JP2000268255A - 駐車場システム - Google Patents

駐車場システム

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JP2000268255A
JP2000268255A JP7131599A JP7131599A JP2000268255A JP 2000268255 A JP2000268255 A JP 2000268255A JP 7131599 A JP7131599 A JP 7131599A JP 7131599 A JP7131599 A JP 7131599A JP 2000268255 A JP2000268255 A JP 2000268255A
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parking
customer
store
time
card
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JP7131599A
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English (en)
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Toshiki Futaki
敏樹 二木
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、駐車利用した顧客が店舗内に滞在
した経過情報を自動的に検知する手段を備えることによ
り、駐車利用した顧客の店舗内での滞在経過状況が正確
に分り、これに基づいて店舗利用されない駐車を的確に
識別でき、車両の管理だけでなく顧客の行動も捉えて駐
車場の不正利用を防止することができる駐車場システム
の提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、店舗が管理する駐車場の駐車
利用を監視する駐車場システムであって、上記駐車場へ
の入場時に入庫情報が記録される非接触媒体と、上記店
舗内に分散設置され、上記非接触媒体を検知したとき、
その検知情報を同非接触媒体に非接触に記録する記録手
段と、上記非接触媒体に記録された駐車利用情報の有効
性を判定する判定手段とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、店舗に併設され
た駐車場の駐車利用を管理する駐車場システムに関し、
さらに詳しくは駐車場の長時間不正駐車を防止する駐車
場システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、百貨店や各種商店等の店舗は、
顧客が店舗を利用する利便性を考慮して、店舗が管理す
る駐車場を顧客に一時提供している。
【0003】この場合、駐車場を有料にすると、顧客は
他店に流れてしまい、駐車場を無料にしておくと別の目
的で長時間不正駐車がなされてしまう。このため、入場
時に入場時刻を記録しておいて、これを出場時にチェッ
クする方法、あるいは商品の購入金額に応じて無料サー
ビス券を発行したり、店舗に対する貢献度に応じて駐車
料金を値引きする等の何らかの割引き制度を設けている
のが現状である。
【0004】このように、駐車利用客は店舗にとっては
大切な顧客であるため、店舗利用を損ねるような厳しい
取締りができず、自然で効果的な駐車管理が望まれてい
た。
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、駐
車利用した顧客が店舗内に滞在した経過情報を自動的に
検知する手段を備えることにより、駐車利用した顧客の
店舗内での滞在経過状況が正確に分り、これに基づいて
店舗利用されない駐車を的確に識別でき、車両の管理だ
けでなく顧客の行動も捉えて駐車場の不正利用を防止す
ることができる駐車場システムの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
店舗が管理する駐車場の駐車利用を監視する駐車場シス
テムであって、上記駐車場への入場時に入庫情報が記録
される非接触媒体と、上記店舗内に分散設置され、上記
非接触媒体を検知したとき、その検知情報を同非接触媒
体に非接触に記録する記録手段と、上記非接触媒体に記
録された駐車利用情報の有効性を判定する判定手段とを
備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、店舗内を移動した
顧客の滞在経過情報を検知する検知手段を備えた判定手
段であることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、車両の駐車利用情
報及び店舗内の顧客の滞在経過情報の判定結果に基づい
て非接触媒体の駐車料金を精算する駐車料金精算機を備
えた判定手段であることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、非接触媒体を回収
する回収手段を備えた駐車料金精算機であることを特徴
とする。
【0009】請求項5記載の発明は、駐車利用した顧客
の出庫情報が完結したとき、これに基づいて出場ゲート
を開放する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
【発明の作用及び効果】この発明によれば、店舗が管理
する駐車場を利用するとき、入場時に入庫情報を記録し
た非接触媒体を発行して顧客に手渡される。この非接触
媒体を携帯して顧客が店舗内に移行すると、この店舗内
に分散設置された複数の記録手段により、その顧客の店
舗内の動向を示す動線情報をその顧客の非接触媒体に記
録し、出場時に顧客の非接触媒体に記録された記録情報
から駐車利用情報の有効性を判定手段が判定する。
【0011】このとき、店舗内の商品購入目的で駐車利
用されたと判定した場合は適正な駐車利用と判定でき、
これに対し、店舗内の動線情報がなければ別の目的で駐
車利用したと判定することができる。この場合、時間情
報を記録すれは、その駐車時間を計時管理できる。
【0012】特に、店舗内を移動した顧客の滞在経過情
報を検知する検知手段を備えた場合は、店舗内を移動し
た顧客の売場別の滞在経過状況を正確に管理でき、これ
と駐車情報とを照合すれば、より一層、駐車利用情報を
正確に判定することができる。
【0013】このように、車両の管理だけでなく、その
後の顧客の行動も同時に捉えることができるため、不正
駐車の余地のない完全な駐車管理ができる。
【0014】また、車両の駐車利用情報及び店舗内の顧
客の滞在経過情報の判定結果に基づいて非接触媒体の駐
車料金を精算する駐車料金精算機を備えた場合は、出場
時に完全自動化して駐車料金を徴収することができる。
【0015】また、この駐車料金精算機に非接触媒体を
回収する回収手段を備えた場合は、出場時に不要となっ
た非接触媒体を自動的に回収することができる。また、
非接触媒体にデータ書換え可能なカードを利用した場合
は、リサイクル利用を図ることができる。
【0016】さらに、駐車利用した顧客の出庫情報が完
結したとき、これに基づいて出場ゲートを開放する制御
手段を備えた場合は、適正な出場手続きを終えると、こ
れに連動して出場ゲートが開放するため自動的に出場動
作することができる。不正な駐車利用客の場合は、その
出場車両を出場ゲートにより通行規制してゲート管理が
できる。
【0017】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は店舗が管理する駐車場を自動的に監視す
る駐車場システムを示し、図1に示すように、この駐車
場システムは駐車場11の入口に設置される駐車カード
発行機12及び入庫ゲート13と、駐車場11の出口に
設置される駐車料金精算機14及び出庫ゲート15とを
備えて構成される。
【0018】上述の駐車場11の入口に設置される駐車
カード発行機12は、前面に入庫表示器16と、駐車カ
ード発行口17と、図示しないインターホン及びスピー
カとを有し、一側面に入庫ゲート13を一体に取付けて
いる。
【0019】そして、車両18の入庫時には、図示しな
い車両検知センサの検知信号に基づいて駐車カード発行
機12の前面に到達した車両18に対し、駐車カード発
行口17より駐車券としての駐車カード19を一枚発行
し、この発行した駐車カード19が抜取られると入庫ゲ
ート13を開放して車両を入庫許容させる。
【0020】一方、駐車場11の出口に設置される駐車
料金精算機14は、前面に出庫表示器20と、駐車カー
ド投入口21と、紙幣投入口22と、硬貨投入口23
と、釣銭放出口24と、図示しないインターホン及びス
ピーカとを有し、一側面に出庫ゲート15を一体に取付
けている。
【0021】そして、車両18の出庫時には、出庫表示
器20に駐車カード19の投入案内及び出庫時刻を表示
案内し、これにしたがって顧客は駐車カード投入口21
に駐車カード19を投入し、投入された駐車カード19
は内部で読取られた後、この駐車料金精算機14の内部
に自動的に回収される。このとき、出庫表示器20には
投入された駐車カード19の利用データに基づいて入庫
時間と、出庫時間と、その駐車料金を表示案内して顧客
に知らせる。この駐車料金の案内データに基づいて顧客
は必要な金額を紙幣投入口22及び硬貨投入口23に投
入し、釣銭があれば釣銭放出口24から放出される。こ
のようにして出庫利用する車両18の駐車料金が精算さ
れると、その時点で出庫ゲート15を開放して車両18
を出庫許容させる。
【0022】ところで、駐車カード19は非接触ICカ
ードで作成して非接触に通信利用する非接触通信機能を
備えており、この駐車カード19と非接触に通信する非
接触のICカードリーダ/ライタ(ICカードR/W)
25を、図2に示すように、店舗26内の主要通路27
…の各位置に分散配置している。このため、駐車カード
19を顧客が携帯して店舗26内を移動すると、分散配
置された複数のICカードR/W25…と対応する毎
に、その顧客が通過したときの滞在経過情報(動線情
報)28が駐車カード19に記録される。
【0023】そして、出場時には顧客が携帯する駐車カ
ード19に記録された入庫時刻に応じて求められる車両
の駐車利用情報及び店舗内に滞在した顧客の動線情報2
8から駐車利用の有効性を判定する。この有効性は車両
が駐車利用した駐車時間と顧客の店舗内滞在時間とを比
較し、その時間差が少なければ、店舗内の商品購入目的
で駐車利用した適正な顧客と判定し、これに対し、時間
差が多いときや店舗内の動線情報28がない場合は、別
の目的で不正に駐車利用した顧客と判定することができ
る。
【0024】このように車両の駐車時間情報を記録管理
する以外に、顧客の行動も同時に駐車カード19に捉え
ることができるため、駐車不正の余地のない完全な駐車
管理ができる。
【0025】特に、ICカードR/W25…によって、
店舗内を移動した顧客の時間別、売場別等の滞在経過状
況を表す動線情報28を正確に記録できるため、顧客毎
の動向情報を正確に取得して駐車管理することができ
る。
【0026】図3は駐車カード発行機12の制御回路ブ
ロック図を示し、CPU31はROM32に格納された
プログラムに沿って各回路装置を制御し、その制御デー
タをRAM33で読出し可能に記憶する。
【0027】入庫表示器16は、入庫車両に対する現在
の入庫時刻を表示する。車両検知センサ34は、駐車場
11に通じる入口通路の駐車カード発行機12の前に入
庫車両18が到達したか否かを検知し、この検知信号に
基づいて入庫ゲート駆動装置35が入庫ゲート13を開
閉駆動し、入庫車両18を通行規制または通行許容す
る。
【0028】タイマT1 は、入庫時刻を計時し、この時
刻が入庫表示器16に表示され、また駐車カード19に
記録される。カード発行部36は、上述の車両検知セン
サ34が車両18を検知したとき、この検知信号に基づ
いて駐車カード19を1枚発行する。
【0029】また、インターホン37及びスピーカ38
を介して顧客と通話許容し、入庫時にはスピーカ38よ
り案内メッセージを音声案内する。また、このとき通信
処理部39がホストコンピュータ40と通信して入庫デ
ータを管理する。
【0030】図4は駐車料金精算機14の制御回路ブロ
ック図を示し、CPU41はROM42に格納されたプ
ログラムに沿って各回路装置を制御し、その制御データ
をRAM43で読出し可能に記憶する。
【0031】車両検知センサ44は、出口通路の駐車料
金精算機14の手前に出庫車両18が到達したことを検
知確認する。出庫ゲート駆動装置45は、出庫ゲート1
5を開閉駆動して、出庫車両18を通行規制または通行
許容する。また、そのときの出庫時刻をタイマT2 で計
時し、この時刻に基づいて駐車時間及び精算料金が算出
される。
【0032】さらに、インターホン46及びスピーカ4
7を介して顧客からの応答に対処し、また精算時にはス
ピーカ47により「駐車カードをお入れ下さい」等の案
内メッセージを音声案内する。また、このとき通信処理
部48がホストコンピュータ40と通信して精算時の駐
車カード情報を照合確認する。
【0033】出庫表示器20は、精算時の精算案内や精
算料金を表示案内する。カード処理部49は、駐車カー
ド19を駐車カード投入口21より受付けて、同カード
19に記録されているデータを読取り処理する。カード
回収部50は、精算完了した用済みの駐車カード19を
回収し、回収後は、この駐車カード19のデータをクリ
アして再び駐車カード発行機12にセットしてリサイク
ル利用する。
【0034】硬貨処理部51は、硬貨投入口23に投入
された硬貨を検銭した後、内部に取込んで受付け処理
し、釣銭放出時及び入金取消し時に硬貨を釣銭放出口2
4より放出する。紙幣処理部52は、紙幣投入口22に
投入された紙幣を鑑別した後、内部に取込んで受付け処
理し、釣紙幣及び入金取消し時に紙幣を紙幣投入口22
より放出する。
【0035】このように構成された駐車場システムの処
理動作を図5のフローチャートを参照して説明する。
今、顧客が店舗26の駐車場11を利用するとき、顧客
は入口の駐車カード発行機12から発行された駐車カー
ド19を受取って駐車場11に入場する。このとき、駐
車カード19には発行したカードに対応する入庫時刻情
報が記録されている(ステップn1 〜n2 )。
【0036】そして、図6に示すように、入庫完了した
顧客61は駐車カード19を携帯して駐車場11から店
舗26に移り、店舗26内の様々な売場に顧客61が任
意に移行する。このとき、図2に示すように、店舗26
内の主要通路27…の各位置に分散配置されているIC
カードR/W25…の通信エリアと対応する毎に(ステ
ップn3 )、その顧客61が携帯する駐車カード19
に、通過対応した時刻情報と、売場別の滞在時間を表す
顧客の動線情報28が記録される(ステップn4 〜n5
)。
【0037】そして、出場時には顧客が携帯する駐車カ
ード19を駐車料金精算機14の駐車カード投入口21
に投入すると(ステップn6 )、この投入された駐車カ
ード19の記録情報がカード処理部49で読取られ、車
両18の駐車時間と顧客の店舗内滞在時間とが比較され
て駐車料金が決定される。このとき、例えば車両18の
駐車時間及び顧客の店舗内滞在時間が共に2時間程度の
規定時間以内であれば無料と決定し、それ以上の長時間
駐車であれば有料と決定し、時間長さに応じて高額に設
定される。さらにこのとき、車両の駐車時間と顧客の店
舗内滞在時間との時間差が大きく異なっていれば、不正
駐車利用と判定することができ、高額駐車料金を請求す
る等の措置をとる(ステップn7 〜n8 )。
【0038】決定された駐車料金は出庫表示器20に表
示案内され、これに基づいて顧客は精算金額を投入して
精算操作する(ステップn9 〜n10)。そして、適正な
精算金額が投入されて精算処理が完結すると、CPU4
1は出庫ゲート15を開放して出庫許容し、1台の車両
18の駐車管理が終了する。また、駐車料金精算機14
の内部では精算完了した用済みの駐車カード19をリサ
イクル用に内部のカード回収部50に導いて回収処理す
る(ステップn11〜n12)。
【0039】図7は顧客の店舗内滞在時間と車両の駐車
時間との関係により定めた駐車料金テーブルを示し、こ
の駐車料金テーブルの設定した条件に基づいて駐車料金
が決定される。
【0040】第1設定例〜第4設定例において、これら
は店舗内滞在時間と車両の駐車時間との時間差がある
程、不正駐車利用と認められる。したがって、その時間
差が少なければ無料に設定し、時間差が多ければ有料に
設定し、さらに長時間差になれば高額駐車料金を請求す
るように設定する。
【0041】例えば、第1設定例の場合、店舗内滞在時
間と車両の駐車時間との時間差が30分以内であれば無
料、30分を超える毎に500円の有料金額に設定して
いる。
【0042】この結果、第1使用例では、駐車料金は店
舗内滞在時間が「2時間」、車両の駐車時間が「2時間
10分」のため、その時間差が10分なので無料とな
る。また、第2使用例では、駐車料金は店舗内滞在時間
が「10分」、車両の駐車時間が「1時間」のため、そ
の時間差が50分なので500円の有料駐車金額とな
る。
【0043】ところで、駐車カード19だけを店舗内に
隠し置いて店舗26を長時間利用したようにICカード
R/W25を悪用する不正行為も考えられるが、この場
合は店舗内を任意の方向に移動する顧客の動線情報28
を正確に把握することにより、どのエリアにどれだけの
時間滞在していたかを確認できるため、不審者や不正行
為者を的確に発見する機能を有している。
【0044】次に、駐車カード19に割引き利用等の多
機能を持たせて駐車料金を設定した場合について説明す
る。 (1)駐車データ機能だけを有する駐車カードを利用す
る場合、駐車場を利用した顧客は、駐車券として発行さ
れた駐車カードを、商品を買い上げたときにレジで提示
する。このとき、レジに設置された専用のICカードR
/W25により、買い上げ金額と買い上げ日を駐車カー
ド19に記録する。このデータを駐車カードに持たせる
ことにより、商品買い上げにより割引きのある店舗で
は、駐車料金の割引が実施される。
【0045】(2)駐車データ機能とポイントデータ機
能とを複合させた駐車カードを利用する場合、駐車デー
タ機能とポイントデータ機能との複合機能を持った駐車
カードを店舗側から顧客に予め発行されている場合、駐
車場を利用した顧客はそのカードを入場時に挿入し、入
庫時間などのデータを記録させる。そのカードを商品買
い上げ時に提示すると、ポイントが加算されると同時
に、当日の買い上げ金額の累計が記録される。このデー
タにより、商品買い上げにより割引のある店舗では駐車
料金の割引が実施される。
【0046】(3)駐車データ機能とポイントデータ機
能と電子財布データ機能とを複合した駐車カードを利用
する場合、駐車データ機能とポイントデータ機能と電子
財布データ機能との複合機能を持った駐車カードを店舗
側から顧客に予め発行されている場合、駐車場を利用し
た顧客はそのカードを入場時に挿入し、入庫時間などの
データを記録させる。そのカードを商品買い上げ時に提
示すると、ポイントカードとして利用する場合は、ポイ
ントが加算されると同時に、当日の買い上げ金額の累計
が記録される。 電子財布カードとして利用する場合
は、電子財布として支払いが行われ、同時にポイントが
加算され、当日の買い上げ金額の累計が記録される。こ
のデータにより、商品買い上げにより割引のある店舗で
は駐車料金の割引が実施される。
【0047】上述のように、店舗が管理する駐車場を利
用する場合は、入場時に入庫情報を記録した駐車カード
が顧客に手渡され、この駐車カードを携帯して顧客が店
舗内に移行すると、この店舗内に分散設置された複数の
ICカードR/Wより、その顧客の店舗内の滞在経過の
動向を示す動線情報を、その顧客の駐車カードに非接触
に記録し、出場時に顧客の駐車カードに記録された車両
と顧客との双方の時間差情報から駐車利用の有効性を正
確に判定することができるため、店舗内の商品購入目的
で駐車利用された顧客か否かを容易に識別できる。
【0048】特に、店舗内を移動した顧客の滞在経過情
報を非接触に通信して検知する構成のため、店舗内を移
動した顧客の売場別の滞在経過状況を正確に管理でき、
これと駐車時間とを照合すれば、正確な駐車利用情報が
得られる。このように、車両の時間管理だけでなく、そ
の後の顧客の行動も同時に捉えることができるため、不
正駐車の余地のない完全な駐車管理ができる。
【0049】また、車両の駐車時間及び顧客の店舗内滞
在時間との時間差に基づいて駐車カードの駐車料金を精
算する駐車料金精算機を備えた場合は、不正駐車利用を
防止する機能を促進しながら出場時に駐車料金を完全自
動化して徴収することができる。また、この駐車料金精
算機に駐車カードを回収する回収機能を備えた場合は、
出場時に不要となった駐車カードを自動的に回収するこ
とができ、またデータを書換えて繰返しリサイクル利用
できる。
【0050】さらに、駐車利用した顧客の出庫情報が完
結したとき、これに基づいて出場ゲートを開放させれ
ば、適正な出場手続きを終えると同時に出場ゲートが開
放するため、自動的に出場動作することができる。
【0051】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の非接触媒体は、非接触のICカ
ードで作成された駐車カード19に対応し、以下同様
に、記録手段および検知手段は、ICカードR/W25
に対応し、判定手段は、駐車料金精算機14のCPU4
1に対応し、回収手段は、カード回収部50に対応し、
出場ゲートは、出庫ゲート15に対応するも、この発明
は請求項に記載される技術思想に基づいて応用すること
ができ、上述の一実施例の構成のみに限定されるもので
はない。
【0052】例えば、駐車カード発行機12から駐車カ
ード19を発行する場合を示したが、これに限らず、I
Dデータを備えた駐車カード19を顧客専用に付与し
て、その1枚の駐車カードを継続して利用することもで
きる。また、駐車カード19は車両の接近に伴う自動発
行に限らず、複合機能を備えた駐車カードを選択して発
行する押しボタン式に設けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の駐車場システムの要部説明図。
【図2】 この発明のICカードR/Wの配置例を示す
店舗の概略平面図。
【図3】 この発明の駐車カード発行機の制御回路ブロ
ック図。
【図4】 この発明の駐車料金精算機の制御回路ブロッ
ク図。
【図5】 この発明の駐車場システムの処理動作を示す
フローチャート。
【図6】 この発明の駐車場システムの利用状態を示す
概略説明図。
【図7】 この発明の駐車料金テーブルの複数の設定例
を示す図表。
【符号の説明】
11…駐車場 12…駐車カード発行機 13…入庫ゲート 14…駐車料金精算機 15…出庫ゲート 16…入庫表示器 17…駐車カード発行口 18…車 両 19…駐車カード 20…出庫表示器 21…駐車カード投入口 25…ICカードR/W 26…店 舗 27…主要通路 28…顧客の滞在経過情報(動線情報) 36…カード発行部 41…CPU 49…カード処理部 50…カード回収部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】店舗が管理する駐車場の駐車利用を監視す
    る駐車場システムであって、上記駐車場への入場時に入
    庫情報が記録される非接触媒体と、上記店舗内に分散設
    置され、上記非接触媒体を検知したとき、その検知情報
    を同非接触媒体に非接触に記録する記録手段と、上記非
    接触媒体に記録された駐車利用情報の有効性を判定する
    判定手段とを備えた 駐車場システム。
  2. 【請求項2】判定手段は、店舗内を移動した顧客の滞在
    経過情報を検知する検知手段を備えた 請求項1記載の
    駐車場システム。
  3. 【請求項3】判定手段は、判定結果に基づいて非接触媒
    体の駐車料金を精算する駐車料金精算機であることを特
    徴とする請求項1または2記載の駐車場システム。
  4. 【請求項4】駐車料金精算機は、非接触媒体を回収する
    回収手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の駐車
    場システム。
  5. 【請求項5】駐車利用した顧客の出庫情報が完結したと
    き、これに基づいて出場ゲートを開放する制御手段を備
    えたことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の
    駐車場システム。
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