JP2000264214A - 動力運搬車用補助装置 - Google Patents

動力運搬車用補助装置

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JP2000264214A
JP2000264214A JP11074337A JP7433799A JP2000264214A JP 2000264214 A JP2000264214 A JP 2000264214A JP 11074337 A JP11074337 A JP 11074337A JP 7433799 A JP7433799 A JP 7433799A JP 2000264214 A JP2000264214 A JP 2000264214A
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JP
Japan
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vehicle body
auxiliary device
attached
power carrier
wheel
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Pending
Application number
JP11074337A
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English (en)
Inventor
Mitsumoto Sato
光幹 佐藤
Masayuki Tejima
昌幸 手島
Koichi Okita
浩一 沖田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chikusui Canycom Inc
Original Assignee
Chikusui Canycom Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体を幅方向に拡縮する際に、走行装置を走
行させることなく、小さな労力でありながら、その場で
楽に車体を幅方向に拡縮することができるようにした動
力運搬車用補助装置の提供。 【解決手段】 左側車体1と右側車体2とが幅方向に拡
縮可能に連結されている動力運搬車Aに取り付けられる
補助装置7である。下端に設けた接地部としての車輪7
3を昇降可能に支持するための昇降手段(油圧ジャッキ
72、パンタグラフ装置、垂直ネジ軸)が設けられてい
る。前記車輪が昇降手段の昇降ストロークの範囲内で接
地するように、左側車体又は右側車体のいずれか一方に
取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農作業等に使用さ
れる動力運搬車であって、左側車体と右側車体とが幅方
向に拡縮可能に連結されている動力運搬車(主に高床式
動力運搬車)に取り付けられる補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高床式動力運搬車は、農作物を跨ぐ状態
で走行できるように、その荷台が高く設定されると共
に、農作物の幅(畝幅)に対応できるように車体が幅方
向に拡縮可能に形成されている。即ち、左側車体と右側
車体とが幅方向に拡縮可能に連結されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、車体を幅
方向に拡縮可能に形成した動力運搬車では、その拡縮に
際し、一方の車体を幅方向に移動させる必要があるが、
車体に設けられた走行装置は車体の前後方向に転動する
ため、これを幅方向に移動させると、走行装置の接地面
に大きな抵抗が生じ、拡縮操作に大きな労力が必要にな
る。このため、従来では、接地面の抵抗を軽減するた
め、走行装置を走行させながら、徐々に幅方向に移動さ
せるようにしていた。これでは、走行装置を走行させる
ためのスペースが必要になるし、走行装置を走行させる
という手間が必要になるという問題が生じる。
【0004】本発明は、上述のような従来の問題点を解
決するためになされたもので、車体を幅方向に拡縮する
際に、走行装置を走行させることなく、小さな労力であ
りながら、その場で楽に車体を幅方向に拡縮することが
できるようにした動力運搬車用補助装置を提供すること
を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明(請求項1)の動力運搬車用補助装置は、左
側車体と右側車体とが幅方向に拡縮可能に連結された動
力運搬車に取り付けられる補助装置であって、下端に設
けた接地部を昇降可能に支持するための昇降手段が設け
られ、前記接地部が昇降手段の昇降ストロークの範囲内
で接地するように、左側車体又は右側車体のいずれか一
方に取り付けられている構成とした。この場合、補助装
置が左側車体又は右側車体のいずれか一方に着脱可能に
取り付けられるようにした態様(請求項2)がある。
又、昇降手段が油圧ジャッキである態様(請求項3)、
パンタグラフ装置である態様(請求項4)、受けナット
に螺合した垂直ネジ軸である態様(請求項5)がある。
【0006】この補助装置は、下端に設けた接地部を昇
降手段によって地面から上昇させた状態に取り付けるも
ので、次に昇降手段によって接地部を下降させて接地さ
せる。そこからさらに接地部を下降させていくと、接地
部の下降に伴う反作用で一方の車体が補助装置により支
えられて浮き上がり、走行装置の接地面が地面から離反
する。この状態で車体を拡縮すれば、走行装置の接地面
による抵抗を受けることがないため、小さな力で楽に車
体を拡縮させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図面は本発明の実施の第1形態を示す
ものであって、補助装置を取り付けた状態の動力運搬車
を示す正面図、図2はその右側面図である。
【0008】図において、Aは動力運搬車で、左側フレ
ーム10に左側走行装置11と左側荷台部12が設けら
れた左側車体1と、右側フレーム20に右側走行装置2
1と右側荷台部22が設けられた右側車体2とが幅方向
に拡縮可能に連結されたものとなっている。
【0009】尚、前記左側フレーム10には、図示して
いないがエンジン、及びミッションが取り付けられてい
る。又、右側走行装置21は、前記右側フレーム20に
連結された走行フレーム211に駆動輪212及びガイ
ド輪213が設けられ、この駆動輪212及びガイド輪
213にゴムクローラ214が掛け回されたクローラ走
行装置に形成されている。左側走行装置11について
も、この右側走行装置21と同様の構造になっている。
又、前記左側荷台部12は荷台の主体となり、又、右側
荷台部22は荷台の右側縁部分を形成している。
【0010】前記左側車体1と右側車体2との連結構造
は、右側車体2から車体の幅方向(左方向)に延長して
複数本のスライドフレーム23が設けられ、この各スラ
イドフレーム23が左側車体1に摺動可能に支持された
ものとなっている。又、左側車体1と右側車体2との間
には、図示していないが拡縮操作装置が設けられてい
る。この拡縮操作装置は、回転方向に固定しながら軸方
向には伸縮可能に形成したネジ軸が左側車体に軸支さ
れ、このネジ軸に螺合する受けナットが右側車体に固定
されている。従って、ネジ軸に設けたハンドルを回転さ
せることにより、ネジ軸を回転させ、これに螺合した受
けナットを幅方向に移動させて、右側車体2を車体の幅
方向に移動させることができる。尚、拡縮操作装置とし
ては、油圧シリンダを用いることもできるし、あるい
は、電動モータによって伸縮するパンタグラフ装置を用
いることもできる。
【0011】又、この実施の形態では、右側車体2に補
助装置7が取り付けられている。この補助装置7は、シ
リンダ部70と、これを伸縮操作するための操作レバー
71を備えた油圧ジャッキ72が昇降手段として用いら
れ、この油圧ジャッキ72の下端に接地部としての車輪
73が車体の幅方向に転動するように設けられている。
尚、この補助装置7は、その上端が右側車体2の右側荷
台部22に固定される状態に当初より取り付けられてい
る。そして、この補助装置7は、下端に設けた車輪73
を油圧ジャッキ72により昇降可能に支持しており、こ
の場合、車輪73が油圧ジャッキ72の昇降ストローク
の範囲内で地面Gに接地するように、その取り付け位置
が設定されている。
【0012】この補助装置7は、常時は、図1(イ)及
び図2(イ)で示すように、下端に設けた車輪73を油
圧ジャッキ72によって地面Gから上昇させた状態にし
ておく。そして、車体を幅方向に拡縮する際に、操作レ
バー71を往復動してシリンダ部70を伸長させながら
車輪73を下降させて接地させる。そこからさらに車輪
73を下降させていくと、図1(ロ)及び図2(ロ)で
示すように、油圧ジャッキ72の下降に伴う反作用で右
側車体2が補助装置7により支えられて浮き上がり、右
側走行装置21の接地面211が地面Gから離反する。
この状態で拡縮操作装置により車体を拡縮すれば、右側
走行装置21の接地面211による抵抗を受けることが
ないし、又、車輪73が幅方向に転動可能であるため、
小さな力で楽に車体を拡縮させることができる。
【0013】次に、図3は実施の第2形態であって、補
助装置の他例を示す正面図である。この例の補助装置8
では、昇降手段としてパンタグラフ装置80が用いら
れ、このパンタグラフ装置80の下端に接地部としての
車輪81が取り付けられている。前記パンタグラフ装置
80は、2本のリンクを屈折可能に連結した1対の屈折
リンク82,82が上側部材83と下側部材84との間
に軸着され、この1対の屈折リンク82,82間に右ネ
ジ部と左ネジ部が形成されているネジ軸85を渡した構
造になっている。尚、この補助装置8は、その上端が右
側車体2の右側荷台部22に固定される状態に当初より
取り付けられている。従って、ネジ軸85に設けたハン
ドル86によってネジ軸85を回動させれば、1対の屈
折リンク82,82の屈折角度が可変し、図3(イ)で
示すように、車輪81を地面Gから上昇させた状態と、
図3(ロ)で示すように、車輪81を地面Gに接地させ
た状態の間で昇降させることができる。
【0014】次に、図4は実施の第3形態であって、補
助装置の他例を示す正面図である。この例の補助装置9
では、昇降手段として受けナット90に螺合した垂直ネ
ジ軸91が用いられ、この垂直ネジ軸91の下端に接地
部としての車輪92が取り付けられている。尚、前記受
けナット90の上端には横向き部93が形成され、この
横向き部93を右側荷台部に着脱可能に嵌合して取り付
けるようにしている。従って、垂直ネジ軸91に設けた
ハンドル94によって垂直ネジ軸91を回動させれば、
この垂直ネジ軸91が昇降し、図4(イ)で示すよう
に、車輪92を地面Gから上昇させた状態と、図4
(ロ)で示すように、車輪92を地面Gに接地させた状
態の間で昇降させることができる。尚、上記したように
補助装置9を着脱可能に取り付けるようにすると、常時
は邪魔にならないように、これを取り外しておくことが
できる。
【0015】以上、本発明の実施の形態を図面により説
明したが、具体的な構成はこれに限られることはない。
例えば、昇降手段としては、2本のリンクの中央部を軸
着したX形フレームを備え、このX形フレームの交差角
度を可変させるようにしたパンタグラフ装置を用いるこ
とができるし、又、昇降手段を電動モータや油圧シリン
ダ等で作動させるようにしてもよい。又、補助装置を着
脱可能に取り付けるようにしているが、常時は車体に沿
わせた状態に格納し、使用時に下向きに回動させるよう
にしてもよい。又、車輪として、オフセット状態で支柱
の下端に旋回自在に取り付けられ、転動時に車体の幅方
向に向くようにしたキャスタを用いてもよいし、又、補
助装置の接地部としてソリ状部材を用いることができ
る。又、実施の形態で説明した動力運搬車の場合、補助
装置を左側荷台部の右側端部分に取り付け、昇降手段の
下端を直接に接地させるようにしてもよい。この場合、
補助装置によって左側車体の右側部分が右側車体を伴い
ながら浮き上がるため、右側車体の走行装置を地面から
離反させることができ、右側車体を幅方向に楽に移動さ
せることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の動力
運搬車用補助装置を用いると、車体の拡縮に際し、一方
の車体を浮き上がらせることができるため、小さな力で
楽に車体を拡縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態を示すものであって、
補助装置を取り付けた状態の動力運搬車を示す正面図で
ある。
【図2】この動力運搬車を示す右側面図である。
【図3】実施の第2形態であって、補助装置の他例を示
す正面図である。
【図4】実施の第3形態であって、補助装置の他例を示
す正面図である。
【符号の説明】
A 動力運搬車 1 左側車体 2 右側車体 7 補助装置 72 油圧ジャッキ(昇降手段) 73 車輪(接地部) 8 補助装置 80 パンタグラフ装置(昇降手段) 81 車輪(接地部) 9 補助装置 90 受けナット 91 垂直ネジ軸(昇降手段) 92 車輪(接地部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沖田 浩一 福岡県浮羽郡吉井町大字福益90番地の1 株式会社筑水キャニコム内 Fターム(参考) 2B041 AA15 AC17 BA02 CD12 DA02 3D050 DD06 EE08 EE11 EE18 FF02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左側車体と右側車体とが幅方向に拡縮可
    能に連結された動力運搬車に取り付けられる補助装置で
    あって、 下端に設けた接地部を昇降可能に支持するための昇降手
    段が設けられ、 前記接地部が昇降手段の昇降ストロークの範囲内で接地
    するように、左側車体又は右側車体のいずれか一方に取
    り付けられていることを特徴とした動力運搬車用補助装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の動力運搬車用補助装置に
    おいて、補助装置が左側車体又は右側車体のいずれか一
    方に着脱可能に取り付けられるようにした動力運搬車用
    補助装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の動力運搬車
    用補助装置において、 昇降手段が油圧ジャッキである動力運搬車用補助装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の動力運搬車
    用補助装置において、 昇降手段がパンタグラフ装置である動力運搬車用補助装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2記載の動力運搬車
    用補助装置において、 昇降手段が受けナットに螺合した垂直ネジ軸である動力
    運搬車用補助装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101607392B1 (ko) * 2014-09-15 2016-03-29 임일호 다용도 동력 운반 장치
KR102025846B1 (ko) * 2019-07-30 2019-09-25 주식회사 프로텍타코리아 지중선로용 전력구의 배수로를 이용하는 운반차
CN110576886A (zh) * 2019-08-29 2019-12-17 徐州金港起重机制造有限公司 一种仓库用便捷物流板车

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101607392B1 (ko) * 2014-09-15 2016-03-29 임일호 다용도 동력 운반 장치
KR102025846B1 (ko) * 2019-07-30 2019-09-25 주식회사 프로텍타코리아 지중선로용 전력구의 배수로를 이용하는 운반차
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