処理を開始するように制御した
後、再生処理のメインループに戻る。
【0095】これは、具体的には、RAM28に「選択
前の再生情報」が未だ記憶されている状態で使用者がデ
ィスク指定操作直前に再生していたディスクを再度指定
した場合であり、この場合には、マイクロコンピュータ
11は、使用者によって指定されたディスクを「選択前
の再生情報」に基づいて再生処理するように制御するの
である。
【0096】以上により、再生処理手段が一のディスク
を再生処理中に、使用者が再生装置の誤操作により当該
ディスクの再生を中断させてしまった場合でも、使用者
が、所定時間内(ここでは、20sec内)に再度当該
ディスクの指定を行えば、マイクロコンピュータ11が
そのディスクを選択して、再生処理手段が既にRAM2
8に記憶されている再生情報に基づいて当該ディスクの
再生処理を行うように制御するので、再生装置は、迅速
に誤操作の直前のディスクの再生処理を行うことができ
る。
【0097】尚、再生装置は、RAMに記憶する情報に
よって、誤操作の直前のディスクの再生開始位置を変え
ることができる。これは、例えば、使用者が、操作手段
26からの指令により、ディスクの再生開始位置を予め
指定(例えば、3曲目の曲頭だったり、曲の途中だった
り)することにより、マイクロコンピュータ11が当該
ディスクの指定された再生開始位置から再生処理を開始
するように制御することができる。
【0098】尚、上述した実施形態では、使用者が、誤
操作により再生処理中のディスクを中断した後、所定時
間内に再度当該ディスクの指定を行えば、マイクロコン
ピュータ11が引き続き当該ディスクの再生処理を行う
ように制御する例で示したが、これに限らず、例えば、
使用者が所定時間内に再度当該ディスクの指定を行った
場合に、マイクロコンピュータ11が当該ディスクの再
生処理を行うか否かを選択する旨を装置外部に報知する
制御を行うようにしても良い。このようなマイクロコン
ピュータ11の制御例を図3のフローチャートに示す。
【0099】図3は、かかるマイクロコンピュータ11
のその他の制御動作を示すフローチャートであり、ここ
では、図1の場合と同様に、再生装置の再生処理手段が
再生処理を行う上でのマイクロコンピュータ11の制御
動作(メインループ)のサブルーチンとして示してい
る。又、図3のフローチャートは、図2のフローチャー
ト中にステップS11を追加したものであり、ステップ
S1〜S10までの各ステップは図2と同様であり、こ
こでは、図3のS1〜S10の各ステップの説明は重複
するので省略し、ステップS8以降のステップを以下に
説明する。
【0100】マイクロコンピュータ11は、図3のステ
ップS8では、ステップS6で指定されたディスクがR
AM28に現在記憶されている「選択前の再生情報」を
有しているか否かを判断し、「選択前の再生情報」を有
していない場合にはステップS10に移行する。
【0101】ステップS10では、マイクロコンピュー
タ11は、先述した図2のフローチャートのステップS
10と同様の制御動作を行った後、再生処理のメインル
ープに戻る。
【0102】一方、ステップS8において、マイクロコ
ンピュータ11は、先のステップS6で指定されたディ
スクがRAM28に現在記憶されている「選択前の再生
情報」を有している場合にはステップS11に移行す
る。
【0103】ステップS11では、マイクロコンピュー
タ11は、先のステップS6で指定されたディスクの再
生処理を、「A:「選択前の再生情報」に対応する情報
記録位置から再生処理を開始するか」、「B:通常再生
するか」の旨を装置外部に報知する制御を行う。
【0104】具体的には、マイクロコンピュータ11
は、ROM29に記憶されている各文字の表示パターン
データの中から報知に必要な表示文字(例えば、上記
A、Bの文字列)に対応する表示パターンデータを選択
して駆動回路12に供給することにより、駆動回路12
は、マイクロコンピュータ11から供給される表示パタ
ーンデータをメモリに書き込むことにより表示器27に
その旨を表示することにより装置外部に報知する。
【0105】又、マイクロコンピュータ11は、ステッ
プS11において、報知した選択指令のうち、どちらが
選択されたか否かを判断する。これは、マイクロコンピ
ュータ11が、例えば操作パネルに設けられた入力手段
としての図示せぬ釦によって使用者が上記選択内容に相
当するA乃至Bのいずれを選択したかを検出することに
より判断する。
【0106】マイクロコンピュータ11は、上記釦によ
りAが選択されたことを検知した場合は、ステップS9
に移行し、その後の制御動作を行う。
【0107】又、マイクロコンピュータ11は、上記釦
によりBが選択されたことを検知した場合は、ステップ
S10に移行し、その後の制御動作を行う。
【0108】つまり、使用者は、ステップS11におい
て上記表示器27による報知がなされるとこのディスク
の再生をRAM28に記憶されている「選択前の再生情
報」に基づく情報記録位置から行うか、、又は、通常の
再生処理による再生にするかを判断し、例えばディスク
の再生を誤操作直前の情報記録位置から続行したい場合
には、その後操作パネルの選択操作を行ない、当該指定
されたディスクの「選択前の再生情報」に対応する情報
記録位置から再生処理を開始するように制御した後、再
生処理のメインループに戻る。
【0109】又、使用者が、指定したディスクを最初か
ら聴き直したい場合には、上記Bの選択を行ない、マイ
クロコンピュータ11がこれを検出することによりステ
ップS10に移行するので、当該指定されたディスクを
選択した後、該ディスクの最初の曲から再生処理を行う
と同時にカウンタをリセットし、現在再生処理中の再生
情報を「現在の再生情報」としてRAM28に逐次供給
するように制御した後、再生処理のメインループに戻
る。
【0110】以上により、再生処理手段が一のディスク
を再生処理中に、使用者が再生装置の誤操作により当該
ディスクの再生を中断させてしまった場合でも、使用者
が、所定時間内(ここでは、15sec内)に再度当該
ディスクの指定を行えば、マイクロコンピュータ11
が、そのディスクを選択して、さらに当該ディスクの再
生を誤操作直前の情報記録位置から続行するか、又はこ
のディスクを最初から聴きなおすかを選択する旨を表示
器27により外部に報知することができる。また、報知
された後に、使用者は、入力手段としての釦を用いて当
該ディスクの再生をRAM28に記憶されている再生情
報に基く再生処理によって行うか、又はこのディスクを
最初から聴きなおすかを選択することができる。
【0111】なお、本実施例においては、報知手段とし
て操作パネルの表示器に表示する場合を述べたが、音声
として出力しても良い。または、報知した後の選択動作
を操作パネル内に設けられた釦により行なう場合を述べ
たが、装置側が音声認識などによって処理することも可
能である。
【0112】また、ステップS11では、2通りの選択
指令について説明したが、どちらか一方の場合を表示
し、所定時間内にその選択を指定すれば一方の処理へ、
所定時間内にその選択を指定しなければ他方の処理へ移
行するようにしても良い。
【0113】尚、上述した実施形態では、再生装置が一
のディスクの一の曲を再生処理中に使用者が誤操作によ
り十字釦100のディスク選択キー(101a、101
b)のいずれかを押してしまった場合を例に挙げて説明
したが、本発明は、これに限らない。
【0114】すなわち、例えば、一のディスクの一の曲
を再生処理中に、使用者が、例えば切替釦103を押し
てその他の情報媒体の再生処理に切替えてしまう誤操作
をした場合でも、マイクロコンピュータ11が上述した
実施形態における制御動作(図2又は図3)と同様の制
御動作を上述した所定時間行うようにすれば、RAM2
8が誤操作直前に再生処理していたディスクの再生情報
を所定時間だけ記憶するように制御することができ、そ
の結果、使用者が、誤操作から該所定時間内に切替釦1
03によって再度複数のディスクを選択することができ
たならば、マイクロコンピュータ11は、情報媒体の再
生処理を複数のディスクの再生処理に切替えて、且つ、
当該ディスクの選択をして、RAM28に記憶されてい
る再生情報に基づいて当該一のディスクの再生処理を行
うように再生処理手段を制御することができる。これ
は、報知処理する場合に適用しても良い。
【0115】又、例えば、一のディスクの一の曲を再生
処理中に、使用者が、例えば電源スイッチ104をOF
Fにする誤操作をした場合でも、マイクロコンピュータ
11が上述した実施形態における制御動作(図2又は図
3)と同様の制御動作を上述した所定時間行うようにす
れば、RAM28が誤操作直前に再生処理していたディ
スクの再生情報を所定時間だけ記憶するように制御する
ことができ、その結果、使用者が、誤操作から該所定時
間内に電源スイッチ104を再度ONすれば、マイクロ
コンピュータ11は、これを検出して、誤操作直前に再
生処理していたディスクの選択をして、RAM28に記
憶されている再生情報に基づいて当該一のディスクの再
生処理を行うように再生処理手段を制御することができ
る。これも報知処理する場合に適用しても良い。
【0116】尚、上述した実施形態では、再生処理手段
が一のディスクを再生処理中に、使用者が再生装置の誤
操作により当該ディスクの再生を中断させてしまった場
合には、使用者が、操作手段としてのディスク選択キー
を用いて、当該一のディスクの指定を所定時間内に行っ
て再び当該一のディスクの再生処理を行う例で示した
が、例えば、操作パネルに操作手段としての再生復帰釦
を設けて、使用者が所定時間内にディスク選択キーの代
りに再生復帰釦を押すようにしても良い。この場合は、
マイクロコンピュータ11が、当該再生復帰釦が押され
たことを検出した場合に、記憶手段に記憶されている再
生情報のうち、当該一のディスクを特定するための情報
(例えば、TOC(Table of Contents)情報等)を用いて
当該一のディスクの選択を行うことができる。
【0117】又、上述した実施形態では、再生装置が収
納する複数の情報記録媒体が音楽再生専用のCDの場合
を例に挙げて説明したが、本発明における複数の情報記
録媒体はこれに限らず、例えば、MD(ミニディス
ク)、DVD、CD−R、CD−ROM、などであって
も良いし、これらを複数種類併用したものであっても良
い。情報記録媒体がDVDの場合は、記憶手段が記憶す
るための再生情報としては上述した実施形態による再生
情報のほか、タイトル/チャプターナンバー、セルナン
バー、NAVIパックアドレス、アングルナンバ、パレ
ンタルレベル、オーディオストリームナンバー、サブピ
クトストリームナンバー、アスペクト比/画面モード、
などが挙げられる。
【0118】記憶手段がこれらを再生情報として記憶し
た場合は、使用者が、タイトル/チャプターナンバーに
よって同じタイトルを見ることができるし、セルナンバ
ーやNAVIパックアドレスによって同じ映像場面を見
ることができるし、アングルナンバによって同じ角度か
ら絵を見ることができるし、パレンタルレベルによって
同じ視聴制限で見ることができるし、オーディオストリ
ームナンバーによって同じ音声言語などの音声を聴くこ
とができるし、サブピクトストリームナンバーによって
同じ字幕言語などの絵を見ることができるし、アスペク
ト比/画面モードによって同じ画面比率の絵を見ること
ができる。
【0119】又、上述した実施形態では、操作パネルに
設けられた十字釦100が有する一対のディスク選択キ
ー101a、101bによって操作手段を構成したが、
これに限らず、本発明における操作手段は、リモコンキ
ー、タッチパネルキー,ポインティングデバイスなどに
よるソフトキー、音声入力手段など、によって構成して
も良い。
【0120】また、上述した実施形態では、記憶手段
(RAM28)に既に記憶されている再生情報に基づい
て、使用者の誤操作直前に再生装置が再生していた情報
記録媒体の再生を行うか否かを選択する旨を駆動回路1
2及び表示器27を用いて装置外部に表示される文字列
によって報知するようにしたが、本発明はこれに限ら
ず、装置外部への報知は、LPF(ローパスフィルタ)9
a乃至9dを介して出力されるオーディオ信号をスピー
カなどに供給して得られる所定の信号音や音声等による
警告音であっても良い。
【0121】又、上述した実施形態では、マイクロコン
ピュータ11は、「選択前の再生情報」を所定時間記憶
手段(RAM28)に記憶させ、その所定時間内に新た
なディスク指定(又は、切替釦の切替)の誤操作があっ
た後、再び誤操作直前のディスク指定(又は、切替釦の
切替)があった場合は、その時点で記憶手段に記憶され
ている再生情報に基づく再生処理を開始するように制御
したが、本発明は、これに限らず、例えば、マイクロコ
ンピュータ11は、「選択前の再生情報」を所定時間記
憶手段(RAM28)に記憶させ、その所定時間内に新
たなディスク指定(又は、切替釦の切替)の誤操作があ
った後、再び誤操作直前のディスク指定(又は、切替釦
の切替)があった場合は、所定時間が経過した時点で記
憶手段に記憶されている再生情報に基づく再生処理を開
始するように制御しても良い。
【0122】尚、上述した実施形態では、再生装置に収
納する複数の情報記録媒体は、マガジン内に収納された
複数枚のディスクとして説明したが、本発明は、これに
限らず、例えば、マガジンを用いないで複数のディスク
を再生装置内に収納することのできる1DINチェンジ
ャーのような形態でもよい。
【0123】尚、本発明による再生装置では、使用者が
複数の情報媒体の再生処理に先だって、予め操作手段か
らの指令によって、RAMの表示データ記録エリアに記
憶される複数の情報媒体に関する情報データの内容や、
再生情報記録エリアに記憶される複数の情報媒体の再生
情報の内容を、適宜初期設定時に決めることができる。
【0124】また、使用者が複数の情報媒体の再生処理
に先だって、予め操作手段からの指令によって、マイク
ロコンピュータの制御方法を図1によるものとするか又
は図2によるものとするかを自由に選択することができ
る。
【0125】尚、上述した実施形態では、使用者が、マ
ガジンに収納されたトレイ位置(例えば、トレイ番号)
を指定することにより該トレイが担持するディスクの選
択がなされるものとして説明したが、本発明はこれに限
らず、例えば、マイクロコンピュータ11が、マガジン
に収納された複数枚のディスクをそれぞれ個別に特定す
るための情報(例えば、TOC(Table of Contents)情報
等)を検出することによって指定されたディスクの選択
を行うようにしても良い。
【0126】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、請
求項1記載の発明によれば、再生処理手段が一の情報記
録媒体を再生処理中に、例えば使用者の指令により当該
一の情報記録媒体の再生を中断させてしまった場合で
も、使用者の指令により操作手段が所定時間内に再度当
該一の情報記録媒体の選択指令を受け付けることによ
り、制御手段がその情報記録媒体を選択して既に記憶手
段に記憶されている再生情報に基づいて再生処理手段が
中断直前に行っていた当該一の情報記録媒体の再生処理
を行うように制御するので、再生装置は、迅速に中断直
前の情報記録媒体の再生処理を行うことができる。
【0127】又、請求項2に記載の発明によれば再生処
理手段が複数の情報記録媒体から選択された一の情報記
録媒体を再生処理中に、例えば使用者の指令により切替
手段による切替操作を行って他の再生処理手段の再生処
理に切替えてしまった場合でも、使用者の指令により切
替手段が所定時間内に再度複数の情報記録媒体の再生処
理に切り替える切替操作を行うことにより、制御手段が
当該一の情報記録媒体を再度選択するように指令して、
再生処理手段に対して記憶手段に既に記憶されている再
生情報に基づいて当該一の情報記録媒体の再生処理を行
うように制御するので、再生装置は、迅速に中断直前の
情報記録媒体の再生処理を行うことができる。
【0128】又、請求項3に記載の発明によれば、再生
処理手段が複数の情報記録媒体から選択された一の情報
記録媒体を再生処理中に、例えば使用者が再生装置の電
源を切って(電源OFFして)しまった場合でも、所定
時間内に電源を再投入(電源ON)することにより、検
出手段が電源OFFを検出した後所定時間経過以前に電
源ONを検出するので、その場合には、制御手段は、選
択手段に対して当該一の情報記録媒体を再度選択するよ
うに指令し、且つ再生処理手段に対して既に記憶手段に
記憶されている再生情報に基づいて当該一の情報記録媒
体の再生処理を行うべく指令するように制御するので、
再生装置は、迅速に電源OFF直前の情報記録媒体の再
生処理を行うことができる。
【0129】また、請求項4に記載の発明によれば、再
生処理手段が一の情報記録媒体を再生処理中に、例えば
使用者が再生装置の当該一の情報記録媒体の再生を中断
させてしまった場合でも、記憶手段には再生処理手段が
中断直前に再生処理していた情報記録媒体の中断直前の
アドレス情報が所定時間記憶されるので、該所定時間内
に制御手段が当該一の情報記録媒体の再生処理を行うべ
く指令するように制御することにより、制御手段は、再
生処理手段に対して、当該一の情報記録媒体の再生処理
を中断直前のアドレス位置から引き続き行うように制御
することができる。その結果、再生装置は、迅速に中断
した情報記録媒体の中断直前のアドレス位置から再生処
理を行うことができる。
【0130】また、請求項5に記載の発明によれば、再
生処理手段が一の情報記録媒体の一のグループを再生処
理中に、例えば使用者が再生装置の当該一の情報記録媒
体の再生を中断させてしまった場合でも、記憶手段には
再生処理手段が中断直前に再生処理していた情報記録媒
体の中断直前のグループの先頭アドレス情報が所定時間
記憶されるので、該所定時間内に制御手段が当該一の情
報記録媒体の再生処理を行うべく指令するように制御す
ることにより、制御手段は、再生処理手段に対して、当
該一の情報記録媒体の再生処理を中断直前のグループの
先頭アドレス位置から引き続き行うように制御すること
ができる。その結果、再生装置は、迅速に中断した情報
記録媒体の中断直前のグループの先頭アドレス位置から
再生処理を行うことができる。
【0131】また、請求項6に記載の発明によれば、再
生処理手段が一の情報記録媒体を再生処理中に、例えば
使用者の操作により当該一の情報記録媒体の再生を中断
させてしまった場合でも、操作手段による操作がなさ
れ、当該操作により当該一の情報記録媒体が所定時間内
に再度選択指令された場合には、制御手段は、記憶手段
に既に記憶されている再生情報に基づく当該一の情報記
録媒体の再生を行うか否かを選択する旨を装置外部に報
知する制御を行うので、その結果、使用者は、再生装置
を中断直前に行っていた当該一の情報記録媒体の再生処
理に復帰するか否かを迅速に判断することができる。
【0132】また、請求項7に記載の発明によれば、再
生処理手段が複数の情報記録媒体から選択された一の情
報記録媒体を再生処理中に、例えば使用者が切替手段に
よる切替操作を行って他の再生処理手段の再生処理に切
替えてしまった場合でも、使用者の指令により切替手段
が所定時間内に再度複数の情報記録媒体の再生処理に切
り替える切替操作がなされた場合には、その結果、使用
者は、再生装置を中断直前に行っていた当該一の情報記
録媒体の再生処理に復帰するか否かを迅速に判断するこ
とができる。
【0133】また、請求項8に記載の発明によれば、再
生処理手段が複数の情報記録媒体から選択された一の情
報記録媒体を再生処理中に、例えば使用者が再生装置の
電源を切って(電源OFFして)しまった場合でも、所
定時間内に電源を再投入(電源ON)することにより、
検出手段が電源OFFを検出した後所定時間経過以前に
電源ONを検出するので、その場合には、制御手段は、
選択手段に対して当該一の情報記録媒体を再度選択する
ように指令して、且つ再生処理手段に対して既に記憶手
段に記憶されている再生情報に基づいて、当該一の情報
記録媒体の再生処理を行うか否かを選択する旨を装置外
部に報知する制御を行うので、その結果、使用者は、再
生装置を電源OFF直前に行っていた当該一の情報記録
媒体の再生処理に復帰させるか否かを迅速に判断するこ
とができる。
【0134】また、請求項9に記載の発明によれば、再
生処理手段が一の情報記録媒体を再生処理中に、例えば
使用者の操作により当該一の情報記録媒体の再生を中断
させてしまった場合でも、入力手段により当該一の情報
記録媒体の再生を行う選択をした場合には、制御手段が
選択手段に対して当該一の情報記録媒体を再度選択する
ように指令し、且つ、再生処理手段に対して記憶手段に
記憶されている再生情報に基づいて当該一の情報記録媒
体の再生処理を行うべく指令するので、その結果、使用
者は、再生装置を記憶手段に記憶されている再生情報に
基づく当該一の情報記録媒体の再生処理に迅速に復帰さ
せることができる。
【0135】また、請求項10に記載の発明によれば、
再生処理手段が一の情報記録媒体を再生処理中に、例え
ば使用者の操作により当該一の情報記録媒体の再生を中
断させてしまった場合でも、入力手段により当該一の情
報記録媒体の再生を行わない選択をした場合には、制御
手段は、選択手段に対して当該一の情報記録媒体を再度
選択するように指令し、且つ再生処理手段に対して通常
の再生処理を行うべく指令するので、その結果、使用者
は、再生装置を当該一の情報記録媒体の通常の再生処理
に迅速に復帰させることができる。
【0136】また、請求項11に記載の発明によれば、
再生処理手段が一の情報記録媒体を再生処理中に、例え
ば使用者が再生装置の当該一の情報記録媒体の再生を中
断させてしまった場合でも、選択手段により当該一の情
報記録媒体が所定時間内に再度選択された場合には、制
御手段が選択手段に対して当該一の情報記録媒体を再度
選択するように指令し、且つ、再生処理手段に対して記
憶手段に記憶されているアドレス情報に基づいて当該一
の情報記録媒体の再生処理を行うべく指令するので、そ
の結果、使用者は、再生装置を記憶手段に記憶されてい
るアドレス情報に基づく当該一の情報記録媒体の再生処
理に迅速に復帰させることができる。
【0137】また、請求項12に記載の発明によれば、
再生処理手段が一の情報記録媒体を再生処理中に、例え
ば使用者が再生装置の当該一の情報記録媒体の再生を中
断させてしまった場合でも、選択手段により当該一の情
報記録媒体が所定時間内に再度選択された場合には、制
御手段が選択手段に対して当該一の情報記録媒体を再度
選択するように指令し、且つ、再生処理手段に対して記
憶手段に記憶されている先頭アドレス情報に基づいて当
該一の情報記録媒体の再生処理を行うべく指令するの
で、その結果、使用者は、再生装置を記憶手段に記憶さ
れている先頭アドレス情報に基づく当該一の情報記録媒
体の再生処理に迅速に復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による再生装置を示す概略
構成図である。
【図2】マイクロコンピュータの制御動作を示すフロー
チャートである。
【図3】マイクロコンピュータのその他の制御動作を示
すフローチャートである。
【図4】従来の車載用のマルチディスクプレーヤに用い
る操作パネルを表した図である。
【符号の説明】
1・・・・マガジン 7・・・・音質調整回路 11・・・・マイクロコンピュータ 12・・・・駆動回路 26・・・・操作手段 27・・・・表示器 28・・・・RAM 29・・・・ROM 100・・・・十字釦 101a、101b・・・・ディスク選択キー 102a、102b・・・・選曲キー 103・・・・切替釦 104・・・・電源スイッチ 200・…再生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 盛雄 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 庄司 光男 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 Fターム(参考) 5D066 AA02 BA03 BA05 5D072 AB01 AB05 AB22 AB27 CA11 CA13 CA15 CA17 CB02 CB03 CB08 CB10 EB02 EB11 EB14

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報記録媒体を収納しその情報記
    録媒体の中から一の情報記録媒体を選択的に再生可能な
    再生装置において、 前記複数の情報記録媒体の中からいずれか一の情報記録
    媒体の選択指令を受け付ける操作手段と、 前記選択指令に基づいて前記一の情報記録媒体を選択す
    る選択手段と、 前記選択手段が選択する一の情報記録媒体の再生処理を
    行う再生処理手段と、 再生処理中の情報記録媒体の再生情報を記憶する記憶手
    段と、 前記選択手段及び前記再生処理手段を制御する制御手段
    と、を備え、 前記再生処理手段が一の情報記録媒体を再生処理中に、
    前記操作手段による操作がなされ、当該操作により当該
    一の情報記録媒体が所定時間内に再度選択指令された場
    合には、前記制御手段は、前記選択手段に対して当該一
    の情報記録媒体を再度選択するように指令し、且つ前記
    再生処理手段に対して前記記憶手段に記憶されている再
    生情報に基づいて当該一の情報記録媒体の再生処理を行
    うべく指令することを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 前記情報記録媒体を再生処理する再生処
    理手段とは異なる所定の情報を再生処理する他の再生処
    理手段と、前記再生処理手段と前記他の再生処理手段と
    を切替える切替手段とをさらに備え、 前記再生処理手段が一の情報記録媒体を再生処理中に、
    前記切替手段による切替操作がなされ、当該操作により
    当該再生処理手段が所定時間内に再度選択された場合に
    は、前記制御手段は、前記選択手段に対して当該一の情
    報記録媒体を再度選択するように指令し、且つ前記再生
    処理手段に対して前記記憶手段に記憶されている再生情
    報に基づいて当該一の情報記録媒体の再生処理を行うべ
    く指令することを特徴とする請求項1に記載の再生装
    置。
  3. 【請求項3】 電源のON/OFFを検出する検出手段
    をさらに備え、 前記再生処理手段が一の情報記録媒体を再生処理中に、
    前記検出手段による電源のOFFが検出され、所定時間
    内に再び電源ONが検出された場合には、前記制御手段
    は、前記選択手段に対して当該一の情報記録媒体を再度
    選択するように指令し、且つ前記再生処理手段に対して
    前記記憶手段に記憶されている再生情報に基づいて当該
    一の情報記録媒体の再生処理を行うべく指令することを
    特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に記憶される再生情報は、
    前記情報記録媒体のアドレス位置を示すアドレス情報で
    あることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記
    載の再生装置。
  5. 【請求項5】前記記憶手段に記憶される再生情報は、前
    記情報記録媒体のうち所定のグループの先頭アドレス位
    置を示す先頭アドレス情報であることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか一に記載の再生装置。
  6. 【請求項6】 複数の情報記録媒体を収納しその情報記
    録媒体の中から一の情報記録媒体を選択的に再生可能な
    再生装置において、 前記複数の情報記録媒体の中からいずれか一の情報記録
    媒体の選択指令を受け付ける操作手段と、 前記選択指令に基づいて前記一の情報記録媒体を選択す
    る選択手段と、 前記選択手段が選択する一の情報記録媒体の再生処理を
    行う再生処理手段と、 再生処理中の情報記録媒体の再生情報を記憶する記憶手
    段と、 前記選択手段及び前記再生処理手段を制御する制御手段
    と、を備え、 前記再生処理手段が一の情報記録媒体を再生処理中に、
    前記操作手段による操作がなされ、当該操作により当該
    一の情報記録媒体が所定時間内に再度選択指令された場
    合には、前記制御手段は、前記記憶手段に既に記憶され
    ている再生情報に基づく当該一の情報記録媒体の再生を
    行うか否かを選択する旨を装置外部に報知する制御を行
    うことを特徴とする再生装置。
  7. 【請求項7】 前記情報記録媒体を再生処理する再生処
    理手段とは異なる所定の情報を再生処理する他の再生処
    理手段と、前記再生処理手段と前記他の再生処理手段と
    を切替える切替手段とをさらに備え、 前記再生処理手段が一の情報記録媒体を再生処理中に、
    前記切替手段による切替操作がなされ、当該操作により
    当該再生処理手段が所定時間内に再度選択された場合に
    は、前記制御手段は、前記記憶手段に既に記憶されてい
    る再生情報に基づく当該一の情報記録媒体の再生を行う
    か否かを選択する旨を装置外部に報知する制御を行うこ
    とを特徴とする請求項6に記載の再生装置。
  8. 【請求項8】 電源のON/OFFを検出する検出手段
    をさらに備え、 前記再生処理手段が一の情報記録媒体を再生処理中に、
    前記検出手段による電源のOFFが検出され、所定時間
    内に再び電源ONが検出された場合には、前記制御手段
    は、前記記憶手段に既に記憶されている再生情報に基づ
    く当該一の情報記録媒体の再生を行うか否かを選択する
    旨を装置外部に報知する制御を行うことを特徴とする請
    求項7に記載の再生装置。
  9. 【請求項9】 前記装置外部に報知された情報の選択指
    令を入力可能な入力手段をさらに有し、 前記入力手段により、前記記憶手段に既に記憶されてい
    る再生情報に基づく当該一の情報記録媒体の再生を行う
    選択をした場合には、前記制御手段は、前記選択手段に
    対して当該一の情報記録媒体を再度選択するように指令
    し、且つ前記再生処理手段に対して前記記憶手段に記憶
    されている再生情報に基づいて当該一の情報記録媒体の
    再生処理を行うべく指令することを特徴とする請求項6
    乃至8に記載の再生装置。
  10. 【請求項10】前記入力手段により、前記記憶手段に既
    に記憶されている再生情報に基づく当該一の情報記録媒
    体の再生を行なわない選択をした場合には、前記制御手
    段は、前記選択手段に対して当該一の情報記録媒体を再
    度選択するように指令し、且つ前記再生処理手段に対し
    て通常の再生処理を行うべく指令することを特徴とする
    請求項9に記載の再生装置。
  11. 【請求項11】前記記憶手段に記憶される再生情報は、
    前記情報記録媒体のアドレス位置を示すアドレス情報で
    あることを特徴とする請求項6乃至10のいずれか一に
    記載の再生装置。
  12. 【請求項12】前記記憶手段に記憶される再生情報は、
    前記情報記録媒体のうち所定のグループの先頭アドレス
    位置を示す先頭アドレス情報であることを特徴とする請
    求項6乃至10のいずれか一に記載の再生装置。
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