JP2000289657A - あおり支持装置 - Google Patents

あおり支持装置

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JP2000289657A
JP2000289657A JP11103772A JP10377299A JP2000289657A JP 2000289657 A JP2000289657 A JP 2000289657A JP 11103772 A JP11103772 A JP 11103772A JP 10377299 A JP10377299 A JP 10377299A JP 2000289657 A JP2000289657 A JP 2000289657A
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Katsumi Sugimoto
勝身 杉本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ストッパを起立状態で安定的にロックする新規
なロック機構を備えたあおり支持装置の提供。 【解決手段】車台1に枢支のあおり2及び中柱3、あお
り2と中柱3の連結装置6、中柱3に枢支され起立して
中柱3を支えるストッパ4、車台1上のフック23と係
合してストッパ4を起立状態でロックする機構5を含
む。ロック機構5は、ブラケット7に枢支の揺動アーム
32、アーム32に一端枢支のハンドル34、ハンドル
34他端との係合が解除されるとストッパ4内をスライ
ドしフック23との係合が解除される係合アーム37,
20、アーム37,20をフック23との係合解除方向
に付勢するコイルばね22、アーム32とハンドル34
一端間に設けられハンドル34が所定位置まで操作され
るとハンドル34とアーム37,20の係合を解除させ
る方向に付勢力を作用するコイルばね35を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はあおり支持装置に関
し、特に分割されたあおりの間に中柱を有するトラック
のあおり支持装置に関し、中でもストッパを介して中柱
さらにはあおりを起立状態でロックするための機構を含
むあおり支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】市販の大型トラックやトレーラにおいて
は、側あおりを分割し、分割された側あおりの間に中柱
を配し、この中柱を抜き差し可能に車台に取り付けたも
のがある。荷台を全面開放する際には、分割された側あ
おりと中柱の緊締を解除し、次に中柱を車台に取り付け
られた箱から抜き去る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
中柱抜き差し操作を要するあおり支持装置によれば、荷
台を全面開放する際に中柱を取り外す必要があるため、
取り外しを行った場所に中柱を忘れてしまうおそれがあ
る。加えて、特に巨大なトラックなどにおいては、中柱
も巨大化しているため、中柱の抜き差し操作が一層困難
なものとなっている。
【0004】本発明の目的は、中柱の開放操作を容易に
行えるようにし、さらにストッパを介して中柱を起立状
態でロックするための新規な機構を備え、このロック状
態が安定的に維持されるあおり支持装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による第1のロッ
ク機構は、基台(トラック等の車台等)に対して枢支さ
れた揺動アームと、揺動アームにその一端が枢支された
操作手段と、ストッパ内にスライド可能に内蔵され、操
作手段の他端と係合している場合には基台に対して係合
され、一方、同係合していない場合にはスライドして基
台に対する係合が解除される係合手段と、係合手段を基
台に対する係合が解除される方向にスライドするよう付
勢している第1の付勢手段と、揺動アームと操作手段の
一端との間に作用するよう設けられ、操作手段が閉位置
にある場合には操作部材と係合部材との係合状態が維持
されるよう操作手段に付勢力を及ぼし、一方、操作手段
が回転操作されて所定回転位置にある場合には操作手段
と係合手段との係合が解除される方向に作用する付勢力
を操作手段に及ぼす第2の付勢手段と、を有する。
【0006】この第1のロック機構においては、操作手
段を所定回転位置を超えて回転操作することによって、
第2の付勢手段の付勢力による補助を受けつつ操作手段
と係合手段の係合が解除され、第1の付勢手段が係合手
段を付勢してストッパ内をスライドさせることにより係
合手段の基台に対する係合が解除され、この結果、スト
ッパ及び中柱の枢動が許容される。
【0007】この第1のロック機構は、構成が簡素であ
り、又操作部と基台係合部とが互いに分離されているの
で、ロック機構の取り付けが容易である。さらに、スト
ッパのロック位置において、操作手段の両端にそれぞれ
作用する付勢手段が設けられていることにより、走行時
のロック機構のガタツキが吸収されると共に、付勢力に
よってストッパのロック状態が安定的に維持される。ま
た、第1のロック機構のうち、基台に対して取り付けら
れる各要素をユニット化することができ、このユニット
を基台の外方から一括して取り付けることができる。こ
れによって、ロック機構の取り付けを容易に行うことが
できる。
【0008】本発明による第2のロック機構は、基台に
対して固定ないし一体化された取付手段と、取付手段に
枢支され、取付手段を挟んでストッパとは反対側に配置
された操作手段と、操作手段にその一端が連結され、操
作手段の回転操作に伴って取付手段内をスライドするリ
ンク手段と、ストッパ内にスライド可能に内蔵され、リ
ンク手段の他端と係合している場合には基台に対して係
合され、一方、同係合していない場合にはスライドして
基台に対する係合が解除される係合手段と、係合手段を
基台との係合が解除されかつリンク手段との係合が維持
される方向にスライドするよう付勢している第3の付勢
手段と、取付手段とリンク手段との間に作用するよう設
けられ、操作手段が閉位置にある場合にはリンク手段を
介して操作手段を閉位置が維持される方向に付勢し、一
方、操作手段が回転操作されて所定回転位置にある場合
には当該回転操作方向に補助力として作用して、リンク
手段と係合手段との係合を解除する方向に作用する付勢
力を及ぼす第4の付勢手段と、を有する。
【0009】この第2のロック機構によれば、操作手段
の回転操作によって、第4の付勢手段の付勢力による補
助を受けつつリンク手段がスライドして、リンク手段と
係合手段の係合が解除され、これによって、第3の付勢
手段が係合手段を付勢してストッパ内をスライドさせる
ことにより係合手段の基台に対する係合が解除され、こ
の結果、ストッパ及び中柱の枢動が許容される。
【0010】この第2のロック機構においては、2つの
付勢手段の効果的な配置によって、ハンドルの初期位置
が維持されるような付勢力が安定して発揮され、ストッ
パのロック状態が安定的に維持される。さらに、この第
2のロック機構を、中柱を回転操作して垂下させた際
に、ロック機構の各要素がストッパから外方へ突出した
状態にならないよう構成することが容易である。これに
よって荷積み及び荷卸し動作が容易化される。また、第
2のロック機構によれば、ロック解除操作をワンタッチ
で行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を説明する。
【0012】本発明によるロック機構はその好ましい実
施の形態において、揺動アーム(図3の32)の他端
に、操作手段(図3のハンドル34)の一端を遊嵌する
手段(図3の長穴32a)が設けられ、該手段によって
操作手段の揺動アームに対する枢支点(ピン33)が移
動可能とされる。さらに、揺動アームの基台枢支点と、
操作手段の揺動アーム枢支点と、の間に作用する第2の
付勢手段(図3のコイルばね35)を設け、これを揺動
アームに内蔵する。揺動アームの基台枢支点(図3のピ
ン31)と、操作手段の揺動アーム枢支点(図3のピン
33)と、操作手段と係合手段との係合点(図3のピン
36)との相互位置を規定することによって、第2の付
勢手段が操作手段の閉位置において操作部材を該閉位置
が維持される(閉まり勝手)方向に付勢するようロック
機構を構成できる。
【0013】本発明によるロック機構はその好ましい実
施の形態において、係合手段を互いに分割された複数の
手段(図3の37,20、図9の18,20)から構成
し、いずれかの手段に第1又は第3の付勢手段の付勢力
が加わるようにする。
【0014】本発明によるロック機構はその好ましい実
施の形態において、第4の付勢手段(図12(A)の2
5)が、取付手段(図9の7,7a,7b)とリンク手
段(図9の17)との間に作用するように設けられる。
この第4の付勢手段は、操作手段(図9の12)が閉位
置すなわち初期回転位置に位置している場合にはこの操
作手段が回転しないよう付勢力を発揮し(図9参照)、
操作手段が初期回転位置から所定回転位置まで回転操作
された以降は(図10参照)、操作手段の回転操作を補
助するよう付勢力を発揮する。
【0015】本発明によるロック機構はその好ましい実
施の形態において、係合手段(図3の37,20、図9
の18,20)の他端には水平方向両側に後退面(図7
の20a,20a)が形成され、及び両後退面の係合手
段移動方向一側に両後退面間の空間より水平方向に幅広
な空間が形成されている。そして、水平方向両側に延在
する幅広部を備えた突出部が基台に対して固定されてい
る。そして、幅広部が両後退面の間から突出し、幅広部
背面(図7の23a,23a)と両側後退面とが水平方
向に沿って当接することにより、ロック機構を介してス
トッパが基台に対して起立状態で係止される。一方、操
作手段の回転操作により、両後退面と幅広部とが相対移
動して、幅広部が水平方向に幅広な空間に位置すること
により、ロック機構と突出部の係合が解除される。
【0016】このロック機構においては、水平方向に面
と面とが当接することによりストッパが起立状態で基台
に係合されるため、鉛直方向に面と面とが当接する場合
に比べて、鉛直方向に沿って起立状態にあるストッパの
回転接線方向により大きなモーメント(基台内方へ向か
うモーメント)が作用して、安定的にストッパの起立状
態が維持される。また、水平方向両側に当接面が設けら
れているため、ストッパのロック状態においてロック機
構の水平方向のガタツキも抑制されている。
【0017】本発明のあおり支持装置はその好ましい実
施の形態において、ストッパを中柱に枢支するための蝶
番と中柱とが、互いに面と面で当接するよう構成され
る。これによって、中柱の枢動方向に沿ったガタツキが
低減される。
【0018】本発明のあおり支持装置はその好ましい実
施の形態において、可動手段(スライドするリンク手段
や係合手段)の移動方向に沿って当該可動手段の両側に
案内手段が設けられている。
【0019】本発明のあおり支持装置はその好ましい実
施の形態において、あおり支持装置取り付け用ブラケッ
トと、ロック機構と係合する突出部が同時に基台(車
台)に対して固定されている。また、本発明によるあお
り支持装置及びロック装置は外から取り付けられるよう
構成することが容易である。
【0020】本発明のあおり支持装置はその好ましい実
施の形態において、分割された側あおり又は後ろあおり
の間、或いは、あおり同士が交差する隅部に設けられ、
側あおり及び/又は後あおりを支持する。
【0021】本発明のあおり支持装置はその好ましい実
施の形態において、中柱とあおりを連結ないし緊締する
手段として、いわゆるエビ型ハンドルとコイルばねを用
いた周知のロック機構、止め金と止め棒若しくはその他
の公知手段を用いることができる。
【0022】本発明のあおり支持装置はその好ましい実
施の形態において、トラックやトレーラー等の車両の車
台、その他あおり状の扉が取り付けられた基台に取り付
けられる。
【0023】
【実施例】以上説明した本発明の実施の形態をさらに明
確化するために、以下図面を参照して、本発明の一実施
例を説明する。
【0024】[実施例1]図1は本発明の実施例1に係
るあおり支持装置の外観正面図、図2は図1の側面図で
ある。図1及び図2を参照すると、トラック等の車両の
車台1にあおり2,2の一端が回動自在に取り付けられ
ている。中柱3の一端が車台1に締結されたブラケット
(取付手段)7に蝶番8及びピン9を介して枢着されて
いる。ストッパ4の一端が蝶番28及びピン11を介し
て中柱3の中間部に枢支されている。詳細には、中柱3
の外面中間部に段差が形成されており、蝶番28の中柱
3側の部分はこの段差に適合するよう折曲されている。
そして、蝶番28の中柱3側の内面すなわち当接面28
aと、中柱3の上記段差上の後退面とが、面と面とで互
いに当接し、この当接箇所において両者が互いに締結さ
れている。ストッパ4には、ロック機構30の一部がス
ライド可能に内蔵され、この内蔵部が車台1に対して固
定されたフック23と係合していることにより、ストッ
パ4の枢動、さらには中柱3の枢動がロックされてい
る。中柱3の上部両側には、あおり2,2と中柱3を連
結するための連結装置(緊締装置)6,6が設けられて
いる。よって、ロック機構30とフック23の係合及び
連結装置6,6によるあおり2,2と中柱3の締結によ
り、結局あおり2,2の回動が制止され、あおり2,2
の閉状態が安定的に維持される。
【0025】[ロック機構]次に、ロック機構30の構
造を詳細に説明する。図3は図1のIII−III断面図であ
り、ストッパ4のロック状態を示している。図6(A)
は図3のVIA−VIA断面図、図6(B)は図3のVIB−VIB
断面図である。
【0026】[ロック機構の操作手段、第2の付勢手
段]図3、図6(A)及び図6(B)を参照すると、ブ
ラケット7の車台1内方側(ブラケット7を挟んでスト
ッパ4の反対側)には、揺動アーム取付用プレート7d
が固定ないし一体化されている。揺動アーム取付用プレ
ート7dにはピン31を介して筒状な揺動アーム32の
一端が枢支されている。揺動アーム32の他端に形成さ
れた長穴32aにはピン33が遊嵌されている。ピン3
1とピン33の間には、コイルばね(第2の付勢手段)
35が圧縮介装されている。コイルばね35の外周面は
筒状な揺動アーム32の内面によって案内ないし支えら
れている。さらに、ピン33はハンドル34の二又状一
端に挿通され、これによってハンドル34が揺動アーム
32に対して枢支され、ハンドル34のこの枢支点は揺
動アーム32に対して移動可能とされている。また、コ
イルばね35によって、ピン33を介してハンドル34
は揺動アーム32の他端に向かって付勢されている。一
方、ハンドル34の他端には鈎部34aが形成されてい
る。
【0027】[ロック機構の係合手段、第1の付勢手
段]ストッパ4には下記のようにロック機構の一部が内
蔵されている。図3を参照すると、ストッパ4の他端部
において外側プレート部4aと内側プレート部4bの間
には、ハンドル係合アーム37が内蔵されている。ハン
ドル係合アーム37の二又状一端には、水平方向に延在
するピン36が挿通ないし一体に形成されている。スト
ッパ4のロック状態において、ピン36と鈎部34aは
互いに係合している。ハンドル係合アーム37は、さら
にストッパ4の図3中上方へ延在し、ハンドル係合アー
ム37の他端にはピン21を介してフック係合アーム2
0が連結されている。ピン36とピン21の図3中鉛直
方向間、かつハンドル係合アーム37の同図中水平方向
両側において、内側プレート部4bの内面には、同図中
水平方向に延在するばね受け用プレート4c,4cが固
定ないし一体化され、ばね受け用プレート4cの先端部
には、ストッパ4内をピン21に向かって延在する筒状
ばね受けがそれぞれ形成されている。一方、フック係合
アーム20の一端には、上記筒状ばね受けに向かって突
出する凸部がそれぞれ形成されている。これらの筒状ば
ね受けとこれらの凸部の間にコイルばね(第1の付勢手
段)22,22が圧縮介装されている。コイルばね22
は、ストッパ4を支点として、フック係合アーム20を
介してハンドル係合アーム37を図3中上方に向かって
付勢し、さらにハンドル34を引っ張り上げている。
【0028】図7は図3のVII−VII断面図である。図3
及び図7を参照すると、フック係合アーム20の他端部
内側には、ストッパ4の内側プレート部4b側へ後退し
ている門状段部が形成されている。この門状段部は、水
平方向両側に後退面20a,20aを有し、これらの後
退面20a,20aの図中下方には、後退面20a,2
0a間の空間幅より水平方向に幅広の空間が形成されて
いる。
【0029】ストッパ4のロック状態においては、車台
1に対してブラケット7と共に固定手段(ボルト、ナッ
ト)40によって固定されたフック(突出部)23が後
退面20a,20a間から突出している。フック23の
先端には水平方向に延在する幅広部が形成されている。
ストッパ4のロック状態においては、フック係合アーム
20の水平方向両側後退面20a,20aと、フック2
3が備える水平方向両側の幅広部背面23a,23aと
が水平方向に沿って当接することにより、フック係合ア
ーム20とフック23が互いに係合される。これによっ
て、ストッパ4の車台1外方への倒れ込みがロックされ
ている。
【0030】[あおり支持装置の動作及びロック機構の
操作]次に、このあおり支持装置、特にロック機構の動
作ないし操作方法を、両方のあおり2,2及び中柱3を
枢動させて、車両の荷台を全面開放する場合について説
明する。図4は図3に引き続く動作図であってストッパ
のロックが解除された状態を示し、図5は図4に引き続
く動作図であって、ストッパ及び中柱が垂下された状態
を示す。
【0031】まず、図1を参照して、あおり2,2と中
柱3を緊締している連結装置6,6をそれぞれ解除し、
あおり2,2を車台1の外方へ回転操作する(外方へ倒
す)。なお、場合によって、あおり2,2の一方、又は
両方を回転操作せず、中柱3と一方のあおり2、又は中
柱2のみを回転操作することができる。なお、通常、あ
おり2,2の端部は他のあおりや車台1に対して別途連
結されており、連結装置6,6を解除しても、直ちにあ
おり2,2が倒れることはない。
【0032】図3を参照して、ストッパ4のロック状態
においては、ピン36とピン33を結ぶ直線よりピン3
1が図3中下方に位置している。この結果、コイルばね
35はハンドル34を図3中反時計方向に回転するよう
付勢し、ハンドル34の閉位置すなわち初期回転位置が
安定的に維持され、さらにはハンドル係合アーム37及
びフック係合アーム20の同図中上方へのスライドが阻
止されている。
【0033】次に、ハンドル34が図3中時計方向に所
定角度回転操作されると、揺動アーム32も同方向に枢
動され、ピン36とピン33を結ぶ線分よりピン31が
図3中上方に位置するようになる。これによって、コイ
ルばね35の付勢力はハンドル34を図3中時計方向に
回転するよう付勢する。それと共に、ピン33が長穴3
2a内をコイルばね35を圧縮しながらピン31側に移
動することにより、ピン33とピン36間の距離が縮ま
り、鈎部34aとピン36との係合が解除可能な状態に
なる。ここで、ハンドル34を図3中反時計方向に回転
させることにより、鈎部34aとピン36との係合が完
全に解除され、図4に示すような、揺動アーム32及び
ハンドル34が垂下された状態に至る。この結果、コイ
ルばね22の付勢力によって、ハンドル係合アーム37
及びフック係合アーム20が図3中上方へスライドされ
る。これによって、フック係合アーム20とフック23
との係合が解除される。詳細には、特に、図7を参照し
て、後退面20a,20aと、幅広部背面23a,23
aとの当接が解除されて、フック23が後退面20a,
20a間の図3中下方に形成されている幅広の空間に面
し、この空間を通じて脱出可能となる。続いて、中柱3
又はストッパ4を回転操作することにより、図5に示す
ように、中柱3及びストッパ4が垂下される、すなわち
全開状態となる。
【0034】なお、図1及び図4を参照して、少なくと
もフック係合アーム37のスライド上限は、フック係合
アーム37の二又部の図中上面がばね受けプレート部4
cの図中下部近傍に当接することによって規定される。
【0035】中柱3を起立状態、すなわち閉状態に復帰
させ、ストッパ4によって中柱3をロックさせるには、
以上説明した操作を反対に行えばよい。
【0036】以上説明したあおり支持装置の利点を下記
に例示する。 (1) ロック機構の構成が簡素である。 (2) ロック機構の取り付けが容易である。 (3) ストッパのロック状態において、ハンドルの両端
にそれぞれ作用する付勢手段が設けられていることによ
り、走行時のロック機構のガタツキが吸収され、また付
勢力によってストッパのロック状態が安定的に維持され
る。
【0037】[実施例2]次に、本発明の実施例2に係
るあおり支持装置を説明する。但し、この実施例2に係
る装置の各要素が、前記実施例1に係る装置の各要素
と、同様の構成及び同様の機能を有する場合には、基本
的に、前記実施例1の各要素に付した名称ないし参照符
号と同一の名称ないし符号を付与するものとする。
【0038】図8は、本発明の実施例2に係るあおり支
持装置の外観正面図である。図8を参照すると、車台1
にあおり2,2の一端が回動自在に取り付けられてい
る。中柱3の一端が車台1に締結されたブラケット(取
付手段)7に蝶番8及びピン9を介して枢着されてい
る。ストッパ4の一端が蝶番10及びピン11を介して
中柱3の中間部に枢支されている。ストッパ4には、ロ
ック機構5の一部が内蔵され、この一部が車台1に固定
されたフック23と係合していることにより、ストッパ
4の枢動、さらには中柱3の枢動がロックされている。
中柱3の上部両側には、あおり2,2と中柱3を連結す
るための連結装置6,6が設けられている。ロック機構
5とフック23の係合及び連結装置6,6によるあおり
2,2と中柱3の締結により、結局あおり2,2の回動
が制止され、あおり2,2の閉状態が安定的に維持され
る。
【0039】[ロック機構]次に、ロック機構5の構造
を詳細に説明する。図9は、図8のIX−IX断面図であ
り、ストッパ4のロック状態を示している。図12
(A)は、図9中、第3のアーム近傍の部分側断面図で
あり、図12(B)は図12(A)のハンドル取付プレ
ートを取り去った背面図である。図13は図12(A)
のXIII−XIII断面図である。また、図7は図9のVII−V
II断面図である。
【0040】[ロック機構の取付手段]特に図9、図1
2(A)、図12(B)及び図13を参照すると、車台
1に固定されたブラケット7の車台1内方側(ブラケッ
ト7を挟んでストッパ4の反対側)に、取付プレート部
7a,7a及び案内プレート部7b,7bを含む取付手
段が固定ないし一体化されている。取付プレート部7
a,7aの外面にはハンドル取付プレート13が締結さ
れている。
【0041】[リンク手段及び第4の付勢手段]図9、
図12(A)、図12(B)及び図13を参照すると、
案内プレート部7b,7bとハンドル取付プレート13
の間には鉛直方向に延在する空間が画成されている。こ
の空間内を第3のアーム17が延在している。第3のア
ーム17の一端はこの空間から鉛直方向上方へ突出し、
この突出部には水平方向に延在する軸受プレート17a
が固定ないし一体に形成されている。第3のアーム17
の中間部には、コイルばね25(第4の付勢手段)を嵌
装するための窓17cが形成されている。第3のアーム
17の他端には、係合バー(第1の係合部)17bが固
定ないし一体に形成されている(図13参照)。係合バ
ー17bは、上記空間から水平方向に延在し、ストッパ
4の他端部内に進入している。
【0042】特に、図12(A)及び図12(B)を参
照すると、案内プレート部7bの中間部には、水平方向
に延在するばね受けプレート部7cが形成されている。
ばね受けプレート部7cは窓17c内を横断して、その
先端面がハンドル取付プレート13の内面に近接してい
る。ばね受けプレート部7cの上面と、窓17cの窓上
枠内面との間に、上述のコイルばね25が圧縮介装され
ている。結局、コイルばね25は、図9を参照して、車
台1を支点とし、第3のアーム17を介して第2のアー
ム16、さらには第1のアーム15を図9中上方へ付勢
している。なお、少なくとも第3のアーム17のスライ
ド上限は、窓下枠内面17dがばね受けプレート部7c
の下面に当接することによって規定される。
【0043】[操作手段]図9を参照すると、ハンドル
取付プレート13から水平方向に突出しているプレート
の一端には、ピン14を介してハンドル12の一端が枢
支されている。ハンドル12の中間部には、ピン26を
介して二又状の第1のアーム15の一端が枢支されてい
る。第1のアーム15内には、第2のアーム16が延在
している。第1のアーム15の他端と第2のアーム16
の一端との間にはコイルばね(弾性手段)24が圧縮介
装され、第2のアーム16をピン26側に向かって付勢
している。第2のアーム16の他端は第1のアーム15
の開口部から外部へ突出し、この突出部がピン27を介
して上述の軸受プレート17aの先端に枢支されてい
る。
【0044】ここで、ストッパ4のロック状態、すなわ
ちハンドル12の閉位置すなわち初期回転位置におい
て、ピン27とピン26を結ぶ直線より、ハンドル12
の枢支点であるピン14が図9中右方に位置しているこ
とにより、コイルばね25(図12(A)参照)はハン
ドル12を図9中時計方向に回転するよう付勢してい
る。この結果、ハンドル12の閉位置すなわち初期回転
位置、さらにストッパ4のロック状態が安定的に維持さ
れる。
【0045】[ストッパに内蔵された係合手段]図9を
参照すると、ストッパ4が備える外側プレート部4aと
内側プレート部4bの他端部間には、第4のアーム18
(係合手段の一)が内蔵されている。第4のアーム18
の一端には図9中上方に向かって開口する凹部18a
(第2の係合部)が形成されている。ストッパ4のロッ
ク状態においては、係合バー17bの先端バーが凹部1
8aに嵌合する。この嵌合によって、第3のアーム17
と第4のアーム18が互いに係合される。
【0046】第4のアーム18は、ストッパ4内を図9
中上方に向かって延在し、第4のアーム18の他端には
ピン21を介してフック係合アーム20(係合手段の
二)が連結されている。内側プレート部4bの内面には
係止用プレート19が締結されている。係止用プレート
19の中間部には、図9中水平方向に沿って外側プレー
ト部4aに向かって延在するばね受け用プレート4c,
4cが固定ないし一体化されている。ばね受け用プレー
ト4c,4cは、ピン21と係合バー17bの図9中鉛
直方向間、かつ第4のアーム18の水平方向両側に設け
られている。
【0047】ばね受け用プレート4c,4cの先端部に
は、ストッパ4内をピン21に向かって延在する筒状ば
ね受けがそれぞれ形成されている。一方、フック係合ア
ーム20の一端には、上記筒状ばね受けに向かって突出
する凸部がそれぞれ形成されている。これらの筒状ばね
受けとこれらの凸部の間にコイルばね(第3の付勢手段
ないし弾性手段)22,22が圧縮介装されている。コ
イルばね22は、ストッパ4を支点として、フック係合
アーム20を介して第4のアーム18を図9中上方に向
かって付勢している。
【0048】また、ばね受け用プレート4c,4cの図
10中上方において、係止用プレート19から外側プレ
ート部4aに向かって延在する部分が形成されている。
ストッパ4のロック解除状態において、第4のアーム1
8の他端面18bと、上記延在部の下面すなわち係止面
19aとが当接することにより、第4のアーム18のス
ライド上限が規定される。
【0049】図9及び図7を参照すると、フック係合ア
ーム20の他端部内側には、ストッパ4の内側プレート
部4b側へ後退している門状段部が形成されている。こ
の門状段部は、水平方向両側に後退面(第3の係合部)
20a,20aを有し、これらの後退面20a,20a
の図中下方には、後退面20a,20a間の空間幅より
水平方向に幅広の空間が形成されている。
【0050】ストッパ4のロック状態において、後退面
20a,20a間から車台1に対して固定されたフック
23が突出している。フック23の先端には水平方向に
延在する幅広部が形成されている。ストッパ4のロック
状態においては、フック係合アーム20の水平方向両側
後退面20a,20aと、フック23が備える水平方向
両側の幅広部背面(第4の係合部)23a,23aとが
水平方向に沿って当接することにより、フック係合アー
ム20とフック23が互いに係合される。これによっ
て、ストッパ4の車台1外方への倒れ込みがロックされ
ている。
【0051】[あおり支持装置の動作及びロック機構の
操作]次に、このあおり支持装置、特にロック機構の動
作ないし操作方法を、両方のあおり2,2及び中柱3を
枢動させて、荷台を全面開放する場合について説明す
る。図10は図9に引き続く動作図であってストッパの
ロックが解除された状態を示し、図11は図10に引き
続く動作図であって、ストッパ及び中柱が垂下された状
態を示している。
【0052】まず、図8を参照して、あおり2,2と中
柱3を緊締している連結装置6,6をそれぞれ解除し、
あおり2,2を車台1の外方へ回転操作する(外方へ倒
す)。なお、場合によって、あおり2,2の一方、又は
両方を回転操作せず、中柱3と一方のあおり2、又は中
柱2のみを回転操作することができる。なお、通常、あ
おり2,2の端部は他のあおりや車台1に対して別途連
結されており、連結装置6,6を解除しても、直ちにあ
おり2,2が倒れることはない。
【0053】まず、図8を参照して、あおり2,2と中
柱3を緊締している連結装置6,6をそれぞれ解除し、
あおり2,2を車台1の外方へ回転操作する(外方へ倒
す)。
【0054】図9を参照して、ストッパ4のロック状態
においては、コイルばね25(図12(A)参照)によ
って、ハンドル12が図9中時計方向に回転するよう付
勢されている。したがって、第3のアーム17と第4の
アーム18の係合状態、さらにフック係合アーム20と
フック23の係合状態が安定的に維持される。この結
果、ストッパ4のロック状態が安定的に維持される。
【0055】続いて、図9から図10を参照して、操作
者がハンドル12を図9中反時計方向に所定角度範囲を
超えて回転操作すると、今度は、コイルばね25(図1
2(A)参照)の付勢力がコイルばね24による緩衝を
介してハンドル12を図9中反時計方向に回転させるよ
う作用する。よって、以降は、比較的小さな操作力でハ
ンドル12を図中反時計方向に回転操作することができ
る。この結果、ハンドル12に対する回転操作力及びコ
イルばね25の付勢力により、第3のアーム17が図中
上方にスライドされ、第3のアーム17と第4のアーム
18の係合が解除される。これによって、コイルばね2
2によって図9中上方に付勢されているフック係合アー
ム20が同上方にスライドされ(図10参照)、フック
係合アーム20とフック23との係合が解除される。詳
細には、特に図7を参照して、後退面20a,20a
と、幅広部背面23a,23aとの当接が解除されて、
フック23が後退面20a,20a間の図9中下方に形
成されている幅広の空間に面し、この空間を通じて脱出
可能となる。斯くして、ストッパ4及び中柱3の枢動が
許容される。以上のロック機構5の解除操作はワンタッ
チで行うことができる。
【0056】続いて、図10から図11を参照して、操
作者が中柱3を図中反時計方向に回転操作すると(車台
1外方へ倒すと)、中柱3に枢支されているストッパ4
もピン11を支点として中柱3に対して図中時計方向に
枢動し、最後には中柱3及びストッパ4が垂下状態に至
る。中柱3を起立状態に復帰させ、ストッパ4によって
中柱3をロックさせるには、以上説明した操作を反対に
行えばよい。
【0057】以上説明したあおり支持装置の効果を下記
に記す。 (1) ロック機構がストッパ操作の邪魔にならない。 (2) ロック機構の操作手段であるハンドルの回転を許
容するために、ストッパを切欠く必要がない。 (3) ロック機構のうち、車台に対して取り付けられる
各要素をユニット化することができ、ハンドルを含むユ
ニットを基台の外方から一括して取り付けることができ
る。 (4) ストッパのロックを一回の操作で解除することが
できる。 (5) ロック機構においては、ストッパに内蔵されてい
る車台−ストッパ間係合部と、車台に対して取り付けら
れている操作部と、が分離されて構成されていることに
より、ストッパ外部構造が簡素化されている。具体的に
は、ストッパから突出する手段がないため、ストッパ垂
下状態において、ストッパと他との干渉が高度に防止さ
れている。この結果、荷物の積み卸しが容易化されてい
る。 (6) ストッパのロック状態において、ハンドルにその
初期位置が維持されるよう作用する付勢手段が効果的に
設けられていることにより、走行時のロック機構のガタ
ツキが吸収され、また付勢力によってストッパのロック
状態が安定的に維持される。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、中柱を支えるストッパ
を起立状態でロックするための新規な機構が提供され
る。そして、このあおり支持装置によれば、中柱の開放
操作を容易に行うことができ、さらにストッパのロック
状態が安定的に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るあおり支持装置の外観
正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】図3に引き続く動作図である。
【図5】図4に引き続く動作図である。
【図6】(A)は図3のVIA−VIA断面図であり、(B)
は図3のVIB−VIB断面図である。
【図7】図3及び図9のVII−VII断面図である。
【図8】本発明の一実施例に係るあおり支持装置の外観
正面図である。
【図9】図8のIX−IX断面図である。
【図10】図9に引き続く動作図であり、但し図8のX
−X断面に相当する面を示している。
【図11】図10に引き続く動作図であり、但し図8の
XI−XI断面に相当する面を示している。
【図12】(A)は、図9中、第3のアーム近傍の部分
側断面図であり、(B)は(A)のハンドル取付プレー
トを取り去った背面図である。
【図13】図12(A)のXIII−XIII断面図である。
【符号の説明】
1 車台(基台) 2 あおり 3 中柱 4 ストッパ 4a 外側プレート部 4b 内側プレート部 4c ばね受けプレート 5 ロック機構 6 連結装置 7 ブラケット 7a 案内プレート部 7b 取付プレート部 7c ばね受けプレート部 7d 揺動アーム取付用プレート 8 蝶番 9 ピン 10 蝶番 11 ピン 12 ハンドル 13 ハンドル取付プレート 14 ピン 15 第1のアーム 16 第2のアーム 17 第3のアーム 17a 軸受プレート 17b 係合バー 17c 窓 17d 窓下枠内面 18 第4のアーム 18a 凹部 18b 他端面 19 係止用プレート 19a 係止面 20 フック係合アーム(係合手段の二) 20a,20a 後退面 21 ピン 22 コイルばね(第1,第3の付勢手段) 23 フック 23a,23a 幅広部背面 24 コイルばね 25 コイルばね(第4の付勢手段) 26 ピン 27 ピン 28 蝶番 28a 当接面 30 ロック機構 31 ピン 32 揺動アーム 32a 長穴 33 ピン 34 ハンドル 34a 鈎部 35 コイルばね(第2の付勢手段) 36 ピン 37 ハンドル係合アーム(係合手段の一) 40 固定手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台に対してその一端が枢支されたあおり
    と、 前記基台に対してその一端が枢支された中柱と、 前記あおりと前記中柱を連結する手段と、 前記中柱に対してその一端が枢支され、前記中柱の起立
    状態が維持されるよう起立して該中柱を支えるためのス
    トッパと、 前記基台に対して前記ストッパを起立状態で解除可能に
    係止し、該係止状態において前記中柱が前記基台外方へ
    倒れ込まないよう該ストッパに該中柱を支えさせるロッ
    ク機構と、を含み、 前記ロック機構が、 前記基台に対して枢支された揺動アームと、 前記揺動アームにその一端が枢支された操作手段と、 前記ストッパ内にスライド可能に内蔵され、前記操作手
    段の他端と係合している場合には前記基台に対して係合
    され、一方、同係合していない場合にはスライドして該
    基台に対する係合が解除される係合手段と、 前記係合手段を前記基台に対する係合が解除される方向
    にスライドするよう付勢している第1の付勢手段と、 前記揺動アームと前記操作手段の一端との間に作用する
    よう設けられ、該操作手段が閉位置にある場合には該操
    作部材と前記係合部材との係合状態が維持されるよう該
    操作手段に付勢力を及ぼし、一方、該操作手段が回転操
    作されて所定回転位置にある場合には該操作部材と前記
    係合部材との係合が解除される方向に作用する付勢力を
    該操作手段に及ぼす第2の付勢手段と、 を有することを特徴とするあおり支持装置。
  2. 【請求項2】前記揺動アームの他端に、前記操作手段の
    一端を遊嵌する手段が設けられ、該手段によって該操作
    手段の該揺動アームに対する枢支点が移動可能とされて
    いること、 前記第2の付勢手段が、前記揺動アームの前記基台に対
    する枢支点と、前記操作手段の前記揺動アームに対する
    枢支点と、の間に付勢力を作用するよう前記揺動アーム
    に内蔵されていること、 を特徴とする請求項1記載のあおり支持装置。
  3. 【請求項3】基台に対してその一端が枢支されたあおり
    と、 前記基台に対してその一端が枢支された中柱と、 前記あおりと前記中柱を連結する手段と、 前記中柱に対してその一端が枢支され、前記中柱の起立
    状態が維持されるよう起立して該中柱を支えるためのス
    トッパと、 前記基台に対して前記ストッパを起立状態で解除可能に
    係止し、該係止状態において前記中柱が前記基台外方へ
    倒れ込まないよう該ストッパに該中柱を支えさせるロッ
    ク機構と、を含み、 前記ロック機構が、 前記基台に対して固定ないし一体化された取付手段と、 前記取付手段に枢支され、該取付手段を挟んで前記スト
    ッパとは反対側に配置された操作手段と、 前記操作手段に連結され、前記操作手段の回転操作に伴
    って前記取付手段内をスライドするリンク手段と、 前記ストッパ内にスライド可能に内蔵され、前記リンク
    手段の他端と係合している場合には前記基台に対して係
    合され、一方、同係合していない場合にはスライドして
    該基台に対する係合が解除される係合手段と、 前記係合手段を前記基台との係合が解除され、かつ前記
    リンク手段との係合が維持される方向にスライドするよ
    う付勢している第3の付勢手段と、 前記取付手段と前記リンク手段との間に作用するよう設
    けられ、前記操作手段が閉位置にある場合には該リンク
    手段を介して該操作手段を該閉位置が維持される方向に
    付勢し、一方、該操作手段が回転操作されて所定回転位
    置にある場合には当該回転操作方向に沿った補助力とし
    て作用して、該リンク手段と前記係合手段との係合を解
    除する方向に作用する付勢力を及ぼす第4の付勢手段
    と、 を有することを特徴とするあおり支持装置。
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