JP2720632B2 - 光ディスク装置のキックバック制御方法 - Google Patents

光ディスク装置のキックバック制御方法

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JP2720632B2
JP2720632B2 JP3145696A JP14569691A JP2720632B2 JP 2720632 B2 JP2720632 B2 JP 2720632B2 JP 3145696 A JP3145696 A JP 3145696A JP 14569691 A JP14569691 A JP 14569691A JP 2720632 B2 JP2720632 B2 JP 2720632B2
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスパイラルグルーブによ
り構成される光ディスクを使用する光ディスク装置のオ
ントラック制御方法に係り、特にキックバック制御方法
に関する。
【0002】近年のコンピュータシステムの高速化の要
望に伴い、光ディスク装置も高速化が要求されている。
特に光ディスク装置では光ディスクに対する光学ヘッド
のアクセスを確実に、かつ高速に行う技術の開発が要望
されている。
【0003】
【従来の技術】光ディスクにレーザ光を照射して情報を
記録/再生する際に、レーザ光はグルーブに沿って移動
する。記録または再生の待機状態にあっても光ディスク
は回転しているので、移動中にスパイラルのグルーブで
構成されたトラック上の特定セクタを反復してレーザ光
で追随したい場合には、一回転に一回トラックを跳び移
る必要がある。このトラックジャンプはそのトラックか
ら隣接トラック方向へ光学ヘッドを加速するキック制御
と、そのキック制御を制動するバック制御とにより実施
される。以下このトラックジャンプを「キックバック」
と呼称する。
【0004】また、記録の場合には正しく書き込みが行
われているかを確認するために、一旦書き込みがなされ
たセクタに戻ることが一般に必要である。このためにも
キックバックが行われる。更に、書換え可能な光ディス
クでは消去後、書き込み及びその確認を二回のキックバ
ック動作を伴って行う。
【0005】光ディスク装置のオントラック制御には、
目標トラックに高速で光スポットを移動させる移動モー
ド(以下コアース制御と略称する)と、移動後に目標ト
ラック上に光スポットを追従保持する追従モード(以下
ファイン制御と略称する)とがある。
【0006】ところで、スパイラルグルーブにより構成
される光ディスクを使用する光ディスク装置のオントラ
ック制御方法において、キックバック制御の場合にはコ
アース制御における光スポットの移動距離が1トラック
等の微細なものとなるので、ファイン制御の機構を利用
し、トラッキングアクチュエータを微小駆動することに
より対物レンズの焦点位置を所要の隣接トラック等に移
動させて行う。一般的なコアース制御方法については従
来から多くの公知技術(例えば特願平2-016985号)があ
るので、詳細説明は省略する。
【0007】図4は従来のキックバック制御回路の要部
ブロック図を示し、図5は従来のブロック図の要部タイ
ムチャート(波形図)を示す。なお、構成,動作の説明
を理解し易くするために全図を通じて同一部分には同一
符号を付してその重複説明を省略する。
【0008】両図において、1は図示しない光学ヘッド
に設けられた光学系、分割型受光素子、差動アンプ等に
て構成されるエラー検出器を示し、所謂プッシュプル法
等にて知られるトラッキングエラー信号aを出力する。
2は補償回路であって図示しないAGC回路および位相
進み回路等からなり、入力されたトラッキングエラー信
号aをファイン制御に必要な信号に補正して出力する。
【0009】3はマイクロプロセッサ(以下MPUと略
称する)であって、キックバック命令を上位機種から受
領した時に、この信号に対応してスイッチS1をファイン
制御状態のONからOFF に切り替え制御を行ない、キック
バック制御が終われば元のONに戻す制御を行う。4はア
ンプであって図示しないトラッキングアクチュエータ
(対物レンズをファイン制御等の微小駆動するための駆
動機構)を駆動する制御電圧を出力する。
【0010】このようにして駆動された対物レンズは、
その出射光に対応する光ディスクからの戻り光をエラー
検出器1にフィードバックしてトラッキングエラー信号
aの値が零となるようにファイン制御のサーボ回路が構
成されている。
【0011】5はコンパレータ、6は反転素子のインバ
ータであって、コンパレータ5に入力されるトラッキン
グエラー信号aの正極性側を検出してインバータ6出力
bが得られる。7はフリップフロップであって、そのリ
セット端子Rにはインバータ出力bが入力される。ま
た、MPU3は図示しない上位機種からキックバック開
始命令を受信すると所定周期のキックバック開始パルス
cを形成し、フリップフロップ7のセット端子Sに印加
する。
【0012】このキックバック開始パルスcの入力に対
応してフリップフロップ7出力dが得られる。8は入力
信号の立ち上がりに対応して周期Toの起動パルスを出力
するモノステーブルである。9は入力信号の立ち下がり
に対応して周期Tbの制動パルスを出力するモノステーブ
ルである。S2は所定電圧+Vrの供給回路をON/OFF する
アナログスイッチ、S3は所定電圧−Vrの供給回路をON/
OFF するアナログスイッチを示す。この所定電圧+Vrと
は図示しないトラッキングアクチュエータの起動電圧に
相当し、所定電圧−Vrは制動電圧に相当する。
【0013】MPU3が上位機種からキックバック制御
の命令を受けると、所定周期のキックバック開始パルス
cを形成し、フリップフロップ7のセット端子Sにタイ
ムt1において入力すると共に、スイッチS1をONからOFF
(キックバック制御)に切り替える。同時にそのキック
バック開始パルスcに対応してフリップフロップ7は出
力端子Qにフリップフロップ7出力dのようにタイムt1
で持続信号が立ち上がる。
【0014】この立ち上がり信号によってモノステーブ
ル8がトリガされ、その出力によってアナログスイッチ
S2はOFF 状態から周期Toの時間だけONの状態に切り替え
られ、所定電圧+Vrがアンプ4を介して図示しないトラ
ッキングアクチュエータを駆動し、対物レンズは隣接ト
ラック方向に移動する結果、トラッキングエラー信号a
はタイムt1〜t2のように周期Toの間は増加し、その後減
少して零クロスする。
【0015】そしてトラッキングエラー信号aは、零ク
ロス点(タイムt2)以降で負極性となるためインバータ
6出力bがタイムt2で立ちあがり、フリップフロップ7
はリセットされるからQ端子出力は零となる。そのQ端
子出力信号の立ち下がりでモノステーブル9がトリガさ
れて、所定の周期Tbの制動パルスを出力し、このモノス
テーブル9出力fによってアナログスイッチS3は周期Tb
の時間だけOFF からONの状態に切り替えられ、所定電圧
−Vrがアンプ4を介して図示しないトラッキングアクチ
ュエータを駆動し、対物レンズは隣接トラック上にオン
トラックすべく制動される。
【0016】この周期Tbおよび所定電圧+Vr,−Vrの各
値は、予め計算して実体に即応した最適値に設定された
固定値である。このオントラック方向の制動によって対
物レンズは隣接トラック上に飛び移ることができ、トラ
ッキングエラー信号aはタイムt4で隣接トラックの零ク
ロス点に戻り、この零クロス点をMPU3が上位機種か
ら検出した時点でスイッチS1をOFF からONの状態に戻し
てタイムt4以降はファイン制御に戻る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来のキックバック制
御方法ではプラス・マイナスの制御電圧または電流と、
制御時間との組み合わせを予め計算あるいは実験上のデ
ータから最適値に設定しておき、これらの固定された設
定値によって制御するものであった。しかし、温度や経
年変化等の原因によってアクチュエータの特性が変化し
た時、正確な応答ができないという欠点があった。本発
明は上記従来の欠点に鑑みてなされたもので、温度や経
年変化に対応できる安定したキックバック制御方法の提
供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は請求項1では図1に示すように、スパイラル
グルーブにより構成される光ディスクに対して対物レ
ンズを該スパイラルと交差する方向に加速するキック制
御と、該キック制御を制動するバック制御とによるキッ
クバックを行いながら同一セクタ上にトラッキングする
に際し、前記バック制御の開始時点から所定時間経過後
複数の時点に対応して前記対物レンズの複数の変位量
を観測し、該複数の変位量に基づき、前記バック制御に
用いる制動パルスの時間を補正するように構成し、請求
項2では、前記対物レンズの制御に対応して生成される
トラッキングエラー信号に対して電圧零を中心とする二
つの閾値を設定し、前記複数の変位量に対応する複数の
変位電圧値が全て前記閾値より小さいか、又は大きいか
に対応して前記制動パルスの時間を夫々短縮又は延長
し、前記複数の変位電圧値の少なくとも一つが前記二つ
の閾値の範囲内にあれば、前記制動パルスの時間を保持
するように補正する。
【0019】
【作用】図2に示すように、バック制御開始の時点から
次のトラッキングエラー信号上の零交差点付近までの所
定の複数の時間Tc,Td経過後の変位量(電圧Vc,Vdに相
当)を観測し、該複数の変位量に基づき、予め定めた二
つの閾値(電圧零を中心とする+Ve〜−Veの範囲)と比
較して上記のように制動パルスの時間,あるいは制動電
制御電流を最適値に補正することによりサーボル
ープが構成されるから、キックバック制御系の特性の環
境温度変化や経時変化に対応して常に最適の制御量を維
持することができる。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図を示す。図に
おいて、10はエラー検出器1から出力されるトラッキン
グエラー信号aを入力するA/D変換器、11はMPU、
12と13はそれぞれ第一と第二のタイマーカウンタを示
す。キックバック制御の初期段階においてはそれぞれ第
一タイマーカウンタ12には周期Tb(アナログスイッチS3
をON制御する時間であって、図4に示すモノステーブル
9の設定時間に相当し、キックバック制御の飛び移り移
動に対する制動時間)がセットされ、第二タイマーカウ
ンタ13には周期Tc(但し、Tb<Tc)がセットされてい
る。
【0021】MPU11は複数(例えば2個)のサンプリ
ングクロックを、A/D変換器10に送り、A/D変換器
10はそのサンプリングクロックにそれぞれ対応するトラ
ッキングエラー信号aの標本化電圧データをMPU11に
返送する。
【0022】また、MPU11は後述する手順に従い、フ
リップフロップ7にキックバック開始パルスcを印加
し、またフリップフロップ7のQ出力信号を入力する。
更にスイッチS1およびアナログスイッチS3のON/OFF制御
を行う。
【0023】上記の構成を用いて、バック制御の開始か
ら所定時間経過後のトラッキングエラー信号aの変位量
をA/D変換器10を介して観測し、その変位量が予め定
められた閾値より大きいか、小さいかをMPU11にて判
断し、その判断結果に対応して周期Tbの値を補正最適値
に補正することによりサーボループが構成されるから、
キックバック制御系を常時安定して制御できる。
【0024】図2は本発明のキックバック制御周期Tbの
補正判断を説明するための図であって、縦軸にはトラッ
キングエラー信号の電圧、横軸には時間を取り、+Veと
−Veは電圧零を中心とした閾値を示したトラッキングエ
ラー信号の応答波形図を用いて説明する。(イ)図は周
期Tb補正不要、(ロ)図は周期Tb要延長、(ハ)図は周
期Tb要短縮の場合の各波形図を示す。以下図1を参照し
ながら動作説明を行う。
【0025】(イ)図における周期Taと周期Toは、図5
のa波形に対応するd波形とe波形に示したキックバッ
ク制御の前半の駆動タイミングである。MPU11はトラ
ッキングエラー信号aが、キック制御開始後最初に零ク
ロスした時点をフリップフロップ7のQ出力信号の立ち
下がり検出で捕らえ、この零クロス時点から第一タイマ
ーカウンタ12に予めセットした周期Tbの時間だけアナロ
グスイッチS3をON制御した際に、その周期Tbの始点から
第二タイマーカウンタ13に予めセットした周期TcとTd
(この二つの周期が前記2個のサンプリングクロックに
相当するもので、ここではTb<Tc<Tdとする)をA/D
変換器10に送り、その周期TcとTdにそれぞれ対応するA
/D変換器の標本化電圧データVcとVdが何れも閾値+Ve
よりも小さいか、または閾値−Veよりも大きい場合の波
形を示したもので、この場合は周期Tbを補正しなくとも
確実にトラッキングエラー信号aのエラー値は零電位に
収斂するように閾値+Veと−Veを予め設定する。
【0026】(ロ)図はフリップフロップ7のQ出力信
号の立ち下がり検出時点から周期Tcおよび周期Tdを経過
した時のトラッキングエラー信号の標本化電圧データVc
とVdが共に閾値+Veを超過している状態を示したもの
で、この場合は制動時間となる周期Tbの値が最適値の
(イ)図に比較して短すぎることを示しており、長く補
正する必要がある。
【0027】(ハ)図はフリップフロップ7のQ出力信
号の立ち下がり検出時点から周期Tcおよび周期Tdを経過
した時のトラッキングエラー信号の標本化電圧データが
共に閾値−Veより少ない状態を示したもので、この場合
は制動時間となる周期Tbの値が最適値の(イ)図に比較
して長すぎることを示しており、周期Tbの値を短く補正
する必要がある。
【0028】図3は本発明のキックバック制御のフロー
チャートを示し、図1および図2を参照しながら説明す
る。スタートするとステップAでMPU11は第一タイマ
ーカウンタ12に周期Tbをセットする。ステップBでMP
U11が図示しない上位機種からキックバック開始命令を
受信すると、ステップCでMPU11はスイッチS1とアナ
ログスイッチS3をOFF に制御し、同時にフリップフロッ
プ7のS端子にキックバック開始パルスcを印加するこ
とにより、フリップフロップ7のQ端子には信号が立ち
上がる。その立ち上がり信号によってステップDでモノ
ステーブル8をトリガしてアナログスイッチS2を予め定
めた周期Toの時間だけONに制御し、図示しないトラッキ
ングアクチュエータが駆動される。その結果、エラー検
出器1が出力するトラッキングエラー信号aは、エラー
値が増加後隣接トラックに近づくために減少し零クロス
する波形を出力する。
【0029】ステップEでMPU11は、キック制御の終
了をフリップフロップ7のQ出力の立ち下がりによって
検出し、その検出時点を起点としてステップFで第一タ
イマーカウンタ12をトリガし、そのセットタイムによっ
てアナログスイッチS3を周期Tbの時間だけONに制御す
る。同時に第二タイマーカウンタ13に周期Tcをセットす
る。
【0030】ステップGでMPU11は、第一タイマーカ
ウンタ12が周期Tbの出力完了を検知し、即ちアナログス
イッチS3がOFF となった状態を検知し、ステップHでス
イッチS1をON、即ちファイン制御状態に戻す。
【0031】ステップIでMPU11は、第二タイマーカ
ウンタ13にセットされた周期Tcの出力完了を検知した時
点を起点として、ステップJで第二タイマーカウンタ13
のセット内容を周期(Td−Tc)に置換する。また、第二
タイマーカウンタ13から出力した周期Tcに対応する標本
化電圧データVcをA/D変換器10から取得記憶する。
【0032】ステップKでMPU11は、第二タイマーカ
ウンタ13にセットされた周期(Td−Tc)即ち、フリップ
フロップ7のQ出力の立ち下がりを起点とする周期Tdの
出力完了を検知した時点で、ステップLに移行し、周期
Tdに対応する標本化電圧データVdをA/D変換器10から
取得記憶する。
【0033】ステップMでMPU11は、記憶した標本化
電圧データVcとVdが共に、予め定めた閾値−Veと比較し
て小さいかどうかを判定し、共に小さければステップN
で第一タイマーカウンタ12に対するセット値をTbからTb
−ΔTに置換した後、次のキックバック開始命令待ちに
戻る。このΔTの値は補正値として用いるもので数回の
キックバックによって最適値に設定できるように予め定
める値である。
【0034】ステップMでMPU11は、記憶した標本化
電圧データVcとVdが共に、予め定めた閾値+Veと比較し
た結果が共に小さくないかまたは一方だけが小さい場合
にはステップOに移行する。
【0035】ステップOでMPU11は、記憶した標本化
電圧データVcとVdが共に、予め定めた閾値+Veと比較し
て大きいかどうかを判定し、共に大きい場合はステップ
Pで第一タイマーカウンタ12に対するセット値をTbから
Tb+ΔTに置換した後、次のステップBに戻る。また、
ステップOで記憶した標本化電圧データVcとVdとを予め
定めた閾値+Veと比較して共に大きくない場合、あるい
は一方だけが大きい場合は直接ステップBに戻る。
【0036】以上の手順は図示しないトラッキングアク
チュエータに対する制動電圧−Vrを一定値とし、制動時
間Tbを観測結果に基づき補正する方法で説明したが、こ
の方法は制動時間Tbを一定とし、制動電圧−Vrまたはこ
の制動電圧−Vrを変換して作る制動電流のいずれかを補
正する方法でも結果は同じである。また、起動電圧Vrの
値を補正する方法もあり得る。
【0037】また、キックバックの起動時に用いたモノ
ステーブル8の機能も、MPU11と別のタイマースイッ
チに置換することは容易である。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、キックバック後のトラ
ッキングエラー信号の応答波形をモニタしてキックバッ
クの制御時間または制御電圧あるいは制御電流を補正で
きるため、安定かつ高速なキックバック制御を実現でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】 本発明のキックバック制御周期Tbの補正判断
を説明するための図である。
【図3】 本発明のキックバック制御のフローチャート
である。
【図4】 従来のキックバック制御回路の要部ブロック
図である。
【図5】 従来のブロック図の要部タイムチャート(波
形図)である。
【符号の説明】
1 エラー検出器 5 コンパレータ 6 インバータ 7 フリップフロップ 8 モノステーブル 10 A/D変換器 11 MPU 12 第一タイマーカウンタ 13 第二タイマーカウンタ S1 スイッチ S2とS3 アナログスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−260679(JP,A) 特開 平4−40676(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパイラルグルーブにより構成される光
    ディスクに対して対物レンズを該スパイラルと交差す
    る方向に加速するキック制御と、該キック制御を制動す
    るバック制御とによるキックバックを行いながら同一セ
    クタ上にトラッキングするに際し、前記バック制御の開始時点 から所定時間経過後の複数の
    時点に対応して前記対物レンズの複数の変位量を観測
    し、該複数の変位量に基づき、前記バック制御に用いる
    制動パルス時間を補正することを特徴とする光ディス
    ク装置のキックバック制御方法。
  2. 【請求項2】 前記対物レンズの制御に対応して生成さ
    れるトラッキングエラー信号に対して電圧零を中心とす
    る二つの閾値を設定し、前記複数の変位量に対応する複
    数の変位電圧値が全て前記閾値より小さいか、又は大き
    いかに対応して前記制動パルスの時間を夫々短縮又は延
    長し、前記複数の変位電圧値の少なくとも一つが前記二
    つの閾値の範囲内にあれば、前記制動パルスの時間を保
    持するように補正することを特徴とする請求項1記載の
    光ディスク装置のキックバック制御方法。
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