JP2000290620A - 接着性樹脂組成物 - Google Patents

接着性樹脂組成物

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JP2000290620A
JP2000290620A JP9736399A JP9736399A JP2000290620A JP 2000290620 A JP2000290620 A JP 2000290620A JP 9736399 A JP9736399 A JP 9736399A JP 9736399 A JP9736399 A JP 9736399A JP 2000290620 A JP2000290620 A JP 2000290620A
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weight
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adhesive resin
resin
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JP9736399A
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English (en)
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Mutsuko Ikeda
睦子 池田
Yoshinobu Yada
義信 矢田
Hiroyuki Nakayama
弘之 中山
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形加工性に優れると共に、基材に対する接
着強度とその耐熱性、及び延伸等の二次加工時にも優れ
た接着力を維持できる接着性樹脂組成物の提供。 【解決手段】 下記の(A)成分、(B)成分及び
(C)成分(但し各成分の重量%はこれらの3成分の合
計量を100重量%としたときのものである)を含有し
てなる接着性樹脂組成物。 (A)成分:密度0.85〜0.95g/cm3 、メル
トフローレート0.01〜50g/10分のエチレン系
重合体(89〜5重量%) (B)成分:粘着付与剤(1〜35重量%) (C)成分:スチレン・共役ジエン化合物ブロック共重
合体の水素添加物であって、共役ジエン化合物がイソプ
レンとブタジエンとの混合物である水添ブロック共重合
体(10〜60重量%)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形加工性に優れ
るとともに、基材に対する高い接着強度とその耐熱性
(加熱下での接着強度の保持性を言う、以下同じ)、及
び延伸や深絞り性等の二次加工性にも優れた接着性樹脂
組成物に関し、特に食品包装用材料として用いられる各
種樹脂の積層体を製造するのに好適な接着性樹脂組成物
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品包装用材料としては、ポリアミド系
樹脂、ポリエステル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重
合体鹸化物、ポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート
系樹脂等の各種樹脂がそれぞれの特性を生かして、いず
れかの樹脂を基材として、これと他の樹脂とを積層した
積層体の形で種々の用途に使用されている。このような
積層体を製造するための積層方法としては、基材となる
樹脂のフィルム又はシートとこれに積層される樹脂のフ
ィルム又はシートとを接着剤を用いて接着して積層体と
するグルー積層法と、積層体を構成する樹脂の少なくと
も1種類を押出成形すると同時に積層を行う押出積層法
とがある。この後者の方法には、基材となる樹脂のフィ
ルム又はシートにアンカーコート剤を介して積層される
樹脂を押出ラミネートして積層体とする押出ラミネーシ
ョン法、基材樹脂のフィルム又はシートに接着性樹脂と
積層される樹脂とを共押出ラミネートして積層体とする
共押出ラミネーション法、及び基材樹脂、接着性樹脂及
び積層される樹脂を共押出して積層体とする共押出法等
がある。
【0003】前者のグルー積層法は、接着強度やその耐
熱性に優れているが、生産性が低いという問題があり、
一方後者の押出積層法は、生産性は高いものの、接着強
度の耐熱性、耐久性が劣っており、例えば食品包装用材
料として用いた場合、容器を製造する時、内容物を高温
で充填する時、或いは充填後のボイル殺菌やレトルト処
理等の高温での加熱処理時に、積層体の層間が剥離する
という問題がしばしば発生していた。そこで、押出積層
法により得られた積層体の接着強度の耐熱性の改良を目
的としてエチレン系重合体及び/又は不飽和カルボン酸
又はその誘導体(以下「不飽和カルボン酸等」と記す)
で変性したエチレン系重合体、粘着付与剤及び芳香族ビ
ニル化合物・共役ジエン化合物のブロック共重合体とか
らなる接着性樹脂組成物が提案されている(特開平7−
207082号公報)が、その接着強度の耐熱性は、依
然として不十分であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の従来
技術の問題点に鑑み、押出積層法、特に共押出積層法に
より製造された積層体における接着強度の耐熱性、耐久
性等を改良することを目的としている。即ち、本発明
は、成形加工性に優れると共に、基材に対する接着強度
とその耐熱性、及び延伸等の二次加工時にも優れた接着
強度を維持できる接着性樹脂組成物の提供を課題として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の課
題を解決すべく鋭意検討した結果、特定のエチレン系重
合体、粘着付与剤、及び特定のスチレン・共役ジエン化
合物ブロック共重合体の水素添加物からなる組成物がそ
の目的を達成出来ること見い出し、本発明に到達した。
即ち、本発明の要旨は、下記の(A)成分、(B)成分
及び(C)成分(但し各成分の重量%はこれらの3成分
の合計量を100重量%としたときのものである)を含
有してなる接着性樹脂組成物、に存している。 (A)成分:密度0.85〜0.95g/cm3 、メル
トフローレート(MFR)0.01〜50g/10分の
エチレン系重合体(89〜5重量%) (B)成分:粘着付与剤(1〜35重量%) (C)成分:スチレン・共役ジエン化合物ブロック共重
合体の水素添加物であって、共役ジエン化合物がイソプ
レンとブタジエンとの混合物である水添ブロック共重合
体(10〜60重量%)
【0006】また本発明の要旨は、(A)成分の少なく
とも一部が下記の(D)成分で置き換えられてなる上記
記載の接着性樹脂組成物にも存している。 (D)成分:不飽和カルボン酸又はその誘導体で変性さ
れたエチレン系重合体であって、該重合体中の不飽和カ
ルボン酸又はその誘導体の含有量が0.01〜20重量
%の変性エチレン系重合体 更に本発明の他の要旨は(A)成分のエチレン系重合体
がエチレンと炭素原子数6〜20のα−オレフィンとの
共重合体である前記の接着性樹脂組成物、及び上記いず
れかの接着性樹脂組成物に、該組成物100重量部あた
り、下記の(E)成分を1〜50重量部添加してなる接
着性樹脂組成物にも存している。 (E)成分:芳香族ビニル化合物・共役ジエン化合物ブ
ロック共重合体又はその水素添加物(但し、上記(C)
成分に該当しないもの)
【0007】本発明の別の要旨は、上述の接着性樹脂組
成物からなる層の少なくとも一方に熱可塑性樹脂層を形
成してなる積層体、及び該熱可塑性樹脂がエチレン−酢
酸ビニル共重合体鹸化物、ポリアミド系樹脂、ポリオレ
フィン系樹脂、スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、
アクリル系樹脂及びポリカーボネート系樹脂からなる群
から選ばれた少なくとも1種の樹脂である積層体にも、
またこの積層体を面積比で1.5倍以上、少なくとも1
軸方向に、好ましくは二軸方向に延伸してなる延伸成形
体にも存している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。 (1)接着性樹脂組成物の各成分(A)成分 本発明の接着性樹脂組成物を構成する(A)成分のエチ
レン系重合体は、密度0.85〜0.95g/cm3
メルトフローレート(MFR)0.01〜50g/10
分の、エチレン単独重合体又はエチレンを主成分とする
これと共重合可能な単量体(以下「コモノマー」と記
す)との共重合体である。ここで用いることができるコ
モノマーとしては、特に限定されないが、炭素原子数が
3〜20、好ましくは6〜20の環状構造を含まないα
−オレフィンが好ましい。このようなα−オレフィンと
しては、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−
メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1
−テトラデセン、1−オクタデセン等が例示でき、これ
らはそれぞれ単独又は2種以上の混合物として用いるこ
とができる。またコモノマーとして、ビニルエステル
(酢酸ビニル等)、不飽和カルボン酸又はそのエステル
(アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、メタ
クリル酸メチル、アクリル酸エチル等)などを使用して
もよい。このエチレン系重合体は2種類以上を併用して
もよい。
【0009】本発明に使用することができるエチレン系
重合体の具体例としては、低密度ポリエチレン(通常L
DPEと称される)、高密度ポリエチレン(通常HDP
Eと称される)、中密度ポリエチレン(通常MDPEと
称される)、直鎖状低密度ポリエチレン(通常LLDP
Eと称される)、超低密度ポリエチレン(通常VLDP
Eと称される)、低結晶性エチレン・ブテン−1ランダ
ム共重合体(通常EBMと称される)、エチレン・プロ
ピレン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチ
レン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エス
テル共重合体等が挙げられる。この(A)成分として用
いることができる、エチレン・α−オレフィン共重合体
は、従来から広く用いられているチーグラー・ナッタ系
触媒等を用いて重合されたものでも、メタロセン系触媒
を用いて重合されたものでもよい。
【0010】(B)成分 本発明の接着性樹脂組成物の(B)成分の粘着付与剤と
しては、粘着テープ、ホットメルト接着剤、及び塗料等
の分野で粘着付与樹脂として用いられる、常温で固体の
非晶性樹脂を特に限定することなく用いることができ
る。このような樹脂の具体例としては、脂肪族系、芳香
族系、又は脂肪族・芳香族系の石油樹脂及びそれらを水
素添加した水添石油樹脂、天然ロジン、重合ロジン等の
ロジン系樹脂及びそれらを水素添加した水添ロジン系樹
脂、ポリテルペン樹脂、テルペンフェノール系樹脂等の
テルペン系樹脂及びそれらを水素添加した水添テルペン
系樹脂、並びにクマロインデン系樹脂及びこれを水素添
加した水添クマロインデン系樹脂等が挙げられる。
【0011】(C)成分 本発明の接着性樹脂組成物を構成する(C)成分は、ス
チレン・共役ジエン化合物ブロック共重合体の水素添加
物で、その共役ジエン化合物がイソプレンとブタジエン
の混合物である水添ブロック共重合体である(以下「水
添S−BI−S」と記す)。この水添S−BI−Sの主
成分は、スチレン重合体ブロックがイソプレンとブタジ
エンの混合物の重合体のブロックの両側にある、いわゆ
る「ABA型」の共重合体であるのが好ましい。水添S
−BI−SのJIS K 6301によるJIS−A硬
度は98以下、好ましくは95以下、より好ましくは9
0以下であるのがよい。また、共役ジエン中のイソプレ
ン/ブタジエンの重量比は、99/1〜1/99である
のが好ましい。より好ましい重量比は90/10〜10
/90、更に好ましい重量比は70/30〜30/70
である。
【0012】また水添S−BI−Sの好ましい重量平均
分子量(ゲルパーミエイションクロマトグラフィー(G
PC)によりポリスチレン換算にて求めたもの)は5
0,000〜500,000、更に好ましくは60,0
00〜400,000、特に好ましくは70,000〜
300,000であり、かつ好ましいスチレン含有量は
5〜50重量%、更に好ましくは8〜45重量%、特に
好ましくは10〜40重量%である。また、好ましい水
素添加率は90%以上、更に好ましくは95重量%以上
である。スチレンの含有量が前記範囲未満では、得られ
る接着性樹脂組成物に十分な接着強度の耐熱性を付与す
ることが困難となり、一方前記の範囲を超える場合は、
重合体としての均質性が損なわれ実用性に乏しいものと
なる。また、水添S−BI−Sの他の特性が上記の好適
範囲を外れると接着性や接着強度の耐久性が不十分とな
りやすく、特に重量平均分子量が500,000を超え
るものは成形性が劣り、一方50,000未満のものは
耐熱性が劣る傾向が顕著となる。
【0013】各成分の組成比 本発明の接着性樹脂組成物中の各成分の組成比は(A)
成分のエチレン系重合体が89〜5重量%、(B)成分
の粘着付与剤が1〜35重量%、(C)成分の水添S−
BI−Sが10〜60重量%である。(但し、各成分の
重量%はこれらの3成分の合計量を100重量%とした
ときのものである) より好ましい組成比は(A)成分が82〜15重量%、
(B)成分が3〜30重量%、(C)成分が15〜55
重量%である。(A)成分が前記の範囲未満であった
り、(B)成分及び(C)成分が前記の範囲を超過して
いる場合は、得られる接着性樹脂組成物の成形加工性が
劣る傾向となり、一方(A)成分が前記の範囲を超えて
いたり、(B)成分及び(C)成分が前記範囲未満であ
る場合は、接着強度が不足する傾向となる。
【0014】その他の任意成分 本発明の接着性樹脂組成物には、上記の必須構成成分以
外の成分を、本発明の趣旨・効果を逸脱しない範囲で含
有していても構わない。 1)D成分 接着強度の更に向上するために前記の(A)成分の少な
くとも一部を不飽和カルボン酸等により変性されたエチ
レン系重合体((D)成分)で置き換えてもよい。置き
換える割合は(D)成分中の不飽和カルボン酸等の含有
量にもよるが、(A)成分の10〜100重量%、好ま
しくは20〜100重量%とするのが好適である。この
置き換える割合が10重量%未満では、(D)成分を用
いることによる接着性向上効果が十分得られない。
【0015】この(D)成分中の不飽和カルボン酸等の
含有量は0.01〜20重量%であり、特に0.1〜1
0重量%が好ましい。不飽和カルボン酸等の含有量が前
記の範囲未満では、接着性樹脂組成物に(D)成分を加
えて接着性を向上するという配合目的を達成できず、一
方前記の範囲を超える場合は、この(D)成分中にゲル
等が生成して接着性樹脂組成物を成形したときのフィッ
シュアイやブツ等の原因となって接着強度や表面外観の
低下という悪影響を及ぼすことがある。この(D)成分
は、前記(A)成分と同様のエチレンの単独重合体又は
エチレンを主成分とするエチレンと他のコモノマーとの
共重合体を不飽和カルボン酸等を用いてグラフト反応条
件下で変性して得ることができる。ここで用いることが
できる不飽和カルボン酸等としては、例えばアクリル
酸、メタクリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、マレ
イン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、テトラ
ヒドロフタル酸、等の不飽和カルボン酸又はその無水
物、酸ハロゲン化物、酸アミド、酸イミド、エステル等
の誘導体が挙げられ、中でも、不飽和ジカルボン酸又は
その無水物が好ましく、特にマレイン酸又は無水マレイ
ン酸が好ましい。
【0016】(D)成分を得るためのグラフト反応条件
としては、上述のエチレン系重合体と不飽和カルボン酸
等を、例えばジ−t−ブチルパーオキシド、t−ブチル
クミルパーオキシド、ジクミルパーオキシド、2,5−
ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサ
ン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキシン−3等のジアルキルパーオキシド類、t
−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシ
ベンゾエート、t−ブチルパーオキシイソプロピルカー
ボネート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイル
パーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(ベンゾイルパーオキシ)ヘキシン−3等のパーオキシ
エステル類、ベンゾイルパーオキシド等のジアシルパー
オキシド類、ジイソピルベンゼンヒドロパーオキシド、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(ヒドロパーオキシ)ヘ
キサン等のヒドロパーオキシド類等の有機過酸化物を、
エチレン系重合体100重量部に対して0.001〜1
0重量部程度使用して、80〜300℃程度の温度で、
溶融状態又は溶液状態で反応させる方法を用いることが
できる。
【0017】2)E成分 本発明の接着性樹脂組成物には(E)成分として、
(C)成分には該当しない芳香族ビニル化合物・共役ジ
エン化合物ブロック共重合体又はその水素添加物を含ん
でいてもよい。この(E)成分のブロック共重合体は芳
香族ビニル化合物を主体とする重合体ブロックと共役ジ
エン化合物を主体とする重合体ブロックからなる直鎖
状、分岐状、放射状、又はこれらを組み合わせた分子構
造を有するブロック共重合体であり、その水素添加物と
は、該ブロック共重合体中のジエン由来の重合体ブロッ
クの二重結合が水素添加されたものである。また、これ
らを例えば無水マレイン酸等の不飽和カルボン酸によっ
て変性されたものを含んでいてもよい。(E)成分を構
成する芳香族ビニル化合物としては、スチレン、α−メ
チルスチレン、p−メチルスチレン、ジメチルスチレ
ン、ビニルナフタレン、ブロモスチレン、ジビニルベン
ゼン等が挙げられ、中でもスチレンが好ましい。又、共
役ジエン化合物としては、ブタジエン、イソプレン、
1,3−ペンタジエン、2,3−ジメチル−1,3ブタ
ジエン等が挙げられる。
【0018】本発明に用いる(E)成分としての芳香族
ビニル化合物・共役ジエン化合物のブロック共重合体中
の、芳香族ビニル化合物単位の含量が5〜50重量%で
あるのが好ましく、10〜45重量%であるのが更に好
ましい。芳香族ビニル化合物単位の含有量の好適範囲を
外れた場合は、前記(C)成分におけるスチレンの含有
量がその好適範囲を外れた場合と同様の傾向となり、好
ましくない。この(E)成分のブロック共重合体の好ま
しい分子量は、数平均分子量で50,000〜500,
000、更に好ましくは55,000〜400,00
0、特に好ましくは60,000〜300,000であ
り、好ましい共役ジエン化合物ブロックの二重結合の水
素添加率は80%以上、更に好ましくは90%以上であ
る。この(E)成分を用いる場合の使用量は、(A)成
分(及び(D)成分)、(B)成分及び(C)成分の合
計量を100重量部とした時、1〜50重量部、好まし
くは3〜40重量%を用いるのがよい。この範囲外では
(E)成分を配合した所期の効果が得られなかったり、
接着強度の耐熱性が劣る傾向となる。
【0019】3)その他の配合成分 本発明の接着性樹脂組成物には、本発明の目的・効果を
損なわない範囲で、(A)〜(C)成分の必須成分、
(D)及び(E)成分の任意成分に加えて、プロピレン
系重合体等のオレフィン系重合体やその他の重合体が含
まれていてもよく、更に、必要に応じて各種の添加剤、
例えば酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、造核剤、
中和剤、滑剤、ブロッキング防止剤、分散剤、流動性改
良剤、離型剤、着色剤、充填剤等が含まれていてもよ
い。
【0020】(2)本発明の組成物の調製 本発明の接着性樹脂組成物は、(A)成分のエチレン系
重合体、(B)成分の粘着付与剤、(C)成分の水添S
−BI−S、及び必要に応じて(D)成分の不飽和カル
ボン酸等で変性したエチレン系重合体、(E)成分の芳
香族ビニル化合物・共役ジエン化合物のブロック共重合
体又はその水素添加物及びその他の添加剤等を、一括し
て又は分割してタンブラーブレンダー、リボンブレンダ
ー、V型ブレンダー、ヘンシェルミキサー等に仕込み、
これらの混合機で均一に混合した後、一軸又は二軸押出
機、ロールミル、バンバリーミキサー、ニーダー、ブラ
ベンダープラストグラフ等により溶融混練することによ
り調製することができる。
【0021】(3)積層体・延伸成形品 本発明の積層体は、上記の接着性樹脂組成物を基材上に
アンカーコート剤を介してまたは介さずに、逐次押出ラ
ミネート、サンドイッチ押出ラミネート、及び共押出ラ
ミネートする方法、並びに基材、接着性樹脂組成物、及
び他種又は同種の樹脂を共押出する方法等により製造す
ることができる。この積層体は、更に必要に応じて延伸
加工や、真空成形、圧空成形等の熱成形、又は共押出ブ
ロー成形等により二次加工されて所望の形状に成形され
る。なお、積層体の基材として用いられる熱可塑性樹脂
としては、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体鹸化物(エチレン含有量が
15〜65モル%であり、かつ鹸化度が90%以上のも
のが特に好ましい)、ポリオレフィン系樹脂、ポリカー
ボネート系樹脂、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂等が
挙げられる。
【0022】上記のようにして得られた(未延伸の)積
層体を冷却固化後、インライン又はオフラインで60〜
160℃の温度まで再加熱し、テンター、プラグ及び圧
縮空気等を用いて一軸方向又は二軸方向に、少なくとも
面積比で1. 5倍以上延伸を行い延伸成形したフィル
ム、カップ、ボトル等の成形体を得ることができる。具
体的な延伸方法としては、例えばインフレーションフィ
ルムの場合、インフレ同時二軸延伸法、Tダイフィルム
の場合テンター同時二軸延伸法又はロール及びテンター
による逐次二軸延伸法等、カップの場合金型内で圧縮空
気等のみによる圧空成形又はプラグと圧縮空気を併用す
るSPPF成形等、ボトルの場合積層パイプを縦に延伸
後、金型内で圧縮空気等で横に延伸するパイプ延伸法、
インジェクション成形により試験管状の有底パリソンを
成形し、この有底パリソンを金型内でロッドにより縦方
向に延伸後、圧縮空気等により横方向に延伸する有底パ
リソン延伸法等が一般的に用いられる。 また、本発明の延伸成形された積層体は必要に応じて、
延伸後に再加熱( ヒートセット) を行って、より耐熱性
を向上させることもできる。
【0023】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の
実施例によって限定されるものではない。接着性樹脂組成物 接着性樹脂組成物の(A)〜(E)の各成分は、それぞ
れ以下に示すものを用いた。 (A)エチレン系重合体 下表に示す特性の重合体を使用した。
【0024】
【表1】 MFR:メルトフローレート
【0025】(B)粘着付与剤 芳香族系石油樹脂の水素添加物(軟化温度115℃、比
重0.998、数平均分子量780)を使用した。 (C)水添S−BI−S 以下の特性を有するスチレン・イソプレン/ ブタジエン
・スチレンブロック共重合体の水素添加物を使用した。 スチレン含量:30重量% 共役ジエン化合物:イソプレン/ブタジエン=45/5
5(重量比) 重量平均分子量:100,000 水素添加率:99% 密度:0.92g/cm3 硬度(JIS−A):76
【0026】(D)不飽和カルボン酸等で変性したエチ
レン系重合体 以下の特性を有する無水マレイン変性エチレン系重合体
を使用した。 無水マレイン酸含量:0.7重量% 密度:0.92g/cm3 メルトフローレート:0.5g/10分 組成:エチレン・ブテン共重合体
【0027】(E)芳香族ビニル化合物・共役ジエン化
合物ブロック共重合体 以下の特性を有するスチレン・ブタジエン・スチレンブ
ロック共重合体の水素添加物を使用した。 スチレン含量:30重量% 共役ジエン:ブタジエン100% 重量平均分子量:80,000 水素添加率:99% 密度:0.91g/cm3 硬度(JIS−A):84
【0028】評価方法 1)メルトフローレート JIS K 7210に従い、温度190℃、荷重2.
16kgで測定した。 2)硬度 JIS K 6301に従ってJIS−A硬度を測定し
た、 3)接着強度(初期) 得られた積層体から幅10mmに切り出した短冊状のサ
ンプルを用い、JISK 6854に従って、その一端
の樹脂層と接着性樹脂組成物層との間を予め小さく剥離
した後、23℃雰囲気において剥離速度50mm/mi
nの条件でT形剥離試験を行い剥離強度を測定し、接着
強度とした。
【0029】4)接着強度耐熱性 上記と同様にして短冊状サンプルを作成し(但し、成形
体としてはボトル、インフレーションフィルムの2種を
使用)、80℃雰囲気において前記と同様の方法でJI
S K 6854に従い、T形剥離試験を行い剥離強度
を測定した。この場合100g/10mm以上の剥離強
度が保持されていれば、実用的に十分な接着強度の耐熱
性があるものと判定した。 5)耐アルコール性評価方法 短冊状に切り出した成形体をエタノール/蒸留水(1/
1)を充填した瓶中に浸漬し、50℃の保温器内で14
日間保存した後の接着力を前記と同様JISK 685
4に従って、T形剥離試験を行い、剥離強度を測定する
ことにより評価した。この場合500g/10mm以上
の剥離強度が保持されていれば、実用的に十分な接着強
度の耐久性(耐アルコール性)があるものと判定した。
【0030】実施例1〜11、比較例1〜7 (A)エチレン系重合体、(B)粘着付与剤、(C)水
添S−BI−S、(D)不飽和カルボン酸等により変性
されたエチレン系重合体、及び(E)芳香族ビニル化合
物・共役ジエン化合物ブロック共重合体の各成分を、そ
れぞれ表−1に示す種類・配合にてヘンシェルミキサー
で均一に混合した後、65mm径の一軸押出機を用い
て、190℃で溶融混練してストランド状に押し出し、
カッティングして、ペレット状の接着性樹脂組成物を製
造した。得られた接着性樹脂組成物を中間層、ポリエチ
レン系樹脂(「ノバテックHR130」日本ポリケム社
製)を内層、及びポリエステル系樹脂(「PET−G6
763」イーストマン・コダック社製)を外層として、
それぞれ40mm径の一軸押出機で溶融混練した上で、
250℃の環状ダイスから三層共押出を行い、次いでブ
ロー成形して、ポリエステル系樹脂(PET)層/接着
性樹脂組成物層/ポリエチレン系樹脂層=1/1/2
(厚さ比)、ブロー比=2の3樹脂3層のボトル状の積
層体を作成した。
【0031】これとは別に、各接着性樹脂組成物を中間
層として40mm径の一軸押出機で溶融混練すると共
に、内層用のポリエチレン系樹脂(「ノバテックSF2
40」日本ポリケム社製)、外層用のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体鹸化物(「エバールF101A」クラレ社
製)をそれぞれ65mm径と45mm径の一軸押出機で
溶融混練し、220℃の環状ダイスから三層共押出を行
い、次いで5m/分の成形速度でインフレーション成形
して、ポリエチレン層/接着性樹脂組成物層/エチレン
−酢酸ビニル共重合体鹸化物(EVOH)層=200/
100/100(μm)の3樹脂3層の積層インフレー
ションフィルムを作成した。この積層体を高温二軸延伸
機(東洋精機製)にて65℃雰囲気において同時二軸延
伸(面積比:9倍)を行って低温延伸フィルムを作成し
た。得られた各積層体(上記3種の成形体:ボトル、イ
ンフレーションフィルム、延伸フィルム)について、上
記の方法で接着強度(初期及び耐熱性)を評価した。結
果を表−1にまとめて示す。
【0032】
【表2】
【0033】
【発明の効果】本発明の接着性樹脂組成物は、各種基材
との初期接着強度のみならず、その接着強度の耐熱性に
も優れているので、各種樹脂との積層体として用いた場
合、75〜85℃程度での内容物の高温充填時や、80
〜90℃程度でのボイル殺菌、120〜140℃でのレ
トルト処理等の高温での処理の際にも層間の剥離は起こ
らないので、特に食品包装用材料として好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 153/02 B65D 1/00 B // B29K 23:00 25:00 33:00 67:00 77:00 B29L 9:00 (72)発明者 中山 弘之 三重県四日市市東邦町1番地 三菱化学株 式会社四日市事業所内 Fターム(参考) 3E033 AA01 AA08 BA14 BA15 BA17 BA21 BA22 BA26 BB08 FA03 FA04 4F100 AK01B AK03B AK04A AK12A AK12B AK12J AK25B AK28A AK28J AK29A AK29J AK41B AK45B AK46B AK62A AK69B AK73A AL02A AL06A BA02 CA16A EJ37 EJ38 GB23 JA06A JA13A JB16B JJ03 JL01 JL11A YY00A 4F210 AA04E AA10 AA13 AA13F AA24 AA28 AA29 AA46F AA47F AE01 AG03 QC01 QC05 QC07 QG01 QG15 QG18 4J040 BA202 DA021 DA022 DA041 DA042 DA051 DA052 DA061 DA062 DA071 DA072 DA121 DA122 DA131 DA132 DE031 DE032 DF011 DF012 DF041 DF042 DK012 DM011 DM012 DN032 DN072 GA07 JA08 JB01 KA26 LA01 LA06 LA07 LA08 MA10 NA06 NA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(A)成分、(B)成分及び
    (C)成分(但し各成分の重量%はこれらの3成分の合
    計量を100重量%としたときのものである)を含有し
    てなる接着性樹脂組成物。 (A)成分:密度0.85〜0.95g/cm3 、メル
    トフローレート(MFR)0.01〜50g/10分の
    エチレン系重合体(89〜5重量%) (B)成分:粘着付与剤(1〜35重量%) (C)成分:スチレン・共役ジエン化合物ブロック共重
    合体の水素添加物であって、共役ジエン化合物がイソプ
    レンとブタジエンとの混合物である水添ブロック共重合
    体(10〜60重量%)
  2. 【請求項2】 (A)成分の少なくとも一部が下記の
    (D)成分で置き換えられてなる請求項1に記載の接着
    性樹脂組成物。 (D)成分:不飽和カルボン酸又はその誘導体で変性さ
    れたエチレン系重合体であって、該重合体中の不飽和カ
    ルボン酸又はその誘導体の含有量が0.01〜20重量
    %の変性エチレン系重合体
  3. 【請求項3】 (A)成分のエチレン系重合体がエチレ
    ンと炭素原子数6〜20のα−オレフィンとの共重合体
    である請求項1又は2に記載の接着性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の接
    着性樹脂組成物に、該組成物中の(A)成分(及び
    (D)成分)、(B)成分及び(C)成分の合計量10
    0重量部あたり、下記の(E)成分を1〜50重量部添
    加してなる接着性樹脂組成物。 (E)成分:芳香族ビニル化合物・共役ジエン化合物ブ
    ロック共重合体又はその水素添加物(但し、上記(C)
    成分に該当しないもの)
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の接
    着性樹脂組成物からなる層の少なくとも一方に熱可塑性
    樹脂層が形成されてなる積層体。
  6. 【請求項6】 熱可塑性樹脂がエチレン・酢酸ビニル共
    重合体鹸化物、ポリアミド系樹脂、ポリオレフィン系樹
    脂、スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系
    樹脂及びポリカーボネート系樹脂からなる群から選ばれ
    た少なくとも1種の樹脂である請求項5に記載の積層
    体。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載の積層体を面積比
    で1.5倍以上、少なくとも一軸方向に延伸してなる延
    伸成形体。
  8. 【請求項8】 請求項5又は6に記載の積層体を面積比
    で1.5倍以上二軸延伸してなる延伸成形体。
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