JP2015501720A - 粉砕方法、粉砕設備及び関連する水硬性結合剤の製造方法 - Google Patents

粉砕方法、粉砕設備及び関連する水硬性結合剤の製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、以下の構成の粉砕設備による粉砕方法に関する。粉砕設備は、第1ミル(11)及び第1セパレータ(12)を有し、第1ミルの出口が第1セパレータの入口に接続された第1部位と、第2セパレータ(22)及び第2ミル(21)を有し、第2セパレータの出口が第1ミルの入口に接続された第2部位とを備え、第2セパレータに第1セパレータから原料を供給する。粉砕方法は、第1セパレータ(12)が、接線方向速度を15〜25m/sとし、半径方向速度を3.5〜5m/sとして運転され、第2セパレータ(22)が、接線方向速度を20〜50m/sとし、半径方向速度を2.5〜4m/sとして運転されることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本開示は、粉砕の分野に関し、特に水硬性結合剤の製造に用いる原材料の粉砕に関する。
種々の原材料を粉砕する方法が知られており、同様に種々の材料を粉砕することができる装置又は設備についても知られている。しかし、粉砕の要件は変化している。特に、種々の材料をより細かく粉砕するという傾向があり、これは水硬性結合剤の分野において顕著である。
材料の細かさは、いわゆる粒度分布曲線によって表すことができる。粒度分布曲線は、平均粒径に対する粒子の体積百分率の変化と言い換えることができる。粒度分布曲線は一般的に、釣り鐘型曲線とも呼ばれる正規分布曲線となる。
このため、粒度分布曲線は最大体積分率まで増加した後、減少する。粒度分布曲線は最大体積分率に相当する平均粒径の周りに多寡はあるが広がっている。最大体積分率に相当する平均粒径のいずれかの側に大きく広がっていない場合には、粒度分布曲線が集束していると考えられる。
粒度分布曲線は、例えば、ロジンラムラー勾配(nRR)によって評価することができる。ロジンラムラー勾配は、対数スケールで、粒子の大きさに応じたふるい残渣の変化を表す曲線をトレースすることにより決定することができる。得られる曲線はほぼ直線となる。この直線の傾きがロジンラムラー勾配である。
集束した粒度分布曲線を得るためには、ロジンラムラー勾配が1.2以上で、できる限り高いことが望ましい。
細かい粉砕材料が望ましい場合において、集束した粒度分布曲線を得ることは困難である。例えば、典型的な粒度分布曲線におけるロジンラムラー勾配は0.8〜1.1である。1.2以上のロジンラムラー勾配は、より適している。
既存の粉砕方法及び装置を用いて、ブレーン比表面積で7000cm2/g以上の集束した粒度分布曲線を有する材料を得ることは不可能である。
産業界、特にセメント製造における要求に応えるためには、ブレーン表面積で7000cm2/g以上の集束した粒度分布曲線を有する粉砕材料を得ることができる別の方法を発見する必要がある。
従って、本発明が解決しようとする課題は、1.2以上で、できるだけ大きいロジンラムラー勾配を有し、7000cm2/g以上のブレーン比表面積を有する粉砕材料を得るために、少なくとも一つの材料、特に、水硬性結合剤の製造に使用される材料を粉砕するための新しい手段を提供することである。
本願発明者らは、第1セパレータと組み合わされた第1ミル及び第2ミルと組み合わされた第2セパレータを備え、第1セパレータ及び第2セパレータの半径方向速度及び接線方向速度が、7000cm2/g以上のブレーン比表面積及び1.2以上のロジンラムラー勾配を有する最終粉砕材料が得られるように選択された装置を用いた粉砕方法が、材料、特に水硬性結合剤の製造に用いられる材料をより細かく粉砕するために有用であるという、予想外の事実を示した。
一般に、セパレータは、回転ケージ及びベーンが配置された縦軸に固定された円筒状の筐体を含む。ベーンは、回転ケージの周りに円形に配置される。ベーンは回転ケージの高さ方向全体にわたって広がっている。回転ケージは、大質量底面ディスクと、中空上面ディスクとの間に設けられたブレードを有している。各ブレードは、回転ケージの高さ全体にわたって、実質的に垂直方向に向かって放射状に配置されている。回転ケージのブレードと、ベーンとの間の空間は、選択ゾーンと呼ばれている。円筒状の筐体とベーンとの間の空間は、ガス及び分級される材料粒子の供給ゾーンと呼ばれる。セパレータを通過するガスは、特に、分級される材料粒子をセパレータに運ぶために用いられる。回転ケージは、高さと直径とを有する円筒状であり、回転ケージの縦軸の周りを自転する。ベーンは、回転ケージの回転速度に対するガスの流速を調整するために、自転するように配置することができる。分級する材料を運ぶガスは、供給ゾーンにおけるセパレータの底部に達し、垂直方向に上昇する。ガスは、選択ゾーンを通過し、半径方向に移動して回転ケージのブレードに達するように、ベーンによって進路を変えられる。この後、ガスは回転ケージの中央部において再び垂直に上昇する。
半径方向の速度は、セパレータの選択ゾーンを通る、分級する材料の粒子を運ぶためのガスの変位速度である。半径方向の速度はm毎秒として表される。半径方向の速度は、回転ケージの高さ及び半径(その表面積への換算)とガスの流速から、当業者に既知の方法により計算することができる。
接線方向の速度は、セパレータの回転ケージの外縁の回転速度であり、分級する材料粒子に遠心力として伝達される。接線方向の速度は、m毎秒として表される。接線方向の速度は、回転ケージの直径及び毎分の回転である回転速度から、当業者に既知の方法により計算することができる。
本発明は、以下に示す利点の少なくとも1つを提供することを目的とする。
−粉砕物の粉末度は、ブレーン比表面積で7000cm2/g以上とすることを可能とする。
−粉砕工程を2ステップで実施する際の第2ミルの寸法を最適化すること等により、粉砕に要するエネルギーを低減することを可能とする。
−同じ粉末度を得る場合に、粉砕する材料を第1及び第2ミルで処理する時間を、既知の粉砕設備と比べて短縮できる。
−第1及び/又は第2ミルがボールミルである場合に、ボールの直径を小さくすることにより粉砕時間を短縮できる。
−一般に、第1及び/又は第2セパレータにおいて接線方向速度を大きくし、半径方向速度を小さくすると、平均粒径がより小さい粒子を分離できる。
さらに、本発明は、建設業界、セメント業界において用いることができたり、粉砕ステーションにおいて用いたりすることができるという利点を有する。
本発明は、以下の構成を有する粉砕設備による原材料の粉砕方法に関する。粉砕設備は、第1ミル及び第1セパレータを有し、第1ミルの出口が第1セパレータの入口に接続された第1部位と、第2セパレータ及び第2ミルを有し、第2セパレータの出口が第2ミルの入口に接続された第2部位とを備え、第2セパレータに第1セパレータから原料を供給する。その粉砕方法は、第1セパレータが、接線方向速度を15〜25m/sとし、半径方向速度を3.5〜5m/sとして運転され、第2セパレータが、接線方向速度を20〜50m/sとし、半径方向速度を2.5〜4m/sとして運転されることを特徴とする。
本発明の方法によれば、生産的なフローレートで非常に微細な材料を製造することが可能となる。
第1セパレータは、接線方向速度を20〜25m/sとし、半径方向速度を3.5〜4.5m/sとして運転されることが好ましい。
第2セパレータは、接線方向速度を25〜45m/sとし、半径方向速度を3〜3.5m/sとして運転されることが好ましい。
第2セパレータの接線方向速度の、第1セパレータの接線方向速度に対する比は1.6〜2.4であることが好ましく、1.8〜2.2であることが特に好ましい。
第1セパレータの半径方向速度の、第2セパレータの半径方向速度に対する比は1.1〜1.5であることが好ましく、1.2〜1.4であることが特に好ましい。
方法は、以下の工程を有していることが好ましい。
第1粉砕物を得るために、第1ミルにおいて前記原材料を粉砕する工程。
第1細粒分画及び第1粗粒分画を得るために、第1セパレータにおいて第1粉砕物を分級する工程。
第1粗粒分画を第1ミルに再送する工程。第2細粒分画及び第2粗粒分画を得るために、第2セパレータにおいて第1細粒分画を分級する工程。第2細粒分画を貯留部に貯留する工程。
第2粉砕物を得るために、第2ミルにおいて第2粗粒分画を粉砕する工程。
第2セパレータにおいて第2粉砕物を分級する工程。
本発明はまた、以下の工程を有する水硬性結合剤の製造方法に関する。
(i)上記の粉砕方法によって少なくとも2種類の材料を粉砕する粉砕工程。
(ii)他の任意の粉砕又は非粉砕材料と共に、工程(i)において得られた材料を混合する工程。
工程(i)における粉砕操作は、材料を個別に粉砕することが好ましい。
本発明はまた、本発明の粉砕方法により得られた材料を有する水硬性結合剤に関する。
本発明の水硬性結合剤の材料は、個別の粉砕によって得られたものであることが好ましい。これは、粉砕設備においてそれぞれ個別に粉砕されたものであることを意味し、粉砕設備は本発明のものであることが好ましい。
本発明はまた、特に上記の粉砕方法を実施することができる、以下の構成を有する粉砕設備に関する。
・第1ミル及び第1セパレータを有し、第1ミルの出口が第1セパレータの入口に接続された第1部位。
・第2セパレータ及び第2ミルを有し、第2セパレータの出口が第2ミルの入口に接続された第2部位。
第2セパレータには第1セパレータから材料が供給され、第1セパレータは、接線方向速度を15〜25m/sとし、半径方向速度を3.5〜5m/sとして運転され、第2セパレータは、接線方向速度を20〜50m/sとし、半径方向速度を2.5〜4m/sとして運転される。
第1セパレータは、接線方向速度を20〜25m/sとし、半径方向速度を3.5〜4.5m/sとして運転されることが好ましい。第2セパレータは、接線方向速度を25〜45m/sとし、半径方向速度を3〜3.5m/sとして運転されることが好ましい。
所定のセパレータが所定の範囲の速度で動作するように構成されている場合、それは、この範囲の任意の値で動作するように構成されていることを意味する。
本発明の粉砕設備は2つの部位を有し、それらは互いに接続されていても、中間貯留手段によって分離されていてもよい。2つの部位は、同じ場所に設置されていても、異なる場所に設置されていてもよい。本発明の粉砕設備の2つの部位は、同時に運転しても、別々に運転してもよい。2つの部位は同じフローレートで運転しても、異なるフローレートで運転してもよい。
第1ミル及び第2ミルは、既知のどのようなミルとしてもよく、例えば、ボールミル又は圧縮ミルとすることができる。
第1の実施態様において、第2ミルはボールミルである。ボールミルは一般的に、長さLで直径Dの円筒状の、粉砕する材料を入れる筐体を有している。第2ミルは、長さLで直径Dで、L/D比が2.5以下の円筒状の筐体を有するボールミルが好ましい。L及びDは同じ測定単位である。
第2ミルがボールミルである場合、第2ミルの筐体の長さと直径の比(L/D)は、2以下が好ましく、1.5以下がより好ましい。
L/D比は0.65以上であることが好ましい。
ボールの平均直径は18〜20mmであることが好ましい。
第2の実施態様において、第2ミルは圧縮ミルである。この態様において第2の部位は、圧縮ミルと、上記の第2セパレータとを有し、セパレータの出口は、ミルの入口と接続され、セパレータには圧縮ミルの位置に設けられた第1ガス供給口及び第2セパレータの位置に設けられた第2ガス供給口によって、ガスが供給されており、第1ガス供給口からのガスは、先に圧縮ミルを通過した後、第2セパレータ(5)を通過し、第2ガス供給口からのガスは、第2セパレータのみを通過し、且つ圧縮ミルを通過した後の、第1ガス供給口からのガスと混合される。
本発明はまたセメントプラントキルンの入口に接続された本発明の粉砕設備を有するセメントプラントに関する。
本発明はまた貯留手段の入口に接続された本発明の粉砕設備を有する粉砕工場に関する。
本発明はまたロジンラムラー勾配が1.2以上の最終粉砕物を得るために本発明の粉砕設備を使用する方法に関する。
粉砕する材料は、クリンカ、水硬性結合剤(例えばセメント)又は鉱物添加剤(例えばスラグ、フライアッシュ、ポゾラン又は石灰石)が好ましい。
クリンカは、一般的に石灰石と例えばクレイとの混合物(原末)の焼成(clinkerisation)によって得られる。
水硬性結合剤は、水和により固化又は硬化する種々の化合物である。水硬性結合剤は、好ましくはセメントである。セメントは一般的にクリンカと硫酸カルシウムとの混合物である。クリンカは、具体的にはポルトランドクリンカである。
鉱物添加剤は一般的に、例えば、フライアッシュ(例えば、2001年版セメント規格NF EN191−1の5.2.4項、又はコンクリート規格EN−450に規定されている)、ポゾラニッック(例えば、2001年版セメント規格NF EN197−15.2.3項に規定されている)、シリカフューム(例えば、2001年版セメント規格NF EN197−1の5.2.7項又はコンクリート規格prEN 13263:1988若しくはNF P18−502に規定されている)、スラグ(例えば、セメント規格 NF EN197−1の5.2.2項又はコンクリート規格NF P 18−506に規定されている)、焼成頁岩(例えば、2001年2月版セメント規格NF EN 197−1の5.2.5項に規定されている)、石灰石添加剤(例えばセメント規格NF EN197−1の5.2.6項又はコンクリート規格NF P 18−508に規定されている)及び珪質添加剤(例えば、コンクリート規格NF P 18−509に規定されている)、メタカオリン又はこれらの混合物である。
最終粉砕物の細かさは、Dv97、Dv80又はブレーン比表面積によって表すことができる。Dv97(体積)は一般に粒径分布の97パーセンタイルである。つまり97%の粒子は大きさがDv97以下であり、3%の粒子は大きさがDv97よりも大きい。同様にDv80(体積)は一般に粒径分布の80パーセンタイルであり、80%の粒子は大きさがDv80以下であり、20%の粒子は大きさがDv80よりも大きい。
一般に、Dv97及びDv80は、200μ未満の粒子においてはレーザ粒度分布計により決定でき、200μmより大きい粒子においてはふるい別けにより決定できる。レーザ粒度分布計は一般に試料の脱凝集ができるように測定試料の前処理を行う機構を有している。一般に、脱凝集は溶媒(例えばエタノール)中で超音波により処理して行う。粒子が凝集している場合には、分散を確実にするため又は分散液の性質を変化させるために超音波の照射時間を変化させることが推奨される。
ブレーン比表面積は、1990年8月版のEN 196−6規格の第4項に準拠して決定する。
最終粉砕物のブレーン比表面積は、7000〜10000cm2/gが好ましい。
粉砕物の細かさは、以下のようにすることができる。
−2001年2月版のEN 197−1規格に準拠したCEM Iタイプセメントにおいては、Dv97で15〜20μm、ブレーン比表面積で7000〜10000cm2/g。
−石灰石添加剤の場合には、Dv80で約6μm。
−スラグの場合には、Dv80で5〜7μm、ブレーン比表面積で7000〜10000cm2/g
−フライアッシュの場合にはDv97で約7μm。
最終粉砕物のロジンラムラー勾配は、1.2〜1.6が好ましく、1.3〜1.5がより好ましい。
本発明の粉砕設備及び方法は、例えばフランス国特許出願n°06/04398、07/06703、09/01364及び11/50676に記載の水硬性結合剤を得るために用いることができる。
幾つかの材料を粉砕する場合には、異なった材料を一緒に粉砕しても、別々に粉砕してもよい。
幾つかの材料を粉砕する場合に、本発明の粉砕方法は各材料に最適な粉砕をするために各材料を別々に粉砕することを基本とすることが好ましい。既知の粉砕方法は、共粉砕であり、これは、粉砕する各材料の細かさを管理するという点で特に問題を有している。粉砕性が異なる2種類の材料の混合物は、各材料について十分で望ましい細かさの混合粉砕物を得ることができない。粉砕されやすい材料は望ましい値よりも細かく粉砕される一方、粉砕されにくい材料は望ましい値よりも荒く粉砕される。これに対して、別々に粉砕操作をすると各材料について望ましい細かさにすることができる。
一方、別々に粉砕する場合には、種々の材料について性質、量及びサイズを制御して、組成物をカスタマイズすることができる。
本発明の幾つかの粉砕設備を、各材料を別々に粉砕するために同じ場所で用いることが好ましい。
本発明はまたボールミル、特に上記の粉砕設備に用いるボールミルに関する。このボールミルは、長さがLで直径がDで、L/D比が2.5以下の円筒状の筐体を有する。L及びDは同じ測定単位である。
本発明はまた粉砕工場、特に上記の粉砕設備を備える粉砕工場に関する。この粉砕工場は、圧縮ミル及びセパレータを有し、セパレータの出口は、ミルの入口に接続され、セパレータにはミルの位置に設けられた第1ガス供給口及びセパレータの位置に設けられた第2ガス供給口によって、ガスが供給されており、第1ガス供給口からのガスは、先にミルを通過した後、セパレータを通過し、第2ガス供給口からのガスは、セパレータのみを通過し、且つミルを通過した後の、第1ガス供給口からのガスと混合される。
上記の実施形態について以下の図面と共に以下の記載においてより詳細に説明する。
本発明の一実施形態の粉砕設備を示す。 本発明の他の実施形態の粉砕設備を示す。 本発明の粉砕設備に用いるミル及びセパレータの側方断面図である。 図3のIV−IV線における断面図である。
図1における粉砕設備は、第1部位及び第2部位を備えている。第1部位は、第1ミル11、第1セパレータ12及び第1フィルタ13を有している。第2部位は、第2ミル21、第2セパレータ22及び第2フィルタ23を有している。第1ミル11には第1搬送手段31により粉砕する材料が供給される。第1ミル11の出口は、第2搬送手段31により第1セパレータ12の入口と接続されている。第1セパレータ12の第1出口は、第3搬送手段33により第1ミルの入口と接続されている。第1セパレータ12の第2出口は、第4搬送手段34により第1フィルタ13の入口と接続されている。第1フィルタ13の出口は第5搬送手段35により第2セパレータ22の入口と接続されている。第2セパレータ22の第1出口は第6搬送手段36により第2フィルタ23の入口と接続されている。第2フィルタ23の出口は、第7搬送手段37により貯留手段42と接続されている。第2セパレータ22の第2出口は、第8搬送手段38により第2ミル21の入口と接続されている。第2ミル21の出口は、第9搬送手段39により第2セパレータ22の入口と接続されている。
搬送手段は既知のどのような搬送手段としてもよい。例えば、コンベヤベルト、連続スクリュ又は運搬車としてよい。
図1における粉砕設備の運転例は以下の通りである。原材料が第1ミル11において粉砕され、第1粉砕材料となる。第1粉砕材料は、第1セパレータ12により第1細粒分画と第1粗粒分画とに分級される。第1粗粒分画は、その後第1ミル11において粉砕される。第1フィルタ13に第1細粒分画が供給される。第1フィルタ13により、第1セパレータ12の搬送ガスを濾過し、第1濾過細粒分画とすることができる。第1濾過細粒分画は、第2セパレータ22において第2細粒分画と第2粗粒分画とに分級される。第2フィルタ23に第2細粒分画が供給される。第2フィルタ23により、第2セパレータ22の搬送ガスを濾過し、第2濾過細粒分画とすることができる。第2濾過細粒分画は貯留手段42に貯留される。第2粗粒分画は第2ミル21において粉砕され第2粉砕材料となる。第2粉砕材料は第2セパレータ22において分級される。
図2には、図1において示した方法の変形例を示す。粉砕設備は貯留手段41をさらに備えていてよい。貯留手段41は、第1フィルタ13と第2セパレータ22との間に設けられたサイロとすることができる。第1フィルタ13の出口は、第10搬送手段40によって貯留手段41の入口と接続されている。貯留手段41の出口は、第5搬送手段35によって第2セパレータ22の入口と接続されている。
図2における粉砕設備の運転例は以下の通りである。第1フィルタ13を通過した後、第1濾過細粒分画は貯留手段41に貯留される。これにより、2つの部位を同時に運転しない場合、同じフローレートで運転しない場合又は2つの部位が同じ場所にない場合にも対応できる。後者の場合、第5搬送手段35及び第10搬送手段40の少なくとも一方は運搬車である。
一例として、粉砕する原材料は、粒径を50mm以下とすることができる。第1濾過細粒分画は、粒径が63μm以下で、ブレーン比表面積が約3960cm2/gで、ロジンラムラー勾配が約1.02とすることができる。第2濾過細粒分画は、粒径が20μm以下で、ブレーン比表面積が約8000cm2/gで、ロジンラムラー勾配が約1.2とすることができる。
一例として、第1フィルタ13によって供給される第1濾過細粒分画のフローレートは、約100t/hとすることができる。第2フィルタ23によって供給される第2濾過細粒分画のフローレートは、50t/hとすることができる。
図3及び図4の実施形態において、第2ミルは第2セパレータ5に接続された圧縮ミル3である。ミルは、垂直方向のガス流の案内手段を有するルーバーリング14によって囲まれており、縦軸上に配置された円筒状の粉砕テーブル2が設けられている筐体45を備えている。ローラ10がテーブル2の外縁部に設けられている。ローラ10の軸は、テーブル2に対して半径方向に配置されている。コーン16はミル3及びセパレータ5に接続されている。ミル3は、ミル3の底面に配置され、ルーバーリング14の位置に現れるガスの第1供給口7を有している。粉砕する材料の供給手段Iにより粉砕する材料をミル3に供給することができる。
セパレータ5は、固定筐体18を有し、その縦軸には、回転ケージ9及びベーン17が縦向けに配置されている。ベーン17は回転ケージ9の周囲を取り囲んで配置されている。ベーン17は、回転ケージ9の高さ方向全体を囲んでいる。回転ケージ9は、大質量底面ディスクと中空状部ディスク44との間に配置されたブレード43を有している。各ブレード43は、放射状に配置され、回転ケージ9の高さ全体にわたって実質的に垂直方向に延びている。ブレード43は、回転ケージ9の中心において接続されていない。選択ゾーン15は、回転ケージ9とベーン17との間の空間が相当する。ガス及び分離する材料粒子の供給ゾーン6は、円筒状の筐体18とベーン17との間の空間が相当する。ミル3の筐体45の上端は、通路46を通って供給ゾーン6に達する。セパレータは、第2ガス供給口8を有している。ガスの第2供給口8はセパレータ5の筐体18の位置に設けられている。ガスの第2供給口8は、吸入口可変翼の形状としてもよく、その位置は、ガスの追加フローを調整するために調整可能である。搬送手段IIによりセパレータ5から最終粉砕物を搬出することができる。
運転の際に、粉砕する材料はミル3のテーブル2の中央部に供給手段Iにより供給される。テーブル2は粉砕操作中はその軸を中心に回転する。ミル3のテーブル2の回転速度は、一定としても可変としてもよい。粉砕操作中に材料はテーブル2の中央部から外縁部に移動する。
ローラー10はその水平軸の周りを回転する。ローラー10は異なった形状を有していてもよい。例えば、円筒状、環状又は頂部が切り取られた形状とすればよい。ローラー10は、粉砕する材料を粉砕するためにテーブル2の上を転動しながら、テーブル2の上に圧力を加える。ローラー10は流体システム(例えば、油圧)によって圧力を加えられる。
リングゾーン14に到達した粉砕する材料は、テーブル2の端部に設けられた第1供給口7からのガスによって、通路46を通ってセパレータ6の供給ゾーン6に送り込まれる。供給ゾーン6におけるガスの総流速は、ミル3から来る第1供給口7からのガス流速と、セパレータ5の位置に配置された外気入口である第2供給口からのガス流速との2つの異なったガス流速の合成されたものである。
回転ケージ9は、その縦軸Dの周りを矢印19によって示した方向に回転する。この回転により、矢印20によって示される接線方向の速度が生み出される。ベーン17は固定されている。つまり、それらは回転ケージ9の縦軸Dの周りを回転しない。ベーン17は、回転ケージ9の回転速度によってガスの速度を調整するように、自転するようにすることができる。分離する材料粒子を搬送する、第1供給口7からのガスと第2供給口8からのガスとの混合体は、セパレータの底面に達し、供給ゾーン6においてほぼ垂直に上昇する。ガスはベーン17によって分割され、選択ゾーン15を通過してほぼ径方向に、つまり縦軸Dの側に移動して回転ケージ9のブレード43に到達する。ガスは、上昇して、回転ケージ9のほぼ中央部に設けられた開口部を通って、回転ケージ9から排出される。通常は開口部に吸引手段(図示せず)が接続されている。ガスによって運ばれる粒子は、矢印30によって示される径方向の速度で回転ケージ9に達する。
第2供給口8からの追加のガスフローにより、供給ゾーン6におけるトータルガスフロー及び選択ゾーン15におけるガスフローを調整することができる。トータルガスフローは、第1供給口7からのガスフローと、径方向の速度を有する第2供給口8からの追加のガスフローとを含んでいる。セパレータ5の回転ケージ9の回転速度により接線方向速度が決まる。接線方向及び径方向の速度の組み合わせにより、最終粉砕物の切り出しサイズ及び細かさが決まる。十分に小さい粒子は、ガスと共に搬送される。そしてガスと共にほぼ垂直方向に上昇する。大きすぎる粒子は、重力により選択ゾーン15に落下する。選択ゾーン15に落下した大きすぎる粒子は、コーン16により回収され、大きすぎる粒子はミル3のテーブル2に送られる。細かい粒子は、通常は吸引手段及び貯留手段が接続されている最終粉砕物の搬送手段Nに向かう。
図3及び図4に関する上記の段落において、本発明の第2のミルを圧縮ミルとした。しかし、圧縮ミルをボールミルに置き換えてもよい。特に、長さがLで直径がDでL/Dに比が2.5以下である円筒状の筐体を有するボールミルとしてよい。
ボールミルを用いる場合に組み合わせるセパレータは、図3及び図4において説明したセパレータ5と同じ構造としてよい。さらに、ボールミルと組み合わせるセパレータは、上記の説明において圧縮ミルと組み合わせたセパレータ5と同様に運転してよい。さらに、第2ミルに限らず、第1ミルとして圧縮ミル又はボールミルを用いてもよい。
(実施例)
実施例1:種々の粉砕部位の比較
種々の粉砕部位の比較を行った。以下に示した各ミルはセパレータと組み合わせた。
試験1は以下のような条件で行った。粉砕する材料は、サン・ピエール・ラ・クル(Saint Pierre La Cour)のラファルジュ(Lafarge)セメントプラントのCEM I 52,5 Nタイプのセメントとした。粉砕設備は、第1ボールミル及び第1セパレータを有し、第1ボールミルの出口が第1セパレータの入口と接続された第1部位と、第2セパレータ及び第2ボールミルを有し、第2セパレータの出口が第2ミルの入口と接続された第2部位とを備え、第2セパレータには第1セパレータから材料が供給される。第1ミルは2つの区画を有している。第1ミルの第1の区画は、ボール充填率を体積分率で30%とし、ボールの直径を60〜90mmとした。第1ミルの第2区画はボール充填率を体積分率で32%とし、ボールの直径を20〜50mmとした。第2ミルは、ボール充填率が体積分率で24%であり、ボールの直径が18〜20mmである区画を有する。第1ミルを通過後のセメントのブレーン比表面積は3500cm2/gであった。第2ミルを通過後のセメントのブレーン比表面積は以下の表1に示す。
試験2は以下のような条件で行った。粉砕する材料は、サン・ピエール・ラ・クル(Saint Pierre La Cour)のラファルジュ(Lafarge)社セメントプラントのCEM I 52,5 Nタイプのセメントとした。粉砕設備は、第1ボールミル及び第1セパレータを有し、第1ボールミルの出口が第1セパレータの入口と接続された第1部位と、第2セパレータ及び第2ボールミルを有し、第2セパレータの出口が第2ミルの入口と接続された第2部位とを備え、第2セパレータには第1セパレータから材料が供給される。第1ミルは2つの区画を有している。第1ミルの第1の区画は、ボール充填率を体積分率で30%とし、ボールの直径を60〜90mmとした。第1ミルの第2区画はボール充填率を体積分率で32%とし、ボールの直径を20〜50mmとした。第2ミルは、ボール充填率が体積分率で24%であり、ボールの直径が18〜20mmである区画を有する。第1ミルを通過後のセメントのブレーン比表面積は3500cm2/gであった。第2ミルを通過後のセメントのブレーン比表面積は以下の表1に示す。
試験3は以下のような条件で行った。粉砕する材料は、サン・ピエール・ラ・クル(Saint Pierre La Cour)のラファルジュ(Lafarge)セメントプラントのCEM I 52,5 Nタイプのセメントとした。粉砕設備は、ボールミル及びセパレータを有し、ボールミルの出口がセパレータの入口と接続された部位を備えている。ミルは2つの区画を有している。ミルの第1の区画は、ボール充填率を体積分率で30%とし、ボールの直径を60〜90mmとした。ミルの第2区画はボール充填率を体積分率で32%とし、ボールの直径を20〜50mmとした。ミルを通過後のセメントのブレーン比表面積は以下の表1に示す。
表1に得られた結果を示す。試験1及び試験2において第1セパレータの接線方向速度を15〜25m/sとし、半径方向速度を3.5〜5m/sとした。これは、本発明において規定する速度と一致する。
Figure 2015501720
表1に示すように、試験1及び試験2はそれぞれ2つの粉砕ステップを有し、第1及び第2セパレータの接線方向及び半径方向の速度は、本発明において規定する速度と一致している(第1セパレータにおいては接線方向速度が15〜25m/sで、半径方向速度は3.5〜5m/sであり、第2セパレータにおいては試験1では接線方向速度が30.4m/sで、半径方向速度が3.5m/s、試験2では接線方向速度が29.3m/sで、半径方向速度が3.5m/sである)。試験1及び試験2においては、ブレーン比面積が7000cm2/g以上(試験1では9300cm2/g、試験2では8400cm2/g)で且つnRR勾配が1.2以上(試験1では1.50、試験2では1.39)の材料が得られた。
試験3は単一の粉砕ステップである。試験3においては、ブレーン比表面積が7000cm2/g(4400cm2/g)以上で且つnRR勾配が1.2以上(0.97)の粉砕物は得られなかった。
実施例2:ボールミルの比較
数種類のボールミルの比較を行った。ボールミルは、L/D比が異なる円筒状の筐体を有している。Lは長さで、Dは直径である。
粉砕設備は、第1ボールミル及び第1セパレータを有し、第1ボールミルの出口が第1セパレータの入口と接続された第1部位と、第2セパレータ及び第2ボールミルを有し、第2セパレータの出口が第2ミルの入口と接続された第2部位とを備え、第2セパレータには第1セパレータから材料が供給される。
第2部位の運転パラメータの幾つかを表2に示す。試験1−1〜4−1において、粒径が50mm以下のクリンカ、石灰及び石膏の混合物を第1部位に供給した。混合物は、クリンカ90質量%、石膏5質量%、石灰5質量%とした。第1部位から送り出された材料は、ブレーン比表面積が3960cm2/gでロジンラムラー(nRR)勾配が1.02である2001年のEN197−1規格のCEM Iタイプセメントであった。
比較試験において第1部位に供給された材料は、2001年のEN197−1規格のCEM Iタイプセメントであった。第1部位から送り出された材料は、理想的な表面積が3400cm2/gで、ロジンラムラー(nRR)勾配が0.99であった。
Figure 2015501720
原材料1t当たりの粉砕エネルギーに対応する比エネルギーは、kwh/tで表される。
表2に示すように、L/D比が2以下(試験1−1〜4−1)の筐体を有するボールミルにより行われた種々の試験において、ブレーン比表面積が7000cm2/g以上でロジンラムラー勾配が1.2以上の粉砕物が得られた。
実施例におけるL/D比の最適値は、約1.4であり、ミルの充填率の最適値は23〜24体積%であった。
しかし、平均直径が12.7mmのボールを用いたボールミルによる試験では、ボールの充填率が24%でL/D比が0.7において十分な結果が得られた。
比較試験はL/D比が2.9の筐体を有するボールミルにより行った。得られた粉砕物のブレーン比表面積は5250cm2/gでロジンラムラー勾配は0.87に過ぎなかった。
Figure 2015501720
表3は粉砕に必要なエネルギーを比較している。
表3においてkWh/t(1)として示した比エネルギーは、第1ボールミル、つまり、先に述べた粒径が50mm以下の混合物の粉砕操作における原材料1トン当たりの粉砕エネルギーに相当する。kWh/t(2)として示した比エネルギーは、第2ボールミル、つまり表3の第2列に示した細かさを実現するために、初期のブレーン比表面積が3960cm2/gであるセメントの粉砕操作における原材料1トン当たりの粉砕エネルギーに相当する。
結論として、L/D比が3〜3.5(表3の第6列を参照)の筐体を有するボールミルを用いた1ステップの粉砕操作は、2ステップの粉砕操作よりも多くの粉砕エネルギーを消費する。例えば、1ステップでブレーン比表面積が7030cm2/gのセメントを製造するための比粉砕エネルギーは104kwh/tであったのに対し、2ステップの場合は92kWh/tであった。

Claims (16)

  1. 粉砕設備を用いた原材料の粉砕方法であって、
    前記粉砕設備は、
    第1ミル(11)及び第1セパレータ(12)を有し、前記第1ミルの出口が前記第1セパレータの入口に接続された第1部位と、
    第2セパレータ(5、22)及び第2ミル(3、21)を有し、前記第2セパレータの出口が前記第1ミルの入口に接続された第2部位とを備え、
    前記第2セパレータには前記第1セパレータから材料が供給され、
    前記粉砕方法は、
    前記第1セパレータ(12)が、接線方向速度(T1)を15〜25m/sとし、半径方向速度(R1)を3.5〜5m/sとして運転され、
    前記第2セパレータ(5、22)が、接線方向速度(T2)を20〜50m/sとし、半径方向速度(R2)を2.5〜4m/sとして運転されることを特徴とする粉砕方法。
  2. 前記第1セパレータ(12)は、接線方向速度を20〜25m/sとし、半径方向速度を3.5〜4.5m/sとして運転されることを特徴とする請求項1に記載の粉砕方法。
  3. 前記第2セパレータ(5、22)は、接線方向速度を25〜45m/sとし、半径方向速度(R2)を3〜3.5m/sとして運転されることを特徴とする請求項1又は2に記載の粉砕方法。
  4. 前記第2セパレータの接線方向速度の、前記第1セパレータの接線方向速度に対する比(T2/T1)は1.6〜2.4であり、好ましくは1.8〜2.2であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の粉砕方法。
  5. 前記第1セパレータの半径方向速度の、前記第2セパレータの半径方向速度に対する比(R1/R2)は1.1〜1.5であり、好ましくは1.2〜1.4であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の粉砕方法。
  6. 第1粉砕物を得るために、前記第1ミル(11)において前記原材料を粉砕する工程(a)と、
    第1細粒分画及び第1粗粒分画を得るために、前記第1セパレータ(12)において前記第1粉砕物を分級する工程(b)と、
    前記第1粗粒分画を前記第1ミル(11)に再送する工程(c)と、
    第2細粒分画及び第2粗粒分画を得るために、前記第2セパレータ(5、22)において前記第1細粒分画を分級する工程(d)と、
    前記第2細粒分画を貯留部(42)に貯留する工程(e)と、
    第2粉砕物を得るために、前記第2ミル(3、21)において前記第2粗粒分画を粉砕する工程(f)と、
    前記第2セパレータ(5、22)において前記第2粉砕物を分級する工程(g)とを備えている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の粉砕方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の粉砕方法によって少なくとも2種類の材料を粉砕する粉砕工程(i)と、
    他の任意の粉砕又は非粉砕材料と、工程(i)において得られた材料とを混合する工程(ii)とを備えている、水硬性結合剤の製造方法。
  8. 前記工程(i)における粉砕操作は、前記材料を個別に粉砕する、請求項7に記載の製造方法。
  9. 請求項1〜6のいずれかに記載の粉砕方法により得られた材料を備えている水硬性結合剤。
  10. 第1ミル(11)及び第1セパレータ(12)を有し、前記第1ミルの出口が前記第1セパレータの入口に接続された第1部位と、
    第2セパレータ(5、22)及び第2ミル(3、21)を有し、第2セパレータの出口が前記第2ミルの入口に接続された第2部位とを備え、
    前記第2セパレータには前記第1セパレータから材料が供給され、
    前記第1セパレータ(12)は、接線方向速度(T1)を15〜25m/sとし、半径方向速度(R1)を3.5〜5m/sとして運転され、
    前記第2セパレータ(5、22)は、接線方向速度(T2)を20〜50m/sとし、半径方向速度(R2)を2.5〜4m/sとして運転される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の粉砕方法を実施するための粉砕設備。
  11. 前記第2ミル(21)は、長さがLで直径がDの円筒状の筐体を有するボールミルであり、L/Dは、2.5以下であり、L及びDの測定単位は同じであることを特徴とする請求項10に記載の粉砕設備。
  12. 前記第2部位は、前記第2ミルとして圧縮ミル(3)及び前記第2セパレータ(5)を有し、前記第2セパレータ(5)の出口は、前記圧縮ミル(3)の入口に接続され、前記第2セパレータ(5)には、前記圧縮ミル(3)の位置に設けられた第1ガス供給口(7)及び前記第2セパレータ(5)の位置に設けられた第2ガス供給口(8)によってガスが供給されており、
    前記第1ガス供給口(7)からのガスは、先に前記圧縮ミル(3)を通過した後、前記第2セパレータ(5)を通過し、
    前記第2ガス供給口(8)からのガスは、前記第2セパレータ(5)のみを通過し、且つ前記圧縮ミル(3)を通過した後の、前記第1ガス供給口(7)からのガスと混合されることを特徴とする請求項10に記載の粉砕設備。
  13. 請求項10〜12のいずれか1項に記載の粉砕設備が、セメントキルンの供給口に接続されているセメントプラント。
  14. ロジンラムラー勾配が1.2以上である最終粉砕物を得るための請求項10〜12のいずれか1項に記載の粉砕設備の使用。
  15. 長さがLで直径がDの円筒状の筐体を有し、L/Dは、2.5以下であり、L及びDの測定単位は同じである、請求項11に記載の粉砕設備のボールミル。
  16. 圧縮ミル(3)及びセパレータ(5)を有し、前記セパレータ(5)の出口は、前記圧縮ミル(3)の入口に接続され、前記セパレータ(5)には、前記圧縮ミル(3)の位置に設けられた第1ガス供給口(7)及び前記セパレータ(5)の位置に設けられた第2ガス供給口(8)によってガスが供給されており、
    前記第1ガス供給口(7)からのガスは、先に前記圧縮ミル(3)を通過した後、セパレータ(5)を通過し、
    前記第2ガス供給口(8)からのガスは、前記セパレータ(5)のみを通過し、且つ前記圧縮ミル(3)を通過した後の、前記第1ガス供給口(7)からのガスと混合される、請求項12に記載の粉砕設備の粉砕部位。
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