JP2000288430A - 離型液の塗布方法及び離型液の塗布装置 - Google Patents

離型液の塗布方法及び離型液の塗布装置

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JP2000288430A
JP2000288430A JP9505799A JP9505799A JP2000288430A JP 2000288430 A JP2000288430 A JP 2000288430A JP 9505799 A JP9505799 A JP 9505799A JP 9505799 A JP9505799 A JP 9505799A JP 2000288430 A JP2000288430 A JP 2000288430A
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raw tire
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liquid
release
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JP9505799A
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Yoshio Nohara
義夫 野原
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Original Assignee
Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生タイヤの内面に離型液を均一に塗布でき、
また、生タイヤ外面への離型液の飛散を防止する。 【解決手段】 生タイヤTを生タイヤ置き台12の上に
横置きする。生タイヤTに上蓋68をし、上蓋68の孔
70から円形回転カップ50を挿入して下降させる。下
降させながら円形回転カップ50を高速回転させて離型
液を付与すると、離型液が遠心力によって遠心方向へ飛
散し、内面全体に離型液を塗布できる。また、バキュー
ム吸引装置を駆動させ、上蓋68の孔70、生タイヤ置
き台12と生タイヤTとの間の隙間から周囲の空気をダ
クト84へと吸い込むことにより、離型液が生タイヤT
の外面に飛散することが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加硫前の生タイヤ
の内周面に離型液を塗布する方法及び装置に関し、離型
液を少量で均一に薄膜上に塗布することのできる離型液
の塗布方法及び離型液の塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】チューブレスタイヤ用の生タイヤは、内
面ゴムに空気透過性の小さいブチル系のゴムを用いてい
る。
【0003】加硫工程の型付けでは、内部の高圧スチー
ムガス、及び温水を透過させないためのブラダーと称す
るブチル系のゴム袋を使用している。
【0004】加硫工程では、高温、高圧で金型に片付け
する。
【0005】この時、生タイヤ内面とブラダーがブチル
系の同種ゴムであるために、生タイヤ内面の生ゴムが加
硫進行と共にブラダーと強固に接着する問題がある。
【0006】そこで、接着を防止して、加硫後のタイヤ
の取り出しを円滑にするため、生タイヤの内面へ離型液
を塗布する作業を行っている。
【0007】生タイヤ内面への離型液塗布方法として
は、代表的なものとしてスプレー法がある。
【0008】スプレー法は、離型液をスプレーガンで霧
化して生タイヤ内面に吹き付けることにより塗布する方
法である。
【0009】スプレー塗布方法は、φ1mm以下の微細な
ノズル穴から離型剤を高速で吹き出して霧化し、生タイ
ヤ内面へ塗布する方法である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、φ1mm
以下のノズル穴は、経時変化と共に摩耗し、穴径が大き
くなると、塗布量が増えて均一の薄膜状の塗布が維持で
きず、不均一塗布によってブラダーの寿命が低下する問
題がある。
【0011】また、塗布量が増えると、液ダレ現象とな
る。液ダレ現象は、生タイヤの内面ゴムシート(インナ
ーライナー)のジョイント部から進入し、加硫後にエア
ー入りの不具合が発生する問題がある。
【0012】また、スプレー塗布は生タイヤ外面への飛
散が問題となる。
【0013】生タイヤ内側にスプレーガンをセットして
塗布する場合、スプレーガンから噴霧する塗布角度は、
ガンのチップにより固定となっている。
【0014】一方、生タイヤは、サイズの大きさが様々
であり、生タイヤ内面の両ビード間を均一塗布する前提
では、ガンのセット位置を大型サイズに合わせている。
【0015】したがって、小型サイズのタイヤでは、ビ
ード部から生タイヤ外面へ離型剤を塗布することにな
り、飛散した離型剤がトレッドエンド部に付着した場
合、トレッドゴムとサイドゴムとの間に加硫時に咬み込
んで割れ不具合が発生する問題がある。
【0016】本発明は上記事実を考慮し、塗布量を常に
均一に維持して、均一な薄膜状の塗布を形成することが
でき、さらに、生タイヤ外面への飛散を防止することの
できる離型液の塗布方法及び離型液の塗布装置を提供す
ることが目的である。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の離型液
の塗布方法は、生タイヤの内部空間において、高速回転
する塗布ガンを前記生タイヤの軸線方向に沿って移動さ
せ、前記塗布ガンに付与した離型液を前記塗布ガンの高
速遠心力により遠心方向に飛散させ、前記生タイヤの内
周面の全面に前記離型液を塗布することを特徴としてい
る。
【0018】高速回転する回転体である塗布ガンに離型
液を供給すると、離型液は塗布ガンの高速遠心力により
径方向外側へ微粒子化して飛散する。
【0019】高速回転する塗布ガンに離型液を供給しつ
つ生タイヤの内部空間において塗布ガンを軸線方向に沿
って移動すると、微粒子化した離型液が生タイヤの内面
全体に塗布される。
【0020】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の離型液の塗布方法において、前記塗布ガンの回転数
は、8000rpm〜30000rpmであることを特
徴としている。
【0021】塗布ガンの回転数を8000rpm〜30
000rpmとすることにより、離型液の微粒子の大き
さが最適な大きさとなり、離型液を効率良く生タイヤの
内面に塗布することができる。
【0022】なお、塗布ガンの回転数が8000rpm
未満になると、離型液の粒子の大きさが大きくなり過
ぎ、離型液の粒子が内面へ到達し難くなり、生タイヤの
内面への塗着効率が低下する。
【0023】一方、塗布ガンの回転数が30000rp
mを越えると、離型液の粒子の大きさが小さくなり過
ぎ、生タイヤの開口からタイヤ外へ霧状となった離型液
が飛散し、生タイヤの内面への塗着効率が低下する。
【0024】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の離型液の塗布方法において、前記生タ
イヤの内面に対する前記離型液の塗布角度は、水平に対
して上側へ20°以上であることを特徴としている。
【0025】生タイヤを水平に配置した場合、生タイヤ
の種類によってはサイド部が略水平になる場合がある。
【0026】上側に位置するサイド部の内面、即ち、塗
布面が下向きであり、離型液が水平に近い角度(20°
未満)で付着すると、塗布面に対して離型液が十分に付
着しなくなる。
【0027】したがって、塗布面が略水平で下向きであ
る場合には、離型液の塗布角度は、水平に対して上側へ
20°以上であることが好ましい。
【0028】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の離型液の塗布方法におい
て、前記離型液の飛散角度は、水平に対して0°〜上側
60°の間であることを特徴としている。
【0029】生タイヤを水平に配置した場合、生タイヤ
の種類によってはサイド部が略水平になる場合がある。
【0030】上側に位置するサイド部の内面、即ち、塗
布面が下向きであると、離型液が水平より下方へ向けて
飛散すると、塗布面に対して離型液が十分に付着しなく
なる。
【0031】したがって、離型液の飛散角度は水平に対
して0°以上が好ましい。
【0032】また、離型液の飛散角度が上側60°より
も大きくなると、下側に位置するサイド部の内面、即
ち、上向きの塗布面に対して離型液が十分に付着しなく
なる。
【0033】なお、離型液の飛散角度を、水平に対して
上側10°〜上側40°の間に設定することが更に好ま
しい。
【0034】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れか1項に記載の離型液の塗布方法におい
て、前記塗布ガンの軸線方向の移動速度は、少なくとも
高速、中速、低速の3段に切替え可能であることを特徴
としている。
【0035】生タイヤの内面は屈曲しているため、塗布
ガンの軸線方向の移動速度を一定にすると、単位面積当
たりの離型液の塗布量が部位によって異なってしまう。
このため、内面の向きによって塗布ガンの軸線方向の移
動速度を変えて、単位面積当たりの離型液の塗布量を略
一定にすることができる。
【0036】なお、塗布ガンの軸線方向の移動速度は、
4段以上に設定しても良く、これにより離型液の塗布量
をより一層一定化することができる。
【0037】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5の何れか1項に記載の離型液の塗布方法におい
て、前記生タイヤの軸方向両側の開口部からタイヤ外へ
離型液が飛散しないように、前記生タイヤに付着せず飛
散した離型液を吸引することを特徴としている。
【0038】請求項6に記載の離型液の塗布方法では、
生タイヤに付着せず飛散した離型液を吸引し、生タイヤ
の軸方向両側の開口部からタイヤ外へ離型液が飛散しな
いようにできる。したがって、生タイヤの外面に離型液
が付着することを防止できる。
【0039】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請
求項6の何れか1項に記載の離型液の塗布方法におい
て、前記塗布ガンに付与される離型液は、流量が自動制
御されていることを特徴としている。
【0040】請求項7に記載の離型液の塗布方法では、
塗布ガンに付与される離型液の流量が自動制御されてい
るので、生タイヤの内面に離型液を均一に塗布すること
が可能となる。
【0041】請求項8に記載の離型液の塗布装置は、離
型液が供給される離型液受け部を回転軸に備えた塗布ガ
ンと、塗布ガンを高速回転させる高速回転手段と、前記
塗布ガンを生タイヤの軸線方向に沿って移動する移動手
段と、前記塗布ガンの離型液受け部に離型液を供給する
液供給手段と、を備え、前記離型液受け部は、水平に対
して平行または、外周側が内周側よりも上側となるよう
に傾斜していることを特徴としている。
【0042】離型液を塗布する生タイヤは、軸線を鉛直
にして水平配置する。
【0043】高速回転手段により高速回転する塗布ガン
の離型液受け部に離型液を供給すると、離型液は塗布ガ
ンの高速遠心力により径方向外側へ微粒子化して飛散す
る。
【0044】なお、離型液受け部が水平に対して平行ま
たは、外周側が内周側よりも上側となるように傾斜して
いるため、微粒子化した離型液は、水平または斜め上向
きに飛散する。
【0045】高速回転する塗布ガンの離型液受け部に離
型液を供給しつつ、移動手段により生タイヤの内部空間
において塗布ガンを軸線方向に沿って移動すると、微粒
子化した離型液が生タイヤの内面全体に塗布される。
【0046】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の離型液の塗布装置において、前記離型液受け部が水平
に対して傾斜している場合には、高速回転する前記塗布
ガンより遠心方向に飛散する前記離型液の水平に対する
飛散角度が0°〜上側60°の間であることを特徴とし
ている。
【0047】生タイヤを水平に配置した場合、生タイヤ
の種類によってはサイド部が略水平になる場合がある。
【0048】上側に位置するサイド部の内面、即ち、塗
布面が下向きであると、離型液が水平より下方へ向けて
飛散すると、塗布面に対して離型液が十分に付着しなく
なる。
【0049】したがって、サイド部が略水平で塗布面が
下向きである場合には、離型液の飛散角度は水平に対し
て0°以上が好ましい。
【0050】また、離型液の飛散角度が上側60°より
も大きくなると、下側に位置するサイド部の内面、即
ち、上向きの塗布面に対して離型液が十分に付着しなく
なる。
【0051】なお、離型液の飛散角度を、水平に対して
上側10°〜上側40°の間に設定することが更に好ま
しい。これにより、生タイヤの内面のうち、ほぼ水平で
かつ下側を向いた部分にも確実に離型液を塗布すること
ができる。
【0052】請求項10に記載の発明は、請求項8また
は請求項9に記載の離型液の塗布装置において、前記離
型液受け部には、遠心方向に延びる複数の溝が形成され
ていることを特徴としている。
【0053】離型液受け部に遠心方向に延びる複数の溝
を形成すると、離型液が遠心方向に飛散する際のガイド
の役目を各々の溝が果たすので、離型液が遠心方向に真
っ直ぐに飛びやすくなる。
【0054】請求項11に記載の発明は、請求項8乃至
請求項10の何れか1項に記載の離型液の塗布装置にお
いて、前記塗布ガンは、バランス修正が0.2gmm以下
に設定されていることを特徴としている。
【0055】塗布ガンは高速回転させるため、回転バラ
ンスをとって回転時の振れを小さくする必要がある。よ
って、塗布ガンのバランス修正を行い、0.2gmm以下
のモーメントとすると、回転時の振れを小さくすること
ができる。これにより、均一な塗布が可能となり、ま
た、塗布ガンを高速回転させる高速回転手段の寿命も増
す。
【0056】
【発明の実施の形態】本発明の離型液の塗布装置の一実
施形態を図1乃至図6にしたがって説明する。
【0057】図1には塗布装置10が斜視図にて示され
ている。
【0058】塗布装置10は、上部に生タイヤ置き台1
2を設けた作業台14を備えている。
【0059】生タイヤ置き台12の上面には、径方向に
沿って延びるリブ16が4本形成されている。
【0060】図2に示すように、リブ16の高さHは3
〜50mmの範囲が好ましい。
【0061】図1に示すように、作業台14の側面から
は支柱18が立設しており、支柱18の上端には先端が
生タイヤ置き台12の上方に達する水平板20の基端が
固定されている。
【0062】この水平板20の上面には、基端寄りに液
タンク22が固定されている。
【0063】また、水平板20の上面には、モーター2
4が載置され、このモーター24の図示しない回転軸の
歯車にはラック26が上下動可能に噛み合っている。
【0064】なおラック26は、水平板20に取り付け
られた軸受28により上下動可能に支持されている。
【0065】ラック26の下端にはスプレー装置30が
取り付けられている。
【0066】スプレー装置30にはモーター32が内蔵
されている。
【0067】本実施形態のモーター32は、高速回転
(8000rpm〜30000rpm)可能な電気モー
ターであるが、エアーモーター等の他の回転手段であっ
ても良い。
【0068】液タンク22の下端には供給配管34の一
端が接続されており、供給配管34の中間部には、ポン
プ36、自動制御バルブ38、流量計40が設けられ、
供給配管34の他端はスプレー装置30に内蔵された切
換弁42に接続されている。
【0069】自動制御バルブ38及び流量計40は、生
タイヤ置き台12に設けられたコントローラ44に接続
されており、コントローラ44は、離型液の供給量を一
定にコントロールするようになっている。
【0070】離型液としては、シリコーンオイル(一例
として、信越化学 KM797)、間欠シリコーン(一
例として、Rhodia社 Ryndcoat BR2100RTU )、マイカ
入りシリコーン(一例として、松本油脂 C041)等
を用いることができるが、その他の物であっても良いの
は勿論である。
【0071】スプレー装置30に内蔵された切換弁42
には、リターン配管46及び吐出配管48が接続されて
いる。
【0072】ここで、切換弁42は、供給配管34から
供給された離型液を吐出配管48へ流す第1の位置と、
供給配管34から供給された離型液をリターン配管46
へ流す第2の位置と、吐出配管48及びリターン配管4
6のいずれにも流さない第3の位置との3つの位置に切
換可能となっており、この切換は、コントローラ44に
よって行われるようになっている。
【0073】スプレー装置30のモーター32の回転軸
32Aの下端には、円形回転カップ50が取り付けられ
ている。
【0074】図3及び図4に示すように、円形回転カッ
プ50は、上部の開放されたカップ部52を備え、カッ
プ部52の下端には環状のフランジ部54が一体的に設
けられている。
【0075】前述した吐出配管48の先端は、カップ部
52の上方に位置しており、吐出配管48より吐出され
た離型液がカップ部52へ供給されるようになってい
る。
【0076】カップ部52の底部隅部分には、フランジ
部54の基部に至る小孔56が周方向に複数形成されて
いる。
【0077】図4に示すように、本実施形態のフランジ
部54は、外周側が上側となるように傾斜している。
【0078】なお、図4に示すように、フランジ部54
の水平線HLに対する角度θ1(本発明の飛散角度)は
0°〜上側60°の範囲内が望ましく、水平(角度θ1
=0°)でも構わないが本実施形態のように外周側が上
側となるように傾斜していることが好ましい。さらに、
角度θ1は水平に対して上側10°〜上側40°の間に
設定することが更に好ましい。これにより、生タイヤの
内面のうち、ほぼ水平でかつ下側を向いた部分にも確実
に離型液を塗布することができるようになる。
【0079】フランジ部54の外径Dは、生タイヤTが
自動車用の場合φ50mm〜φ250mmの範囲内が好まし
い。
【0080】図3に示すように、円形回転カップ50の
フランジ部54の上面には、回転軸32Aを中心として
半径方向外側に延びる複数の溝58が放射状に形成され
ている。
【0081】円形回転カップ50は、8000rpm〜
30000rpmの高速で回転させるため、軽量化して
モーター32の耐久性(軸受、軸の摩耗等)を確保する
必要がある。したがって、円形回転カップ50は、アル
ミニウム、チタン、マグネシウム単体及び合金、セラミ
ックス等の比重が小さく強度のある材質が好ましい。
【0082】また、円形回転カップ50は、高速回転さ
せるため、回転バランスをとって回転時の振れを小さく
する必要がある。よって、円形回転カップ50は、バラ
ンス修正を行い、0.2gmm以下のモーメントとするこ
とが好ましい。
【0083】図1に示すように、ラック26の上端に
は、水平部材60の一端が固定され、この水平部材60
の他端はガイド部62とされている。
【0084】このガイド部62には垂直部材64が上下
動のみ可能に支持されている。
【0085】この垂直部材64の上端には、水平部材6
0の上面に当接するストッパー66が設けられ、垂直部
材64の落下を防止している。
【0086】この垂直部材64の下端には、上蓋68が
水平に取り付けられている。
【0087】図2に示すように、上蓋68は、外径が生
タイヤTのビード径(開口の径)よりも大きく形成され
ており、中央にはスプレー装置30が出入り可能な孔7
0が形成されている。
【0088】したがって、ラック26を下降させると、
スプレー装置30と共に上蓋68が下降し、下降途中で
上蓋68が生タイヤ置き台12の上に載置された生タイ
ヤTの上部に当接すると、上蓋68の下降が停止し、ス
プレー装置30のみ生タイヤTの内側空間に下降するこ
とになる。
【0089】ラック26には、上端近傍に検出ドグ72
が取り付けられている。この検出ドグ72の近くには生
タイヤTの内周面に対する円形回転カップ50の高さ位
置を検出する複数の近接センサ(図1では、5個の近接
センサ74A、74B、74C、74D、74E)が配
置されている。
【0090】これらの近接センサ74A〜74Eは、水
平板20上面に垂直に立設する取り付け部材76に上下
に並べて取り付けられている。
【0091】なお、液タンク22には、モーター78で
回転する攪拌羽80が設けられており、攪拌羽80を回
転することによってタンク内の離型液を攪拌することが
できる。
【0092】生タイヤ置き台12の中央には、開口82
が形成されている。
【0093】生タイヤ置き台12の下面側には、ダクト
84の一端が連結されている。ダクト84の他端は図示
しないバキューム吸引装置が連結されており、開口82
より空気を吸引可能となっている。 (作用)次に、上記構成の塗布装置10を用いて生タイ
ヤTの内周面に離型液を塗布する作業手順を以下に説明
する。
【0094】ここでは、比較的大型のタイヤ(例えば、
PSR用16インチ以上、TBR用、ORR用等)の場
合の説明をする。 (1) 先ず、切換弁42は、供給配管34から供給さ
れた離型液をリターン配管46へ流す第2の位置に切り
換えられている。
【0095】攪拌羽80を回して離型液を攪拌し、ポン
プ36を作動させる。これにより、離型液は、液タンク
22、供給配管34、切換弁42、リターン配管46を
介して循環する。なお、コントローラ44は、流量計4
0からの流量検出信号に基づき予め定められた流量とな
るように自動制御バルブ38を制御する。 (2) 生タイヤTを生タイヤ置き台12の上に横置き
する。 (3) バキューム吸引装置を駆動すると共に、モータ
ー24及びモーター32を駆動する。これにより、生タ
イヤT内部が負圧(大気圧よりも低い圧力)になり、ま
た、スプレー装置30及び上蓋68が下降すると共に円
形回転カップ50が高速回転する。
【0096】上蓋68が生タイヤTの上部のビード部8
6に当接すると、円形回転カップ50が上蓋68の孔7
0を通過する。円形回転カップ50が生タイヤTの内部
に進入すると、検出ドグ72が第2番目の近接センサ7
4Bを検出し、切換弁42が第1の位置に切換られ、供
給配管34から供給された離型液が吐出配管48へ流さ
れる。
【0097】そして吐出配管48から離型液が円形回転
カップ50のカップ部52へ供給され、離型液は小孔5
6を介してフランジ部54へ至り、小孔56から排出さ
れた離型液は遠心力によってフランジ部54の外周端部
から遠心方向へ飛散する。
【0098】ここで、フランジ部54に形成された遠心
方向に延びる複数の溝58は、離型液が遠心方向に飛散
する際のガイドの役目を果たすので、離型液が遠心方向
に真っ直ぐに飛びやすくなる。 (4) また、検出ドグ72が第2番目の近接センサ7
4Bを検出すると、下降速度が中速に切換られ、高速回
転する円形回転カップ50は離型液を飛散させながら中
速で下降し、上側のビード部86の内周面に離型液を塗
布する(図5参照。)。
【0099】上側のビード部86の内周面は、径が小さ
い、即ち、円形回転カップ50からの距離が近いので、
中速で下降することによって単位面積当たりの離型液の
付着量が確保される。
【0100】また、バキューム吸引装置が駆動している
ので、上蓋68の孔70、生タイヤ置き台12と生タイ
ヤTとの間の隙間から周囲の空気がダクト84へと流れ
込み、円形回転カップ50から飛散した離型液が生タイ
ヤTの外面に飛散することが防止される。
【0101】なお、生タイヤTの下側のビード部86と
生タイヤ置き台12との間の空気の流速は、0.1〜
1.5m/秒程度が好ましい。
【0102】ここで、空気の流速が0.1m/秒未満に
なると、離型液が生タイヤTの外面に飛散する虞れがあ
る。
【0103】また、空気の流速が1.5m/秒を越える
と、円形回転カップ50から飛散した離型液の粒子が空
気と共にバキューム吸引装置に連結されているダクト8
4側へ逃げてしまい、塗布効率が減少する。 (5) 検出ドグ72が第3番目の近接センサ74Cを
検出すると、円形回転カップ50の下降速度が低速に切
替えられる。
【0104】上側のタイヤサイド部88及びトレッド部
90の内周面は、ビード部86より径が大きい、即ち、
円形回転カップ50からの距離が遠くなり、塗布面積が
広くなるので、低速で下降することによって単位面積当
たりの離型液の付着量が確保される。
【0105】また、本実施形態では、フランジ部54が
外周側が上側となるように傾斜しているため、離型液は
斜め上方に向けて飛散する。
【0106】したがって、図6に示すように、本実施形
態の生タイヤTのように、上部のタイヤサイド部88が
水平に近いような場合には、上側のタイヤサイド部88
の内面に対して角度(以後、塗布角度θ2という。離型
液が当接する塗布面の点を通る水平線HLに対して、該
点で計測した離型液の軌跡の角度。軌跡が曲線を描く場
合には接線の角度。)をもって離型液が塗布されること
になる。
【0107】ここで、塗布面に対する塗布角度θ2は2
0°以上となることが好ましい。塗布角度θ2が20°
未満になると、塗布面に対して離型液が十分かつ確実に
塗布できなくなる。
【0108】なお、フランジ部54の水平線HLに対す
る角度θ1(離型液の飛散角度)が0°未満(フランジ
部54より下向きに飛散)となると、上部のタイヤサイ
ド部88が水平に近いような場合に、このタイヤサイド
部88の内面に対して離型液が十分に付着しなくなる。
一方、角度θ1が上側60°よりも大きくなると、下側
に位置する水平に近いサイド部88の内面に対して離型
液が十分に付着しなくなる。 (6) 次に、検出ドグ72が第4番目の近接センサ7
4Dを検出すると、円形回転カップ50の下降速度が高
速に切替えられる。
【0109】下側のビード部86の内周面は、円形回転
カップ50からの距離が近いが、これまでの塗布によっ
て自由落下した離型液が付着しているので、高速で下降
しても単位面積当たりの離型液の付着量が確保される。 (7) 下方のビード部86の下端まで離型液の塗布が
完了すると、検出ドグ72が第5番目の近接センサ74
Eを検出する。
【0110】これにより、切換弁42が第2の位置に切
換られ、供給配管34から供給された離型液はリターン
配管46により液タンク22へ戻され、吐出配管48か
らの吐出が停止すると共に、円形回転カップ50が最下
降位置で停止する。
【0111】次いで、円形回転カップ50は上昇に転
じ、最上位位置まで上昇する。
【0112】上昇途中、水平部材60が垂直部材64の
上端のストッパー66に当接して垂直部材64を持ち上
げるので、上蓋68も円形回転カップ50と共に上昇す
る。 (8) 円形回転カップ50が最上昇位置に至ると、検
出ドグ72が第1番目の近接センサ74Aを検出して停
止する。
【0113】これで離型液の塗布作業の1サイクルが完
了し、離型液の塗布された生タイヤTは、生タイヤ置き
台12から取り出され、加硫工程へ送られる。
【0114】なお、本実施形態では、上蓋68を生タイ
ヤTの上部のビード部86に当接させて離型液の塗布を
行ったが、上蓋68を生タイヤTの上部のビード部86
に当接させず、若干の隙間を設けても良い。本実施形態
では、上記のように空気の吸引を行っているので、上蓋
68と生タイヤTの上部のビード部86との間の隙間か
ら空気が吸引されるので、この隙間から離型液が飛散す
ることは無い。
【0115】なお、上蓋68と生タイヤTの上部のビー
ド部86との間に隙間を設ける場合、隙間の寸法は30
mm以下に抑えることが好ましい。ここの隙間が30mmを
越えると、離型液が外部へ飛散する虞れがある。
【0116】また、本実施形態では、生タイヤTが比較
的大型の場合の塗布方法を説明したが、生タイヤTが比
較的小さいタイヤ(例えば、PSR用の15インチ以下
のサイズのタイヤ等)場合では、比較的生タイヤTの内
径が小さく、大径部分と小径部分との径のの差も少ない
ので、円形回転カップ50の下降速度を一定にして離型
液を塗布することができる。また、生タイヤTが円筒状
(径が一定)の場合も円形回転カップ50の下降速度を
一定にして離型液を塗布することができる。
【0117】なお、生タイヤTの形状に合わせて、下降
速度が連続的に変化するようにコントロールしても良
い。 (試験例1)円形回転カップの外径と、塗布距離との関
係を水(比重1.0)、間欠シリコーン(Rhodia社 Ry
ndcoat BR2100RTU 。比重1.02)、マイカ入りシリ
コーン(松本油脂 C041。比重1.27)の各々の
液体について調べた。
【0118】円形回転カップの回転数を20000rp
mに固定した。
【0119】図7のグラフには、水を用いた場合の円形
回転カップの外径と塗布距離との関係が示されており、
図8のグラフには、間欠シリコーンを用いた場合の円形
回転カップの外径と塗布距離との関係が示されており、
図9のグラフには、マイカ入りシリコーンを用いた場合
の円形回転カップの外径と塗布距離との関係が示されて
いる。
【0120】なお、ここでいう塗布距離とは、図7に示
すように、円形回転カップ50の回転中心から飛散した
液体が霧状となって見えなくなる点までの距離を言う。
【0121】試験の結果、円形回転カップの外径と塗布
距離とは比例していることが分かった。なお、回転中心
から塗布面までの距離が上記塗布距離よりも大きくなる
と、液体が霧状となって塗布不足となる。
【0122】間欠シリコーンを用いた場合、図8のグラ
フから、生タイヤが15インチサイズでは、円形回転カ
ップの外径が60mm必要であり、生タイヤが16インチ
サイズでは、円形回転カップの外径が75mm必要である
ことが分かった。
【0123】また、マイカ入りシリコーンを用いた場
合、図9のグラフから、生タイヤが25インチサイズで
は円形回転カップの外径が60mm必要であり、生タイヤ
が57インチサイズでは円形回転カップの外径が250
mm必要であることが分かった。 (試験例2)円形回転カップの回転数と塗着効率との関
係、及び円形回転カップの回転数とミスト粒径との関係
を調べた。
【0124】円形回転カップの外径はφ90mmに固定し
た。
【0125】離型液には、間欠シリコーンを用いた。
【0126】また、離型液のミストがタイヤ外へ飛散し
ないように吸引を行った。
【0127】ここで塗着効率とは、タイヤに付着した量
/供給した量をパーセンテージで示したものである。
【0128】回転数と塗着効率との関係は図10のグラ
フに示す通りであり、円形回転カップの回転数とミスト
粒径との関係は図11のグラフに示す通りである。
【0129】試験の結果、円形回転カップの回転数を上
昇して行くと遠心力が強くなり、ミストは微粒化してい
くことが分かった。
【0130】また、離型液を微粒化し過ぎると、タイヤ
内面に到達せずにミスト吸引側にミストが逃げ、生タイ
ヤ内面への塗着効率が低下することが分かった。
【0131】また、円形回転カップの回転数が低すぎる
とミスト粒径が大きくなって生タイヤ内面への塗着効率
が減少することが分かった。
【0132】これらの結果から、円形回転カップの回転
数は8000rpm〜30000rpmの範囲とするこ
とが最も効率的であることが分かった。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば塗
布量を常に均一に維持して、均一な薄膜状の塗布を形成
することができ、さらに、生タイヤ外面への飛散を防止
することのできる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る塗布装置の全体構成
を示す斜視図である。
【図2】塗布装置の配管図である。
【図3】円形回転カップの斜視図である。
【図4】円形回転カップの断面図である。
【図5】円形回転カップの下降速度と塗布部位との関係
を説明する説明図である。
【図6】離型液の塗布角度を説明する説明図である。
【図7】水を用いた場合の円形回転カップの外径と塗布
距離との関係を示すグラフである。
【図8】間欠シリコーンを用いた場合の円形回転カップ
の外径と塗布距離との関係を示すグラフである。
【図9】マイカ入りシリコーンを用いた場合の円形回転
カップの外径と塗布距離との関係を示すグラフである。
【図10】円形回転カップの回転数と塗着効率との関係
を示すグラフである。
【図11】円形回転カップの回転数とミスト粒径との関
係を示すグラフである。
【符号の説明】
10 塗布装置(離型液の塗布装置) 22 液タンク(液供給手段) 24 モーター(移動手段) 26 ラック(移動手段) 28 軸受(移動手段) 30 スプレー装置(移動手段) 32 モーター(高速回転手段) 34 供給配管(液供給手段) 36 ポンプ(液供給手段) 38 自動制御バルブ(液供給手段) 40 流量計(液供給手段) 42 切換弁(液供給手段) 44 コントローラ(液供給手段) 46 リターン配管(液供給手段) 50 円形回転カップ(塗布ガン) 54 フランジ部(離型液受け部) 58 溝 θ1 角度(飛散角度) θ2 塗布角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 21:00 105:24 B29L 30:00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生タイヤの内部空間において、高速回転
    する塗布ガンを前記生タイヤの軸線方向に沿って移動さ
    せ、離型液を前記塗布ガンの高速遠心力により遠心方向
    に飛散させ、前記生タイヤの内周面の全面に前記離型液
    を塗布することを特徴とする離型液の塗布方法。
  2. 【請求項2】 前記塗布ガンの回転数は、8000rp
    m〜30000rpmであることを特徴とする請求項1
    に記載の離型液の塗布方法。
  3. 【請求項3】 前記生タイヤの内面に対する前記離型液
    の塗布角度は、水平に対して上側へ20°以上であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の離型液
    の塗布方法。
  4. 【請求項4】 前記離型液の飛散角度は、水平に対して
    0°〜上側60°の間であることを特徴とする請求項1
    乃至請求項3の何れか1項に記載の離型液の塗布方法。
  5. 【請求項5】 前記塗布ガンの軸線方向の移動速度は、
    少なくとも高速、中速、低速の3段に切替え可能である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に
    記載の離型液の塗布方法。
  6. 【請求項6】 前記生タイヤの軸方向両側の開口部から
    タイヤ外へ離型液が飛散しないように、前記生タイヤに
    付着せず飛散した離型液を吸引することを特徴とする請
    求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の離型液の塗布
    方法。
  7. 【請求項7】 前記塗布ガンに付与される離型液は、流
    量が自動制御されていることを特徴とする請求項1乃至
    請求項6の何れか1項に記載の離型液の塗布方法。
  8. 【請求項8】 離型液が供給される離型液受け部を回転
    軸に備えた塗布ガンと、 塗布ガンを高速回転させる高速回転手段と、 前記塗布ガンを生タイヤの軸線方向に沿って移動する移
    動手段と、 前記塗布ガンの離型液受け部に離型液を供給する液供給
    手段と、 を備え、 前記離型液受け部は、水平に対して平行または、外周側
    が内周側よりも上側となるように傾斜していることを特
    徴とする離型液の塗布装置。
  9. 【請求項9】 前記離型液受け部が水平に対して傾斜し
    ている場合には、高速回転する前記塗布ガンより遠心方
    向に飛散する前記離型液の水平に対する飛散角度が0°
    〜上側60°の間であることを特徴とする請求項8に記
    載の離型液の塗布装置。
  10. 【請求項10】 前記離型液受け部には、遠心方向に延
    びる複数の溝が形成されていることを特徴とする請求項
    8または請求項9に記載の離型液の塗布装置。
  11. 【請求項11】 前記塗布ガンは、バランス修正が0.
    2gmm以下に設定されていることを特徴とする請求項8
    乃至請求項10の何れか1項に記載の離型液の塗布装
    置。
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