JP2000295713A - 発電機を搭載した車両の発電制御装置 - Google Patents

発電機を搭載した車両の発電制御装置

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JP2000295713A
JP2000295713A JP11101788A JP10178899A JP2000295713A JP 2000295713 A JP2000295713 A JP 2000295713A JP 11101788 A JP11101788 A JP 11101788A JP 10178899 A JP10178899 A JP 10178899A JP 2000295713 A JP2000295713 A JP 2000295713A
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    • B60K6/00Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動輪に対する動力伝達系統に介在された発
電機とエンジンによって駆動される発電機とを備えた車
両で効率よく発電をおこなう。 【解決手段】 内燃機関3に伝達機構11を介して連結
された第1の発電機12と、前記内燃機関1から駆動輪
1に到る動力伝達系統にロータが連結され電力が供給さ
れることにより前記動力伝達系統にトルクを出力するこ
との可能な第2の発電機4とを搭載した車両の発電制御
装置であって、前記第2の発電機4での発電が許容され
ない状態を判断する判断手段(ステップS7,9,1
0)と、その判断手段(ステップS7,9,10)で前
記第2の発電機4での発電が許容されないことが判断さ
れた場合に前記第1の発電機12によって発電をおこな
わせる発電機選択手段(ステップS8,12)とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガソリンエンジ
ンなどの内燃機関から駆動輪に対して動力を伝達する動
力伝達系統に連結されてその動力伝達系統から動力が入
力されることにより発電をおこない、また電力が供給さ
れることにより動作して動力を出力する発電機と、内燃
機関に対してベルトなどの伝達機構を介して連結されて
内燃機関によって駆動されることにより発電をおこなう
他の発電機とを搭載した車両において、これらの発電機
の駆動・非駆動を制御して発電の形態を制御する制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の発電機として、発電機能と電動
機としての機能とを備えたモータ・ジェネレータが知ら
れている。これは、外部から入力する動力によってロー
タを強制的に回転させることにより起電力が生じ、また
電流をステータコイルに流すことによりロータが回転し
てトルクを出力するよう構成されている。
【0003】このモータ・ジェネレータを、車両の動力
源から駆動輪に到る動力伝達系統に介在させれば、加速
時などの駆動時にモータ・ジェネレータを、内燃機関の
出力を補う補助動力として使用でき、また減速時には、
走行慣性力によってモータ・ジェネレータを駆動して発
電をおこない、エネルギの回生をおこなうことができ
る。さらに、車両の停止時に内燃機関を止め、再発進時
にモータ・ジェネレータによって内燃機関を回転させて
始動させることにより、アイドリングによる排ガスを削
減するいわゆるエコラン制御を実行することができる。
【0004】このようなモータ・ジェネレータをエンジ
ンとトルクコンバータとの間に配置したシステムおよび
その制御装置が、特開平8−168104号公報に記載
されている。この公報に記載された装置では、モータ・
ジェネレータをいわゆる補助動力源として使用するもの
であって、モータ・ジェネレータからエンジンの出力軸
にトルクを供給し、その供給トルクを、エンジンの回転
脈動を抑制するように制御することにより、車体の振動
を防止して乗り心地を改善している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、エン
ジンから駆動輪に到る動力伝達系統に介在させたモータ
・ジェネレータは、上記の公報に記載されているように
補助動力源として機能させることができるが、それに限
らず、減速時には、走行慣性力によって駆動して発電機
として機能させることができる。しかしながら、上記の
公報に記載されたシステムでは、1台のモータ・ジェネ
レータがエンジンとトルクコンバータとの間に介在され
ているのみであるから、モータ・ジェネレータによる駆
動力のアシストと発電とを同時におこなうことができな
い。例えば、モータ・ジェネレータを補助動力源として
使用すれば、バッテリ(すなわち蓄電装置)の充電量
(SOC:State of Charge)が低下し、充電を必要と
する状態になるが、モータ・ジェネレータが動力源とし
て使用されているから、モータ・ジェネレータによって
発電して充電をおこなうことができず、その結果、バッ
テリの充電不足の状態が発生してしまう。
【0006】このような不都合を解消するために、発電
機を追加して搭載することができるが、前記モータ・ジ
ェネレータと同容量の発電機を搭載するとすれば、シス
テムが全体として大型化し、車両に対する搭載性(車載
性)が大きく悪化する。また、発電のみをおこなわせる
ために、小型の発電機を追加して搭載するとした場合、
車載性を改善することができるものの、発電機が重複す
ることになるから、その使用態様によっては不必要に動
力を消費して燃費が悪化したり、また発電のために動力
が消費されて駆動力が不足したり、あるいはいずれかの
発電機の過剰使用によりその耐久性が悪化するなどの事
態が生じる可能性がある。そして従来では、このように
複数台の発電機を搭載した場合の好適な制御をおこなう
装置が開発されておらず、モータ・ジェネレータなどの
発電機を内燃機関と併用することの本来の目的を充分に
達成できていないのが実情である。
【0007】この発明は、上記の事情を背景としてなさ
れたものであり、複数台の発電機を内燃機関と共に搭載
した車両において燃費や乗り心地などを悪化させること
なく効率よく発電をおこなうことのできる制御装置を提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために、請求項1の発明は、内燃機関に伝
達機構を介して連結された第1の発電機と、前記内燃機
関から駆動輪に到る動力伝達系統にロータが連結され電
力が供給されることにより前記動力伝達系統にトルクを
出力することの可能な第2の発電機とを搭載した車両の
発電制御装置において、前記第2の発電機での発電が許
容されない状態を判断する判断手段と、その判断手段で
前記第2の発電機での発電が許容されないことが判断さ
れた場合に前記第1の発電機によって発電をおこなわせ
る発電機選択手段とを備えていることを特徴とするもの
である。
【0009】したがって請求項1の発明では、動力伝達
系統に介在されている第2の発電機が、内燃機関に対す
る補助動力源として使用されるなどこの第2の発電機で
は発電を実行できない状態が判断されると、第1の発電
機を内燃機関によって駆動することにより発電をおこな
う。したがって、充電や補機類の駆動などのための発電
要求に応じて効率よく発電することができる。
【0010】また、請求項2の発明は、内燃機関に伝達
機構を介して連結された第1の発電機と、前記内燃機関
から駆動輪に到る動力伝達系統にロータが連結され電力
が供給されることにより前記動力伝達系統にトルクを出
力することの可能な第2の発電機とを搭載した車両の発
電制御装置において、前記第1の発電機と第2の発電機
とから電力を受けて電力を蓄える蓄電手段と、その蓄電
手段の充電量が低下している状態もしくは低下が予想さ
れる状態を検出する充電量低下検出手段と、その充電量
低下検出手段が前記蓄電手段の充電量の低下状態もしく
は低下の予想される状態を検出した場合に前記第1およ
び第2の発電機で発電して充電をおこなわせる発電機選
択手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0011】したがって請求項2の発明では、蓄電手段
の充電量が低下している場合、あるいはその可能性があ
る場合には、第1および第2の発電機の両方で発電をお
こなった蓄電手段に充電する。そのため、蓄電手段に効
率よく充電をおこなってその充電量を充分高い状態に維
持することができる。
【0012】請求項3の発明は、内燃機関に伝達機構を
介して連結された第1の発電機と、前記内燃機関から駆
動輪に到る動力伝達系統にロータが連結され電力が供給
されることにより前記動力伝達系統にトルクを出力する
ことの可能な第2の発電機とを搭載した車両の発電制御
装置において、前記動力伝達系統に前記駆動輪から動力
が入力されている状態を検出する回生可能状態検出手段
と、前記動力伝達系統に前記駆動輪から動力が入力され
ていることを前記回生可能状態検出手段が検出した場合
に前記第2の発電機に発電をおこなわせる発電機選択手
段とを備えていることを特徴とするものである。
【0013】したがって請求項3の発明では、駆動輪か
ら入力される動力によって第2の発電機を駆動し、発電
することになり、車両が有している慣性エネルギを電気
エネルギとして回生することができるので、効率の良い
発電をおこなうことができる。
【0014】さらに、請求項4の発明は、内燃機関に伝
達機構を介して連結された第1の発電機と、前記内燃機
関から駆動輪に到る動力伝達系統にロータが連結され電
力が供給されることにより前記動力伝達系統にトルクを
出力することの可能な第2の発電機とを搭載した車両の
発電制御装置において、発電に使用する発電機を、前記
車両の走行状態に基づいて、前記第1の発電機と第2の
発電機とのいずれかに決定する第1の発電機選択手段
と、発電要求量を検出する発電要求量検出手段と、その
発電要求量検出手段で検出された発電要求量が相対的に
小さい場合には前記発電機選択手段で決定された発電機
によって発電をおこない、前記発電要求量検出手段で検
出された発電要求量が相対的に大きい場合には前記発電
機選択手段で決定された発電機によって発電をおこなう
とともに他の発電機で補助的に発電をおこなうように制
御する第2の発電機選択手段とを備えていることを特徴
とするものである。
【0015】したがって請求項4の発明では、通常の走
行時に内燃機関や駆動輪から動力伝達系統を介してトル
クが入力される第2の発電機によって発電をおこない、
発電要求量が相対的に大きい場合には、更に第1の発電
機を内燃機関で駆動して発電をおこなうので、走行時に
常時、回転状態となる第2の発電機を主たる発電機とし
て使用することになり、そのため、効率の良い発電をお
こない、また必要十分な発電をおこなうことができる。
【0016】そして、請求項5の発明は、内燃機関に伝
達機構を介して連結された第1の発電機と、前記内燃機
関から駆動輪に到る動力伝達系統にロータが連結され電
力が供給されることにより前記動力伝達系統にトルクを
出力することの可能な第2の発電機とを搭載し、かつ動
力の伝達および遮断を含む変速状態を選択可能な変速機
が前記動力伝達系統に介在された発電機を搭載した車両
の発電制御装置において、動力の伝達および遮断を含む
変速機の状態を検出する動力伝達状態検出手段と、その
動力伝達状態検出手段で検出された前記変速機の状態に
基づいて、主として発電をおこなう発電機を前記第1の
発電機と第2の発電機とのいずれかに決定する発電機選
択手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0017】したがって請求項5の発明では、第1およ
び第2の発電機を常時同時に駆動して発電したり、ある
いはいずれか一方のみを固定的に発電に使用したりせず
に、変速機の動作状態に基づいて発電に使用する発電機
を選択するので、走行状態あるいは駆動力に悪影響を及
ぼすことなく効率の良い発電をおこなうことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】つぎにこの発明を図面に示す具体
例に基づいて説明する。図3は、この発明で対象とする
車両の動力伝達系統を模式的に示しており、(A)は後
輪1に動力を伝達する機構を示し、(B)は前輪2に対
して動力を伝達する機構を示している。したがってここ
に示す車両は、選択的に四輪駆動とすることのできる車
両である。
【0019】図3の(A)に示すように内燃機関(以
下、エンジンと記す)3にモータ・ジェネレータ(M
G)4およびトルクコンバータ(T/C)5ならびに自
動変速機(A/T)6が、順に連結されている。そのエ
ンジン3は、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、
液化天然ガス(LNG)や液化石油ガス(LPG)など
のガスを燃料としたガスエンジンなど、要は、適宜の形
態の燃料を燃焼させて機械的動力を出力する動力装置で
あり、図に示す例では車両の前部に前後方向に向けて搭
載されている。
【0020】また、モータ・ジェネレータ4は、永久磁
石型同期モータなどの電動機としての機能と発電機とし
ての機能とを備えた回転動力装置であり、そのロータ
(図示せず)がエンジン3の出力軸もしくはエンジン3
とトルクコンバータ5とを連結している回転軸に直接連
結され、あるいは適宜の歯車機構などの伝動機構を介し
て連結されている。したがってエンジン3よってモータ
・ジェネレータ4を駆動して発電をおこない、またトル
クコンバータ5側から入力される動力によってモータ・
ジェネレータ4を駆動して発電をおこない、さらにはモ
ータ・ジェネレータ4に電流を供給してこれを駆動する
ことにより、エンジン3もしくはトルクコンバータ5に
対して動力を伝達するように構成されている。
【0021】さらに、トルクコンバータ5は、その入力
側のエンジン3もしくはモータ・ジェネレータ4から出
力側の自動変速機6に対してトルクを増幅して、もしく
は増幅せずに伝達する装置であって、一般的には流体式
の公知の構成のものが使用される。流体式のトルクコン
バータ5を使用した場合には、その入力側の回転要素と
出力側の回転要素とを機械的に直接連結する公知の構成
のロックアップクラッチ(図示せず)を内蔵させること
ができる。
【0022】このトルクコンバータ5に続けて配置され
る自動変速機6は、車両の走行状態に基づいて変速比を
設定するように構成された変速機であって、有段式の変
速機や変速比を連続的に変化させることのできる無段変
速機を採用することができる。図に示す例では、歯車変
速機部7における動力の伝達経路を、油圧制御部8から
出力される油圧によって適宜に変更することにより、変
速比を変えるように構成した自動変速機6が示されてい
る。
【0023】その歯車変速機部7は、複数の遊星歯車機
構からなる歯車列における動力の伝達経路を、クラッチ
やブレーキによって変更する構成のものや、常時噛み合
い式の複数の歯車列を同期装置によって入力軸や出力軸
に選択的に連結して所定の変速比を設定する構成のもの
を採用することができる。そして、自動変速機6の出力
軸がプロペラシャフト9およびデファレンシャル10を
介して後輪1に連結され、後輪1を駆動輪とするように
なっている。したがってエンジン3から後輪1にトルク
を伝達するように構成された上記のモータ・ジェネレー
タ4およびトルクコンバータ5ならびに自動変速機6な
どがこの発明における動力伝達系統を構成している。
【0024】一方、エンジン3の前方側(前記トルクコ
ンバータ5とは反対側)には動力を伝達する伝達機構1
1が取り付けられ、エンジン3の側部に取り付けた他の
モータ・ジェネレータ(MG)12がこの伝達機構11
に連結されている。なお、このモータ・ジェネレータ1
2がこの発明における第1の発電機に相当するので、以
下の説明では、このモータ・ジェネレータ12を第1モ
ータ・ジェネレータ12と記し、前述したトルクコンバ
ータ5側のモータ・ジェネレータ4がこの発明における
第2の発電機に相当するので、以下の説明では前述した
モータ・ジェネレータ4を第2モータ・ジェネレータ4
と記す。
【0025】図3に示す伝達機構11は、エンジン3か
ら出力される動力を第1モータ・ジェネレータ12に選
択的に伝達するように構成されており、その一例を具体
的に説明すると、ベルトによって連結された駆動プーリ
と従動プーリとを備え、その駆動プーリとエンジン3の
出力軸(クランク軸)との間に両者を選択的に連結する
クラッチが設けられ、さらに従動プーリが第1モータ・
ジェネレータ12におけるロータに連結されている。し
たがってエンジン3によって第1モータ・ジェネレータ
12を選択的に駆動して発電をおこなうように構成され
ている。なお、伝達機構11は、オイルポンプやエアコ
ン用コンプレッサなどの補機類(それぞれ図示せず)を
駆動するように構成したものであっもよい。また、第1
モータ・ジェネレータ12は、補機類に電力を供給する
ように構成することもできる。
【0026】図4に上記の第2モータ・ジェネレータ4
の制御系統を示してある。第2モータ・ジェネレータ4
には、インバータ13を介して蓄電手段であるバッテリ
14が接続され、また、このインバータ13およびバッ
テリ14にコントローラ15が接続されている。このコ
ントローラ15は、マイクロコンピュータを主体として
構成されており、バッテリ14の充電状態(SOC)を
検出し、またバッテリ14から第2モータ・ジェネレー
タ4に供給する電流を制御し、さらには第2モータ・ジ
ェネレータ4からバッテリ14に充電する電力を制御す
るようになっている。
【0027】図3の(B)は、前輪側の駆動系統を示し
ており、左右の前輪2を連結してあるフロントデファレ
ンシャル16には、前輪駆動用の動力源であるモータ1
7が接続されている。このモータ17は前述した各モー
タ・ジェネレータ4,12と同様に外力によって強制的
に回転させられることにより発電をおこなうように構成
されており、したがってこのモータ17には、蓄電装置
であるキャパシタ18が電気的に接続されている。この
キャパシタ18は、要は、電力を蓄えておくことのでき
る装置であって、二次電池であるバッテリや静電容量の
大きいコンデンサなどによって構成することができる。
また、このキャパシタ18は前述したバッテリ14で兼
用してもよい。
【0028】さらにモータ17には、これに電力を供給
するために前記第1モータ・ジェネレータ12が電気的
に接続されている。そして、これらのモータ17および
キャパシタ18ならびに第1モータ・ジェネレータ12
を制御するためのコントローラ19が設けられている。
このコントローラ19は、前述した第2モータ・ジェネ
レータ4およびインバータ13のためのコントローラ1
5と同様にマイクロコンピュータを主体にして構成され
たものであって、第1モータ・ジェネレータ12やモー
タ17の駆動やこれらによる発電さらにはキャパシタ1
8による充電を制御するように構成されている。なお、
このコントローラ19は前述した第2モータ・ジェネレ
ータ4およびインバータ13のためのコントローラ15
によって兼用することとしてもよい。
【0029】したがって図に示す車両は、エンジン3お
よび/または第2モータ・ジェネレータ4によって後輪
1を駆動して二輪駆動状態とし、またこれに加えてモー
タ17によって前輪2を駆動して四輪駆動状態とするこ
とができる。このような制御をおこなうために、前記各
コントローラ15,19は相互にデータ通信可能に接続
されている。
【0030】ここで前記トルクコンバータ5と自動変速
機6における歯車変速機部7との一例を具体的に示す
と、図5のとおりである。トルクコンバータ5は、エン
ジン3の出力軸(クランクシャフト)に連結されたフロ
ントカバー20と一体のポンプインペラ21を備えてお
り、このポンプインペラ21とフロントカバー20との
間にポンプインペラ21と対向してタービンランナ22
が配置されている。これらポンプインペラ21とタービ
ンランナ22との間でその回転中心側の部分には、一方
向クラッチ23によって保持されたステータ24が配置
されている。
【0031】さらに、タービンランナ22とフロントカ
バー20との間には、フロントカバー20の内面に向け
て押圧されてフロントカバー20に係合するロックアッ
プクラッチ25が配置され、このロックアップクラッチ
25は、タービンランナ22を取り付けてあるハブに一
体化されている。そしてこのフロントカバー20および
ポンプインペラ21によって形成される密閉容器の内部
に、作動油としてオートマチック・トランスミッション
・フルード(以下、ATFと略記する)が封入されてい
る。
【0032】したがってポンプインペラ21がフロント
カバー20と共に回転してATFの螺旋流を生じさせ、
これがタービンランナ22に作用してタービンランナ2
2を回転させ、このようにして両者の間でトルクを伝達
するようになっている。すなわちポンプインペラ21が
入力要素として機能し、またタービンランナ22が出力
要素として機能する。さらに、ロックアップクラッチ2
5が係合することにより、ATFを介さずにタービンラ
ンナ22に対して直接動力を伝達するようになってい
る。なお、ロックアップクラッチ25を所定の係合圧で
滑らせるスリップ制御をおこなうことも可能である。
【0033】自動変速機6における歯車変速機部7は、
副変速部26および主変速部27から構成されている。
副変速部26は、オーバドライブ用の遊星歯車機構28
を備えており、前記トルクコンバータ5におけるタービ
ンランナ22と一体となって回転する入力軸30が、遊
星歯車機構28のキャリヤ29に連結されている。この
遊星歯車機構28を構成するキャリヤ29とサンギヤ3
1との間には、多板クラッチC0 と一方向クラッチF0
とが設けられている。
【0034】この一方向クラッチF0 は、サンギヤ31
がキャリヤ29に対して相対的に正回転、つまり、入力
軸30の回転方向に回転した場合に係合するようになっ
ている。そして、副変速部26の出力要素であるリング
ギヤ32が、主変速部27の入力要素である中間軸33
に接続されている。また、サンギヤ31の回転を選択的
に止める多板ブレーキB0 が設けられている。
【0035】したがって、副変速部26は、多板クラッ
チC0 もしくは一方向クラッチF0が係合することによ
り遊星歯車機構28の全体が一体となって回転する。こ
のため、中間軸33が入力軸30と同速度で回転し、低
速段となる。また、ブレーキB0 を係合させてサンギヤ
31の回転を止めた状態では、リングギヤ32が入力軸
30に対して増速されて正回転し、高速段となる。
【0036】他方、主変速部27は、三組の遊星歯車機
構34,35,36を備えており、三組の遊星歯車機構
34,35,36を構成しているそれぞれの回転要素
が、以下のように連結されている。すなわち、第1遊星
歯車機構34のサンギヤ37と、第2遊星歯車機構35
のサンギヤ38とが互いに一体的に連結されている。ま
た、第1遊星歯車機構34のリングギヤ39と、第2遊
星歯車機構35のキャリヤ40と、第3遊星歯車機構3
6のキャリヤ41とが連結されている。さらに、キャリ
ヤ41に出力軸42が連結されている。さらにまた、第
2遊星歯車機構35のリングギヤ43が、第3遊星歯車
機構36のサンギヤ44に連結されている。
【0037】この主変速部27の歯車列においては、後
進側の1つの変速段と、前進側の4つの変速段とを設定
することができる。このような変速段を設定するための
摩擦係合装置、つまりクラッチおよびブレーキが、以下
のように設けられている。先ずクラッチについて述べる
と、リングギヤ43およびサンギヤ44と、中間軸33
との間に第1クラッチC1 が設けられている。また、互
いに連結されたサンギヤ37およびサンギヤ38と、中
間軸33との間に第2クラッチC2 が設けられている。
【0038】つぎにブレーキについて述べると、第1ブ
レーキB1 はバンドブレーキであって、第1遊星歯車機
構34のサンギヤ37、および第2遊星歯車機構35の
サンギヤ38の回転を止めるように配置されている。ま
たこれらのサンギヤ37,38とケーシング45との間
には、第1一方向クラッチF1 と、多板ブレーキである
第2ブレーキB2 とが直列に配列されている。第1一方
向クラッチF1 はサンギヤ37,38が逆回転、つまり
入力軸30の回転方向とは反対方向に回転しようとする
際に係合するようになっている。
【0039】また、第1遊星歯車機構34のキャリヤ4
9とケーシング45との間に、多板ブレーキである第3
ブレーキB3 が設けられている。そして第3遊星歯車機
構36はリングギヤ46を備えており、リングギヤ46
の回転を止めるブレーキとして、多板ブレーキである第
4ブレーキB4 と、第2一方向クラッチF2 とが設けら
れている。第4ブレーキB4 および第2一方向クラッチ
F2 は、ケーシング45とリングギヤ46との間に相互
に並列に配置されている。なお、この第2一方向クラッ
チF2 はリングギヤ46が逆回転しようとする際に係合
するように構成されている。さらに、歯車変速機部7の
入力回転数を検出する入力回転数センサ(タービン回転
数センサ)47と、歯車変速機構4の出力軸42の回転
数を検出する出力回転数センサ(車速センサ)48とが
設けられている。
【0040】上記のように構成された歯車変速機部7に
おいては、各クラッチやブレーキなどの摩擦係合装置
を、図6の係合作動表に示すように係合・解放すること
により、前進5段・後進1段の変速段を設定することが
できる。なお、図6おいて○印は摩擦係合装置が係合す
ることを示し、◎印は、エンジンブレーキ時に摩擦係合
装置が係合することを示し、△印は摩擦係合装置が係合
・解放のいずれでもよいこと、言い換えれば、摩擦係合
装置が係合されてもトルクの伝達には無関係であること
を示し、空欄は摩擦係合装置が解放されることを示して
いる。
【0041】また、上記の自動変速機6は、図示しない
シフトレバーを手動で操作することにより、図7に示す
各種のシフトポジションを設定することが可能である。
すなわち、P(パーキング)ポジション、R(リバー
ス)ポジション、N(ニュートラル)ポジション、D
(ドライブ)ポジション、“4”ポジション、“3”ポ
ジション、“2”ポジション、L(ロー)ポジションの
各ポジションを設定することができる。ここで、Dポジ
ション、“4”ポジション、“3”ポジション、“2”
ポジション、Lポジションが前進ポジションである。そ
して、Dポジション、“4”ポジション、“3”ポジシ
ョン、“2”ポジションが設定されている状態において
は、複数の変速段同士の間で変速可能である。これに対
して、Lポジション、または後進ポジションであるRポ
ジションが設定されている状態においては、単一の変速
段に固定される。
【0042】変速の形態を選択するために上記のシフト
レバーおよびシフトポジション以外にスポーツモードス
イッチSspが設けられている。このスポーツモードスイ
ッチSspは、オン操作されることにより、前記シフトレ
バーによって変速段を切り換えることが可能にするため
のものである。例えば、上述したDポジションないしL
ポジションが第5速ないし第1速に対応し、シフトレバ
ーをこれらのポジションに移動させることにより、その
ポジションに応じた変速段が設定されるように構成され
ている。なお、このスポーツモードスイッチSspは、シ
フト装置に付随して設置する以外に、例えばインストル
メントパネル(図示せず)の付近またはコンソールボッ
クス(図示せず)の付近などに配置することができる。
【0043】上述したように第2モータ・ジェネレータ
4がエンジン3から後輪1に対して動力を伝達する動力
伝達系統に連結されているので、この第2モータ・ジェ
ネレータ4をエンジン3と併せて動力源として走行する
ことができる。すなわち上記の車両は、2種類の動力装
置を備えたハイブリッド車として構成されている。この
第2モータ・ジェネレータ4を動力源として使用する態
様は、この第2モータ・ジェネレータ4に対して電力を
供給するバッテリ14の容量によって制約を受ける。例
えばバッテリ14の容量が充分大きい場合には、前述し
た特開平8−168104号公報に記載されているよう
に、エンジン3の回転数が不安定な低速走行時に、乗り
心地を悪化させることなくロックアップクラッチ25を
係合させるために、エンジン回転数の脈動を抑制するよ
うに第2モータ・ジェネレータ4によってトルクを出力
させることができる。また反対にバッテリ14の容量が
小さい場合には、第2モータ・ジェネレータ4を短時間
しか駆動することができないので、エンジン回転数が低
く、燃焼が不安定になって排ガスが悪化する発進時や低
車速域で第2モータ・ジェネレータ4を駆動し、エンジ
ン3からの排気を抑制する。
【0044】図8には、後者の例を説明するための線図
を示してある。すなわち図8において縦軸はアクセル開
度などの加速要求量を示し、横軸は車速を示しており、
低アクセル開度でかつ低車速の領域にモータ・ジェネレ
ータの駆動領域が設定され、これより高スロットル開度
でかつ高車速の領域にエンジン3の出力で走行するエン
ジン領域が設定されている。
【0045】また、減速持には、後輪1側から伝達され
るトルクによって第2モータ・ジェネレータ4が駆動さ
れ、エネルギの回生がおこなわれる。すなわち車両の有
している慣性エネルギを電気エネルギとして回収し、充
電する制御が実行され、それに伴う制動力が発生する。
その回生量(第2モータ・ジェネレータ4を強制的に回
転させるためのトルク)は、変速段ごとに異ならせてあ
り、その一例を示せば図9のとおりである。すなわち回
生量は、第3速ないし第5速では変速段が高速段になる
ほど多くなるように設定されている。変速比は高速段ほ
ど小さいから、回生量(トルク)を大きくして変速比が
小さいことに伴う制動力の不足を補い、また反対に第3
速などの中低速側の変速段では変速比が大きくなるの
で、回生量(トルク)を小さくして制動力が過剰になる
ことを回避し、その結果、各変速段で過不足のない制動
力が得られるように構成されている。
【0046】上述した各制御をおこなうために、ハイブ
リッド制御装置が設けられている。これは、中央演算処
理装置(ECU)や記憶装置(RAM,ROM)ならび
にインターフェースを主体とするマイクロコンピュータ
によって構成されており、そのECU50には、図10
に示すように、制御のためのデータとして下記の信号が
入力されている。前記前輪用モータ17に電流を供給し
て四輪駆動状態とするための4WDスイッチからの信
号、アンチロックブレーキシステム(ABS)用のコン
ピュータからの信号、車両安定化制御(VSC:商標)
のためのコンピュータからの信号、エンジン回転数NE
の検出信号、エンジン水温の検出信号、イグニッション
スイッチからの信号、バッテリ14の充電状態(SO
C)の検出信号、ベッドライトの点灯状態を示す信号、
デフォッガの動作状態を示す信号、エアコンの動作状態
を示す信号、車速信号、自動変速機(AT)の油温の検
出信号、自動変速機6で設定されているシフトポジショ
ンの検出信号、サイドブレーキの動作状態を示す信号、
フットブレーキの動作状態を示す信号、排ガス用浄化触
媒の温度を示す信号、アクセル開度を示す信号、エンジ
ン3におけるクランクの位置(角度)の検出信号、前記
スポーツモードスイッチから出力されるスポーツシフト
信号、車両の加速度の検出信号、前述したモータ・ジェ
ネレータ4,12で発生する回生制動力の強弱を設定す
る駆動力源ブレーキ力スイッチからの信号、タービン回
転数NT センサ47から出力される信号、後輪を電気的
に操舵するシステム(アクティブ・リヤ・ステアリン
グ:ARS)のコンピュータからの信号などが、ECU
50に入力されている。
【0047】一方、制御のための出力信号として、下記
の信号がECU50から出力されている。すなわち、エ
ンジン3での燃料噴射を制御するための噴射信号、点火
時期を制御するための点火信号、前輪用モータ17を制
御するコントローラ19に対する制御信号、第2モータ
・ジェネレータ4を制御するコントローラ15に対する
制御信号、第1モータ・ジェネレータ12を制御するコ
ントローラ(図示せず)に対する制御信号、減速度を制
御するための減速装置に対する制御信号、自動変速機6
における所定のソレノイドに対する制御信号、自動変速
機6のライン圧を制御するための制御信号、ABSにお
けるアクチュエータの制御信号、停車持にエンジン3を
自動停止する制御の実施を示す自動停止制御実施インジ
ケータの信号、その制御を実施していないことを示す自
動停止制御未実施インジケータの信号、スポーツモード
インジケータに対する信号、VSCアクチュエータに対
する制御信号、ロックアップクラッチの制御するための
ロックアップコントロールバルブの制御信号、自動変速
機6におけるC1 (第1クラッチ)コントロールバルブ
の制御信号、自動変速機6におけるC2 (第2クラッ
チ)コントロールバルブの制御信号などが、ECU50
から出力されている。
【0048】上記の車両では、エンジン3によって各モ
ータ・ジェネレータ4,12を駆動することにより、あ
るいは車両が有している慣性力でこれらのモータ・ジェ
ネレータ4,12を駆動することにより発電をおこなう
ことができるが、この発明では、車両の走行性能や乗り
心地に悪影響を生じず、かつ発電効率を向上させるため
に、図1に示すように各モータ・ジェネレータ4,12
による発電を制御する。
【0049】図1はこの発明で実施される発電制御のた
めの制御例を示すフローチャートであって、先ず、入力
信号の読み込みなどの入力信号の処理をおこなう(ステ
ップS1)。ついで、自動変速機6で設定されているシ
フトポジションが非走行のためのポジション、すなわち
ニュートラル(N)ポジションもしくはパーキング
(P)ポジションか否かが判断される(ステップS
2)。このステップS2で否定判断された場合、すなわ
ちDポジションなどの走行のためのポジションが選択さ
れている場合には、駆動状態か否かが判断される(ステ
ップS3)。すなわち図示しないアクセルペダルが踏み
込まれてエンジン3などの動力源から出力される動力で
走行することが要求されているか否かが判断される。
【0050】そのこのステップS3で否定判断された場
合、すなわち車両がその慣性力で走行している減速状態
の場合には、バッテリ14の充電状態(SOC)が所定
の基準値Lo %より低いか否か、もしくはその基準値L
o より低くなることが予測されているか否かが判断され
る(ステップS4)。バッテリ14のSOCが低いこと
もしくはその予測が成立していることによりステップS
4で肯定判断された場合には、エンジン3に伝達機構1
1を介して連結されている第1モータ・ジェネレータ1
2による発電をおこなう(ステップS5)。すなわちこ
の場合は、バッテリ14に急速に充電する必要があるの
で、エンジン3を駆動することにより確実に発電をおこ
なうことのできる第1モータ・ジェネレータ12(MG
12)を使用して発電をおこなう。
【0051】これに対してバッテリ14のSOCに余裕
があることによりステップS4で否定判断された場合に
は、駆動輪である後輪1に対して動力を伝達する動力伝
達系統に連結されている第2モータ・ジェネレータ4
(MG4)によって発電を実行させる(ステップS
6)。この第2モータ・ジェネレータ4による発電は、
エネルギの回生が可能な場合に限られるので、発電量が
少なくなる場合があるが、バッテリ14のSOCに余裕
があるので、必要な充電をおこなうことができる。した
がってこの場合、第1モータ・ジェネレータ12による
発電はおこなわない。
【0052】一方、駆動状態であることによりステップ
S3で肯定判断された場合には、第2モータ・ジェネレ
ータ4での発進状態か否かが判断される(ステップS
7)。発進のために特に大きい駆動力が要求されていな
いなどの場合には、図8に示すように車両の状態はモー
タ・ジェネレータでの駆動領域に入り、第2モータ・ジ
ェネレータ4にバッテリ14から電力を供給してこれを
駆動し、発進する。したがってこの場合、第2モータ・
ジェネレータ4はモータとして機能し、発電をおこなう
ことができないので、エンジン3によって駆動される第
1モータ・ジェネレータ12によって発電をおこなう
(ステップS8)。
【0053】また、ステップS7で否定判断された場合
には、変速中か否かが判断される(ステップS9)。変
速中であることによりこのステップS9で肯定判断され
た場合には、ステップS7に進んでエンジン3によって
駆動される第1モータ・ジェネレータ12によって発電
をおこなう。すなわち変速中であれば、自動変速機6の
出力トルク(駆動トルク)が滑らかに変化して変速ショ
ックを生じないように第2モータ・ジェネレータ4をモ
ータとして機能させる制御を実行するなどのために、後
輪1に対する動力伝達系統に連結されている第2モータ
・ジェネレータ4を発電機として使用することができな
いからである。
【0054】これとは反対にステップS9で否定判断さ
れた場合には、自動変速機(AT)6の油温が予め設定
した基準温度Thi以上か否かが判断される(ステップS
10)。この基準温度Thiはかなり高い値であり、した
がってこのステップS10で肯定判断された場合には、
前述したトルクコンバータ5によるATFの撹拌すなわ
ちポンプインペラ21とタービンランナ22との相対回
転を避ける必要がある。この状態ではトルクコンバータ
5でトルクを増幅させることができないから、第2モー
タ・ジェネレータ4からトルクを出力していわゆるトル
クアシストをおこなうことになり、この第2モータ・ジ
ェネレータ4によって発電をおこなうことができない。
したがってこのステップS10で肯定判断された場合に
は、ステップS8に進んでエンジン3によって駆動され
る第1モータ・ジェネレータ12によって発電をおこな
う。
【0055】つぎにステップS10で否定判断された場
合には、四輪駆動(4WD)走行が選択されているか否
かが判断される(ステップS11)。四輪駆動走行は、
エンジン3および/または第2モータ・ジェネレータ4
の動力によって後輪1を駆動すると同時に、前記モータ
17によって前輪2を駆動する駆動形態であり、その場
合、モータ17には第1モータ・ジェネレータ12もし
くはキャパシタ18から電力を供給する。また、第2モ
ータ・ジェネレータ4は走行状態に応じて発電機として
機能し、あるいはモータとして機能する。したがって四
輪駆動走行が選択されていることによりステップS11
で肯定判断された場合には、第1モータ・ジェネレータ
12を主たる発電機とし、かつ第2モータ・ジェネレー
タ4を副変速機として使用して発電をおこなう(ステッ
プS12)。
【0056】これに対してステップS11で否定判断さ
れた場合、すなわち二輪駆動走行が選択されている場合
には、バッテリ14のSOCが基準値Lo %より低いか
否か、もしくは低くなることが予測されているか否かが
判断される(ステップS13)。このステップS13は
前述したステップS4と同様の判断プロセスであり、し
たがってこのステップS13で肯定判断された場合に
は、バッテリ14を急速に充電する必要があるので、ス
テップS12に進んで、2つのモータ・ジェネレータ1
2,4を使用して発電をおこなう。また、ステップS1
3で否定判断された場合には、バッテリ14に対する充
電の要求の度合いが相対的に低いので、ステップS5に
進んで第1モータ・ジェネレータ12のみを使用した発
電をおこなう。
【0057】このステップS13と同様の判断を、ステ
ップS2で肯定判断された場合にもおこなう。すなわち
ニュートラルポジションやパーキングポジションなどの
非走行ポジションが自動変速機6で選択されていること
によりステップS2で肯定判断された場合、バッテリ1
4のSOCが基準値Lo %より低いか否か、もしくは低
くなることが予測されているか否かが判断される(ステ
ップS14)。このステップS14で肯定判断された場
合には、バッテリ14を急速に充電する必要があるの
で、ステップS15に進んで、2つのモータ・ジェネレ
ータ12,4を使用して発電をおこなう。また、ステッ
プS14で否定判断された場合には、バッテリ14に対
する充電の要求の度合いが相対的に低いので、ステップ
S16に進んで第1モータ・ジェネレータ12のみを使
用した発電をおこなう。
【0058】上述した図1に示すフローチャートに従う
制御で選択される発電形態を表にして示せば図2のとお
りである。先ず、シフトポジションによって分けられ、
非走行ポジションが選択されている場合には、バッテリ
14のSOCによって分けられ、SOCが基準値Lo 未
満であれば、第1モータ・ジェネレータ12を主発電機
とし、かつ第2モータ・ジェネレータ4を副発電機とし
た2つの発電機12,4を使用する発電形態が選択され
る。これに対して、バッテリ14のSOCが基準値Lo
以上の場合には、第1モータ・ジェネレータ12のみを
使用する発電形態が選択される。
【0059】つぎにドライブポジションなどの走行のた
めのポジションが選択されている場合には、駆動状態と
非駆動状態とに分けられ、駆動状態であって第2モータ
・ジェネレータ4を発電機として機能させ得ない場合に
は、第1モータ・ジェネレータ12のみによる発電形態
が選択される。ここで、第2モータ・ジェネレータ4を
発電機として機能させ得ない状態は、上述した例では第
2モータ・ジェネレータ4によって発進する場合(ステ
ップS7)、変速中である場合(ステップS9)、自動
変速機6の油温が高い場合(ステップS10)である。
【0060】また、駆動状態であって四輪駆動走行が選
択されている場合には、第1モータ・ジェネレータ12
を主発電機とし、かつ第2モータ・ジェネレータ4を副
発電機とした2つの発電機12,4を使用する発電形態
が選択される。
【0061】駆動状態であって上記の各事例以外の場合
には、バッテリ14のSOCによって分けられ、SOC
が基準値Lo 未満であれば、第1モータ・ジェネレータ
12を主発電機とし、かつ第2モータ・ジェネレータ4
を副発電機とした2つの発電機12,4を使用する発電
形態が選択される。これに対して、バッテリ14のSO
Cが基準値Lo 以上の場合には、第1モータ・ジェネレ
ータ12のみを使用する発電形態が選択される。
【0062】さらに、回生制動状態を含む非駆動状態で
は、バッテリ14のSOCによって分けられ、SOCが
基準値Lo 未満であれば、第2モータ・ジェネレータ4
を主発電機としてエネルギ回生による発電をおこない、
かつ第1モータ・ジェネレータ12を副発電機として使
用する発電形態が選択される。これに対して、バッテリ
14のSOCが基準値Lo 以上の場合には、第2モータ
・ジェネレータ4のみを使用する発電(エネルギ回生に
よる発電)形態が選択される。
【0063】ここでこの発明と上述した具体例との関係
を説明すると、上記の図1に示すステップS7,S9,
S10の機能的手段が、請求項1の発明における判断手
段に相当する。したがってこれらのステップS7,S
9,S10の判断の順序は任意でよい。また、上記の図
1に示すステップS8,S12の機能的手段が、請求項
1の発明における発電機選択手段に相当する。さらに、
上記のステップS4,S13,S14の機能的手段が、
請求項2の発明における充電量低下手段に相当し、ステ
ップS5,S6,S8,S12,S15,S16の機能
的手段が、請求項2の発明における発電機選択手段に相
当する。そして、上記のステップS3の機能的手段が、
請求項3の発明における回生可能状態検出手段に相当
し、ステップS6の機能的手段が、請求項3の発明にお
ける発電機選択手段に相当する。請求項4の発明につい
ては、上記のステップS3,S11の機能的手段が、第
1の発電機選択手段に相当し、ステップS4,S13の
機能的手段が、発電要求量検出手段に相当し、ステップ
S5,S6,S8,S12の機能的手段が、第2の発電
機選択手段に相当する。さらに、請求項5の発明につい
ては、上記のステップS2の機能的手段が、駆動力伝達
状態検出手段に相当し、ステップS5,S6,S8,S
12,S15,S16の機能的手段が、発電機選択手段
に相当する。
【0064】なお、この発明は上述した具体例に限定さ
れないのであって、トルクコンバータ5や自動変速機
6、さらには伝達機構11は、必要に応じて適宜の構成
のものを採用することができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、駆動輪に対する動力伝達系統に介在されている
第2の発電機が内燃機関に対する補助動力源として使用
されるなど、この第2の発電機では発電を実行できない
状態が判断されると、第1の発電機を内燃機関によって
駆動することにより発電をおこなうので、充電や補機類
の駆動などのための発電要求に応じて効率よく発電する
ことができる。
【0066】また、請求項2の発明によれば、蓄電手段
の充電量が低下している場合、あるいはその可能性があ
る場合には、第1および第2の発電機の両方で発電をお
こなった蓄電手段に充電するので、蓄電手段に効率よく
充電をおこなってその充電量を充分高い状態に維持する
ことができる。
【0067】請求項3の発明によれば、駆動輪から入力
される動力によって第2の発電機を駆動し、発電するこ
とになり、車両が有している慣性エネルギを電気エネル
ギとして回生することができるので、効率の良い発電を
おこなうことができる。
【0068】さらに、請求項4の発明によれば、通常の
走行時に内燃機関や駆動輪から動力伝達系統を介してト
ルクが入力される第2の発電機によって発電をおこな
い、発電要求量が相対的に大きい場合には、更に第1の
発電機を内燃機関で駆動して発電をおこなうので、走行
時に常時、回転状態となる第2の発電機を主たる発電機
として使用することになり、したがって効率の良い発電
をおこない、また必要十分な発電をおこなうことができ
る。
【0069】そして、請求項5の発明によれば、第1お
よび第2の発電機を常時同時に駆動して発電したり、あ
るいはいずれか一方のみを固定的に発電に使用したりせ
ずに、変速機の動作状態に基づいて発電に使用する発電
機を選択するので、走行状態あるいは駆動力に悪影響を
及ぼすことなく効率の良い発電をおこなうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一制御例を示すフローチャートで
ある。
【図2】 この発明の制御装置によって各状態に応じて
設定される発電形態をまとめて示す図表である。
【図3】 この発明の装置が搭載される車両の後輪側お
よび前輪側の駆動機構の一例を示すブロック図である。
【図4】 図3に示される後輪側の動力伝達機構の介在
されている第2モータ・ジェネレータのための制御系統
を模式的に示すブロック図である。
【図5】 図3に示す自動変速機の歯車変速機部を具体
的に示すスケルトン図である。
【図6】 その自動変速機によって各変速段を設定する
ための摩擦係合装置の係合作動表の一例を示す図表であ
る。
【図7】 その自動変速機で設定される各シフトポジシ
ョンの位置およびスポーツモードスイッチを示す説明図
である。
【図8】 モータ・ジェネレータによる駆動領域および
エンジンによる駆動領域を車速およびアクセル開度をパ
ラメータとして示す線図である。
【図9】 各変速段ごとの回生量を示す線図である。
【図10】 総合制御装置に入力される信号および出力
される信号の例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…後輪、 3…エンジン、 4…第2モータ・ジェネ
レータ、 5…トルクコンバータ、 6…自動変速機、
11…伝達機構、 12…第1モータ・ジェネレー
タ、 14…バッテリ、 15…コントローラ、 50
…ECU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 29/02 F02D 29/06 D 29/06 B60K 9/00 E Fターム(参考) 3G093 AA03 AA05 AA07 AA12 AA16 AB00 AB01 BA03 CB05 CB07 DB00 DB09 DB11 DB12 DB28 EB09 EC02 FA11 5H115 PA01 PA12 PG04 PI16 PI22 PI29 PI30 PO17 PU10 PU24 PU25 QA01 QE10 QI04 QI09 QN03 RB08 RE05 SE04 SE05 SE08 TB01 TE02 TE08 TI01 TO02 TO05 TO21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に伝達機構を介して連結された
    第1の発電機と、前記内燃機関から駆動輪に到る動力伝
    達系統にロータが連結され電力が供給されることにより
    前記動力伝達系統にトルクを出力することの可能な第2
    の発電機とを搭載した車両の発電制御装置において、 前記第2の発電機での発電が許容されない状態を判断す
    る判断手段と、 その判断手段で前記第2の発電機での発電が許容されな
    いことが判断された場合に前記第1の発電機によって発
    電をおこなわせる発電機選択手段とを備えていることを
    特徴とする発電機を搭載した車両の発電制御装置。
  2. 【請求項2】 内燃機関に伝達機構を介して連結された
    第1の発電機と、前記内燃機関から駆動輪に到る動力伝
    達系統にロータが連結され電力が供給されることにより
    前記動力伝達系統にトルクを出力することの可能な第2
    の発電機とを搭載した車両の発電制御装置において、 前記第1の発電機と第2の発電機とから電力を受けて電
    力を蓄える蓄電手段と、 その蓄電手段の充電量が低下している状態もしくは低下
    が予想される状態を検出する充電量低下検出手段と、 その充電量低下検出手段が前記蓄電手段の充電量の低下
    状態もしくは低下の予想される状態を検出した場合に前
    記第1および第2の発電機で発電して充電をおこなわせ
    る発電機選択手段とを備えていることを特徴とする発電
    機を搭載した車両の発電制御装置。
  3. 【請求項3】 内燃機関に伝達機構を介して連結された
    第1の発電機と、前記内燃機関から駆動輪に到る動力伝
    達系統にロータが連結され電力が供給されることにより
    前記動力伝達系統にトルクを出力することの可能な第2
    の発電機とを搭載した車両の発電制御装置において、 前記動力伝達系統に前記駆動輪から動力が入力されてい
    る状態を検出する回生可能状態検出手段と、 前記動力伝達系統に前記駆動輪から動力が入力されてい
    ることを前記回生可能状態検出手段が検出した場合に前
    記第2の発電機に発電をおこなわせる発電機選択手段と
    を備えていることを特徴とする発電機を搭載した車両の
    発電制御装置。
  4. 【請求項4】 内燃機関に伝達機構を介して連結された
    第1の発電機と、前記内燃機関から駆動輪に到る動力伝
    達系統にロータが連結され電力が供給されることにより
    前記動力伝達系統にトルクを出力することの可能な第2
    の発電機とを搭載した車両の発電制御装置において、 発電に使用する発電機を、前記車両の走行状態に基づい
    て、前記第1の発電機と第2の発電機とのいずれかに決
    定する第1の発電機選択手段と、 発電要求量を検出する発電要求量検出手段と、 その発電要求量検出手段で検出された発電要求量が相対
    的に小さい場合には前記発電機選択手段で決定された発
    電機によって発電をおこない、前記発電要求量検出手段
    で検出された発電要求量が相対的に大きい場合には前記
    発電機選択手段で決定された発電機によって発電をおこ
    なうとともに他の発電機で補助的に発電をおこなうよう
    に制御する第2の発電機選択手段とを備えていることを
    特徴とする発電機を搭載した車両の発電制御装置。
  5. 【請求項5】 内燃機関に伝達機構を介して連結された
    第1の発電機と、前記内燃機関から駆動輪に到る動力伝
    達系統にロータが連結され電力が供給されることにより
    前記動力伝達系統にトルクを出力することの可能な第2
    の発電機とを搭載し、かつ動力の伝達および遮断を含む
    変速状態を選択可能な変速機が前記動力伝達系統に介在
    された発電機を搭載した車両の発電制御装置において、 動力の伝達および遮断を含む変速機の状態を検出する動
    力伝達状態検出手段と、 その動力伝達状態検出手段で検出された前記変速機の状
    態に基づいて、主として発電をおこなう発電機を前記第
    1の発電機と第2の発電機とのいずれかに決定する発電
    機選択手段とを備えていることを特徴とする発電機を搭
    載した車両の発電制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002213266A (ja) * 2001-01-16 2002-07-31 Nissan Motor Co Ltd 車両の駆動力制御装置
US6962224B2 (en) 2002-03-18 2005-11-08 Nissan Motor Co., Ltd. Hybrid vehicle employing hybrid system
JP2010162970A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Toyota Motor Corp 四輪駆動ハイブリッド車両用動力伝達装置の制御装置
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JP2015180819A (ja) * 2007-08-17 2015-10-15 ボーグワーナー インコーポレーテッド ブーストアシストシステム

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