JP2000285479A - 情報記憶装置 - Google Patents

情報記憶装置

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JP2000285479A
JP2000285479A JP11093547A JP9354799A JP2000285479A JP 2000285479 A JP2000285479 A JP 2000285479A JP 11093547 A JP11093547 A JP 11093547A JP 9354799 A JP9354799 A JP 9354799A JP 2000285479 A JP2000285479 A JP 2000285479A
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deceleration
deceleration pulse
pulse
circuit
storage device
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JP11093547A
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Takayuki Kawabe
享之 河辺
Ichiro Watanabe
一郎 渡辺
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • G11B7/08529Methods and circuits to control the velocity of the head as it traverses the tracks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B7/08517Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head with tracking pull-in only

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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピックアップとして一軸式のトラッキング機
構を有する情報記憶装置に関し、安定してトラック引き
込みが行える情報処理装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 所望のトラック近傍で、ビームの移動速
度と検出し、検出された移動速度の一次関数α=K(v
−v0 )によりトラッキングアクチュエータに供給する
減速パルスの振幅αを決定し、2回に分けてトラッキン
グアクチュエータに供給するようにしてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報記憶装置に係
り、特に、ピックアップとして一軸式のトラッキング機
構を有する情報記憶装置に関する。光ディスク装置で
は、シーク制御からトラッキング追従制御に移行する引
き込み制御において、対物レンズのシーク制御時の速度
を計測することによって定められた減速電流を出力し、
十分に安定なトラッキング引き込みのできる速度にまで
減速させてから、トラック追従制御に切り換える方法が
取られている。
【0002】このとき、装置の低コスト化のため、ビー
ムスポットのトラッキング機構の制御にMPUやDSP
を用いたディジタルサーボ方式が用いられるとともに、
トラッキング機構を一軸にする方法が採用されている。
このため、サンプリング処理に適した制御方法を実現す
る必要がある。また、トラッキング引き込みを安定化す
る必要がある。
【0003】
【従来の技術】光ディスク装置では、シーク制御からト
ラック追従制御に移行する引き込み制御において、対物
レンズのシーク制御時の速度を計測することによって定
められた減速電流を出力し、十分に安定なトラック引き
込みのできる速度にまで減速させてから、トラック追従
制御に切り換えるという方法がとられている。
【0004】通常、シーク引き込みを安定に行う方法と
しては、目標トラックまでの残り距離dと、引き込み開
始時の速度vを用いて、減速パルスのパルス高さ、すな
わち、加速度αとパルス幅、すなわち、時間tを次式に
従って算出する方法が知られている。 t=2d/v ・・・(1) α=v2 /2d ・・・(2) なお、詳細は特開平3−37876号に記載されてい
る。
【0005】近年、低コスト化のため光ディスク装置の
トラッキング制御をDSP(Digital Signal Processo
r)のようなディジタル演算器により行うことが多くな
ってきている。この場合、制御出力は一定のサンプリン
グ周期で行われることになる。すなわち、引き込み開始
速度vを元に減速パルス幅tを求めても、その分解能は
DSPの制御サンプリング周期で決定されていた。
【0006】例えば、1.1μmトラックピッチの光デ
ィスク媒体において1/2トラック手前でv=8.3m
m/sから減速パルスを出力することを考えた場合、そ
の時の減速パルスの高さ、すなわち、加速度αは、式
(2)から α=−62.6[m/s2 ] 減速パルスの幅、すなわち、期間tは、式(1)から t=132.5μs となる。
【0007】これは、60kHzサンプリングで制御し
たとすると、7.95サンプル分に相当する。すなわ
ち、7サンプル分の減速パルス出力となる。 7サンプル分は、期間t t=116.7μsに相当するので、この間に実際には
v=αT=7.3mm/s分の減速しか行われず、実際
に減速しようとする速度v=8.3mm/sに対して
1.0mm/s分の残留速度を生じる。この残留速度が
トラック引き込み時の安定性を劣化させる。
【0008】実際の装置では、速度vは、トラッキング
エラー信号(TES:Tracking Error Signal )の周期
Tを測定し、トラックピッチpを周期Tで除算すること
により求められる。すなわち、 v=p/T ・・・(3) で表される。
【0009】したがって、式(1)は、式(3)から t=2dT/p ・・・(4) 式(2)は、式(4)から α=p2 /(2dT2 ) ・・・(5) で求められている。
【0010】ところが、トラッキングエラー信号に雑音
が乗ると、この周期Tの測定値に誤差が生じることにな
る。この周期Tの誤差は、式(4)から減速パルスのバ
ルス幅tに反映されるとともに、式(5)から加速度α
に反映される。このとき、式(5)に示すように加速度
αでは周期Tが二乗で効いてくる。このため、測定誤差
が大きく反映され、正確な制御が行えなかった。
【0011】また、従来は上記式(4),(5)により
求められたパルス幅t、パルス高さαの単一の減速パル
スによって減速を行っていた。シーク制御の目標トラッ
クに最も近接しており、かつ、ビームスポットの現在位
置を検出できるのは、目標トラックの0.5トラック
前、例えば、1.1μmピッチの媒体の場合は0.55
μm前であり、一般には、この位置でトラック引き込み
制御が行われている。
【0012】例えば、シーク制御において引き込み開始
時の速度v=8.0mm/sとした場合、これを残り
0.5トラックで速度ゼロにするためには、パルス幅t
=137.5μsec、パルス高さα=58.2m/s
2 の減速パルスが必要となる。しかしながら、一軸型ト
ラッキング機構の場合、構造上、加速性能が低いため、
このように大きな加速度を出すことは非常に難しい。こ
のため、加速度を小さくする必要がある。
【0013】加速度を小さくするためには、引き込み開
始時の速度vを低下させる方法があるが、速度が下がり
すぎると、シーク速度制御が不安定になる。また、加速
度を小さくするためには、目標トラックまでの残り距離
dを大きくする、すなわち、ビームスポットの速度を検
知することのできるタイミングである残り1.0トラッ
クあるは1.5トラック手前から引き込み減速パルスを
出力し始めるという方法がある。
【0014】例えば、特開平9−81940号には、
1.0トラック手前から減速を行う点が記載されてい
る。この場合、減速パルス幅tが長くなり、トラッキン
グアクチュエータの加速性能に誤差があった場合や、減
速中に外乱変化が発生した場合にその変化に対応できな
い。この問題を解決するために、減速パルス幅tを短く
する方法が取られている。
【0015】しかしながら、この方法では、やはり減速
パルス開始時の残留速度を十分に高くすることができ
ず、シーク制御が不安定になる。また、この方式を強化
するものとして、特開平9−102135号が提案され
ている。特開平9−102135号は、目標の1トラッ
ク手前で減速パルスを出力した後、その次のタイミング
である0.5トラック手前で、減速パルス高さを補正し
ようというものである。
【0016】しかしながら、この方法では0.5トラッ
ク手前でトラッキングエラー信号から速度を検出する際
に、この間ずっと減速パルスによる加速度を受け続けて
いるため、正確な速度が得られない。例えば、特開平9
−102135号では、速度検出値VDETを得る際
に、トラックピッチをトラッキングエラー信号のゼロク
ロス周期で除算しているが、これによって得られる速度
はトラッキングエラー信号のゼロクロス間での平均速度
であるので、加速度が生じた場合は、最新ゼロクロスを
検出した時点での瞬間速度を得ることはできなかった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の一軸
トラッキングアクチュエータで安定なトラッキング引き
込みを行うためには、シーク速度制御終了時のビームス
ポット速度をある程度高速にし、かつ、減速パルス時間
を長めに設定して、ゼロクロス検出のタイミングでパル
ス高さを補正する方法をとる必要があったが、シーク速
度制御終了時のビームスポット速度を十分に高くするこ
とができず、また、その補正の際に必要なビームスポッ
トの速度が正確に得られないという問題点があった。
【0018】また、式(4),式(5)に示すような式
でパルス幅及びパルス高さを設定する場合、サンプリン
グ処理によってパルス幅の分解能が劣化したり、また、
トラッキングエラー信号の雑音に対して減速パルスの高
さ、すなわち、加速度αの感度が高く、トラック引き込
みの安定性を劣化させる等の問題点があった。本発明は
上記の点に鑑みてなされたもので、安定してトラック引
き込みが行える情報処理装置を提供することを目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、所望のトラッ
ク近傍で、トラッキングアクチュエータに減速を指示す
る減速パルスを複数回に分けて供給するようにしてな
る。本発明によれば、減速パルスが複数に分割されるの
で、一回当たりの減速パルスの振幅を小さくでき、よっ
て、大電流で駆動しなくても、十分な減速を行うことが
できる。
【0020】また、本発明は、ビームの移動速度が予め
設定された速度となるようにトラッキングアクチュエー
タを制御するシーク制御信号の低域成分を抽出し、減速
パルスに加算するようにしてなる。本発明によれば、減
速パルスにシーク制御信号の低域成分を加算することに
より、減速パルス出力中の低域外乱を予め補償すること
ができるため、正確な位置決めが可能となる。
【0021】さらに、本発明は、ビームの移動速度と検
出し、検出された移動速度の一次関数としてトラッキン
グアクチュエータに供給する減速パルスの振幅を決定す
るようにしてなる。本発明によれば、移動速度のノイズ
が減速パルスに増幅されて重畳されることがないので、
所望の減速が可能となり、正確な位置決めが可能とな
る。
【0022】また、本発明は、減速パルスのパルス幅を
予め設定された所定のパルス幅として出力するようにし
てなる。本発明によれば、減速パルスがサンプリング周
期の分解能による影響を受けないので、所望の減速を行
うことができ、正確な位置決めが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例のブロッ
ク構成図を示す。光ディスク装置1は、スピンドルモー
タ2、光ピックアップ3、光学系4、トラッキング制御
回路5、フォーカシング制御回路6、信号処理回路7か
ら構成される。スピンドルモータ2は、光ディスク8を
回転させる。光ピックアップ3は、スピンドルモータ2
より回転される光ディスク8に光ビーム9を照射する。
光ピックアップ3は、後述するようにアクチュエータに
より光ディスク8の半径方向に移動可能とされている。
【0024】光ピックアップ3は、後述するアクチュエ
ータにより光ディスク8の半径方向に移動され、光ビー
ム9を光ディスク8に形成されたトラックのうち所望の
トラックにトラッキングする。光学系4は、レーザダイ
オード、光検出器、プリズムなどから構成され、レーザ
光を光ピックアップ3に供給するとともに、光ディスク
8から光ピックアップ3を介して供給された反射光から
トラッキングエラー信号成分、フォーカシングエラー信
号成分、情報信号成分を抽出する。光学系4で抽出され
たトラッキングエラー信号成分はトラッキング制御回路
5に供給される。また、光学系4で抽出されたフォーカ
シングエラー信号成分はフォーカシング制御回路6に供
給される。さらに、光学系4で抽出された情報信号成分
は信号処理回路7に供給される。
【0025】トラッキング制御回路5は、光学系4から
供給されるトラッキングエラー信号成分を検出し、光ピ
ックアップ3の光ディスク8の半径方向(矢印A方向)
への移動を制御する。次に、光ピックアップ3の構造に
ついて説明する。図2は本発明の一実施例の光ピックア
ップ周辺の構成図を示す。図2(A)は平面図、図2
(B)は側面図を示す。
【0026】光ピックアップ3は、キャリッジ11、対
物レンズ12、反射部13、支持板ばね14、フォーカ
スシングアクチュエータ15、ボイスコイル16から構
成される。キャリッジ11は、ベース17に固定された
レール18によりガイドされ、矢印A方向に移動可能と
されている。対物レンズ12は、支持板ばね14を介し
て矢印B方向に揺動可能にキャリッジ11に保持され
る。フォーカシングアクチュエータ15はキャリッジ1
1に搭載され、対物レンズ12を矢印B方向に揺動させ
る。ボイスコイル16は、キャリッジ11の側面に固定
されている。
【0027】ボイスコイル16は、ベース17にレール
18に沿って固定されたヨーク19、永久磁石20とと
もに、トラッキングアクチュエータを構成している。ボ
イスコイル16に電流を流すことにより、キャリッジ1
1が矢印A方向に移動する。次に、図1に戻ってトラッ
キング制御回路5について説明する。トラッキング制御
回路5は、図1に示すようにトラッキングエラー信号検
出回路21、トラッキング追従制御回路22、速度制御
回路23、減速制御回路24、トラッキング選択回路2
5、コマンド制御回路26、ドライバ回路27から構成
される。
【0028】トラッキングエラー信号検出回路21は、
光学系4から供給される信号からトラッキングエラー信
号TESを作成する。トラッキングエラー信号検出回路
21で生成されたトラッキングエラー信号TESは、ト
ラック追従制御回路22及び速度制御回路23に供給さ
れる。トラック追従制御回路22は、トラッキングエラ
ー信号検出回路21から供給されたトラッキングエラー
信号TESに応じて光ピックアップ3を所望のトラック
に追従させるように駆動するためのトラック追従制御信
号TRKDRVを生成し、トラッキング選択回路25に
供給する。
【0029】また、速度制御回路23は、トラッキング
エラー信号TESからジャンプトラック数を検出し、目
標位置までのシーク制御信号SEEKDRVを生成す
る。速度制御回路23で生成されたシーク制御信号SE
EKDRVは、トラッキング選択回路25に供給され
る。トラッキング選択回路25は、コマンド制御回路2
6からのコマンドに応じてトラック追従制御信号TRK
DRV又はシーク制御信号SEEKDRVを選択する。
トラッキング選択回路25は所望のトラックを追従する
ときには、トラック追従制御信号TRKDRVを選択
し、シーク動作を行うときにはシーク制御信号SEEK
DRVを選択する。
【0030】トラッキング選択回路25で選択された選
択信号TDRVは、ドライバ回路27に供給される。ド
ライバ回路27は、トラッキング選択回路25で選択さ
れた選択信号TDRVに応じた駆動電流を光ピックアッ
プ3のボイスコイル16に供給する。光ピックアップ3
はドライバ回路27からボイスコイル16に供給された
駆動電流に応じて矢印A方向に駆動される。
【0031】ここで速度制御回路23について説明す
る。速度制御回路23は、トラックゼロクロス検出回路
28、トラックゼロクロスカウンタ回路29、速度検出
回路30、目標速度発生回路31、減算器32、シーク
制御回路33から構成される。トラックゼロクロス検出
回路28は、トラッキングエラー信号検出回路21で生
成されたトラッキングエラー信号TESのゼロクロス点
を検出し、ゼロクロス点に応じたゼロクロスパルス信号
TZCを生成する。トラックゼロクロス検出回路27で
生成されたゼロクロスパルス信号TZCは、トラックゼ
ロクロスカウンタ回路29及び速度検出回路30に供給
される。
【0032】トラックゼロクロスカウンタ回路29は、
トラックゼロクロス検出回路28から供給されたゼロク
ロスパルス信号TZCをカウントし、カウント値TRK
CNTを出力する。トラックゼロクロスカウンタ回路2
9のカウント値は、目標速度発生回路31に供給され
る。目標速度発生回路31は、トラックゼロクロスカウ
ンタ回路29のカウント値から目標速度情報を発生す
る。
【0033】速度検出回路30は、トラックゼロクロス
検出回路29から供給されたゼロクロスパルス信号TZ
Cから光ビームの移動速度情報SEEKVELを生成す
る。減算器32は、目標速度発生回路31から供給され
た目標速度情報から速度検出回路30で生成された移動
速度情報SEEKVELを減算する。減算器32の出力
信号は、目標速度と実際の移動速度との差分、すなわ
ち、シーク速度エラー信号となる。
【0034】減算器32の出力信号、すなわち、シーク
速度エラー信号は、シーク制御回路33に供給される。
シーク制御回路33は、減算器32から供給されるシー
ク速度エラー信号を位相補償し、シーク速度制御信号S
EEKDRVを得る。シーク制御回路33で得られたシ
ーク速度制御信号SEEKDRVは、トラッキング選択
回路25に供給される。光ピックアップ3は、シーク速
度制御信号SEEKDRVに応じて駆動されることによ
り、所定の速度プロフィールに従って駆動される。
【0035】次に、減速制御回路24は、減速パルス出
力回路34、目標トラック本数比較器35、低域抽出回
路36、切換回路37、加算器38、タイマ39、出力
コントローラ40から構成される。減速パルス出力回路
34には、速度検出回路30から移動速度情報SEEK
VELが供給されるとともに、目標トラック本数比較器
35からクロック信号CLKが供給される。減速パルス
出力回路34は、移動速度情報SEEKVELから減速
パルスを生成し、クロック信号CLKに応じたタイミン
グで出力する。
【0036】図3は本発明の一実施例の減速パルス出力
回路のブロック構成図を示す。減速パルス出力回路34
は、減算器41、速度オフセット設定部42、乗算器4
3、ラッチ信号生成部44から構成される。減算器41
には、速度検出回路30から移動速度情報SEEKVE
Lが供給されるとともに、速度オフセット設定部42か
らオフセット値V0 が供給される。速度オフセット設定
部42には、速度オフセット値V0 が設定されている。
速度オフセット値V0 は、シーク制御後の引き込みが可
能となる範囲によって予め経験的に求められた値に設定
されている。減算器41は、速度検出回路30から供給
される移動速度情報SEEKVELから速度オフセット
設定部42に設定された速度オフセット値V0 を減算す
る。
【0037】速度オフセット値V0 は、乗算器43に供
給される。乗算器43は、減算器41の出力信号に予め
設定された定数Kを乗算して減速パルス信号として出力
する。すなわち、現在の移動速度をV、速度オフセット
値をV0 、定数をKとすると、減速パルス出力回路34
の出力減速パルスαは、 α=K(V−V0 ) ・・・(6) で表される。
【0038】減速パルス出力回路34の出力信号αは、
減速パルスの高さであり、この減速パルスの高さによっ
て、光ピックアップ3の減速度が決定される。なお、式
(6)の各パラメータの設定方法は後述する。減速パル
ス出力回路34で生成された減速パルスは、切換回路3
7に供給される。切換回路37は、目標トラック本数比
較器35から出力されるクロックCLK及びタイマ39
から出力されるタイミング信号に応じて減速パルス出力
回路34の出力を制御する。なお、減速パルス出力回路
34は、クロックCLKに応じて減速パルスαを任意に
設定できる。例えば、1回目のクロックCLKが供給さ
れたときには、減速パルスα1 を出力し、2回目のクロ
ックCLKが供給されたときには、減速パルスα2 を出
力する。減速パルスα1 ,α2 は任意に設定できる。
【0039】また、ラッチ信号生成部44は、目標トラ
ック本数比較器35で目標トラックに達したときに出力
されるクロックCLKが供給され、クロックCLKの最
初の立ち上がりを検出して、ラッチ信号LATCHを生
成する。ラッチ信号生成部44で生成されたラッチ信号
LATCHは低域抽出回路36に供給される。低域抽出
回路36には、減速パルス出力回路34からラッチ信号
LATCHが供給されるとともに、シーク制御回路33
で生成されたシーク制御信号SEEKDRVが供給され
る。低域抽出回路36は、シーク制御回路33から供給
されたシーク制御信号SEEKDRVに含まれる低域成
分CSTDRVを抽出し、抽出された低域成分CSTD
RVをラッチ信号LATCHのタイミングでラッチす
る。低域抽出回路36にラッチされた低域成分信号CS
TDRVは、加算器38に供給される。
【0040】また、目標トラック本数比較器35は、速
度制御回路23のトラックゼロクロスカウンタ回路29
の出力カウント値TRKCNTが目標位置までのトラッ
ク本数に応じて予め設定された所定の値となったとき
に、ローレベルとなる引き込み制御信号PULLINを
生成するとともに、クロックCLKを出力する。目標ト
ラック本数比較器35で生成された引き込み制御信号P
ULLINは、出力コントローラ40に供給される。ま
た、目標トラック本数比較器35から出力されたクロッ
クCLKは、減速パルス出力回路34、切換回路37、
タイマ39に供給される。目標トラック本数比較器35
から出力されるクロックCLKは、タイマ39の起動信
号として用いられる。
【0041】タイマ39は、目標トラック本数比較器3
5から供給されるクロックCLKがローレベルからハイ
レベルに立ち上がると、起動され、予め設定された時間
経過すると、出力をローレベルからハイレベルに反転さ
せる。タイマ39には2種類の計時時間t0 ,t10が設
定されており、1回目のクロックCLKでは計時時間t
0 で出力を反転させ、2回目のクロックCLKでは計時
時間t10で出力を反転させる。
【0042】なお、タイマ39は、クロックCLKが供
給されると出力をローレベルにリセットさせる。タイマ
39の出力信号は、減速パルスの出力を停止するための
ストップ信号STOPとして用いられる。タイマ39の
出力信号、すなわち、ストップ信号STOPは、切換回
路37及び出力コントローラ40に供給される。切換回
路37は、目標トラック本数比較器35の出力クロック
CLK又はタイマ39からの出力信号により減速パルス
出力回路34で生成された減速パルスの出力を切り換え
る。
【0043】切換回路37の出力は、加算器38に供給
される。加算器38は、切換回路37により減速パルス
が出力されているときには、減速パルス出力回路34で
生成された減速パルスに低域抽出回路36で抽出された
低域成分CSTDRVを加算した加算結果をトラッキン
グ選択回路25に供給する。また、加算器38は、切換
回路38により減算パルスの出力が停止されているとき
には、低域抽出回路36で抽出された低域成分CSTD
RVだけをトラッキング選択回路25に供給する。
【0044】出力コントローラ40は、不可逆ロータリ
スイッチとなっており、コマンド制御回路26からの供
給されるコマンド信号TRKCOM、及び、目標トラッ
ク本数比較器35で生成される引き込み信号PULLI
N並びにタイマ39で生成されるストップ信号STOP
に応じて選択制御信号SELCNTのレベルを「0」→
「1」→「2」→「0」の順に不可逆的に出力する。
【0045】出力コントローラ40は、コマンド制御回
路26から出力されるコマンド信号TRKCOMがロー
レベルからハイレベルに反転したときに、選択制御信号
SELCNTのレベルを「0」から「1」とする。次
に、出力コントローラ40は、目標トラック本数比較器
35で生成される引き込み信号PULLINがローレベ
ルからハイレベルに反転したときに、選択制御信号SE
LCNTをレベルを「1」から「2」とする。さらに、
出力コントローラ40は、目標トラック本数比較器35
で生成される引き込み信号PULLINがローレベル
で、タイマ39で生成されるストップ信号STOPがロ
ーレベルからハイレベルに反転したときに、選択制御信
号SELCNTをレベルを「2」から「0」とする。出
力コントローラ40で生成された選択制御信号SELC
NTは、トラッキング選択回路25に供給される。
【0046】ここで、トラッキング選択回路25の選択
動作について説明する。図4は本発明の一実施例のトラ
ッキング選択回路25の選択動作を説明するための図を
示す。トラッキング選択回路25は、コマンド制御回路
26から供給されるコマンド信号TRKCOM及び出力
コントローラ40から供給される選択制御信号SELC
NTによりトラック追従制御回路22で生成されたトラ
ック追従制御信号TRKDRV、シーク制御回路33で
生成されたシーク制御信号SEEKDRV、減速パルス
信号PULLINDRVの選択を行う。トラッキング選
択回路25は、コマンド制御回路26から供給されるコ
マンド信号TRKCOMがローレベルのときには、出力
コントローラ40の出力によらず、トラック追従制御回
路22で生成されたトラック追従制御信号TRKDRV
を選択する。
【0047】また、トラッキング選択回路25は、コマ
ンド制御回路26から供給されるコマンド信号TRKC
OMがハイレベルのときには、出力コントローラ40の
選択制御信号SELCNTに応じてトラック追従制御回
路22で生成されたトラック追従制御信号TRKDR
V、シーク制御回路33で生成されたシーク制御信号S
EEKDRV、減速パルス信号PULLINDRVの選
択を行う。
【0048】トラッキング制御回路25は、コマンド制
御回路26から供給されるコマンド信号TRKCOMが
ハイレベルで、出力コントローラ40から出力される選
択制御信号SELCNTのレベルが「1」のときは、シ
ーク制御回路33で生成されたシーク制御信号SEEK
DRVを選択出力する。トラッキング選択回路25によ
り選択されたトラッキング制御信号TDRVは、ドライ
バ回路27を介して光ピックアップ27に供給される。
光ピックアップ27は、トラッキング選択回路25によ
り選択されたトラッキング制御信号TDRVにより駆動
される。
【0049】次に、トラッキング制御回路5の動作を図
面とともに説明する。図5は本発明の一実施例の動作説
明図を示す。図5(A)はトラッキングエラー信号検出
回路21で生成されるトラッキングエラー信号TES、
図5(B)はトラッキングゼロクロス検出回路28で検
出されるトラッキングゼロクロスパルスTZC、図5
(C)は目標トラック数から移動トラック数TRKCN
Tを減算した目標位置までの残りトラック数、図5
(D)は速度検出回路30で生成されるSEEKVE
L、図5(E)はシーク制御回路33で生成されるシー
ク制御信号SEEKDRV、図5(F)は目標トラック
本数比較器35で生成される引き込み信号PULLI
N、図5(G)はタイマ39で生成されるストップ信号
STOP、図5(H)は出力コントローラ40で生成さ
れる選択制御信号SELCNT、図5(I)は目標トラ
ック本数比較器35で生成されるクロックCLK、図5
(J)は減速パルス出力回路34で生成されるラッチ信
号LATCHのタイミングを示す。
【0050】コマンド制御回路26のコマンド信号TR
KCOMがハイレベルで、移動トラックが所定トラック
以下に達していないとき、すなわち、図5に示す期間T
1では、出力コントローラ40の選択制御信号SELC
NTは図5(H)に示すようにレベル「1」となる。出
力コントローラ40の選択制御信号SELCNTがレベ
ル「1」のときには、トラッキング選択回路25は、シ
ーク制御回路33で生成されたシーク制御信号SEEK
DRVを選択、出力する。
【0051】次に、時刻t1で、図5(C)に示すよう
に目標位置までの残りトラック数が所定トラック数以下
となると、図5(I)に示すように目標トラック数比較
器35のクロックCLKが出力される。減速パルス出力
回路34では、図5(I)のクロックCLKの最初のク
ロックに応答して図5(J)に示すようにラッチ信号L
ATCHを低域抽出回路36に供給する。低域抽出回路
36は、図5(J)に示すラッチ信号LATCHに応じ
てシーク制御信号SEEKDRVの低域成分をラッチす
る。また、クロックCLKによって、タイマ39が起動
される。
【0052】また、時刻t1で、目標トラック数比較器
35は図5(F)に示すように引き込み信号PULLI
Nをローレベルからハイレベルに反転させる。出力コン
トローラ40は、目標トラック数比較器35から出力さ
れる引き込み信号PULLINがハイレベルになると、
図5(H)に示すように選択制御信号SELCNTをレ
ベル「2」にする。図5(H)に示すように時刻t1
で、選択制御信号SELCNTがレベル「2」になる
と、トラッキング選択回路25は、加算器38の出力、
すなわち、減速パルス信号PULLINDRVを選択す
る。このとき、切換回路37は減速パルス出力回路34
からの出力減速パルスを出力している。なお、このと
き、減速パルス出力回路34は、1回目のクロックCL
Kが供給されたときには、パルス高さがα1となる出力
減速パルスを出力する。
【0053】加算器28の出力は、減速パルス出力回路
34の出力信号に低域抽出回路36で抽出された低域成
分CSTDRVを加算したレベルとなる。よって、トラ
ッキング選択回路25の出力信号TDRVは図5(E)
に示すような波形となる。次に、タイマ39が時刻t1
から所定の時間t0 を計時した時刻t2になると、タイ
マ39で生成されるストップ信号が図9(G)に示すよ
うにハイレベルになる。タイマ39の出力ストップ信号
STOPがハイレベルになると、切換回路37がオフ
し、加算器38の出力は低域抽出回路36の低域成分C
STDRVのみとなる。
【0054】このとき、出力コントローラ40の選択制
御信号SELCNTはレベル「2」に保持されている。
よって、トラッキング選択回路25の出力信号TDRV
は、図5(E)に示すように加算器38の出力信号、す
なわち、低域抽出回路36の低域成分CSTDRVのみ
となる。以上の動作により、減速パルス信号PULLI
NDRVとして、まず、パルス幅がt0 、パルス高さが
(α1 +CSTDRV)となる信号が出力される。
【0055】次に、時刻t3で光ピックアップ3の移動
によりトラック数が1本減少すると、図5(F)に示す
ように目標トラック比較器35は引き込み信号PULL
INをローレベルにするとともに、図5(I)に示すよ
うにクロックCLKを出力する。目標トラック比較器3
5から出力されるクロックCLKによりタイマ39が起
動する。タイマ39は、今回のクロックCLKでは前回
のクロックCLKにより起動されたときの計時時間t0
とは異なる計時時間t10を計時する。
【0056】次に、タイマ39が時刻t3から所定の時
間t10を計時した時刻t4になると、タイマ39で生成
されるストップ信号が図9(G)に示すようにハイレベ
ルになる。タイマ39の出力ストップ信号STOPがハ
イレベルになると、出力コントローラ40の選択制御信
号SELCNTがレベル「0」になる。出力コントロー
ラ40の選択制御信号SELCNTがレベル「0」にな
ると、トラッキング選択回路25は、トラック追従制御
回路22からのトラック追従信号TRKDRVを選択
し、トラック追従動作が行われる。
【0057】以上の動作により、減速パルス信号PUL
LINDRVとして、パルス幅がt10、パルス高さが
(α2 +CSTDRV)となる信号が出力される。以上
のようにして、シーク制御動作から減速制御動作、そし
て、トラック追従動作への移行が行われる。このとき、
本実施例では、減速制御動作は2つの減速パルス信号P
ULLINDRVにより減速制御が行われる。また、2
つの減速パルス信号PULLINDRVとしては、パル
ス幅t0 、パルス高さ(α1 +CSTDRV)なる第1
の減速パルス信号、パルス幅t10、パルス高さ(α2 +
CSTDRV)なる第2の減速パルス信号が設定され
る。
【0058】このとき、第1の減速パルス信号と第2の
減速パルス信号とは、クロックCLKの入力に応じてタ
イマ39での計時時間t0 ,t10、減速パルス出力回路
34のパルス高さα1 ,α2 を任意に設定することがで
きる。このように複数回減速パルスを出力するようにす
ることにより、1回当たりのパルス高さαを低くでき、
最適な減速パルスを得ることができる。また、サンプリ
ングに影響のないパルス幅にできるため、適切な減速パ
ルスで減速を行うことができる。
【0059】さらに、減速度は、減速パルス出力回路3
4で、現在の移動速度から式(6)に示すような1次関
数によって決定される。ここで、式(6)のパラメータ
K、速度オフセットV0 の設定方法について説明する。
まず、制御出力のサンプリング周期をΔt、トラック引
き込み制御移行時のシーク速度SEEKVELをV、目
標トラック本数比較器35の閾値m本[(目標トラック
本数)−n〔本〕]、減速パルス出力回路34の速度オ
フセット値をV0 、減速パルス出力回路34の減速パル
スゲインをK、減速パルス幅に相当するタイマ39の設
定値をt(=nΔt)とすると、減速パルスのパルス高
さαは前述のように式(6)から α=K(V−V0 ) パルス幅Tは、 T=nΔt となる。
【0060】次に減速パルス出力後の速度V1 は、 V1 =V+αt であることから、 V1 =V+Kt(V−V0 ) ・・・(7) で表すことができる。
【0061】式(7)を変形すると、 V−V1 =Kt(V−V0 ) と表すことができる。よって、V0 =V1 ,K=1/t
とすることにより、どんなシーク速度Vに対しても一定
パルス幅T=nΔtとし、パルス出力後の速度をV0 と
するようなパルス高さα=K(V−V0 )を決定するこ
とができる。
【0062】ここで、サンプリング周期tは任意に決め
ても良いが、トラック追従制御移行時におけるビームス
ポットが目標トラックにおけるTES線形区間内に収ま
るようにすることが望ましい。つまり、トラック幅dの
光ディスク8において、目標のmトラック手前から減速
パルスを出力した後のビームスポットは、目標トラック
の中心に対して、 x=md−{Vt+(1/2)αt2 } だけ手前に位置することになるので、この値がトラッキ
ングエラー信号のピーク範囲内に収まるように、すなわ
ち、|x|<(d/4)となるようにサンプリング周期
tを設定すればよい。例えば、1/t=60kHzの制
御サンプリング周期において、光ディスク8のトラック
幅dが1.1μm、目標トラック本数比較器35の閾値
を[(目標トラック本数)−0.5〔本〕]減速パルス
出力回路34における速度オフセットV0 =0〔mm/
s〕、減速パルスゲインK=−3669(m/s2 )/
(m/s)、減速パルス幅に相当するタイマ39の閾値
t=117μs(7Δt)と設定したとする。このと
き、トラック引き込み制御移行時のシーク速度SEEK
VELを移動速度V=8〔mm/s〕とすると、減速パ
ルス出力回路34で生成される減速パルスの高さαは、
α=K(V−V0 )=−69m/s2 となり、パルス出
力後の速度V1 は、 V1 =V+αt=0〔mm/s〕 となる。以上のように減速パルスの高さαを速度検出誤
差の影響の少ない一次式で記述することができ、また、
減速パルス幅tをサンプリングによる分解能低下の影響
を受けない一定値で与えることができるので、減速パル
ス出力が可能となる。これにより、シーク制御からトラ
ック追従制御への移行の際に、残留速度の生ずることの
ない、安定したトラック引き込み制御を実現できる。
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、減速パル
スが複数に分割されるので、一回当たりの減速パルスの
振幅を小さくでき、よって、大電流で駆動しなくても、
十分な減速を行うことができる等の特長を有する。ま
た、本発明によれば、減速パルスにシーク制御信号の低
域成分を加算することにより、減速パルス出力中の低域
外乱を予め補償することができるため、正確な位置決め
が可能となる等の特長を有する。さらに、本発明によれ
ば、移動速度のノイズが減速パルスに増幅されて重畳さ
れることがないので、所望の減速が可能となり、正確な
位置決めが可能となる等の特長を有する。また、本発明
によれば、減速パルスがサンプリング周期の分解能によ
る影響を受けないので、所望の減速を行うことができ、
正確な位置決めが可能となる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施例の光ピックアップ周辺の構成
図である。
【図3】本発明の一実施例の減速パルス出力回路のブロ
ック構成図である。
【図4】本発明の一実施例の要部の動作説明図である。
【図5】本発明の一実施例の動作説明図である。
【図6】本発明の一実施例の引き込み動作を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 光ディスク装置 2 スピンドルモータ 3 光ピックアップ 4 光学系 5 トラッキング制御回路 6 フォーカシング制御回路 7 信号処理回路 8 光ディスク 9 レーザビーム 21 トラッキングエラー信号検出回路 22 トラッキング追従制御回路 23 シーク制御部 24 減速制御部 25 トラッキング選択回路 26 コマンド制御回路 27 ドライバ回路 28 トラッキングゼロクロス検出回路 29 トラッキングゼロクロスカウンタ回路 30 速度検出回路 31 目標速度発生回路 32 減算器 33 シーク制御回路 34 減速パルス出力回路 35 目標トラック本数比較器 36 低域抽出回路 37 切換回路 38 加算器 39 タイマ 40 出力コントローラ 41 減算部 42 速度オフセット部 43 乗算部 44 ラッチ信号生成部
フロントページの続き Fターム(参考) 5D088 PP02 QQ06 RR06 SS03 TT05 UU07 5D096 TT05 TT09 5D117 AA02 EE08 EE29 FF21 FF26 FF29 FF30 FX06 FX07 GG06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラッキングアクチュエータを駆動する
    ことによりビームを媒体に形成されたトラック上を移動
    させ、所望のトラックに位置決めしつつ、情報を記憶す
    る情報記憶装置において、 前記ビームを前記トラック上を移動させ、前記所望のト
    ラックに停止させる際に、前記所望のトラック近傍で、
    前記トラッキングアクチュエータに減速を指示する減速
    パルスを複数回に分けて供給する減速制御手段を有する
    ことを特徴とする情報記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記ビームの移動速度が予め設定された
    速度となるように前記トラッキングアクチュエータを制
    御するシーク制御信号を生成するシーク制御信号生成手
    段と、 前記シーク制御信号生成手段で生成された前記シーク制
    御信号の低域成分を抽出する低域成分抽出手段と、 前記低域成分抽出手段で抽出された前記シーク制御信号
    の低域成分を前記減速パルスに加算する加算手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の情報記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記ビームの移動速度を検出し、検出さ
    れた移動速度の一次関数として前記トラッキングアクチ
    ュエータに供給する減速パルスの振幅を決定する減速パ
    ルス生成手段を有することを特徴とする請求項1又は2
    記載の情報記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記減速パルス生成手段は、前記移動検
    出手段で検出された検出移動速度に予め設定された定数
    を乗算する乗算手段を有することを特徴とする請求項3
    記載の情報記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記減速パルス生成手段は、前記移動検
    出手段で検出された検出移動速度に予め設定されたオフ
    セット値を加算し、前記乗算手段に供給する加算手段を
    有することを特徴とする請求項4記載の情報記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記減速パルス生成手段は、前記減速パ
    ルスのパルス幅を予め設定された所定のパルス幅として
    出力することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一
    項記載の情報記憶装置。
  7. 【請求項7】 トラッキングアクチュエータを駆動する
    ことによりビームを媒体に形成されたトラック上を移動
    させ、所望のトラックに位置決めする情報記憶装置にお
    いて、 前記所望のトラック近傍で前記ビームの移動速度と検出
    する移動速度検出手段と、 前記移動速度検出手段で検出された検出移動速度の一次
    関数として前記トラッキングアクチュエータに供給する
    減速パルスの振幅を決定する減速パルス生成手段とを有
    することを特徴とする情報記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記減速パルス生成手段は、前記移動検
    出手段で検出された検出移動速度に予め設定された定数
    を乗算する乗算手段を有することを特徴とする請求項7
    記載の情報記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記減速パルス生成手段は、前記移動検
    出手段で検出された検出移動速度に予め設定されたオフ
    セット値を加算し、前記乗算手段に供給する加算手段を
    有することを特徴とする請求項8記載の情報記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記減速パルス生成手段は、前記減速
    パルスのパルス幅を予め設定された所定のパルス幅とし
    て出力することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか
    一項記載の情報記憶装置。
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