JP2000264217A - 動力運搬車及び動力運搬車用補助装置 - Google Patents

動力運搬車及び動力運搬車用補助装置

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JP2000264217A
JP2000264217A JP11074597A JP7459799A JP2000264217A JP 2000264217 A JP2000264217 A JP 2000264217A JP 11074597 A JP11074597 A JP 11074597A JP 7459799 A JP7459799 A JP 7459799A JP 2000264217 A JP2000264217 A JP 2000264217A
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hydraulic
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Mitsumoto Sato
光幹 佐藤
Masayuki Tejima
昌幸 手島
Koichi Okita
浩一 沖田
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Chikusui Canycom Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体が幅方向に拡縮可能になっている動力運
搬車において、農作物の背丈や作業者の身長に対応して
荷台を昇降させることができるようにした動力運搬車の
提供。 【解決手段】 左側車体1と右側車体2とが幅方向に拡
縮可能に連結されている動力運搬車Aである。左側荷台
部12が左側昇降装置4を介して左側フレーム10に昇
降可能に支持され、右側荷台部22が右側昇降装置5を
介して右側フレーム20に昇降可能に支持されている。
左右の昇降装置4,5には同期作動する左右の昇降手段
として左右の油圧シリンダ40,50がそれぞれ設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農作業等に使用さ
れる動力運搬車であって、主に荷台(車高)を高く設定
した動力運搬車(高床式動力運搬車)及びその動力運搬
車に用いられる補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高床式動力運搬車は、農作物を跨ぐ状態
で走行できるように、その荷台が高く設定されると共
に、農作物の幅(畝幅)に対応できるように車体が幅方
向に拡縮可能に形成されている。即ち、左側フレームに
左側走行装置と左側荷台部が設けられた左側車体と、右
側フレームに右側走行装置と右側荷台部が設けられた右
側車体とが幅方向に拡縮可能に連結されている。尚、従
来、車体が幅方向に拡縮可能になっている動力運搬車に
おいて、荷台が任意の位置に昇降可能に形成されたもの
は見受けられない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】農作物は、その背丈が
低いものや高いものなど様々であり、また、作業者の身
長も様々である。これに対し、従来の動力運搬車では、
荷台の高さが固定されていた。従って、従来では、農作
物の背丈や作業者の身長に応じて荷台の高さを調節する
ことができないという問題があった。
【0004】又、車体を幅方向に拡縮可能に形成した場
合、一方の車体を幅方向に移動させる必要があるが、車
体に設けられた走行装置は車体の前後方向に転動するた
め、これを幅方向に移動させると、走行装置の接地面に
大きな抵抗が生じ、拡縮操作に大きな労力が必要にな
る。このため、従来では、接地面の抵抗を軽減するた
め、走行装置を走行させながら、徐々に幅方向に移動さ
せるようにしていた。これでは、走行装置を走行させる
ためのスペースが必要になるし、走行装置を走行させる
という手間が必要になるという問題が生じる。
【0005】本発明は、上述のような従来の問題点を解
決するためになされたもので、車体が幅方向に拡縮可能
になっている動力運搬車において、農作物の背丈や作業
者の身長に対応して荷台を昇降させることができるよう
にした動力運搬車を提供することを第1の課題とし、ま
た、車体を幅方向に拡縮する際に、走行装置を走行させ
ることなく、小さな労力でありながら、その場で楽に車
体を幅方向に拡縮することができるようにした動力運搬
車用補助装置を提供することを第2の課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明(請求項1)の動力運搬車は、左側フレーム
に左側走行装置と左側荷台部が設けられた左側車体と、
右側フレームに右側走行装置と右側荷台部が設けられた
右側車体とが幅方向に拡縮可能に連結されている動力運
搬車において、左側荷台部と右側荷台部によって構成さ
れる荷台が昇降可能に支持されている構成とした。この
動力運搬車は、荷台が昇降可能に支持されているため、
農作物の背丈や作業者の身長に応じて荷台の高さを調節
することができる。又、路上に駐車したトラックへの積
み込みに際し、荷台を上昇させることによって容易に収
穫物の積み替えができる。
【0007】この動力運搬車において、左側荷台部が左
側昇降装置を介して左側フレームに昇降可能に支持さ
れ、右側荷台部が右側昇降装置を介して右側フレームに
昇降可能に支持され、この左右の昇降装置には同期作動
する左右の昇降手段がそれぞれ設けられている態様(請
求項2)がある。荷台を昇降装置という可動部を介して
車体フレームに支持する場合、その荷台の支持を確実に
して、荷物を載せた場合の偏荷重に対しても安定よく支
持する必要がある。特に、左側車体と右側車体とを幅方
向に拡大して荷台面積を拡張させると、荷台の不安定要
素が多くなるため、この荷台を確実に支持することが重
要となる。この点において、この動力運搬車では、荷台
を左右の昇降装置を介して支持したもので、このよう
に、左右それぞれに昇降装置を設けているので、荷台を
確実に支持することができるし、又、左右の昇降装置の
それぞれに同期作動する昇降手段を設けているので、荷
台を安定よく昇降させることができる。
【0008】尚、前記昇降装置において、左側昇降装置
及び右側昇降装置の昇降手段として左側油圧シリンダ及
び右側油圧シリンダとが設けられ、この左右の油圧シリ
ンダが油圧ポンプを備えた油圧回路に接続され、この油
圧回路には、油圧ポンプからの行き管路から分岐すると
共に戻り管路に合流する左側分岐管路及び右側分岐管路
が設けられ、この左側分岐管路及び右側分岐管路にそれ
ぞれ流量調節弁が設けられると共に前記左側油圧シリン
ダ及び右側油圧シリンダが設けられている態様(請求項
3)がある。この油圧回路では、左右の油圧シリンダ及
び流量調節弁を設けた左右の分岐管路が、油圧ポンプか
らの行き管路と戻り管路との間に設けられている。従っ
て、油圧ポンプからの油圧が流量調節弁によって同時に
左右の油圧シリンダに作用する。これにより両油圧シリ
ンダを同期作動させることができる。
【0009】又、本発明(請求項4)の動力運搬車用補
助装置は、前記した動力運搬車に用いられる補助装置で
あって、下端に接地部が設けられ、この接地部が荷台の
昇降ストロークの範囲内で接地するように、左側荷台部
又は右側荷台部のいずれか一方に取り付けられている構
成とした。この場合、補助装置が左側荷台部又は右側荷
台部のいずれか一方に着脱可能に取り付けられるように
した態様(請求項5)がある。この補助装置は荷台の上
昇状態で車体に取り付けるもので、次に荷台を下降させ
ていくと、下端に設けた接地部が接地する。そこからさ
らに荷台を下降させていくと、荷台の下降に伴う反作用
で一方の車体が補助装置により支えられて浮き上がり、
走行装置の接地面が地面から離反する。この状態で車体
を拡縮すれば、走行装置の接地面による抵抗を受けるこ
とがないため、小さな力で楽に車体を拡縮させることが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図面は本発明の実施の第1形態を示す
ものであって、図1は荷台を上昇させた状態の動力運搬
車を示す側面図、図2は荷台を下降させた状態の動力運
搬車を示す側面図、図3は車体を幅方向に拡大した状態
の動力運搬車を示す平面図、図4は車体を上昇させると
共に幅方向に拡大した状態の動力運搬車を示す後面図で
ある。
【0011】この動力運搬車Aは、左側フレーム10に
左側走行装置11と左側荷台部12が設けられた左側車
体1と、右側フレーム20に右側走行装置21と右側荷
台部22が設けられた右側車体2とが幅方向に拡縮可能
に連結されたものとなっている。
【0012】前記左側フレーム10は、車体の前後方向
に延在する左側ガイドフレーム101の後端に立上げ部
を介して広幅台座102が設けられたもので、この広幅
台座102にエンジン13が取り付けられると共に、こ
のエンジン13に連結したミッション14及び油圧ポン
プ15が取り付けられている。尚、右側フレーム20
は、車体の前後方向に延在する右側ガイドフレーム20
1の後端に立上げ部を介して狭幅台座202が設けられ
たものとなっている。
【0013】前記左側走行装置11は、前記左側フレー
ム10に連結された走行フレーム111に駆動輪112
及び複数のガイド輪113が設けられ、これら駆動輪1
12及びガイド輪113にゴムクローラ114が掛け回
されたクローラ走行装置に形成されている。尚、右側走
行装置21についても、この左側走行装置11と同様の
構造になっている。
【0014】前記左側荷台部12は、荷台の主体となる
もので、周囲が左側荷台フレーム121により囲まれる
と共に、この左側荷台フレーム121の内部に網状床材
122が張設されている。又、右側荷台部22は、前後
方向に延在した右側荷台フレーム221によって荷台の
右側縁部分を形成している。
【0015】前記左側車体1と右側車体2との連結構造
は、右側フレーム20の狭幅台座202及び右側荷台部
22の右側荷台フレーム221から車体の幅方向(左方
向)に延長して複数本のスライドフレーム23が設けら
れ、この各スライドフレーム23が左側フレーム10の
広幅台座102及び左側荷台部12の左側荷台フレーム
121に設けたガイドローラ16又はガイド管17に摺
動可能に支持されたものとなっている。
【0016】又、前記エンジン13から左側走行装置1
1への動力伝達は、ミッション14と左側走行装置11
の駆動輪112とが駆動チエン31を介して連結された
伝達機構によって行なわれる。又、右側走行装置21へ
の動力伝達は、ミッション14と右側フレーム20の狭
幅台座202との間に、回転方向に固定しながら軸方向
には伸縮可能に形成した伝達軸32が軸支され、この伝
達軸32の先端と右側走行装置21の駆動輪とが駆動チ
エンを介して連結された伝達機構によって行なわれる。
このように、伝達軸32を伸縮可能にしたことによっ
て、車体を幅方向に拡縮させた構造に対しても支障なく
右側走行装置21に動力を伝達することができる。
【0017】又、左側車体1と右側車体2との間には、
拡縮操作装置(図示せず)が設けられている。この拡縮
操作装置は、回転方向に固定しながら軸方向には伸縮可
能に形成したネジ軸が左側車体に軸支され、このネジ軸
に螺合する受けナットが右側車体に固定されている。そ
して、ネジ軸に設けたハンドルを回転させることによ
り、ネジ軸を回転させ、これに螺合した受けナットを幅
方向に移動させて、右側車体2を車体の幅方向に移動さ
せるようになっている。尚、拡縮操作装置としては、油
圧シリンダを用いることもできるし、あるいは、電動モ
ータによって伸縮するパンタグラフ装置を用いることも
できる。
【0018】又、左側荷台部12と右側荷台部22によ
って構成される荷台は、昇降可能に支持されている。そ
の支持構造は、左側荷台部12が左側昇降装置4を介し
て左側フレーム10に昇降可能に支持され、右側荷台部
22が右側昇降装置5を介して右側フレーム20に昇降
可能に支持され、この左右の昇降装置4,5には同期作
動する左右の昇降手段として、それぞれ左側油圧シリン
ダ40及び右側油圧シリンダ50が設けられたものとな
っている。
【0019】前記左側昇降装置4には、2本のリンクを
中央部で軸着したX形フレーム41が用いられている。
この場合、X形フレーム41の一方のリンクの下端が前
記左側ガイドフレーム101に軸着されると共に、他方
のリンクの上端が左側荷台フレーム121に固定した荷
台側ガイドフレーム123に軸着されている。又、一方
のリンクの上端が前記荷台側ガイドフレーム123内に
ローラを介して移動可能に嵌め込まれると共に、他方の
リンクの下端が左側ガイドフレーム101内にローラを
介して移動可能に嵌め込まれている。そして、前記一方
のリンクの上端部と左側車体1との間に左側油圧シリン
ダ40が設けられ、この左側油圧シリンダ40の伸縮に
よってX形フレーム41の交差角度を可変させながら左
側荷台部12を昇降させるようになっている。尚、右側
昇降装置5についても、同様にX形フレームが用いら
れ、このX形フレームの交差角度を右側油圧シリンダ5
0の伸縮によって可変させながら右側荷台部22を昇降
させるようになっている。
【0020】前記左側油圧シリンダ40及び右側油圧シ
リンダ50は、油圧ポンプ15を備えた油圧回路に接続
されており、この油圧回路を図5により説明する。この
油圧回路6には、油圧ポンプ15からの行き管路60に
分岐点となる流量調節弁66,66を設けた左側分岐管
路62、右側分岐管路63が設けられている。戻り管路
61には合流点を設けた左側分岐管路62A、右側分岐
管路63Aが設けられ、左右のシリンダ40,50が設
けられた回路構成になっている。尚、図中64はリリー
フ弁である。又、65は切り替え弁で、これを切り替え
ることで油圧シリンダ40,50の伸長と短縮が切り替
わって荷台が昇降する。この際、行き管路60と戻り管
路61が逆になる。
【0021】以上のように構成された動力運搬車Aは、
荷台が昇降可能に支持されているため、農作物の背丈や
作業者の身長に応じて荷台の高さを調節することができ
るし、路上に駐車したトラックへの積み込みに際し、荷
台を上昇させることによって容易に収穫物の積み替えが
できる。この場合、左右それぞれに昇降装置4,5を設
けているので、荷台を確実に支持することができるし、
又、左右の昇降装置4,5のそれぞれに同期作動する油
圧シリンダ40,50を設けているので、荷台を安定よ
く昇降させることができる。又、両油圧シリンダ40,
50の油圧回路6において、左右の分岐管路62,63
に流量調節弁66,66及び左右の油圧シリンダ40,
50が設けられると共に、両分岐管路62,63が設け
られているため、油圧ポンプ15からの油圧が同時に左
側油圧シリンダ40及び右側油圧シリンダ50に作用す
る。これにより両油圧シリンダ40,50を同期作動さ
せることができる。
【0022】次に、図6は前記動力運搬車Aに補助装置
7を取り付けた状態を示す後面図である。この補助装置
7は、上端に横向き部70が形成された支柱71の下端
に接地部としての車輪72が取り付けられたもので、右
側荷台フレーム221に横向き部70を着脱可能に嵌合
して取り付けられる。そして、この補助装置7は、荷台
の昇降ストロークの範囲内で車輪72が接地するよう
に、その取り付け位置が設定されている。尚、前記車輪
72は、補助装置7を取り付けた状態で、車体の幅方向
に転動するように支柱71の下端に取り付けられてい
る。
【0023】この補助装置7は、荷台を上昇させた状態
で右側荷台フレーム221に取り付けるもので、次に荷
台を下降させていくと、車輪72が接地する。そこから
さらに荷台を下降させていくと、図に示すように、荷台
の下降に伴う反作用で右側車体2が補助装置7により支
えられて浮き上がり、右側走行装置21の接地面212
が地面Gから離反する。このように、荷台の昇降を利用
して右側車体2を浮き上がらせることができる。この状
態で車体を拡縮すれば、右側走行装置21の接地面21
2による抵抗を受けることがないし、又、車輪72が幅
方向に転動可能であるため、小さな力で楽に車体を拡縮
させることができる。
【0024】以上、本発明の実施の形態を図面により説
明したが、具体的な構成はこれに限られることはない。
例えば、昇降装置として油圧シリンダ自体を車体フレー
ムと荷台部の間に設けるようにしてもよい。あるいは、
左右の車体フレームにそれぞれ垂直ネジ軸の下端を軸支
し、この垂直ネジ軸の途中に螺合する受けナットを荷台
フレームに固定して、垂直ネジ軸を電動モータで同期作
動させることにより荷台を昇降させることもできる。
【0025】又、補助装置を着脱可能に取り付けるよう
にしたが、支柱の上端を荷台フレームに軸着し、常時は
この支柱を荷台フレームに沿わせた状態に格納し、使用
時に支柱を下向きに回動させるようにしてもよい。又、
車輪として、オフセット状態で支柱の下端に旋回自在に
取り付けられ、転動時に車体の幅方向に向くようにした
キャスタを用いてもよいし、又、補助装置の接地部とし
てソリ状部材を用いることができる。又、実施の形態で
説明した動力運搬車の場合、例えば、補助装置を左側荷
台部の右側端部分に取り付け、車輪を設けずに支柱の下
端を接地部として接地させるようにしてもよい。この場
合、補助装置によって左側車体の右側部分が右側車体を
伴いながら浮き上がるため、右側車体の走行装置を地面
から離反させることができ、右側車体を幅方向に楽に移
動させることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明(請求
項1)の動力運搬車にあっては、荷台が昇降可能に支持
されているため、農作物の背丈や作業者の身長に応じて
荷台の高さを調節することができるし、路上に駐車した
トラックへの積み込みに際し、荷台を上昇させることに
よって容易に収穫物の積み替えができる。この動力運搬
車において左右それぞれに昇降装置を設けると共に、左
右の昇降装置のそれぞれに同期作動する昇降手段を設け
るようにすると(請求項2)、荷台を確実に支持するこ
とができるし、荷台を安定よく昇降させることができ
る。この場合、昇降手段として左右の油圧シリンダを用
いて、この油圧シリンダを設けた左右の分岐管路を、油
圧ポンプからの行き管路と戻り管路との間に設けるよう
にすると(請求項3)、油圧ポンプからの油圧を同時か
つ同圧で両油圧シリンダに作用させることができる。こ
れにより両油圧シリンダを同期作動させることができ
る。
【0027】又、本発明(請求項4)の動力運搬車用補
助装置を用いると、車体の拡縮に際し、荷台の昇降を利
用して一方の車体を浮き上がらせることができ、小さな
力で楽に車体を拡縮させることができる。又、補助装置
を着脱可能に取り付けると、通常の作業時に邪魔になら
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態を示すものであって、
荷台を上昇させた状態の動力運搬車を示す側面図であ
る。
【図2】荷台を下降させた状態の動力運搬車を示す側面
図である。
【図3】車体を幅方向に拡大した状態の動力運搬車を示
す平面図である。
【図4】車体を上昇させると共に幅方向に拡大した状態
の動力運搬車を示す後面図である。
【図5】油圧シリンダを備えた油圧回路を示す回路図で
ある。
【図6】補助装置を取り付けた状態の動力運搬車を示す
後面図である。
【符号の説明】
A 動力運搬車 1 左側車体 10 左側フレーム 11 左側走行装置 12 左側荷台部 15 油圧ポンプ 2 右側車体 20 右側フレーム 21 右側走行装置 22 右側荷台部 4 左側昇降装置 40 左側油圧シリンダ 5 右側昇降装置 50 右側油圧シリンダ 6 油圧回路 60 行き管路 61 戻り管路 62 左側分岐管路 63 右側分岐管路 7 補助装置 72 車輪(接地部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沖田 浩一 福岡県浮羽郡吉井町大字福益90番地の1 株式会社筑水キャニコム内 Fターム(参考) 3D050 AA12 BB02 BB25 DD06 EE03 EE11 GG06 HH06 KK13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左側フレームに左側走行装置と左側荷台
    部が設けられた左側車体と、右側フレームに右側走行装
    置と右側荷台部が設けられた右側車体とが幅方向に拡縮
    可能に連結されている動力運搬車において、 左側荷台部と右側荷台部によって構成される荷台が昇降
    可能に支持されていることを特徴とした動力運搬車。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の動力運搬車において、 左側荷台部が左側昇降装置を介して左側フレームに昇降
    可能に支持され、 右側荷台部が右側昇降装置を介して右側フレームに昇降
    可能に支持され、 この左右の昇降装置には同期作動する左右の昇降手段が
    それぞれ設けられている動力運搬車。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の動力運搬車において、 左側昇降装置及び右側昇降装置の昇降手段として左側油
    圧シリンダ及び右側油圧シリンダとが設けられ、この左
    右の油圧シリンダが油圧ポンプを備えた油圧回路に接続
    され、この油圧回路には、油圧ポンプからの行き管路か
    ら分岐すると共に戻り管路に合流する左側分岐管路及び
    右側分岐管路が設けられ、この左側分岐管路及び右側分
    岐管路にそれぞれ流量調節弁が設けられると共に前記左
    側油圧シリンダ及び右側油圧シリンダが設けられている
    動力運搬車。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の動力運搬車に用いられる
    補助装置であって、 下端に接地部が設けられ、この接地部が荷台の昇降スト
    ロークの範囲内で接地するように、左側荷台部又は右側
    荷台部のいずれか一方に取り付けられていることを特徴
    とした動力運搬車用補助装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の動力運搬車用補助装置に
    おいて、補助装置が左側荷台部又は右側荷台部のいずれ
    か一方に着脱可能に取り付けられるようにした動力運搬
    車用補助装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013063721A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Atex Co Ltd 高床作業車の荷台支持装置
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KR101983086B1 (ko) * 2019-02-28 2019-05-29 박영남 회전 및 수평 이동 가능형 농기계 장치
JP2020158040A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 田中 稔 荷搬送作業車

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