JP4391112B2 - タイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置、及びタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布方法 - Google Patents

タイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置、及びタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置、及びタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布方法にかかり、特に、離型剤を飛散させず、タイヤ加硫ブラダーに効率的、かつ均一に離型剤を塗布することのできるタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置、及びタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
タイヤ加硫工程では、加硫後のブラダーからの離型性を良くするため、ブラダーと生タイヤとの接触面に離型剤を塗布している。
【0003】
この離型剤は、従来人手でタイヤ内面に塗布されており、均一に塗布することが困難であると共に、多大な工数を要していた。
【0004】
これらの問題を解決するために、タイヤ加硫ブラダーと生タイヤとの接触面に自動的に離型剤を塗布する方法が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平06−344352号公報
【特許文献2】
特開2002−001729号公報
【特許文献3】
特開2002−337153号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特開平06−344352号公報、及び特開2002−337153号公報の方法によれば、離型剤をスプレーガンによって塗布している。
【0007】
スプレーガンの問題点は、噴霧するために霧状になった離型剤が周辺に飛散し易く汚れの原因になってしまうことで、公報の中にもこの問題を克服するため、高圧噴射による噴霧のパターンコントロールを行う、飛散防止のエアバリアを設ける、密閉、マスキング機能を付加する等により飛散防止を行っている。
【0008】
また、スプレーガンを用いて離型剤を塗布する場合、離型剤の性質(粘度、成分)による影響が大きく、均一で薄い膜を形成させるのが困難であったり(塗布表面での塗布剤の流動による)、目詰まりが発生する問題がある。
【0009】
スプレーガンを使用しない特開2002−001729号公報に記載の転写式で離型剤を塗布する場合、飛散問題は解決できるが、離型剤を薄く均一に塗布することは、離型剤の粘度、ブラダー表面の親和性によってコントロールが難しい問題がある。即ち、特開2002−001729号公報に記載の転写式では、離型剤が収容された貯蔵部に下端部を浸したローラを回転するブラダに押し付け、ローラを回転させながらブラダの外周面に離型剤を塗布しているが、ローラが滑って適正に離型剤を塗布できなかったり、ローラ全体に均一に離型剤が付着しない場合がある。
【0010】
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、離型剤の飛散を確実に防止でき、かつブラダー表面に離型剤を均一に塗布することのできるタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置、及びタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布方法を提供することが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置は、タイヤ加硫ブラダーの表面に接触して離型剤を塗布する塗布部材と、前記塗布部材及び前記タイヤ加硫ブラダー表面の少なくとも一方に対して、供給量をコントロールしながら離型剤を供給する離型剤供給手段と、前記タイヤ加硫用ブラダー及び前記塗布部材の少なくとも一方を、前記タイヤ加硫用ブラダーの軸を中心として回転させると共に、前記軸方向に沿って移動させ、前記塗布部材を前記タイヤ加硫ブラダーの表面に接触させながら前記塗布部材を前記表面に対して螺旋状に移動させる駆動手段と、を有することを特徴としている。
【0012】
次に、請求項1に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置の作用を説明する。
【0013】
本発明では、タイヤ加硫ブラダーの表面に塗布部材を用いて離型剤を塗布するが、その際、離型剤供給装置は、塗布部材及びタイヤ加硫ブラダー表面の少なくとも一方に対して、供給量をコントロールしながら離型剤を供給し、さらに、駆動手段はタイヤ加硫用ブラダー及び塗布部材の少なくとも一方を、タイヤ加硫用ブラダーの軸を中心として回転させると共に、軸方向に沿って移動させ、塗布部材をタイヤ加硫ブラダーの表面に接触させながら塗布部材を表面に対して螺旋状に移動させるので、タイヤ加硫ブラダーの表面全体に、均一に離型剤を塗布することができる。
【0014】
また、離型剤を塗布部材で塗布するため、スプレー式で問題となった離型剤の飛散を確実に防止でき、離型剤の使用量も少なくて済む。さらに、ブラダー表面に離型剤を均一に塗布することができる。
【0015】
なお、本発明で言う「塗布部材」とは、例えば、離型剤を保持可能なスポンジ(無数の連続気泡)状の部材や、多数の毛または繊維状の部材(天然、合成を問わない)を備えた一般的に「刷毛」、または「ブラシ」と呼ばれているものを指すが、離型剤を保持可能であればその形態はスポンジ、刷毛、ブラシ等に限らない。
【0016】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置において、前記離型剤供給手段、及び前記駆動手段を制御する制御装置を有する、ことを特徴としている。
【0017】
次に、請求項2に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置の作用を説明する。
【0018】
請求項2に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置では、制御装置は、タイヤ加硫ブラダーの表面全体に一様の厚さで離型剤が塗布されるように、離型剤供給手段、及び駆動手段を制御することができる。
【0019】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置において、前記塗布部材自身を回転させる塗布部材回転手段を有する、ことを特徴としている。
【0020】
次に、請求項3に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置の作用を説明する。
【0021】
塗布部材に離型剤を付着させる(含ませる)場合、塗布部材全体に均一に離型剤が付着しない場合が考えられる。また、塗布部材をずらしながら離型剤を塗布する場合、ブラダー表面に塗布部材が1回通る部位と、2回通る部位とが生ずる場合が考えられる。
【0022】
このような場合、離型剤が不均一に塗布される懸念があるが、請求項3に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置では、塗布部材回転手段で塗布部材自身を回転させながら離型剤の塗布を行え、ブラダー表面に均一に離型剤の塗布を行うことが出来る。
【0023】
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置において、前記塗布部材を前記加硫ブラダーに対して往復運動させる塗布部材振動手段を有する、ことを特徴としている。
【0024】
次に、請求項4に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置の作用を説明する。
【0025】
塗布部材に離型剤を付着させる(含ませる)場合、塗布部材全体に均一に離型剤が付着しない場合が考えられる。また、塗布部材をずらしながら離型剤を塗布する場合、ブラダー表面に塗布部材が1回通る部位と、2回通る部位とが生ずる場合が考えられる。
【0026】
このような場合、離型剤が不均一に塗布される懸念があるが、請求項4に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置では、塗布部材振動手段で塗布部材を加硫ブラダーに対して往復運動させながら離型剤の塗布を行え、ブラダー表面に均一に離型剤の塗布を行うことが出来る。
【0027】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置において、前記タイヤ加硫用ブラダーを膨張させる膨張手段を有する、ことを特徴としている。
【0028】
次に、請求項5に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置の作用を説明する。
【0029】
タイヤ加硫ブラダーは縮小状態で生タイヤ内に装入され、加硫時には膨張させる。
【0030】
ここで、タイヤ加硫ブラダーを縮小させると、タイヤ加硫ブラダーに皺が寄る場合がある。皺が寄ったタイヤ加硫ブラダーでは、塗布部材で均一の厚さに離型剤を塗布することが出来なくなる。
【0031】
請求項5に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置では、離型剤を塗布する際にタイヤ加硫ブラダーを膨張させ、タイヤ加硫ブラダーを皺の無い状態にでき、離型剤を均一に塗布することが出来る。
【0032】
請求項6に記載のタイヤ加硫用ブラダーの離型剤塗布方法は、塗布部材及びタイヤ加硫ブラダーの表面の少なくとも一方に対して供給量をコントロールしながら離型剤を供給し、タイヤ加硫用ブラダー及び塗布部材の少なくとも一方を、前記タイヤ加硫用ブラダーの軸を中心として回転させると共に、前記軸方向に沿って移動させながら前記塗布部材で前記離型剤をタイヤ加硫ブラダー表面に対して螺旋状に塗布する、ことを特徴としている。
【0033】
次に、請求項6に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布方法の作用を説明する。
【0034】
請求項6に記載のタイヤ加硫用ブラダーの離型剤塗布方法では、離型剤が、塗布部材及びタイヤ加硫ブラダーの表面の少なくとも一方に対して供給量をコントロールされながら供給される。また、タイヤ加硫用ブラダー及び塗布部材の少なくとも一方が、タイヤ加硫用ブラダーの軸を中心として回転されると共に、軸方向に沿って移動させながら塗布部材で離型剤がタイヤ加硫ブラダー表面に対して螺旋状に塗布される。したがって、タイヤ加硫ブラダーの表面全体に、均一に離型剤を塗布することができる。
【0035】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のタイヤ加硫用ブラダーの離型剤塗布方法において、前記離型剤を塗布する際、前記タイヤ加硫用ブラダーを膨張させておく、ことを特徴としている。
【0036】
次に、請求項7に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布方法の作用を説明する。
【0037】
請求項7に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布方法では、離型剤を塗布する際にタイヤ加硫ブラダーを膨張させ、タイヤ加硫ブラダーを皺の無い状態にでき、離型剤を均一に塗布することが出来る。
【0038】
請求項8に記載の発明は、請求項6または請求項7に記載のタイヤ加硫用ブラダーの離型剤塗布方法において、前記塗布部材を前記加硫ブラダーに対して回転または往復移動させながら前記離型剤を前記タイヤ加硫用ブラダーの表面に塗布する、ことを特徴としている。
【0039】
次に、請求項8に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布方法の作用を説明する。
【0040】
請求項8に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布方法では、塗布部材を加硫ブラダーに対して回転または往復移動させながら離型剤をタイヤ加硫用ブラダーの表面に塗布するので、ブラダー表面に均一に離型剤の塗布を行うことが出来る。
【0041】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態に係るタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置(以下、塗布装置とする)10を図1乃至図3にしたがって説明する。
【0042】
図1に示すように、本実施形態の塗布装置10は、昇降装置12を備えている。
【0043】
昇降装置12は、回転(矢印CW方向)及び上下動(矢印A方向)する回転軸14を備えている。
【0044】
回転軸14は、上端にブラダー16の支持軸18を把持するチャック(図示せず)を備えている。
【0045】
なお、回転軸14は、図1では図示されないモータ、及び昇降用シリンダ装置により駆動される。
【0046】
図2に示すように、回転軸14を駆動するモータ20、昇降用シリンダ装置22は制御装置24によって制御され、制御装置24は、少なくとも回転軸14の回転速度、上下移動速度、及び上下位置を制御する。
【0047】
図1に示すように、昇降装置12の近傍には、塗布機構26の支柱28が配置されている。
【0048】
支柱28には、図3に示すような刷毛駆動部30が取り付けられている。
【0049】
刷毛駆動部30は、ケーシング32の内部に水平に配置された刷毛駆動用シリンダ装置34を備えている。
【0050】
刷毛駆動用シリンダ装置34のピストンロッド34Aには、プレート36が固定されており、プレート36には扇状ギア38が回転自在に支持されている。
【0051】
扇状ギア38には、プレート36に取り付けられたモータ40で回転する小ギア42が噛み合っている。
【0052】
扇状ギア38には、離型剤を塗布するための刷毛44が取り付けられている。
【0053】
したがって、扇状ギア38を回転させることにより、刷毛44の角度(上下方向の傾き)を変更することが出来る。
【0054】
図2に示すように、この刷毛駆動用シリンダ装置34、及びモータ40は、制御装置24で制御され、制御装置24は、少なくとも、ピストンロッド34Aの出入り量、及びモータ40の回転角度を制御する。
【0055】
図1に示すように、刷毛駆動部30のケーシング32には、支柱46が取り付けられており、支柱46の上端には液体状の離型剤を収容するタンク48が取り付けられている。
【0056】
タンク48の下部には、配管50の上端が連結されている。なお、配管50の下端は、刷毛44の近傍に配置されている。
【0057】
配管50の途中には、タンク48の離型剤を配管50の下端から吐出させるためのモーターポンプ52が取り付けられている。
【0058】
図2に示すように、モーターポンプ52は制御装置24で制御されるようになっており、制御装置24は離型剤の吐出量を制御する。
【0059】
また、ケーシング32には、ブラダー表面までの距離を測定するレーザー距離計54が配置されている。
【0060】
図2に示すように、レーザー距離計54は、制御装置24に接続されており、制御装置24は、レーザー距離計54からの距離検出信号に基づいて、ブラダー表面と刷毛44との相対的な位置を制御することができる。
【0061】
図1に示すように、昇降装置12の近傍には、支柱28が配置されており、この支柱28には鉛直方向に複数のレーザー距離計56が配置されている。
【0062】
図2に示すように、複数のレーザー距離計56は、制御装置24に接続されており、制御装置24は、各レーザー距離計56からの距離検出信号に基づいて、軸方向の各位置の直径を計測し、ブラダー表面の形状を演算することができる。
【0063】
なお、昇降装置12には、ブラダー16の内部にエアーを供給するエアコンプレッサー58が配管60を介して接続されている。
【0064】
配管60の途中には電磁バルブ62が取り付けられており、電磁バルブ62は、図2に示すように、制御装置24によって開閉が制御されるようになっている。
(作用)
次に、本実施形態の塗布装置10の作用を説明する。
【0065】
先ず、図示しない加硫機より取り外したブラダー16を昇降装置12の回転軸14に取り付ける。
【0066】
制御装置24は、電磁バルブ62を一定時間開いて内部にエアーを供給し、皺が出ないようにある程度膨張させる。
【0067】
次に、制御装置24は、各レーザー距離計56からの距離検出信号に基づいて、ブラダー16の軸方向の各位置の直径を計測し、ブラダー表面の形状を演算する。
【0068】
次に、制御装置24は、少なくとも昇降用シリンダ装置22、刷毛駆動用シリンダ装置34を制御し、刷毛44の先端を塗布開始位置、例えば、ブラダー16の上端に接触するように配置する。なお、制御装置24は、ブラダー16に対する刷毛44の位置(鉛直方向)、及びブラダー16の形状に基づいて、刷毛44の先端部分がブラダー表面に略平行に接触するようにモータ40を回転させ、更に、レーザー距離計54からの距離情報に基づいて刷毛44が離型剤を塗布するのに最適なように刷毛44とブラダー16との位置関係を制御する(即ち、刷毛44のたわみを一定とする。)。
【0069】
次に、制御装置24は、単位時間当たり一定量の離型剤を配管50の下端から吐出(滴下)させるようにモーターポンプ52を制御すると共に、刷毛44が下方に向けて螺旋状にブラダー表面をなぞり、かつ、刷毛44の先端が常にブラダー表面と平行に接触すると共に、刷毛44のたわみが一定となるように(即ち、刷毛44とブラダー16との位置関係を一定に保つ)各モータ及びシリンダ装置を制御して、ブラダー表面全体に離型剤を均一に塗布させる。
【0070】
したがって、本実施形態の塗布装置10によれば、上記のようにして離型剤を刷毛44で塗布するため、ブラダー表面に離型剤を均一に塗布でき、スプレー式で問題となる離型剤の飛散を確実に防止でき、離型剤の使用量も少なくて済む。
【0071】
また、スプレー式で離型剤を塗布する場合では、例えば、離型剤を塗布したい部位としたくない部位(塗布する必要の無い部分)とを明確に区別することができないが、本実施形態では、刷毛44を用いて塗布するので、例えば、ブラダー16の両端部等の塗布する必要の無い部分に離型剤を付着させず、塗布したい部分としたくない部分との境界を明確に区分することが出来る。
【0072】
なお、離型剤を吐出する位置は、刷毛44であっても良く、刷毛44の近傍のブラダー表面であっても良く、刷毛44とブラダー表面との接触位置であって良い。
【0073】
なお、ブラダー表面の離型剤の厚さは、モーターポンプ52を制御することにより、容易に変更することができる。
【0074】
また、本実施形態では、タンク48の離型剤をモーターポンプ52を用いて吐出させたが、本発明はこれに限らず、タンク48の離型剤を自然落下させても良い。この場合には、モーターポンプ52の代わりに、制御装置24で制御される電磁弁、及び定流量弁を用い、離型剤が配管50の下端から単位時間当たり一定量吐出するように構成する必要がある。
【0075】
また、タンク48は、必要量の離型剤をためる容量を確保し、内容物が沈殿、分離するような場合には、アジテーター(マグネットスターラー、攪拌スクリュー等)を設けることが好ましい。
【0076】
また、離型剤を塗布中に、刷毛駆動部30のモータ40を正逆回転させ、刷毛44を往復運動(振動)させても良い。これにより、刷毛44とブラダー表面との相対速度が増し、離型剤の分散を向上させることが出来る。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係るタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置(以下、塗布装置とする)70を図4及び図5にしたがって説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0077】
図4、及び図5に示すように、本実施形態の塗布装置70は、床面に設置されるメインフレーム72の上にサブフレーム74がスライド自在に搭載されている。なお、サブフレーム74は、送り螺子機構(図示せず)、及び制御装置24(図4,5では図示せず)により制御されるモータ(図示せず)により駆動される。
【0078】
サブフレーム74の上には、一端側に支柱76が設けられている。支柱76には、ブラダー16を回転可能に保持する保持部78、及びブラダー16を回転させるモータ(図示せず。制御装置24で制御される。)が設けられている。
【0079】
サブフレーム74の他端側には、スライドフレーム80がスライド自在に搭載されている。なお、スライドフレーム80は、送り螺子機構(図示せず)、及び制御装置24(図4,5では図示せず)により制御されるモータ(図示せず)により駆動される。
【0080】
スライドフレーム80の上には、支柱82が設けられている。支柱82には、ブラダー16を回転可能に保持する保持部84が設けられている。
【0081】
メインフレーム72の中間部には、メインフレーム72を跨ぐように支柱86が設けられている。
【0082】
支柱86の一方の側には、昇降フレーム88が上下方向(矢印A方向)にスライド自在に支持されている。昇降フレーム88は、昇降用シリンダ装置(図示せず。制御装置24により制御される。)によって駆動される。
【0083】
昇降フレーム88の先端側にはギア付きモータ90が取り付けられている。
【0084】
ギア付きモータ90の回転軸には、ブラシ92を回転させるポリッシャー94が取り付けられている。
【0085】
ポリッシャー94は、ギア付きモータ90により、図4の矢印Bで示すように回転させ傾斜させることができる。
【0086】
図5に示すように、支柱86の他側には、タンク48、モーターポンプ52、及び配管50が取り付けられていると共に、ブラダー16に塗布した離型剤を乾燥させるための赤外線ヒーター96が取り付けられている。
(作用)
次に、本実施形態の塗布装置70の作用を説明する。
【0087】
先ず、図示しない加硫機より取り外したブラダー16を保持部78、及び保持部84に取り付ける。
【0088】
次に、第1の実施形態と同様にして、内部にエアーを供給して皺が出ないようにある程度膨張させ、ブラダー表面の形状を演算する。
【0089】
次に、制御装置24は、サブフレーム74を移動し(図4の矢印C方向)、さらに、ギア付きモータ90、昇降用シリンダ装置等を制御し、ブラシ92の先端を塗布開始位置、例えば、ブラダー16の軸方向一端側の上部に接触するように配置する。
【0090】
なお、制御装置24は、ブラダー16に対してブラシ92が略平行に接触するように各部を制御する。
【0091】
次に、制御装置24は、単位時間当たり一定量の離型剤を配管50の下端から吐出させるようにモーターポンプ52を制御すると共に、ブラシ92を回転させ、ブラシ92が螺旋状にブラダー表面をなぞり、かつ、ブラシ92の先端が常にブラダー表面と平行に接触するように各部(ブラシ92の高さ、向き、サブフレーム74の位置)を制御して、ブラダー表面全体に離型剤を均一に塗布させる。
【0092】
本実施形態の塗布装置70によれば、上記のようにして離型剤を回転するブラシ92で塗布するため、ブラダー表面に離型剤を均一に塗布でき、スプレー式で問題となる離型剤の飛散を確実に防止でき、離型剤の使用量も少なくて済む。
【0093】
本実施形態では、離型剤を塗布中に、ブラシ92を回転させるので、ブラシ92とブラダー表面との相対速度が増し、離型剤の分散を向上させることが出来る。
【0094】
なお、本実施形態では、ブラダー16の表面に塗布した離型剤を赤外線ヒーター96で乾燥させることができる。
【0095】
本実施形態では、ブラダー表面の形状を計測し、計測した表面形状に沿ってブラシ92の移動を行ったが、下方向の移動は昇降用シリンダ装置の圧力バランスを用い(即ち、昇降フレーム88側の自重により昇降フレーム88が自然落下するように、シリンダの圧力を抜く)、ポリッシャー94の角度(B)は、ギア付きモータ90の回転軸の代わりに、フリー回転する軸を用いることで、ブラシ92をブラダー表面に倣って移動させることが出来る。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態に係るタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置(以下、塗布装置とする)100を図6にしたがって説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0096】
前述した実施形態では、加硫機からブラダー16を取り外して離型剤を塗布したが、本実施形態の塗布装置100は、図6に示すように、加硫機102にブラダー16を取付けた状態で離型剤を塗布することができる。
【0097】
図6に示すように、本実施形態の塗布装置100は、加硫機102の上方に、鉛直方向に配置されたシリンダ装置104、シリンダ装置104を回転させるモータ106を備えている。
【0098】
なお、シリンダ装置104、及びモータ106は、制御装置24(図示せず)で制御される。
【0099】
このシリンダ装置104のピストンロッド104には、腕部材108が取り付けられており、腕部材108の端部に刷毛駆動部30を取り付けた支柱46が固定されている。
【0100】
第1の実施形態では、ブラダー16を回転させたが、本実施形態では、ブラダー16を固定し、刷毛駆動部30をブラダー回りに回転させると共に上下動させ、刷毛44を螺旋状に移動してブラダー表面に離型剤を塗布することができる。[第4の実施形態]
以下、本発明の第4の実施形態に係る塗布装置10を図7にしたがって説明する。本実施形態は、第2の実施形態の変形例であり、第2の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0101】
図7に示すように、本実施形態の塗布装置10は、第1の実施形態と支柱86の一方の側に昇降フレーム88が上下方向(矢印A方向)にスライド自在に支持されている。
【0102】
昇降フレーム88は、昇降用シリンダ装置(図示せず。制御装置24により制御される。)によって駆動される。
【0103】
昇降フレーム88の先端側には、軸受110が取り付けられており、軸受110には、水平に配置された軸112が回転自在に支持されている。軸112の先端にはポリッシャー94が取り付けられている。なお、ポリッシャー94は、重心が軸112よりも下方に位置しており、常にブラシ92が下方を向くようになっている。
【0104】
支柱86の上部には滑車114が回転自在に支持されている。
【0105】
滑車114には、ワイヤーロープ116が巻き掛けられており、ワイヤーロープ116の一端は昇降フレーム88に取り付けられ、ワイヤーロープ116の他端は錘118に取り付けられている。
【0106】
滑車114の軸には、電磁クラッチ120、電磁ブレーキ121を介して昇降モータ122が連結されている。
【0107】
なお、電磁クラッチ120、電磁ブレーキ121、及び昇降モータ122は、制御装置24(図示せず)によって制御される。
【0108】
本実施形態では、昇降フレーム88側が、錘118よりも所定量重く設定されているので、クラッチ120を切ると、昇降フレーム88が落下し、下方を向いたブラシ92がブラダー16の表面に当接する。
【0109】
次に、本実施形態の作用を説明する。
【0110】
初期状態では、ブラシ92がブラダー16より離れており、電磁クラッチ120は接続状態であり、電磁ブレーキ121は滑車114の回転を阻止している。
【0111】
次に、ブラシ92を、ブラダー16の一端側の上方に位置させ、ブラダー16を回転させると共に、電磁クラッチ120を切る。
【0112】
電磁クラッチ120を切ることにより、昇降フレーム88が落下してブラシ92がブラダー表面に接触する。このときのブラダー表面に対するブラシ92の接触圧は、昇降フレーム88側と錘118側とのアンバランスによって決定される。
【0113】
本実施形態では、ポリッシャー94は、重心が軸112よりも下方に位置しており、軸112が回転自在に支持されているため、ブラシ92は常にブラダー表面に倣って垂直に当接する。
【0114】
したがって、ブラダー16を軸方向に移動することで、ブラシ92はブラダー表面を倣って移動しながら離型剤を塗布することができる。
【0115】
なお、昇降フレーム88を上昇させる場合には、電磁クラッチ120を接続し、昇降モータ122で滑車114を回転させれば良い。また、昇降フレーム88を停止する場合には、昇降モータ122を停止後、電磁ブレーキ121を作動させれば良い。
【0116】
なお、上記実施形態では、刷毛44、またはブラシ92で離型剤の塗布を行ったが、本発明はこれに限らず、刷毛44やブラシ92の代わりにスポンジで離型剤を塗布しても良い。
【0117】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置、及びタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布方法によれば、離型剤の飛散を確実に防止でき、かつブラダー表面に離型剤を均一に塗布することができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る塗布装置の斜視図である。
【図2】塗布装置の制御系のブロック図である。
【図3】刷毛駆動部の内部構成を示す側面図である。
【図4】第2の実施形態に係る塗布装置の正面図である。
【図5】第2の実施形態に係る塗布装置の断面図である。
【図6】第3の実施形態に係る塗布装置の正面図である。
【図7】第4の実施形態に係る塗布装置の断面図である。
【符号の説明】
10 塗布装置(タイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置)
12 昇降装置(駆動手段)
16 ブラダー
24 制御装置(駆動手段)
26 塗布機構(駆動手段)
30 刷毛駆動部(刷毛振動手段)
44 刷毛(塗布部材)
48 タンク(離型剤供給手段)
50 配管(離型剤供給手段)
52 モーターポンプ(離型剤供給手段)
58 エアコンプレッサー(膨張手段)
60 配管(膨張手段)
62 電磁バルブ(膨張手段)
70 塗布装置(タイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置)
72 メインフレーム(駆動手段)
74 サブフレーム(駆動手段)
76 支柱(駆動手段)
78 保持部(駆動手段)
80 スライドフレーム(駆動手段)
82 支柱(駆動手段)
84 保持部(駆動手段)
88 昇降フレーム(駆動手段)
90 モータ(駆動手段)
92 ブラシ(塗布部材)
94 ポリッシャー(刷毛回転手段)
100 塗布装置(タイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置)
104 シリンダ装置(駆動手段)
106 モータ(駆動手段)
108 腕部材(駆動手段)

Claims (8)

  1. タイヤ加硫ブラダーの表面に接触して離型剤を塗布する塗布部材と、
    前記塗布部材及び前記タイヤ加硫ブラダー表面の少なくとも一方に対して、供給量をコントロールしながら離型剤を供給する離型剤供給手段と、
    前記タイヤ加硫用ブラダー及び前記塗布部材の少なくとも一方を、前記タイヤ加硫用ブラダーの軸を中心として回転させると共に、前記軸方向に沿って移動させ、前記塗布部材を前記タイヤ加硫ブラダーの表面に接触させながら前記塗布部材を前記表面に対して螺旋状に移動させる駆動手段と、
    を有することを特徴とするタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置。
  2. 前記離型剤供給手段、及び前記駆動手段を制御する制御装置を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置。
  3. 前記塗布部材自身を回転させる塗布部材回転手段を有する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置。
  4. 前記塗布部材を前記加硫ブラダーに対して往復運動させる塗布部材振動手段を有する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置。
  5. 前記タイヤ加硫用ブラダーを膨張させる膨張手段を有する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のタイヤ加硫ブラダーの離型剤塗布装置。
  6. 塗布部材及びタイヤ加硫ブラダーの表面の少なくとも一方に対して供給量をコントロールしながら離型剤を供給し、タイヤ加硫用ブラダー及び塗布部材の少なくとも一方を、前記タイヤ加硫用ブラダーの軸を中心として回転させると共に、前記軸方向に沿って移動させながら前記塗布部材で前記離型剤をタイヤ加硫ブラダー表面に対して螺旋状に塗布する、ことを特徴とするタイヤ加硫用ブラダーの離型剤塗布方法。
  7. 前記離型剤を塗布する際、前記タイヤ加硫用ブラダーを膨張させておく、ことを特徴とする請求項6に記載のタイヤ加硫用ブラダーの離型剤塗布方法。
  8. 前記塗布部材を前記加硫ブラダーに対して回転または往復移動させながら前記離型剤を前記タイヤ加硫用ブラダーの表面に塗布する、ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載のタイヤ加硫用ブラダーの離型剤塗布方法。
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