JPH0236769Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0236769Y2 JPH0236769Y2 JP6404184U JP6404184U JPH0236769Y2 JP H0236769 Y2 JPH0236769 Y2 JP H0236769Y2 JP 6404184 U JP6404184 U JP 6404184U JP 6404184 U JP6404184 U JP 6404184U JP H0236769 Y2 JPH0236769 Y2 JP H0236769Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outrigger
- box
- vehicle
- support member
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、クレーン車、抗打機搭載車等の各種
作業車に採用されて有利なアウトリガー装置に関
するものである。
作業車に採用されて有利なアウトリガー装置に関
するものである。
例えばクレーン車においては、クレーン作業時
に、車体フレームからアウトリガービームを車巾
方向に張り出し、同アウトリガービームの外側端
に縦設されたジヤツキ装置の下端に設けられた踏
台を地面に当接させて、ジヤツキ装置により車体
フレームを持上げるようにした所謂アウトリガー
装置が広く採用されている。今、上記アウトリガ
ー装置の代表的構造の一例を、便宜上、本考案の
一実施例を示した添付図面を採用して説明する。
図中符号10は総括的にクレーン車を示し、12
は車体を構成するリヤフレーム、14は走行車
輪、16は走行用キヤブ、18はクレーン運転
室、20はクレーン基体、22はクレーン基体2
0に、起倒自在に、かつ伸縮自在に装架されたク
レーンブーム、24はリヤフレーム12に装着さ
れた前部及び後部アウトリガー装置である。前部
及び後部のアウトリガー装置24は、実質的に同
一構造であつて、車巾方向において車体の左方に
伸び出る第1のアウトリガービーム26aと、車
体の右方に伸び出る第2のアウトリガービーム2
6bとを夫々抜差し自在に収蔵するアウトリガー
ボツクス28を具えている。そして同ボツクス2
8内には、一端をボツクス28に枢着されたシリ
ンダ30と、同シリンダ30内に摺動自在に嵌装
され、その軸34の自由端部をアウトリガービー
ム26a又は26bに固着されたピストン32と
からなる各アウトリガービーム用の一対の油圧応
動装置36が内設されている。38は各アウトリ
ガービームの外側端に縦設された油圧式ジヤツ
キ、40は上記油圧ジヤツキ38の下端に連結さ
れた踏台、42は地面である。
に、車体フレームからアウトリガービームを車巾
方向に張り出し、同アウトリガービームの外側端
に縦設されたジヤツキ装置の下端に設けられた踏
台を地面に当接させて、ジヤツキ装置により車体
フレームを持上げるようにした所謂アウトリガー
装置が広く採用されている。今、上記アウトリガ
ー装置の代表的構造の一例を、便宜上、本考案の
一実施例を示した添付図面を採用して説明する。
図中符号10は総括的にクレーン車を示し、12
は車体を構成するリヤフレーム、14は走行車
輪、16は走行用キヤブ、18はクレーン運転
室、20はクレーン基体、22はクレーン基体2
0に、起倒自在に、かつ伸縮自在に装架されたク
レーンブーム、24はリヤフレーム12に装着さ
れた前部及び後部アウトリガー装置である。前部
及び後部のアウトリガー装置24は、実質的に同
一構造であつて、車巾方向において車体の左方に
伸び出る第1のアウトリガービーム26aと、車
体の右方に伸び出る第2のアウトリガービーム2
6bとを夫々抜差し自在に収蔵するアウトリガー
ボツクス28を具えている。そして同ボツクス2
8内には、一端をボツクス28に枢着されたシリ
ンダ30と、同シリンダ30内に摺動自在に嵌装
され、その軸34の自由端部をアウトリガービー
ム26a又は26bに固着されたピストン32と
からなる各アウトリガービーム用の一対の油圧応
動装置36が内設されている。38は各アウトリ
ガービームの外側端に縦設された油圧式ジヤツ
キ、40は上記油圧ジヤツキ38の下端に連結さ
れた踏台、42は地面である。
上記構造のクレーン車10において、クレーン
作業を行なう場合、図示しない油圧源から案内弁
を介して油圧応動装置36に圧油を供給し、ピス
トン軸34を第2図に示すように延伸させて、左
右のアウトリガービーム26a,26bを車巾方
向に張り出し、次に油圧式ジヤツキ38に圧油を
供給して踏台40を地面42に当接させ、リヤフ
レーム12を持ち上げて安定的に地面上に支持す
るようになつている。このようなアウトリガー装
置24では、アウトリガービーム26a,26b
を延伸させたときに、圧力応動装置36の全長が
著しく長くなると、自重によつて、シリンダ30
とピストン32及び軸34との摺動抵抗が大きく
なり、伸縮が円滑に行われず、両者の摩耗が激し
くなり、更に油圧力の損失が大きくなるという不
具合があつた。
作業を行なう場合、図示しない油圧源から案内弁
を介して油圧応動装置36に圧油を供給し、ピス
トン軸34を第2図に示すように延伸させて、左
右のアウトリガービーム26a,26bを車巾方
向に張り出し、次に油圧式ジヤツキ38に圧油を
供給して踏台40を地面42に当接させ、リヤフ
レーム12を持ち上げて安定的に地面上に支持す
るようになつている。このようなアウトリガー装
置24では、アウトリガービーム26a,26b
を延伸させたときに、圧力応動装置36の全長が
著しく長くなると、自重によつて、シリンダ30
とピストン32及び軸34との摺動抵抗が大きく
なり、伸縮が円滑に行われず、両者の摩耗が激し
くなり、更に油圧力の損失が大きくなるという不
具合があつた。
本考案は、上記に鑑み創案されたもので、車体
フレームに車巾方向に延在して配設されたアウト
リガーボツクス、上記アウトリガーボツクスに車
巾方向に抜差自在に装架されたアウトリガービー
ム、及び一端を上記アウトリガーボツクスに連結
されかつ他端を上記アウトリガービームに連結さ
れた油圧応動装置を具えてなるものにおいて、上
記油圧応動装置のシリンダが上記アウトリガービ
ームに回転自在に支持された支持部材上に載架さ
れていることを特徴とする作業車のアウトリガー
装置を要旨とするものである。
フレームに車巾方向に延在して配設されたアウト
リガーボツクス、上記アウトリガーボツクスに車
巾方向に抜差自在に装架されたアウトリガービー
ム、及び一端を上記アウトリガーボツクスに連結
されかつ他端を上記アウトリガービームに連結さ
れた油圧応動装置を具えてなるものにおいて、上
記油圧応動装置のシリンダが上記アウトリガービ
ームに回転自在に支持された支持部材上に載架さ
れていることを特徴とする作業車のアウトリガー
装置を要旨とするものである。
以下本考案の実施例を図面について具体的に説
明する。特に第2図及び第3図において、44は
アウトリガービーム26a,26bにその両端を
回転自在に支持された棒又は管状の支持部材であ
つて、上記シリンダ30の下面に接し、同シリン
ダ30の重量を支持し特に伸長時の座屈を防止す
るものである。46は上記支持部材44の両端部
内側に嵌装されたワツシヤ、48は上記ワツシヤ
46の軸線方向の変位を抑制し、従つて支持部材
44の軸線方向の変位を抑制するスナツプピン、
割ピン等の停止部材である。
明する。特に第2図及び第3図において、44は
アウトリガービーム26a,26bにその両端を
回転自在に支持された棒又は管状の支持部材であ
つて、上記シリンダ30の下面に接し、同シリン
ダ30の重量を支持し特に伸長時の座屈を防止す
るものである。46は上記支持部材44の両端部
内側に嵌装されたワツシヤ、48は上記ワツシヤ
46の軸線方向の変位を抑制し、従つて支持部材
44の軸線方向の変位を抑制するスナツプピン、
割ピン等の停止部材である。
上記構成によれば、アウトリガービームの伸縮
時に、シリンダ30と支持部材44との間に相対
変位が生ずるが、支持部材44が回転自在にアウ
トリガービーム26a,26b上に支持されてい
るので、同支持部材が回転することによつて、シ
リンダ30と支持部材44との間の摩擦力が低減
され、両者の摩耗も少なく、同時に油圧力の損失
も少ない。なお上記支持部材44に代えて、アウ
トリガービーム26a,26b上に固着された支
持部材上に、シリンダ30を案内する回転可能な
ローラを設けてもよい。
時に、シリンダ30と支持部材44との間に相対
変位が生ずるが、支持部材44が回転自在にアウ
トリガービーム26a,26b上に支持されてい
るので、同支持部材が回転することによつて、シ
リンダ30と支持部材44との間の摩擦力が低減
され、両者の摩耗も少なく、同時に油圧力の損失
も少ない。なお上記支持部材44に代えて、アウ
トリガービーム26a,26b上に固着された支
持部材上に、シリンダ30を案内する回転可能な
ローラを設けてもよい。
叙上のように本考案に係る作業車のアウトリガ
ー装置は、車体フレームに車巾方向に延在して配
設されたアウトリガーボツクス、上記アウトリガ
ー装置に車巾方向に抜差自在に装架されたアウト
リガービーム、及び一端を上記アウトリガーボツ
クスに連結されかつ他端を上記アウトリガービー
ムに連結された油圧応動装置を具えてなるものに
おいて、上記油圧応動装置のシリンダが上記アウ
トリガービームに回転自在に支持された支持部材
上に載架されていることを特徴とし、アウトリガ
ービーム伸縮用油圧応動装置の座屈を効果的に防
止しながら、油圧応動装置とその支持部材との間
の摩耗を低減し、油圧力の損失の発生を防止する
ことができるので、極めて有益である。
ー装置は、車体フレームに車巾方向に延在して配
設されたアウトリガーボツクス、上記アウトリガ
ー装置に車巾方向に抜差自在に装架されたアウト
リガービーム、及び一端を上記アウトリガーボツ
クスに連結されかつ他端を上記アウトリガービー
ムに連結された油圧応動装置を具えてなるものに
おいて、上記油圧応動装置のシリンダが上記アウ
トリガービームに回転自在に支持された支持部材
上に載架されていることを特徴とし、アウトリガ
ービーム伸縮用油圧応動装置の座屈を効果的に防
止しながら、油圧応動装置とその支持部材との間
の摩耗を低減し、油圧力の損失の発生を防止する
ことができるので、極めて有益である。
第1図は本考案を実施したクレーン車の概略側
面図、第2図は第1図におけるアウトリガー装置
24の拡大正面図、第3図は第2図の−線に
沿う断面図(但し、アウトリガーボツクス28を
取外して示した)である。 10……クレーン車;12……リヤフレーム;
24……アウトリガー装置;26a,26b……
アウトリガービーム;28……アウトリガーボツ
クス;30……シリンダ;34……ピストン軸;
44……支持部材。
面図、第2図は第1図におけるアウトリガー装置
24の拡大正面図、第3図は第2図の−線に
沿う断面図(但し、アウトリガーボツクス28を
取外して示した)である。 10……クレーン車;12……リヤフレーム;
24……アウトリガー装置;26a,26b……
アウトリガービーム;28……アウトリガーボツ
クス;30……シリンダ;34……ピストン軸;
44……支持部材。
Claims (1)
- 車体フレームに車巾方向に延在して配設された
アウトリガーボツクス、上記アウトリガーボツク
スに車巾方向に抜差自在に装架されたアウトリガ
ービーム、及び一端を上記アウトリガーボツクス
に連結されかつ他端を上記アウトリガービームに
連結された油圧応動装置を具えてなるものにおい
て、上記油圧応動装置のシリンダが上記アウトリ
ガービームに回転自在に支持された支持部材上に
載架されていることを特徴とする作業車のアウト
リガー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6404184U JPS60175764U (ja) | 1984-04-28 | 1984-04-28 | 作業車のアウトリガ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6404184U JPS60175764U (ja) | 1984-04-28 | 1984-04-28 | 作業車のアウトリガ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60175764U JPS60175764U (ja) | 1985-11-21 |
JPH0236769Y2 true JPH0236769Y2 (ja) | 1990-10-05 |
Family
ID=30594746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6404184U Granted JPS60175764U (ja) | 1984-04-28 | 1984-04-28 | 作業車のアウトリガ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60175764U (ja) |
-
1984
- 1984-04-28 JP JP6404184U patent/JPS60175764U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60175764U (ja) | 1985-11-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6840540B2 (en) | Support struts for mobile working machines and mobile concrete pump with said support struts | |
US3243052A (en) | Telescopic crane boom with longitudinally extending cylinder connector | |
US5029895A (en) | Outrigger-mounted axle assembly | |
JPH0236769Y2 (ja) | ||
EP0205265B1 (en) | Vehicle for aerial working | |
JPS6214480B2 (ja) | ||
JP4665230B2 (ja) | 作業車両 | |
JPS5931805Y2 (ja) | 建設用機械の運転室 | |
JPH0217965Y2 (ja) | ||
JPH0125098Y2 (ja) | ||
JPH07101693A (ja) | フォークリフトにおけるラム装置 | |
JP3999697B2 (ja) | アウトリガジャッキ | |
JPS6323424Y2 (ja) | ||
JPS6127804Y2 (ja) | ||
JPS6030296Y2 (ja) | クレ−ン | |
JP5058453B2 (ja) | 作業車両 | |
JPH0518373Y2 (ja) | ||
JPS6211912Y2 (ja) | ||
JP3311582B2 (ja) | ドラムキャリア | |
JPS5854270Y2 (ja) | レッカ−車 | |
JP2599707Y2 (ja) | 作業機搭載型車輌における後部補助アウトリガ装置 | |
JPS6014758B2 (ja) | フオ−クリフトトラツクにおける荷役装置 | |
JPH0218074Y2 (ja) | ||
JPH0360700B2 (ja) | ||
JPS6214477B2 (ja) |