JP2000273960A - ユニット式建物 - Google Patents

ユニット式建物

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JP2000273960A
JP2000273960A JP11076652A JP7665299A JP2000273960A JP 2000273960 A JP2000273960 A JP 2000273960A JP 11076652 A JP11076652 A JP 11076652A JP 7665299 A JP7665299 A JP 7665299A JP 2000273960 A JP2000273960 A JP 2000273960A
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Ikuo Nakai
郁夫 中井
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物ユニットの製造効率を損なうことなく、
小屋裏となるロフトが形成されるようになるユニット式
建物の提供。 【解決手段】 第一の建物ユニット20Aの上に、軸組
材32Aに沿って補強用軸組材34が設けられた第一の
小屋パネル30Aを設け、第一の建物ユニット20Aと
隣接する第二の建物ユニット20Bの上に、上面が床面
となった第二の小屋パネル30Bを設ける。これによ
り、第二の小屋パネル30Bの床がロフト5の床とな
り、第一の小屋パネル30Aおよびその補強軸組材34
により、第一の建物ユニット20Aの剛性が確保され、
骨組みや天井構造を変更することなく、ロフト5が形成
され、建物ユニット10,20の製造効率が損なわれな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、箱状に形成された
複数の建物ユニットを組合わせた建物本体と、この建物
本体の上に傾斜配置された複数の屋根パネルを組合わせ
た屋根とを備えたユニット式建物に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、工場で製造した箱状の建物ユニ
ットを、建築現場で複数組合わせて建築されるユニット
式建物が利用されている。ユニット式建物を形成する建
物ユニットとしては、四隅の柱の上下端に天井梁および
床梁で連結した直方体状のフレームを有するものが一般
的である。建物ユニットのフレームには、天井梁に支持
される天井面材、床梁に支持される床面材および部屋を
仕切る間仕切壁等の内装材や、軽量気泡コンクリート等
で形成された外壁等が工場で組付けられる。このような
ユニット式建物によれば、工場において、建物ユニット
に対して内装材や外壁材の組付作業まで工場で行い、後
は、建物ユニットの接合作業を行うだけで、建物が完成
するようにしているので、建築現場での作業が大幅に削
減され、建築工事を短期間で完了できるというメリット
が得られる。
【0003】このようなユニット式建物では、複数の建
物ユニットを組合わせた建物本体と、この建物本体の上
に傾斜配置された複数の屋根パネルを組合わせた屋根が
形成され、その小屋裏を居室や収納室として利用可能
な、いわゆるロフトとする場合がある。このような場
合、建物ユニットの上面あるいは屋根ユニットの底面に
床面材を張り付けることにより、ロフトの床が形成され
ている。また、当該小屋裏への出入口を形成するため
に、上面に床が形成された建物ユニットの屋外側に隣接
する建物ユニットの天井面材を、一部省略して開口部を
設け、この開口部を当該ロフトへの出入口としている
(特開平10−196138号公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなロフトで
は、建物ユニットの上面あるいは屋根ユニットの底面に
床面材を設けて小屋裏の床を形成しているため、通常の
建物ユニットまたは屋根ユニットと構造が異なるものを
製造しなければならず、当該建物ユニットまたは屋根ユ
ニットの製造効率が損なわれるという問題がある。ま
た、建物ユニットの天井面材を一部省略して設けられた
開口部を、ロフトの出入口とすると、屋根が傾斜してい
るため、当該ロフトの出入口付近の天井が低くなってい
る。このため、ロフトへの出入りが困難であるという問
題がある。ここで、ロフトの出入口への出入りを容易に
するために、開口部を拡張する、あるいは、建物ユニッ
トの上面全体を開口部とすると、ブレースの効果がなく
なる、あるいは、ブレースが存在しなくなり、当該建物
ユニットの剛性が低下する。このため、建物ユニットの
フレームを補強する必要があり、この点からも建物ユニ
ットの製造効率が損なわれるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、建物ユニットの製造効率
を損なうことなく、小屋裏となるロフトが形成されるよ
うになるユニット式建物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、図面をも参照
して説明すると、箱状に形成された複数の建物ユニット
10,20を組合わせた建物本体3と、この建物本体3
の上に傾斜配置された複数の屋根パネル6を組合わせた
屋根4とを備えたユニット式建物1であって、最上階の
外壁側に配置された第一の建物ユニット20Aの上面に
は、この第一の建物ユニット20Aの平面形状に応じて
軸組材32A,33Aを枠状に組んだ第一の小屋パネル
30Aが設けられ、前記第一の建物ユニット20Aと隣
接する第二の建物ユニット20Bの上面には、この第二
の建物ユニット20Bの平面形状に応じた形状を有する
とともに、上面が床面となった第二の小屋パネル30B
が設けられ、前記第一の小屋パネル30Aには、前記外
壁1Aに近接する軸組材32A,33Aに沿って補強用
軸組材34が設けられていることを特徴とする。
【0007】このような本発明では、第二の小屋パネル
30Bの床がロフト5の床となり、また、第一の建物ユ
ニット20Aの上面全体を開口部Sとしても、第一の小
屋パネル30Aおよびその補強用軸組材34により、第
一の建物ユニット20Aの剛性が確保される。これによ
り、骨組みや天井構造を何ら変更することなく、ロフト
5が形成され、建物ユニット10,20の製造効率が損
なわれない。
【0008】以上において、前記第二の小屋パネル30
Bは、前記フレーム31Bの対向する軸組材32Bの間
に架け渡された複数の根太36と、この根太36に支持
される床面材37とを有していることが望ましい。この
ような第二の小屋パネル30Bは、建物ユニット10,
20の床パネルと略同じ構造となるので、建物ユニット
10,20の部材および部品、製造装置、並びに、製造
工程を利用して第二の小屋パネル30Bが製造可能とな
り、第二の小屋パネル30Bの製造が容易に行えるよう
になる。
【0009】また、前記補強用軸組材34は、前記屋根
パネル6の裏側に設けられる天井面材7の内側に隠蔽さ
れていることが望ましい。このようにすれば、ロフト5
内に補強用軸組材が露出しなくなるので、ロフト5の内
装の外観が向上される。
【0010】さらに、前記補強用軸組材34としては、
溝形鋼から形成され、そのウェブが前記軸組材32Aの
上面と同一面となっているものを採用することができ
る。このようにすれば、補強用軸組材34は、そのウェ
ブを水平にしたので、水平方向に作用する外力に対する
剛性が充分に確保されるうえ、天井面を一つの平面で形
成しても、天井面材7と干渉しにくくなり、天井面材7
の取付作業が容易となる。
【0011】また、前記軸組材32A,33Aおよび前
記補強用軸組材34Dとしては、両方とも溝形鋼から形
成され、かつ、前記軸組材32Aの開口された部分に取
付けられるブラケット38を介して、前記補強用軸組材
34Dが前記軸組材32Aに接合されているものが採用
できる。このようにすれば、ブラケット38の軸組材3
2Aへの接合手段としては、建物ユニット20Aの根太
56を支持するブラケット58と略同じ接合手段が採用
可能となるので、建物ユニット20Aおよび製造工程が
利用可能となり、第二の小屋パネル30Bと同様に、第
一の小屋パネル30Aの製造が容易に行えるようにな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 [第一実施形態]図1には、本発明の第一実施形態に係
るユニット式建物1が示されている。このユニット式建
物1は、基礎2の上に形成された建物本体3と、この建
物本体3の上に形成された屋根4とを備えている。この
屋根4の内部には、小屋裏部屋となるロフト5が設けら
れている。このうち、建物本体3は、複数の建物ユニッ
ト10,20を組合わせたものであり、一階部分に配置
された建物ユニット10Aと、二階部分に配置された建
物ユニット20A,20B,20Cとを備えている。な
お、建物ユニット20Aは、建物本体3の外壁側に配置
された第一の建物ユニットとされ、建物ユニット20B
は、当該建物ユニット20Aと隣接する第二の建物ユニ
ットとされている。
【0013】屋根4は、棟側から両側の軒先に向かって
下り勾配となった傾斜屋根面を有する切妻屋根となって
いる。この屋根4は、図2に示されるように、最上階の
建物ユニット20A,20B,20Cの上面に設けられ
た小屋パネル30と、この小屋パネル30の上面に立設
された複数の束4Aと、建物本体3の上端縁に設けられ
た複数のブラケット4Bと、これらの束4Aおよびブラ
ケット4Bで支持された屋根パネル6とを備えている。
小屋パネル30は、建物ユニット20同士の接合構造を
変更することなく、束4Aおよびブラケット4Bを設置
可能とするために設けられたものである。この小屋パネ
ル30を設けることにより、屋根4の軒天井4Cの高さ
レベルが高い位置に設定可能となっている。屋根パネル
6は、軸組材を枠状に組んだ枠体6Aと、この枠体6A
の上に張り付けられた野地板6Bとを有するものであ
る。屋根パネル6の裏側には、天井面材7が設けられて
いる。この天井面材7は、ロフト5の天井を形成するも
のとなっている。
【0014】ここで、第一の建物ユニット20Aの上に
は、第一の小屋パネル30Aが設けられ、また、第二の
建物ユニット20Bの上には、第二の小屋パネル30B
が設けられている。なお、ロフト5は、これらの第一お
よび第二の小屋パネル30A,30Bを利用して形成さ
れている。第一の小屋パネル30Aには、開口部Lが設
けられている。この開口部Lは、第一の建物ユニット2
0Aの天井部分全体に設けられた開口部Sと連通してお
り、ロフト5の出入口となっている。第一の小屋パネル
30Aには、外壁1Aに近接する梁32Aに沿って補強
用軸組材34が設けられている。この補強用軸組材34
は、そのウェブを水平にした状態で、ユニット式建物1
の外壁1Aに近接して設けられている。これにより、補
強用軸組材34は、ロフト5の天井を形成する天井面材
7と干渉しにくくなっている。第一の小屋パネル30A
の梁32Aには、壁面材と同じ面材となる仕上げ材8を
設けるために取付部材35が取付けられている。この取
付部材35のウェブ面は、第一の建物ユニット20Aの
天井梁52Aに取付けられた取付部材54のウェブ面と
同一平面となっている。仕上げ材8は、取付部材35,
54のウェブ面に張り付けられている。また、第二の小
屋パネル30Bの床は、ロフト5の床となっている。こ
の床には、小屋パネル30C寄りに内壁9が立設されて
いる。
【0015】ここで、建物ユニット10A,20B,2
0Cは、図3に示されるように、四隅の柱41を天井梁
42および床梁43で連結した直方体状のフレーム40
を有する通常の建物ユニットである。建物ユニット10
A,20B,20Cの天井梁42としては、長さの異な
る長辺天井梁42Aおよび短辺天井梁42Bの二種類が
設けられ、建物ユニット10A,20B,20Cの床梁
43としては、天井梁42と同様に、長さの異なる長辺
床梁43Aおよび短辺床梁43Bの二種類が設けられて
いる。対向する長辺天井梁42Aの間には、天井を形成
する天井面材45を支持するために、複数の天井小梁4
4が架け渡されている。対向する長辺床梁43Aの間に
は、床を形成する床面材47を支持するために、複数の
根太46が架け渡されている。なお、天井梁42および
床梁43は、断面がC字型に形成された溝形鋼(以下、
「溝形鋼」という。)から形成されている。また、建物
ユニット10A,20B,20Cの上面には、対角線上
に一対のブレース48が架け渡されている。これによ
り、建物ユニット10A,20B,20Cは、水平方向
の外力に対して、長方形状の平面形状が変形しないため
の剛性が確保されている。
【0016】一方、建物ユニット20Aは、図4に示さ
れるように、四隅の柱51の上下端を天井梁52および
床梁53で連結した直方体状のフレーム50を有するも
のである。建物ユニット20Aの天井梁52としては、
長さの異なる長辺天井梁52Aおよび短辺天井梁52B
の二種類が設けられ、建物ユニット20Aの床梁53と
しては、天井梁52と同様に、長さの異なる長辺床梁5
3Aおよび短辺床梁53Bの二種類が設けられている。
対向する長辺床梁53Aの間には、床を形成する床面材
57を支持するために、複数の根太56が架け渡されて
いる。なお、対向する長辺天井梁52Aの間には、天井
を形成する天井面材を支持するための天井小梁が省略さ
れており、天井部分全体が前述の開口部Sとなってい
る。また、長辺天井梁52Aおよび短辺天井梁52Bに
は、前述の取付部材54が設けられている。この取付部
材54は、天井梁42および床梁43と同様に、溝形鋼
から形成されている。天井梁52A、52Bおよび取付
部材54は、その開口された側を対向させた状態で相互
に接合されている。
【0017】第一の建物ユニット20Aの上に設けられ
る第一の小屋パネル30Aは、図5に示されるように、
建物ユニット20Bの平面形状に応じた枠状のフレーム
31Aを有するものである。このフレーム31Aは、建
物ユニット20Bの天井梁52および床梁53と同様の
梁である長辺梁32Aおよび短辺梁33Aを組んだもの
である。対向する短辺梁33Aの間には、一方の長辺梁
32Aに沿って前述の補強用軸組材34が設けられてい
る。この補強用軸組材34は、建物ユニット10,20
の天井梁42および床梁43と同様に、溝形鋼から形成
されている。補強用軸組材34は、ウェブを水平にした
状態で、端部が短辺梁33Aに接合されており、その上
面が長辺梁32Aの上面と同一平面となっている。ま
た、他方の長辺梁32Aおよび短辺梁33Aの各々に
は、取付部材35が設けられている。他方の長辺梁32
Aおよび短辺梁33Aと、取付部材35は、それぞれそ
の開口された側を対向させた状態で相互に接合されてい
る。なお、第一の小屋パネル30Aには、枠状のフレー
ム31Aが形成する開口部Lが形成されている。この開
口部Lは、建物ユニット20Aの開口部Sの大きさと略
同一となっている。
【0018】また、第二の建物ユニット20Bの上に設
けられる第二の小屋パネル30Bは、図6に示されるよ
うに、第一の小屋パネル30Aと同様に、建物ユニット
20Aの平面形状に応じた枠状のフレーム31Bを有す
るものである。このフレーム31Bは、建物ユニット2
0Aの天井梁42および床梁43と同様の梁である長辺
梁32Bおよび短辺梁33Bを組んだものである。対向
する長辺梁32Bの間には、床を形成する床面材37を
支持するために、複数の根太36が架け渡されている。
ここで、第二の小屋パネル30Bは、建物ユニット20
Bの床と略同じ構造となっている。なお、建物ユニット
20Cの上に設けられる小屋パネル30Cは、第一およ
び第二の小屋パネル30A,30Bと同様に、建物ユニ
ット20Aの平面形状に応じたを枠状のフレーム(図示
省略)を有するものとなっている。
【0019】このような本第一実施形態によれば、次の
ような効果がある。すなわち、第二の小屋パネルの床が
ロフト5の床となり、また、第一の建物ユニット20A
の上面全体を開口部Sとしても、第一の小屋パネル30
Aおよびその補強用軸組材34により、第一の建物ユニ
ット20Aの剛性を確保できる。これにより、骨組みや
天井構造を何ら変更することなく、ロフト5が形成さ
れ、建物ユニットの製造効率が損なわれない。
【0020】また、第二の小屋パネル30Bは、建物ユ
ニット20Bの床と同じ構造となっているので、建物ユ
ニットの部材および部品、製造装置、並びに、製造工程
を利用して第二の小屋パネル30Bが製造可能となり、
第二の小屋パネル30Bを容易に製造できる。
【0021】さらに、補強用軸組材34を、天井面材7
の内側に隠蔽することにより、ロフト5内に補強用軸組
材34が露出しなくなるので、ロフト5の内装の外観を
向上できる。また、第一の小屋パネル30Aの外壁1A
側の長辺梁32Aに沿って、ウェブを水平した状態で設
けたので、水平方向に作用する剛性を充分に確保できる
うえ、天井面を一つの辺面で形成しても、天井面材7と
干渉しにくくなり、天井面材7の取付作業を容易に行う
ことができる。
【0022】[第二実施形態]図7および図8には、本
発明の第二実施形態が示されている。本第二実施形態
は、前記第一実施形態におけるウェブを水平にした状態
で接合された補強用軸組材34を、そのウェブを垂直に
した状態で接合したものである。すなわち、図8に示さ
れるように、第一の小屋パネル30Dの長辺梁32Aの
開口された部分に取付けられたブラケット38を介して
補強用軸組材34Dがそのウェブを垂直にした状態で、
ボルト39により接合されている。このブラケット38
は、断面がL字状に形成されたものである。ここで、ブ
ラケット38は、図9(A)および(B)に示されるよう
に、建物ユニット20Aの根太46を長辺床梁53Aに
接合するためのブラケット58の先端部分を折り曲げる
ことにより、断面L字状に形成されている。これによ
り、補強用軸組材34Dの長辺梁32Aへの接合は、建
物ユニット20Aの根太56の長辺床梁53Aへの接合
と略同じ接合となっている。なお、ブラケット38に
は、補強用軸組材34Dのウェブと接する面にボルト孔
(図示省略)が設けられている。
【0023】このような本第二実施形態によっても、前
記第一実施形態と同様の作用効果が得られる他、次のよ
うな効果を付加できる。すなわち、補強用軸組材34D
の長辺梁32Aへの接合は、建物ユニット20Aの根太
46の長辺床梁53Aへの接合と略同じ接合なので、建
物ユニット20Aおよび製造工程を利用でき、第一の小
屋パネル30Dの製造を容易に行うことができる。
【0024】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を
含み、以下に示すような変形なども本発明に含まれる。
すなわち、第二の小屋パネルの床としては、根太で支持
される床面材で形成するものに限らず、枠状のフレーム
の開口が形成する開口を塞ぐ大きさのALC版が嵌め込
まれているものでもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、建物ユニットの製造効
率を損なうことなく、小屋裏となるロフトを形成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係るユニット式建物を
示す斜視図である。
【図2】同実施形態に係るロフトを示す立面図である。
【図3】同実施形態に係る通常の建物ユニットのフレー
ムを示す斜視図である。
【図4】同実施形態に係る第一の建物ユニットのフレー
ムを示す斜視図である。
【図5】同実施形態に係る第一の小屋パネルを示す斜視
図である。
【図6】同実施形態に係る第二の小屋パネルを示す斜視
図である。
【図7】本発明の第二実施形態を示す立面図である。
【図8】同実施形態に係る第一の小屋パネルを示す斜視
図である。
【図9】同実施形態に係る接合手段を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ユニット式建物 3 建物本体 4 屋根 6 屋根パネル 7 天井面材 10,20 建物ユニット 20A 第一の建物ユニット 20B 第二の建物ユニット 30A,30D 第一の小屋パネル 30B 第二の小屋パネル 31A,31B フレーム 32A,32B,33A,33B 軸組材である梁 34,34D 補強用軸組材 36 根太 37 床面材 38 ブラケット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状に形成された複数の建物ユニットを
    組合わせた建物本体と、この建物本体の上に傾斜配置さ
    れた複数の屋根パネルを組合わせた屋根とを備えたユニ
    ット式建物であって、 最上階の外壁側に配置された第一の建物ユニットの上面
    には、この第一の建物ユニットの平面形状に応じて軸組
    材を枠状に組んだ第一の小屋パネルが設けられ、前記第
    一の建物ユニットと隣接する第二の建物ユニットの上面
    には、この第二の建物ユニットの平面形状に応じた形状
    を有するとともに、上面が床面となった第二の小屋パネ
    ルが設けられ、前記第一の小屋パネルには、前記外壁に
    近接する軸組材に沿って補強用軸組材が設けられている
    ことを特徴とするユニット式建物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のユニット式建物におい
    て、前記第二の小屋パネルは、前記フレームの対向する
    軸組材の間に架け渡された複数の根太と、この根太に支
    持される床面材とを有していることを特徴とするユニッ
    ト式建物。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のユニッ
    ト式建物において、前記補強用軸組材は、前記屋根パネ
    ルの裏側に設けられる天井面材の内側に隠蔽されている
    ことを特徴とするユニット式建物。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のユニット式建物におい
    て、前記補強用軸組材は、溝形鋼から形成され、そのウ
    ェブが前記軸組材の上面と同一面となっていることを特
    徴とするユニット式建物。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のユニット式建物におい
    て、前記軸組材および前記補強用軸組材は、両方とも溝
    形鋼から形成され、かつ、前記軸組材の開口された部分
    に取付けられるブラケットを介して、前記補強用軸組材
    が前記軸組材に接合されていることを特徴とするユニッ
    ト式建物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013256866A (ja) * 2013-10-01 2013-12-26 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物の補強構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013256866A (ja) * 2013-10-01 2013-12-26 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物の補強構造

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