JP2007002440A - クローラ式作業車両 - Google Patents

クローラ式作業車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2007002440A
JP2007002440A JP2005181117A JP2005181117A JP2007002440A JP 2007002440 A JP2007002440 A JP 2007002440A JP 2005181117 A JP2005181117 A JP 2005181117A JP 2005181117 A JP2005181117 A JP 2005181117A JP 2007002440 A JP2007002440 A JP 2007002440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outrigger
crawler
cylinder
vehicle
relief valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005181117A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4232763B2 (ja
Inventor
Takuya Yoshikawa
拓也 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Construction Machinery Co Ltd filed Critical Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2005181117A priority Critical patent/JP4232763B2/ja
Publication of JP2007002440A publication Critical patent/JP2007002440A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4232763B2 publication Critical patent/JP4232763B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

【課題】 アウトリガを本来の補助的な車体支持手段として機能させて安全に作業できるようにする。
【解決手段】 アウトリガシリンダ20…により上下方向に伸縮作動し伸長状態で接地して車体を支持する複数のアウトリガが設けられ、アウトリガシリンダ20…を含む油圧回路においてポンプライン30にメインリリーフ弁48、シリンダ伸長側主管路28にアウトリガ用リリーフ弁49をそれぞれ設け、このリリーフ弁49のセット圧力を、アウトリガが接地した状態のまま車体が持ち上がらない値に設定した。
【選択図】 図3

Description

本発明は解体機等の大型のクローラ式作業車両に関するものである。
たとえば油圧ショベルを転用して構成される大型の解体機は、図5に示すようにクローラ式の下部走行体1上に上部旋回体2を縦軸まわりに旋回自在に搭載してベースマシンAを構成し、このベースマシンA(上部旋回体2)の前部にロングタイプまたは超ロングタイプの解体アタッチメントBが取付けられて構成される。
この解体アタッチメントBは、起伏及び屈伸可能な作業腕3の先端に開閉式等の破砕装置4が設けられて成り、この破砕装置4によりコンクリート塊等が圧砕されて建物等の解体が行われる。
このような超ロングアタッチメント付きの解体機のようなクローラ式作業車両において、作業時の転倒モーメントに対する車体支持能力を高めるために、下部走行体1の左右両側にアウトリガを取付ける技術が公知である(特許文献1参照)。
このアウトリガは、油圧シリンダによって上下方向に伸縮作動し、伸長時に接地して車体を支持する。
一方、ホイール式クレーンのようなホイール式の作業車両においては、ベースマシンのみでは車体支持能力が低いため、左右両側にアウトリガを設け、主としてこのアウトリガで車体支持機能を得ることはごく一般的に行なわれている(たとえば特許文献2参照)。
実開平7−35559号公報 特開平3−8932号公報
ホイール式作業車両のアウトリガは、上記のように車体支持作用の主力を担うものであるため、車体を地面から完全に浮かせた状態で車体重量を支持する必要がある。
従って、アウトリガシリンダの最高圧力は、車体を完全に持ち上げることができる値に設定される。
これに対し、クローラ式作業車両においては、元来、両側クローラの接地面で転倒モーメントを支える構成をとっているため、アウトリガを設けるにしても車体支持の主力は下部走行体そのもので、アウトリガは、横向き旋回状態での車体支持力を少し強化する(たとえば車体が少し傾いたときに杖を突くように軽く支える)程度のあくまでも補助的な役割を果たすに過ぎない。
従って、このアウトリガによって車体を完全に持ち上げてしまうと、下部走行体による主たる車体支持作用が失われてしまうため、かえって危険となる。
この点、クローラ式作業車両にアウトリガを設ける公知技術において、アウトリガシリンダの最高圧力をどのような値に設定するかは文献中に記載がないが、ホイール式作業車両におけるアウトリガの常識をそのままクローラ式作業車両のアウトリガに踏襲すると、上記危険事態が発生することとなる。
そこで本発明は、アウトリガを本来の補助的な車体支持手段として機能させて安全に作業することができるクローラ式作業車両を提供するものである。
請求項1の発明は、クローラ式の下部走行体に、アウトリガシリンダにより上下方向に伸縮作動し伸長状態で接地して車体を支持する複数のアウトリガが設けられるクローラ式作業車両において、油圧ポンプと上記各アウトリガシリンダとを結ぶ管路に、アウトリガ伸長時のシリンダ最高圧力を規制するリリーフ弁を設け、このリリーフ弁のセット圧力を、上記アウトリガが接地した状態のまま車体が持ち上がらない値に設定したものである。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、各アウトリガシリンダを共通の管路にパラレルに接続し、共通のコントロールバルブによって操作し得るように構成したものである。
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、下部走行体の両側クローラフレームを車幅方向に移動させて車幅を拡縮させる拡縮シリンダを備え、油圧ポンプ及びタンクとこの拡縮シリンダとを結ぶ管路にアウトリガシリンダを分岐接続し、コントロールバルブとリリーフ弁を、この拡縮シリンダとアウトリガシリンダとに共用し得る状態で設けたものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの構成において、各アウトリガを、下部走行体の組立/分解時にアウトリガと異なる位置に設置されて車体を持ち上げるリフターとして、かつ、伸長時のシリンダ最高圧力が車体を持ち上げ得る値となる状態で使用し得るように構成したものである。
本発明によると、アウトリガが設けられるクローラ式作業車両において、アウトリガシリンダの最高圧力を、伸長時にアウトリガが接地したまま車体が持ち上がらない値に設定したから、アウトリガはあくまでも下部走行体を助ける補助的な車体支持作用のみを行う。
従って、下部走行体による基本的な車体支持作用がアウトリガにより却って損なわれるというおそれがなく、クローラ式作業車両におけるアウトリガ本来の役割を確保して安全に作業することができる。
この場合、請求項2の発明によると、各アウトリガシリンダを管路に対してパラレルに接続し、一つのコントロールバルブで同時に伸縮操作し得るように構成したから、一つの操作ですべてのアウトリガを車体が持ち上がらない接地状態に簡単にセットすることができる。
請求項3の発明によると、拡縮シリンダによって車幅を拡縮変更し得る車両において、一つのコントロールバルブとリリーフ弁を拡縮シリンダとアウトリガシリンダとに共用する構成としたから、アウトリガシリンダ用にコントロールバルブとリリーフ弁を増設する必要がない。このため、コストが安くてすむとともに、既存の車両にも容易に後付けすることができる。
請求項4の発明によると、アウトリガを、下部走行体の組立/分解時に車体を持ち上げるリフターとして兼用する構成をとる場合に、リフターとしての使用時には、アウトリガシリンダをリフター本来の車体持ち上げ可能な圧力で作動させることができる。
この場合、具体的な手段としては、リリーフ弁として可変リリーフ弁を用いてもよいし、アウトリガ用とリフター用の二種類のリリーフ弁を設け、リリーフ回路の切換えによって設定圧力を変えるようにしてもよい。あるいは、リリーフ弁を着脱可能とし、用途に応じて設定圧力の異なるものに入れ替えるようにしてもよい。さらに、ポンプラインにアウトリガシリンダをアウトリガ用リリーフ弁を介さずに接続し、メインリリーフ弁で最高圧力を規制する構成をとってもよい。
図1,2に、本発明の適用対象であるクローラ式作業車両の下部走行体の一例を示す。
この下部走行体11は、カーボディ12と、左右のクローラフレーム13,13と、このクローラフレーム13,13の外周に巻装されて駆動輪14と遊動輪15とによって回転駆動されるクローラ(図1に片側のみを示す)16とを備え、このクローラ16によって走行する。
カーボディ12の前後両側には、車幅方向の外向きに突出する左右一対のアクスル17…が設けられ、このアクスル17…が、クローラフレーム13,13の前後両側に車幅方向に貫通して設けられたアクスル挿入穴18…に車幅方向にスライド自在に挿入されている。
また、カーボディ12の前後方向中央部においてカーボディ12と両クローラフレーム13,13との間に拡縮シリンダ19,19が設けられ、この拡縮シリンダ19,19の伸縮作動により左右のクローラフレーム13,13が車幅方向に移動して車幅が拡縮変更される。
図2において、図上側の半部が車幅縮小状態、下側の半部が車幅拡張状態をそれぞれ示す。
このクローラ式作業車両においては、作業時に、両クローラフレーム13,13の前後両側における外面側に、アウトリガシリンダ20(図3参照)により伸縮駆動されて伸長時に接地する計四つのアウトリガ21…が取付けられ、このアウトリガ21…によって補助的な車体支持作用を行わせるように構成されている。
図2中、22…はこのアウトリガ21…の下端に設けられた接地板である。
ところで、大型のクローラ式作業車両においては、輸送時の重量制限から複数のパートに分解して輸送され、現地で再組立される。
ここで、左右のクローラフレーム13,13も分解されるパートの一つであり、車体を完全に持ち上げた状態でカーボディ12から取外される。
この実施形態においては、各アウトリガ21…がクローラフレーム13,13に対して着脱可能に取付けられ、上記組立/分解時(クローラフレーム13,13の着脱時)に、車体を持ち上げるリフターとして、図2中に二点鎖線で示すようにカーボディ12の前後両側における左右両側に設置されるように構成されている。
以上の前提を踏まえて、アウトリガシリンダ20を含む下部走行体まわりの油圧回路を図3によって説明する。
油圧アクチュエータとして、四つのアウトリガシリンダ20…及び拡縮シリンダ19,19のほか、図1中の駆動輪14を回転駆動する左右の走行モータ23,23と、図5中の破砕装置4の向きを変えるためのモータ(破砕装置回転モータ)24とが設けられている。
25は下部走行体側と上部旋回体側の管路を接続するスイベルジョイント(センタージョイント)で、このスイベルジョイント25を境に図の上側が下部走行体側、下側が上部旋回体側となっている。
上部旋回体側には、アウトリガ用コントロールバルブ26と破砕装置回転モータ用のコントロールバルブ27とが設けられ、アウトリガシリンダ用の伸長側及び縮小側両主管路28,29がアウトリガ用コントロールバルブ26を介してポンプライン30またはタンクライン31に接続される。
32,32はアウトリガ用コントロールバルブ26を切換制御する電磁弁、33,33は破砕装置回転モータ用コントロールバルブ27を切換制御する電磁弁で、いずれも上部旋回体のキャビン内に設けられたスイッチ(図示しない)の操作により作動してコントロールバルブ26,27を切換え制御する。
アウトリガシリンダ用両側主管路28,29は、切換弁(図では手動式の三方弁を示す)34,35を介してアウトリガシリンダ20…または拡縮シリンダ19,19に選択的に接続され、アウトリガシリンダ20…が選択された状態で、すべてのアウトリガシリンダ20…が主管路28,29にパラレルに接続され、一つのアウトリガ用コントロールバルブ26によって同時に伸縮作動する。
また、図2中のアウトリガ21…は、リフターとして使用されるとき(以下、これをリフター機能時といい、本来のアウトリガとしての使用時をアウトリガ機能時という)は、クローラフレーム13,13からカーボディ12に移設されるため、この移設時にアウトリガシリンダ20…を主管路28,29からから切り離す必要がある。
そこで、各アウトリガシリンダ20…は、両管路28,29(切換弁34,35)に対してアウトリガ用継手(通常、ワンタッチ着脱式のクイックカプラーが用いられる。以下の継手も同じ)36によって分離可能に接続されている。
さらに、破砕装置回転モータ24の両側管路37,38にモータ側継手39が設けられるとともに、この継手39よりも上流側で同管路37,38から分岐した分岐管路40,41にリフター側継手42が設けられている。
こうして、リフター機能時に、モータ側継手39を切り離す一方、図3中に二点鎖線で示すようにリフター側継手42をアウトリガシリンダ20…(以下、アウトリガ機能時との区別を明確にするためにリフター機能時に限ってリフターシリンダという)に接続することにより、両側管路37,38がリフターシリンダ20…に接続される。
このリフターシリンダ20…とリフター側継手42との間にはコントロールバルブブロック43が設けられる。
このコントロールバルブブロック43は、リフターシリンダ20…ごとのコントロールバルブ44,45,46,47を備え、このコントロールバルブ44〜47によって各リフターシリンダ20…が個別に伸縮制御される。
一方、ポンプライン30にメインリリーフ弁48、シリンダ伸長側主管路28にアウトリガ用リリーフ弁49がそれぞれ設けられている。
アウトリガ用リリーフ弁49のセット圧力(リリーフ圧力)は、アウトリガ21が接地した状態のまま車体が持ち上がらない(図1中のクローラ16が地面から浮き上がらない)値に設定されている。
一方、メインリリーフ弁48のセット圧力は、アウトリガ用リリーフ弁49のセット圧力よりも高くて、リフター機能時に車体を完全に持ち上げることができる値に設定されている。
図3中、50…は各アウトリガシリンダ20…を伸長及び縮小状態に保持するための保持弁である。
この構成において、作業時に、図2実線で示すようにアウトリガ21…が両クローラフレーム13,13の外面側に取付けられた状態でアウトリガ用コントロールバルブ26を伸長操作すると、各アウトリガシリンダ20…が同時に伸長作動してアウトリガ下端の接地板22…が接地し、これによって車体が支持された状態となる。
このとき、アウトリガ用リリーフ弁49の設定圧力は、前記のように車体が持ち上がらない値にセットされ、各アウトリガシリンダ20…の伸長側圧力はリリーフ作用によってこの圧力以上には上がらない。
すなわち、アウトリガ21…はあくまでも、基本的な車体支持作用を行う下部走行体11を助ける補助的な車体支持作用のみを行う。
従って、下部走行体11による基本的な車体支持作用がアウトリガ21…によって損なわれるというおそれがなく、クローラ式作業車両におけるアウトリガ本来の役割を確保して安全に作業することができる。
この場合、実施形態によると、さらに次の作用効果を得ることができる。
(i) 各アウトリガシリンダ20…を両側主管路28,29に対してパラレルに接続し、一つのコントロールバルブ26で同時に伸縮操作し得るように構成したから、一つの操作ですべてのアウトリガ21…を車体が持ち上がらない接地状態に簡単にセットすることができる。
(ii) 各アウトリガシリンダ20…は、アウトリガ用リリーフ弁49の設定圧力に達するまでは伸長作動するため、接地面に凹凸があっても、すべてのアウトリガ21…の接地板22…が確実に接地するまでは伸長し、均等に荷重を支持する。
(iii) アウトリガシリンダ20…と拡縮シリンダ19,19とで一つのコントロールバルブ26とリリーフ弁49を共用するため、アウトリガシリンダ用にコントロールバルブとリリーフ弁を増設する必要がない。このため、コストが安くてすむとともに、既存の車両にも容易に後付けすることができる。
一方、アウトリガ21…を、下部走行体11の組立/分解時に車体を持ち上げるリフターとして使用する場合(リフター機能時)には、各アウトリガ21…を図2中の二点鎖線で示すようにカーボディ12の前後両側において左右両側に設置した状態で、前記のように各リフターシリンダ20…をコントロールバルブ44〜47を介して破砕装置回転モータ用の両側管路37,38に接続する。
この状態で、各コントロールバルブ44〜47を伸長操作することにより、各リフターシリンダ20…を個別に伸長作動させて接地させることができる。
この場合、各アウトリガシリンダ20…は、アウトリガ用リリーフ弁49を介さずにポンプライン30に接続され、その伸長側最高圧力は、リリーフ弁49よりも設定圧力が高いメインリリーフ弁48によって規制されるため、リフター本来の車体持ち上げ作用を得ることができる。
なお、コントロールバルブ44〜47は、下部走行体11の操作し易い位置に設置すればよい。たとえば、前側二つと後側二つに分けてカーボディ12の前後両側に設けてもよい。あるいは、アウトリガ21…を二つ1組で支持梁の両側に取付けることによって前後一対のアウトリガ装置を構成し、コントロールバルブ44〜47を、対応する二つずつに分けて前後のアウトリガ装置(たとえば支持梁)に設置してもよい。
第2実施形態(図4参照)
第1実施形態との相違点のみを説明する。
第1実施形態ではリフターシリンダ20…を上部旋回体側(破砕装置回転モータ用の両側管路37,38)に接続する構成をとったのに対し、第2実施形態においてはリフターシリンダ20…をアウトリガシリンダ同様に下部走行体側に接続する構成をとっている。
すなわち、アウトリガ用継手36の下流側にさらにアウトリガ用第2継手51を設けるとともに、この両継手36,51の間から分岐する形でリフター用継手52を設け、この継手51,52により、主管路28,29に対して、アウトリガ機能時にはアウトリガシリンダ20…を、リフター機能時にはリフターシリンダ20…をそれぞれ接続し得るように構成している。
すなわち、主管路28,29を共通のシリンダ給排管路として使用する構成をとっている。
この構成によっても、アウトリガ機能時にアウトリガシリンダ20…の最高圧力がリリーフ弁49によって規制されるため、車体を持ち上げない圧力に規制される点は同じである。
但し、主管路28,29をアウトリガ機能時とリフター機能時とで共用するため、このままではリフター機能時の車体持ち上げ作用が得られなくなる。
この点の対策として、とくに図示はしないが、リリーフ弁49を手動式または電磁式の可変リリーフ弁として構成すればよい。あるいは、リリーフ弁49として設定圧力が異なるアウトリガ用とリフター用の二種類のリリーフ弁を設け、リリーフ回路の切換えによって設定圧力を変えるようにしてもよい。あるいはまた、リリーフ弁49を主管路28に対して着脱可能とし、用途に応じて設定圧力が異なるものに入れ替えるか、またはリフター機能時にはリリーフ弁49を取外し、メインリリーフ弁48によってシリンダ最高圧力を規制するようにしてもよい。
他の実施形態
(1) 上記実施形態では各アウトリガ21…をクローラフレーム13,13またはカーボディ12に対して個別に着脱する場合を例示したが、前記のように二つ1組として支持梁の両側に取付けてアウトリガ装置またはリフター装置を構成し、二つずつ一括して着脱するように構成してもよい。
(2) アウトリガ機能時に、アウトリガシリンダ20…を一つのコントロールバルブ26で操作するようにしたが、リフター機能時と同様に別々のコントロールバルブによって個別に操作するようにしてもよい。
(3) 上記実施形態では、アウトリガシリンダ用のコントロールバルブ26を拡縮シリンダ用のコントロールバルブとして兼用する構成をとったが、両者別々のコントロールバルブを設けてもよい。
(4) 上記実施形態ではアウトリガ21…をリフターとして兼用する構成をとったが、本発明はアウトリガ21…をアウトリガ専用として用いる場合にも適用することができる。
本発明の実施形態にかかるクローラ式作業車両の下部走行体の側面図である。 同拡大平面図である。 本発明の第1実施形態による油圧回路の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態による油圧回路の構成を示す図である。 本発明が適用されるクローラ式作業車両の一例としての解体機の概略側面図である。
符号の説明
11 下部走行体
12 下部走行体のカーボディ
13,13 同左右のクローラフレーム
19 拡縮シリンダ
20 アウトリガシリンダ
21 リフターを兼ねるアウトリガ
22 接地板
28,29 アウトリガシリンダ回路を構成する伸長側及び縮小側両主管路
26 各アウトリガシリンダに共用されるコントロールバルブ
48 メインリリーフ弁
49 アウトリガシリンダの伸長時の圧力を規制するリリーフ弁

Claims (4)

  1. クローラ式の下部走行体に、アウトリガシリンダにより上下方向に伸縮作動し伸長状態で接地して車体を支持する複数のアウトリガが設けられるクローラ式作業車両において、油圧ポンプと上記各アウトリガシリンダとを結ぶ管路に、アウトリガ伸長時のシリンダ最高圧力を規制するリリーフ弁を設け、このリリーフ弁のセット圧力を、上記アウトリガが接地した状態のまま車体が持ち上がらない値に設定したことを特徴とするクローラ式作業車両。
  2. 請求項1記載のクローラ式作業車両において、各アウトリガシリンダを共通の管路にパラレルに接続し、共通のコントロールバルブによって操作し得るように構成したことを特徴とするクローラ式作業車両。
  3. 請求項1または2記載のクローラ式作業車両において、下部走行体の両側クローラフレームを車幅方向に移動させて車幅を拡縮させる拡縮シリンダを備え、油圧ポンプ及びタンクとこの拡縮シリンダとを結ぶ管路にアウトリガシリンダを分岐接続し、コントロールバルブとリリーフ弁を、この拡縮シリンダとアウトリガシリンダとに共用し得る状態で設けたことを特徴とするクローラ式作業車両。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクローラ式作業車両において、各アウトリガを、下部走行体の組立/分解時にアウトリガと異なる位置に設置されて車体を持ち上げるリフターとして、かつ、伸長時のシリンダ最高圧力が車体を持ち上げ得る値となる状態で使用し得るように構成したことを特徴とするクローラ式作業車両。
JP2005181117A 2005-06-21 2005-06-21 クローラ式作業車両 Expired - Fee Related JP4232763B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005181117A JP4232763B2 (ja) 2005-06-21 2005-06-21 クローラ式作業車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005181117A JP4232763B2 (ja) 2005-06-21 2005-06-21 クローラ式作業車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007002440A true JP2007002440A (ja) 2007-01-11
JP4232763B2 JP4232763B2 (ja) 2009-03-04

Family

ID=37688301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005181117A Expired - Fee Related JP4232763B2 (ja) 2005-06-21 2005-06-21 クローラ式作業車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4232763B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008284988A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Kobelco Contstruction Machinery Ltd クローラ式車両
CN102910216A (zh) * 2012-10-26 2013-02-06 玉柴桩工(常州)有限公司 可自拆卸的伸缩履带式底盘
JP2016188564A (ja) * 2015-03-27 2016-11-04 日本車輌製造株式会社 建設機械

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008284988A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Kobelco Contstruction Machinery Ltd クローラ式車両
CN102910216A (zh) * 2012-10-26 2013-02-06 玉柴桩工(常州)有限公司 可自拆卸的伸缩履带式底盘
JP2016188564A (ja) * 2015-03-27 2016-11-04 日本車輌製造株式会社 建設機械
JP2021006698A (ja) * 2015-03-27 2021-01-21 日本車輌製造株式会社 杭打機及び杭打機の使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4232763B2 (ja) 2009-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103726518B (zh) 一种多功能全地形步履式液压挖掘机
US2400803A (en) Combined brake and stabilizer control
US8875829B2 (en) Construction machine
US7478835B2 (en) Travel unit for mobile machines
US7845503B2 (en) Pipe-laying machine
JP4232763B2 (ja) クローラ式作業車両
KR102025327B1 (ko) 붐 길이 조절되는 파이프 레이어
CN102561696B (zh) 一种混凝土泵车和泵送装置
JP5473294B2 (ja) 天井クレーンの据付け方法及び据付けシステム
JP6610314B2 (ja) 旋回式作業機械、およびこれに用いられるフロート装置
CN101117202A (zh) 一种新型液压履带式起重机
CN204251242U (zh) 轮式履带式两用起重机
JP6789207B2 (ja) 建設機械
CN202499694U (zh) 一种翻车系统
JP5389682B2 (ja) 建設機械
RU2467946C2 (ru) Самоходный подъемный кран и способ обеспечения его работы
JPH10265176A (ja) クローラクレーン
CN201597500U (zh) 自行式高空作业车及其底盘
US11933015B2 (en) Loader vehicle
JP2014214540A (ja) 小型双腕作業機の油圧機器配置構造
JP2006028880A (ja) 杭孔掘削機
JP4727390B2 (ja) アーム回動用液圧シリンダの配管装置
WO2017088162A1 (zh) 内燃固定平台铁水罐搬运车
JP5780255B2 (ja) 建設機械
CN204702439U (zh) 一种微型起重机转向装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080325

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4232763

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131219

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees