JPH08196986A - 光輝性塗膜形成方法 - Google Patents

光輝性塗膜形成方法

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JPH08196986A
JPH08196986A JP3303695A JP3303695A JPH08196986A JP H08196986 A JPH08196986 A JP H08196986A JP 3303695 A JP3303695 A JP 3303695A JP 3303695 A JP3303695 A JP 3303695A JP H08196986 A JPH08196986 A JP H08196986A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強い光輝感と干渉色効果がバランスよく調和
したパール・メタリック塗膜を形成することができる光
輝性塗膜の形成方法を提供する。 【構成】 (1) 着色下地塗膜形成工程、(2) 平均粒子径
50が15〜35μm 、粒子平均厚みが 0.5〜1.5 μm 、ロ
ジン−ラムラー線図における勾配nが 2.5以上のアルミ
フレーク顔料と干渉マイカ顔料からなり、アルミフレー
ク顔料/干渉マイカ顔料の重量比が 1/4〜1/20の範囲に
ある顔料成分を樹脂固形分 100重量部当たり0.1 〜6重
量部含有する塗料を塗装する光輝性塗膜形成工程、(3)
クリヤー塗膜形成工程、を順次に施す方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車、自転
車、家電製品およびその部品等を対象とする工業塗装用
として好適な、メタリック光輝感とパール調干渉色調が
調和した高級塗膜を形成することができる光輝性塗膜の
形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】塗膜にパール調光沢感を与える光輝性塗
料として、従来から干渉マイカ顔料を配合した組成のも
のが広く用いられており、通常、塗膜の形成はこの干渉
マイカ含有塗料を着色したカラー下地塗膜面に塗装し、
さらに塗装面にクリヤーコートを形成する3コート系の
複層塗膜とする方法で行われている。
【0003】干渉マイカ顔料を含む塗料を用いる塗装技
術としては、例えばマンセルカラーチャートでN−4〜
N−8のカラーベース上に6〜13%(樹脂固形分比)
の主として二酸化チタンからなる金属酸化物で被覆した
雲母を含む透明な干渉コートを塗装し、さらにトップク
リヤーコートを塗装する被覆方法(特開昭61−37423号
公報)が提案されている。ところが、光輝性顔料として
マイカのみを配合した塗料による塗膜では優れた光輝感
を発現することができず、とくに明度の高い領域では極
くにぶい光輝感しか得られない欠点がある。
【0004】このため、干渉マイカ顔料と鱗片状アルミ
ニウム顔料を併用して形成塗膜の光輝感を増す技術が開
発されている。例えば、特開昭61−281168号公
報には、顔料系がアルミ顔料と着色マイカ顔料の配合比
が1:1で塗料中の顔料濃度が14〜20%である塗料
で形成された自動車車体の淡彩メタリック塗膜が開示さ
れており、特開昭63−205178号公報には、マン
セル明度N1〜N6のカラー中塗塗膜上に干渉マイカ/
アルミニウム顔料の比が5/95〜95/5(重量基
準)で塗料固形分中の総顔料分が0.05〜5重量%で
あるマイカーベース塗料を2ステージ以上でエアー霧化
静電塗装する自動車の上塗り塗装方法が提案されてい
る。また、特開昭63−209772号公報には、りん
片状アルミニウム粉顔料と干渉マイカ顔料を50:50
〜100:0(重量比)で配合した顔料成分を樹脂固形
分100重量部に対して5〜30重量部の範囲で含む塗
料(a)、干渉マイカ顔料を樹脂固形分100重量部に対
し5〜30重量部の範囲で含有する塗料(b) 、クリヤー
上塗塗料(c) の順序で塗装するメタリック仕上げ方法が
記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような干渉マイ
カ顔料とアルミフレーク顔料を含む系の塗料組成物にお
いては、相対的にアルミフレーク顔料の配合比率を増大
することによりメタリック調の光輝感を高めることがで
きるが、同時にアルミフレーク顔料のもつ灰白色から生
ずる濁り感が強くなるうえ、マイカ顔料の干渉効果が大
きく後退して優れた光輝性塗膜が得られなくなる問題が
ある。したがって、干渉マイカに対するアルミフレーク
顔料の配合比率を少なくした組成により光輝感と干渉色
効果をバランスよく現出できれば理想的な光輝性塗膜と
なる。
【0006】本発明者らは、前記の課題を解決する塗料
組成について鋭意研究を重ねた結果、干渉マイカ顔料に
併用するアルミフレーク顔料として特定範囲の平均粒子
径、粒子平均厚さを有し、かつ粒度分布巾が狭い粒径均
一度に優れる光輝感の強い性状の粉末を選択すると、相
対的に干渉マイカ顔料に対するアルミフーレク顔料の配
合比率ならびに塗料固形分に対する全顔料成分が少ない
特定配合領域においてマイカ顔料による優れた干渉色効
果を保持しながらアルミフレーク顔料の光輝感がバラン
スよく調和した塗膜が形成されることを確認した。
【0007】本発明はかかる知見に基づいて開発された
もので、その目的とするところは、マイカ顔料による干
渉色効果とアルミフレーク顔料による光輝感がバランス
よく発現し、かつ着色下地層の色調と調和して彩度の高
い高級塗膜を形成することができる光輝性塗膜の形成方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による光輝性塗膜形成方法は、下記 (1)〜
(3) の塗膜形成工程を順次に施すことを構成上の特徴と
するものでる。 (1)着色下地塗膜形成工程 (2)平均粒子径D50が15〜35μm 、粒子平均厚みが
0.5〜1.5μm 、ロジン−ラムラー線図における勾
配nが2.5以上のアルミフレーク顔料と干渉マイカ顔
料からなり、アルミフレーク顔料/干渉マイカの重量比
が1/4〜1/20の範囲にある光輝性顔料成分を、塗
膜形成樹脂固形分100重量部当たり0.1〜6重量部
含有する光輝性塗膜形成用塗料を塗装する光輝性塗膜形
成工程 (3)クリヤー塗膜形成工程。
【0009】本発明の塗膜形成対象となる被塗基材とし
ては、鉄、アルミニウム、銅もしくはこれらの合金を含
む金属類を始めとして、ガラス、セメント、コンクリー
トなどの無機材料、ポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、ポリアクリ
ル、ポリエステル、エチレン−ポリビニルアルコール共
重合体、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリカ
ーボネート、ポリウレタン等の樹脂成形品および各種F
RPなどのプラスチック材料、木材、繊維材料などが挙
げられる。被塗基材に予め適宜なアンダーコートやプレ
コート処理を行うことは任意である。これら被塗基材に
は、下記の着色下地塗膜形成工程、光輝性塗膜形成工程
およびクリヤー塗膜形成工程が順次に施される。なお、
塗装は被塗基材に直接行うこともできるが、例えば自動
車の塗装等においては、通常、表面化成処理後に電着塗
料などによる下塗り塗装を施し、塗膜がが硬化した後に
塗装する。
【0010】(1) 着色下地塗膜形成工程;この工程は、
被塗基材にカラー中塗り塗料を塗布する工程である。カ
ラー中塗り塗料に使用される顔料は、一般塗料用に常用
される有機系、無機系の各種着色顔料および体質顔料が
使用可能である。着色顔料としては、例えば有機系のア
ゾレーキ系顔料、フタロシアニン系顔料、インジゴ系顔
料、ペリノン系顔料、ペリレン系顔料、不溶性アゾ系顔
料、縮合アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、インジゴ
系顔料、ペリノン系顔料、ペリレン系顔料、ジオキサジ
ン系顔料、キナクリドン系顔料、イソインドリノン系顔
料、金属錯体顔料など、無機系の黄鉛、黄色酸化鉄、ベ
ンガラ、カーボンブラック、二酸化チタンなどを挙げる
ことができ、また体質顔料としては、炭酸カルシウム、
硫酸バリウム、クレー、タルクなどが挙げられる。ビヒ
クルとなる樹脂には、アクリル樹脂、ポリエステル樹
脂、アルキド樹脂およびこれら変性樹脂などの熱硬化性
樹脂にアミノ樹脂や(ブロック)ポリイソシアネート化
合物などの架橋剤を混合した樹脂系が用いられる。この
ほか、常温乾燥により硬化させることができる2液型ポ
リウレタン樹脂やシリコーン樹脂などを使用することも
できる。
【0011】着色下地の塗布方法は、エアスプレー塗装
や静電塗装などの霧化式塗装法あるいはロールコーター
式塗装法が適用され、乾燥塗膜が25〜50μm 、好ま
しくは30〜40μm になるように塗装する。
【0012】(2) 光輝性塗膜形成工程;光輝性塗膜形成
工程に用いられる塗料は、アルミフレーク顔料と干渉マ
イカ顔料を配合した光輝性顔料成分をビヒクルに配合し
た組成のものである。このうち、アルミフレーク顔料と
しては、平均粒子径D50が15〜35μm 、粒子平均厚
みが0.5〜1.5μm 、ロジン−ラムラー線図におけ
る勾配nが2.5以上の粒子性状を有するものが選択的
に使用される。平均粒子径D50とは、レーザー回折式粒
度分布測定装置により測定される粒径分布の50%値で
ある。粒子平均厚み(μm)は、〔4000/水面被覆面
積(cm2/g) 〕式により求められた値であり、その測定方
法は例えば「アルミニウムハンドブック」(昭和47年4
月15日発行第9版、社団法人 軽金属協会;朝倉書店)
第1243頁に記載されている。また、ロジン−ラムラ
ー(Rosin-Rammler) 線図とは、〔R=100exp(−bD
n )〕(式中、Rは最大粒径から粒径Dまでの累積重量
%、Dは粒径、bおよびnは定数である)の式に従う粒
度分布を示す粒度線図を指し、勾配nとは前記粒度線図
における最大粒径から粒径Dまでの累積重量%を結んだ
直線で代表される前記ロジン−ラムラー式のn値を意味
する。具体的な測定方法は、レーザー回折式粒度分布測
定装置を用いて粒度分布を求め、得られた粒子径毎の累
積分布をロジン−ラムラー線図にプロットし、その直線
を平行移動して極点(Pol P) からの外挿線を引いてnを
求める。
【0013】アルミフレーク顔料の平均粒子径D50が1
5μm 未満では粒子が微細になり過ぎて光輝感が十分に
現出しなくなり、35μm を越えると粒子の配向が乱れ
たり重なり合って塗膜面から突出し、外観不良が生じる
ようになる。粒子平均厚さが0.5〜1.5μm の範囲
は従来のアルミフレーク顔料に比べて相対的に肉厚で、
変形し難く、表面平滑性に優れる形態であり、塗膜とし
た場合に乱反射が抑制されて光輝感を高める機能を営む
要件となるもので、この粒子平均厚さが0.5μm 未満
の場合は光輝感を高めることができなくなり、1.5μ
m を越えるとアルミフレーク顔料の配向不良により突出
し、塗膜外観不良が生じる。ロジン−ラムラー線図の勾
配nが2.5以上の粒子性状はアルミフレーク顔料の粒
度分布が狭いことに特徴づけられ、粒径が揃った粒子が
微細粒子に基づく乱反射を抑制して光輝感を高めるとと
もに、粗大粒子も減少し、良好な塗膜外観の形成をもた
らす。この勾配nが2.5を下回ると、粒度分布が広く
なり、細粒側の粒子がアルミフレーク特有の灰白色を強
め、光輝感の低下と底濁り感を与えるうえ深み感の低下
を招く。より好ましいアルミフレーク顔料の粒子性状
は、平均粒子径D50が20〜30μm 、粒子平均厚さが
0.5〜1.5μm 、ロジン−ラムラー線図における勾
配nが2.5〜3.5の範囲である。
【0014】上記の粒子性状を備えるアルミフレーク顔
料は、例えば予め粒子サイズを一次分級等により選択さ
れたアトマイズアルミニウム球状粉体を、粉砕助剤、脂
肪族あるいは芳香族炭化水素系の溶剤からなる粉砕媒体
等の共存下で粉砕機により湿式粉砕処理し、湿式状態下
で篩分級したのちフィルタープレスなどにより固液分離
して得ることができる。粒子形状は、巨視的に円形ない
し丸みを帯びた偏平状を呈しており、フレーク端部に存
在する凹凸状の破断面が極めて少ないものである。
【0015】一方、干渉マイカ顔料としては、天然の白
雲母や合成雲母の表面に二酸化チタン、酸化鉄その他ク
ロム、コバルト、錫、ジルコニウム等の金属酸化物の薄
膜をコーティングして干渉色効果を付与したパールマイ
カ顔料であって、粒径範囲が1〜60μm 、好ましくは
1〜40μm で、平均粒径15〜25μm 範囲の鱗片状
粒子が用いられる。
【0016】光輝性塗膜形成用の塗料は、上記のアルミ
フレーク顔料と干渉マイカ顔料を配合して調製した光輝
性顔料成分を、塗膜形成用樹脂に混合して形成される。
塗膜形成用樹脂としては、アクリル樹脂、ポリエステル
樹脂、アルキド樹脂、フッ素樹脂ポリカーボネート樹脂
およびこれらの変性樹脂などから選ばれた少なくとも1
種の熱硬化性樹脂と、アミノ樹脂および/または(ブロ
ック)ポリイソシアネート化合物などの架橋剤と混合し
たものが使用される。これら樹脂類は1種に限らず2種
以上を組み合わせて使用することもできる。このほか、
常温乾燥により硬化可能な2液型ポリウレタン樹脂やシ
リコーン樹脂などを用いてもよい。
【0017】塗料の調製にあたっては、アルミフレーク
顔料/干渉マイカ顔料の重量比が1/4〜1/20、好
ましくは1/8〜1/15の範囲になるように配合して
光輝性顔料成分とし、該光輝性顔料成分を塗膜形成樹脂
固形分100重量部当たり0.1〜6重量%、好ましく
は0.5〜5重量部の割合で混合して形成することが要
件となる。干渉マイカ顔料に対するアルミフレーク顔料
の配合比率が1/4(重量比)を上回るとアルミフレー
クの光輝感が強くなり過ぎてマイカ干渉色が消失するう
え、灰白色化して底濁り感の高い塗色となり、1/20
を下回るとメタリック光輝感が減退して、きらきらした
輝きが消失する。また、樹脂固形分に対する光輝性顔料
成分の配合部が0.1重量部未満では光輝感の発現が不
十分となり、6重量部を越えると隠蔽性が高くなって着
色下地塗膜の色相が生かせなくなる。
【0018】光輝性塗膜形成用塗料には、その他の添加
剤として、例えばドデシルベンゼンスルホン酸等の硬化
触媒、ベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤、ベンゾフ
ェノール系の酸化防止剤、シリコーンや有機高分子等の
表面調整剤、タレ止め剤、増粘剤、沈降防止剤、架橋性
重合体粒子(ミクロゲル)などが適宜に使用される。こ
れらの成分は、通常、塗膜形成用樹脂100重量部に対
し5重量部以下の配合量で塗料や塗膜の性能を改善する
ことができる。
【0019】上記の成分組成からなる光輝性塗膜形成用
塗料は、有機溶媒型が一般的であるが、これに限られる
ものではなく非水分散液型、水溶液型、水分散型など各
種の形態として塗料構成することができる。塗装に際し
ては、有機溶剤、水等の溶媒で塗装適性粘度に希釈して
用いるが、製造時の固形分は30〜70重量%、塗装時
の固形分は10〜50重量%が好ましい。
【0020】光輝性塗膜の形成は、着色下地塗膜が硬化
した後に着色下地の塗布方法と同様に霧化式塗装法ある
いはロールコーター式塗装法で行われ、乾燥塗膜が10
〜25μm になるように塗装する。10μm 未満の膜厚
では、下地隠蔽性が低下して色むらの原因となる。
【0021】(3) クリヤー塗膜形成工程;ついで、光輝
性塗膜の上にクリヤー塗膜形成用塗料をトップコートと
して塗装する。クリヤー塗膜形成用塗料としては、一般
に常用されている透明性樹脂が使用されるが、必要に応
じ透明性を損ねない範囲で着色顔料や各種添加成分を配
合してもよい。クリヤー塗膜の形成は、光輝性塗膜形成
工程で塗装した光輝性塗膜の上にクリヤー塗膜形成用塗
料を塗布し、2コート1ベーク方式により同時に硬化さ
せる方法で行うことが好ましい。しかし、2コート2ベ
ーク方式によって行っても差し支えない。形成するクリ
ヤー塗膜の好ましい乾燥膜厚は、30〜60μm の範囲
である。
【0022】
【作用】本発明の光輝性塗膜形成方法に従えば、ベース
コートとなる光輝性塗膜形成工程で特定粒子性状のアル
ミフレーク顔料と干渉マイカ顔料を含む組成の塗料を用
いることにより、干渉マイカ顔料に対するアルミフレー
ク顔料が相対的に少なく、かつ塗料中に占める顔料成分
量が少ない組成において光輝感と干渉色効果が同時にバ
ランスよく調和した高級色調を発現することが可能とな
る。この特有の作用は、主に特定粒子性状のアルミフレ
ーク顔料を選択して干渉マイカ顔料と併用した顔料組成
によってもたらされる。すなわち、アルミフレーク顔料
の平均粒子径D50が15〜35μm の粒径範囲は、塗膜
面から粒子が突出する現象を抑制して良好な塗膜外観を
与えるとともに、強い光輝感を付与し、粒子平均厚さが
0.5〜1.5μm 範囲のアルミフレーク形態は、従来
のアルミフレーク顔料に比べて相対的に肉厚で、変形し
難く、表面平滑性に優れているため、塗膜の光輝感を高
めるために機能する。更にロジン−ラムラー線図の勾配
nが2.5以上の狭い粒度分布は、塗膜中で粒径の揃っ
た粒子として分散し、微細粒子に基づく乱反射を抑制し
て光輝感を高めるとともに、粗大粒子も減少して良好な
塗膜外観を形成するために有効に寄与する。
【0023】このようなアルミフレーク顔料に光輝性付
与作用に基づき、干渉マイカ顔料に対する配合比が1/
4〜1/20(重量比)の配合で、干渉マイカ顔料によ
る干渉色効果を保持しながら十分な光輝感を呈する塗膜
の形成が可能となる。したがって、多量のアルミフレー
ク顔料を配合した際に生じる灰白色による濁り感のない
きらきらとして光輝感、深み感およびパール感がバラン
スよく調和した塗膜として形成することができる。ま
た、樹脂固形分100重量部に対する全顔料成分も0.
1〜6重量部と少なく済むから、上記の作用と相俟って
常に着色下地の色相を程良く再現した高級感のある鮮や
かな色調が発現される。
【0024】
【実施例】
実施例1 (1) 着色下地塗膜形成用塗料;日本ペイント(株)製
“オルガS−90シーラーホワイト”をマンセル表示の
塗膜明度がN8になるように調色して着色下地塗膜形成
用塗料を調製した。 (2) 光輝性塗膜形成用塗料;アクリル樹脂(スチレン/
メチルメタアクリレート/エチルアクリレート/ヒドロ
キシエチルメタアクリレート/メタアクリル酸の共重合
体、数平均分子量約20000,水酸基価45, 酸価15,固形分
50% )80固形重量部とメラミン樹脂〔商品名“ユーバ
ン20SE”三井東圧化学(株)製、固形分60% 〕20固形
重量部を混合した塗膜形成樹脂100固形重量部に対
し、平均粒子径D50が20μm 、粒子平均厚みが0.7
μm 、ロジン−ラムラー線図の勾配nが3.0のアルミ
フレーク顔料0.28固形重量部と、ブルー干渉マイカ
顔料〔“エクステリアマーリンスーパーブルー”マール
社製〕2.22固形重量部を配合し、該光輝性顔料成分
を有機溶媒(トルエン/キシレン/酢酸エチル/酢酸ブ
チル=70/15/10/5) と共にディゾルバーにより塗装適性
粘度になるように撹拌混合してパールメタリック系の光
輝性塗膜形成用塗料を調製した。この場合のアルミフレ
ーク顔料/干渉マイカ顔料の重量比は、1/8である。 (3) クリヤー塗膜形成用塗料;アクリル/メラミン樹脂
系クリヤー塗料〔“スーパーラックO-100 ”日本ペイン
ト(株)製〕を用いた。
【0025】(4) 塗膜形成工程;リン酸亜鉛で化成処理
した厚さ0.8mmのダル鋼板基材に、カチオン電着塗料
〔日本ペイント(株)製、“パワートップU-50”〕を乾
燥塗膜が25μm になるように塗装したのち、160℃
で30分間焼付けた。この電着塗膜面に着色下地塗膜形
成用塗料を乾燥塗膜が40μm になるようにエアスプレ
ー塗装し、140℃で30分間焼付け、その表面に光輝
性塗膜形成用塗料を乾燥塗膜が16〜20μm になるよ
うに塗装した。塗装は静電塗装機〔ランズバーグゲマ社
製、Auto REA〕を用い霧化圧2.8kg/cm2で行い、塗装
中のブースの雰囲気は温度25℃、湿度75%に保持し
た。塗装後3分間セッティングを施したのち、クリヤー
塗膜形成用塗料を乾燥膜厚が約35μm になるよう塗装
した。ついで、約10分間室温でセッティングしたの
ち、140℃で30分間焼付けた。
【0026】(5) 塗膜物性の評価;このようにして形成
した塗膜につき、下記の測定方法によりCIE(L*
** )表色系における色相の光学測定、反射特性(光
輝性)および塗膜外観を評価し、その結果を表1に示し
た。 反射特性(自乗平均値):顕微光沢計〔スガ試験機
(株)製〕を使用し、光学系の条件を塗面の垂線から3
0°の入射角で照射し、その反対方向から受光角20°
で受光するように設定し、測定幅20mmとし、0.2mm
のピッチ間隔で反射特性を記録した。さらに0.2mmス
テップで3.8mmまで移動させて合計20個の反射特性
を測定した。各反射特性の波形をデータ処理(JIS
B0601に準拠)して光輝感の強さを自乗平均値(Rq)
として、20個の平均値を求めた。該自乗平均値(Rq)が
高いことは、反射特性波形の振幅が大きく、光輝感が高
いことを示す。 色相:変角分光測色計〔村上色彩研究所製、GCMS-3
型、D65 光源、2度視野〕を用い、図1に示すように塗
膜形成した測定試料に対し垂線から45°の角度で光源
を照射し、その照明角度の正反対方向から光源側に15
°(ハイライト方向の受光点H)および110°(シェ
ード方向の受光点S)の角度で同時に受光した。これを
明度−彩度のL* * * 表色系で測色し、明度
(L* ) および彩度(C* ) の値を測定した。なお、C
* は{(a* )2+(b* )21/2 で計算した。
【0027】塗膜外観(目視判定):下記の判定基準
により輝度感および塗膜外観を評価した。 輝度感 ◎ … 輝度感が非常に強い ○ … 輝度感が強い △ … 輝度感がやや認められる × … 輝度感が弱い 底濁り感 ○ … なし × … あり 白ぼけ感 ○ … なし × … あり 深み感 ○ … あり △ … ややあり × … なし
【0028】実施例2 着色下地用塗料の調色を変えてマンセル明度N2.5の
着色下地塗膜を形成し、その他は全て実施例1と同一の
塗料ならびに塗装工程により塗膜を形成した。形成され
た塗膜につき、実施例1と同様に物性評価した結果を表
1に併載した。
【0029】実施例3 光輝性塗膜形成用塗料を構成するアルミフレーク顔料の
配合量を0.17固形重量部に、また干渉マイカ顔料の
配合量を2.33固形重量部(アルミフレーク顔料/干
渉マイカ顔料の重量比=1/14)に変え、その他は全
て実施例1と同一の塗料ならびに塗装工程により塗膜を
形成した。形成された塗膜につき、実施例1と同様に物
性評価した結果を表1に併載した。
【0030】実施例4 着色下地用塗料の調色を変えてマンセル明度N2.5の
着色下地塗膜を形成し、その他は全て実施例3と同一の
塗料ならびに塗装工程いより塗膜を形成した。形成され
た塗膜につき、実施例1と同様に物性評価した結果を表
1に併載した。
【0031】実施例5 光輝性塗膜形成用塗料を構成するアルミフレーク顔料
を、平均粒子径D50が30μm 、粒子平均厚みが1.0
μm 、ロジン−ラムラー線図の勾配nが2.6の粒子性
状のものに、干渉マイカ顔料をゴールド干渉マイカ顔料
〔“イリオジン300WII”(メルクジャパン社製)〕
2.33固形重量部に代え、その他は全て実施例1と同
一の塗料ならびに塗装工程により塗膜を形成した。形成
された塗膜につき、実施例1と同様に物性評価した結果
を表2に示した。
【0032】実施例6 着色下地用塗料の調色を変えてマンセル明度N2.5の
着色下地塗膜を形成し、その他は全て実施例5と同一の
塗料ならびに塗装工程により塗膜を形成した。形成され
た塗膜につき、実施例1と同様に物性評価した結果を表
2に併載した。
【0033】実施例7 マンセル色相表示4.5Y6.7/1.5の着色下地塗
膜を形成し、その他は全て実施例5と同一の塗料ならび
に塗装工程により塗膜を形成した。形成された塗膜につ
き、実施例1と同様に物性評価した結果を表2に併載し
た。
【0034】実施例8 光輝性塗膜形成用塗料を構成するアルミフレーク顔料の
配合量を0.17固形重量部に、また干渉マイカ顔料の
配合量を2.33固形重量部(アルミフレーク顔料/干
渉マイカ顔料の重量比=1/14)に変え、その他は全
て実施例7と同一の塗料ならびに塗装工程により塗膜を
形成した。形成された塗膜につき、実施例1と同様に物
性評価した結果を表2に併載した。
【0035】比較例1 光輝性塗膜形成用塗料を構成するアルミフレーク顔料の
配合量を0.83固形重量部に、また干渉マイカ顔料の
配合量を1.67固形重量部(アルミフレーク顔料/干
渉マイカ顔料の重量比=1/2)に変え、その他は全て
実施例1と同一の塗料ならびに塗装工程により塗膜を形
成した。形成された塗膜につき、実施例1と同様に物性
評価した結果を表3に示した。
【0036】比較例2 着色下地用塗料の調色を変えてマンセル明度N2.5の
着色下地塗膜を形成し、その他は全て比較例1と同一の
塗料ならびに塗装工程により塗膜を形成した。形成され
た塗膜につき、実施例1と同様に物性評価した結果を表
3に併載した。
【0037】比較例3 光輝性塗膜形成用塗料を構成するアルミフレーク顔料の
配合量を0.97固形重量部に、また干渉マイカ顔料の
配合量を7.73固形重量部(アルミフレーク顔料/干
渉マイカ顔料の重量比=1/8)に変え、その他は全て
実施例1と同一の塗料ならびに塗装工程により塗膜を形
成した。この例では、光輝性塗膜形成用塗料のビヒクル
樹脂固形分100重量部に対する光輝性顔料成分の配合
量が8.7重量部となる。形成された塗膜につき、実施
例1と同様に物性評価した結果を表3に併載した。
【0038】比較例4 光輝性塗膜形成用塗料を構成するアルミフレーク顔料の
配合量を0.97固形重量部に、また干渉マイカ顔料の
配合量を7.73固形重量部(アルミフレーク顔料/干
渉マイカ顔料の重量比=1/8)に変え、その他は全て
実施例2と同一の塗料ならびに塗装工程により塗膜を形
成した。この例では、光輝性塗膜形成用塗料のビヒクル
樹脂固形分100重量部に対する光輝性顔料成分の配合
量が8.7重量部となる。形成された塗膜につき、実施
例1と同様に物性評価した結果を表3に併載した。
【0039】比較例5 光輝性塗膜形成用塗料を構成するアルミフレーク顔料
を、平均粒子径D50が17μm 、粒子平均厚みが0.3
μm 、ロジン−ラムラー線図の勾配nが2.3の粒子性
状のものに代え、その他は全て実施例1と同一の塗料な
らびに塗装工程により塗膜を形成した。形成された塗膜
につき、実施例1と同様に物性評価した結果を表4に示
した。
【0040】比較例6 光輝性塗膜形成用塗料を構成するアルミフレーク顔料
を、平均粒子径D50が17μm 、粒子平均厚みが0.3
μm 、ロジン−ラムラー線図の勾配nが2.3の粒子性
状のものに代え、その他は全て実施例2と同一の塗料な
らびに塗装工程により塗膜を形成した。形成された塗膜
につき、実施例1と同様に物性評価した結果を表4に併
載した。
【0041】比較例7 光輝性塗膜形成用塗料を構成するアルミフレーク顔料
を、平均粒子径D50が13μm 、粒子平均厚みが0.3
μm 、ロジン−ラムラー線図の勾配nが2.7の粒子性
状のものに代え、その他は全て実施例5と同一の塗料な
らびに塗装工程により塗膜を形成した。形成された塗膜
につき、実施例1と同様に物性評価した結果を表4に併
載した。
【0042】比較例8 光輝性塗膜形成用塗料を構成するアルミフレーク顔料
を、平均粒子径D50が13μm 、粒子平均厚みが0.3
μm 、ロジン−ラムラー線図の勾配nが2.7の粒子性
状のものに代え、その他は全て実施例6と同一の塗料な
らびに塗装工程により塗膜を形成した。形成された塗膜
につき、実施例1と同様に物性評価した結果を表4に併
載した。
【0043】比較例9 光輝性塗膜形成用塗料の顔料成分として、干渉マイカ顔
料のみを2.5固形重量部配合した(アルミフレーク顔
料の配合なし)。その他は全て実施例1と同一の塗料な
らびに塗装工程により塗膜を形成し、形成された塗膜を
実施例1と同様に物性評価した結果を表5に示した。
【0044】比較例10 光輝性塗膜形成用塗料の顔料成分として、干渉マイカ顔
料のみを2.5固形重量部配合した(アルミフレーク顔
料の配合なし)。その他は全て実施例2と同一の塗料な
らびに塗装工程により塗膜を形成し、形成された塗膜を
実施例1と同様に物性評価した結果を表5に併載した。
【0045】
【表1】 〔表注〕(1) 反射特性は、自乗平均値である(以下、同じ)。 (2) 色相のSはシェード、Hはハイライトを示す(以下、同じ)。
【0046】
【表2】 〔表注〕*:干渉マイカ顔料を“イリオジン300WII”2.33固形重量部に 変更。
【0047】
【表3】
【0048】
【表4】
【0049】
【表5】
【0050】表1〜5の結果から、本発明の条件を満た
す各実施例により形成された塗膜は、いずれも優れた光
輝感が発現しており、比較例に比べて相対的に彩度(C
* )が高く、底濁り感や白ぼけ感がなく、かつ着色下地
塗膜の色調を反映した深み感のある鮮やかなパール・メ
タリック調を呈していることが認められた。これに対
し、アルミフレーク顔料の配合比率または配合量が多い
比較例1〜4では光輝性は高いものの、底濁り感、白ぼ
け感または深み感が劣り、アルミフレーク顔料の粒子性
状が本発明の要件を外れる比較例5〜8では十分な光輝
感が発現していない。また、アルミフレーク顔料が配合
されない比較例9、10では光輝感が生じにくいことが
判る。
【0051】上記の実施例を含めて本発明の好ましい実
施態様を挙げると、以下のようになる。 (1) 干渉マイカ顔料と配合するアルミフレーク顔料の平
均粒子径D50が、20〜30μm の範囲である光輝性塗
膜形成方法。 (2) 干渉マイカ顔料と配合するアルミフレーク顔料のロ
ジンラムラー線図における勾配nが、2.5〜3.5の
範囲である光輝性塗膜形成方法。 (3) 平均粒子径D50が20〜30μm 、粒子平均厚みが
0.5〜1.5μm 、ロジンラムラー線図における勾配
nが2.5〜3.5のアルミフレーク顔料を干渉マイカ
顔料に配合して光輝性塗膜形成用塗料を調製する光輝性
塗膜形成方法。 (4) アルミフレーク顔料/干渉マイカ顔料の配合比率
が、1/8〜1/15(重量比)である光輝性塗膜形成
方法。 (5) アルミフレーク顔料と干渉マイカ顔料からなる光輝
性顔料成分を、塗膜形成用樹脂固形分100重量当たり
0.5〜5重量部配合して光輝性塗膜形成用塗料を調製
する光輝性塗膜形成方法。 (6) 光輝性塗膜形成用のビヒクル樹脂が、アクリル樹
脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、フッ素樹脂、
ポリカーボネート樹脂およびこれらの変性樹脂から選ば
れた少なくとも1種の熱硬化性樹脂に架橋剤を混合した
ものである光輝性塗膜形成方法。
【0052】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば着色下地
塗膜面に特定粒子性状のアルミフレーク顔料を比較的少
量範囲で干渉マイカ顔料とともにビヒクルに配合した光
輝性のパール・メタリック系塗料を塗布し、さらにクリ
ヤー塗装を順次に施すことにより、干渉色効果を保持し
た状態で高い光輝感がバランスよく調和し、着色下地の
色調を鮮やかに反映した彩度に優れる高級塗膜を形成す
ることが可能となる。したがって、従来にない新たな色
域を発現することができるから、高級塗色が要求される
自動車車体の外面塗装をはじめ、各種の被塗基材に高品
質の光輝性塗膜を形成する目的に対して極めて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における反射特性の測定方法を示した説
明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記 (1)〜(3) の塗膜形成工程を順次に
    施すことを特徴とする光輝性塗膜形成方法。 (1)着色下地塗膜形成工程 (2)平均粒子径D50が15〜35μm 、粒子平均厚みが
    0.5〜1.5μm 、ロジン−ラムラー線図における勾
    配nが2.5以上のアルミフレーク顔料と干渉マイカ顔
    料からなり、アルミフレーク顔料/干渉マイカの重量比
    が1/4〜1/20の範囲にある光輝性顔料成分を、塗
    膜形成樹脂固形分100重量部当たり0.1〜6重量部
    含有する光輝性塗膜形成用塗料を塗装する光輝性塗膜形
    成工程 (3)クリヤー塗膜形成工程。
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