JP2000273349A - 着色アルミニウムフレーク顔料、メタリック塗料および塗膜形成方法 - Google Patents

着色アルミニウムフレーク顔料、メタリック塗料および塗膜形成方法

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JP2000273349A
JP2000273349A JP11076219A JP7621999A JP2000273349A JP 2000273349 A JP2000273349 A JP 2000273349A JP 11076219 A JP11076219 A JP 11076219A JP 7621999 A JP7621999 A JP 7621999A JP 2000273349 A JP2000273349 A JP 2000273349A
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aluminum flake
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coating
colored aluminum
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Yoshiki Hashizume
良樹 橋詰
Kenji Maruou
健志 丸王
Yoshikatsu Saito
義勝 斉藤
Hajime Ishihara
肇 石原
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Toyo Aluminum KK
Nippon Paint Co Ltd
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Toyo Aluminum KK
Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた塗膜外観が得られ、かつ鮮やかさと光
輝感を兼ね備えた着色アルミニウムフレーク顔料の提
供。 【解決手段】 平均粒子径D50が15〜25μm、粒
子平均厚みtが1〜2μm、粒度分布をロジン・ラムラ
ー粒度線図で表した場合において、その直線勾配nが
2.7以上である着色アルミニウムフレーク顔料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた外観と、鮮
やかさおよび光輝感を兼ね備えた色調を与える顔料及び
それを使った塗料とその塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】アルミニウムフレーク顔料
と着色顔料を塗料に配合する従来の方法では、光輝感が
優れ、塗膜外観も良好であるが、アルミニウムフレーク
顔料からの直接反射により色調が濁り、鮮やかな色調が
得られないという限界がある。
【0003】また、着色マイカ、板状酸化鉄等の無機着
色フレーク顔料を用いる方法では、鮮やかで光輝感のあ
る塗膜が得られるが、無機フレーク顔料のベースコート
からの突き出しが多いため、クリヤーコートしても光沢
が上がらず、外観が悪くなるという欠点がある。
【0004】近年においては、着色アルミニウムフレー
ク顔料を用いる方法も開発・開示されているが、従来の
メタリック塗料用着色アルミニウムフレーク顔料として
は平均粒子径13〜70μm、粒子平均厚みは顔料付着
前で約0.5μm、ロジンラムラー線図における勾配n
が1.5〜2.5程度のものが使用されていた。その彩
度は5〜30、フリップフロップ値(以下、「FF値」
または「FF」ということもある。)が0.5〜1.5
程度のものが用いられていた。彩度とFF値には逆相関
があり、彩度を15以上に上げようとすると、FF値が
0.8未満となるという関係があり、両方を満足する着
色アルミニウムフレーク顔料は入手が困難であった。ま
た、彩度を上げるために多くの顔料を付着させると、フ
レークの厚みが厚くなり、ベースコート層からの突き出
しによりクリヤーコートしても光沢が上がらず、外観が
悪くなるという問題も有った。
【0005】そのため、着色アルミニウムフレーク顔料
を用いても、鮮やかさと光輝感を兼ね備えた色調を有す
る外観の優れた塗膜を得ることは困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題はすなわち、(1)優れた塗膜外観(光沢)が
得られ、かつ鮮やかさと光輝感を兼ね備えた着色アルミ
ニウムフレーク顔料を提供すること。(2)鮮やかで光
輝感の優れた塗膜を与えるメタリック塗料を提供するこ
と。(3)外観(光沢)の優れた塗膜を与えるメタリッ
ク塗料を提供すること。(4)上記メタリック塗料を用
いた塗膜形成方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意創意工
夫を行った結果、本発明を完成させた。すなわち本発明
は、 1.平均粒子径D50が15〜25μm、粒子平均厚み
tが1〜2μm、粒度分布をロジン・ラムラー粒度線図
で表した場合において、その直線勾配nが2.7以上で
ある着色アルミニウムフレーク顔料。 2.彩度
【0008】
【数2】 が15以上、FF値が0.8以上である上記1に記載の
着色アルミニウムフレーク顔料。 3.(A)塗料中の塗料固形分100重量部に対し、
(B)上記1又は2記載の着色アルミニウムフレーク顔
料1種類以上を0.1〜30重量部を含有することを特
徴とするメタリック塗料。 4.(A)塗料中のビヒクル固形分100重量部に対
し、(B)請求項1または2記載の着色アルミニウムフ
レーク顔料1種または2種以上を0.1〜30重量部及
び(C)上記(B)以外の光輝性顔料0.05〜20重
量部を含有するメタリック塗料。 5.請求項3または4記載のメタリック塗料に、さらに
(D)着色顔料を含有するメタリック塗料。 6.被塗基材面に、上記3記載のメタリック塗料をベー
スコートした後、クリヤー塗料をトップコートし、ベー
スコートとトップコートを同時に硬化させることを特徴
とする塗膜形成方法。
【0009】以下、本発明を詳述する。 <着色アルミニウムフレーク顔料>本発明に用いる着色
アルミニウムフレーク顔料の平均粒子径D50は、15
〜25μmで、好ましくは19〜23μmである。平均
粒子径D50が15μm未満の場合には、十分な光輝感
が得られず、25μmを超える場合には、ベースコート
塗面上での突き出しが多くなり、クリヤーコートを施し
ても光沢が上がらず、満足な外観が得られない。該着色
アルミニウムフレーク顔料の粒子平均厚みtは、1〜2
μmで、好ましくは1.1〜1.6μmがよい。粒子平
均厚みtが1μm未満の場合には、アルミニウムフレー
クの表面積が大きくなるため、着色顔料の付着密度が下
がり、十分で鮮やかな色調が得られず、2μmを超える
場合には、ベースコート塗面上でのアルミニウムフレー
クの突き出しが多くなり、クリヤーコートを施しても光
沢が上がらず、満足な外観が得られない。
【0010】また、該着色アルミニウムフレークの粒度
分布をロジン・ラムラー粒度線図で表した場合におい
て、その直線勾配nは2.7以上必要であり、好ましく
は2.9以上である。直線勾配nが2.7未満の場合に
は、微粉が多くなり色彩が濁る一方、粗粉も多くなり着
色アルミニウムフレークの突き出しによる光沢低下が起
こる。
【0011】彩度
【0012】
【数3】 は15以上が好ましく、より好ましくは30〜60が適
当である。彩度が15未満の場合には、鮮やかな色調が
得られない。FF値は0.8以上が好ましく、より好ま
しくは1.0〜1.7が適当である。FF値が0.8未
満の場合には、着色アルミニウムフレーク顔料の配向性
が悪くなるため、ベースコート塗面からの着色アルミニ
ウムフレーク顔料粒子の突き出しが多くなり、クリヤー
コートを施しても満足な外観が得られず、またメタリッ
ク塗装仕上げ特有の方向性のある立体的な仕上がりが得
られない。 <パラメーターの測定方法>*平均粒子径D50:レー
ザー回折式粒度分布測定による。本実施例の値は、島津
製作所製SALD−1100で測定した。
【0013】*ロジンラムラー線図における勾配n:特
開平8−170034に記載の以下の方法による。ロジ
ンラムラー粒度線図は、式R=100exp(−b
)(式中、Rは最大粒径から粒径Dまでの累積重量
%、Dは粒径、b及びnは定数を示す。)に従う粒度分
布を示す粒度線図を示す。勾配nは、この粒度線図にお
ける最大粒径付近から粒径Dまでの累積重量%を結んだ
直線で近似される上記式のn値に相当する。具体的な測
定法法は、レーザー回折式粒度分布測定装置を用いて面
積基準の粒度分布を求め、得られた粒子径毎の累積分布
をロジン−ラムラー線図にプロットし、その直線を平行
移動して極点(Pol P)からの外行線を引いてnを
求める。
【0014】*粒子平均厚みt:粒子断面写真より粒子
約20個の厚みを直接測定し、平均する。厚みが一定で
ない場合は個々の粒子ごとに数点測定し、総平均を算出
する。
【0015】*彩度
【0016】
【数4】 FF値:着色アルミニウムフレーク顔料を固形分換算で
5重量部、ミネラルスピリットを50重量部配合し、デ
ィスパーで1000rpm×30分撹拌する。次に得ら
れた分散液(20cc):を底面が平らな透明ガラス容
器(寸法φ27mm×55mm、底面厚み1mm)に入
れて24時間放置する。続いてガラス容器の底面の色差
(L,a,b)とFF値を測色機を用いて測定する。本
実施例では、次の測定機を用いた。
【0017】 色差 :スガ試験機(株)製 SMカラーコンピュータ
SM−5 FF値:富士工業(株)製 メタリック感測定装置 A
LCOPE LMR−200 <着色アルミニウムフレークの製造法>本発明の着色ア
ルミニウムフレーク顔料の好ましい製造方法は、基材ア
ルミニウムフレークとして、平均粒子径D50が15〜
25μm、粒子平均厚みtが0.5〜1μm、粒度分布
をロジン・ラムラー粒度線図で表した場合において、そ
の直線勾配nが2.7以上のアルミニウムフレークを用
いる。粒子形状は表面が滑らかで、丸みのあるコイン状
のものが好ましい。基材アルミニウムフレークに着色顔
料を付着させる方法として、特開平1−315470、
特開平9−40885、特開平9−124973、特開
平9−316357等に記載の方法が挙げられる。例え
ば、分散剤で着色顔料を被覆した後、非極性溶媒中で基
材アルミニウムフレークと撹拌混合することにより、該
基材アルミニウムフレークに付着させる方法が好まし
い。前記分散剤としては、安息香酸、安息香酸ビニル、
サリチル酸、アントラニル酸、m−アミノ安息香酸、p
−アミノ安息香酸、3−アミノ−4−メチル安息香酸、
3,4−ジアミノ安息香酸、p−アミノサリチル酸、1
−ナフトエ酸、ケイ皮酸、アミノケイ皮酸等の芳香族カ
ルボン酸;エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、
テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘ
キサメチレンジアミン、1,7−ジアミノヘプタン、
1,8−ジアミノオクタン、1,10−ジアミノデカ
ン、1,12−ジアミノドデカン、o−フェニレンジア
ミン、m−フェニレンジアミン、p−フェニレンジアミ
ン、1,8−ジアミノナフタレン、1,2−ジアミノシ
クロヘキサン、ステアリルプロピレンジアミン、N−β
−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシ
シラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピ
ルメチルジメトキシシラン等のアミノ化合物;アルミニ
ウムもしくはチタニウムキレート化合物等が使用され
る。
【0018】基材アルミニウムフレークに付着させた着
色顔料は、in−situ重合により重合されたポリマ
ーで被覆することにより固定される。ここでin−si
tu重合とは、着色アルミニウムフレーク顔料を製造す
る工程の中で重合性モノマーを重合させてポリマー化す
ることを意味し、具体的には着色顔料を付着させた基材
アルミニウムフレークを溶剤に分散させたスラリーに重
合性モノマーを添加し、撹拌混合しながら重合開始剤を
添加し、重合させて基材アルミニウムフレーク表面にポ
リマーを析出させる方法が例示され得る。
【0019】被覆させるポリマーは例えば次に示すよう
な重合性モノマーから合成される:アクリル酸、メタク
リル酸、メタクリル酸メチル、アクリル酸ブチル、アク
リル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ラウリル、アク
リル酸ステアリル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリ
ル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−ヒドロキシ
ブチル、アクリル酸2−メトキシエチル、アクリル酸2
−ジエチルアミノエチル、メタクリル酸ブチル、メタク
リル酸オクチル、1,4−ブタンジオールジアクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,9
−ノナンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコ
ールアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリ
レート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ト
リメチロールプロパントリアクリレート、テトラメチロ
ールメタンテトラアクリレート、ペンタエリスリトール
トリアクリレート、トリスアクリロキシエチルホスフェ
ート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート、
スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ジビ
ニルベンゼン、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、マレイン酸、ク
ロトン酸、イタコン酸、ポリブタジエン、アマミ油、大
豆油、エポキシ化大豆油、エポキシ化ポリブタジエン、
シクロヘキセンビニルモノオキサイド、ジビニルベンゼ
ンモノオキサイド。
【0020】付着させる着色顔料の量は、基材アルミニ
ウムフレーク100重量部に対し、20〜150重量部
(好ましくは20〜100重量部)とし、付着させる樹
脂成分は基材アルミニウムフレーク100重量部に対
し、5〜40重量部(好ましくは10〜30重量部)と
する。基材アルミニウムフレークの厚みta、(着色顔
料層+樹脂層)の厚み:tb、着色顔料添加量Wp重量
部(対アルミ100重量部)、着色顔料比重:ρp、樹
脂コート量:Wr(対アルミ100重量部)、樹脂比重
ρrとして、 tb=ta・(100/2.7+Wp/ρp+Wr/r)/(100/
2.7)−ta より、tbを計算して調節する。
【0021】ここで、着色顔料/樹脂コート量の重量比
は、1〜10(好ましくは2〜5)とする。また、ここ
で使用する着色顔料としては、フタロシアニンブルー、
フタロシアニングリーン、ジケトピロロピロール、キナ
クリドンレッド、イソインドリノンイエロー、銅アゾメ
チン錯体、ペリレンマルーン、ジオキサジンバイオレッ
ト、酸化鉄、インダンスレンブルー等が好適である。 <メタリック塗料>本発明メタリック塗料の必須成分
は、前記着色アルミニウムフレーク顔料(B)と後述ビ
ヒクル(A)からなり、通常溶剤に分散・溶解した態様で
提供される。着色アルミニウムフレーク顔料の含有量
は、塗料固形分100重量部に対し、0.1〜30重量
部が適しており、0.1重量部未満の場合には、光輝
感、彩度共に劣り、30重量部を超える場合にはベース
コート塗面上での着色アルミニウムフレークの突き出し
が多くなり、クリヤーコートを施しても光沢が上がら
ず、満足な外観が得られない。着色アルミニウムフレー
ク顔料は1種に限らず、2種類以上混合して使用しても
良い。上記(B)以外の光輝性顔料(C)をビヒクル固
形分100重量部に対し、0.05〜20重量部をさら
に着色顔料(D)を加えることもできる。また、必要に
応じて、添加剤、例えば体質顔料、沈降防止剤、硬化触
媒、紫外線吸収剤、酸化防止剤、レベリング剤、シリコ
ーンや有機高分子等の表面調製剤、タレ止め剤、増粘
剤、消泡剤、滑剤、架橋性重合体粒子(ミクロゲル)等
を適宜添加することができる。なお、沈降防止剤として
は、脂肪族アミドの潤滑分散体であるポリアミドワック
スや、酸化ポリエチレンを主体としたコロイド状分散体
であるポリエチレンワックスが好ましい。 <ビヒクル>ビヒクルを構成する塗膜形成用樹脂として
は、例えば、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキ
ッド樹脂、フッ素樹脂等が挙げられ、特にアクリル樹脂
及びポリエステル樹脂が好ましく用いられる。通常アミ
ノ樹脂やブロックポリイソシアネート化合物等の架橋剤
と混合して使用に供される。また、これらの樹脂は、1
種に限らず、2種以上を組み合わせて使用することがで
きる。また、常温乾燥で硬化可能な熱可塑性アクリル樹
脂、2液ウレタン樹脂やシリコン樹脂等の熱可塑性樹脂
を用いることもできる。塗膜形成用樹脂と架橋剤の配合
割合としては、固形分換算で塗膜形成用樹脂が90〜5
0重量%、好ましくは85〜60重量%であり、架橋剤
が10〜50重量%、好ましくは15〜40重量%であ
る。架橋剤が10重量%未満では(塗膜形成用樹脂が9
0重量%を超えると)、塗膜中の架橋が十分でない。一
方、架橋剤が50重量%を超えると(塗膜形成用樹脂が
50重量%未満では)、メタリック塗料の貯蔵安定性が
低下するとともに硬化速度が大きくなるため、塗膜外観
が悪くなる。 <(C)上記(B)以外の光輝性顔料>本発明のメタリ
ック塗料に添加することができる上記(B)以外の光輝
性顔料は、従来から塗料用として常用されているものが
用いられ、例えば、アルミニウムフレーク顔料(リーフ
ィングタイプ、ノンリーフィングタイプ)、マイカ顔料
(二酸化チタン被覆マイカ、金属メッキマイカ、その他
の着色マイカ等の表面処理を施したマイカを含む)、グ
ラファイト顔料、アルミナフレーク、金属チタンフレー
ク、ステンレスフレーク、亜鉛フレーク等の金属フレー
ク、板状酸化鉄、フタロシアニンフレーク、および金属
メッキガラスフレーク等が挙げられ、これらから選ばれ
る1種または2種以上を着色アルミニウムフレーク顔料
の効果を妨げない範囲の添加量で意匠性を考慮し任意に
設定して用いることができる。通常好ましくは塗料固形
分100重量部に対し、0.05〜20重量部の範囲内
で設定できる。 <(D)着色顔料>(D)本発明のメタリック塗料に添
加することができるその他の着色顔料は、従来から塗料
用として常用されているものが用いられ、例えば、有機
顔料としてはアゾレーキ系顔料、フタロシアニン系顔
料、インジコ系顔料、ベリレン系顔料、キノフタロン系
顔料、ジオキサジン系顔料、キナクリドン系顔料、イソ
インドリノン系顔料、金属錯体顔料等が挙げられ、また
無機顔料としては、例えば黄鉛、黄色酸化鉄、ベンガ
ラ、二酸化チタン、カーボンブラック、二酸化チタン等
が挙げられ、これらから選ばれる1種または2種以上を
着色アルミニウムフレーク顔料の効果を妨げない範囲の
添加量で意匠性を考慮し任意に設定して用いることがで
きる。通常好ましくは塗料固形分100重量部に対し、
0.01〜20重量部の範囲内で設定できる。着色顔料
を添加する場合、着色アルミニウムフレーク顔料の着色
に用いた着色顔料と同一又は同色系(ΔE:10以内)
が好ましい。 <溶剤>本発明のメタリック塗料は、前記必須成分を、
通常、溶剤に分散・溶解した態様で提供される。溶剤と
しては、ビヒクルを溶解、分散するものであればよく、
有機溶剤型、非水分散型、水溶液型または水分散型の形
態として使用し得る。水系の場合には適量の親水性有機
溶剤を含有させてもよい。なお、有機溶剤としては、ト
ルエン、キシレン等の炭化水素類、アセトン、メチルエ
ーテルケトン等のケトン類、酢酸エチル、セロソルブア
セテート、ブチルセロソルブ等のエステル類、アルコー
ル類等が挙げられ、もちろんこれらから選ばれる2種以
上の混合溶剤であってもよい。 <添加剤>体質顔料、沈降防止剤、硬化触媒、紫外線吸
収剤、酸化防止剤、レベリング剤、シリコーンや有機高
分子等の表面調整剤、タレ止め剤、増粘剤、消泡剤、滑
剤、架橋性重合体粒子(ミクロゲル)等の添加物は、通
常、塗料固形分100重量部に対し、5重量部以下の割
合で配合することにより、メタリック塗料や塗膜の性能
を改善することができる。
【0022】本発明の塗膜形成方法は、上記の本発明の
メタリック塗料によるベースコート塗膜形成後、クリヤ
ー塗料によるトップコート塗膜を形成することを特徴と
する塗膜形成方法であり、ベースコートに(B)着色ア
ルミニウムフレーク顔料が含有される塗装系を提供する
ものである。 「塗装物(基材)」本発明のメタリック塗料及び塗膜形
成方法により塗布する塗装物の被塗物(基材)として
は、鉄、アルミニウム、銅又はこれらの合金等などの金
属類;ガラス、セメント、コンクリート等の無機材料;
ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン−酢
酸ビニル共重合体樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹
脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂類や各種のFRP
等のプラスチック材料;木材、繊維材料(紙、布等)等
の天然又は合成材料等が挙げられる。
【0023】被塗基材に直接又は下地塗膜を介して塗料
を塗装するが、自動車車体・部品塗装の場合は予め化成
処理、電着塗装、中塗り塗装等を施しておくのが好まし
い。 「塗膜形成方法」メタリック塗料を基材上に塗布してベ
ースコートのメタリック塗膜を形成し、得られたメタリ
ック塗膜上にトップコートとして少なくとも一層のクリ
アー塗料を塗布する。自動車車体・部品等に好適に用い
られる。 <ベースコート:メタリック塗膜>中塗り塗料等により
下地塗装をした被塗基材を使用する場合には、下地塗膜
の上にウェットオンウェット(W/W)法、又はベーク
オンウェット(B/W)法によりメタリック塗料を塗装
する。W/W法とは下地塗膜の形成後風乾等により乾燥
し、未硬化状態又は半硬化状態のうちに塗装する方法で
あり、B/W法とは下地塗膜を焼付た後に塗装する方法
である。塗装方法は特に限定されないが、スプレー法、
ロールコーター法等が好ましい。メタリック塗膜の乾燥
膜厚は5〜50μmが好ましく、10〜30μmがより
好ましい。 <トップコート:クリヤー塗膜>ベースコート塗膜上に
トップコートのクリヤー塗膜を少なくとも1層形成す
る。ベースコート塗料中にメタリック顔料が多い場合
に、クリヤー塗料を2層以上塗装すると、表面の光輝感
が向上する。クリヤー塗料は上塗り用として一般に使用
されているものでよい。本発明の塗膜上へのクリヤー塗
料の塗装はウェット−オン−ウェット(W/W)方式で
行うことができる。クリヤー塗料を複数回塗装する場合
には、最終のクリヤーコート塗装の後で焼き付ければよ
く、下層のクリヤー塗装の形成段階ではW/W、プレー
ト又は半硬化の状態でよい。クリヤー塗装後の焼き付け
温度は120〜160℃でよい。クリヤー塗膜の乾燥膜
厚は10〜80μmが好ましく、20〜50μmがより
好ましい。
【0024】クリヤー塗料の組成としては、(i)アク
リル樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂及びこれらの
変性樹脂等から選ばれた少なくとも1種の熱硬化性樹脂
と前述の架橋剤を混合したもの、又は(ii)カルボキシ
キル基含有ポリマー及びエポキシ基含有ポリマーからな
るビヒクルを用いることができるが、耐酸性雨対策及び
ベースコート塗料との溶解性の差を大きくするという観
点から、(ii)カルボキシル基含有ポリマー及びエポキ
シ基含有ポリマーからなるビヒクルを含有する組成(特
公平8−19315号公報参照)が好ましい。さらに、
好ましい組成として、透明樹脂にその透明性を損なわな
い範囲で、顔料、改質剤、紫外線吸収剤、レベリング
剤、分散剤、消泡剤等の添加剤を配合することが可能で
ある。
【0025】
【実施例】(実施例1)市販のジケトピロロピロール顔
料(チバスペシャリティケミカルズ(株)製IRGAZ
IN DPP RUBINE TR)40gにN−β−
(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキ
シシラン 4g(顔料100重量部に対し10重量
部)、ミネラルスピリット200gを加え、直径1mm
のガラスビーズを800g挿入した直径5cm、内容積
500ccのポットミルで24時間分散した。その後、
このポットミルにアルミニウムペースト(東洋アルミニ
ウム(株)製、固形分70%、平均粒子径:20μm、
粒子平均厚み:0.8μm、ロジンラムラー線図におけ
る勾配n:3.0)を142g(アルミニウム固形分と
して100g)、およびミネラルスピリット100gを
追加し、さらに1時間ボールミル分散した。得られたス
ラリーをミネラルスピリット2リットルで洗い出す事に
より、ガラスビーズと分離し、濾過によって固液分離す
ることにより固形分60%のペースト状着色アルミニウ
ムフレーク顔料を得た。これを一次着色アルミニウムフ
レーク顔料と呼ぶ。
【0026】上記の一次着色アルミニウムフレーク顔料
14gを含むスラリーにメタクリル酸メチル0.25
g、1,6ヘキサンジオールジアクリレート0.25
g、スチレン0.25g、アクリル酸0.25g(モノ
マー合計:アルミニウム固形分100重量部に対し10
重量部)を添加し、撹拌しながら窒素中で80℃で加熱
し、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.
05gを添加して12時間反応させることによりモノマ
ーを重合させ、着色アルミニウムフレーク顔料表面に析
出させた。処理後スラリーを固液分離し、固形分50%
のペースト状とした。
【0027】得られた着色アルミニウムフレーク顔料に
ついて、前述の方法で彩度(C)及びFF値を測定した
結果、C=38.1、FF=0.98であった。 (実施例2〜6,比較例1〜4)基材アルミニウムフレ
ークと使用着色顔料を表1のように変更した以外は実施
例1に同じ。
【0028】
【表1】 「実施例7〜25,比較例5〜15」 1.被塗基材の調製 ダル鋼板(長さ300mm、幅100mm及び厚さ0.
8mm)を燐酸亜鉛処理剤(「サーフダインSD200
0」、日本ペイント(株)製)を使用して化成処理した
後、カチオン電着塗料(「パワートップU−50」、日
本ペイント(株)製)を乾燥膜厚が25μmとなるよう
に電着塗装した。次いで、160℃で30分間焼き付け
た後、中塗塗料(「オルガS−90シーラーグレー(N
−6)」、日本ペイント(株)製)を乾燥膜厚が40μ
mとなるようにエアースプレー塗装し、140℃で30
分間焼き付け、中塗塗膜を作成した。 2.メタリック塗料の調製 アクリル樹脂(スチレン/メチルメタクリレート/エチ
ルメタクリレート/ヒドロキシエチルメタクリレート/
メタクリル酸の共重合体、数平均分子量約20,00
0、水酸基価45、酸価15、固形分50重量%)と、
メラミン樹脂(商品名,「ユーバン20SE」、三井化
学(株)製、固形分60重量%)とを80:20の固形
分重量比で配合して得たビヒクルに対し、顔料を表2に
示す割合で配合した。次いで、有機溶剤(トルエン/キ
シレン/酢酸エチル/酢酸ブチルの重量比=70/15
/10/5)とともにディゾルバーにより塗装適正粘度
になるように攪拌混合し、メタリック塗料を調製した。 3.メタリック塗膜の形成 基材の被塗面に、上記メタリック塗料を乾燥膜厚が15
μmになるように塗装した。塗装は静電塗装機(「Au
to REA」、ABBインダストリー(株)製)を用
い、霧化圧2.8kg/cmで行った。塗装中のブー
スの雰囲気は温度25℃、湿度75%に保持した。塗装
後3分間セッティングし、クリヤー塗料を乾燥膜圧が3
5μmになるように塗装し、室温で10分間セッティン
グし、140℃の温度で30分間焼付けした。得られた
塗膜の彩度、塗面光沢(ツヤ)、光輝感、多色性を下記
評価方法で評価した。結果を表2に示す。使用したクリ
ヤー塗料は、(A)アクリル/メラミン樹脂系クリヤー
塗料(商品名:「スーパーラック0−130クリヤ
ー」、日本ペイント(株)製)又は、(B)カルボキシ
ル基含有ポリマーとエポキシ基含有ポリマーのブレンド
からなるクリヤー塗料(「マックフロー0−520クリ
ヤー」、日本ペイント(株)製)の2種類である。
【0029】
【表2】 評価方法 彩度…試験板をほぼ真上から見た場合の、目視による彩
度(良好:色濁りの少ない)を評価した。
【0030】 5…彩やかである 4…やや彩やかである 3…普通 2…やや濁っている 1…濁っている 塗面光沢(ツヤ)…試験板をほぼ真正面から見た場合
の、目視による光沢感(ツヤ)を評価した。
【0031】 5…表面光沢が非常に強い 4…表面光沢が強い 3…表面光沢がある 2…表面光沢が弱い 1…表面光沢が非常に弱い 光輝感…試験板をほぼ真正面(ハイライト部)から見た
時の光輝感を目視で評価した。
【0032】 5…光輝感が非常に強い 4…光輝感が強い 3…光輝感がある 2…光輝感が弱い 1…光輝感が非常に弱い 多色性…塗装形成後の試験片をほぼ真上から見た場合
(A)と、試験片に対する俯瞰角度15度程度で見た場
合(B)での、塗膜の呈する色を目視で評価した。
【0033】 3…(A)、(B)でのそれぞれ呈する色が明確に異な
るもの 2…(A)、(B)でのそれぞれ呈する色が異なるもの 1…(A)、(B)でのそれぞれ呈する色が異なるとは
言えないもの
【発明の効果】・彩度、光輝感、外観の優れた塗膜を与
えるメタリック塗料が提供出来る。
【0034】・本発明において、2種類以上の着色アル
ミニウムフレーク顔料を用いることにより、見る方向に
よって色彩が変化するカラーフロップ効果が従来より顕
著に得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B22F 1/00 B22F 1/00 N (72)発明者 丸王 健志 東京都品川区南品川4丁目1番15号 日本 ペイント株式会社東京事業所内 (72)発明者 斉藤 義勝 東京都品川区南品川4丁目1番15号 日本 ペイント株式会社東京事業所内 (72)発明者 石原 肇 大阪府寝屋川市池田中町19番17号 日本ペ イント株式会社寝屋川事業所内 Fターム(参考) 4D075 AE03 AE06 CB04 CB13 EC10 EC11 EC23 EC53 EC54 4J037 AA05 CB09 CB10 CB16 CB21 CB23 CB26 CB28 CC02 CC13 CC15 CC16 CC17 CC23 DD05 DD10 DD24 EE03 FF09 4J038 EA011 HA066 KA15 KA20 MA14 NA01 PA07 4K018 BA08 BB04 BD04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均粒子径D50が15〜25μm、粒
    子平均厚みtが1〜2μm、粒度分布をロジン・ラムラ
    ー粒度線図で表した場合において、その直線勾配nが
    2.7以上である着色アルミニウムフレーク顔料。
  2. 【請求項2】 彩度 【数1】 が15以上、フリップフロップ値が0.8以上である請
    求項1に記載の着色アルミニウムフレーク顔料。
  3. 【請求項3】 (A)塗料中の塗料固形分100重量部
    に対し、(B)請求項1または2記載の着色アルミニウ
    ムフレーク顔料1種または2種以上を0.1〜30重量
    部を含有するメタリック塗料。
  4. 【請求項4】 (A)塗料中のビヒクル固形分100重
    量部に対し、(B)請求項1または2記載の着色アルミ
    ニウムフレーク顔料1種または2種以上を0.1〜30
    重量部及び(C)上記(B)以外の光輝性顔料0.05
    〜20重量部を含有するメタリック塗料。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載のメタリック塗料
    に、さらに(D)着色顔料を含有するメタリック塗料。
  6. 【請求項6】 被塗基材面に、請求項3乃至5いずれか
    記載のメタリック塗料をベースコートした後、クリヤー
    塗料をトップコートし、ベースコートとトップコートを
    同時に硬化させることを特徴とする塗膜形成方法。
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